JP4861824B2 - 機器登録システム及び機器登録装置 - Google Patents
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Description
これは、家庭内のサーバに、制限台数以内のクライアントを登録し、登録されているクライアントは、サーバが保持するコンテンツを自由に利用できるシステムである。
岡本龍明、山本博資、「現代暗号」P155、P156、産業図書 American National Standards Institute,American National Standardsfor Financial Service,ANSX9.57:Public Key Cryptography For The FinancialIndustry:Certificate Management,1997 IBM Response to DVB-CPT Call for Proposals for Content Protection& Copy Management:xCP Cluster Protocol<URL:http://www.almanden.ibm.com/software/ds/ContentAssurance/papers/xCP_DVB.pdf>
そこで、本発明では、ユーザが煩雑な操作を行わなくてもクライアントを登録及び削除することができるユーザビリティーの高い機器登録装置及び機器登録システムを提供することを目的とする。
ここで、前記機器登録装置は、更に、機器から、登録要求を受け付ける受付手段を備え、前記選択手段は、前記受付手段が前記登録要求を受け付けると、前記時計手段から読み出した時刻と前記登録有効期限とを比較し、登録有効期限を超過した前記登録情報を選択するように構成してもよい。
ここで、前記機器登録装置は、更に、前記機器を識別する識別情報と、当該機器の登録有効期限とを対応付けた登録情報を生成し、前記メンバー記憶手段に書き込む登録手段を備えるように構成してもよい。
ここで、前記機器登録装置は、更に、1以上のコンテンツとコンテンツIDとを対応付けて記憶しているコンテンツ記憶手段を備え、前記受付手段は、前記機器から、1のコンテンツIDを含む前記登録要求を受け付けるように構成してもよい。
ここで、前記登録手段は、前記登録情報生成のときから所定時間後を、前記登録有効期限に設定するように構成してもよい。
ここで、前記登録手段は、前記登録情報生成のときの登録状況に応じて、前記登録有効期限を設定するように構成してもよい。
この構成によると、機器登録装置は、登録のときの登録状況に応じて、柔軟に登録有効期限を設定することができる。
この構成によると、機器登録装置は、例えば、未登録の機器を新たにADに登録する際、既にADに4台の機器が登録されている場合には、当該未登録の機器の登録有効期限を2週間に設定し、ADに1台の機器が登録されている場合には、当該未登録の機器の登録有効期限を2か月に設定するなど、台数制限に配慮した登録有効期限を設定することができる。
この構成によると、機器登録装置は、ADから削除することが不適切な機器がある場合には、当該機器の登録情報に削除予約を設定することにより、当該機器がADから削除されることを防止することができる。
この構成によると、機器登録装置は、ADから削除することが不適切な機器がある場合には、削除予約を設定することにより、ADから削除されることを防止し、尚且つ、削除に適切なときを削除日として設定することにより、ADから削除されることを防止されていた当該機器を、適切なときにADから削除することができる。
この構成によると、機器登録装置は、オンライン機器及びオフライン機器等の機器の属性に応じて、削除予約を設定するか否かを判断することができる。
ここで、前記コンテンツ記憶手段は、1以上のコンテンツとコンテンツIDとコンテンツ有効期限とを対応付けて記憶しており、前記削除予約手段は、前記所定の条件として、前記受付手段が受け付けたコンテンツIDに対応するコンテンツ有効期限に応じて、削除予約を設定するか否か判断するように構成してもよい。
ここで、前記機器登録装置は、更に、前記機器が正当な機器であるか否かを認証する認証手段を備え、前記登録手段は、前記認証手段により、前記機器が正当な機器であると判断された場合に、前記登録情報を生成し、前記メンバー記憶手段に書き込むように構成してもよい。
ここで、前記認証手段は、無効化された機器を示す情報を記載したリストを記憶しており、前記リストと前記登録要求とに基づき、前記機器が正当な機器であるか否か判断するように構成してもよい。
ここで、前記機器登録装置は、更に、予約リストを備え、当該予約リストに未登録の機器を示す予約情報を記載しており、所定の条件を満たす場合、前記未登録の機器を、前記メンバー管理手段に登録する登録予約手段を備え、前記選択手段は、登録有効期限を超過した前記1の機器が選択できない場合に、前記登録予約手段に対し、登録予約を指示し、前記登録予約手段は、前記選択手段からの登録予約指示を受けて、前記未登録の機器を示す予約情報を生成し、前記予約リストに記載するようい構成してもよい。
ここで、前記登録予約手段は、定期的に、前記時計手段から読み出す時刻と既に登録済みである登録情報に含まれる登録有効期限とを比較し、登録有効期限を超過した登録情報が存在するか否か判断する判断部と、判断部により、登録有効期限を超過したと判断された登録情報を削除する削除部と、前記予約情報により示される未登録の機器に対応する登録情報を生成し、前記メンバー管理手段に登録する登録部と、登録された前記機器の予約情報を前記予約リストから破棄する破棄部とを備えるように構成してもよい。
ここで、前記選択手段は、定期的に、前記時計手段から読み出す時刻と前記登録有効期限とを比較することにより、登録有効期限が超過した前記登録情報を選択するように構成してもよい。
ここで、前記受付手段は、登録有効期限が超過した前記登録情報に対応する機器から、当該機器におけるメンバー脱退処理が終了したことを示す削除完了通知を受け付け、前記削除手段は、前記受付手段が、前記削除完了通知を受け付けた場合に、前記登録情報を、削除するように構成してもよい。
ここで、前記機器登録装置は、更に、前記制限台数、及び登録済みである機器の台数を示す登録台数を記憶し、前記制限台数と前記登録台数とを比較することにより、制限台数を越えない範囲で機器をメンバー登録するように制御する台数制御手段を備えるように構成してもよい。
ここで、前記台数制御手段は、前記削除手段により、前記メンバー記憶手段から1の登録情報が削除されると、前記登録台数をデクリメントし、前記登録手段により、前記メンバー記憶手段に1の登録情報が登録されると、前記登録台数をインクリメントするように構成してもよい。
ここで、前記メンバー記憶手段は、削除禁止期間を含む前記登録情報を記憶しており、前記選択手段は、更に、前記時計手段から読み出した時刻と前記削除禁止期間とを比較し、超過した登録有効期限を含み、且つ超過した削除禁止期間を含む前記登録情報を選択するように構成してもよい。
ここでは、本発明の第1の実施形態である機器登録システム1について説明する。
機器登録システム1は、ユーザの宅内において、サーバ装置に複数のクライアントを登録することでADを形成し、AD内では、自由にコンテンツを利用することができるシステムである。ここで、「利用」とは、コンテンツを自機の記憶領域にコピーし、コピーしたコンテンツを自機で再生することを示す。
1.システム全体
ここでは、機器登録システム1の構成、及びADについて説明する。
機器登録システム1は、図1に示すように、サーバ装置10、PC(Personal Computer)20、PC21、HD(Hard Disc)レコーダ22、PDA(PersonalDigital Assistant)23、及びポータブルプレーヤ24から構成され、各機器は、ネットワーク30を介して相互に接続可能である。
なお、ここでいうサーバ及びクライアントは、もともとは機能の名称であり、例えば1つの機器内に、サーバ機能とクライアント機能との両方を備えていてもよい。
ただし、本実施形態では1つのADに着目し、コンテンツを提供するサーバ機能を備える機器をサーバ装置(なお、このサーバ装置は別のADのクライアント機能を備えていてもよい)と呼称し、前記サーバ装置が有するコンテンツを利用するクライアント機能を有する機器をクライアント(なお、このクライアントは別のADのサーバ機能を備えていてもよいし、別のADのクライアント機能を備えていてもよい)と呼称するものとする。
本実施形態において、サーバ装置10が形成するADの制限台数は「5台」であるとする。なお、ADの制限台数は予め定められているものとする。
図2の実線で囲まれた範囲がADであり、PC21、HDレコーダ22、PDA23、及びポータブルプレーヤ24は、既にサーバ装置10に登録済みである。サーバ装置10に登録されているクライアントは、サーバ装置10が保持するコンテンツを利用することが可能である。
サーバ装置10は、図3に示すように、認証部101、登録リスト管理部102、台数制御部103、時計104、有効期限管理部105、登録予約部106、コンテンツ記憶部107、コンテンツ配布部108、及び入出力部109から構成される。
サーバ装置10は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成される。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムを実行することにより、サーバ装置10は、登録処理、削除処理、コンテンツ配布処理等を実現する。
認証部101は、内部に記憶領域を有し、記憶領域には、公開鍵証明書Cert_0010、無効化リスト(Certificate Revocation List:CRL)、及び秘密鍵SK_0010が記憶されている。Cert_0010及びCRLは、予め、サーバ装置10が認証局(CA)から取得したデータである。
認証部101は、入出力部109を介して、クライアントからコンテンツ要求、及び削除要求を受け取ると、コンテンツ要求、及び削除要求の送信元であるクライアントとの間で、認証処理及びセッション鍵共有処理を行う。認証処理及びセッション鍵共有処理の詳細については後述する。
(2)登録リスト管理部102
登録リスト管理部102は、ADのメンバーを登録した登録リストを記憶している。
図4は、登録リストの具体例である登録リスト300のデータ構成を示す図である。同図に示すように、登録リスト300は、登録情報301、302、303、及び304を含む。各登録情報は、機器IDと有効期間と削除禁止期間とを含む。なお、ADの制限台数は5台であるので、登録リスト300には、あと1台のクライアントが登録可能である。
有効期限は、各クライアントがADのメンバーである期間の終期を示している。図3に依ると、PC21の有効期限は、2005年9月10日であり、HDレコーダ22の有効期限は、2005年7月25日であり、PDA23の有効期限は、2005年10月1日であり、ポータブルプレーヤ24の有効期限は、2005年3月31日である。登録情報がリストに登録されたときから有効期限までの間、各クライアントは、ADのメンバーであり、サーバ装置10からコンテンツを取得することができる。本実施形態において、有効期限の日付の設定方法は、システムにより予め決められているものとし、具体的には、各クライアントのAD登録日から一定時間後(例えば1か月後)の日付を、サーバ装置10が付与するものとする。
削除禁止期間を設定することにより、サーバ装置10は、登録有効期限を超過した機器であっても、削除禁止期間を超過していない機器は、ADから削除することができない。したがって、削除禁止期間は、制限台数を設けることによりコンテンツの無制限な利用を抑制する本システムにおいて、機器の削除及び機器の登録を短期間に繰り返すことにより、制限台数による抑制が十分に機能しなくなるのを、防止することができる。
登録リスト管理部102は、登録情報を生成し、生成した登録情報を登録リストに書き込み、また、有効期限管理部105からの指示を受けて、登録リストから登録情報を削除することにより、登録リストを更新する。
台数制御部103は、予め内部に、ADの制限台数を記憶している。本実施形態において、ADの制限台数は5台であるので、台数制御部103は、ADの制限台数として「5」を記憶している。なお、制限台数は、外部から書き換えることができないセキュアな領域に記憶されているものとする。
ここでは、登録リスト300を用いて、台数制御部103が管理する登録台数と削除禁止期間との関係について、詳しく説明する。
登録情報301の有効期限は2005年9月10日であるため、PC21は、2005年9月10日以降には、サーバ装置10のコンテンツを利用できなくなる。しかしながら、削除禁止期間である2005年12月10日を過ぎるまでは、台数制御部103は、登録台数をデクリメントすることができない。サーバ装置10が、PC21から2005年9月10日以前に、削除要求を受け付けた場合も同様に、台数制御部103は、2005年12月10日を過ぎるまでは、登録台数をデクリメントすることができない。
したがって、ポータブルプレーヤ24は、2005年3月31日以降には、サーバ装置10のコンテンツを利用できなくなり、台数制御部103は、2005年3月31日を過ぎれば登録台数をデクリメントする。なお、サーバ装置10が、ポータブルプレーヤ24から2005年3月31日以前に、削除要求を受け付けた場合には、台数制御部103は、2005年3月31日を過ぎるまでは、登録台数をデクリメントすることができない。
(4)時計104
時計104は、時刻を計測している。より具体的には、時計104は、現在の日時を計測している。ここで、時計104が計測する時刻は、外部から書き換えたり、不正に止めたりすることができないよう、セキュアに管理されているものとする。
有効期限管理部105は、サーバ装置10が、未登録のクライアントからコンテンツ要求を受け付け、更に、登録リスト管理部102が記憶している登録リストが、図4に示す登録リスト350のように、既に5個の登録情報を登録している場合に、各登録情報に含まれる有効期限と時計104が計測している現在の日時とを比較し、有効期限が超過しているクライアントが存在するか否かを判断する。
また、有効期限管理部105は、サーバ装置10が、既に登録済みであるクライアントから削除要求を受け付けた場合には、当該クライアントの登録情報に含まれる有効期限及び削除禁止期間と、現在の日時とを比較し、台数制御部103が管理している登録台数をデクリメントするか否かを判断する。更に、有効期限管理部105は、当該クライアントの有効期限を、時計104から読み出した現在の日付に書き換える指示を、登録リスト管理部102へ出力する。
登録予約部106は、サーバ装置10が既に5台のクライアントをADのメンバーに登録している状態において、新たなクライアントからコンテンツ要求を受け付けた場合に、当該クライアントを、「登録待ち状態のクライアント」であるとして、登録予約情報を作成し、登録予約リストに登録する処理を行う。図6は、登録予約リストの一例である登録予約リスト400のデータ構成を示している。
更に、登録予約部106は、登録予約リスト、登録リスト、及び登録台数を監視しながら、登録済みであるクライアントがADから削除されると、登録予約リストに登録されているクライアントを、ADに登録する。なお、登録予約リストに複数のクライアントが登録されている場合には、登録予約日の早いクライアントから順に登録するものとする。
コンテンツ記憶部107は、具体的にはハードディスクユニットなどから構成され、内部にコンテンツを記憶している。コンテンツは、外部のコンテンツサーバから取得してものであってもよいし、光ディスク等の可搬媒体から読み出したものであってもよい。
コンテンツ記憶部107は、コンテンツをコンテンツIDと対応付けて記憶している。コンテンツIDは、コンテンツを一意に識別するための識別情報である。コンテンツ記憶部107は、コンテンツ配布部108からコンテンツIDを受け取ると、受け取ったコンテンツIDにより識別されるコンテンツを読み出して、コンテンツ配布部108へ渡す。
コンテンツ配布部108は、コンテンツIDをコンテンツ記憶部107へ渡し、対応するコンテンツを受け取る。
コンテンツ配布部108は、認証部101でクライアントと共有したセッション鍵を暗号鍵として用い、コンテンツを暗号化して暗号化コンテンツを生成する。コンテンツ配布部108は、生成した暗号化コンテンツを、ネットワーク30を介してクライアントへ送信する。
入出力部109は、ネットワーク接続ユニットであって、ネットワーク30を介して、各クライアントと通信を行う。
3.PC20の構成
PC20は、図3に示すように、認証部201、機器ID記憶部202、要求生成部203、入力部204、表示部205、記憶部206、及び入出力部207から構成される。
(1)認証部201
認証部201は、内部に記憶領域を有し、記憶領域には、公開鍵証明書Cert_0020、CRL、及び秘密鍵SK_0020が記憶されている。Cert_0020及びCRLは、予め、PC20が認証局(CA)から取得したデータである。
認証部201は、サーバ装置10に対し、コンテンツ要求及び削除要求を送信したのちに、サーバ装置10との間で認証処理及びセッション鍵共有処理を行う。
(2)機器ID記憶部202
機器ID記憶部202は、PC20を一意に識別するための情報である機器ID(ID_0020)を記憶している。
要求生成部203は、入力部204を介してコンテンツの選択を受け付けると、コンテンツ要求を生成する。
更に、要求生成部203は、入力部204を介して、ADからの脱退を受け付けると、削除要求を生成し、サーバ装置10との間における削除処理において、削除完了通知を生成する。削除要求は、クライアントからサーバ装置10に対し、ADからの脱退を申し出る要求である。
即ち、ユーザがあまり使用していない機器を、有効期限満了以前にADから削除し、登録台数に空きができたところに、新しい機器を登録することができる。
入力部204は、具体的には、キーボード及びマウスなどを含み、キーボード及びマウスがユーザに操作されることにより、入力を受け付ける。
具体例として、入力部204は、表示部205に、サーバ装置10が保持しているコンテンツの一覧表であるコンテンツリストが表示されている状態において、マウスのクリックによりひとつのコンテンツが選択されると、選択されたコンテンツに対応するコンテンツIDを、要求生成部203へ渡す。
表示部205は、ディスプレイを含み、コンテンツリストやコンテンツ等をディスプレイに表示する。
(6)記憶部206
記憶部206は、サーバ装置10が保持するコンテンツの一覧表であるコンテンツリストを記憶している。コンテンツリストは、一例としてUPnPのプロトコルを用いて、予めサーバ装置10からPC20へ送信されているものとする。また、記憶部206は、サーバ装置10から受信したコンテンツを記憶する。
入出力部207は、ネットワーク接続ユニットであって、ネットワーク30を介してサーバ装置10と通信を行う。
なお、ここでは、クライアントの一例としてPC20の構成について説明したが、その他のクライアントは、記憶している機器IDと公開鍵証明書とが異なるが、機器の機能的な構成については、上記で説明したPC20と同様である。
ここでは、図7から図13に示すフローチャートを用いて、機器登録システム1の動作について説明する。
1.システム全体の動作
図7は、機器登録システム1全体の動作を示すフローチャートである。
機器登録システム1は、クライアントにおいて、コンテンツ要求が発生すると(ステップS101でYES)、サーバ装置10によるクライアントの登録処理、及びクライアントへのコンテンツ配布処理を行う(ステップS102)。クライアントは、サーバ装置10から取得したコンテンツを再生する(ステップS103)。その後、ステップS104へ進む。
2.登録処理及びコンテンツ配布処理の動作
図8及び図9は、機器登録システム1におけるクライアント登録処理及びコンテンツ配布処理の動作を示すフローチャートである。なお、ここに示す動作は図7のステップS101、ステップS102、及びステップS103の詳細である。
先ず、PC20の入力部204は、ユーザからコンテンツを選択する入力を受け付ける(ステップS201)。PC20の要求生成部203は、選択されたコンテンツのコンテンツID、及び機器ID記憶部202に記憶されている機器ID(ID_0020)を含むコンテンツ要求を生成する(ステップS202)。入出力部207は、要求生成部203が生成したコンテンツ要求を、ネットワーク30を介してサーバ装置10へ送信し、サーバ装置10の入出力部109は、コンテンツ要求を受信する(ステップS203)。
サーバ装置10は、PC20に対応する登録情報が既に登録リストに登録済みであり、且つ有効期限内であるか否か判断する(ステップS205)。
PC20に対応する登録情報が登録リストに登録済みであり、且つ有効期限内である場合(ステップS205でYES)、サーバ装置10は、ステップS227へ進み処理を続ける。PC20に対応する登録情報が未登録の場合、又は登録済みであるが有効期限切れである場合(ステップS205でNO)、台数制御部103は、登録台数と制限台数とが等しいか否か判断する(ステップS206)。
現在が削除禁止期間でない場合(ステップS209でNO)、登録リスト管理部102は、有効期限切れであるクライアントの登録情報をリストから削除する(ステップS221)。
登録台数と制限台数とが等しい場合(ステップS223でYES)、台数制御部103は、入出力部109及びネットワーク30を介して、PC20へエラー通知を送信する(ステップS224)。登録台数と制限台数とが等しくない場合(ステップS223でNO)、具体的には、登録台数が制限台数未満である場合、台数制御部103は、登録台数をインクリメントする。(ステップS225)。
続いて、コンテンツ配布部108は、ステップS203で受信したコンテンツ要求に含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツを、コンテンツ記憶部107から読み出す(ステップS227)。コンテンツ配布部108は、認証部101からステップS204でPC20と共有したセッション鍵を受け取り、セッション鍵を暗号鍵として用い、コンテンツを暗号化して暗号化コンテンツを生成する(ステップS228)。コンテンツ配布部108は、入出力部109及びネットワーク30を介して、暗号化コンテンツをPC20へ送信し、PC20は、暗号化コンテンツを受信する(ステップS229)。
3.認証処理及びセッション鍵共有処理の動作
図10及び図11は、サーバ装置10とクライアントとにおける認証処理及びセッション鍵共有処理の動作を示すフローチャートである。ここに示す動作は、図8のステップS204、及び図13のステップS404の詳細である。
先ず、Gen()を鍵生成関数とし、Yをシステム固有のパラメータとする。また、鍵生成関数Gen()は、Gen(X、Gen(y,Z))=Gen(y,Gen(X,Z))の関係を満たすものとする。なお、鍵生成関数は、任意の公知技術で実現可能なため、詳細については省略する。
PC20の入出力部207は、ネットワーク30を介して、Cert_0020をサーバ装置10へ送信し、サーバ装置10の入出力部109は、Cert_0020を受信する(ステップS502)。
ステップS507の処理に続いて、サーバ装置10の認証部101は、乱数Cha_Bを生成する(ステップS513)。入出力部109は、ネットワーク30を介して乱数Cha_BをPC20へ送信し、PC20の入出力部207は、乱数Cha_Bを受信する(ステップS514)。
サーバ装置10の認証部101は、受信した乱数Cha_Aに、内部に保持している秘密鍵SK_0010を用い、署名アルゴリズムを施して署名データSig_bを生成する(ステップS521)。入出力部109は、生成した署名データSig_bをネットワーク30を介してPC20へ送信し、PC20の入出力部207は、署名データSig_bを受信する(ステップS522)。
一方、PC20の認証部201は、ステップS530でKey_Bを受け取ると、Key_BとステップS525で生成した乱数「a」とからKey_AB=Gen(a,Key_B)=Gen(a,Gen(b,y))を生成し(ステップS533)、生成したKey_ABをセッション鍵とする(ステップS534)。
図12は、登録予約部106の動作を示すフローチャートである。なお、ここに示す動作は、他の動作と独立して行われる。
登録予約部106は、登録予約リストに予約情報が書き込まれているか否か判断する(ステップS303)。
登録予約リストに予約情報が書き込まれている場合(ステップS303でYES)、即ち、登録待ちであるクライアントが存在する場合、登録予約部106は、登録リスト管理部102から登録リストを取得し、時計104から、現在日時を取得する(ステップS304)。登録予約部106は、各登録情報の有効期限を現在日時と比較し、有効期限切れのクライアントが存在するか否か判断する(ステップS305)。有効期限切れのクライアントが存在しない場合(ステップS305でNO)、登録予約部106は、ステップS304に戻り処理を続ける。
次に、登録リスト管理部102は、予約情報に含まれる機器IDにより識別されるクライアントに対応する登録情報の生成を登録リスト管理部102へ指示する(ステップS311)。
なお、ステップS309でYESの場合、ステップS303へ戻らずに、登録予約中であるクライアントにエラー通知を行ってもよい。
5.削除処理の動作
図13は、機器登録システム1におけるクライアント削除処理の動作を示すフローチャートである。ここに示す動作は、図7のステップS104及びステップS105の詳細である。
先ず、PC20の入力部204は、ADを脱退する旨の入力をユーザから受け付ける(ステップS401)。その後、要求生成部203は、機器ID記憶部202が記憶している機器ID(ID_0020)を読み出し、ID_0020を含む削除要求を生成する(ステップS402)。
その後、サーバ装置10の認証部101及びPC20の認証部201は、認証処理及びセッション鍵共有処理を行う(ステップS404)。なお、ステップS404の詳細は、図10及び図11のフローチャートで示した動作と同様である。
なお、ステップS405において、有効期限が既に切れている(ステップS406でNO)場合には、サーバ装置10はPC20に対し、その旨を通知するように動作してもよい。
本発明に係る第2の実施形態として、機器登録システム2について説明する。
機器登録システム2は、第1の実施形態で開示した機器登録システム1と同様に、図2に示すようなADを形成し、ADの範囲内において、クライアントは、サーバ装置が保持するコンテンツを利用することができる。
図14は、機器登録システム2の構成を示す構成図である。ここでは、サーバ装置10a及びPC20aのみを図示し、PC20a以外のクライアントを図示していないが、実際には、図1に示すように、機器登録システム2の制限台数は5台であるとする。また、図示していないが、サーバ装置10aとPC20aとは、ネットワークにより接続されている。
図14に示すように、サーバ装置10aは、認証部101a、登録リスト管理部102a、台数制御部103a、時計104a、有効期限管理部105a、削除予約部106a、コンテンツ記憶部107a、コンテンツ配布部108a、及び入出力部109aから構成される。
認証部101a、時計104a、有効期限管理部105a、コンテンツ配布部108a、及び入出力部109aは、認証部101、時計104、有効期限管理部105、コンテンツ配布部108、及び入出力部109と同様の機能を有するため、ここでは説明を省略する。
(1)登録リスト管理部102a
登録リスト管理部102aは、ADのメンバーを登録した登録リストを記憶している。
図15は、登録リストの具体例である登録リスト410のデータ構成を示す図である。同図に示すように、登録リスト410は、登録情報411、412、413、414、及び415を含む。第1の実施形態における登録情報と異なり、登録リスト410の各登録情報は、機器IDと有効期間と削除予約フラグとを含む。
削除予約フラグは、登録されている各クライアントについて、削除予約が設定されているか否かを示す情報である。削除予約フラグが1の場合、対応するクライアントには削除予約が設定されていることを示し、削除予約フラグが0の場合、対応するクライアントには削除予約が設定されていないことを示す。
登録リスト管理部102aは、登録リスト管理部102と同様に、登録情報を生成し、生成した登録情報を登録リストに書き込み、また、登録リストから登録情報を削除することにより、登録リストを更新する。
台数制御部103aは、第1の実施形態と同様に、制限台数と登録台数とを管理しており、登録リスト管理部102aが、登録リストから登録情報を削除及び追加するのに伴い、制限台数を超過しない範囲において、登録台数をデクリメント及びインクリメントする。
(3)削除予約部106a
削除予約部106aは、クライアントの有効期限前に、サーバ装置10a側の都合により、クライアントをADから削除したい場合に削除予約を設定する削除予約機能を有する。
この場合、もし、当該クライアントにコピーされているコンテンツの利用期限が切れる以前であるならば、登録リスト管理部102aの登録リストに登録されている機器は5台であるが、実質的には、ADの制限台数である5台を越えて、前記オフライン機器を含めた6台の機器がコンテンツを利用していることとなる。削除予約部106aが設定する削除予約は、このような状態を防止するための手段である。
削除予約部106aは、ADから削除しようとするクライアントが、ネットワークから切断されているオフライン機器である場合には、当該クライアントが保持しているコンテンツの利用期限をチェックする。削除予約部106aは、現在がコンテンツ利用期限以前である場合に、削除予約情報を生成し、生成した削除予約情報を、削除予約リストに書き込む。更に、削除予約部106aは、登録リスト管理部102aに対し、当該クライアントの登録情報に含まれる削除予約フラグを、1に設定するように指示する。
削除予約情報451によると、機器IDがID_0020aであるクライアントは、2005年6月15日まで利用可能なコンテンツを保持している。削除予約情報452によると、機器IDがID_0021aであるクライアントは、2005年9月1日まで利用可能なコンテンツを保持している。削除予約情報453によると、機器IDがID_0023aであるクライアントは、2005年10月1日まで利用可能なコンテンツを保持している。
コンテンツ記憶部107aは、コンテンツIDとコンテンツと当該コンテンツの利用期限とを対応付けて記憶している。
2.PC20aの構成
PC20aは、図14に示すように、認証部201a、機器ID記憶部202a、要求生成部203a、入力部204a、表示部205a、記憶部206a、及び入出力部207aから構成される。各構成要素は、第1の実施形態で開示したPC20と同様の機能を有する。
PC20aの機器ID記憶部202aは、PC20aを一意に識別する情報である機器ID(ID_0020a)と共に、PC20aがオフライン機器であることを示す機器情報を記憶している。
要求生成部203aは、コンテンツ要求を生成する際、機器ID記憶部202aから、機器ID(ID_0020a)と共に上記の機器情報を読み出し、コンテンツID、機器ID、及び機器情報から成るコンテンツ要求を生成する。
ここでは、図17から図23のフローチャートを用いて、機器登録システム2の動作について説明する。
1.システム全体の動作
図17は、機器登録システム2全体の動作を示すフローチャートである。
機器登録システム2は、クライアントにおいて、コンテンツ要求が発生すると(ステップS1001でYES)、サーバ装置10aによるクライアントの登録処理、及びクライアントへのコンテンツ配布処理を行う(ステップS1002)。クライアントは、サーバ装置10aから取得したコンテンツを再生する(ステップS1003)。その後、ステップS1004へ進む。
図18及び図19は、登録処理及びコンテンツ配布処理の動作を示すフローチャートである。
なお、ここではPC20aがサーバ装置10aへコンテンツを要求する場面を具体例に用い説明するが、PC20a以外のクライアントであっても同様の処理を行う。
サーバ装置10aは、PC20aに対応する登録情報が既に登録リストに登録済みであり、且つ有効期限内であるか否か判断する(ステップS605)。
登録台数と制限台数とが等しい場合(ステップS621でYES)、台数制御部103aは、入出力部109a及びネットワークを介して、PC20aへエラー通知を送信する(ステップS622)。登録台数と制限台数とが等しくない場合(ステップS621でNO)、具体的には、登録台数が制限台数未満である場合、台数制御部103aは、登録台数をインクリメントする。(ステップS623)。
続いて、削除予約部106aは、PC20aがオンライン機器であるか、オフライン機器であるかを判断する(ステップS625)。具体的には、ステップS603で受信したコンテンツ要求に含まれる機器情報により判断する。
なお、本実施形態においてPC20aはオフライン機器であるので(ステップS625でYES)、削除予約部106aは、ステップS603で受信したコンテンツ要求に含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツの利用期限を、コンテンツ記憶部107aから読み出し、読み出したコンテンツの利用期限を、PC20aの機器IDに対応付けて記憶する(ステップS626)。
3.削除処理1の動作
図20は、機器登録システム2における削除処理1の動作を示すフローチャートである。なお、ここではPC20aがサーバ装置10aへADからの脱退を申し出る場面を具体例に用い説明するが、PC20a以外のクライアントであっても同様の処理を行う。
入出力部207aは、ネットワークを介して、削除要求をサーバ装置10aへ送信し、サーバ装置10aの入出力部109aは、削除要求を受信する(ステップS703)。
サーバ装置10aの有効期限管理部105aは、PC20aの登録情報が登録リスト管理部102aに登録済みであり、且つ現在がPC20aの有効期限内であるか否か判断する(ステップS705)。PC20aの登録情報が登録リスト管理部102aに登録されていない場合、又は登録されているが既に有効期限が切れている場合(ステップS705でNO)、サーバ装置10aは、削除処理を終了する。
なお、ステップS705において、有効期限が既に切れている(ステップS705でNO)場合には、サーバ装置10aはPC20aに対し、その旨を通知するように動作してもよい。
図21は、機器登録システム2における削除処理2の動作を示すフローチャートである。削除処理2は、サーバ装置10aにおいて削除要求が発生した場合の処理であるため、ここではサーバ装置10aの動作を中心に説明する。
サーバ装置10aは、ADから削除したいクライアントが現在ネットワークを介して通信可能であるか否か判断する(ステップS801)。削除したいクライアントが通信可能である場合(ステップS801でオンライン)、サーバ装置10aは、クライアントに対しコンテンツの削除、コンテンツリストの削除などを指示する(ステップS802)。サーバ装置10aは、当該クライアントからコンテンツの削除、コンテンツリストの削除などが完了したことを示す削除完了通知を受け付けると(ステップS803)、当該クライアントの登録情報を登録リストから削除し(ステップS804)、登録台数をデクリメントする(ステップS805)。
図22は、削除予約部106aが行う処理の動作を示すフローチャートである。なお、ここに示す動作は、他の動作とは独立して行われる。
先ず、削除予約部106aは、それまでネットワークから切断されていたオフライン機器からのアクセスがあるか否か判断する(ステップS911)。アクセスがない場合(ステップS911でNO)、削除予約部106aは、ステップS911の処理を続ける。アクセスがある場合(ステップS911でYES)、削除予約部106aは、当該オフライン機器から機器IDを取得する(ステップS912)。
削除予約フラグが0に設定されている場合(ステップS914でNO)、削除予約部106aは、ステップS911に戻る。削除予約フラグが1に設定されている場合(ステップS914でYES)、削除予約部106aは、当該オフライン機器に対し、当該オフライン機器が保持しているコンテンツの削除を指示する(ステップS915)。削除予約部106aは、当該クライアントからコンテンツの削除が完了したことを示す削除完了通知を受け付けると(ステップS916)、登録リスト管理部102aに対し、当該クライアントの登録情報を登録リストから削除するよう指示し、(ステップS917)、更に、台数制御部103aに対し、登録台数をデクリメントするよう指示する(ステップS918)。
図23は、削除予約部106aが行う処理の動作を示すフローチャートである。なお、ここに示す動作は、他の動作とは独立して、定期的に行われる。
先ず、削除予約部106aは、内部の削除予約リストに、削除予約情報が登録されているか否かを判断する(ステップS901)。削除予約リストに削除予約情報が登録されていない場合(ステップS901でNO)、ステップS901の処理を続ける。
現在日時が削除日を超過していない場合(ステップS903でNO)、削除予約部106aは、ステップS901に戻り処理を続ける。現在日時が削除日を超過している場合(ステップS903でYES)、削除予約部106aは、登録リスト管理部102aに対し、当該削除予約情報に含まれる機器IDを含む登録情報を登録リストから削除する指示を出力する(ステップS904)。
≪その他の変形例≫
本発明を上記の実施形態に基づき説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されないのは勿論であり、以下の様な場合であっても、本発明に含まれる。
クライアントは、コンテンツ要求を生成する際に、コンテンツリストからサーバIDを取得し、サーバID、自機の機器ID、コンテンツID、及び機器情報から成るコンテンツ要求を生成するように構成してもよい。
(3)上記の実施形態において、サーバ装置と各クライアントとの間の認証処理及びセッション鍵共有処理は、図10及び11に示したように公開鍵暗号方式を用いる構成を有するが、本発明において、サーバ装置と各クライアントとの間の認証処理は、この方法に限定されない。公開鍵暗号方式に替えて、共通鍵暗号方式を用いてもよいし、また、サーバ装置と各クライアントとが相互認証を行わずに、サーバ装置が各クライアントを認証する一方向の認証処理であってもよい。
(5)上記の実施形態では、登録情報が登録リストに登録された日(AD登録日)を、コンテンツを利用できる有効期限の始期としているが、有効期限の始期は、これ以外の方法を用いて設定してもよい。例えば、クライアントからのコンテンツ要求を受け付けた時から所定時間後(例えば、コンテンツ要求を受け付けた時から1日後)に、有効期限の始期を設定してもよい。
登録情報に、有効期限の始期のみが記載されている場合には、サーバ装置の有効期限管理部は、始期から終期までの時間を記憶していてもよい。有効期限管理部は、登録情報から取得した始期と記憶している時間とを用いて、有効期限の終期を算出する構成であってもよい。
例えば、AD登録日における登録状況により有効期限を決定する方法も本発明に含まれる。より具体的に説明すると、サーバ装置は、登録済み機器の台数と、新たに登録する機器の有効期間とを対応付けたテーブルを記憶している。
サーバ装置は、新規クライアントからコンテンツ要求を受け付けて当該新規クライアントの有効期限を設定する際、登録済みである機器の台数を判断する。具体的には、登録リストに登録されている登録情報の数を計数する。次に、サーバ装置は、上記のテーブルから登録済みである機器の台数に対応する有効期間を取得する。サーバ装置は、現在の日時から有効期間後の日付を、当該新規クライアントの有効期限として設定する。
(7)クライアントの有効期限は、クライアントからの要求により延長されるように構成してもよい。
具体的には、クライアントが有効期限内に延長申請を行うことにより、有効期限が延長されるものとする。また、クライアントの有効期限が延長された場合の削除禁止期間の設定方法としては、(a)有効期限が延長された時間と同じ時間、削除禁止期間が延長される。(b)1回目の設定よりも短い期間を設定する。例えば、1回目の設定が2か月の場合、2回目の設定では1か月とする。(c)有効期限の延長に関わらず一定である。などが考えられる。
また、予約リストに登録されているクライアントが登録リストに登録された場合には、その旨を当該クライアントに通知するように構成してもよい。
また、クライアントから登録予約を受け付けたサーバ装置は、登録リストへの登録に先立ち、コンテンツ要求により指定されたコンテンツを、クライアントに送付してもよい。このとき、サーバ装置は、コンテンツを利用できない状態で送信する。具体的には、コンテンツ暗号化して送信する。その後、当該クライアントが実際に登録リストに登録されると、サーバ装置からコンテンツを復号するための鍵を送信するように構成してもよい。この構成によると、ネットワークが空いているとき、クライアントの都合の良いときなどに、データ容量の大きなコンテンツを送信することができる。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD‐ROM、MO、DVD、DVD‐ROM、DVD‐RAM、BD(Blu‐ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
(12)また本発明は、上記実施形態におけるサーバ装置10、サーバ装置10a、PC20、及び、PC20aの機能ブロックの一部又は全てが集積回路であるLSIとして実現される場合も本発明に含まれる。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
更には、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応などが可能性として有り得る。
2 機器登録システム
10 サーバ装置
10a サーバ装置
20 PC
20a PC
21 PC
22 HDレコーダ
23 PDA
24 ポータブルプレーヤ
25 クライアント
30 ネットワーク
101 認証部
101a 認証部
102 登録リスト管理部
102a 登録リスト管理部
103 台数制御部
103a 台数制御部
104 時計
104a 時計
105 有効期限管理部
105a 有効期限管理部
106 登録予約部
106a 削除予約部
107 コンテンツ記憶部
107a コンテンツ記憶部
108 コンテンツ配布部
108a コンテンツ配布部
109 入出力部
109a 入出力部
201 認証部
201a 認証部
202 機器ID記憶部
202a 機器ID記憶部
203 要求生成部
203a 要求生成部
204 入力部
204a 入力部
205 表示部
205a 表示部
206 記憶部
206a 記憶部
207 入出力部
207a 入出力部
Claims (8)
- 制限台数の範囲内において、機器をメンバー登録する機器登録装置であって、
1以上のコンテンツとコンテンツIDとを対応付けて記憶しているコンテンツ記憶手段と、
時刻を計測する時計手段と、
既に登録済みである1台以上の機器について、各機器を識別する識別情報と登録有効期限とを対応付けた登録情報を記憶しているメンバー記憶手段と、
未登録の機器から、1のコンテンツIDを含む登録要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が前記登録要求を受け付けると、前記時計手段から読み出した時刻と前記登録有効期限とを比較し、登録有効期限を超過した前記登録情報を選択する選択手段と、
選択された前記登録情報を、前記メンバー記憶手段から削除する削除手段と、
前記機器を識別する識別情報と、当該機器の登録有効期限とを対応付けた登録情報を生成し、前記メンバー記憶手段に書き込む登録手段とを備える
ことを特徴とする機器登録装置。 - 前記登録手段は、
前記登録情報生成のときから所定時間後を、前記登録有効期限に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の機器登録装置。 - 前記登録手段は、
前記登録情報生成のときの登録状況に応じて、前記登録有効期限を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の機器登録装置。 - 前記登録手段は、
当該登録情報生成のとき、既に登録済みである機器の台数である前記登録状況に応じて、前記登録有効期限を設定する
ことを特徴とする請求項3に記載の機器登録装置。 - 前記機器登録装置は、更に、
所定の条件を満たす機器の登録情報に、削除予約を設定する削除予約手段を備え、
前記選択手段は、
前記削除予約が設定されている登録情報を選択対象から除外する
ことを特徴とする請求項1に記載の機器登録装置。 - 前記削除予約手段は、
削除予約が設定された登録情報に対応する削除日を記憶しており、
前記選択手段は、
前記時計手段から読み出した時刻と前記削除日とを比較し、前記時刻が前記削除日を超過している場合には、前記登録情報を選択対象とする
ことを特徴とする請求項5に記載の機器登録装置。 - 前記削除予約手段は、
前記所定の条件として、機器の属性に応じて、削除予約を設定するか否か決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の機器登録装置。 - 前記コンテンツ記憶手段は、1以上のコンテンツとコンテンツIDとコンテンツ有効期限とを対応付けて記憶しており、
前記削除予約手段は、
前記所定の条件として、前記受付手段が受け付けたコンテンツIDに対応するコンテンツ有効期限に応じて、削除予約を設定するか否か判断する
ことを特徴とする請求項6に記載の機器登録装置。
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