JP4862658B2 - 復号方法および復号装置、並びにプログラム - Google Patents

復号方法および復号装置、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、たとえば代数的手法を用いた誤り訂正符号技術を実現するための回路およびプログラム記憶媒体に関して適用される復号方法および復号装置、並びにプログラムに関するものである。
代数幾何符号、たとえばリードソロモン(Reed−Solomon)符号やその部分体部分符号としてのBCH符号には、その代数的性質を利用した、性能・計算コスト共に良い復号法が知られている。
たとえば、符号長n、情報長k、定義体GF(q)(q=p,p:素数)、最小距離d=n−kのReed−Solomon符号をRS(n,k)とすると、硬判定受信語をハミング(Hamming)距離が最小の符号語に復号する最小距離復号(通常復号)はt<d/2を満たすt個の誤りシンボルの訂正を保証するものとして良く知られている。
また、グルスワミ−スーダン(Guruswami−Sudan)によるリスト復号(以下G−Sリスト復号)は、t<√nkを満たすt個の誤りシンボルの訂正を保証している(非特許文献1参照)。
Guruswami−Sudanのリスト復号の拡張版として軟判定受信語を用いたコータ−バルディ(Koetter−Vardy)によるリスト復号(以下K−Vリスト復号)は、Guruswami−Sudan同様に(1)受信情報から各シンボルの信頼性を算出、(2)信頼性から2変数多項式補間条件の抽出、(3)2変数多項式の補間、(4)補間多項式の因数分解を行い復号語リスト作成、の4つの手順により構成され、硬判定復号時に比べてより高い性能を持つことが知られている(非特許文献2参照)。
また、リエンコード(Re−encode)により、その計算コストも現実的な範囲まで削減できることが知られている(非特許文献3参照)。
一方、線形符号としては、信頼性伝播(belief propagation:BP)を用いた繰り返し復号により限界性能に近い高性能を得られる低密度パリティ検査符号(Low density parity−check code,LDPC符号)が昨今注目されている(非特許文献4参照)。
LDPC符号に用いられる信頼性伝播(BP)は、一般に低密度なパリティ検査行列を持つ線形符号にしか有効でないことが理論的に知られており、また、Reed−Solomon符号やBCH符号のパリティ検査行列を低密度化することはNP−hardであることが知られている(非特許文献5参照)。
よって、Reed−Solomon符号やBCH符号に信頼性伝播(BP)を適用することは困難であるとされてきた。
しかし、2004年、受信語の信頼性に応じて対角化を行ったパリティ検査行列を用いてReed−Solomon符号やBCH符号、その他低密度でないパリティ検査行列を持つ線形符号への信頼性伝播(BP)の適用が効果的であることがナラヤナン(Narayanan)等によって紹介された(非特許文献6参照)。
この手法は、適応的信頼性伝播(ABP:Adaptive Belief Propagation)復号と呼ばれる。以下、このABP復号法について説明する。
たとえば、符号長n=6、情報長k=3、符号化率r=1/2の符号で、以下の3×6行列Hをパリティ検査行列として持つような線形符号Cを考える。
Figure 0004862658
符号空間Cは、次のように表される。
Figure 0004862658
ある符号語があるチャネル、たとえばBPSK変調+AWGNチャネル(Additive White Gaussian Noiseチャネル)を通った後、次のような受信語rとして受信機が受け取ったとする。
Figure 0004862658
このとき、受信値の各絶対値の大きさは受信語の信頼性の高さを表す。つまり、信頼性の低い順に番号をつけると以下のようになる。
Figure 0004862658
次に、信頼性の低いシンボルに対応する列より順にパリティ検査行列Hの対角化を行う。この例においては、信頼性の低いシンボルに対応する列は順に第3列、第5列、第1列、第4または第6列、第2列となるので、その優先順位に従ってHの対角化を行う。
Figure 0004862658
Figure 0004862658
Figure 0004862658
対角化を試みた列がそれ以前に対角化した列と線形従属であった場合は、その列はそのまま残し、次の順位の列で対角化を試みる。
このようにして行列Hのランク分対角化が行われた結果得られる新たなパリティ検査行列Hnewを用いて、信頼性伝播(BP)による信頼性の更新を行う。
図1はパリティ検査行列Hnewに対応するタナーグラフである。
信頼性伝播(BP)はタナーグラフのエッジに沿ってメッセージを行き来させることによって実現される。
行列の各列に対応するノードを可変(variable:バリアブル)ノード1、各行に対応するノードを検査(check:チェック)ノード2と呼ぶ。
i番目のバリアブルノードからj番目のチェックノードへのメッセージをQi,j、j番目のチェックノードからi番目のバリアブルノードへのメッセージをRi,j、さらにi番目のバリアブルノードに連接するチェックノードのインデックス集合をJ(i)、j番目のチェックノードに連接するバリアブルノードのインデックス集合をI(j)とした場合、それぞれの更新式は以下のようになる。
Figure 0004862658
ここで、θはバーティカルステップダンピングファクタ(vertical step damping factor)と呼ばれる係数を示し、0<θ≦1なる条件を満足する。Qi,jの初期値はrjが設定され、外部情報(extrinsic information)Λ 更新は次式により行われる。
Figure 0004862658
さらに、各符号ビットのLLRΛ の更新は、次式により行われる。
Figure 0004862658
ここで、α1は適応的信頼性伝播ダンピングファクタ(adaptive belief propagation damping factor)と呼ばれる係数を示し、0<α1≦1なる条件を満足する。
この信頼性伝播(BP)によるLLRの更新は事前に用意された繰り返し停止条件を満たすまで、たとえば最大繰り返し数Itに達成するまで繰り返される。
また、LLRを更新する列は、全ての列を対象とせずとも一部の列、たとえば対角化の対象となった列についてのみ行ってもよい。
信頼性伝播(BP)によって更新されたLLRの信頼性を用いて、つまり、LLRの絶対値の大きさを信頼性として、信頼性の低いシンボルに対応する列順に対角化を行うことにより、新たな信頼性伝播(BP)による繰り返し復号を行うことができる。
これを内側繰り返し復号と呼ぶ。このLLRの更新は事前に用意された内側繰り返し復号停止条件SC1を満たすまで繰り返される。
さらに、パリティ検査行列の列の対角化優先順位の初期値として、受信値の信頼性順以外の順位を複数用意する。複数の順位を用いて、シリアルもしくはパラレルに繰り返し内側繰り返し復号を行う。
これを外側繰り返し復号と呼ぶ。このLLR更新は事前に用意された外側繰り返し復号停止条件SC2を満たすまで繰り返される。
以上のABP(adaptive belief propagation)手順により繰り返し更新されたLLRを入として、復号器により復号を行う。
今、対象となる線形符号がReed−Solomon符号であった場合、繰り返し復号停止条件SC1、SC2として、たとえば以下のものが考えられる。
(A) H・d == 0または繰り返し数t≧N、
(B) 限界距離復号成功または繰り返し数t≧N、
(C) Koetter−Vardy軟判定リスト復号成功または繰り返し数t≧N。
ここで、d=(d,d,・・・,d)はΛの硬判定結果、d={Λ >0なら1,Λ ≦0なら0}であり、Nは事前に決めた最大繰り返し回数である。
また、復号方法として、たとえば以下のものが考えられる。
(a) 硬判定復号
(b) 限界距離復号
(c) Koetter−Vardy軟判定リスト復号
図2は、ABP復号法を用いた繰り返し復号のフローチャートである。
受信語の信頼性順の探索を行い(ST1)、順序変換を行う(ST2)。
変換した順序に応じてパリティ検査行列の対角化を行い(ST3)、このパリティ検査行列を用いて信頼性伝播(BP)を行う(ST4)。
次に、LLRを計算し(ST5)、計算したLLRの信頼性順を探索し(ST6)、復号を行い、復号語をリストへ追加する(ST7)。
そして、繰り返し復号停止条件N1,N2を満足するまで以上の処理を繰り返す(ST8、ST9)。
そして、復号語を1つ選択する(ST10)。
V.Guruswami,M.Sudan,Improve decoding of Reed−Solomon and Algebraic−Geometry codes,IEEE Transactions on Information Theory,vol.45,pp.1757−1767,1999 R.Koetter,A.Vardy,Algebraic soft−decision decoding of Reed−Solomon codes,IEEE Transactions on Information Theory,2001 R.Koetter,J.Ma,A.Vardy,A,Ahmed,Effcient Interpolation and Factorization in Algebraic Soft−Decision Decoding of Reed−Solomon codes,Proceedings of ISIT2003 D.MacKay,Good Error−Correcting Codes Based on Very Sparse Matrices,IEEE Transactions on Information Theory,1999 Berlekamp,R.McEliece,H.van Tilborg,On the inherent intractability of certain coding problems,IEEE Transactions on Information Theory,vol.24,pp.384−386,May,1978)。 Jing Jiang,K.R.Narayan,Soft Decision Decoding of RS Codes Using Adaptive Parity Check Matrices,Proceeding of IEEE International Symposium on Information Theory 2004
ところで、上述技術では、信頼性伝播(BP)の最大繰り返し数Itは、特に回数が定められていない。また、繰り返し数が増えるにつれて計算量は増大する。
また、LLR更新を符号語全てのノードに対して行うとかなり演算量がかかり、特に対角化対象列以外のノードは、部分行列が非常に密であるため、その演算量は非常に大きくなる。
特に、信頼性伝播(BP)装置においては、チェックノード演算とバリアブルノード演算を両方行わなければならず、両者のためパリティ検査行とパリティ検査行列の列の両方必要になり、前段の対角化回路から両方とも読み出すのは一般的なメモリの構成上でも困難である。
また、メッセージ(message)メモリは、パリティ検査行列の1の数のワード数が必要になるが、パリティ検査行列は随時変化するため、定まったメモリワード数を設定しにくいし、ワード数を十分大きくとろうとするとメモリがさらに増大する。
また、そもそも、バリアブルノード演算装置とメッセージメモリ自体の回路規模も大きい。
本発明は、より少ない計算量で高速に、かつ小さい回路規模で信頼性の高い復号を行うことが可能な復号方法および復号装置、並びにプログラムを提供することにある。
本発明の第1の観点は、受信語の信頼度の大きさに従いソートし、その順番に行列のランク分対角化されたパリティ検査行列を用いて、信頼性伝播(Belief propagation:BP)を行って信頼度を更新し、その更新された値に対して、再び上記動作を繰り返す復号方法であって、パリティ検査行列に対応するタナーグラフの行列の各列に対応するバリアブルノードと各行に対応するチェックノード間でメッセージを行き来させることにより、受信語の信頼度(LLR)の信頼性伝播(BP)を行い、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑え、さらに信頼度(LLR)を対角化対象列のみ更新するBPステップを有し、前記BPステップにおいては、バリアブルノードからチェックノードへのメッセージの初期値を受信語として設定し、チェックノードからバリアブルノードへのメッセージを演算し、バリアブルノードにおけるバリアブルノード演算は行わず、各ビットのLLRを更新し、当該更新に際し、対角化対象列については、値を更新して更新値として出力し、非対角化対象列については、受信語をそのまま更新値として出力する
好適には、前記BPステップは、入力LLRとパリティ検査行によりチェックノード演算を行い、更新メッセージを生成する第1ステップと、更新する列のインデックスにより選択された更新する列のLLRと前記第1ステップで生成された更新メッセージにより更新列のLLRを更新する第2ステップと、を含む。
本発明の第2の観点は、受信語の信頼度の大きさに従いソートし、その順番に対角化されたパリティ検査行列を用いて、信頼性伝播(Belief propagation:BP)を行って信頼度を更新し、その更新された値に対して、再び上記動作を繰り返す復号装置であって、パリティ検査行列に対応するタナーグラフの行列の各列に対応するバリアブルノードと各行に対応するチェックノード間でメッセージを行き来させることにより、受信語の信頼度(LLR)の信頼性伝播(BP)を行い、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑え、さらに信頼度(LLR)を対角化対象列のみ更新する信頼性伝播部を有し、前記信頼性伝播部は、バリアブルノードからチェックノードへのメッセージの初期値を受信語として設定し、チェックノードからバリアブルノードへのメッセージを演算し、バリアブルノードにおけるバリアブルノード演算は行わず、各ビットのLLRを更新し、当該更新に際し、対角化対象列については、値を更新して更新値として出力し、非対角化対象列については、受信語をそのまま更新値として出力する
好適には、前記信頼性伝播部は、入力LLRとパリティ検査行によりチェックノード演算を行い、更新メッセージを生成する演算部と、更新する列のインデックスにより選択された更新する列のLLRと前記第1ステップで生成された更新メッセージにより更新列のLLRを更新する更新部と、を含む。
本発明の第3の観点は、受信語の信頼度の大きさに従いソートし、その順番に対角化されたパリティ検査行列を用いて、信頼性伝播(Belief propagation:BP)を行って信頼度を更新し、その更新された値に対して、再び上記動作を繰り返す復号処理において、パリティ検査行列に対応するタナーグラフの行列の各列に対応するバリアブルノードと各行に対応するチェックノード間でメッセージを行き来させることにより、受信語の信頼度(LLR)の信頼性伝播(BP)を行い、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑え、さらに信頼度(LLR)を対角化対象列のみ更新するBP処理あってバリアブルノードからチェックノードへのメッセージの初期値を受信語として設定する処理と、チェックノードからバリアブルノードへのメッセージを演算する処理と、バリアブルノードにおけるバリアブルノード演算は行わず、各ビットのLLRを更新する処理とを含み、当該更新処理に際し、対角化対象列については、値を更新して更新値として出力する処理と、非対角化対象列については、受信語をそのまま更新値として出力する処理と、を含むBP処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、そもそも信頼度の高いノードは、誤っていない可能性が高く、信頼度の低いノードは誤っている可能性が高い。また、対角化対象列と非対称列が入れ替わるのは、信頼度が近い両者間で起こりうり、かなり信頼度の高いノードについては対角化対象列にはまずなりにくい。以上から、対角化対象列以外のノードについては、LLR更新は行わない。
また、信頼性伝播(BP)では、タナーグラフ上で2nのサイクルが存在する場合、n回以上の信頼性伝播の繰り返しを行うとメッセージどうしの独立性が損なわれ性能劣化を生じる可能性がある。実際、パリティ検査行列も非常に密でn=2のサイクルを多数持つ。このことから、本発明においては、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に限定されるように構成されている。
本発明によれば、より少ない計算量で高速に、かつ小さい回路規模で信頼性の高い復号を行うことができる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
本発明の実施形態に係る復号装置は、代数的手法を用いた誤り訂正符号技術を実現するための回路、たとえば適応的信頼性伝播(Adaptive Belief Propagation:ABP)復号器として応用できる。
ABP復号は、リードソロモン(Read−Solomon:RS)符号やBCH符号、その他低密度でないパリティ検査行列を持つ線形符号に対する復号法であり、ある伝送路から符号語を受信すると、その受信語をより信頼できる値に更新する。
以下、ABP復号における復号装置の通信システム上の位置づけについて説明した後、本実施形態に係るソート装置の具体的な構成および機能について説明する。
図3は、デジタル信号受信機、たとえばデジタルテレビなどの誤り訂正システムにABP復号器を用いた通信システムの構成例を示す図である。
本通信システム10は、図3に示すように、RS符号化器11、インタリーバ12、畳み込み符号器13、畳み込み符号の軟出力復号器14、デインタリーバ15、ABP繰り返し復号器16、およびチャネル17を有する。
本通信システム10では、RS符号化、畳み込み符号化された送信語に対して、畳み込み符号の軟出力復号をした後にABP復号を行っている。
ここで言う畳み込み符号の軟出力復号とは、たとえばBCJRアルゴリズムやSOVAによる復号のことである。
ABP復号器16においては、ABPによる信頼性の更新後、硬判定後限界距離復号、リスト復号、もしくは、軟値をそのまま入力として軟判定リスト復号を行う。
図4は、MAP復号が後段についたABP復号器の構成例を示す図である。
この復号器20は、図4に示すように、ABP復号部21、限界距離(BD)復号部22、受信信頼度(LLR)保持部23、およびMAP復号部24を有している。
復号器20においては、ABP復号部21による信頼性(LLR)の更新後、硬判定してBD復号部22において、限界距離復号を行い、この結果をリストに集め、最終的にMAP復号部24において最大事後確率復号(Maximum a posteriori Probabiliy:MAP)復号を行う。
図5は、ABP復号器の復号装置の構成例を示す図である。
図5のABP復号器30は、図3のABP復号器16や図4のABP復号部21に適用可能であり、ソート入力選択部31、ソート部32、パリティ検査行列の対角化部33、信頼度(LLR)保持部34、および信頼性伝播(BP)部35を有している。
ABP復号器30においては、入力として、受信LLRS32が入力される。
列インデックスS31は、入力された受信LLRの符号語の始まりからカウンタで0、1、2、3、、とカウントアップされた値を生成し利用する。
ソート入力選択部31で、初回は、列インデックスS31と受信LLRS32を選択し、繰り返し二回目以降は信頼性伝播(BP)後、更新LLRS40とその列インデックスS39を選択する。
図5に示すように、受信語が入力されたら、まず、ソート部32において、その信頼度(LLR)の大きさに応じて列インデックスのソートを行う。
次に、信頼度の低いシンボルに対応する列より順に、対角化部33でパリティ検査行列の対角化を行う。
最後に、対角化されたパリティ検査行S37を用いて、信頼性伝播(BP)を行うことにより、値が更新される。
更新された値に対して、再びソート、対角化、信頼性伝播(BP)を行う。繰り返し数が予め決められており、その繰り返し数だけこれを繰り返す。
この復号器30の信頼性伝播(BP)部35において、本発明の実施形態に係る復号方法を適用することが可能である。
図6、図7、および図8は、本発明の実施形態に係る適応的信頼性伝播(ABP:adaptive belief propagation)を用いた繰り返し復号のタナーグラフ上のメッセージの流れを表す図である。
本実施形態においては、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑え、さらに信頼度を対角化対象列のみ更新する。
図6で、まずバリアブルノード(variable node)ノード41からチェックノード(check node)42へのメッセージの初期値を決定する。初期値は、受信語riが設定される。つまり、次式で与えられる。
Figure 0004862658
次に、図7でチェックノード42からバリアブルノード41へのメッセージが次のように計算される。
Figure 0004862658
最後に、図8において、繰り返し数が一回なので、バリアブルノード41におけるバリアブルノード演算は行われず、各ビットのLLRが更新される。対角化対象列である第1列、第3列、第5列については、値が更新され、以下に示す更新値として出力する。
Figure 0004862658
対角化対象列でない第2列、第4列、第6列については、受信語riをそのまま更新値として出力する。
以上より、演算量が減り、特にバリアブルノード演算も行う必要がない。
図9は、既存手法および本実施形態に係る手法におけるシミュレーションを用いた復号性能比較のグラフを示す図である。
図9は、RS(204,188)を想定した場合のフレームエラーレート(Frame Error Rate)を示す図であって、Aで示す曲線が既存手法の復号性能を示し、Bで示す曲線が本実施形態に手法における復号性能を示している。
なお、図3のような畳み込み符号と連接したシミュレーションモデルにおいて、図9のように、本発明による性能劣化はほとんど存在しないことが、シミュレーションにより示されている。
図10は、本発明の実施形態に係るABP復号器の信頼性伝播(BP)部の構成例を示す図である。また、図11は、本発明の実施形態に係る復号方法を適用していない場合のABP復号器の信頼性伝播(BP)部の構成例を示す図である。
図10の信頼性伝播(BP)部35は、更新列LLR選択部351、チェックノード(check node)演算部352、およびLLR更新部353を有している。
たとえば、RS(204,188)を想定した場合、全1632列のLLRS42が入力されると、更新列LLR選択部351と更新する列のインデックスS41により、更新したい列のLLRS87が選択される。
また、入力LLRS4とパリティ検査行S43を利用して、チェックノード演算部352でチェックノード演算が行われる。
ここで、更新したいバリアブルノード(variable node)は常に対角化対象列であるため、このバリアブルノードにつながっているチェックノードは必ず一つしか存在しない。つまり、一回の行入力とLLR入力で、その更新したいバリアブルノードに到来する全てのメッセージが演算されることになる。
よって、チェックノード演算で更新されたメッセージS45と更新列LLR選択部351で選択されたLLRS44をLLR更新部353で足し合わせれば、つまり、次の演算を行うことにより、更新列S41のLLRは更新される
Figure 0004862658
また、図11の信頼性伝播(BP)部35Aは、更新列LLR選択部351A、チェックノード(check node)演算部352A、LLR更新部353A、バリアブルノード(variable node)演算入力選択部354、バリアブルノード演算部355、v2cメッセージメモリ356、およびc2vメッセージメモリ357を有している。
更新列LLR選択部351Aは、更新する列インデックスS81のLLRを符号長分のLLRを持つ入力S52から選択する。
バリアブルノード演算入力選択部354は、信頼性伝播(BP)の繰り返し一回目は、入力LLRS52を選択し、繰り返し二回目以降は、チェックノード演算後のメッセージS85を選択する。
v2cメッセージメモリ356は、バリアブルノードからチェックノードへのメッセージメモリとして機能し、c2vメッセージメモリ357は、チェックノードからバリアブルノードへのメッセージメモリとして機能する。
図11の信頼性伝播(BP)部35Aにおいて、まず、バリアブルノード演算部355では、チェックノード演算後のメッセージを利用して、バリアブルノード演算を行い、更新したメッセージS55を出力する。
ただし、上記のとおり、繰り返し一回目は、この更新メッセージS55は入力LLRS52に設定される。バリアブルノード演算完了後、v2cメッセージメモリ356からバリアブルノードからチェックノードへのメッセージを出力し、チェックノード演算部352Aでチェックノード演算を行う。
その後、更新メッセージがc2vメッセージメモリ357に保持される。c2vメッセージメモリ357からメッセージS59がバリアブルノード演算部355に送られる。
以降、これを繰り返す。繰り返し数だけこれを繰り返した後、LLR更新部353Aで、更新したいLLRS57とメッセージS59を利用してLLRを更新し、出力する。
このように、図11の信頼性伝播(BP)部35Aにおいては、チェックノード演算とバリアブルノード演算を両方行わなければならず、両者のためパリティ検査行とパリティ検査行列の列の両方必要になる。また、メッセージメモリは、パリティ検査行列の1の数のワード数が必要になる。
これに対して、本発明の実施形態に係る図10の信頼性伝播(BP)部35においては、バリアブルノード演算部やメッセージメモリは必要ない。したがって、回路規模の増大を防止することができる。
また、パリティ検査行のみ必要で列は必要ないため、図5に示すように、対角化部33は、パリティ検査行S37のみ信頼性伝播(BP)部35に出力すればよく、一般的なメモリの構成上この実現は難しくない。また、これにより、計算量が削減され動作周波数の低減も可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑えることができ、また、信頼度を対角化対象列にのみ更新することにより、計算量を削減することができる。
特に、装置においては、信頼性伝播(BP)の繰り返し数が一回であるため、バリアブルノード演算を行う必要がなく、その結果、バリアブルノード演算装置を省け、回路規模を縮小できる。
また、バリアブルノード演算に必要なパリティ検査行列の列を対角化部から読み出す必要もなくなる。さらに、信頼度を対角化対象列にのみ更新すると、LLRを更新するバリアブルノードとつながっているチェックノードの数が1である。そのため、チェックノード演算更新メッセージと更新したい列のLLRを直接LLR更新部に入力すればLLR更新は完了することから、チェックノード演算部後段のメッセージメモリを設ける必要もなくなる。
なお、以上詳細に説明した方法は、上記手順に応じたプログラムとして形成し、CPU等のコンピュータで実行するように構成することも可能である。
また、このようなプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体、この記録媒体をセットしたコンピュータによりアクセスし上記プログラムを実行するように構成可能である。
パリティ検査行列Hnewに対応するタナーグラフである。 ABP復号法を用いた繰り返し復号のフローチャートである。 デジタル信号受信機、たとえばデジタルテレビなどの誤り訂正システムにABP復号器を用いた通信システムの構成例を示す図である。 MAP復号が後段についたABP復号器の構成例を示す図である。 ABP復号器の復号装置の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る適応的信頼性伝播(ABP:adaptive belief propagation)を用いた繰り返し復号のタナーグラフ上のメッセージの第1の流れを表す図である。 本発明の実施形態に係る適応的信頼性伝播(ABP:adaptive belief propagation)を用いた繰り返し復号のタナーグラフ上のメッセージの第2の流れを表す図である。 本発明の実施形態に係る適応的信頼性伝播(ABP:adaptive belief propagation)を用いた繰り返し復号のタナーグラフ上のメッセージの第3の流れを表す図である。 既存手法および本実施形態に係る手法におけるシミュレーションを用いた復号性能比較のグラフを示す図である。 本発明の実施形態に係るABP復号器の信頼性伝播(BP)部の構成例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る復号方法を適用していない場合のABP復号器の信頼性伝播(BP)部の構成例を示す図である。
符号の説明
10・・・通信システム、11・・・RS符号化器、12・・・インタリーバ、13・・・畳み込み符号器、14・・・畳み込み符号の軟出力復号器、15・・・デインタリーバ、16・・・ABP繰り返し復号器、17・・・チャネル、20・・・復号器、21・・・ABP復号部、22・・・限界距離(BD)復号部、23・・・受信信頼度(LLR)保持部、24・・・MAP復号部、30・・・ABP復号器、31・・・ソート入力選択部、32,32A・・・ソート部、33・・・パリティ検査行列の対角化部、34・・・信頼度(LLR)保持部、35・・・信頼性伝播(BP)部、351・・・更新列LLR選択部、352・・・チェックノード(check node)演算部、353・・・LLR更新部、41・・・バリアブルノード、42・・・チェックノード。

Claims (9)

  1. 受信語の信頼度の大きさに従いソートし、その順番に行列のランク分対角化されたパリティ検査行列を用いて、信頼性伝播(Belief propagation:BP)を行って信頼度を更新し、その更新された値に対して、再び上記動作を繰り返す復号方法であって、
    パリティ検査行列に対応するタナーグラフの行列の各列に対応するバリアブルノードと各行に対応するチェックノード間でメッセージを行き来させることにより、受信語の信頼度(LLR)の信頼性伝播(BP)を行い、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑え、さらに信頼度(LLR)を対角化対象列のみ更新するBPステップを有し、
    前記BPステップにおいては、
    バリアブルノードからチェックノードへのメッセージの初期値を受信語として設定し、
    チェックノードからバリアブルノードへのメッセージを演算し、
    バリアブルノードにおけるバリアブルノード演算は行わず、各ビットのLLRを更新し、当該更新に際し、
    対角化対象列については、値を更新して更新値として出力し、
    非対角化対象列については、受信語をそのまま更新値として出力する
    復号方法。
  2. 前記BPステップは、
    入力LLRとパリティ検査行によりチェックノード演算を行い、更新メッセージを生成する第1ステップと、
    更新する列のインデックスにより選択された更新する列のLLRと前記第1ステップで生成された更新メッセージにより更新列のLLRを更新する第2ステップと、を含む
    請求項1記載の復号方法。
  3. 前記第2ステップにおいては、
    選択された更新する列のLLRと更新メッセージとを足し合わせてLLR更新する
    請求項2記載の復号方法。
  4. 受信語の信頼度の大きさに従いソートし、その順番に対角化されたパリティ検査行列を用いて、信頼性伝播(Belief propagation:BP)を行って信頼度を更新し、その更新された値に対して、再び上記動作を繰り返す復号装置であって、
    パリティ検査行列に対応するタナーグラフの行列の各列に対応するバリアブルノードと各行に対応するチェックノード間でメッセージを行き来させることにより、受信語の信頼度(LLR)の信頼性伝播(BP)を行い、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑え、さらに信頼度(LLR)を対角化対象列のみ更新する信頼性伝播部を有し、
    前記信頼性伝播部は、
    バリアブルノードからチェックノードへのメッセージの初期値を受信語として設定し、
    チェックノードからバリアブルノードへのメッセージを演算し、
    バリアブルノードにおけるバリアブルノード演算は行わず、各ビットのLLRを更新し、当該更新に際し、
    対角化対象列については、値を更新して更新値として出力し、
    非対角化対象列については、受信語をそのまま更新値として出力する
    復号装置。
  5. 前記信頼性伝播部は、
    入力LLRとパリティ検査行によりチェックノード演算を行い、更新メッセージを生成する演算部と、
    更新する列のインデックスにより選択された更新する列のLLRと前記第1ステップで生成された更新メッセージにより更新列のLLRを更新する更新部と、を含む
    請求項4記載の復号装置。
  6. 前記更新部は、
    選択された更新する列のLLRと更新メッセージとを足し合わせてLLRを更新する
    請求項5記載の復号装置。
  7. 受信語の信頼度の大きさに従いソートし、その順番に対角化されたパリティ検査行列を用いて、信頼性伝播(Belief propagation:BP)を行って信頼度を更新し、その更新された値に対して、再び上記動作を繰り返す復号処理において、
    パリティ検査行列に対応するタナーグラフの行列の各列に対応するバリアブルノードと各行に対応するチェックノード間でメッセージを行き来させることにより、受信語の信頼度(LLR)の信頼性伝播(BP)を行い、信頼性伝播(BP)の繰り返し数を一回に抑え、さらに信頼度(LLR)を対角化対象列のみ更新するBP処理あって
    バリアブルノードからチェックノードへのメッセージの初期値を受信語として設定する処理と、
    チェックノードからバリアブルノードへのメッセージを演算する処理と、
    バリアブルノードにおけるバリアブルノード演算は行わず、各ビットのLLRを更新する処理とを含み、当該更新処理に際し、
    対角化対象列については、値を更新して更新値として出力する処理と、
    非対角化対象列については、受信語をそのまま更新値として出力する処理と、を含むBP処理を
    コンピュータに実行させるプログラム。
  8. 前記BP処理において、
    入力LLRとパリティ検査行によりチェックノード演算を行い、更新メッセージを生成する第1の処理と、
    更新する列のインデックスにより選択された更新する列のLLRと前記第1の処理で生成された更新メッセージにより更新列のLLRを更新する第2の処理と、を含むBP処理を
    コンピュータに実行させる請求項7記載のプログラム。
  9. 前記第2の処理においては、
    選択された更新する列のLLRと更新メッセージとを足し合わせてLLRを更新する
    請求項8記載のプログラム。
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