JP4860716B2 - 携帯端末及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、非接触ICカード機能を搭載する携帯端末及びプログラムに関する。
非接触ICカード機能を搭載した携帯端末装置が普及しはじめている。例えば、携帯電話機に非接触ICカード機能を搭載することにより、携帯電話機を財布やチケットの代わりに使用することが可能となる。例えば、コンビニエンスストア等で買い物をする際に、レジ付近に設けられたリーダライタ装置に携帯電話機をかざすことにより、非接触ICカード機能内に記憶されている電子マネー情報を用いて電子決済を行うことができる。また、電車に乗る際及び降りる際に改札に設けられたリーダライタ装置に携帯電話機をかざすことにより、非接触ICカード機能内に記憶されている交通チケット情報を用いて電子決済を行うことができる。更に、コンサート会場の入り口に設けられたリーダライタ装置に携帯電話機をかざすことにより、非接触ICカード機能内に記憶された電子チケット情報を用いてコンサート会場への入場を行うことができる。
このように携帯電話機に非接触ICカード機能を搭載することにより、携帯電話機で様々な処理を実行可能となり便利である。一方、携帯電話機に搭載された非接触ICカード機能を常に利用可能な状態とすると、携帯電話機を紛失した場合等に、第三者に非接触ICカード機能を不正利用される可能性があり、セキュリティ上の問題がある。そこで、非接触IC機能カードを搭載した携帯電話機では、非接触ICカード機能の利用可否を設定可能となっていることが多い(特許文献1)。例えば、利用者が予め設定した識別番号を入力することにより、非接触ICカード機能を利用不可としたり(ロック)、利用可能としたり(ロック解除)することができる。このような携帯電話機の場合、通常は非接触ICカード機能をロックしておき、非接触ICカード機能を利用する際に識別番号を入力して非接触ICカード機能のロックを解除することにより、セキュリティを保つことができる。
特開2005−354550号公報
しかしながら、このような携帯電話機でセキュリティを保つためには、非接触ICカード機能を利用する度に、識別番号を入力してロック解除を行い、非接触ICカード機能の利用完了後に識別番号を入力してロックを行う必要があり、利用者にとって非常に煩雑である。
本発明の課題は、利用者の操作負担を軽減しつつ安全性の高い携帯端末及びプログラムを提供することである。
上述した課題を解決するため、請求項1記載の発明は、複数のサービスを利用可能な非接触ICカード機能を搭載し、前記非接触ICカード機能のロックが可能な携帯端末において、前記非接触ICカード機能に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報が前記各サービスの内で予め決められた特定のサービスの場合に、その取得された情報から前記非接触ICカード機能を利用する予定があるか否かを判別する判別手段と、前記非接触ICカード機能がロックされている状態にあって、かつ、前記判別手段により利用予定があると判別された場合に、前記非接触ICカード機能のロックを解除する制御手段とを具備することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1記載の携帯端末において、前記取得手段は、入退場を検出して管理する入退場管理装置への入退場の情報を取得し、前記判別手段は前記取得手段により取得された情報が前記入退場管理装置への入場後でかつ退場前である場合に利用予定があると判別するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項1記載の携帯端末において、前記取得手段は、前記非接触ICカード機能の利用を許可する日時情報を取得し、前記判別手段は、前記取得手段により取得された日時情報の所定時間前である場合に利用予定があると判別するようにしてもよい。
上述した課題を解決するため、請求項4記載の発明は、コンピュータに複数のサービスを利用可能な非接触ICカード機能、前記非接触ICカード機能をロックする機能、
前記非接触ICカード機能に関する情報を取得する機能、前記取得機能により取得された情報が前記各サービスの内で予め決められた特定のサービスの場合に、その取得された情報から前記非接触ICカード機能を利用する予定があるか否かを判別する機能、前記非接触ICカード機能がロックされている状態にあって、かつ、前記判別機能により利用予定があると判別された場合に、前記非接触ICカード機能のロックを解除する制御機能を実現させるためのプログラムを特徴とする。
本発明によれば、利用者の操作負担を軽減しつつ安全性の高い携帯端末装置及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。 記憶部4に記憶されている各種フラグの状態とその意味を説明するための概念図である。 サービステーブル4−1の一状態を示す概念図である。 本実施形態による携帯電話の動作(メインルーチン)を説明するためのフローチャートである。 非接触ICカード機能利用処理の動作を説明するためのフローチャートである。 ロック解除処理(自動ロック一時解除)の動作を説明するためのフローチャートである。 ロック解除処理(通知&ユーザ操作によるロック一時解除)の動作を示すフローチャートである。 設定処理の動作を説明するためのフローチャートである。 交通チケットサービスに対する動作を説明するためのフラグテーブル4−1の状態例を示す概念図である。 電子チケットサービスに対する動作を説明するためのフラグテーブル4−1の状態例を示す概念図である。 ロックフラグ設定時の画面例を示す模式図である。 ロック一時解除フラグ設定時の画面例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。図1において、通信部1は、図示しない無線基地局を介して、発着信を制御して音声通話やデータ通信などを行う。操作部2は、電話番号や、各種データ、動作指示などを入力する。非接触ICカード機能部3は、読み取り器との間で10cm程度のごく近距離で無線により双方向通信を行って、現金を使わずに商品の代金や、交通機関の料金などを支払うことができる電子マネー、プリペイドカードの機能を実現する。
記憶部4は、所定のプログラムや、各種パラメータなどを記憶するとともに(ROM)、制御部7の作業用エリアとして用いられる(RAM)。特に、本実施形態では、記憶部4には、ロックフラグ、ロック一時解除フラグ、サービス種フラグ、特定サービスフラグ、入場フラグ及び使用予定フラグなどの各種フラグと、サービス毎に、上記各種フラグの状態を格納しているサービステーブルとを保持している。なお、これら各種フラグとサービステーブルの詳細については後述する。また、記憶部4は、スケジュール情報を記憶している。該スケジュール情報には、前もって非接触ICカード機能を利用する日時が登録されている。例えば、映画や、コンサートチケットなどをインターネットを介してウェブ上で購入した場合であっても、その購入記録などから、その日時を手動、または自動でスケジュール情報に登録するものとする。
表示部5は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)等で構成され、電波強度や電池残量などの端末状態、メール文書、動画及び静止画などのアプリケーションに係るデータ、携帯電話の機能を利用するために必要な画面などを表示する。電話部6は、音声通話において、マイク6−2からの音声を取り込み、デジタル信号に変換して制御部7に供給する一方、相手電話の音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ6−1から出力する。
制御部7は、上述した各部の動作を所定のプログラムに従って制御する。特に、本実施形態では、通常の発着信処理や、通話処理、非接触ICカード機能部3の制御(ロック、ロック一時解除、非ロック一時解除、ユーザへの通知など)、電源部8の電池残量の検出などを行うようになっている。電源部8は、充電可能な二次電池からなり、上述した各部へ動作用の電力を供給する。
次に、図2は、上述した記憶部4に記憶されている各種フラグの状態とその意味を説明するための概念図である。ロックフラグは、「0」に設定されている場合には、非接触ICカード機能が非ロック状態であることを示し、「1」に設定されている場合には、非接触ICカード機能がロック状態であることを示すフラグである。なお、該ロックフラグは、デフォルトでは「1」に設定されているものとするが、ユーザによって適宜変更可能である(詳細は後述する)。
ロック一時解除フラグは、サービス毎に設定され、「0」に設定されている場合には、非接触ICカード機能が非ロック状態であることを示し、「1」に設定されている場合には、特定サービスに限り、非接触ICカード機能がロック一時解除状態であることを示すフラグである。また、サービス種フラグは、サービス毎に固定的に設定され、通常サービスに対しては「0」に設定され、入退場時使用サービスに対しては「1」に設定され、期日指定サービスに対しては「2」に設定されるフラグである。
特定サービスフラグは、サービス毎に設定され、ロック一時解除非対象サービスである場合に「0」に設定され、ロック一時解除対象サービスである場合に「1」に設定されるフラグである。該特定サービスフラグは、例えば、電子マネーサービスであれば「0」、交通チケットサービスであれば「1」、電子チケットサービスであれば「1」、ポイントカードサービスであれば「0」というように、サービスの種類に応じて予め「0」か「1」の何れかに設定されているが、ユーザによって適宜変更可能である(詳細は後述する)。
また、入場フラグは、サービス種フラグが「1」の場合に有効となり、退場後入場前である場合に「0」に設定され、入場後退場前である場合に「1」に設定されるフラグである。そして、使用予定フラグは、サービス種フラグが「2」の場合に有効となり、指定期間内(例えば、24時間以内)に使用予定がない場合に「0」に設定され、指定期間内に使用予定がある場合に「1」に設定されるフラグである。
次に、図3は、上述したサービステーブルの一状態を示す概念図である。図3に示すように、サービステーブル4−1には、サービス毎に、ロック一時解除フラグ、サービス種フラグ、特定サービスフラグ、入場フラグ及び使用予定フラグが設定されている。図示の例では、電子マネーサービスに対しては、ロック一時解除フラグが「0」に、サービス種フラグが「0」、特定サービスフラグが「0」が設定されている。つまり、電子マネーサービスは、通常サービスで、ロック一時解除非対象サービスであって、非ロック一時解除状態にあることが示されている。
また、交通チケットサービスに対しては、ロック一時解除フラグが「0」に、サービス種フラグが「1」、特定サービスフラグが「1」、入場フラグが「0」に設定されている。つまり、交通チケットサービスは、入退場サービスで、ロック一時解除対象サービスであって、非ロック一時解除状態にあり、かつ退場後入場前の状態にあることが示されている。
また、電子チケットサービスに対しては、ロック一時解除フラグが「0」に、サービス種フラグが「2」、特定サービスフラグが「1」、使用予定フラグが「0」に設定されている。つまり、電子チケットサービスは、期日指定サービスで、ロック一時解除対象サービスであって、非ロック一時解除状態にあり、かつ指定期間内に使用予定がない状態にあることが示されている。
そして、ポイントカードサービスに対しては、ロック一時解除フラグが「0」に、サービス種フラグが「0」、特定サービスフラグが「0」が設定されている。つまり、ポイントカードサービスは、通常サービスで、ロック一時解除非対象サービスであって、非ロック一時解除状態にあることが示されている。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図4は、本実施形態による携帯電話の動作(メインルーチン)を説明するためのフローチャートである。まず、電源がオンにされたか否かを判断し(ステップS10)、電源がオンにされると、動作に必要なパラメータを初期化するなどの起動処理を行い(ステップS12)、待ち受け画面を表示する(ステップS14)。次に、ユーザにより何らかの操作が行われた否かを判断し(ステップS16)、何らかの操作が行われた場合には、非接触ICカード機能の利用操作であるか否かを判断する(ステップS18)。
そして、非接触ICカード機能の利用操作であった場合には、非接触ICカード機能利用処理を行う(ステップS20)。該非接触ICカード機能利用処理の詳細については後述するが、ここで、簡単に説明すると、該非接触ICカード機能利用処では、上述した各種フラグの状態を参照してサービスの実行/非実行を判断するとともに、サービスを実行した際には、必要なフラグの設定を行うようになっている。
一方、操作が非接触ICカード機能の利用操作でなかった場合には、設定操作であるか否かを判断する(ステップS22)。そして、操作が設定操作であった場合には、設定処理を行う(ステップS24)。該設定処理の詳細については後述するが、簡単に説明すると、該設定処理では、上述した各種フラグを設定するようになっている。一方、操作が設定操作でなかった場合には、その他の操作に対応する処理を実行し(ステップS26)、ステップS14に戻る。
一方、待ち受け画面において何ら操作がなかった場合には、ロックフラグが「1」であるか否かを判断する(ステップS28)。該ロックフラグは、前述したように、「0」に設定されている場合には、非接触ICカード機能が非ロック状態であることを示し、「1」に設定されている場合には、非接触ICカード機能がロック状態であることを示すフラグである。ここで、ロックフラグが、接触ICカード機能が非ロック状態である「0」である場合には、何もせずにステップS14に戻る。
一方、ロックフラグが、非接触ICカード機能がロック状態である「1」である場合には、非接触ICカード機能が指定期間内で使用予定になっているかを、スケジュール情報(データベース)を検索する(ステップS30)。なお、スケジュール情報には、前もって非接触ICカード機能を利用する日時が登録されているものとする。例えば、映画や、コンサートチケットなどをインターネットを介してウェブ上で購入した場合であっても、その購入記録などから、その日時を手動、または自動でスケジュール情報に登録するものとする。そして、非接触ICカード機能が指定期間内で使用予定になっているか判断し(ステップS32)、指定期間内で使用予定になっていない場合には、何もせずにステップS14に戻る。
これに対して、非接触ICカード機能が指定期間内で使用予定になっている場合には、使用予定フラグを「1」に設定する(ステップS34)。例えば、図3に示すフラグテーブル4−1の状態で、電子チケットサービスに注目すると、該電子チケットサービスは、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」、すなわち、コンサートなどのように、所定の日時に、会場への入退場時に非接触ICカード機能を使用することになる。
図3に示す状態では、該電子チケットサービスの使用予定フラグが「0:使用予定なし」となっており(A1)、上記の例で言えば、まだ、コンサート当日の所定期間より前の状態である。そして、コンサート当日(入場の24時間以内)になると、ステップS34で、図10に示すように、使用予定フラグを「1:指定期間内に使用予定あり」とする(C1)。
次に、電池残量が予め設定されている閾値以上であるか否かを判断し(ステップS36)、閾値以上である場合には、ロック一時解除フラグが「1」であるか否かを判断し(ステップS38)、ロック一時解除フラグが「1」である場合には、ロック一時解除フラグを「0」、すなわち、接触ICカード機能を非ロック一時解除状態とする(ステップS40)。これは、ロック一時解除フラグが「1:非接触ICカード機能ロック一時解除状態」であるとき、充電を行って再び電源オンした時点で、非接触ICカード機能を再度ロック状態とするためである。その後、ステップS14に戻る。
一方、電池残量が閾値より少なくなった場合には、ロック解除処理を行い(ステップS42)、ステップS14に戻る。該ロック解除処理の詳細については後述するが、簡単に説明すると、該ロック解除処理では、電池残量が閾値より少なくなった場合に、非接触ICカード機能が使用できなくなるのを防ぐために、各種フラグの状態に基づいて、非接触ICカード機能を一時的に使用可能とすべく、ロック一時解除状態にするようになっている。なお、本実施形態では、ロック解除処理として、各種フラグの状態に基づいて、自動的にロックを一時的に解除する「自動ロック一時解除」と、各種フラグの状態に基づいて、ロックを一時的に解除可能な状態であると判定された場合に、まず、ユーザに通知し、その後、該通知に応じてユーザからロック一時解除の指示操作があった場合に、ロックを一時的に解除する「通知&ユーザ操作によるロック一時解除」とについて説明する。
次に、上述した非接触ICカード機能利用処理について説明する。
図5は、上述した非接触ICカード機能利用処理の動作を説明するためのフローチャートである。非接触ICカード機能利用処理では、まず、ロックフラグが「1」であるか否か、すなわち、非接触ICカード機能がロック状態であるか否かを判断する(ステップS50)。そして、ロックフラグが「1」の場合には、利用サービスの特定サービスフラグが「1」であるか否か、すなわち、ロック一時解除対象サービスであるか否かを判断する(ステップS52)。
ここで、ロック一時解除対象サービスである場合には、ロック一時解除フラグが「1」であるか否か、すなわち、非接触ICカード機能がロック一時解除状態であるか否かを判断する(ステップS54)。そして、ロック一時解除フラグが「1」である場合には、ロック一時解除フラグを「0」にし(ステップS56)、非接触ICカード機能を利用するサービスを実行する(ステップS58)。
すなわち、上述したステップS50〜S58では、非接触ICカード機能がロック状態(ロックフラグ=「1」)であった場合でも、ロック一時解除対象サービス(特定サービスフラグ=「1」)であって、かつ、非接触ICカード機能がロック一時解除状態(ロック一時解除フラグ=「1」)である場合には、非接触ICカード機能を利用するサービスを実行する。また、このとき、非接触ICカード機能を利用するサービスを実行することで、ロックの一時解除が不要となるので、ステップS56で、ロック一時解除フラグを「0」に戻している。
これに対して、ステップS52で、ロック一時解除対象サービスでない場合(特定サービスフラグ=「0」)、あるいは、ロック一時解除対象サービスであっても、ステップS54で、非接触ICカード機能が非ロック一時解除状態(ロック一時解除フラグ=「0」)であると判定された場合には、非接触ICカード機能を利用するサービスを実行することなく、当該処理を終了し、上述したメインルーチンに戻る。
また、ステップS50で、非接触ICカード機能が非ロック状態(ロックフラグ=「0」)であった場合には、上述したフラグの状態に関係なく、非接触ICカード機能を利用するサービスを実行する。
ステップS58で、非接触ICカード機能を利用するサービスを実行した後は、利用サービスのサービス種フラグを取得し(ステップS60)、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」であるか否かを判断する(ステップS62)。そして、サービス種フラグが入退場時使用サービスであることを示す「1」である場合には、入場フラグが「1」であるか否か、すなわち、退場後または入場前であるか否かを判断する(ステップS64)。つまり、入退場時使用サービスにおいて、非接触ICカード機能を利用した場合、その利用が入場時に利用されたのか、退場時に利用されたのかを判定する。
そして、入場フラグが「1」である場合には、入場後退場前の状態、言い換えると、退場時に非接触ICカード機能を利用したことを示しているので、入場フラグを「0:退場後入場前」に設定する(ステップS66)。一方、入場フラグが「1」でない場合には、退場後入場前の状態、言い換えると、入場時に非接触ICカード機能を利用したことを示しているので、入場フラグを「1:入場後退場前」に設定する(ステップS68)。その後、いずれの場合もメインルーチンに戻る。
例えば、図3に示すフラグテーブルの状態で、交通チケットサービスに注目すると、該交通チケットサービスは、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」、すなわち、電車や、路線バスなどを利用した場合に、乗車時と降車時に非接触ICカード機能を使用するサービスである。
図3に示す状態では、該交通チケットサービスの入場フラグが「0:退場後入場前」となっており(A2)、上記の例で言えば、乗車前の状態である。この状態で、乗車時に非接触ICカード機能を用いると、入場フラグが「0」であるので、ステップS68で、図9に示すように、入場フラグを「1:入場後退場前」、この場合、乗車してまだ降車する前の状態とする(B1)。また、退場時に非接触ICカード機能を用いた場合には、図9に示すように、入場フラグが「1」となっているので、ステップS66で、入場フラグを「0:退場後入場前」、この場合、降車した状態としている。
また、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」でない場合には、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」であるか否かを判断する(ステップS70)。そして、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」である場合には、使用予定フラグを「0:指定期間内に使用予定なし」に設定し(ステップS72)、メインルーチンに戻る。一方、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」でない場合には、何もせずにメインルーチンに戻る。
これは、例えば、上述した電子チケットサービスにおいて、会場に入場する際に相当する。すなわち、会場に入場する際に、チケットを既に購入済であることを提示するために、非接触ICカード機能を用いた場合、前述したステップS34で「1」にした使用予定フラグを、ステップS72で「0」とすることで、期日指定サービスを完了した状態としている。
次に、上述したロック解除処理(自動ロック一時解除)について説明する。
図6は、上述したロック解除処理(自動ロック一時解除)の動作を説明するためのフローチャートである。ロック解除処理では、まず、変数iを「1」とする(ステップS80)。次に、図3に示すサービステーブルを参照し、No.=iのサービスのフラグ状態を取得する(ステップS82)。
まず、特定サービスフラグが「1:ロック一時解除対象サービス」であるか否かを判断する(ステップS84)。そして、特定サービスフラグが「1:ロック一時解除対象サービス」である場合には、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」であるか否かを判断する(ステップS86)。そして、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」である場合には、入場フラグが「1:入場後退場前」であるか否かを判断する(ステップS88)。そして、入場フラグが「1:入場後退場前」である場合には、ロック一時解除フラグを「1:特定サービスに限り非接触ICカード機能のロック一時解除状態」に設定する(ステップS94)。
すなわち、電池残量が低下して電源オフとなる直前に、ロック一時解除対象サービスで、かつ入退場時使用サービスに対しては、入場後退場前であれば、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする。これにより、入場後退場前に電源オフしてしまった場合であっても、ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用して退場することができる。
これは、例えば、上述した交通チケットサービスにおいて、乗車した状態で、電池残量が低下した場合に相当する。すなわち、乗車した状態では、入場フラグが「1」となっているので、ステップS94で、図9に示すように、ロック一時解除フラグを「1」とし(B2)、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする。ロック一時解除状態とすることで、降車前に電源オフしてしまった場合でも、ロックが一時的に解除されているので、降車時に非接触ICカード機能を用いて運賃を支払うことができる。
一方、ステップS88で、入場フラグが「1:入場後退場前」でない場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ入退場時使用サービスに対しては、退場後入場前であれば、非接触ICカード機能を非ロック一時解除状態のままとする。これにより、退場後入場前に電源オフしてしまった場合には、非ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができず、不正使用を防ぐことができる。
また、ステップS86で、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」でない場合には、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」であるか否かを判断する(ステップS90)。そして、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」でない場合には、ロック一時解除フラグを「1:特定サービスに限り非接触ICカード機能のロック一時解除状態」に設定する(ステップS94)。
すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ通常サービスに対しては、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする。これにより、電源オフしてしまった場合であっても、ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができる。
一方、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」である場合には、使用予定フラグが「1:指定期間内に使用予定あり」であるか否かを判断する(ステップS92)。そして、使用予定フラグが「1:指定期間内に使用予定あり」である場合には、ロック一時解除フラグを「1:特定サービスに限り非接触ICカード機能のロック一時解除状態」に設定する(ステップS94)。
すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ期日指定サービスに対しては、指定期間内に使用予定である場合に、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする。これにより、指定期間内に使用予定がある場合に、電源オフしてしまった場合であっても、ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができる。
これは、例えば、上述した電子チケットサービスにおいて、会場に入場する際に、非接触ICカード機能を用いて、チケットを既に購入済であることを提示する前に電池残量が低下した場合に相当する。この場合、前述したステップS34で、使用予定フラグが「1:指定期間内に使用予定あり」となっているので、ステップS92からステップS94へ進み、図10に示すように、ロック一時解除フラグを「1」とし(C2)、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする。このように、ロック一時解除状態とすることで、チケットを既に購入済であることを提示する前に電源オフしてしまった場合でも、ロックが一時的に解除されているので、退場時に非接触ICカード機能を用いることができる。
また、ステップS92で、使用予定フラグが「1:指定期間内に使用予定あり」でない場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ期日指定サービスであるものの、指定期間内に使用予定がない場合には、非接触ICカード機能を非ロック一時解除状態のままとする。これにより、使用予定がない状態で電源オフしてしまった場合には、非ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができず、不正使用を防ぐことができる。
また、ステップS84で、特定サービスフラグが「1:ロック一時解除対象サービス」でない場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスでないサービスに対しては、非接触ICカード機能を非ロック一時解除状態のままとする。これにより、電源オフしてしまった場合には、非ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができず、不正使用を防ぐことができる。
いずれの場合も、変数iを1つインクリメントし(ステップS96)、変数iが最大No.を超えたか否かを判断する(ステップS98)。そして、変数iが最大No.を超えていなければ、ステップS82に戻り、次のサービスに対して上述した処理を繰り返す。一方、変数iを最大No.を越えた場合には、当該処理を終了してメインルーチンに戻る。
次に、上述したロック解除処理(通知&ユーザ操作によるロック一時解除)について説明する。図7は、上述したロック解除処理(通知&ユーザ操作によるロック一時解除)の動作を示すフローチャートである。ロック解除処理では、まず、変数iを「1」とする(ステップS100)。次に、図3に示すサービステーブルを参照し、No.=iのサービスのフラグ状態を取得する(ステップS102)。
まず、特定サービスフラグが「1:ロック一時解除対象サービス」であるか否かを判断する(ステップS104)。そして、特定サービスフラグが「1:ロック一時解除対象サービス」である場合には、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」であるか否かを判断する(ステップS106)。そして、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」である場合には、入場フラグが「1:入場後退場前」であるか否かを判断する(ステップS108)。そして、入場フラグが「1:入場後退場前」である場合には、表示部5にメッセージを表示するなどして、充電あるいはロック一時解除する必要がある旨をユーザに通知する(ステップS114)。
次に、ユーザによるロック一時解除操作を待ち(ステップS116)、ロック一時解除操作があったか否かを判断する(ステップS118)。そして、ユーザによるロック一時解除操作があった場合には、ロック一時解除フラグを「1:特定サービスに限り非接触ICカード機能のロック一時解除状態」に設定する(ステップS120)。一方、ユーザによるロック一時解除操作がなかった場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。
すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ入退場時使用サービスに対しては、入場後退場前であれば、充電あるいはロック一時解除する必要がある旨をユーザに通知し、これを確認したユーザによるロック一時解除操作があった場合に、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする一方、ユーザによるロック一時解除操作がなかった場合には、ロック一時解除状態としない。これにより、入場後退場前に電源オフしてしまった場合であっても、ユーザ操作に応じて、ロック一時解除状態、非ロック一時解除状態のいずれかを選択することができるので、利便性を低下させることなく、不正使用を防ぐことができる。
一方、ステップS108で、入場フラグが「1:入場後退場前」でない場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ入退場時使用サービスに対しては、退場後入場前であれば、非接触ICカード機能を非ロック一時解除状態のままとする。これにより、退場後入場前に電源オフしてしまった場合には、非ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができず、不正使用を防ぐことができる。
また、ステップS106で、サービス種フラグが「1:入退場時使用サービス」でない場合には、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」であるか否かを判断する(ステップS110)。そして、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」でない場合には、表示部5にメッセージを表示するなどして、充電あるいはロック一時解除する必要がある旨をユーザに通知する(ステップS114)。
以下、同様に、ユーザによるロック一時解除操作を待ち(ステップS116)、ロック一時解除操作があったか否かを判断し(ステップS118)、ユーザによりロック一時解除操作があった場合には、ロック一時解除フラグを「1:特定サービスに限り非接触ICカード機能のロック一時解除状態」に設定する(ステップS120)。一方、ユーザによるロック一時解除操作がなかった場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。
すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ通常サービスに対しては、充電あるいはロック一時解除する必要がある旨をユーザに通知し、これを確認したユーザによりロック一時解除操作があった場合に、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする一方、ユーザによるロック一時解除操作がなかった場合には、ロック一時解除状態としない。これにより、電源オフしてしまった場合であっても、ユーザ操作に応じて、ロック一時解除状態、非ロック一時解除状態のいずれかを選択することができるので、利便性を低下させることなく、不正使用を防ぐことができる。
一方、サービス種フラグが「2:期日指定サービス」である場合には、使用予定フラグが「1:指定期間内に使用予定あり」であるか否かを判断する(ステップS112)。そして、使用予定フラグが「1:指定期間内に使用予定あり」である場合には、表示部5にメッセージを表示するなどして、充電あるいはロック一時解除する必要がある旨をユーザに通知する(ステップS114)。
以下、同様に、ユーザによるロック一時解除操作を待ち(ステップS116)、ロック一時解除操作があったか否かを判断し(ステップS118)、ユーザによるロック一時解除操作があった場合には、ロック一時解除フラグを「1:特定サービスに限り非接触ICカード機能のロック一時解除状態」に設定する(ステップS120)。一方、ユーザによるロック一時解除操作がなかった場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。
すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ期日指定サービスに対しては、充電あるいはロック一時解除する必要がある旨をユーザに通知し、これを確認したユーザによりロック一時解除操作があった場合に、非接触ICカード機能をロック一時解除状態とする一方、ユーザによるロック一時解除操作がなかった場合には、ロック一時解除状態としない。これにより、指定期間内に使用予定がある場合に、電源オフしてしまった場合であっても、ユーザ操作に応じて、ロック一時解除状態、非ロック一時解除状態のいずれかを選択することができるので、利便性を低下させることなく、不正使用を防ぐことができる。
また、ステップS112で、使用予定フラグが「1:指定期間内に使用予定あり」でない場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスで、かつ期日指定サービスであるものの、指定期間内に使用予定がない場合には、非接触ICカード機能を非ロック一時解除状態のままとする。これにより、使用予定がない状態で電源オフしてしまった場合であっても、非ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができず、不正使用を防ぐことができる。
また、ステップS104で、特定サービスフラグが「1:ロック一時解除対象サービス」でない場合には、ロック一時解除フラグを、ロック一時解除状態としない。すなわち、電池残量が低下した場合、ロック一時解除対象サービスでないサービスに対しては、非接触ICカード機能を非ロック一時解除状態のままとする。これにより、電源オフしてしまった場合であっても、非ロック一時解除状態となっているので、非接触ICカード機能を使用することができず、不正使用を防ぐことができる。
いずれの場合も、次に、変数iを1つインクリメントし(ステップS122)、変数iが最大No.を超えたか否かを判断する(ステップS124)。そして、変数iが最大No.を超えていなければ、ステップS102に戻り、次のサービスに対して上述した処理を繰り返す。一方、変数iが最大No.を超えた場合には、当該処理を終了してメインルーチンに戻る。
次に、上述した設定処理について説明する。
図8は、上述した設定処理の動作を説明するためのフローチャートである。設定処理では、まず、設定操作が非接触ICカード機能ロック設定操作であるか否かを判断し(ステップS130)、非接触ICカード機能ロック設定操作である場合には、図11に示すようなロック設定画面を表示部5に表示する(S132)。
該ロック設定画面には、メニューとして、「[1]設定する、[2]解除する」という項目が表示されるとともに、ロックフラグの状態に基づいて、現在、どちらに設定されているかを示す丸印(アイコン)が、対応する項目の横に表示される。図示の例では、[1]設定する側に丸印が表示されているので、非接触ICカード機能はロックされている。ユーザは、図11に示すロック設定画面で、「[1]設定する、[2]解除する」のいずれかを操作部2で選択し、決定操作(画面下部のOK選択に相当する)を行う。
携帯電話(制御部7)では、ロック設定画面の表示後、ユーザにより決定操作があった場合、「[1]設定する」が選択決定されたか否かを判断する(ステップS134)。そして、「[1]設定する」が選択決定された場合には、ロックフラグを「1:ロック状態」に設定し(ステップS136)、その後、メインルーチンに戻る。一方、「[2]解除する」が選択決定された場合には、ロックフラグを「0:非ロック状態」に設定し(ステップS138)、その後、メインルーチンに戻る。
次に、設定操作が非接触ICカード機能ロック設定操作でなかった場合には、特定サービス機能設定操作であるか否かを判断し(ステップS140)、特定サービス機能設定操作である場合には、図12に示すような特定サービス機能設定画面を表示部5に表示する(S142)。該特定サービス機能設定画面には、「[1]電子マネー、[2]交通チケット、[3]電子チケット、[4]ポイントカード」というように、サービスの一覧が表示されるとともに、現在、ロック一時解除対象サービスに設定されているサービスの横に、丸印(アイコン)が表示される。ユーザは、図12に示す特定サービス機能設定画面で、ロック一時解除非対象サービスまたはロック一時解除対象サービスに設定するサービスを操作部2で選択し、決定操作(画面下部のOK選択に相当する)を行う。
携帯電話(制御部7)では、特定サービス機能設定画面の表示後、ユーザにより決定操作があった場合、選択されたサービスの特定サービスフラグが「1」であるか否かを判断する(ステップS144)。そして、選択されたサービスの特定サービスフラグが「1」である場合、すなわち、ロック一時解除対象サービスに設定されている場合には、特定サービスフラグを「0:ロック一時解除非対象サービス」に設定し(ステップS146)、その後、メインルーチンに戻る。一方、選択されたサービスの特定サービスフラグが「0」である場合、すなわち、ロック一時解除非対象サービスに設定されている場合には、特定サービスフラグを「1:ロック一時解除対象サービス」に設定し(ステップS148)、その後、メインルーチンに戻る。
また、設定操作が非接触ICカード機能ロック設定操作でも、特定サービス機能設定操作でもない場合には、設定操作に応じた、その他の操作の処理を行い(ステップS150)、その後、メインルーチンに戻る。
上述した実施形態によれば、電池残量が低下した場合に、非接触ICカード機能のロックを一時的に解除することで、気付かないうちに電池残量が低下して非接触ICカード機能がロックされたままになってしまうことを防止することができ、サービスを継続して利用することができる。
また、ロック解除を特定のサービス、特に交通チケットのような入出時に使用する緊急度の高いサービスに限定することで、ロック一時解除時の安全性を更に高めることができる。
また、予め設定されている期間内に非接触カード機能を利用する予定があり、かつ、非接触ICカード機能がロックされていて、かつ、電池残量が予め設定されている閾値を下回ったと判定された場合に、非接触ICカード機能のロックを一時的に解除することで、予定していた使用時間に電池残量が低下して非接触ICカード機能がロックされたままになってしまうことを防止することができ、サービスを継続して利用することができる。
また、利用するサービスがロック一時解除対象サービスに対してのみ、非接触ICカード機能がロックされていて、かつ、電池残量が予め設定されている閾値を下回ったと判定された場合に、非接触ICカード機能のロックを一時的に解除するので、不用意にロックを解除して不正使用されるのを防止することができる。
また、非接触ICカード機能のロック状態を一時的に解除した後、電池残量が予め設定されている閾値を上回った場合には、非接触ICカード機能をロック状態に戻すので、不正使用されるのを防止することができる。
また、非接触ICカード機能のロック状態を一時的に解除した後、非接触ICカード機能の利用が完了した場合、非接触ICカード機能をロック状態に戻すので、不正使用されるのを防止することができる。
また、電池残量が低下した場合に、充電が必要である旨、または、非接触ICカード機能のロックを解除する旨を通知することで、携帯電話がどういう状態であるのかをユーザに知らせることができる。
また、充電が必要である旨、または、非接触ICカード機能のロックを解除する旨を通知し、該通知に応じてユーザが非接触ICカード機能のロックを一時解除する操作をした場合に、非接触ICカード機能のロックを一時解除するようにしたので、より確実に、より安全に非接触ICカード機能のロックを解除することができる。
1 通信部
2 操作部
3 非接触ICカード機能部
4 記憶部
4−1 フラグテーブル
5 表示部
6 電話部
6−1 スピーカ
6−2 マイク
7 制御部
8 電源部

Claims (4)

  1. 複数のサービスを利用可能な非接触ICカード機能を搭載し、前記非接触ICカード機能のロックが可能な携帯端末において、
    前記非接触ICカード機能に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報が前記各サービスの内で予め決められた特定のサービスの場合に、その取得された情報から前記非接触ICカード機能を利用する予定があるか否かを判別する判別手段と、
    前記非接触ICカード機能がロックされている状態にあって、かつ、前記判別手段により利用予定があると判別された場合に、前記非接触ICカード機能のロックを解除する制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記取得手段は、入退場を検出して管理する入退場管理装置への入退場の情報を取得し、
    前記判別手段は前記取得手段により取得された情報が前記入退場管理装置への入場後でかつ退場前である場合に利用予定があると判別することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記取得手段は、前記非接触ICカード機能の利用を許可する日時情報を取得し、
    前記判別手段は、前記取得手段により取得された日時情報の所定時間前である場合に利用予定があると判別することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. コンピュータに
    複数のサービスを利用可能な非接触ICカード機能、
    前記非接触ICカード機能をロックする機能、
    前記非接触ICカード機能に関する情報を取得する機能、
    前記取得機能により取得された情報が前記各サービスの内で予め決められた特定のサービスの場合に、その取得された情報から前記非接触ICカード機能を利用する予定があるか否かを判別する機能、
    前記非接触ICカード機能がロックされている状態にあって、かつ、前記判別機能により利用予定があると判別された場合に、前記非接触ICカード機能のロックを解除する制御機能
    を実現させるためのプログラム。
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