JP4861721B2 - エレベータ - Google Patents

エレベータ Download PDF

Info

Publication number
JP4861721B2
JP4861721B2 JP2006042560A JP2006042560A JP4861721B2 JP 4861721 B2 JP4861721 B2 JP 4861721B2 JP 2006042560 A JP2006042560 A JP 2006042560A JP 2006042560 A JP2006042560 A JP 2006042560A JP 4861721 B2 JP4861721 B2 JP 4861721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
earthquake
elevator
floor
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006042560A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007217167A (ja
Inventor
国新 廖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2006042560A priority Critical patent/JP4861721B2/ja
Publication of JP2007217167A publication Critical patent/JP2007217167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4861721B2 publication Critical patent/JP4861721B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、地震の発生時に乗りかごの管制運転を行なうエレベータに関する。
例えば特許文献1に開示されるように、従来のエレベータでは、呼び登録にしたがって乗りかごを昇降させている最中に地震を検知した場合に、最寄階に乗りかごを停止させて乗客が乗りかごから外へ避難できるようにする技術がある。
特公平4−62992号公報
しかしながら、ロープ式のエレベータが地震によって停止した場合、乗りかごよりもカウンタウェイト(釣合い重り)の方が高階層側に位置している時には、地震による揺れでカウンタウェイトの一部が乗りかごに落下する可能性がある。もしも乗りかごに乗客が残っていると、その乗客に危険が及ぶこととなる。
そこで、本発明の目的は、地震時管制運転中のカウンタウェイトによる乗りかごへの危険を回避することが可能なエレベータを提供することにある。
本発明に係わるエレベータは、地震の発生を検知し、この検知した地震が予め定められた大きさ以上の場合に乗りかごを第1の階床に停止させ、この停止後、釣合い重りが乗りかごよりも下方に位置するように当該乗りかごを予め定められた第2の階床へ走行させることを特徴とする。
本発明によれば、地震時管制運転中のカウンタウェイトによる乗りかごへの危険を回避することができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図である。
このエレベータでは、巻き上げ機1のモータ軸に設けられたシーブ2およびそらせシーブ3に巻き掛けられたワイヤロープ4を介して乗りかご5がカウンタウェイト6と連結される。乗りかご5は巻き上げ機1の駆動によるシーブ2およびそらせシーブ3の回転に伴ってカウンタウェイト6とともに互いに上下反対方向に昇降する。また、ピットにおける乗りかご5の下方にかごバッファ7が設けられ、昇降路内のピットにおけるカウンタウェイト6の下方にウェイトバッファ8が設けられる。
このエレベータでは、巻き上げ機1は機械室11内でエレベータ制御盤12と接続される。また、乗りかご5の下部には乗りかご5内の乗客の有無を検出するための荷重検出装置13が設けられる。荷重検出装置13は乗りかご5内の荷重を検出した場合に、これを示す検出信号をテールコード14を介してエレベータ制御盤12に出力する。
また、乗りかご5内には、乗客への報知を行なうための表示装置15および音声出力装置16が設けられ、これらはテールコード14を介してエレベータ制御盤12と接続される。
乗りかご5は最上階乗場21、途中階乗場22および最下階乗場23のいずれかに着床する。なお、図1において途中階乗場22は1つしか図示されていないが、実際には複数階が存在する。
また、エレベータが設置される建物内には地震情報受信装置31が設けられる。地震情報受信装置31はネットワーク32を介して地震情報送信装置33と接続される。地震情報送信装置33は昇降路の外または建物の外に設置される外部装置である。
地震情報送信装置33は地震の発生時に例えばリアルタイム地震情報を送信するといった機能を有する。ここでリアルタイム地震情報とは、地震が発生した場合の発生時刻、震源地、マグニチュードなどの情報である。
地中を伝播して広がる地震はP波とS波に区分される。S波は地中を遅く伝播するが地震被害の原因となる横揺れの波(主要動)である。一方、P波はS波より速い速度で地中を伝播するが振動の大きさがS波より小さい縦揺れの波(初動)である。地震情報送信装置33は各所の図示しない地震検出器と接続される。地震検出器はP波の到達を検出した場合に、この旨を示す情報を地震情報送信装置33に送信する。
地震情報送信装置33は各所の地震検出器が検出したP波の到達時刻やP波が未だ到達していない地点におけるデータを取得する。地震情報送信装置33は、この取得したデータをもとにリアルタイム地震情報を生成し、これを地震情報受信装置31に送信する。
図2は、本発明の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御盤12の内部構成例を示すブロック図である。
エレベータ制御盤12は、制御部41、記憶部42、かご位置検出部46、計時部47、地震情報入力部48、到達時刻計算部49、震度計算部50、比較部51、戸開後時間計測部52、荷重信号入力部53、地震検知部54、通信インタフェース55を備え、これらはバス56を介して接続される。
制御部41は巻き上げ機1の駆動を含むエレベータ制御盤12全体の動作を司る。また、制御部41はテールコード14を介して乗りかご5の図示しないかごドア制御装置と接続される。制御部41は、このかごドア制御装置にかごドアの開閉を指示するための制御信号を出力することでかごドアを開閉させる。かごドアが開閉すると乗りかご5が着床している乗場ドアも連動して開閉する。
記憶部42には制御用のプログラム、エレベータの設置位置の情報、報知用の文字情報および音声情報が記憶される。この報知用の文字情報や音声情報は、地震の発生時にこれを乗りかご5内の乗客に知らせるための地震報知用情報および乗りかご5からの降車を促すための降車誘導用情報に区分される。また、記憶部42は退避階記憶部43、基準震度記憶部44、基準時間記憶部45を有する。
かご位置検出部46は巻き上げ機1の軸回転を検出してその回転角度に比例した数のパルス信号を発生する。かご位置検出部46は、このパルス信号のアップダウンをカウントし、このカウントの結果得られた積算パルス数を制御部41に出力する。制御部41は、この積算パルス数に基づいてかご位置制御を行なう。
計時部47は現在日時を計時する。地震情報入力部48は地震情報受信装置31が受信したリアルタイム地震情報を入力することで地震の発生を検知する。到達時刻計算部49は地震情報入力部48が入力したリアルタイム地震情報で示される震源地からの距離を考慮して、S波がエレベータに到達する時刻を計算する。
震度計算部50は、地震情報入力部48が入力したリアルタイム地震情報で示される震源地からの距離やマグニチュードを考慮して、S波がエレベータに及ぼす地震の震度を計算する。つまり、震度計算部50はエレベータに及ぶ地震の震度を予測する予測手段として機能する。
荷重信号入力部53は荷重検出装置13からの乗りかご5内での荷重を示す制御信号を入力している間、これを示す制御信号を制御部41に出力する。つまり荷重検出装置13は乗りかご5内での乗客の有無を判別する判別手段として機能する。
地震検知部54は、エレベータに及ぶ地震を検知した場合に、これを示す制御信号を出力する。通信インタフェース55はテールコード14を介して表示装置15および音声出力装置16と接続される。
また、制御部41は呼び登録にしたがった乗りかご5の走行中に地震情報入力部48が地震の発生を検知し、この地震の規模が予め定められた条件を満たした場合に乗りかご5を予め定められた第1の階床に停止させる停止制御手段として機能する。また、制御部41は、乗りかご5の停止中に乗客を降車させた後、カウンタウェイト6が乗りかご5よりも下方に位置するように当該乗りかご5を予め定められた第2の階床へ走行させる走行制御手段として機能する。
次に、図1に示した構成のエレベータの動作について説明する。
図3は、本発明の実施形態にしたがったエレベータのエレベータによる地震発生時の管制運転にかかる処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、地震情報受信装置31は地震情報送信装置33からのリアルタイム地震情報を受信すると(ステップS1)、これをエレベータ制御盤12の地震情報入力部48に送信する。
地震情報入力部48は地震情報受信装置31からのリアルタイム地震情報を入力すると、この情報で示される震源地の情報を到達時刻計算部49に出力する。
到達時刻計算部49は地震情報入力部48からの震源地の情報を入力すると、記憶部42に記憶されるエレベータの設置位置の情報(地理情報)を読み出し、当該設置位置から震源地までの距離をもとにエレベータへの地震の到達所要時間を計算する。そして到達時刻計算部49は前述した到達所要時間および入力済の情報で示される地震発生時刻をもとにエレベータへの地震の到達予測時刻を計算する。
また、地震情報入力部48は地震情報受信装置31からのリアルタイム地震情報を入力すると、この情報で示される震源地およびマグニチュードの情報を震度計算部50に出力する。
震度計算部50は、地震情報入力部48からの情報を入力すると記憶部42に記憶されるエレベータの設置位置の情報を読み出し、当該設置位置から震源地までの距離および入力済の情報で示されるマグニチュードをもとにエレベータに及ぶ地震の震度の予測値を計算し(ステップS2)、この情報を比較部51に出力する。
比較部51は、震度計算部50からの情報を入力すると、記憶部42内の基準震度記憶部44に記憶される予め定められた基準震度の情報を読み出し、この基準震度と震度計算部50からの情報で示される震度とを比較する。比較部51は、この比較の結果、震度計算部50からの情報で示される震度が基準震度(例えば200ガル)以上である場合(ステップS3のYES)には、これを示す制御信号を制御部41に出力する。
制御部41は比較部51からの制御信号を入力すると、エレベータの運転に影響のある地震が到達するとみなし、記憶部42から地震報知用の文字情報を読み出し、これを通信インタフェース55を介して乗りかご5内の表示装置15に表示させる。また、制御部41は記憶部42から地震報知用の音声情報を読み出し、これを通信インタフェース55を介して乗りかご5内の音声出力装置16に表示させる(ステップS4)。つまり、表示装置15および音声出力装置16は乗りかご5内の乗客に対し乗場への降車(避難)を促す報知を行なう報知手段として機能する。
そして、制御部41は、乗りかご5の地震時管制運転を開始する。具体的には、制御部41は乗りかご5が現在の走行方向に向かった最寄階で停止するように巻き上げ機1の駆動を制御する。制御部41は乗りかご5が最寄階で停止すると図示しないかごドアおよび乗場ドアを戸開させて待機させる(ステップS5)。
そして、制御部41は地震発生時の乗りかご5の停止を示す制御信号を戸開後時間計測部52に出力する。戸開後時間計測部52は制御部41からの制御信号を入力すると計時部47が計時する時刻を認識する。そして、戸開後時間計測部52は記憶部42内の基準時間記憶部45に記憶される基準時間の情報を読み出し、前述のように認識した時刻から基準時間が経過した場合(ステップS6のYES)に、これを示す制御信号を制御部41に出力する。つまり、戸開後時間計測部52は基準震度以上の地震発生時に乗りかご5が停止してからの経過時間を計算する計算手段として機能する。
制御部41は、戸開後時間計測部52からの制御信号を入力すると、乗りかご5内に乗客がいる旨を示す制御信号が荷重信号入力部53から出力されているか否かを判別する(ステップS7)。
制御部41は、乗りかご5内の荷重を示す制御信号が荷重信号入力部53から出力されていると判別した場合(ステップS7のYES)には、乗りかご5内に乗客が留まっている、または乗場から新たな乗客が乗りかご5に乗り込んでいるとみなし、記憶部42から退出誘導用の文字情報を読み出し、これを通信インタフェース55を介して乗りかご5内の表示装置15に表示させる。また、制御部41は記憶部42から退出誘導用の音声情報を読み出し、これを通信インタフェース55を介して乗りかご5内の音声出力装置16に表示させる(ステップS8)。
つまり、表示装置15および音声出力装置16は、基準震度以上の大きさの地震発生後に乗りかご5が停止した後の戸開時間が予め定められた時間に達して乗客が乗りかご5内にいる場合に当該乗りかご5からの降車を促す報知を行なう報知手段として機能する。
制御部41は、戸開後時間計測部52からの制御信号の入力時に乗りかご5内の荷重を示す制御信号が荷重信号入力部53から出力されていないと判別した場合(ステップS7のNO)には、乗りかご5内に乗客がいないとみなし、記憶部42内の退避階記憶部43から退避階の情報を読み出す。この退避階は当該退避階の乗場に乗りかご5が着床した場合にカウンタウェイト6が乗りかご5の下方に位置する階床である。
制御部41は、乗場ドアおよびかごドアを戸閉させたのち、この読み出した退避階の乗場へ走行して当該退避階で着床するように巻き上げ機1の駆動を制御する(ステップS9)。制御部41は乗りかご5が退避階の乗場で停止すると、図示しないかごドアおよび乗場ドアを戸閉させたまま待機させる(ステップS10)。
また、このエレベータのエレベータ制御盤12は前述したステップS2の処理で予め定められた大きさ以上の震度の地震の到達を予測した場合に、本震つまりS波がエレベータに及んだか否かを判別している。具体的には、制御部41は震度計算部50からの情報で示される震度が基準震度以上である旨を示す制御信号を比較部51から入力すると、到達時刻計算部49が計算した到達予測時刻までのS波の到達の有無の判別指示を示す制御信号を比較部51に出力する。
比較部51は、制御部41からの制御信号を入力すると、計時部47が計時する現在時刻と到達時刻計算部49が計算した到達予測時刻とを比較する。比較部51は、現在時刻が到達予測時刻に達した場合に、これを示す制御信号を制御部41に出力する。
つまり、計時部47、到達時刻計算部49および比較部51はカウンタウェイト6が乗りかご5よりも下方に位置するように当該乗りかご5が走行した後の経過時間を計算する計算手段として機能する。
制御部41は比較部51からの制御信号を入力するとエレベータへの地震の到達を示す制御信号が地震検知部54から出力されているか否かを判別する。つまり、制御部41はエレベータへ本震が及んだか否かを判別する判別手段として機能する。
制御部41は、地震検知部54からの制御信号が出力されていないと判別した場合には、エレベータにS波が到達しなかったとみなし、地震時の管制運転を解除し、呼び登録にしたがって乗りかご5が昇降するように巻き上げ機1の駆動を制御する。つまり、制御部41は地震の本震がエレベータに及ばなかった場合に乗りかご5の制御形態を呼び登録にしたがった走行制御に復帰させる復帰制御手段として機能する。
以上のように、本発明の実施形態にしたがったエレベータでは、予め定められた大きさ以上の震度の地震がエレベータに到達すると判別した場合に、乗りかご5よりも下方にカウンタウェイト6が位置するように乗りかごを走行させるので、地震に起因したカウンタウェイト6による乗りかご5へ危険を回避させることができる。
また、このエレベータは、予め定められた大きさ以上の震度の地震がエレベータに到達すると判別した場合に、この旨を文字情報や音声情報などにより乗客に報知するので、地震の発生を乗りかご5内の乗客に迅速に伝達することができ、その後の乗りかご5からの乗客の降車が円滑に行なわれるようになる。
また、このエレベータは、予め定められた大きさ以上の震度の地震がエレベータに到達すると判別して乗りかご5を最寄階に停止させた後で、予め定められた時間が経過しても乗客が乗りかご5に留まっている場合に、降車を促すための報知を行なうので、安全性を高めることができる。
また、このエレベータは、予め定められた大きさ以上の震度の地震がエレベータに到達すると判別して地震時管制運転に移行した後、予め定められた時間が経過した後も本震がエレベータに到達しない場合にはエレベータの地震時管制運転を解除するので、エレベータへ地震が及ばなかった場合に運転形態を通常運転に速やかに復帰させることができる。
以上説明した実施形態では、予め定められた大きさ以上の震度の地震がエレベータに到達すると判別した場合に、乗りかご5を最寄階に停止させる構成としたが、これに限らず、乗りかごを特定の階床、例えば玄関階に停止させる構成としてもよい。
また、以上説明した実施形態では、予め定められた大きさ以上の震度の地震がエレベータに到達すると判別した場合に、乗りかご5を現在の走行方向に向かった最寄階に停止させて、乗客の降車を確認した後で、記憶部42内の退避階記憶部43に記憶される階床に当該乗りかご5を昇降させる構成としたが、この退避階記憶部43に記憶される階床を最上階として、最上階乗場21に乗りかご5を走行させるようにすればカウンタウェイト6が昇降路の最下部に移動することになる。よって、地震発生時のカウンタウェイト6による昇降路内機器への危険を最小限にとどめることができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態にしたがったエレベータの構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御盤の内部構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態にしたがったエレベータのエレベータによる地震発生時の管制運転の処理動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1…巻き上げ機、2…シーブ、3…そらせシーブ、4…ワイヤロープ、5…乗りかご、6…カウンタウェイト、7…かごバッファ、8…ウェイトバッファ、11…エレベータ機械室、12…エレベータ制御盤、13…荷重検出装置、14…テールコード、15…表示装置、16…音声出力装置、21…最上階乗場、22…途中階乗場、23…最下階乗場、31…地震情報受信装置、32…ネットワーク、33…地震情報送信装置、41…制御部、42…記憶部、43…退避階記憶部、44…基準震度記憶部、45…基準時間記憶部、46…かご位置検出部、47…計時部、48…地震情報入力部、49…到達時刻計算部、50…震度計算部、51…比較部、52…戸開後時間計測部、53…荷重信号入力部、54…地震検知部、55…通信インタフェース、56…バス。

Claims (7)

  1. 地震の発生を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した地震が予め定められた大きさ以上の場合に、前記乗りかごを第1の階床に停止させる停止制御手段と、
    この停止制御手段による前記乗りかごの停止後、釣合い重りが前記乗りかごよりも下方に位置するように当該乗りかごを予め定められた第2の階床へ走行させる走行制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  2. 前記第1の階床は前記乗りかごの走行方向に向かった最寄階であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記第2の階床は最上階であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  4. 前記検知手段は、地震発生時に外部から送信された震源地および当該震源地で発生した地震の規模を示す情報を受信することで地震の発生を検知し、
    前記検知手段が受信した情報をもとにエレベータに及ぶ地震の震度を予測する予測手段をさらに備え、
    前記停止制御手段は、前記予測手段が予測した震度が予め定められた条件を満たした場合に前記乗りかごを前記第1の階床に停止させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  5. 前記停止制御手段が前記乗りかごを前記第1の階床に停止させた際に当該乗りかご内の乗客に対し降車を促す報知を行なう報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  6. 前記乗りかご内の乗客の有無を判別する判別手段と、
    前記停止制御手段が前記乗りかごを前記第1の階床に停止させた後の戸開時間を計算する計算手段と、
    前記計算手段により計算した戸開時間が予め定められた時間に達した際に乗客が前記乗りかご内にいると前記判別手段が判別した場合に当該乗りかごからの降車を促す報知を行なう報知手段と、
    前記計算手段により計算した戸開時間が予め定められた時間に達した際に乗客が前記乗りかご内にいないと前記判別手段が判別した場合に、前記釣合い重りが前記乗りかごよりも下方に位置するように当該乗りかごを予め定められた第2の階床へ走行させる第2の走行制御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  7. 前記走行制御手段が前記乗りかごを前記第2の階床に走行させた後の経過時間を計算する計算手段と、
    エレベータに本震が及んだか否かを判別する判別手段と、
    この計算手段により計算した経過時間が予め定められた時間に達した際にエレベータに本震が及んでいないと前記判別手段が判別した場合に、前記乗りかごの走行制御を呼び登録にしたがった走行制御に復帰させる復帰制御手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
JP2006042560A 2006-02-20 2006-02-20 エレベータ Expired - Fee Related JP4861721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006042560A JP4861721B2 (ja) 2006-02-20 2006-02-20 エレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006042560A JP4861721B2 (ja) 2006-02-20 2006-02-20 エレベータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007217167A JP2007217167A (ja) 2007-08-30
JP4861721B2 true JP4861721B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=38494862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006042560A Expired - Fee Related JP4861721B2 (ja) 2006-02-20 2006-02-20 エレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4861721B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4811420B2 (ja) * 2008-02-29 2011-11-09 村田機械株式会社 自動倉庫および自動倉庫の制御方法
JP7559486B2 (ja) 2020-10-07 2024-10-02 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベーターの中央管理装置、およびエレベーターの管理システム
CN115469353A (zh) * 2022-08-18 2022-12-13 四川省特种设备检验研究院 用于电梯的地震波探测、接收方法及装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111377A (en) * 1979-02-16 1980-08-27 Mitsubishi Electric Corp Elevator
JPS5719260A (en) * 1980-07-04 1982-02-01 Hitachi Ltd Method of operating elevator
JPS6044228B2 (ja) * 1980-07-23 1985-10-02 株式会社日立製作所 走行中におけるエレベ−タの地震時管制運転方法
JPS57199773A (en) * 1981-05-28 1982-12-07 Hitachi Ltd Control operation device at time of earthquake of elevator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007217167A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5788543B2 (ja) エレベータの制御装置
JP2007031049A (ja) エレベータの強風管制システム
JP5489303B2 (ja) エレベータの制御装置
JP2011230920A (ja) エレベータの点検作業用安全装置
JP6997680B2 (ja) エレベーター異常監視システム及びエレベーター異常監視方法
JP4861721B2 (ja) エレベータ
JP2009113937A (ja) エレベータの管制運転装置
KR20190100289A (ko) 엘리베이터의 제어 장치
JP5939354B2 (ja) エレベータ装置
JP5645324B2 (ja) エレベータの制御装置
JP4867813B2 (ja) エレベータの地震時管制運転システム
JP4992387B2 (ja) エレベータの地震管制運転システム
JP6494793B2 (ja) エレベータ、及びエレベータの運転方法
WO2013038558A1 (ja) エレベーター装置
JP5535441B2 (ja) エレベータの管制運転装置
JP2014114157A (ja) エレベータの制御装置
WO2011104816A1 (ja) エレベータの制御装置
JP2010070298A (ja) エレベーターの管制運転装置
KR102562729B1 (ko) 엘리베이터 장치
JP2019099325A (ja) エレベーター
JP5955071B2 (ja) エレベータ乗客確認システムおよび方法
JP6517306B1 (ja) エレベータの制御装置および制御方法
JP2007254036A (ja) エレベータの運転制御装置
WO2011016132A1 (ja) エレベータの地震時管制運転システム
JP2007254054A (ja) エレベータ昇降路保護システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees