JP4861943B2 - 流量計測装置 - Google Patents
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Description
これにより、計測された流量から求めた計測コード列に基づいて、複数の器具が起動した場合などの動作を判別することができる。したがって、流量に関する演算の簡略化及び器具判別精度の向上を図るとともに、複数器具の運転時においても使用器具を精度良く判別することが可能となる。
これにより、安定領域の平均流量値からの流量変化量に応じて、器具の動作を精度良く判別できる。
これにより、安定領域における特定点を判別し、この特定点に関する流量変動特性によって流体を使用する器具の動作を判別することが可能となる。また、安定領域における流量変化の終了点、中間点、開始点などを特定点として判別し、これらの特定点に対する増加または減少等の流量変動特性によって器具の起動や停止などを判別できる。また、器具の複合動作時の起動判別や器具判別等が可能である。
これにより、例えば非安定系の器具の動作時に流量値が漸次変化している場合などにおいて、安定領域における流量の移動平均によって平均流量値を的確に算出することができる。
これにより、例えば安定系の器具の動作時などにおいて、安定領域全体における流量の平均によって平均流量値を的確に算出することができる。
これにより、複数のテーブルによる計測コード列を用いることで、例えば流量変動が比較的大きい非安定系の器具の動作時などにおいても、安定領域を検出することが可能である。また、流量変動が比較的大きい非安定系の器具の動作時などにおいても、第2のテーブルによる計測コード列を用いて安定領域を検出でき、この安定領域の流量変動特性によって器具の動作を判別することができる。
これにより、“流量の安定状態”→“増加または減少状態”→“安定状態”を判別することで、複数器具の立上がりなどの複合的な動作が判別可能となる。
これにより、流量の安定状態からの起動事象、停止事象、制御増加事象または制御減少事象を判別することで、的確に器具の複合的な動作を判別することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る流量計測装置の構成を示すブロック図である。本実施形態では、ガスの流体供給システムにおいて、ユーザの家屋等に設置されるガスメータを用いた流量計測装置の構成例を示す。
第1の実施形態として、動作中の流量が安定している安定系の器具が起動した後にその他の器具が起動した場合の動作例を示す。この第1の実施形態は、図2に示した流量区分表を用いて処理を行う例である。ここでは、安定系の第1の器具Aが起動して動作している状態で、さらに他の安定系の第2の器具Bが起動した場合の複合動作を例示する。
器具Aの起動:0011133
器具Bの起動:3311133
器具Bの停止:3322233
器具Aの停止:3322200
すなわち、起動事象では、コードN2において停止領域「0」または安定領域「3」から増加領域「1」になって、再び安定領域「3」になっていることがわかる。また、停止事象では、コードN2において安定領域「3」から減少領域「2」になって、再び安定領域「3」または停止領域「0」になっていることがわかる。
第2の実施形態として、動作中の流量変動が大きい非安定系の器具が起動した後にその他の器具が起動した場合の動作例を示す。ここでは、非安定系の第1の器具Dが起動して動作している状態で、さらに他の非安定系の第2の器具Eが起動した場合の複合動作を例示する。この第2の実施形態では、2つのテーブルを持つ流量区分表を用いて、流量変動の状況に応じてテーブルを切り替えて用いて処理を行う例を示す。
21、22、23 器具
100 ガスメータ
101 超音波流量計
102 流量情報記憶部
103 差分演算部
104 差分値変換部
105 コード列生成部
106 器具判別部
107 器具別特性情報保持部
108 処理部
109 遮断弁
110 流量区分表保持部
110a 流量区分表
Claims (16)
- 流路に流れる流体の流量を所定の時間間隔で計測する流量計測部と、
前記流量計測部によって計測された流量の前記所定の時間間隔毎の差分値を演算する差分演算部と、
差分値に応じたコードを複数記憶する保持部と、
前記所定の時間間隔毎の差分値を対応する前記コードにそれぞれ変換し、計測コード列を生成するコード列生成部と、
前記計測コード列に基づいて前記流体の安定領域を判別し、前記安定領域の流量値からの流量変化量に応じて、前記流路の下流に接続された器具の動作を判別する器具判別部とを備え、
前記保持部は、
前記複数のコードによって差分値が区分された第1のテーブルと、
前記第1のテーブルとは対応する差分値が一部異なる複数のコードによって区分された第2のテーブルを有し、
前記器具判別部は、前記第1および第2のテーブルから生成した計測コード列を用いて流量の安定領域を判別する流量計測装置。 - 請求項1に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記安定領域の平均流量値からの流量変化量に応じて、前記器具の動作を判別する流量計測装置。 - 請求項2に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記安定領域における流量変化の開始点、中間点、終了点のうちの少なくとも一つの特定点を判別し、前記流量変化量を算出する流量計測装置。 - 請求項2に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記平均流量値の算出に、前記安定領域における流量の移動平均を用いる流量計測装置。 - 請求項2に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記平均流量値の算出に、前記安定領域全体における流量の平均を用いる流量計測装置。 - 請求項1に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記第1のテーブルによる計測コード列において安定領域が検出されない場合に、前記第1のテーブルよりも安定領域の範囲が大きい前記第2のテーブルによる計測コード列を用いて安定領域を検出する流量計測装置。 - 請求項1に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、流量が安定状態から増加または減少状態を経て安定状態になることを判別することにより、器具の複合的な動作を判別する流量計測装置。 - 請求項3に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、器具の複合的な動作を判別する際に、前記特定点の情報を用いて、器具起動時の起動事象、器具停止時の停止事象、器具の動作制御による制御増加事象または制御減少事象のうちの少なくとも一つの事象を判別する流量計測装置。 - 流路に流れる流体の流量を所定の時間間隔で計測する流量計測部と、
前記流量計測部によって計測された流量の前記所定の時間間隔毎の差分値を演算する差分演算部と、
差分値の大きさに応じた複数の差分値の区分と、前記複数の差分値の区分にそれぞれ対応するコードを複数記憶する保持部と、
前記所定の時間間隔毎の差分値を対応する前記コードにそれぞれ変換し、計測コード列を生成するコード列生成部と、
前記計測コード列に基づいて前記流体の安定領域を判別し、前記安定領域の流量値からの流量変化量に応じて、前記流路の下流に接続された器具の動作を判別する器具判別部とを備え、
前記複数の差分値の区分は、差分値が小さいほど区分の流量間隔が小さい流量計測装置。 - 請求項9に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記安定領域の平均流量値からの流量変化量に応じて、前記器具の動作を判別する流量計測装置。 - 請求項10に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記安定領域における流量変化の開始点、中間点、終了点のうちの少なくとも一つの特定点を判別し、前記流量変化量を算出する流量計測装置。 - 請求項10に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記平均流量値の算出に、前記安定領域における流量の移動平均を用いる流量計測装置。 - 請求項10に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記平均流量値の算出に、前記安定領域全体における流量の平均を用いる流量計測装置。 - 請求項9に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、前記第1のテーブルによる計測コード列において安定領域が検出されない場合に、前記第1のテーブルよりも安定領域の範囲が大きい前記第2のテーブルによる計測コード列を用いて安定領域を検出する流量計測装置。 - 請求項9に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、流量が安定状態から増加または減少状態を経て安定状態になることを判別することにより、器具の複合的な動作を判別する流量計測装置。 - 請求項11に記載の流量計測装置であって、
前記器具判別部は、器具の複合的な動作を判別する際に、前記特定点の情報を用いて、器具起動時の起動事象、器具停止時の停止事象、器具の動作制御による制御増加事象または制御減少事象のうちの少なくとも一つの事象を判別する流量計測装置。
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JP2007246022A JP4861943B2 (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 流量計測装置 |
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