JP4862726B2 - ノイズ吸収装置 - Google Patents

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本発明は、例えば電子機器の電線に流れるノイズを吸収するノイズ吸収装置に関するものである。
従来のノイズ吸収装置としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。本文献に記載のノイズ吸収装置は、1対のフェライトコアを備えている。各フェライトコアは軸部、外筒部及び底壁部を有し、底壁部から外筒部の開口端までの領域には、信号線をフェライトコア内に挿入するための切欠きが設けられている。このようなノイズ吸収装置を信号線に装着する場合には、1対のフェライトコアを各切欠きの位置が合うように突き合わせ、信号線を切欠きからフェライトコア内に挿入した状態で、一方のフェライトコアを他方のフェライトコアに対して回転させることで、信号線を軸部に所定回数巻き付ける。
特開平10−41139号公報
しかしながら、上記従来技術においては、1対のフェライトコアが接合された構成となっているので、以下の問題点が存在する。即ち、上述したように一方のフェライトコアを他方のフェライトコアに対して回転させるため、各フェライトコアの突き合わせ面において軸部同士の位置ずれ(芯ずれ)が発生しやすくなる。このような各フェライトコアの芯ずれが生じると、フェライトコアにより形成される磁路もずれることになり、磁路の実効断面積が小さくなるため、電線のインピーダンス特性が劣化してしまう。また、各フェライトコアの加工精度や寸法精度が悪いと、各フェライトコアの芯ずれに加え、各フェライトコアの軸部接合面にギャップが生じやすくなるため、電線のインピーダンス特性の劣化につながる。これを防止するためには、フェライトコアの加工精度や寸法精度を十分に高める必要があるが、この場合にはフェライトコアの作製にかなりの手間がかかることになる。
本発明の目的は、所望の電線インピーダンス特性を確保することができるノイズ吸収装置を提供することにある。
本発明は、第1挿通口及び第2挿通口を有するコア部材と、コア部材を収容するケース部材とを備え、第1挿通口及び第2挿通口を介してコア部材に電線を挿通させることにより、電線に流れるノイズを吸収するノイズ吸収装置であって、コア部材は、電線が巻かれる巻芯部を有する第1コアと、第1コアの巻芯部を全体的に包囲するように配置された壁部を有すると共に、電線が巻かれる巻芯部を有しない第2コアとを有し、第1挿通口は、第1コアに設けられ、第2挿通口は、第2コアに設けられ、ケース部材は、第1コア及び第2コアを相対的に回転自在となるように保持すると共に、第1挿通口及び第2挿通口を露出させるように構成されていることを特徴とするものである。
このようなノイズ吸収装置を電線に装着する場合には、例えばコア部材の第1挿通口及び第2挿通口を介してコア部材に電線を挿通させた状態で、コア部材にケース部材を組み付ける。このとき、ケース部材は第1挿通口及び第2挿通口を露出させるように構成されているので、第1挿通口及び第2挿通口からの電線の引き出しを妨げることは無い。そして、その状態で、第1コアを第2コアに対して回転させて、電線を第1コアの巻芯部に所定回数巻き付ける。このように本発明のノイズ吸収装置では、例えばコア部材にケース部材を組み付けた状態でも、電線を巻芯部に容易に且つ確実に巻き付けることができる。この場合には、従来技術のようにコア部材を巻芯部の軸芯方向に2分割した構造と異なり、コア部材の芯ずれ等が生じることは無いので、所望の磁路実効断面積が確保されることとなる。これにより、コア部材の芯ずれ等に起因した電線のインピーダンス特性の劣化を防止することができる。
好ましくは、第1コアは、巻芯部と一体化された鍔部を更に有し、鍔部には、第1挿通口を形成する切欠きが設けられ、第2コアは、壁部の少なくとも一部を形成する略円筒状の外壁部を有し、外壁部には、巻芯部の軸芯方向に延在し、第2挿通口を形成するスリットが設けられ、ケース部材は、切欠き及びスリットを露出させるように構成されている。
第1コアの鍔部に切欠きを設け、第2コアの外壁部にスリットを設けることにより、電線の両端側に電子部品等が接続されている場合でも、第1コアと第2コアとを分離させることで、電線をコア部材に容易に挿通させることができる。また、電線を第1コアの巻芯部に複数回巻き付ける場合には、電線をスリットに沿って動かしながら、第1コアを第2コアに対して回転させることで、電線を巻芯部の軸芯方向に沿ってほぼ均等に巻き付けることができる。
本発明によれば、所望の電線インピーダンス特性を確保することができる。これにより、電線に流れるノイズの吸収効率の優れたノイズ吸収装置を得ることが可能となる。
以下、本発明に係るノイズ吸収装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るノイズ吸収装置の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、図1に示すノイズ吸収装置の断面図である。各図において、本実施形態のノイズ吸収装置1は、電子機器同士を接続する電線2(図5参照)に流れる雑音電流を吸収する装置である。
ノイズ吸収装置1は、コア部材3と、このコア部材3を収容するケース部材4とを備えている。コア部材3は、フェライトや磁性金属材料等で形成され、ケース部材4は、絶縁樹脂等で形成されている。コア部材3は、図2及び図3に示すように、コア5,6から構成されている。
コア5は、電線2が巻かれる巻芯部7と、この巻芯部7の両端に設けられた円形状の鍔部8,9とからなっている。鍔部8には、電線2を通すための湾曲状の切欠き10が形成されている。この切欠き10は、電線2をコア部材3に挿通させるための2つの電線挿通口の一方(第1挿通口)を形成している。また、鍔部8には、例えば回転用取手(図示せず)が設けられている。
コア6は、コア5全体を包囲するように配置された略円筒状の外壁部11からなっている。外壁部11には、巻芯部7の軸芯方向に延在するスリット12が形成されている。このスリット12は、電線2をコア部材3に挿通させるための2つの電線挿通口の他方(第2挿通口)を形成している。なお、外壁部11は、上記の一体構造に限られず、2つに分割した構造であっても良い。
ケース部材4は、図4に示すように、ヒンジ等を介して開閉自在に連結されたケース13,14から構成され、コア5,6を相対的に回転自在となるように保持する。
ケース13は、略半円筒状の本体部15と、この本体部15の両端から内周側に張り出すように設けられた1対の半環状の抜け止め部16とを有している。本体部15の先端には、ケース部材4を閉じたときにケース13,14を係止するための2つのフック部17が設けられている。
ケース14は、上記の本体部15及び抜け止め部16と同じ構造をもった本体部18及び1対の抜け止め部19を有している。本体部18の先端には、各フック部17と係合する2つのフック受け部20が設けられている。また、本体部18の先端部には、矩形状の切欠き21が形成されている。
図4(a)に示すように閉じた状態のケース部材4には、抜け止め部16,19によって円形状の開口部22が形成されると共に、切欠き21によって矩形状の開口部23が形成されることとなる。開口部22は、図1に示すようにケース部材4がコア部材3に組み付けられたときに、コア5に設けられた切欠き10の大部分を露出させるように構成されている。また、開口部23は、同様にケース部材4がコア部材3に組み付けられたときに、コア6に設けられたスリット12の大部分を露出させるように構成されている。
また、ケース部材4がコア部材3に組み付けられた状態では、コア部材3のコア5,6は、抜け止め部16,19によりケース部材4に対して軸芯方向に拘束されることになる。従って、コア5,6は、ケース部材4から抜け出ること無くケース部材4に確実に保持された状態で、相対的に回転自在となる。
以上のように構成したノイズ吸収装置1に電線2を装着する場合には、まず図5に示すように、コア5の切欠き10に電線2を上下方向に通す。そして、コア6のスリット12が切欠き10の反対側に位置するようにコア5,6を上下に配置した状態で、図6に示すように、電線2をスリット12に沿わせながら、コア5をコア6内に挿入する。これにより、電線2が切欠き(第1挿通口)10及びスリット(第2挿通口)12を介してコア部材3を挿通した状態となる。このようにコア5の鍔部8に切欠き10を設けると共にコア6の外壁部11にスリット12を設け、切欠き10及びスリット12に電線2を通すことにより、電線2をコア部材3に対して容易に挿通させることができる。
続いて、図7に示すように、コア部材3にケース部材4を組み付ける。具体的には、ケース部材4のケース14に設けられた切欠き21がコア6のスリット12と重なり合うように、ケース部材4をコア部材3に対して配置した状態でケース13,14を閉じ、各フック部17を各フック受け部20に引っ掛ける。これにより、電線2の一端側は、ケース部材4の開口部23から引き出された状態となる。
続いて、電線2が所定のインピーダンスになるようにすべく、図8に示すように、例えばコア5の鍔部8に設けられた回転用取手(図示せず)を掴んで、コア5をコア6(ケース部材4)に対して矢印方向に回転させることにより、電線2をコア5の巻芯部7に所定回数だけ巻き付ける。このとき、電線2を巻芯部7に複数回巻き付ける場合には、開口部23の延在方向に電線2を動かしながら、コア5をコア6に対して回転させると、電線2は、巻芯部7の同じ部位だけに何回も巻き付けられるのでは無く、巻芯部7の軸芯方向に沿って螺旋状に巻き付けられるようになる。以上により、ノイズ吸収装置1への電線2の装着が完了する。
ここでは、ケース部材4をコア部材3に組み付けた後に、コア5を矢印方向に回転させて、電線2を巻芯部7に巻き付けるようにしたが、ケース部材4をコア部材3に組み付ける前つまり図6に示す状態で、巻芯部7への電線2の巻き付けを行っても良い。このとき、上記と同様にコア5を図8に示す矢印方向に回転させても良いし、或いはコア6を図8に示す矢印方向とは反対の方向に回転させても良い。
また、電線2に電子部品が接続されていない場合や、電線2に小型の電子部品が接続されている場合には、コア部材3にケース部材4を組み付けた状態で、例えば電線2を上記の切欠き10及びスリット12を直接通すようにしても良い。
以上のように本実施形態にあっては、巻芯部7と鍔部8,9とが一体化されてなるコア5と、このコア5を包囲するように配置された外壁部11を有するコア6とを備え、鍔部8に切欠き(第1挿通口)10を設け、外壁部11にスリット(第2挿通口)12を設け、コア5,6を相対的に回転させて、巻芯部7に電線2を巻き付けるようにしたので、従来のように巻芯部が軸芯方向に2分割された構造とした場合に発生する芯ずれやギャップとは全く無縁となる。従って、コア部材3により形成される磁路のずれによる実効断面積の減少が防止されるため、電線2の所望のインピーダンス特性を得ることができる。これにより、電線2に流れる雑音電流の吸収効率を向上させることが可能となる。
また、上述したように巻芯部の芯ずれやギャップが生じることは無いので、コア部材3の加工精度や寸法精度としては通常の許容範囲を満足させれば足りる。従って、コア部材3の作製工程の煩雑化を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えばコア部材の構造としては、上記実施形態の他にも種々変形が可能である。コア部材の幾つかの変形例を図9〜図18に示す。図中、上記実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図9に示すコア部材3は、コア31,32から構成されている。コア31は、電線2が巻かれる巻芯部33と、この巻芯部33の一端に設けられた鍔部34とからなっている。鍔部34には、電線2を通すための切欠き35が形成されている。コア32は、円盤状の底壁部36(図10参照)と、巻芯部33を包囲するように底壁部36上に設けられた略円筒状の外壁部37とからなっている。外壁部37には、電線2を通すためのスリット38が形成されている。
このようなコア31,32は、図10に示すように、鍔部34が外壁部37上に載った状態で、相対的に回転自在となるようにケース部材4に保持される。
図11に示すコア部材3は、コア41,42から構成されている。コア41は、電線2が巻かれる巻芯部43と、この巻芯部43の一端に設けられた鍔部44とからなっている。鍔部44には、電線2を通すための切欠き45が形成されている。コア42は、円盤状の底壁部46(図12参照)と、巻芯部43を包囲するように底壁部46上に設けられた略円筒状の外壁部47とからなっている。外壁部47には、電線2を通すためのスリット48が形成されている。底壁部46の中央部には、図12に示すように、巻芯部43を貫通させる円形状の貫通孔49が形成されている。
このようなコア41,42は、図12に示すように、巻芯部43が貫通孔49に挿入されると共に鍔部44が外壁部47上に載った状態で、相対的に回転自在となるようにケース部材4に保持される。
図13に示すコア部材3は、コア51及び上記コア42から構成されている。コア51は、電線2が巻かれる巻芯部52と、この巻芯部52の一端に設けられた鍔部53とからなっている。鍔部53の内側(巻芯部52側)の面には、図14に示すように、コア42の外壁部47の内側空間に嵌合する突部53aが設けられている。鍔部53には、電線2を通すための切欠き54が形成されている。
このようなコア51,42は、図14に示すように、巻芯部52が貫通孔49に挿入されると共に鍔部53が外壁部47上に載った状態で、相対的に回転自在となるようにケース部材4に保持される。
図15に示すコア部材3は、コア61,62から構成されている。コア61は、電線2が巻かれる巻芯部63と、この巻芯部63の両端に設けられた鍔部64,65とからなっている。鍔部64には、電線2を通すための切欠き66が形成されている。コア62は、巻芯部63及び鍔部65を包囲するように配置された略円筒状の外壁部67からなっている。外壁部67には、電線2を通すためのスリット68が形成されている。
このようなコア61,62は、図16に示すように、鍔部64が外壁部67上に載った状態で、相対的に回転自在となるようにケース部材4に保持される。
図17に示すコア部材3は、コア71,72から構成されている。コア71は、電線2が巻かれる巻芯部73と、この巻芯部73の両端に設けられた鍔部74,75とからなっている。鍔部74には、電線2を通すための切欠き76が形成されている。コア72は、巻芯部73を包囲するように配置される略円筒状の外壁部77からなっている。外壁部77には、電線2を通すためのスリット78(図18参照)が形成されている。外壁部77は、略半筒状体77a,77bの一端面同士を接合して構成される。
このようなコア71,72は、図18に示すように、外壁部77が鍔部74,75間に配置された状態で、相対的に回転自在となるようにケース部材4に保持される。
上記実施形態及び変形例では、コア部材3とケース部材4とを接着固定しない構造としたが、コア部材3を構成する2つのコアが互いに回転自在となっていれば、例えばスリットを有するコアとケース部材4とを接着固定しても良い。
また、上記実施形態及び変形例では、コア部材3を構成する2つのコアの一方(第1コア)に第1挿通口としての切欠きを設け、2つのコアの他方(第2コア)に第2挿通口としてのスリットを設ける構成としたが、第1挿通口及び第2挿通口としては貫通穴等であっても良い。
本発明に係るノイズ吸収装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示したノイズ吸収装置の断面図である。 図1に示したコア部材の分解斜視図である。 図1に示したケース部材の開いた状態及び閉じた状態を示す斜視図である。 図1に示したノイズ吸収装置を電線に装着する工程を示す斜視図である。 図1に示したノイズ吸収装置を電線に装着する工程を示す斜視図である。 図1に示したノイズ吸収装置を電線に装着する工程を示す斜視図である。 図1に示したノイズ吸収装置を電線に装着する工程を示す斜視図である。 図3に示したコア部材の変形例を示す分解斜視図である。 図9に示したコア部材を備えたノイズ吸収装置の断面図である。 図3に示したコア部材の他の変形例を示す分解斜視図である。 図11に示したコア部材を備えたノイズ吸収装置の断面図である。 図3に示したコア部材の更に他の変形例を示す分解斜視図である。 図13に示したコア部材を備えたノイズ吸収装置の断面図である。 図3に示したコア部材の更に他の変形例を示す分解斜視図である。 図15に示したコア部材を備えたノイズ吸収装置の断面図である。 図3に示したコア部材の更に他の変形例を示す分解斜視図である。 図17に示したコア部材を備えたノイズ吸収装置の断面図である。
符号の説明
1…ノイズ吸収装置、2…電線、3…コア部材、4…ケース部材、5…コア(第1コア)、6…コア(第2コア)、7…巻芯部、8…鍔部、10…切欠き(第1挿通口)、11…外壁部、12…スリット(第2挿通口)、31…コア(第1コア)、32…コア(第2コア)、33…巻芯部、34…鍔部、35…切欠き(第1挿通口)、37…外壁部、38…スリット(第2挿通口)、41…コア(第1コア)、42…コア(第2コア)、43…巻芯部、44…鍔部、45…切欠き(第1挿通口)、47…外壁部、48…スリット(第2挿通口)、51…コア(第1コア)、52…巻芯部、53…鍔部、54…切欠き(第1挿通口)、61…コア(第1コア)、62…コア(第2コア)、63…巻芯部、64…鍔部、66…切欠き(第1挿通口)、67…外壁部、68…スリット(第2挿通口)、71…コア(第1コア)、72…コア(第2コア)、73…巻芯部、74…鍔部、76…切欠き(第1挿通口)、77…外壁部、78…スリット(第2挿通口)。

Claims (2)

  1. 第1挿通口及び第2挿通口を有するコア部材と、前記コア部材を収容するケース部材とを備え、前記第1挿通口及び前記第2挿通口を介して前記コア部材に電線を挿通させることにより、前記電線に流れるノイズを吸収するノイズ吸収装置であって、
    前記コア部材は、
    前記電線が巻かれる巻芯部を有する第1コアと、
    前記第1コアの前記巻芯部を全体的に包囲するように配置された壁部を有すると共に、前記電線が巻かれる巻芯部を有しない第2コアとを有し、
    前記第1挿通口は、前記第1コアに設けられ、
    前記第2挿通口は、前記第2コアに設けられ、
    前記ケース部材は、前記第1コア及び前記第2コアを相対的に回転自在となるように保持すると共に、前記第1挿通口及び前記第2挿通口を露出させるように構成されていることを特徴とするノイズ吸収装置。
  2. 前記第1コアは、前記巻芯部と一体化された鍔部を更に有し、
    前記鍔部には、前記第1挿通口を形成する切欠きが設けられ、
    前記第2コアは、前記壁部の少なくとも一部を形成する略円筒状の外壁部を有し、
    前記外壁部には、前記巻芯部の軸芯方向に延在し、前記第2挿通口を形成するスリットが設けられ、
    前記ケース部材は、前記切欠き及び前記スリットを露出させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のノイズ吸収装置。
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