JP4863419B2

JP4863419B2 - Pachinko machine

Info

Publication number: JP4863419B2
Application number: JP2001264105A
Authority: JP
Inventors: 富起洪; 一人岩嵜
Original assignee: Heiwa Corp
Current assignee: Heiwa Corp
Priority date: 2001-08-31
Filing date: 2001-08-31
Publication date: 2012-01-25
Anticipated expiration: 2021-08-31
Also published as: JP2003071107A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技最中において、その遊技の損益（損得）勘定に直接関連する情報を外部に報知可能なパチンコ機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、遊技者に現在の遊技状態を報知するようにしたパチンコ機がある。
これは、遊技盤に取り付けられた表示器に、例えば複数の数字表示窓を設け、大当り時、それらの窓に、その大当り時において現在、何回目の大入賞口開放が行われたかや、何個目の遊技球が大入賞口へ入賞したかの情報を表示するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
パチンコ遊技中において、パチンコ機から報知される情報が、現時点での遊技の損益勘定に直接関連した情報であれば、その時点において、遊技者に満足感や闘争心を与えてゲーム性を高め、あるいは遊技を継続するか否かや、打止め時期が近付いているか等の判断に役立てられ、遊技者にとってもホール従業員にとっても便利である。
特に、現時点での出玉がある値、主に打止め値に達したかは遊技者にとってもホール従業員にとっても関心事であるが、その値が遊技者のそれまでの打球数を差し引いた値（利益球数値）であれば、その打球数が大略であっても（利益球数値が推定値となっても）遊技の損益勘定に直接関連した情報となる。したがって、打止め値に達したことの情報が、そのような損益勘定に直接関連した情報で報知されれば、遊技者には大きな満足感を与えることができ、またホール管理にも役立ち、遊技者にとってもホール従業員にとっても一層便利である。
しかし従来のパチンコ機では、上述したように、報知される情報は、大入賞口の開放回数や、大入賞口への入賞球数であって、必ずしも現時点での遊技の損益勘定に直接関連したものではなく、従来、この点についての改善が要望されていた。
【０００４】
なお従来、パチンコ機に補給される遊技球の数、パチンコ機から排出される遊技球の数等に基づいて、ホールコンピュータが出玉数を求め、この出玉数情報を各パチンコ機の周辺に設けられた報知手段に送り遊技者に報知するようにしたものがある。
しかしこのような従来技術では、遊技球の排出時点、その排出球の計数時点及び補給の時点それぞれの間の時間差が大きすぎて、求められる出玉数の精度が低く、しかもこの出玉数は、それまでの遊技者の打球数を考慮することなく求めているので、遊技の損益勘定の判断材料になり得ても、損益勘定に直接関連する情報として用いることはできなかった。
【０００５】
本発明は、上記のような実情に鑑みなされたもので、遊技最中において、その遊技の損益勘定に直接関連した情報、特に、利益球数推定値がある値、例えば打止め値に達したか否かの情報を外部に簡単明瞭に報知でき、かつホールコンピュータにも送信でき、遊技者にとってもホール従業員にとっても便利なパチンコ機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１に記載のパチンコ機は、遊技盤の遊技領域に設けた入賞口への遊技球の入賞により所定個数の賞球の払出しを行い、所定の動作条件を満たすことにより遊技状態が遊技者に有利な大当り状態へ移行すると共に、ホールにおける種々の管理を行うホールコンピュータに情報を送信可能なパチンコ機において、前記入賞口は複数個設けられ、各入賞口は賞球数が予め定められており、前記遊技盤に設けられ表示内容を変化させ得る画像表示装置と、前記大当り状態への移行時から前記入賞口それぞれへの入賞球数と該入賞口それぞれに対応して定められている賞球数とから払出し賞球総数を算出すると共に、前記大当り状態への移行時からの経過時間と当該パチンコ機の通常単位時間当りに発射される球数とに基づいて推定打球総数を算出し、前記払出し賞球総数から前記推定打球総数を差し引いて得られる値を利益球数推定値として算出する利益球数の推定を開始して利益球数推定値を出力する利益球数推定手段と、前記大当り状態への移行時から前記画像表示装置に、前記利益球数推定値に応じた所定のシンボル画像の情報の表示を開始させ、かつ前記利益球数推定値が予め設定された値に達したときには、前記画像表示装置に表示されている前記シンボル画像の表示内容を前記表示開始時のシンボル画像とは異なる特定のシンボル画像に変化させる画像表示制御手段と、前記利益球数推定値が予め設定された値に達したときに、その旨の情報を前記ホールコンピュータに送信する情報出力手段とを具備することを特徴とする。
【０００７】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、予め設定された値とは打止め値であることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１は、本発明によるパチンコ機の一実施形態の要部（遊技盤）を示す正面図、図２は、図１に示すパチンコ機のブロック回路例を示す図である。
これらの図において、パチンコ機１の遊技盤２の前面には誘導レール３が略円形渦巻状に設けられており、その内側に遊技領域４が形成されている。誘導レール３は、図示しないハンドルの操作により発射された遊技球を遊技盤２の左側上部から上記遊技領域４へ送り出すようにしている。なお、上記ハンドルを通常に操作することにより、１分間に１００個の遊技球が発射されるようになっている。
【００１０】
遊技盤２面上の中央部には大入賞口５の開閉を行う可変入賞装置６が設けられている。可変入賞装置６の下側には普通図柄表示装置作動ゲート７が設けられ、その下側には第２種始動口（以下、中央第２種始動口８という。）の開閉を行う普通電動役物９が設けられている。中央第２種始動口８に遊技球が入賞すると、大入賞口５が所定時間（例えば約０．６秒間）の開放を２回行うようになっている。普通電動役物９が作動しない場合は中央第２種始動口８には遊技球は入賞しないようになっている。
普通電動役物９の左右側にはそれぞれ第２種始動口（左側のものを左側第２種始動口１０といい、右側のものを右側第２種始動口１１という。）が設けられている。左側、右側第２種始動口１０，１１に遊技球が入賞すると、大入賞口５が所定時間（例えば約０．４秒間）の開放を１回行うようになっている。なお、上記始動口８，１０，１１は賞球払出しを受ける入賞口に含まれる。
【００１１】
可変入賞装置６の上側隣接箇所には、連続作動回数判定図柄表示装置１２が設けられており、その上側に天入賞口１３が設けられている。可変入賞装置６の左右側には、それぞれ入賞口（左側のものを左肩入賞口１４、右側のものを右肩入賞口１５という。）が設けられている。普通電動役物９の下側に普通図柄表示装置１６が設けられ、その下側（遊技領域４の最下方部分）にアウト口１７が設けられている。左側第２種始動口１０の左斜め上側、右側第２種始動口１１の右斜め上側には、それぞれ入賞口（左側のものを左袖入賞口１８、右側のものを右袖入賞口１９という。）が設けられている。
上記遊技領域４には風車６０及び釘等の図示しない遊技用部材が複数設けられている。
【００１２】
可変入賞装置６は、大入賞口作動ソレノイド２０により駆動されて開閉する左右一対の羽根２１，２１を有し、一対の羽根２１，２１の開閉により大入賞口５を開閉させるようになっている。一対の羽根２１，２１が開く（開放する）ことにより、遊技球１６は大入賞口５に入賞しやすくなる。また、一対の羽根２１，２１が閉じる（閉止する）ことにより遊技球１６の大入賞口５への入賞は抑制される。
【００１３】
大入賞口５の内側には流路（図示省略）を介して、特定領域（Ｖゾーン）２２及び特定領域２２以外の普通領域（図示省略）が接続されており、大入賞口５に入賞した遊技球がいずれかに案内されるようになっている。
大入賞口５の内部には回転体２３が設けられ、その下側には上下に移動可能にストッパ２４が設けられている。ストッパ２４の左右側には、左右に往復動可能に可動片下２５，２５が設けられ、可動片下２５，２５の上側には前後に移動可能に可動片上２６，２６が設けられている。
回転体２３、ストッパ２４、可動片下２５，２５及び可動片上２６，２６は、図示しない駆動手段により作動（回動、移動等）され、作動状態又は非作動状態（停止状態）で、それぞれ単独で又は相互に組み合わされて特定領域２２に対する遊技球の誘導及び遮断等を行うようにしている。
【００１４】
回転体２３は、電源投入により回転動作を行い、大入賞口５の開閉中は停止する。可動片下２５，２５は、電源投入により左右の往復動作を行う。
また、上述したように左側第２種始動口１０、右側第２種始動口１１又は中央第２種始動口８に対する入賞により大入賞口５が開放されるが、この開放時にストッパ２４は上下に動作し、可動片上２６，２６は前後に動作する。
【００１５】
天入賞口１３、左肩入賞口１４、右肩入賞口１５、左袖入賞口１８及び右袖入賞口１９にそれぞれ遊技球が入賞すると、入賞球１個につき１０個の遊技球が賞球として払い出される。また、大入賞口５に遊技球が入賞すると、入賞球１個につき１０個の遊技球が賞球として払い出される。
中央第２種始動口８、左側第２種始動口１０又は右側第２種始動口１１に遊技球が入賞すると、入賞球１個につき５個の遊技球が賞球として払い出される。
以下、獲得できる遊技球の数に対応して、便宜上、中央第２種始動口８、左側第２種始動口１０及び右側第２種始動口１１に遊技球が入賞することをａ入賞といい、また、天入賞口１３、左肩入賞口１４、右肩入賞口１５、左袖入賞口１８、右袖入賞口１９又は大入賞口５にそれぞれ遊技球が入賞することをｂ入賞という。
【００１６】
普通図柄表示装置１６は遊技球が普通図柄表示装置作動ゲート７を通過すると左右の図柄（左図柄、右図柄）が変動を開始する。左図柄及び右図柄は、それぞれ複数種類（本実施形態では、「１」〜「９」、「０」の１０種類）設けられている。普通図柄表示装置１６の図柄変動は、開始から所定時間（例えば約５．５秒）経過後に、停止する。
普通電動役物９（中央第２種始動口８）は、普通図柄表示装置１６の停止図柄が「１，１」、「３，３」、「５，５」、「７，７」及び「９，９」のうちいずれかであると、所定時間（例えば約１．５秒間）又は遊技球が所定個数（例えば１個）入賞するまで開放されるようになっている。
【００１７】
上記普通図柄表示装置作動ゲート７の通過記憶は、所定個数（例えば４個）までであり、普通図柄表示装置１６が図柄変動を停止した後又は普通電動役物９（中央第２種始動口８）の開放動作終了後、上記所定個数（例えば４個）の範囲内で、再び図柄の変動を開始する。
【００１８】
上述したように大入賞口５が開放され、その際に遊技球が特定領域２２を通過すると、可変入賞装置６が連続して作動する回数（連続作動回数）を決定するため、連続作動回数判定図柄表示装置１２の図柄が変動を開始する。連続作動回数判定図柄表示装置１２の図柄は複数種類（本実施形態では、「Ｖ」、「８」、「５」、「３」の４種類）設定されている。
【００１９】
連続作動回数判定図柄表示装置１２の停止図柄により、可変入賞装置６の連続作動回数（ラウンド数）は次のように定められる。
（１）「Ｖ」の図柄が表示された場合、可変入賞装置６の連続作動回数は、中央第２種始動口８への入賞を含めて所定回数（例えば１６回）とする。
（２）「８」の図柄が表示された場合、可変入賞装置６の連続作動回数は、中央第２種始動口８への入賞を含めて所定回数（例えば９回）とする。
（３）「５」の図柄が表示された場合、可変入賞装置６の連続作動回数は、中央第２種始動口８への入賞を含めて所定回数（例えば６回）とする。
（４）「３」の図柄が表示された場合、可変入賞装置６の連続作動回数は、中央第２種始動口８への入賞を含めて所定回数（例えば４回）とする。
【００２０】
連続作動回数判定図柄表示装置１２の図柄が停止した後、可変入賞装置６（大入賞口５）は所定時間（例えば約２６．２秒間）に所定回数（例えば１８回）の開閉動作を行う（大当り状態に移行する）。可変入賞装置６の開閉時間〔上記所定時間（例えば約２６．２秒間）〕内であっても大入賞口５に所定数（例えば１０個）の遊技球が入賞すると上記開閉動作は終了する。つまり、大当り状態から通常の遊技状態に戻る。大当り状態中に、大入賞口５に入賞した遊技球が特定領域２２を通過すると、可変入賞装置６（大入賞口５）は新たに１８回の開閉動作を繰り返す。同様の動作は、上掲（１）〜（４）によって決定された回数、例えば１６回（ラウンド）繰り返す。
【００２１】
上記各入賞口（大入賞口５、天入賞口１３、左肩入賞口１４、右肩入賞口１５、左袖入賞口１８、右袖入賞口１９）、始動口（中央第２種始動口８、左側第２種始動口１０、右側第２種始動口１１）、普通図柄表示装置作動ゲート７および特定領域２２に対応して、遊技球の入賞または通過を検出するスイッチが設けられている。これら各スイッチを以下、それぞれ大入賞口スイッチ２７、天入賞口スイッチ２８、左肩入賞口スイッチ２９、右肩入賞口スイッチ３０、左袖入賞口スイッチ３１、右袖入賞口スイッチ３２、中央第２種始動口スイッチ３３、左側第２種始動口スイッチ３４、右側第２種始動口スイッチ３５、普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ３６および特定領域スイッチ３７という。
【００２２】
図２に示すように、上記大入賞口スイッチ２７、天入賞口スイッチ２８、左肩入賞口スイッチ２９、右肩入賞口スイッチ３０、左袖入賞口スイッチ３１、右袖入賞口スイッチ３２、中央第２種始動口スイッチ３３、左側第２種始動口スイッチ３４、右側第２種始動口スイッチ３５、普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ３６、特定領域スイッチ３７等は、制御部３８の入力側に接続されている。
制御部３８の出力側には、大入賞口作動ソレノイド２０、連続作動回数判定図柄表示装置１２、普通図柄表示装置１６、可変入賞装置６、画像表示装置３９、ストッパ２４の駆動手段(図示省略)、回転体２３の駆動手段(図示省略)、可動片下２５，２５の駆動手段(図示省略)及び可動片上２６，２６の駆動手段(図示省略)等が接続されている。上記画像表示装置３９は、表示内容を変化させることが可能であり、ここでは液晶表示装置を用いている。制御部３８の出力側には、ホールにおける種々の管理等を行うホールコンピュータ５１も接続されている。
【００２３】
上記制御部３８は、主制御部と、パチンコ機各部（上記ソレノイド２０、各装置６，１２，１６，３９，…）の制御を分担して受け持つ複数の副制御部とを備えて構成されるのが一般的である。ここでは、制御部３８の内部構成は、主制御部のＣＰＵ４０、ＲＯＭ４１及びＲＡＭ４２、画像表示装置３９用の副制御部（画像表示制御部４３）、並びにホールコンピュータ５１に後述する情報を送信する情報出力部４４を除いて、図示省略している。
制御部３８は、ＲＯＭ４１に格納された制御プログラムをＣＰＵ４０が読み込み、ＲＡＭ４２を作業エリアとして使用しつつ実行することにより、各種演算・処理を行い、上記パチンコ機各部を制御して遊技動作を行わせる。スイッチ２７〜３７等からの入力信号状態は上記演算・処理時、ＣＰＵ３９によって検出される。
本発明では、制御部３８は、遊技状態が大当り状態に移行してから、利益球数の推定を開始して利益球数推定値を出力する利益球数推定手段としても機能する。
【００２４】
画像表示制御部４３は、大当り状態への移行時から、画像表示装置３９に、上記利益球数推定手段からの利益球数推定値に応じた所定の情報（数字あるいは形態等の情報）、ここでは立ち上がって両手を上げた人物像を模した線図キャラクタ（画像Ａ）の表示を開始させる。更に、この画像表示制御部４３は、上記利益球数推定値が予め設定された値、ここでは打止め値に達したときには、画像表示装置３９の表示内容（画像Ａ）を、打止め値到達のシンボル画像、ここでは太陽神をデフォルメした形態の濃淡像キャラクタ（画像Ｂ）に変化（切換表示）させる。
具体的には、利益球数推定値（単位：個）が、「０〜３９９９」で画像Ａ〔図３（ａ）参照〕、「４０００」（打止め値）以上で画像Ｂ〔図３（ｂ）参照〕を表示させる。
なお、画像Ａ，Ｂの形態は予め設定されているが、これら画像Ａ，Ｂの形態や画像Ａから画像Ｂに変化させる上記設定値を、図示しない入力装置を用いて変更可能にしてもよい。
【００２５】
また情報出力部４４は、上記利益球数推定手段からの利益球数推定値が予め設定された値、ここでは「４０００」に達したときに、その旨の情報、例えば「４０００個到達」というメッセージデータや上記画像Ｂのデータをホールコンピュータ５１に送信する。利益球数推定値（数値データ）自体を送信してもよい。送信は有線、無線いずれでもよく、上記データを受けたホールコンピュータ５１は、付設の画像表示装置（図示せず）に、「４０００個到達」というメッセージや画像Ｂ〔図３（ｂ）参照〕を表示させる。ホールコンピュータ５１は、多数台のパチンコ機を管理しているので、各パチンコ機対応で上記表示を行わせる。
【００２６】
次に、制御部３８における処理動作（利益球数推定処理、画像表示処理等）につき、図２〜図５を併用して説明する。
制御部３８は、まず、大当り期間中であるか否かを判定する(ステップＳ１)。ここで、「大当り期間中」とは、大当り状態が複数回（ラウンド）続く場合には、大当り状態への移行時から最後の回（ラウンド）の大当り状態が終了するまでの期間をいう。
大当り状態は、上述したように大入賞口５が開放し、その開放中に遊技球が特定領域２２を通過することにより始まる、遊技者にとって有利な遊技状態である。この大当り状態（１回の大当り状態）は、具体例として、可変入賞装置６の開閉動作（大入賞口５の開放）が２６．２秒間に１８回行われることによって終了するが、この時間（２６．２秒間）の経過の他に、大入賞口５への所定数（例えば１０個）の入賞によっても終了する。
【００２７】
ステップＳ１でＹｅｓ〔大当り期間中（大当り状態）である〕と判定すると、図示しない大当りタイマの計測値である大当り継続時間Ｔ（単位：分）のカウントアップを開始する(ステップＳ２)。なおステップＳ１での判定は、「大当り期間中」であるか否かの判定であるが、ここでは、最初に「大当り期間中」であると判定された時点を、大当り状態への移行（大当り開始）時とみなしている。
次に、遊技球が中央第２種始動口８、左側第２種始動口１０又は右側第２種始動口１１へ入賞（すなわち、ａ入賞）をしたか否かを判定する(ステップＳ３)。
【００２８】
ステップＳ３でＹｅｓ（ａ入賞した）と判定した場合、図示しないａ入賞カウンタの値（ａ入賞の個数）に「１」を加算し、ステップＳ５に進む。ステップＳ３でＮｏ（ａ入賞していない）と判定した場合、ステップＳ５に進む。
ステップＳ５では、遊技球が天入賞口１３、左肩入賞口１４、右肩入賞口１５、左袖入賞口１８、右袖入賞口１９又は大入賞口５へ入賞（すなわち、ｂ入賞）をしたか否かを判定する。
【００２９】
ステップＳ５でＹｅｓ（ｂ入賞した）と判定した場合、図示しないｂ入賞カウンタの値（ｂ入賞の個数）に「１」を加算し、ステップＳ７に進む。ステップＳ５でＮｏ（ｂ入賞していない）と判定した場合、ステップＳ７に進む。
ステップＳ７では、次式（１）の演算を行って利益球数推定値Ｆを求める。
（ａ入賞の個数）×５個＋（ｂ入賞の個数）×１０個−（大当り継続時間Ｔ）×１００個＝Ｆ … （１）
【００３０】
本実施形態では、大当り継続時間Ｔ（分）は、ステップＳ７の実行時点における大当りタイマのカウント値であり、大略大当りの開始〔ステップＳ１〕からステップＳ７の実行時までの時間に相当する。式（１）は、大当り継続時間Ｔ（分）に１００（個）を掛ける演算となっているが、この１００（個）はハンドルの操作により通常時１分間に発射される球数に相当する。
【００３１】
ステップＳ８では、ステップＳ７で求めた利益球数推定値Ｆを利益球数推定値バッファ（図示省略）に格納する。
ステップＳ９では、上記バッファに格納された利益球数推定値Ｆが設定値、ここでは「４０００」に達したか否かを判定し、達していなければ、画像表示制御部４３により画像表示装置３９に画像Ａ〔図３（ａ）参照〕を表示させる（ステップＳ１０）。「４０００」に達していれば、同画像表示制御部４３により画像表示装置３９に画像Ｂ〔図３（ｂ）参照〕を表示させ、また「４０００」に達した旨の情報を、情報出力部４４からホールコンピュータ５１に送信する（ステップＳ１１）。
なお、最初のラウンドで利益球数推定値Ｆが「４０００」に達していることはなく、したがって、画像表示装置３９による画像表示は、初めに画像Ａで開始されている。
【００３２】
ステップＳ１０の実行後は、再び大当り期間中（大当り状態）であるか否かを判定する(ステップＳ１２)。ステップＳ１２でＹｅｓ〔大当り期間中（大当り状態）である〕と判定すると、ステップＳ３に戻り、ステップＳ１１までの処理をステップＳ１２でＮｏ〔大当り期間中（大当り状態）でない〕と判定されるまで、繰り返す。
この間、ステップＳ９では、その時点での利益球数推定値Ｆが設定値「４０００」に達したか否かを判定している。大当り状態が継続してステップ９における判定結果がＹｅｓになると、処理はステップＳ１１に移される。これにより、画像表示制御部４３は画像表示装置３９に表示する画像を、図３に示す画像Ａから画像Ｂに切り換える。したがって遊技者は、画像表示装置３９の表示画像Ｂを見るだけで簡単明瞭に、利益球数の大略（利益球数推定値Ｆが「４０００」に達したこと、換言すれば打止め値になったこと）を知ることができる。この遊技者の利益球数は、巡回するホール従業員も同様に知ることができる。
同時に情報出力部４４は、利益球数推定値Ｆが「４０００」に達した旨の情報をホールコンピュータ５１に送信するので、そのホールコンピュータ５１に付設の画像表示装置（図示せず）を見たホールコンピュータ管理者も、特定のパチンコ機における利益球数推定値Ｆが「４０００」に達したことを知ることができる。
【００３３】
ステップＳ１２でＮｏ〔大当り期間中（大当り状態）でない〕と判定すると、上記大当りタイマ、ａ入賞カウンタ及びｂ入賞カウンタを順次クリアし(ステップＳ１３〜Ｓ１５)、利益球数推定処理を終了する。
なお、ステップＳ１でＮｏ〔大当り期間中（大当り状態）でない〕、すなわち、通常の遊技状態のままであると判定した場合も同様に、大当りタイマ、ａ入賞カウンタ及びｂ入賞カウンタを順次クリアし(ステップＳ１３〜Ｓ１５)、処理を終了する。以上の処理(ステップＳ１〜Ｓ１５)は繰り返し実行されている。
【００３４】
上述実施形態では、大当り期間中（大当り状態）において、ａ入賞の入賞球数（ａ入賞の個数）及びその賞球数（５個）からａ入賞に対する払出し賞球数〔（ａ入賞の個数）×５個〕を求め、同様にｂ入賞の入賞球数（ｂ入賞の個数）及びその賞球数（１０個）からｂ入賞に対する払出し賞球数〔（ｂ入賞の個数）×１０〕を求め、更に、ａ入賞に対する払出し賞球数及びｂ入賞に対する払出し賞球数を合計して払出し賞球総数〔（ａ入賞の個数）×５個＋（ｂ入賞の個数）×１０〕を求めている。更に、大当り継続時間Ｔ（大当り状態への移行時からの経過時間）に、ハンドルの操作により通常時１分間に発射される球数（１００個）を掛けて推定打球総数〔（大当り継続時間Ｔ）×１００個〕を求める。
そして、上記払出し賞球総数から推定打球総数を減算することにより、利益球数推定値Ｆを得、その利益球数推定値Ｆが予め設定された値に達したときには、画像表示装置３９に表示している内容を大きく変化させるようにしている。上述例では、図３（ａ）に示す単純な線図キャラクタ（画像Ａ）から、図３（ｂ）に示すより複雑な濃淡像キャラクタ（画像Ｂ）に切換表示させている。
【００３５】
これにより、現時点での利益球数推定値が打止め値等の設定値に達したか否か外部に簡単明瞭に報知され、その時点において、遊技者に満足感や闘争心を与えてゲーム性を高め、あるいは遊技を継続するか否か等の判断に役立てられる。この場合、遊技者のそれまでの打球数を差し引いた値（利益球数推定値Ｆ）、つまり遊技の損益勘定に直接関連した情報が報知されるので、単純な出玉数が報知される従来技術に比べ、遊技者にとってもホール従業員にとっても極めて便利である。
【００３６】
同時に情報出力部４４は、利益球数推定値Ｆが設定値に達した旨の情報をホールコンピュータ５１に送信するので、ホールコンピュータ管理者も、特定のパチンコ機における利益球数推定値Ｆが設定値に達したことを知ることができて便利である。
【００３７】
更に、利益球数推定値Ｆを求めるために、大入賞口スイッチ２７、天入賞口スイッチ２８、左肩入賞口スイッチ２９、右肩入賞口スイッチ３０、左袖入賞口スイッチ３１、右袖入賞口スイッチ３２、中央第２種始動口スイッチ３３、左側第２種始動口スイッチ３４、右側第２種始動口スイッチ３５、普通図柄表示装置作動ゲートスイッチ３６、特定領域スイッチ３７の検出信号を用いているが、これら各スイッチは、一般的に設けられているスイッチであり、新たにスイッチ（センサ）を設けてはいない。図１に示す例では、画像表示装置３９を、図柄表示装置１２とは別個に設けたが、同装置１２に兼用させることもできる。したがって、部品数に関し従来技術に比して多くすることなく、利益球数推定値Ｆを求め、画像Ａ，Ｂを表示することができ、その分、装置を簡素化することができる。
【００３８】
上述実施形態では、ａ入賞（中央第２種始動口８、左側第２種始動口１０又は右側第２種始動口１１への入賞）の場合、入賞球１個につき５個の遊技球が獲得でき、ｂ入賞（天入賞口１３、左肩入賞口１４、右肩入賞口１５、左袖入賞口１８又は右袖入賞口１９への入賞）の場合、入賞球１個につき１０個の遊技球が獲得でき、入賞の種類が賞球数に応じてａ入賞及びｂ入賞の２種類に分けられた場合を説明したが、これのみに限られず、３種類以上に分けるようにしてもよい。
入賞口毎に賞球数を異ならせるようにしてもよい。
【００３９】
また上述実施形態では、本発明を、いわゆる第２種パチンコ機に適用した場合を例に採って説明したが、これのみに限定されることはなく、いわゆる第１種パチンコ機に本発明を適用してもよい。第１種パチンコ機に本発明を適用する場合には、画像Ａ，Ｂは特別図柄表示装置に容易に表示可能である。
利益球数推定手段も、払出し賞球総数から推定打球総数を差し引いた球数が得られる手段であれば、上述実施形態のみに限定されることはない。
【００４０】
更に上述実施形態では、利益球数推定手段が利益球数の推定を開始する時点を、大当り状態への移行時（大当り開始時）とした場合について述べたが、ホール開店時等に設定してもよく、また所望時、例えばホール従業員が望んだ時、具体的には打止め台の開放時にしてもよい。所望時に利益球数の推定を開始させるようにする場合には、利益球数の推定開始信号を制御部３８に与えるためのスイッチ等を設ける。
【００４１】
以上述べたように本実施の形態によれば、大当り状態への移行時から利益球数の推定を開始する利益球数推定手段からの利益球数推定値が打止め値に達したときに、画像表示装置の表示内容を所定のシンボル画像に変化（切換表示）させるようにしたので、大当り状態への移行時から現時点までの利益球数推定値が打止め値に達したか否かの情報の外部への報知を簡単明瞭に行うことができる。
したがって、パチンコ遊技中において、画像表示装置に表示した画像等の内容の変化が、遊技者に満足感や闘争心を与えてゲーム性を高め、あるいは遊技を継続するか否か等の判断に役立つ。
しかも、遊技者のそれまでの打球数を差し引いた値（利益球数推定値）、つまり遊技の損益勘定に直接関連した情報が報知されるので、単純な出玉数が報知される従来技術に比べ、遊技者にとってもホール従業員にとっても極めて便利である。
同時に情報出力部が、利益球数推定値が設定値に達した旨の情報をホールコンピュータに送信するので、ホールコンピュータ管理者も、特定のパチンコ機における利益球数推定値が打止め値に達したことを知ることができて便利である。
【００４２】
特に、利益球数推定手段による利益球数の推定及び画像表示制御手段による所定の情報の表示を、各々大当り状態への移行時から開始するように構成したことによれば、利益球数は大当り状態において最も増加することから、画像表示装置の表示内容の変化はより速い時点で達成され、遊技者に大きな満足感を与えることができる。
【００４３】
更に、所定時（大当り状態への移行時）からの入賞口への入賞球数と該入賞口に対応して定められている賞球数とから払出し賞球総数を算出すると共に、上記所定時からの経過時間に基づいて推定打球総数を算出し、該推定打球総数を上記払出し賞球総数から差し引いて得られる値を利益球数推定値として出力する利益球数推定手段を用いたことによれば、より正確な利益球数の推定が可能となる。
【００４４】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、大当り状態への移行時から利益球数の推定を開始する利益球数推定手段からの利益球数推定値が打止め値等の予め設定された値に達したときに、画像表示装置に表示されているシンボル画像の表示内容を表示開始時のシンボル画像とは異なる特定のシンボル画像に変化させ、更に、利益球数推定値が設定値に達した旨の情報をホールコンピュータに送信するように構成したので、遊技者も、ホールの管理者も、そのパチンコ機の獲得球数が予め設定された値に達したことを遊技最中において知ることができるパチンコ機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるパチンコ機の一実施形態の要部を示す正面図である。
【図２】図１に示すパチンコ機のブロック回路例を示す図である。
【図３】図１中の画像表示装置に表示される画像の例を示す図である。
【図４】図２中の制御部の動作例を示すフローチャートである。
【図５】図１中のパチンコ機での遊技中における遊技状態の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
５，１３〜１５，１８，１９入賞口
８，１０，１１始動口（入賞口）
３８制御部（利益球数推定手段）
３９画像表示装置
４３画像表示制御部（画像表示制御手段）
４４情報出力部（情報出力手段）
５１ホールコンピュータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pachinko machine capable of notifying outside of information directly related to the profit / loss (loss) account of the game during the game.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is a pachinko machine that notifies a player of the current gaming state.
This is because the display attached to the game board is provided with, for example, a plurality of numerical display windows, and at the time of the big hit, the number of times that the big winning opening is opened at those big hits, Information about whether or not the first game ball has won a prize winning opening is displayed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
If the information reported from the pachinko machine during pachinko gaming is information directly related to the current profit and loss account of the game, at that time, the player will be satisfied and willing to fight, Alternatively, it is useful for determining whether or not to continue the game and whether or not the stop time is approaching, which is convenient for both the player and the hall employee.
In particular, it is a concern for both players and hall employees whether or not the current amount of play has reached a certain value, mainly the hitting value, but that value subtracted the number of hitting balls of the player so far. If it is a value (profit ball value), even if the number of hit balls is roughly (even if the profit ball value is an estimated value), it becomes information directly related to the profit / loss account of the game. Therefore, if the information that the stop value has been reached is notified by information directly related to such a profit and loss account, it is possible to give the player a great satisfaction, and it is also useful for hall management. It is more convenient for both workers and hall employees.
However, in the conventional pachinko machine, as described above, the information to be notified is the number of times of opening of the big winning opening or the number of winning balls to the big winning opening, which is not necessarily directly related to the current profit / loss account of the game. In the past, there has been a demand for improvement in this regard.
[0004]
Conventionally, the hall computer determines the number of balls to be played based on the number of game balls supplied to the pachinko machine, the number of game balls discharged from the pachinko machine, and the like. Some of them are sent to a notification means provided to notify the player.
However, in such a conventional technique, the time difference between the time when the game ball is discharged, the time when the discharged ball is counted, and the time when the ball is replenished is too large, and the accuracy of the required number of balls is low. Since it is calculated without considering the number of hit balls of the player so far, even if it can be used for judging the profit / loss account of the game, it cannot be used as information directly related to the profit / loss account.
[0005]
The present invention has been made in view of the above situation, and during the game, information directly related to the profit and loss account of the game, in particular, the estimated number of profit balls reached a certain value, for example, a stop value. It is an object of the present invention to provide a pachinko machine that can be easily and clearly notified to the outside and can be transmitted to a hall computer, which is convenient for both players and hall employees.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the pachinko machine according to claim 1 pays out a predetermined number of prize balls by winning a game ball to a prize opening provided in a game area of the game board, and has predetermined operating conditions. In the pachinko machine that can transmit the information to the hall computer that performs various management in the hall as well as the gaming state shifts to the big hit state advantageous to the player by satisfying, a plurality of the winning holes are provided. The number of winning balls is predetermined, an image display device provided on the game board and capable of changing display contents, and the number of winning balls to each of the winning holes from the time of transition to the big hit state and each of the winning holes The total number of paid-out prize balls is calculated from the corresponding number of prize balls, and the elapsed time from the transition to the big hit state and the number of balls fired per unit time of the pachinko machine Based on this, the estimated total number of hit balls is calculated, the value obtained by subtracting the estimated total number of hit balls from the total number of paid-out winning balls is calculated as the estimated number of profit balls, and the estimated number of profit balls is output. Profit ball number estimating means, and the image display device from the time of transition to the jackpot state, a predetermined number according to the profit ball number estimated value Symbol image When the display of information is started and the estimated number of profit balls reaches a preset value, the image display device The symbol image displayed on Display contents Different from the symbol image at the start of display Image display control means for changing to a symbol image, and information output means for transmitting information to that effect to the hall computer when the estimated number of profit spheres reaches a preset value. Features.
[0007]
The invention according to claim 2 is the invention according to claim 1, The preset value is the stop value It is characterized by that.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view showing a main part (game board) of one embodiment of a pachinko machine according to the present invention, and FIG. 2 is a diagram showing a block circuit example of the pachinko machine shown in FIG.
In these drawings, a guide rail 3 is provided in a substantially circular spiral shape on the front surface of the game board 2 of the pachinko machine 1, and a game area 4 is formed inside thereof. The guide rail 3 is configured to send a game ball launched by operating a handle (not shown) from the upper left side of the game board 2 to the game area 4. In addition, by operating the handle normally, 100 gaming balls are fired per minute.
[0010]
A variable winning device 6 that opens and closes the big winning opening 5 is provided at the center on the surface of the game board 2. A normal symbol display device operating gate 7 is provided below the variable winning device 6, and a normal electric combination for opening and closing a second type start port (hereinafter referred to as a central second type start port 8) is provided below the normal symbol display device operation gate 7. An object 9 is provided. When a game ball wins the center type 2 starting port 8, the big winning port 5 opens twice for a predetermined time (for example, about 0.6 seconds). When the ordinary electric accessory 9 does not operate, the game ball is not won at the center second type starting port 8.
On the left and right sides of the ordinary electric accessory 9, there are provided second type starting ports (the left one is called the left second type starting port 10 and the right one is called the right second type starting port 11). . When a game ball wins in the left and right second type starting ports 10 and 11, the big winning port 5 opens once for a predetermined time (for example, about 0.4 seconds). The start ports 8, 10, and 11 are included in a winning port that receives a prize ball payout.
[0011]
A continuous operation number determination symbol display device 12 is provided at a location adjacent to the upper side of the variable winning device 6, and a top winning opening 13 is provided on the upper side thereof. On the left and right sides of the variable winning device 6, a winning opening (the left one is called the left shoulder winning opening 14 and the right one is called the right shoulder winning opening 15) is provided. A normal symbol display device 16 is provided on the lower side of the ordinary electric accessory 9, and an out port 17 is provided on the lower side (lowermost part of the game area 4). On the upper left side of the second type start port 10 on the left and on the upper right side of the second type start port 11 on the right side, there are a winning port (the left one is called the left sleeve winning port 18 and the right one is called the right sleeve winning port 19). .) Is provided.
A plurality of game members (not shown) such as windmills 60 and nails are provided in the game area 4.
[0012]
The variable winning device 6 has a pair of left and right blades 21 and 21 that are opened and closed by being driven by a large winning port operating solenoid 20, and opens and closes the large winning port 5 by opening and closing the pair of blades 21 and 21. . By opening (releasing) the pair of blades 21, 21, the game ball 16 can easily win the big prize opening 5. Further, when the pair of blades 21 and 21 are closed (closed), the winning of the game ball 16 to the big winning opening 5 is suppressed.
[0013]
A special area (V zone) 22 and a normal area (not shown) other than the specific area 22 are connected to the inside of the big prize opening 5 through a flow path (not shown). A game ball is guided to one of them.
A rotary body 23 is provided inside the special winning opening 5, and a stopper 24 is provided below the rotary body 23 so as to be movable up and down. On the left and right sides of the stopper 24, movable piece lower portions 25, 25 are provided so as to be able to reciprocate left and right, and on the upper side of the movable piece lower portions 25, 25, movable piece upper portions 26, 26 are provided so as to be movable back and forth.
The rotating body 23, the stopper 24, the movable piece lower portions 25, 25 and the movable piece upper portions 26, 26 are actuated (rotated, moved, etc.) by driving means (not shown), and are each independently in an activated state or an inoperative state (stopped state). In combination with each other, the game ball is guided and blocked with respect to the specific region 22.
[0014]
The rotating body 23 rotates when the power is turned on, and stops while the special prize opening 5 is opened or closed. The movable piece bottoms 25, 25 reciprocate left and right when the power is turned on.
Further, as described above, the big prize opening 5 is opened by winning the left type 2 starting port 10, the right type 2 starting port 11 or the center type 2 starting port 8, and the stopper 24 is moved up and down at the time of opening. Operate, and the movable piece tops 26, 26 move back and forth.
[0015]
When a game ball is won in each of the top prize winning hole 13, the left shoulder winning hole 14, the right shoulder winning hole 15, the left sleeve winning hole 18, and the right sleeve winning hole 19, 10 gaming balls are paid out as winning balls. It is. In addition, when a game ball wins the big winning opening 5, ten game balls are paid out as a winning ball for each winning ball.
When a game ball wins at the center second type starting port 8, the left second type starting port 10, or the right second type starting port 11, five game balls are paid out as a winning ball per winning ball.
Hereinafter, for convenience sake, winning a game ball at the center second type starting port 8, the left second type starting port 10, and the right second type starting port 11 according to the number of game balls that can be acquired is referred to as a prize. In addition, winning a game ball in each of the top winning opening 13, the left shoulder winning opening 14, the right shoulder winning opening 15, the left sleeve winning opening 18, the right sleeve winning opening 19, or the big winning opening 5 is referred to as b winning.
[0016]
In the normal symbol display device 16, when the game ball passes through the normal symbol display device operation gate 7, the left and right symbols (left symbol, right symbol) start to change. Each of the left symbol and the right symbol is provided with a plurality of types (in this embodiment, 10 types “1” to “9”, “0”). The symbol variation of the normal symbol display device 16 stops after a predetermined time (for example, about 5.5 seconds) has elapsed from the start.
In the ordinary electric accessory 9 (central second type starting port 8), the stop symbols of the ordinary symbol display device 16 are “1, 1”, “3, 3”, “5, 5”, “7, 7” and “ If it is any of “9, 9”, it is released until a predetermined time (for example, about 1.5 seconds) or a predetermined number (for example, 1) of game balls is won.
[0017]
Up to a predetermined number (for example, 4) of passing memories of the normal symbol display device operation gate 7 is used, and after the normal symbol display device 16 stops changing the symbol or the normal electric accessory 9 (central second type starting port 8). After the opening operation is completed, the variation of the symbol is started again within the predetermined number (for example, four).
[0018]
As described above, when the special winning opening 5 is opened and the game ball passes through the specific area 22 at that time, the number of times that the variable winning device 6 operates continuously (the number of continuous operations) is determined. The symbol on the symbol display device 12 starts to fluctuate. A plurality of types of symbols of the continuous operation number determination symbol display device 12 (four types of “V”, “8”, “5”, “3” in this embodiment) are set.
[0019]
The number of continuous operations (number of rounds) of the variable winning device 6 is determined as follows according to the stop symbol of the continuous operation number determination symbol display device 12.
(1) When the symbol “V” is displayed, the number of continuous actuations of the variable winning device 6 is a predetermined number of times (for example, 16 times) including winning to the center type 2 starting port 8.
(2) When the symbol “8” is displayed, the number of continuous actuations of the variable winning device 6 is a predetermined number of times (for example, 9 times) including winning to the center type 2 starting port 8.
(3) When the symbol “5” is displayed, the number of continuous actuations of the variable winning device 6 is a predetermined number of times (for example, six times) including winning in the central second type starting port 8.
(4) When the symbol “3” is displayed, the number of continuous actuations of the variable winning device 6 is a predetermined number of times (for example, four times) including winning to the center second type starting port 8.
[0020]
After the symbols of the continuous operation number determination symbol display device 12 are stopped, the variable winning device 6 (large winning opening 5) performs opening and closing operations a predetermined number of times (for example, 18 times) in a predetermined time (for example, about 26.2 seconds) ( To the big hit state). Even within the opening / closing time of the variable winning device 6 [the predetermined time (for example, about 26.2 seconds)], when a predetermined number (for example, 10) of game balls have won the large winning opening 5, the opening / closing operation is completed. That is, it returns from the big hit state to the normal gaming state. When the game ball won in the big prize opening 5 passes through the specific area 22 during the big hit state, the variable prize winning device 6 (large prize opening 5) newly repeats the opening / closing operation 18 times. The similar operation is repeated the number of times determined by the above (1) to (4), for example, 16 times (round).
[0021]
Each of the above winning ports (large winning port 5, heaven winning port 13, left shoulder winning port 14, right shoulder winning port 15, left sleeve winning port 18, right sleeve winning port 19), starting port (center type 2 starting port 8, Corresponding to the left second type starting port 10, the right second type starting port 11), the normal symbol display device operating gate 7 and the specific region 22, a switch for detecting the winning or passing of the game ball is provided. Each of these switches is hereinafter referred to as a big prize opening switch 27, a top prize winning opening switch 28, a left shoulder winning opening switch 29, a right shoulder winning opening switch 30, a left sleeve winning opening switch 31, a right sleeve winning opening switch 32, and a second center type. The start port switch 33, the left second type start port switch 34, the right second type start port switch 35, the normal symbol display device operation gate switch 36, and the specific area switch 37.
[0022]
As shown in FIG. 2, the above-mentioned large winning opening switch 27, the top winning opening switch 28, the left shoulder winning opening switch 29, the right shoulder winning opening switch 30, the left sleeve winning opening switch 31, the right sleeve winning opening switch 32, the center second The seed start port switch 33, the left second type start port switch 34, the right second type start port switch 35, the normal symbol display device operation gate switch 36, the specific area switch 37, and the like are connected to the input side of the control unit 38. Yes.
On the output side of the control unit 38, a large winning opening operating solenoid 20, a continuous operation number determination symbol display device 12, a normal symbol display device 16, a variable winning device 6, an image display device 39, and a driving means for the stopper 24 (not shown). The drive means (not shown) of the rotating body 23, the drive means (not shown) of the movable piece lower 25, 25, the drive means (not shown) of the movable piece upper 26, 26, etc. are connected. The display content of the image display device 39 can be changed, and a liquid crystal display device is used here. Connected to the output side of the control unit 38 is a hall computer 51 that performs various management and the like in the hall.
[0023]
The control unit 38 includes a main control unit and a plurality of sub-control units that share control of each part of the pachinko machine (the solenoid 20, the devices 6, 12, 16, 39,...). It is common. Here, the internal configuration of the control unit 38 is information for transmitting information to be described later to the CPU 40, the ROM 41 and the RAM 42 of the main control unit, the sub-control unit (image display control unit 43) for the image display device 39, and the hall computer 51. The illustration is omitted except for the output unit 44.
The control unit 38 reads out a control program stored in the ROM 41 and executes it while using the RAM 42 as a work area, thereby performing various calculations and processes, and controls each part of the pachinko machine to perform a game operation. . Input signal states from the switches 27 to 37 and the like are detected by the CPU 39 at the time of the calculation and processing.
In the present invention, the control unit 38 also functions as profit ball number estimating means for starting the estimation of the number of profit balls and outputting the estimated value of profit balls after the gaming state shifts to the big hit state.
[0024]
The image display control unit 43 sends predetermined information (number or form information) corresponding to the estimated value of profit sphere from the profit sphere estimation means to the image display device 39 from the transition to the big hit state, Then, the display of a diagram character (image A) imitating a human figure standing up and raising both hands is started. Further, the image display control unit 43 displays the display content (image A) on the image display device 39 when the estimated value of the profit sphere reaches a preset value, here a stop value. Is changed (switched display) to a gray image character (image B) having a deformed shape of the sun god.
Specifically, the estimated value of the number of profit balls (unit: piece) is “0 to 3999” for image A (see FIG. 3A), and “4000” (stopping value) or more for image B [FIG. b) Reference] is displayed.
The forms of the images A and B are set in advance. However, the form of the images A and B and the set values to be changed from the image A to the image B may be changed using an input device (not shown). .
[0025]
Further, the information output unit 44, when the estimated value of profit balls from the profit ball number estimating means reaches a preset value, here “4000”, information to that effect, for example, “4000 reaches” The message data and the image B data are transmitted to the hall computer 51. The estimated number of profit balls (numerical data) itself may be transmitted. The hall computer 51 that has received the above data may send a message “4000 arrivals” or an image B [see FIG. 3B] to the attached image display device (not shown). Display. Since the hall computer 51 manages a large number of pachinko machines, the above-mentioned display is performed for each pachinko machine.
[0026]
Next, processing operations (profit ball number estimation processing, image display processing, etc.) in the control unit 38 will be described with reference to FIGS.
First, the control unit 38 determines whether or not it is during the big hit period (step S1). Here, “during the big hit period” means a period from the time of transition to the big hit state to the end of the last big round (round) big hit state when the big hit state continues multiple times (round).
The big hit state is a game state advantageous to the player, which starts when the special winning opening 5 is opened as described above and the game ball passes through the specific area 22 during the opening. As a specific example, this big hit state (one big win state) ends when the opening / closing operation of the variable winning device 6 (opening of the big winning opening 5) is performed 18 times in 26.2 seconds. In addition to the passage of 26.2 seconds, the game is also ended by a predetermined number (for example, 10) of winnings in the big winning opening 5.
[0027]
If it is determined as Yes (during the big hit period (a big hit state)) in step S1, counting up of a big hit duration T (unit: minute) which is a measured value of a big hit timer (not shown) is started (step S2). The determination in step S1 is a determination of whether or not it is “during the big hit period”, but here, the time point at which it was first determined that “during the big hit period” is changed to the big hit state (big hit period) Start)
Next, it is determined whether or not the game ball has won a prize (that is, a prize) to the center second type starting port 8, the left second type starting port 10, or the right second type starting port 11 (step S3).
[0028]
If it is determined Yes in step S3 (a winning), “1” is added to the value of the a winning counter (the number of a winnings) (not shown), and the process proceeds to step S5. When it determines with No (a prize is not won) by step S3, it progresses to step S5.
In step S5, whether the game ball has won a prize (that is, b prize) at the top prize entrance 13, the left shoulder prize entrance 14, the right shoulder prize entrance 15, the left sleeve prize entrance 18, the right sleeve prize entrance 19, or the big prize entrance 5. Determine whether or not.
[0029]
When it is determined Yes (b winning) in step S5, “1” is added to the value of the b winning counter (the number of b winnings) (not shown), and the process proceeds to step S7. If it is determined No (no winning b) in step S5, the process proceeds to step S7.
In step S7, the calculation of the following equation (1) is performed to obtain the estimated profit ball number F.
(A winning number) × 5 + (b winning number) × 10− (big hit duration T) × 100 = F (1)
[0030]
In the present embodiment, the jackpot duration T (minute) is the count value of the jackpot timer at the time of execution of step S7 and substantially corresponds to the time from the start of the jackpot [step S1] to the time of execution of step S7. Formula (1) is an operation of multiplying the big hit duration T (minutes) by 100 (pieces), and this 100 (pieces) corresponds to the number of balls that are normally fired in one minute by operating the handle. .
[0031]
In step S8, the profit ball number estimated value F obtained in step S7 is stored in a profit ball number estimated value buffer (not shown).
In step S9, it is determined whether or not the estimated number of profit balls F stored in the buffer has reached a set value, here “4000”. If not, the image display control unit 43 causes the image display device 39 to determine. Image A [see FIG. 3A] is displayed (step S10). If “4000” has been reached, the image display control unit 43 causes the image display device 39 to display the image B (see FIG. 3B), and information indicating that “4000” has been reached is displayed in the information output unit. 44 to the hall computer 51 (step S11).
Note that the estimated number of profit balls F has not reached “4000” in the first round, and therefore image display by the image display device 39 is first started with the image A.
[0032]
After execution of step S10, it is determined again whether or not it is during the big hit period (big hit state) (step S12). If it is determined Yes in step S12 (during the big hit period (big hit state)), the process returns to step S3 until the process up to step S11 is determined No (not in the big hit period (big hit state)) in step S12. repeat.
Meanwhile, in step S9, it is determined whether or not the estimated number of profit balls F at that time has reached the set value “4000”. If the big hit state continues and the determination result in step 9 is Yes, the process proceeds to step S11. As a result, the image display control unit 43 switches the image to be displayed on the image display device 39 from the image A shown in FIG. Therefore, the player simply and clearly only by looking at the display image B of the image display device 39, the profit ball number is roughly approximated (the estimated profit ball number F has reached “4000”, in other words, a stop value. )). The number of profit balls of this player can be known in the same way by the hall employees who circulate.
At the same time, the information output unit 44 transmits to the hall computer 51 information indicating that the estimated number of profit balls F has reached “4000”, so that the image display device (not shown) attached to the hall computer 51 is seen. The hall computer administrator can also know that the estimated number F of profit balls in a specific pachinko machine has reached “4000”.
[0033]
If it is determined No in step S12 (not during the big hit period (big hit state)), the big hit timer, the a winning counter and the b winning counter are sequentially cleared (steps S13 to S15), and the profit ball number estimating process is terminated.
It should be noted that, in step S1, No (not in the big hit period (not in the big hit state)), that is, when it is determined that the normal gaming state is maintained, similarly, the big hit timer, the a winning counter and the b winning counter are sequentially cleared ( Steps S13 to S15), the process is terminated. The above processing (steps S1 to S15) is repeatedly executed.
[0034]
In the above-described embodiment, during the big hit period (big hit state), the number of award winning balls (a number of winning awards) and the number of winning balls (5) from the number of payout winning balls for the a winning [(a winning number) Similarly, the number of winning balls (the number of b winnings) and the number of paying out balls for the b winnings ((the number of winning b) x 10) are obtained from the number of winning balls (the number of winning b) and the number of winning balls (10) Further, the total number of payout winning balls [(a winning number) × 5 + (b winning number) × 10] is obtained by adding up the number of payout balls for the a prize and the number of payout balls for the b prize. . Furthermore, the estimated hitting total number [((hit duration time T ) × 100 pieces].
Then, the estimated number of hit balls is subtracted from the total number of paid-out winning balls, thereby obtaining the estimated number of profit balls F. When the estimated number of profit balls F reaches a preset value, it is displayed on the image display device 39. I am trying to make a big change in what I do. In the above example, the simple line drawing character (image A) shown in FIG. 3A is switched to the more complex gray image character (image B) shown in FIG. 3B.
[0035]
As a result, whether or not the estimated value of the current number of profit balls has reached a set value such as a stop value is easily and clearly notified to the outside. This is useful for determining whether or not to continue the game. In this case, since a value obtained by subtracting the number of hit balls of the player so far (estimated number of profit balls F), that is, information directly related to the profit / loss account of the game is notified, a simple number of balls is conventionally notified. Compared to technology, it is extremely convenient for both players and hall employees.
[0036]
At the same time, the information output unit 44 transmits information to the hall computer 51 that the profit ball estimated value F has reached the set value, so that the hall computer administrator also sets the profit ball estimated value F for a specific pachinko machine. It is convenient to know that the value has been reached.
[0037]
Furthermore, in order to obtain the estimated number of profit balls F, the big prize opening switch 27, the top entry prize switch 28, the left shoulder prize opening switch 29, the right shoulder prize opening switch 30, the left sleeve prize opening switch 31, the right sleeve prize opening switch 32, detection signals from the center type 2 start port switch 33, the left side 2nd type start port switch 34, the right side 2nd type start port switch 35, the normal symbol display device operation gate switch 36, and the specific area switch 37 are used. These switches are generally provided switches, and no new switches (sensors) are provided. In the example shown in FIG. 1, the image display device 39 is provided separately from the symbol display device 12, but the same device 12 can also be used. Therefore, the estimated number of profit balls F can be obtained and the images A and B can be displayed without increasing the number of parts compared to the prior art, and the apparatus can be simplified correspondingly.
[0038]
In the above embodiment, in the case of a winning (winning to the center second type starting port 8, the left second type starting port 10 or the right second type starting port 11), five game balls are obtained for each winning ball. Yes, in the case of b winning (winning in the top winning entrance 13, left shoulder winning mouth 14, right shoulder winning entrance 15, left sleeve winning entrance 18 or right sleeve winning entrance 19, 10 game balls per winning ball Although the case where the winning type is divided into two types of a winning and b winning according to the number of winning balls has been described, it is not limited to this and may be divided into three or more types.
The number of winning balls may be different for each winning opening.
[0039]
Further, in the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to a so-called second type pachinko machine has been described as an example. However, the present invention is not limited to this, and the present invention is applied to a so-called first type pachinko machine. May be. When the present invention is applied to the first type pachinko machine, the images A and B can be easily displayed on the special symbol display device.
The profit ball number estimation means is not limited to the above-described embodiment as long as it can obtain the number of balls obtained by subtracting the estimated total hit ball number from the total number of payout winning balls.
[0040]
Further, in the above-described embodiment, the case where the profit ball number estimating means starts estimating the profit ball number is the time of transition to the big hit state (at the start of the big hit), but it is set at the time of opening the hall, etc. Alternatively, it may be performed when desired, for example, when the hall employee desires, specifically when the batting table is opened. In order to start the estimation of the number of profit spheres when desired, a switch or the like for providing the control section 38 with an estimation start signal for the number of profit spheres is provided.
[0041]
As described above, according to the present embodiment, When transitioning to the big hit state The estimate of the number of profit balls from the means for estimating the number of profit balls starts from Stop When the value is reached, the display content of the image display device is changed (switched display) to a predetermined symbol image. From the time of transition to the big hit state At present Until Estimated number of profit balls has stopped To the price It is possible to easily and clearly notify the outside whether or not the information has been reached.
Therefore, during a pachinko game, changes in the contents of the image displayed on the image display device give the player a sense of satisfaction and struggle to improve game performance, or to determine whether or not to continue the game. .
In addition, since the information directly related to the profit / loss account of the game is notified by subtracting the number of hits of the player so far (estimated number of profit balls), that is, the conventional technique in which a simple number of balls is notified. In comparison, it is extremely convenient for both players and hall employees.
At the same time, the information output unit sends information to the hall computer that the estimated number of profit balls has reached the set value, so that the hall computer administrator can also calculate the estimated number of profit balls for a specific pachinko machine. Stop It is convenient to know that the value has been reached.
[0042]
In particular, the estimation of the number of profit balls by the profit ball number estimating means and the display of predetermined information by the image display control means are started at the time of transition to the big hit state, respectively. According to the composition Thus, since the number of profit balls increases most in the big hit state, the change of the display content of the image display device is achieved at a faster time point, which can give the player a great satisfaction.
[0043]
More , On time ( Transition to jackpot state The total number of winning balls to be paid out is calculated from the number of winning balls to the winning opening and the number of winning balls determined corresponding to the winning opening, and the estimated total number of hitting balls based on the elapsed time from the predetermined time. And calculating a profit ball number estimating means for outputting a value obtained by subtracting the estimated total hit ball number from the total payout winning ball number as a profit ball number estimated value. That Then, it is possible to estimate the number of profit balls more accurately.
[0044]
【Effect of the invention】
As described above, according to the present invention, the estimated number of profit balls from the profit ball number estimation means that starts estimating the number of profit balls from the transition to the big hit state is set to a preset value such as a stop value. When the image display device Symbol image displayed on Display contents Different from the symbol image at the start of display In addition, it is configured to send information to the hall computer indicating that the estimated number of profit balls has reached the set value, so that both players and hall managers can acquire pachinko machines. It is possible to provide a pachinko machine that can know during the game that the number of balls has reached a preset value.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a main part of an embodiment of a pachinko machine according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of a block circuit of the pachinko machine shown in FIG.
3 is a diagram showing an example of an image displayed on the image display device in FIG. 1. FIG.
4 is a flowchart showing an operation example of a control unit in FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is a timing chart showing an example of a gaming state during a game with the pachinko machine in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
5,13-15,18,19 Winning mouth
8, 10, 11 Start (winning prize)
38 Control unit (Profit ball number estimation means)
39 Image display device
43 Image display control unit (image display control means)
44 Information output section (information output means)
51 hall computer

Claims

A predetermined number of prize balls are paid out by winning a game ball to a prize opening provided in the game area of the game board, and the game state shifts to a big hit state advantageous to the player by satisfying a predetermined operation condition. In pachinko machines that can send information to hall computers that perform various management in halls,
A plurality of winning holes are provided, and each winning hole has a predetermined number of winning balls,
An image display device provided on the game board and capable of changing display contents;
The total number of paid-out winning balls is calculated from the number of winning balls in each winning opening and the number of winning balls determined corresponding to each winning opening from the time of shifting to the jackpot state, and the shifting to the jackpot state Calculate the estimated total number of hitting balls based on the elapsed time from the time and the number of balls fired per unit time of the pachinko machine, and obtain the value obtained by subtracting the estimated total number of hitting balls from the total number of paid-out winning balls Profit sphere estimation means for starting estimation of the profit sphere calculated as the number estimate and outputting the profit sphere estimate;
From the time of transition to the big hit state, the image display device starts displaying information of a predetermined symbol image according to the estimated profit ball number, and the estimated profit ball number reaches a preset value. An image display control means for changing the display content of the symbol image displayed on the image display device to a specific symbol image different from the symbol image at the start of display;
A pachinko machine comprising information output means for transmitting information to that effect to the hall computer when the estimated profit ball number reaches a preset value.

The pachinko machine according to claim 1, wherein the preset value is a stop value.