JP4862095B2 - 電気回路開閉操作装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気回路開閉操作装置に関し、特に配線用遮断器の開閉用として好適な電気回路開閉操作装置に関するものである。
JEM−1195(JEM:日本電機工業会規格)には、コントロールセンタの機能ユニットとは、所定の機能を行うために必要な主回路および補助回路の機器を備えたモータコントロールセンタの一回路構成単位と規定されている。この機能ユニット内には、通常、短絡時の電流を安全に遮断する目的で、MCCB(配線用遮断器)が搭載されている。この配線用遮断器の操作を簡便にすると同時に配線用遮断器がONの状態では、機能ユニットを引出せなくするインタロック機能を持たせるために電気回路開閉操作装置がある。
特許文献1には、配線用遮断器にハンドル操作装置を取り付けるのに、取付座を設けてこれをネジにより配線用遮断器と一緒に盤パネルに締め付け、次いでこの取付座にハンドル操作装置をネジで締め付けているものが開示されている。
コントロールセンタの機能ユニットに設けられる電気回路開閉操作装置(以後、開閉操作装置と略称することがある)は、配線用遮断器のON、OFF、RESET操作を行う機能と、ON、TRIP、OFF、RESETの状態を表示する機能を兼ねている。また開閉操作装置は、配線用遮断器のノブと操作取っ手がリンク機構を介して連結されることにより、操作取っ手の操作により配線用遮断器の操作を行い、かつ配線用遮断器のノブの位置に応じて配線用遮断器の動作状態の表示を開閉操作装置の意匠面で行う。
開閉操作装置の操作取っ手の動作ストロークは、配線用遮断器のノブの動作ストロークに合わせて設計されるが、配線用遮断器のON、TRIP、OFF、RESET位置は公差を有しているため、開閉操作装置の動作状態の指示位置は配線用遮断器の公差の大きさに応じてズレる問題がある。しかも、個々の配線用遮断器の公差は一様でないため、配線用遮断器の動作状態が同じであっても、複数の機能ユニットが並んだ場合には、開閉操作装置における動作状態の指示位置がばらばらになるため、外観上の統一感を重視する場合には問題となるのみならず、開閉操作装置が本来、ON表示している場合でもON表示か否か不明である問題がある。
図9および図10は、従来技術の問題点を具体的に説明する図である。配線用遮断器の接点をOFFからONにするノブの動作ストローク(後述のC)公差により、操作取っ手2bの指示位置がズレた場合の例を示している。配線用遮断器の接点をOFFからONにするノブのストローク公差がマイナス公差の場合は、図9に示すように、操作取っ手2bは設計上のON表示位置より手前を指示する。ストローク公差がプラス公差の場合は、図10に示すように、操作取っ手2bは設計上のON表示位置を過ぎた指示となる。このため、機能ユニットが複数台収納されたコントロールセンタでは、配線用遮断器の公差が個々に異なるため、配線用遮断器の動作状態が同じONであっても、操作取っ手2bの指示位置は公差の影響により別々となるのみならず、図9に示すように、操作取っ手2bの指示がON表示位置より手前であると、ON表示の信憑性そのものが疑われる問題がある。
特開平6−5191号公報 特開2006−31983号公報
この発明は、前記の問題点を解消するためになされたもので、遮断器のノブの動作ストロークの公差の影響を受けないで、遮断器の動作状態が操作取っ手により精度良く指示できる電気回路開閉操作装置を提供しようとするものである。
この発明の電気回路開閉操作装置は、ノブが接点のOFFからON方向にデッドポイントを超えて動くと接点を閉状態にすると共にノブを動作完了位置まで駆動させる投入機構を有する遮断器、前記遮断器のノブとリンク機構を介して連結され、回動させてノブを駆動させ前記遮断器を開閉操作する操作取っ手、前記遮断器の接点がON状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のON状態を表示し、前記遮断器がOFF状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のOFF状態を表示する意匠パネル、前記操作取っ手が回動し前記操作取っ手が前記意匠パネルのON状態を表示する位置で前記操作取っ手の回動を阻止するストッパを備え、前記操作取っ手を接点のOFFからON方向に回動させてノブを駆動させ前記遮断器の投入機構のデッドポイントを超えると前記遮断器の接点が閉じると共に、前記遮断器の投入機構の駆動力により前記リンク機構を介して前記操作取っ手を駆動して付勢させ、前記操作取っ手を前記ストッパに押し付けることにより前記操作取っ手が前記意匠パネルのON状態を表示する位置に保持されるようにしたものである。
また、この発明の電気回路開閉操作装置は、ノブが接点のONからOFF方向にデッドポイントを超えて動くと接点を開状態にすると共にノブを動作完了位置まで駆動させる引き外し機構を有する遮断器、前記遮断器のノブとリンク機構を介して連結され、回動させてノブを駆動させ前記遮断器を開閉操作する操作取っ手、前記遮断器の接点がON状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のON状態を表示し、前記遮断器がOFF状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のOFF状態を表示する意匠パネル、前記操作取っ手が回動し前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍で前記操作取っ手の回動を抑制するOFF位置停止機構を備え、前記操作取っ手を接点のONからOFF方向に回動させてノブを駆動させ前記遮断器の引き外し機構のデッドイントを越えると前記遮断器の接点が開くと共に、前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍に前記OFF位置停止機構で停止させるようにすると共に、前記遮断器の接点をONからOFFにするノブの動作ストロークの公差の影響を受けないように、前記遮断器の接点をOFFにするときの引き外し機構による駆動力が、前記遮断器のノブからリンク機構を介して操作取っ手に最後まで加わらないようにし、前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍に前記OFF位置停止機構で停止させるようにしたものである。
この発明に係る電気回路開閉操作装置によれば、遮断器のノブの動作ストロークの公差の影響を受けないで、遮断器の動作状態が操作取っ手により精度良く指示できる。
コントロールセンタの機能ユニットを示す正面図である。 図1の側面図である。 この発明の実施の形態1における電気回路開閉操作装置を示す図1の部分拡大図である。 図3の側面図である。 図3の一部拡大裏面図である。 実施の形態1における操作取っ手と遮断器のノブの動作ストロークの関係を説明する図である。 実施の形態2における図1の他の部分拡大図である。 図7の矢示線での断面図である。 従来技術の問題点を説明する説明図である。 従来技術の問題点を説明する他の説明図である。
実施の形態1.
配線用遮断器は、それのノブ(つまみ)操作を非常にゆっくりと操作した場合に、内部接点でアーク発生等による事故が発生する。このため操作速度に関係なく、ノブが接点のOFFからON方向にある一定の位置(以降、この位置をデッドポイントという。)まで動くと、ON動作完了位置までノブが動いていなくても投入機構により素早く接点を閉状態に、逆にONからOFFにある一定の位置(以降、この位置をデッドポイントという。)までノブが動くと、OFF動作完了位置までノブが動いていなくても、引き外し機構により素早く接点を開状態にする機構を搭載しているものがあることがよく知られている。このようなものを搭載しているものとしては、例えば、市販されている三菱電機株式会社製 遮断器 型名NF250−SW,NF250−HW、特許文献2等がある。
この機構が搭載されている配線用遮断器は、デッドポイントを越えた位置でノブに外力が加わらなくとも、内部接点はON、OFFの正規位置まで動く。またデッドポイントを越えた位置で外力による駆動力を与えなくても、投入・引き外し機構の動作力により配線用遮断器のノブを動作完了位置まで駆動させるものである。
実施の形態1では、図6に示すように、接点をOFFからONに操作する操作取っ手2bの動作ストロークAを、配線用遮断器の接点をOFFからONにするノブ2kの公差を見込んだ最小動作ストロークCより小さく且つ、投入機構のデッドポイントを越えるストロークに設計することにより、操作取っ手2bがON位置6の時には配線用遮断器はON完了位置7までノブ2kが動いていないため、配線用遮断器の投入機構による駆動力が操作取っ手2bに加わる。配線用遮断器の投入機構の駆動力が操作取っ手2bに加わり続けるために、操作取っ手2bが、ON表示位置(後述)を超えて回動しないように、操作取っ手2bにストッパ(後述)を設けることにより、操作取っ手2bの指示位置が配線用遮断器の動作ストローク公差の影響を受けずに、ストッパで決めた位置(表示位置)に保持される。
なお、図6は実施の形態1における操作取っ手と遮断器のノブの動作ストロークの関係を説明する図である。Cは配線用遮断器の接点をOFFからONにするノブ2kの動作ストローク(角度)である。Aは接点をOFFからONに操作する操作取っ手2bの動作ストローク(角度)で、操作取っ手2bに基因する配線用遮断器のノブ2kのストローク(角度)で表している。Bは操作取っ手2bをOFF位置より反ON方向に回動させてRESETするときの動作ストローク(角度)である。Dはノブ2kの動作範囲である。A+Bは操作取っ手2bの操作範囲である。
配線用遮断器は、短絡等の異常により接点を開極(TRIP)させた場合には、RESET操作をすることにより再び接点がOFF状態に戻り、再使用できる。このRESET動作はノブのOFF位置よりも大きいストロークが必要なものがある(つまり、ノブのOFF位置より反ON方向に回動させる必要がある)。このようなものを搭載しているものとしては、例えば、前記の三菱電機株式会社製遮断器等がある。この場合に操作取っ手でRESET動作をさせるためには、OFF位置以上に操作できるストローク(つまり、操作取っ手をOFF位置より反ON方向に回動させること)が必要となるため、操作取っ手のOFF位置に前述のストッパが設けられず、配線用遮断器の動作ストローク公差により、操作取っ手が指示するOFF表示位置がずれてしまう。
実施の形態1では、ON表示は操作取っ手に係わる機構を前述の機構とし、一方OFF表示では、配線用遮断器OFF時のノブと操作取っ手間のリンク機構にガタ(遊び)を設けて、配線用遮断器OFF時の引き外し機構による駆動力が操作取っ手に加わらない設計とし、操作取っ手のOFF位置で操作取っ手の機構部に僅かな引っ掛かりを設けることで、つまり、配線用遮断器OFF時の操作取っ手のOFF位置またはその近傍で操作取っ手を停止させるOFF位置停止機構を備えたことで、操作取っ手のOFF位置のズレを防止する。
図1〜図5は、この発明の実施の形態1を説明するもので、図1はコントロールセンタの機能ユニットの正面図、図2は図1の側面図、図3は図1の部分拡大図、図4は図3の側面図、図5は図3の操作取っ手のリンク機構を除いた状態の一部拡大裏面図である。明細書中の各図で同一又は相当部分には同一符号を付し、説明を一部省略することがある。
図1および図2において、コントロールセンタの機能ユニット1aは、電源と接続される接続子1bを持ち、遮断器の一例としての配線用遮断器1c、遮断器1cを含む電気回路開閉操作装置(開閉操作装置)1d、電流センサ・零相変流器1e、電磁開閉器1f、制御回路保護ヒューズ1g、制御回路用端子台1h、各種シーケンスを実現するための電磁継電器1j、機能ユニットから負荷へ電力を送るためのコネクタ1kを備えている。
図3〜図5において、開閉操作装置1dは、配線用遮断器1c、操作取っ手2b、配線用遮断器1cの動作状態(ON,OFF状態等)を表示する意匠パネル2c、意匠パネル2cをコントロールセンタの機能ユニット1a内に組み込み固定する取付金具2d、操作取っ手2bの回動により配線用遮断器1cのノブ2kを駆動するカム2e、カム2eに連結しカム2eと連動して配線用遮断器1cのノブ2kを駆動するリンク機構2f、リンク機構2fの保持と機構部を配線用遮断器1cへ取り付ける取付金2g、意匠パネル(固定側)に設けたストッパ4d、および機能ユニットのインターロック機構2hにより構成される。
操作取っ手2bは配線用遮断器1cのノブ2kとリンク機構2fを介して連結され、操作取っ手2bを回動させてノブ2kを駆動させ配線用遮断器1cを開閉操作する。操作取っ手2bにはカム2eが軸で一体に結合され、カム2eに結合した偏心軸2nで、リンク機構2fと連結し、カム2eの回動でリンク機構2fがほぼ直線状に移動し、リンク機構2fと連結したノブ2kをほぼ直線状に駆動することができる。
ストッパ4dは、操作取っ手2bをON表示位置で停止させる。つまり、ストッパ4dで操作取っ手2bを停止させる位置は、停止された位置で操作取っ手2bが指示する意匠パネル2c上の位置が、意匠パネル2cのON表示位置と一致する(図5参照)。カム2eは、操作取っ手2bのON表示位置では、配線用遮断器1cの投入機構の駆動力によりノブ2kとリンク機構2fを介して付勢(矢印)されて、ストッパ4dに押し付けられ(矢印)、操作取っ手2bが指示する意匠パネル2c上の位置が意匠パネル2cのON表示位置に保持される。なお、配線用遮断器1cは、接点部を含み、接点部の投入機構,引き外し機構、並びに、ON,OFF,RESET操作を行うノブ2kより構成される。
実施の形態1においては、操作取っ手2bにより指示する位置と意匠パネル上のON表示位置のズレを防止するために、前述の通り、接点をOFFからONに操作する操作取っ手2bの動作ストロークを、配線用遮断器1cの接点をOFFからONにするノブ2kの動作ストロークより短く前記遮断器1cの投入機構のデッドポイントを越えるようにする。要するに、結果として、操作取っ手2bを接点のOFFからON方向に回動させて、カム2e,偏心軸2n,リンク機構2fを介してノブ2kを駆動させ配線用遮断器1cの投入機構のデッドポイントを超えると、配線用遮断器1cの接点が閉じると共に、配線用遮断器1cの投入機構の駆動力によりノブ2k,リンク機構2f,偏心軸2n,カム2eを介して操作取っ手2bを駆動して付勢させ、操作取っ手2bのカム2eをストッパ4dに押し付けることにより操作取っ手2bが意匠パネル2cのON状態を表示する位置に保持される。
そのため、カム2eが接点のON位置7(図6)以上に回動できないが、カム2eには配線用遮断器1cの投入機構の駆動力が加わり続けるため、操作取っ手2bは意匠パネル上のON表示位置で保持され、操作取っ手2bは意匠パネル2cのON表示位置を精度よく指示し表示できる。
実施の形態2.
図7および図8は、実施の形態2を説明するものであって、図7はコントロールセンタの機能ユニット内に設置された、図3に対応する他の部分拡大図、図8は図7の矢示線での断面図でカムから遮断器側は取り除いてある。図7および図8において、OFF位置停止装置は、操作取っ手2bに設けられた小突起5cと意匠パネル2cに設けられた細長状の溝穴5dとから構成されている。
配線用遮断器1cがON状態であるときに、配線用遮断器1cをOFFさせるには、操作取っ手2bを接点のONからOFF方向に操作して、操作取っ手2bとリンク機構2fを介して連結したノブ2kが、接点のONからOFF方向にある一定の位置(以降、この位置をデッドポイントという。)まで駆動されると、OFF動作完了位置までノブ2kが動いていなくても、配線用遮断器1cの引き外し機構により接点が素早く開状態になる。このとき、デッドポイントを越えた位置でノブ2kに外力が加わらなくとも、内部接点はOFFの正規位置まで動く。またデッドポイントを越えた位置で外力による駆動力を与えなくても、引き外し機構の駆動力により配線用遮断器1cのノブ2kが動作完了位置まで駆動される。
配線用遮断器1cのノブ2kが動作完了位置まで駆動されることにより、ノブ2kとリンク機構2fを介して連結されている操作取っ手2bも回動されるが、実施の形態2では、遮断器の接点をONからOFFにするノブの動作ストロークの公差の影響を受けないように、配線用遮断器1cのOFF時のノブ2kと操作取っ手2b間のリンク機構にガタ(遊び)を設けて、配線用遮断器1cのOFF時の引き外し機構による駆動力が最後まで操作取っ手2bに加わらない設計とし、操作取っ手2bのOFF位置又はその近傍に操作取っ手2bの機構部に僅かな引っ掛かりを設ける。
つまり、操作取っ手2bのOFF位置又はその近傍に操作取っ手2bに小突起5cが設けられ、且つ意匠パネル2cに溝穴5dが設けられていると、操作取っ手2bが意匠パネル2cのOFF表示位置を指示するところまで操作されるときに、小突起5cが溝穴5d内に嵌って、その結果、操作取っ手2bがOFF表示位置で停止される。小突起と溝穴は逆の関係で、小突起を意匠パネル2c側に、溝穴を操作取っ手2b側に設けてもよい。
このように、配線用遮断器1cの接点をOFFにするときの引き外し機構による駆動力が、ノブ2kからリンク機構2fを介して操作取っ手2bに最後まで加わらない設計として、遮断器の接点をONからOFFにするノブの動作ストロークの公差の影響を受けないようにし、操作取っ手2bが意匠パネル2cのOFF状態を表示する位置又はその近傍にOFF位置停止機構で停止させることができ、操作取っ手2bが指示する意匠パネル2cのOFF表示位置のズレを防止することができる。なお、実施の形態2は実施の形態1に付加して実施することができる。
以上、この発明を実施の形態1,2により詳細に説明したが、この発明はそれらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明が解決しようとする課題並びに解決手段の精神に則った各種の変型形態をも包含する。例えば配線用遮断装置は、コントロールセンタの機能ユニット以外の個所に搭載された配線用遮断装置であってもよく、操作取っ手としても、図3や図7に示す形状以外の形状のものであってもよい。

Claims (5)

  1. ノブが接点のOFFからON方向にデッドポイントを超えて動くと接点を閉状態にすると共にノブを動作完了位置まで駆動させる投入機構を有する遮断器、
    前記遮断器のノブとリンク機構を介して連結され、回動させてノブを駆動させ前記遮断器を開閉操作する操作取っ手、
    前記遮断器の接点がON状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のON状態を表示し、前記遮断器がOFF状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のOFF状態を表示する意匠パネル、
    前記操作取っ手が回動し前記操作取っ手が前記意匠パネルのON状態を表示する位置で前記操作取っ手の回動を阻止するストッパを備え、
    前記操作取っ手を接点のOFFからON方向に回動させてノブを駆動させ前記遮断器の投入機構のデッドポイントを超えると前記遮断器の接点が閉じると共に、前記遮断器の投入機構の駆動力により前記リンク機構を介して前記操作取っ手を駆動して付勢させ、前記操作取っ手を前記ストッパに押し付けることにより前記操作取っ手が前記意匠パネルのON状態を表示する位置に保持されるようにした電気回路開閉操作装置。
  2. 接点をOFFからONに操作する前記操作取っ手の動作ストロークを、配線用遮断器の接点をOFFからONにするノブの動作ストロークより短く前記遮断器の投入機構のデッドポイントを越えるようにした請求項1記載の電気回路開閉操作装置。
  3. ノブが接点のONからOFF方向にデッドポイントを超えて動くと接点を開状態にすると共にノブを動作完了位置まで駆動させる引き外し機構を有する遮断器、
    前記遮断器のノブとリンク機構を介して連結され、回動させてノブを駆動させ前記遮断器を開閉操作する操作取っ手、
    前記遮断器の接点がON状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のON状態を表示し、前記遮断器がOFF状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のOFF状態を表示する意匠パネル、
    前記操作取っ手が回動し前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍で前記操作取っ手の回動を抑制するOFF位置停止機構を備え、
    前記操作取っ手を接点のONからOFF方向に回動させてノブを駆動させ前記遮断器の引き外し機構のデッドイントを越えると前記遮断器の接点が開くと共に、前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍に前記OFF位置停止機構で停止させるようにすると共に、前記遮断器の接点をONからOFFにするノブの動作ストロークの公差の影響を受けないように、前記遮断器の接点をOFFにするときの引き外し機構による駆動力が、前記遮断器のノブからリンク機構を介して操作取っ手に最後まで加わらないようにし、前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍に前記OFF位置停止機構で停止させるようにした電気回路開閉操作装置。
  4. ノブが接点のOFFからON方向にデッドポイントを超えて動くと接点を閉状態にすると共にノブを動作完了位置まで駆動させる投入機構と、ノブが接点のONからOFF方向にデッドポイントを超えて動くと接点を開状態にすると共にノブを動作完了位置まで駆動させる引き外し機構を有する遮断器、
    前記遮断器のノブとリンク機構を介して連結され、回動させてノブを駆動させ前記遮断器を開閉操作する操作取っ手、
    前記遮断器の接点がON状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のON状態を表示し、前記遮断器がOFF状態のときの前記操作取っ手の回動位置で接点のOFF状態を表示する意匠パネル、
    前記操作取っ手が回動し前記操作取っ手が前記意匠パネルのON状態を表示する位置で前記操作取っ手の回動を阻止するストッパ、
    前記操作取っ手が回動し前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍で前記操作取っ手の回動を抑制するOFF位置停止機構を備え、
    前記操作取っ手を接点のOFFからON方向に回動させてノブを駆動させ前記遮断器の投入機構のデッドポイントを超えると前記遮断器の接点が閉じると共に、前記遮断器の投入機構の駆動力により前記リンク機構を介して前記操作取っ手が駆動され前記ストッパに押し付けられることにより前記操作取っ手が前記意匠パネルのON状態を表示する位置に保持されると共に、
    前記操作取っ手を接点のONからOFF方向に回動させてノブを駆動させ前記遮断器の引き外し機構のデッドイントを越えると前記遮断器の接点が開くと共に、前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍に前記OFF位置停止機構で停止させるようにした電気回路開閉操作装置。
  5. 前記遮断器の接点をONからOFFにするノブの動作ストロークの公差の影響を受けないように、前記遮断器の接点をOFFにするときの引き外し機構による駆動力が、前記遮断器のノブからリンク機構を介して操作取っ手に最後まで加わらないようにし、前記操作取っ手が前記意匠パネルのOFF状態を表示する位置又はその近傍に前記OFF位置停止機構で停止させるようにした請求項4記載の電気回路開閉操作装置。
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