JP4861466B2 - 噴霧温熱装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、鉱泉等の霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができるとともに、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てているときに流体ノズルから霧発生用水の滴が落下しないようにして場所を問わずどこでも使用することができる噴霧温熱装置の提供を目的とする。
すなわち、前記噴霧機構により、間欠的に、送液ポンプが動作して霧発生用水が貯留室から送液管に流入して流体ノズルへ送液され、吹出口から吹き出される温風中に流体ノズルより霧発生用水が噴霧される。すると、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風が吹出口から吹き出される。ここで、霧発生用水を噴霧させる際に送液管内の霧発生用水に対して流体ノズル方向に圧力が加えられるため、弾性を有する送液管は膨潤した状態となる。従って、そのままにしておくと、膨潤した送液管により残存する比較的弱い圧力によって、霧発生用水が流体ノズルに送り込まれて霧化せずに当該流体ノズルからしみ出し、霧発生用水の滴が床上に落下する(液だれが生じる)ことがある。
本発明では、前記引込機構により、間欠的とされた各噴霧の終了時点から即座に開始する所定期間、前記流体ノズルから前記排出タンクの方へ霧発生用水が引き込まれる。すると、膨潤した送液管により残存する圧力が速やかに解放され、霧発生用水が流体ノズルに送り込まれなくなって当該流体ノズルからしみ出さなくなり、霧発生用水の滴が落下しない。従って、居間など風呂場以外でも使用することができる。
本発明では、前記風量調節機構により、前記各噴霧の期間を含む期間、発生させる温風の風量が少なくなることにより当該温風における単位体積当たりにヒータから与えられる熱量を増やすことができる。従って、発生させる温風の温度を即座に上げることができ、霧発生用水の霧が蒸気になることによる温度低下を防ぐことができる。
霧発生用水を貯留する貯留室と、
排出タンクと、
逆流防止用の弁を有し、前記吹出口に配置され、接続される送液管の内径よりも細い内径で噴霧用の孔が形成された流体ノズルと、
流通方向を切り替え可能な三方弁と、
前記貯留室と前記三方弁との間に設けられた弾性を有する第一の送液管と、
前記三方弁から前記温風流路内に導かれて前記流体ノズルに接続された弾性を有する第二の送液管と、
前記霧発生用水が前記排出タンク内に排出される排出口が形成されるとともに当該排出口とは反対側の他端が前記三方弁に接続された排出流路と、
前記第一の送液管内の霧発生用水を繰り返し前記貯留室から前記三方弁方向へ圧迫移動させることにより送液可能な送液ポンプと、
間欠的に、前記三方弁について前記第一の送液管と前記第二の送液管とを流通可能にさせるとともに前記送液ポンプを動作させて前記第一および第二の送液管を介して前記霧発生用水を前記貯留室から前記流体ノズルへ送液させて前記吹出口から吹き出される温風中に当該流体ノズルより前記霧発生用水を噴霧させる噴霧機構と、
前記間欠的とされた各噴霧の終了時点から所定期間、前記三方弁について前記第二の送液管と前記排出流路とを流通可能にさせるとともに前記第二の送液管から前記排出流路へ前記霧発生用水を引き込んで前記排出口から前記排出タンク内へ排出させる引込機構とを備える噴霧温熱装置によれば、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができるとともに、居間など場所を問わずどこでも使用可能となり、健康増進に役立つ噴霧温熱装置を提供することができる。また、温風流路が形状可変とされ、吹出口の位置を操作により変更することができるので、所望の箇所に霧を含む温風を当てることでき、使い勝手を良好にさせることができる。さらに、弾性を有する第二の送液管が三方弁から温風流路内に導かれて流体ノズルに接続されているので、第二の送液管が温風流路に隠され、見た目を向上させることができる。さらに、流体ノズルに逆流防止用の弁が設けられているので、引込機構にて霧発生用水を引き込む際に第二の送液管内に空隙が生じるほど引き込むことが無くなり、霧発生用水について安定した量の霧を発生させることが可能となる。
本装置100は、金属製の筐体90の右側面に設けられた吸入フィルタを介して外部の空気を装置内に取り込み、所定の温風流路を経て温風吹出カバー16から温風を吹き出す、筐体90上面には開閉可能な一対の蓋92,92が取り付けられ、当該蓋92,92を開けると筐体90上部に収容された貯留タンク20,60内に異なる鉱泉(霧発生用水)を入れることが可能となっている。なお、鉱泉以外に、薬水、水のみを入れてもよい。内部が貯留室とされたタンク20,60に貯留された鉱泉は、所定の送液流路を経て間欠的に流体ノズル30から温風内に噴霧される。筐体90前面には、複数の操作スイッチ等を有して電源オンオフや経路や動作モードや温風温度を切り替える操作等を行うことが可能な操作部93が設けられている。筐体90下面には4個の自在キャスタ94が取り付けられており、筐体90左側面に設けられた取手95を持って本装置100を居間等の所望の場所に移動させることが可能である。
温風吹出カバー16は、直径20cm程度の透明プラスチック製であり、温風に含まれる霧や蒸気の状態を透視して確認可能であるので、操作部93を操作することにより容易に鉱泉の霧および蒸気を調節することができる。図示していないが、温風吹出カバー16の端部16aには、体への接触してもソフト感が得られるようにゴムを貼付している。
なお、硬質ビニール製や軟質ビニール製やゴム製等の弾性を有するホース等を温風流路に用いて形状を可変としてもよい。
流体ノズル30は、温風を吹き出す吹出口15に配置され、温風中に鉱泉を噴霧可能である。この流体ノズルは、噴霧用の液体が供給される送液管56,76の内径(例えば5〜7mm)よりも細い内径(例えば0.1〜0.2mm)とされ、圧力をもって送られる絋泉を微粒化して噴霧する。同流体ノズルは、効率よく気化することを考慮して円錐ノズル等とすることができるが、扇形ノズル等でもよい。また、液体ノズル30は、液体が逆流することを防止する図示しない逆流防止用の弁を有しており、流体ノズルに接続された送液管56,76から鉱泉が引き込まれる時に液体ノズルの先端から空気が入り込まないようになっている。なお、ノズル30は電気回路を収容した筐体90の外部とされており、筐体90外で霧を発生させるので、電気的に安全である。
本装置は、身体の一部分の入浴と同じ考えで身体の一部から汗を出させる機器と言え、鉱泉の霧や蒸気を含む温風を半球状のカバー内から身体の一部に当てさせる。
送液管51〜53,71〜73は、貯留タンク20,60と三方弁50,70との間に設けられて第一の送液流路を形成する第一の送液管であり、送液管53,73に送液ポンプが取り付けられている。送液管56,76は、三方弁50,70とノズル30との間に設けられて第二の送液流路を形成する第二の送液管であり、三方弁50,70から温風流路13の途中で管壁に設けられた穴13a,bを貫通して温風流路13内に導かれてノズル30に接続されている。弾性を有する送液管56,76が温風流路13に隠されているので、見た目が良好である。送液管57,77は、三方弁50,70とタンク20,60の上部との間に設けられて排出流路を形成する第三の送液管であり、タンク20,60の上部に鉱泉が当該タンク20,60内に排出される排出口57a,77aが形成され、当該排出口57a,77aとは反対側の他端が三方弁50,70に接続されている。なお、液体ノズル30は、吹出口15を動かす操作により高さが変わるものの、排出口57a,77aよりも高い位置となるようにしてある。
送液ポンプ59,79は、送液管53,73に取り付けられ、入力されるオンオフ信号に応じて第一の送液管53,73内の鉱泉をタンク20,60から三方弁50,70方向へ送液したり送液停止させたりする。同送液ポンプは、電力を駆動源として、弾性を有する送液管をローラや脈動駆動子で押圧しながら繰り返し当該ローラや脈動駆動子を送液方向に移動させることによって、第一の送液管53,73内の鉱泉を繰り返し貯留タンク20,60から三方弁50,70方向へ圧迫移動させることにより送液可能である。
コントローラ80では、図6に示すフローチャートに従って処理を行う。ここで、ステップS10〜S20,S24〜S26,S34(以下、「ステップ」の記載を省略)の処理を行うコントローラ80が、間欠的に、送液ポンプを動作させて吹出口から吹き出される温風中に流体ノズルより鉱泉を噴霧させる噴霧機構を構成する。また、S28〜S32の処理を行うコントローラ80が、間欠的とされた各噴霧の終了後に所定期間、送液管における流体ノズル側から所定の排出流路へ鉱泉を引き込む引込機構を構成する。さらに、S22〜S24,S30,S34〜S36の処理を行うコントローラ80と風量調節部40とが、風量調節機構を構成する。
まず、貯留タンク20,60内に所望の鉱泉を入れておき、操作部93の経路切替スイッチ93bと動作切替スイッチ93cと温度設定スイッチ93dを所望の操作位置にしておく。図7は、これらのスイッチによる設定の一覧を示している。経路切替スイッチの操作位置を「1」にすると経路1を使用してタンク20内の鉱泉を噴霧させ、同操作位置を「2」にすると経路2を使用してタンク60内の鉱泉を噴霧させることができる。動作切替スイッチの操作位置を「1」にすると夏用の設定として1サイクル70秒で間欠噴霧させ、同操作位置を「2」にすると春秋用の設定として1サイクル90秒で間欠噴霧させ、同操作位置を「3」にすると冬用の設定として1サイクル120秒で間欠噴霧させ、同操作位置を「4」にすると連続噴霧させることができる。温度切替スイッチを「1」、「2」、「3」、「4」、「5」にすると、温風をそれぞれ、低温(60〜70℃程度)、中温下、中温上、高温下、高温上(80〜90℃程度)にすることができる。なお、夏は70℃程度、冬は80℃程度が好ましい。また、操作部93等で設定温度を表示する構成にすると、好適である。
以上の状態で、操作部の電源スイッチ93aをオンにする操作をすると、温風発生機構のモータ12aに通電されてファン12の回転駆動が開始されるとともに、コントローラ80が処理を開始し、操作部93の設定を読み込む(S10)。例えば、経路切替スイッチ93bについては「1」であるか「2」であるかを読み込み、動作切替スイッチ93cについては「1」〜「4」のいずれかであるかを読み込む。次に、初期設定処理を行う(S12)。ここで、温風発生機構の通電制御部11aに対して温度切替スイッチ93dの設定に対応する通電量で、より具体的には温度設定が高いほど通電量を多くさせて、ヒータ11に通電させる信号をI/Oから出力して制御を行う。また、風量調節部40に対して開閉弁41を全開状態にさせる信号をI/Oから出力して制御を行い、コック54,74を閉状態にさせる信号をI/Oから出力して制御を行い、三方弁50,70に対して水供給側にさせる信号をI/Oから出力して制御を行い、送液ポンプ59,79に対してオフ(送液停止)にさせる信号をI/Oから出力して制御を行う。さらに、動作切替スイッチ93cに対応する時間パラメータを設定する。以下、経路切替スイッチが「1」、動作切替スイッチが「1」であるとして説明するが、経路切替スイッチが「2」、動作切替スイッチが「2」または「3」の場合も同様の作用となる。
以上の状態で、タイマ回路87の計時を利用して噴霧時間T2=3秒、待機する(S24)。噴霧時間T2は、霧状ないし蒸気状の鉱泉を肌にしっとりさせる秒数としてある。ここで、鉱泉を噴霧させる際にポンプ59からノズル30側の送液管53,56内の鉱泉に対してノズル30方向に圧力が加えられるため、弾性を有する送液管53,56は膨潤した状態となる。
ここで、ノズル30は排出口57aよりも高い位置とされており、第二の送液管56が膨潤した状態であるので、送液管56の弾性により送液管56内の鉱泉はノズル30側から三方弁50側(貯留タンク20側)に引き戻され、送液管56から排出流路用の送液管57へ鉱泉が引き込まれて排出口57aから貯留タンク20内へ排出される。引き込まれた鉱泉がタンク20内に排出されるので、鉱泉を効率的に用いて霧を含む温風を発生させることが可能となる。
以上の状態で、タイマ回路87の計時を利用して引込時間T3=1秒(所定期間)、待機する(S30)。ここで、ノズル30は逆流防止用の弁を有しているので、送液管56内に生じる鉱泉の圧力が解放されてもノズル30から送液管57内へ空気が入り込まない。なお、引込時間T3は、各噴霧の終了時点(タイミングt3)から即座に開始して次の噴霧の開始時(タイミングt6)までに終了する期間とされ、かつ、当該各噴霧の期間T2=3秒より短くされている。鉱泉を引き込んだときにノズル30から送液管57内に空気が混入する可能性がある場合でも、鉱泉が引き込まれる際に送液管内に大きな空隙は生じないので、各噴霧期間に当該空隙の空気を流体ノズルへ送る量が少なく、鉱泉について安定した量の霧を発生させることが可能となる。
以上の状態で、タイマ回路87の計時を利用して引込後弱風時間T4=4.5秒(所定期間)、待機する(S34)。その後、開閉弁41を全開位置に切り替える制御を行い(S36)、S18に戻る。すると、半全開位置から全開位置に切り替わった開閉弁41により空気取込口14は全開に戻る(タイミングt5)。
ここで、発生させる温風の風量を少なくする期間(タイミングt2〜t5)は、噴霧時間T2=3秒より長い7.5秒としている。これは、噴霧された鉱泉が気化して温風から気化熱が奪われる時間を考慮してあり、噴霧時間より3〜6秒程度長い期間発生させる温風の風量を少なくさせることによって、より確実に身体に当たる温風の温度が一定に保たれる。
なお、タイミングt5ではタイミングt1と同じ状態に戻ったことになり、タイミングt2〜t5と同じ動作をタイミングt6〜t9で行う。
さらに、図9に示すように、貯留タンク20の下部に送液管151を接続し、以下、コック154、送液管152、Y形ストレーナ155、送液管153を順に接続し、当該送液管153に流体ノズル30を霧化器として接続するとともに、当該ノズル30とタンク20の上部との間に排出流路用の送液管(所定の排出流路)157を接続してもよい。当該送液管157には、鉱泉がタンク20内に排出される排出口157aが形成されるとともに、送液ポンプ159と同じ構成の送液ポンプ158が排出流路用の送液管157に取り付けられ、入力されるオンオフ信号に応じて送液管157内の鉱泉を流体ノズル30からタンク20方向へ送液したり送液停止させたりする。そして、噴霧期間開始時に送液ポンプ159をオンにしてタンク20から送液管151〜153に流入させてノズル30へ送液し、噴霧期間終了時であって引込時間開始時に送液ポンプ159をオフにするとともに送液ポンプ158をオンにして送液管153におけるノズル30側から排出流路用の送液管157へ鉱泉を引き込めば、同様の作用、効果が得られる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができ、居間など場所を問わずどこでも使用可能となる。
Claims (3)
- 移動可能とされた噴霧温熱装置において、
温風を発生させ、所定の温風流路に形成された吹出口から当該温風を吹き出す温風発生機構と、
霧発生用水を貯留する貯留室と、
排出タンクと、
前記吹出口に配置された流体ノズルと、
前記貯留室と前記流体ノズルとの間に設けられた弾性を有する送液管と、
前記霧発生用水を前記貯留室から前記送液管に流入させて前記流体ノズルへ送液可能な送液ポンプと、
間欠的に、前記送液ポンプを動作させて前記吹出口から吹き出される温風中に前記流体ノズルより前記霧発生用水を噴霧させる噴霧機構と、
前記間欠的とされた各噴霧の終了時点から所定期間、前記流体ノズルから前記排出タンクの方へ前記霧発生用水を引き込んで当該排出タンク内に排出させる引込機構とを備え、
前記各噴霧の終了時点からの所定期間は、当該各噴霧の終了時点から即座に開始して次の噴霧の開始時までに終了する期間とされていることを特徴とする噴霧温熱装置。 - 移動可能とされた噴霧温熱装置において、
温風を発生させ、所定の温風流路に形成された吹出口から当該温風を吹き出す温風発生機構と、
霧発生用水を貯留する貯留室と、
排出タンクと、
前記吹出口に配置された流体ノズルと、
前記貯留室から前記流体ノズルへの送液流路であって弾性を有する送液管が設けられた送液流路と、
当該送液流路の途中の分岐部から分岐して前記霧発生用水を前記排出タンク内に排出させるための排出流路と、
前記霧発生用水を前記貯留室から前記送液流路に流入させて前記流体ノズルへ送液可能な送液ポンプと、
間欠的に、前記分岐部について前記排出流路に流通させずに当該分岐部から前記貯留室側の前記送液流路と当該分岐部から前記流体ノズル側の前記送液流路とを流通可能にさせるとともに前記送液ポンプを動作させて前記吹出口から吹き出される温風中に前記流体ノズルより前記霧発生用水を噴霧させる噴霧機構と、
前記間欠的とされた各噴霧の終了時点から所定期間、前記分岐部について当該分岐部から前記貯留室側の前記送液流路に流通させずに当該分岐部から前記流体ノズル側の前記送液流路と前記排出流路とを流通可能にさせるとともに当該流体ノズル側の前記送液流路から前記排出流路へ前記霧発生用水を引き込んで前記排出タンク内に排出させる引込機構とを備え、
前記各噴霧の終了時点からの所定期間は、当該各噴霧の終了時点から即座に開始して次の噴霧の開始時までに終了する期間とされていることを特徴とする噴霧温熱装置。 - 移動可能とされた噴霧温熱装置において、
温風を発生させ、所定の温風流路に形成された吹出口から当該温風を吹き出す温風発生機構と、
霧発生用水を貯留する貯留室と、
排出タンクと、
前記吹出口に配置された流体ノズルと、
前記貯留室と前記流体ノズルとの間に設けられた弾性を有する送液管と、
前記流体ノズルに接続された排出流路であって前記霧発生用水を前記排出タンク内に排出させるための排出流路と、
前記霧発生用水を前記貯留室から前記送液管に流入させて前記流体ノズルへ送液可能な送液ポンプと、
間欠的に、前記送液ポンプを動作させて前記吹出口から吹き出される温風中に前記流体ノズルより前記霧発生用水を噴霧させる噴霧機構と、
前記間欠的とされた各噴霧の終了時点から所定期間、前記流体ノズルから前記排出流路へ前記霧発生用水を引き込んで前記排出タンク内に排出させる引込機構とを備え、
前記各噴霧の終了時点からの所定期間は、当該各噴霧の終了時点から即座に開始して次の噴霧の開始時までに終了する期間とされていることを特徴とする噴霧温熱装置。
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