JP5304595B2 - 流量計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体の流量の変化を捕らえることにより、流体を使用している器具を正しく判別するための技術に関するものである。
従来、ガスメータ装置を有する流体配管系において使用器具を特定するガスメータ装置として、特許文献1に記載のものがある。その構成について図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、ガスメータ装置1は、家庭用ガス供給管に接続された流路6中に配置され、ガス流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段3と流量計測手段3から出力される流量値の差分値を求める演算手段4と演算手段4により算出された差分値と記憶手段5内に登録された変化判定値との大きさを比較し、ガス器具の使用状態の変化を判定する比較判定手段7を有する構成である。演算手段4、比較判定手段7、ガス遮断弁2は、制御回路8によって制御されている。
上記ガスメータ装置1においては、流量計測手段3から出力される瞬時流量の差分値の変化を逐次演算し、その変化量でもってガス器具の使用状態の変化を判定するものであり、登録されたデータと計測されたガス流量の変化(差分値)を比較し、使用ガス器具13、14、15の判別を可能とする。
また、従来の流体の使用器具の判別方法として特許文献2に記載のものがある。その構成について図10を参照しながら説明する。
図10に示すように、演算手段108は、流量計測手段104によって計測されたガスの流量の一定時間毎の差分値を演算し、差分値変換手段112により、流量区分表保持部110に格納されている流量区分表110aを用いて一定時間毎の差分値を所定の区分に区分けし、当該区分を表す所定のコードに変換する。器具判別部116は、差分値変換部112で変換されたコードを用いてコード列生成手段114で生成されたコード列と、器具固有コード列情報保持部118に記憶された器具固有の器具固有特徴コード列を比較し、器具を判別する。
上記構成において、流量の差分値をコード化(変換)して得られる符合値を使用し、器具判別の実行に際し、演算を簡略化することにより、演算に必要メモリ量などを減らしつつ、演算速度、器具判別精度の向上を図る。
特開2006−313114号公報 特開2008−309498号公報
しかしながら、前記従来の構成では、例えば小型湯沸器では、湯温の設定状態や水温など、使用状態によって流量のばらつきがあるため、流量差分やコード列では、あらかじめ登録されたデータとの比較では誤判定してしまうという課題があった。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、器具の特徴を抽出する構成とすることにより、演算の簡素化を図り、演算に必要なメモリ量を減らすとともに、使用状態により様々に変化する流量ばらつきを吸収し、特定の種類の器具の判別精度の向上を図ることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の流量計測装置は、流路に流れる流体の流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、前記流量計測手段によって計測された流量を元に、第1の一定時間毎に得られる第1の差分値と第2の一定時間毎に得られる第2の差分値を演算する演算手段と、差分値の大きさに応じた複数の差分値の区分と、各区分を表すコードが対応付けられた流量区分表と、前記演算手段によって演算された差分値を前記流量区分表に基づき前記コードに変換する差分値変換手段と、前記差分値変換手段によって複数の一定時間毎に得られたコードから器具の特徴を示す複数の器具特徴コード列を生成したり、前記流量計測手段によって計測された流量から器具の特徴を示す複数の器具特徴流量を抽出する器具特徴抽出手段と、器具固有の特徴コード列を示す器具固有特徴コード列及び器具固有の流量である器具固有特徴流量を保持している器具固有特徴情報保持手段と、前記器具特徴抽出手段が抽出した前記器具特徴コード列と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有特徴コード列、及び、前記器具特徴抽出手段が抽出した複数の前記器具特徴流量と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有の複数の器具固有特徴流量をそれぞれ比較し器具を判別する器具判別手段とを備え、前記器具判別手段は、前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第1の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第1器具特徴コード列の第1ピーク値が第1所定値範囲内で、かつ前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第2の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第2器具特徴コード列の第1ピーク値が第2所定値範囲内で、かつ第1器具特徴流量が第1所定流量範囲内で、かつ第2器具特徴流量が抽出された場合には第2器具特徴流量が第2所定流量範囲内で、かつ第3器具特徴流量が第3所定流量範囲内であった場合に、使用器具が特定の種類の器具であると判定する構成としたものである。これによって、特定の種類の器具使用時の設定状態の
違い等による流量のばらつきがあっても特定の種類の器具の特徴を抽出することができ、特定の種類の器具の判別精度の向上を図ることができる。
また、器具判別手段は、前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第1の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第1器具特徴コード列の第1ピーク値が第3所定値範囲内で、かつ第1器具特徴流量が第4所定流量範囲内で、かつ第2器具特徴流量が抽出された場合には第2器具特徴流量が第5所定流量範囲内で、かつ第3器具特徴流量が第6所定流量範囲内であるとき、前記器具固定特徴情報保持手段に特定の種類の器具の特徴が保持されていた場合には、特定の種類の器具であると判定する構成としたものである。これによって、特定の種類の器具使用時の設定状態に応じた能力切替等による流量差があっても特定の種類の器具の特徴を抽出することができ、特定の種類の器具の判別精度の向上を図ることができる。
本発明の流量計測装置によると、器具の特徴を抽出する構成とすることにより、演算の簡素化を図り、演算に必要なメモリ量を減らすとともに、使用状態により様々に変化する流量ばらつきを吸収し、特定の種類の器具の判別精度の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施の形態1〜2における流量計測装置のブロック図 本発明の実施の形態1〜2における流量区分表の一例を示す図 (a)本発明の実施の形態1におけるガス器具A使用時の流量差分値を流量区分表に従って区分する概念を示す図、(b)同ガス器具A使用時の流量特性を示すグラフ、(c)同ガス器具A使用時の区分されたコードを表すグラフ、(d)同ガス器具A使用時の抽出した特徴一覧表を示す図 (a)本発明の実施の形態1における小型湯沸器B使用時の流量差分値を流量区分表に従って区分する概念を示す図、(b)同小型湯沸器B使用時の流量特性を示すグラフ、(c)同小型湯沸器B使用時の今回流量と前回流量との差分値を元に変換されたコードaの推移を示すグラフ、(d)同小型湯沸器B使用時の今回流量と前々回流量との差分値を元に変換されたコードbの推移を示すグラフ (a)本発明の実施の形態1における小型湯沸器B使用時の器具特徴コード列一覧表を示す図、(b)同小型湯沸器B使用時の第1器具特徴コード列の推移を示すグラフ、(c)同小型湯沸器B使用時の第2器具特徴コード列の推移を示すグラフ、(d)同小型湯沸器B使用時の抽出した特徴一覧表を示す図 本発明の実施の形態1における小型湯沸器Bが器具固有特徴情報に保持されているときの使用小型湯沸器との判定内容一覧表を示す図 (a)本発明の実施の形態2における小型湯沸器B使用事の流量差分値を流量区分表に従って区分する概念を示す図、(b)同小型湯沸器B使用時の流量特性を示すグラフ、(c)同小型湯沸器B使用時の今回流量と前回流量との差分値を元に変換されたコードaの推移を示すグラフ、(d)同小型湯沸器B使用時の今回流量と前々回流量との差分値を元に変換されたコードbの推移を示すグラフ (a)本発明の実施の形態2における小型湯沸器B使用時の器具特徴コード列一覧表を示す図、(b)同小型湯沸器B使用時の第1器具特徴コード列の推移を示すグラフ、(c)同小型湯沸器B使用時の第2器具特徴コード列の推移を示すグラフ、(d)同小型湯沸器B使用時の抽出した特徴一覧表を示す図 従来のガスメータのブロック図 従来の流量計測装置のブロック図
第1の発明は、流路に流れる流体の流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、前記流量計測手段によって計測された流量を元に、第1の一定時間毎に得られる第1の差分値と第2の一定時間毎に得られる第2の差分値を演算する演算手段と、差分値の大きさに応じた複数の差分値の区分と、各区分を表すコードが対応付けられた流量区分表と、前記演算手段によって演算された差分値を前記流量区分表に基づき前記コードに変換する差分値変換手段と、前記差分値変換手段によって複数の一定時間毎に得られたコードから器具の特徴を示す複数の器具特徴コード列を生成したり、前記流量計測手段によって計測された流量から器具の特徴を示す複数の器具特徴流量を抽出する器具特徴抽出手段と、器具固有の特徴コード列を示す器具固有特徴コード列及び器具固有の流量である器具固有特徴流量を保持している器具固有特徴情報保持手段と、前記器具特徴抽出手段が抽出した前記器具特徴コード列と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有特徴コード列、及び、前記器具特徴抽出手段が抽出した複数の前記器具特徴流量と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有の複数の器具固有特徴流量をそれぞれ比較し器具を判別する器具判別手段とを備え、前記器具判別手段は、前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第1の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第1器具特徴コード列の第1ピーク値が第1所定値範囲内で、かつ前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第2の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第2器具特徴コード列の第1ピーク値が第2所定値範囲内で、かつ第1器具特徴流量が第1所定流量範囲内で、かつ第2器具特徴流量が抽出された場合には第2器具特徴流量が第2所定流量範囲内で、かつ第3器具特徴流量が第3所定流量範囲内であった場合に、使用器具が特定の種類の器具であると判定する構成にしたものである。
これによって、特定の種類の器具使用時の設定状態の違い等よる流量のばらつきがあっても特定の種類の器具の特徴を抽出することができ、特定の種類の器具の判別精度の向上を図ることができる。
第2の発明は、流路に流れる流体の流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、前記流量計測手段によって計測された流量を元に、第1の一定時間毎に得られる第1の差分値と第2の一定時間毎に得られる第2の差分値を演算する演算手段と、差分値の大きさに応じた複数の差分値の区分と、各区分を表すコードが対応付けられた流量区分表と、前記演算手段によって演算された差分値を前記流量区分表に基づき前記コードに変換する差分値変換手段と、前記差分値変換手段によって複数の一定時間毎に得られたコードから器具の特徴を示す複数の器具特徴コード列を生成したり、前記流量計測手段によって計測された流量から器具の特徴を示す複数の器具特徴流量を抽出する器具特徴抽出手段と、器具固有の特徴コード列を示す器具固有特徴コード列及び器具固有の流量である器具固有特徴流量を保持している器具固有特徴情報保持手段と、前記器具特徴抽出手段が抽出した前記器具特徴コード列と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有特徴コード列、及び、前記器具特徴抽出手段が抽出した複数の前記器具特徴流量と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有の複数の器具固有特徴流量をそれぞれ比較し器具を
判別する器具判別手段とを備え、器具判別手段は、前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第1の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第1器具特徴コード列の第1ピーク値が第3所定値範囲内で、かつ第1器具特徴流量が第4所定流量範囲内で、かつ第2器具特徴流量が抽出された場合には第2器具特徴流量が第5所定流量範囲内で、かつ第3器具特徴流量が第6所定流量範囲内であるとき、前記器具固定特徴情報保持手段に特定の種類の器具の特徴が保持されていた場合には、使用器具を特定の種類の器具であると判定する構成にしたものである。
これによって、特定の種類の器具使用時の設定状態に応じた能力切替等による流量差があっても特定の種類の器具の特徴を抽出することができ、特定の種類の器具の判別精度の向上を図ることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明に記載の流量計測装置の全てもしくは一部として、コンピュータを機能させるプログラムである。そして、プログラムであるので汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明のプログラムの少なくとも一部を容易に実現できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態の説明において、同一構成並びに同一作用効果を奏するところには、同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における流量計測装置のブロック図である。
図1において、ガスメータ100は、流路102と、流量計測手段104と、計測流量情報記憶手段106と、演算手段108と、流量区分表保持手段110と、差分値変換手段112と、器具特徴抽出手段214と、器具判別手段116と、器具固有特徴情報保持手段218とを備えたものである。さらにガスメータ100は、流路102に配置され、緊急時などにガスを遮断する遮断手段122を含む。
流量計測手段104としての超音波流量計は、流路102に流れる流体としてのガスに対し、一定時間間隔で超音波を発射してその流量を計測するものであり、一般的なものを使用することができる。計測流量情報記憶手段106は、流量計測手段104で計測された計測流量値と、当該計測流量値を計測した計測時間が対応付けられて記述された対象データを記憶する。
演算手段108は、流量計測手段104によって計測されたガスの流量の、前述した超音波発射間隔に相当する一定時間毎の差分値を演算するものである。例えば後述する図3において、所定タイミングの流量(絶対流量)が90L/h(リットル毎時)であり、次のタイミングでの流量が145L/hである場合、このときの差分値は145−90=55(L/h)として演算される。流量区分表保持手段110は、図2に示すような、差分値の大きさに応じた複数の差分値の区分と、各区分を表すコードが対応付けられた流量区分表110aを保持するものである。流量区分表110aは、計測された差分値の絶対値を所定の区分に区分けし、当該区分を表す所定のコードに変換する変換テーブルの役割を果たす。流量区分表110aの区分の数は特に限定されないが、図2では一例として16コードに区分されたものを記載している。尚、流量がゼロと判断される領域を挙げたが、実際の装置では計測される流量が、多少のばらつきを有するため完全にゼロとなることはあまりない。したがって、流量がゼロとなるのはほぼゼロ、実質的にゼロとなったときをも含む。
また、各区分の範囲については、それぞれ異なる流量間隔を有して細分化されている。例えばコード1から5までは10L/hとし、コード6からBまでは25L/h、コードCからDまでは50L/h、コードEは100L/hといったように、流量の差分値の小さいほうを細分化している。このような構成は、差分値の小さい領域では器具の種類が多いため、間隔を小さくすることにより、判別精度を上げることができる。
なお、コードのAからFについては、10から15を16進数で表記したものであるので、コードを数値として大小比較を行うことができる。
差分値変換手段112は、演算手段108によって演算された差分値を、流量区分表110aに基づき、(超音波発射の)一定時間毎の差分値が分類される区分を表すコードに変換する。
器具特徴抽出手段214は、差分値変換手段112によって得られた一定時間毎のコードの集合に基づき、実際の計測により得られたコードの列である計測コード列から器具の特徴を示す抽出コード列を生成する。この計測コード列は、流体の流量変化を擬似的に表現するものである。器具特徴抽出手段214は、器具の特徴を示す抽出コード列を必要に応じて図示せぬメモリに記録する。また、器具特徴抽出手段214は、流量計測手段104によって計測されたガスの流量を監視し、流量の推移から例えばファンヒータの緩点火流量のように器具の特徴を示す複数の器具特徴流量を抽出し、必要に応じて図示せぬメモリに記録する。
器具判別手段116は、器具特徴抽出手段214によって抽出された抽出コード列ならびに器具特徴流量に基づき、流体としてのガスを使用しているガス器具を判別する。ここで器具判別手段116は、抽出コード列と予めガス器具ごとに器具固有特徴情報保持手段218に記憶されたガス器具固有の特徴コード列を示す器具固有特徴コード列と、あるいは複数の器具特徴流量とを比較し、その類似関係等からガスを使用するガス器具を判別する。
また、ガスメータ100は上流側においてガス管路19に接続されるとともに、下流側にてガステーブル、ファンヒータ、床暖房等、種々のガス器具13、14、15に接続されている。
以上のように構成された流量計測装置について、以下器具の特徴抽出処理に関して、その動作について説明する。
まず、流量計測手段104によって一定時間間隔(例えば0.5秒など)をおいて計測される流量(絶対流量)Q(n)と前回計測された流量Q(n−1)は、計測流量情報記憶手段106に一旦記憶される。その後、Q(n)と前回計測された流量Q(n−1)との差である差分値ΔQ(n)=Q(n)−Q(n−1)を演算手段108で演算する。ここで一定間隔は1秒や2秒であってもよい。
差分値変換手段112は、演算手段108によって演算された差分値ΔQ(n)の絶対値を、図2の流量区分表110aを参照し、一定時間毎の差分値が分類される区分を表すコードである区分コードに変換する。図3はこのような流量区分表を用いた変換の一例を示している。図1のガス器具13、14、15のいずれかに相当するガス器具A(例えばファンヒータ)が起動を開始し、ガス流量が発生すると、計測される流量は、図3(a)の「流量値」、図3(b)のグラフで示されるように、流量Q(n)=0から流量Q(n)≠0となり、ガス使用量に応じて流量が変化する。流量計測手段104による流量の計
測と同時に、演算手段108が差分値を演算し、区分コードへの変換が差分値変換手段112によって行われる(図3(a)の「コード」列に図示)。
器具特徴抽出手段214は、差分値変換手段112によって変換されたコードが、所定範囲、例えば2以下が所定回数、例えば2回連続した場合に、その時の流量の平均値を算出し、器具特徴流量の一つ、第2器具特徴流量として保存する。図3(a)に示したように、コードが2以下2回連続は時間4及び時間5の場合にあてはまり、時間4の流量150L/hと時間5の流量158L/hとの平均値154L/hを第2器具特徴流量として保存する。
また、器具特徴抽出手段214は、差分値変換手段112によって変換されたコードが所定範囲、例えば2以下が第2所定回数、例えば4回連続した場合に、その時の流量の平均値を算出し、器具特徴流量の一つ、第1器具特徴流量として保存する。図3(a)に示したように、コードが2以下4回連続は時間7から時間10の場合にあてはまり、時間7の流量203L/h、時間8の流量204L/h、時間9の流量204L/hおよび時間10の流量204L/hとの平均値203.75L/hを第1器具特徴流量として保存する。
図3(b)のグラフからわかるように、保存された第2器具特徴流量は緩点火流量(グラフの変化点Iから変化点II間)に相当し、また第1器具特徴流量は点火直後の安定した流量(グラフの変化点III以降)に相当し、十分に器具特徴流量が抽出されていることがわかる。
また、器具特徴抽出手段214は、流量計測手段104によって計測された流量が第1所定流量、例えば50L/h以上かつ第2所定流量、例えば1000L/h以下の場合に、前回流量と今回流量との流量の比率を算出する。なお第1所定流量および第2所定流量は、計測タイミングによる流量の立ち上がり開始時の誤検出や給湯器のような急峻な立ち上がり後の制御による流量変化時に誤検出しないようにするためのものである。
今回流量と前回流量との流量の比率(今回流量/前回流量)は今回流量と前回流量が等しい場合には1となるが、図3(a)の「比率」に示した値は、以下に示す式で算出している。
比率=(1−今回流量/前回流量)×100
便宜上、今回流量と前回流量が等しい場合にゼロとなるようにし、百分率であらわしている。
算出した比率が所定比率範囲内、例えば±15%以内になると、その時の今回流量と前回流量との平均流量を器具特徴流量の一つ、第3器具特徴流量として保存する。図3(a)に示したように、時間4で比率が±15%以内となるので、時間3の流量145L/hと時間4の流量150L/hとの平均値147.5L/hを第3器具特徴流量として保存する。この第3器具特徴流量は上記の第2器具特徴流量が検出できない場合でも器具の特徴を抽出することができ、上記の第2器具特徴流量154L/hと比較しても、十分に器具特徴流量が抽出されていることがわかる。
また、器具特徴抽出手段214は、図3(c)に示したコードの推移を示すグラフを見るとわかるようにコードの山谷がそれぞれ図3(b)の変化点I、IIおよびIIIを表していることから、コードの山谷のピーク値を抽出すると、コード列[0761115111111111]から[07151]が抽出され、器具特徴コード列として格納される。
次に、図4は小型湯沸器B使用時の特徴抽出についての概念を示す図であるが、図4(a)に示すIVおよびVは、出湯温度設定の違いによるもので、同一小型湯沸器Bを使用して計測したものである。ちなみにIVは湯温高設定、Vは湯温中設定である。
図4(b)は流量の推移を示したものである。時間2以降は、IVおよびVは同様な動きで流量は安定しているものの、安定した流量値に10%前後の差が生じていることが分かる。演算手段108で演算された今回流量と前回流量との差分値(図4(a)の差分値△Qa)を元に差分値変換手段112によって変換されたコード(図4(a)のコードa)の推移は図4(c)に示したように、IVおよびVで、ほぼ一致していることが分かる。また、器具特徴抽出手段214が抽出する器具特徴コード列は図5(a)の第1器具特徴コード列に示したように、IVおよびVで、同様の推移(図5(b))を示している。しかし、図5(d)に示したように器具特徴抽出手段214にて抽出された第1器具特徴流量や第3器具特徴流量を見ると、IVおよびVでは、それぞれ10%以上の流量差が生じている。
ここで、図6は小型湯沸器BのIV、Vのいずれかが器具固有特徴情報保持手段218に保持されているときの使用小型湯沸器との判定内容一覧表を示している。ここで、各一覧表の「○」は同一器具判定、「×」は別器具判定をあらわす。小型湯沸器のIVの特徴量が器具固有特徴情報保持手段218に保持されている場合に、Vが使用されたとき、器具判別手段116では、VをIVと同一の小型湯沸器Bであると判定できないことが分かる。また、逆も同様である。
そこで、器具判別手段116は、演算手段108で演算される第1の差分値、例えば今回流量と前回流量との差分値(図4(a)の差分値△Qa)を元に差分値変換手段112によって変換されるコードaから器具特徴抽出手段214が抽出する第1器具特徴コード列の第1ピーク値、例えば図5(b)のグラフの第1の山(データNo.2)の時のコードが第1所定値範囲内、例えば9以上11以下で、かつ、演算手段108で演算される第2の差分値、例えば今回流量と前々回流量との差分値(図4(a)の差分値△Qb)を元に差分値変換手段112によって変換されるコードbから器具特徴抽出手段214が抽出する第2器具特徴コード列の第1ピーク値、例えば図5(c)のグラフの第1の山(データNo.2)の時のコードが第2所定値範囲内、例えば10以上11以下で、かつ、第1器具特徴流量が第1所定流量範囲内、例えば320L/h以上390L/h以下で、かつ、第2器具特徴流量があり、その第2器具特徴流量が第2所定流量範囲内、例えば355L/h±10%以内で、第3器具特徴流量が第3所定流量範囲内、例えば355L/h±10%以内であった場合に、使用器具を小型湯沸器であると判定する。
これにより、小型湯沸器の設定温度が異なり、立ち上がり直後に流量制御が機能し流量がばらついても小型湯沸器であると判定することが可能となり判別精度の向上を図ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、小型湯沸器使用時の設定温度等の違いによる流量のばらつきがあっても小型湯沸器の特徴を抽出することができ、小型湯沸器の判別精度の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
図7は小型湯沸器B使用時の特徴抽出についての概念を示す図であるが、図7(a)に示すIVおよびVIは、出湯温度設定の違いによるもので、同一小型湯沸器B使用して計測したものである。ちなみにIVは湯温高設定時、VIは湯温低設定時である。
図7(b)は流量の推移を示したものである。時間2からすでに差が出始め、時間3で
VはIVの約半分の流量となり大きな差が生じていることが分かる。実施の形態1で示したコードa推移およびコードb推移は、図7(c)および図7(d)に示してある通り、時間3からばらつきが生じている。また、IVとVIの第1器具特徴流量および第3器具特徴流量は、図8(d)に示したように明らかに10%以上の差が生じていることが分かる。つまり、実施の形態1の器具判別手段116では、IVとVIを同一の小型湯沸器であると判定することができない。
そこで、本実施の形態における器具判別手段116は、演算手段108で演算される第1の差分値、例えば今回流量と前回流量との差分値(図7(a)の差分値△Qa)を元に差分値変換手段112によって変換されるコードaから器具特徴抽出手段214が抽出する第1器具特徴コード列の第1ピーク値、例えば図7(b)のグラフの第1の山(データNo.2)の時のコードが第3所定値範囲内、例えば7以上9以下で、かつ、第1器具特徴流量が第4所定流量範囲内、例えば200L/h±10%以内で、第2器具特徴流量が抽出された場合には第2器具特徴流量が第5所定流量範囲内、例えば200L/h±10%以内で、かつ、第3器具特徴流量が第6所定流量範囲内、例えば200L/h±10%以内で、器具固有特徴情報保持手段218に小型湯沸器の特徴が保持されている場合に、使用器具が小型湯沸器であると判定する。
以上のように、本実施の形態においては、湯温の設定状態に応じた能力切替による大きな流量差があっても小型湯沸器を判別することができ、小型湯沸器の判別精度の向上を図ることができる。
なお、上記各実施の形態においては、特定の種類の器具として小型湯沸器を例に説明をしたが、小型湯沸器に限定されるものではない。
なお、上記各実施の形態においては、流量計測手段として超音波流量計を用いた場合について説明したが、サンプリング信号を用いる他の瞬間式の流量計測装置でも、同様の効果が得られることは明白である。器具判別後の処理は説明を省略したが、ガスメータでは、登録器具ごとあるいは分類分けされたグループごとの積算流量の計測による器具別料金や、登録器具ごとあるいは分類分けされたグループごとに安全管理(保安機能)処理の器具別保安機能を設定することも可能であることは明白である。また、ガスメータとガス器具に無線機のような送受信手段を装備させることができれば、より器具判別の精度が向上することは明白である。
なお、上記各実施の形態においては、一定時間毎の流量差分値から変換したコードを用いた器具の特徴抽出について説明したが、流量差分値を用いることにより、より精度良く特徴抽出が可能である。
なお、上記各実施の形態においては、器具固有特徴コード列や器具固有特徴流量は、実際の流量計測を繰り返し、ばらつきを考慮した補正をおこなってもよい。また、器具登録モードを設け、現場で器具を繰り返し動作させ、器具特徴を抽出し、平均化するなどして器具固有特徴コード列や器具固有特徴流量として登録してもよい。また、器具固有特徴コード列や器具固有特徴流量を予め設定するのではなく、学習により自動登録してもよい。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上のように、本発明にかかる流量計測装置は、器具の特徴を抽出することができるこ
とから、工業用流量計や水道メータにおいても同様に、流量計測装置の下流側に接続された使用器具の特定や、そのグルーピングに対しても適用できる。
13、14、15 ガス器具
19 ガス管路
100 ガスメータ(流量計測装置)
102 流路
104 流量計測手段
106 計測流量情報記憶手段
108 演算手段
110 流量区分表保持手段
112 差分値変換手段
116 器具判別手段
120 器具別流量算出手段
122 遮断手段
214 器具特徴抽出手段
218 器具固有特徴情報保持手段

Claims (3)

  1. 流路に流れる流体の流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、
    前記流量計測手段によって計測された流量を元に、第1の一定時間毎に得られる第1の差分値と第2の一定時間毎に得られる第2の差分値を演算する演算手段と、
    差分値の大きさに応じた複数の差分値の区分と、
    各区分を表すコードが対応付けられた流量区分表と、
    前記演算手段によって演算された差分値を前記流量区分表に基づき前記コードに変換する差分値変換手段と、
    前記差分値変換手段によって複数の一定時間毎に得られたコードから器具の特徴を示す複数の器具特徴コード列を生成したり、前記流量計測手段によって計測された流量から器具の特徴を示す複数の器具特徴流量を抽出する器具特徴抽出手段と、
    器具固有の特徴コード列を示す器具固有特徴コード列及び器具固有の流量である器具固有特徴流量を保持している器具固有特徴情報保持手段と、
    前記器具特徴抽出手段が抽出した前記器具特徴コード列と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有特徴コード列、及び、前記器具特徴抽出手段が抽出した複数の前記器具特徴流量と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有の複数の器具固有特徴流量をそれぞれ比較し器具を判別する器具判別手段とを備え、
    前記器具判別手段は、前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第1の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第1器具特徴コード列の第1ピーク値が第1所定値範囲内で、かつ、前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第2の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第2器具特徴コード列の第1ピーク値が第2所定値範囲内で、かつ第1器具特徴流量が第1所定流量範囲内で、かつ第2器具特徴流量が抽出された場合には第2器具特徴流量が第2所定流量範囲内で、かつ第3器具特徴流量が第3所定流量範囲内であった場合に、使用器具が特定の種類の器具であると判定することを特徴とする流量計測装置。
  2. 流路に流れる流体の流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、
    前記流量計測手段によって計測された流量を元に、第1の一定時間毎に得られる第1の差分値と第2の一定時間毎に得られる第2の差分値を演算する演算手段と、
    差分値の大きさに応じた複数の差分値の区分と、
    各区分を表すコードが対応付けられた流量区分表と、
    前記演算手段によって演算された差分値を前記流量区分表に基づき前記コードに変換する差分値変換手段と、
    前記差分値変換手段によって複数の一定時間毎に得られたコードから器具の特徴を示す複数の器具特徴コード列を生成したり、前記流量計測手段によって計測された流量から器具の特徴を示す複数の器具特徴流量を抽出する器具特徴抽出手段と、
    器具固有の特徴コード列を示す器具固有特徴コード列及び器具固有の流量である器具固有特徴流量を保持している器具固有特徴情報保持手段と、
    前記器具特徴抽出手段が抽出した前記器具特徴コード列と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有特徴コード列、及び、前記器具特徴抽出手段が抽出した複数の前記器具特徴流量と前記器具固有特徴情報保持手段に保持されている器具固有の複数の器具固有特徴流量をそれぞれ比較し器具を判別する器具判別手段とを備え、
    前記器具判別手段は、前記差分値変換手段が前記演算手段の演算した第1の差分値から変換したコードをもとに前記器具特徴抽出手段が抽出した第1器具特徴コード列の第1ピーク値が第3所定値範囲内で、かつ第1器具特徴流量が第4所定流量範囲内で、かつ第2器具特徴流量が抽出された場合には第2器具特徴流量が第5所定流量範囲内で、かつ第3器具特徴流量が第6所定流量範囲内であるとき、使用器具を特定の種類の器具であると判定する流量計測装置。
  3. 請求項1または2記載の流量計測装置の全てもしくは一部として、コンピュータを機能させるプログラム。
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