JP4860539B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、ネットワークを通じて外部装置と画像データの送受信を行う画像処理装置に関する。
画像処理装置は、LANやインターネット等のネットワークを通じて他の画像処理装置やサーバ、パソコンといった外部装置と通信可能に接続されている。画像処理装置と外部装置との間で画像データが送受信される。画像処理装置は、外部装置から画像データを受信して、印刷したり、画像データを記憶して、ドキュメントファイリングするといった画像データの処理を行う。また、画像処理装置は、外部装置に画像データを送信して、画像データの処理を外部装置に依頼する。
画像処理装置と外部装置との通信中に、何らかの通信エラーが発生すると、例えば特許文献1に記載されているように、画像データの再送信が行われる。
特開2005−136459号公報
通信エラーが発生したとき、画像処理装置は通常、通信エラーの状況に応じて再接続を試みたり、画像データを再送信したりする。しかし、第3者がなりすましによってネットワークに侵入し、不正なアクセスにより通信エラーが発生する場合がある。画像処理装置は、入力された画像データを記憶している。画像データには、機密情報等の重要なデータがある。通信エラーが発生したとき、通信の安全性の確証を得ることなく、安易に再接続を行うと、不正アクセスによって画像データが取り出されてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、上記に鑑み、通信エラーが発生したとき、外部装置と通信できないようにして、画像データの流出を防ぎ、通信の安全性を確証できるまで通信を許可しない画像処理装置の提供を目的とする。
本発明は、外部装置とネットワークを通じて通信を行い、画像データを送受信して、画像データを処理する画像処理装置であって、通信エラーが発生したとき、外部装置との通信を遮断して、再接続を禁止する制御部を備えたものである。
通信エラーが発生したとき、エラーの原因が何であっても、画像処理装置は外部装置と通信を行わない。そのため、ネットワークを通じて画像データが流出することを起こり得ない。また、制御部は、通信エラーの発生後、外部装置からのアクセスを拒否する。外部装置から通信の要求があると、この要求は拒否され、通信は行われない。
そして、制御部は、通信の安全性を確認した後、通信を許可する。通信エラーをチェックして、不正アクセス等による通信エラーでないことを確証できると、通信の安全性が確保されていると判断し、制御部は通信禁止を解除する。これにより、画像処理装置は外部装置との通信が可能となる。
制御部は、通信エラーが発生したとき、通信エラーに関するログ情報を作成する。ログ情報は、通信エラーの原因追及に供されるとともに、画像データの流出の有無をのチェックするときに利用される。
制御部は、通信するとき、外部装置の認証を行い、認証できないときは通信エラーとして、通信を遮断する。また、制御部は、通信中、データ送受信が正しく行われたかをチェックして、通信エラーを検出する。このように、制御部は常に通信エラーを検出しており、少しでも異常な通信が見つかると、即座に通信を遮断できる。これによって、画像データの流出を未然に防止できる。
本発明によると、通信エラーが発生すると、通信が遮断されるので、不正アクセスがあっても、画像データが流出することを防止できる。通信の安全性が確証されるまで、通信は許可されないので、外部からの不正アクセスによる画像データの流出や画像処理装置内部からの画像データの流出を防ぐことができ、セキュリティ性が高まる。
本実施形態の画像処理装置は、外部装置とネットワークを通じて通信可能に接続され、画像処理システムを構成している。本実施形態の画像処理システムを図1に示す。本画像処理システムでは、複数の画像処理装置1とパソコン、サーバ等の情報処理装置2とがネットワークN1、N2を通じて接続されている。ネットワークN1、N2は、LAN、WAN、インターネット等であり、画像処理装置1および情報処理装置2は個々のネットワークN1、N2にそれぞれ接続される。個々のネットワークN1、N2がつながって、システム全体として1つのネットワークになっている。ここで、任意の1つの画像処理装置1に対して、他の画像処理装置1および情報処理装置2は外部装置とみなされる。
画像処理装置1は、コピー、プリント、スキャンおよびファクシミリ通信、ドキュメントファイリングといった処理を実行する複合機である。画像処理装置1は、表示、入力操作を行うための操作部5と、原稿を読み取って画像データを入力する画像読取部6と、画像データを印刷する画像形成部7と、外部装置と通信を行う通信部8と、ファクシミリ通信のためのモデム部9と、画像データを一時的に記憶する画像メモリ10と、画像データを記憶する記憶部11と、各種の情報を記憶して管理する管理部12と、利用者を認証する認証部13と、装置全体の制御を司る制御部14とを備えている。
操作部5は、各種の操作キーおよび表示部を備え、これらは操作パネルに設けられる。表示部は、液晶ディスプレイからなり、タッチパネルとされる。表示部に表示される操作画面内にタッチキーが形成され、これらも操作キーとされる。
画像読取部6は、原稿の画像を読み取って、画像データとして入力するスキャナ装置、および原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置を有する。すなわち、画像読取部6は、画像データを入力するデータ入力機能を有する。
通信部8は、ネットワークを通じて外部装置と通信するための通信インターフェースである。通信部8は、外部装置との間で画像データを入出力する。モデム部9は、公衆電話回線網Nnに接続され、外部装置であるファクシミリ装置3とファクシミリ通信を行う。また、モデム部9は、ダイアルアップ接続により、サーバや携帯情報端末といった外部装置とデータ通信可能とされる。すなわち、通信部8およびモデム部9は、画像データを入力するデータ入力機能を有するとともに、画像データを送信して出力するデータ出力機能を有する。
画像形成部7は、電子写真方式によって画像をシート上に形成する。画像形成部7は、カラー印刷を行うが、白黒印刷のみを行うものであってもよい。また、画像形成は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式、熱転写方式等の他の方式によってもよい。このように、画像形成部7は、画像データを印刷して出力するデータ出力機能を有する。
画像メモリ10は、例えばDRAMからなる。画像メモリ10には、読み取った画像データ、外部装置から受信した画像データ、印刷やデータ通信により出力するための画像データといった入力された画像データあるいは出力される画像データを一時的に記憶する。画像データは、画像データ処理部によって、圧縮、伸長、加工等の画像処理が行われる。画像処理された画像データは記憶部11に記憶される。
記憶部11は、ハードディスク装置からなる。記憶部11は、画像メモリ10から転送された画像データを蓄積していく。このとき、画像データを暗号化するとよい。また、記憶部11は、各処理を実行したときに作成されるログ情報を記憶する。そして、利用者の指示あるいは外部装置の指示により、記憶部11から画像データが読み出され、画像データは印刷、データ送信、ファクシミリ通信によって外部に出力される。すなわち、記憶部11は、入力された画像データを出力するために保存するファイリング機能を有する。
なお、出力された画像データは、制御部14からの指示により、記憶部11から消去される。この消去に際して、画像データにランダムなデータを上書きすることによって、画像データを復元できないように無効化する。
管理部12は、不揮発性のメモリからなり、画像処理装置1の制御情報、設定情報、利用者の認証情報といった画像処理装置1を動作させるために必要な情報を記憶する。これらの情報が作成、変更されると、管理部12は随時情報を更新する。
制御部14は、CPUからなり、ROM15に格納されている制御プログラムをRAMに読み出して、制御プログラムを実行する。制御プログラムにしたがって、各部が動作することにより、データ入力機能、データ出力機能、ファイリング機能の各機能が実行される。また、制御プログラムには、ブラウザやメールソフトも含まれ、制御部14は、TCP/IPプロトコル等の通信プロトコルにより外部装置とデータ通信したり、電子メールの送受信を行う。
画像処理装置1の全体構成を図2に示す。キャビネット31の上部に画像読取部6が配置され、キャビネット31内部に画像形成部7が配置されている。画像形成部7は、レーザープリンタ32、搬送部33から構成される。また、画像処理装置1は、画像が印刷された用紙に対してステープル、穴あけ等の後処理を行う後処理装置34を備えている。
画像読取部31は、透明ガラスからなる原稿載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)36、および原稿載置台35上に載置された原稿の画像を走査して読み取るためのスキャナ装置40を有する。
スキャナ装置40によって読み取られた原稿画像は、画像データとして制御部14内の画像処理部へと送られる。画像処理部は、画像データに対して所定の画像処理を施す。
RADF36では、図示しない原稿トレイ上に複数枚の原稿が一度にセットされ、セットされた原稿を1枚ずつ自動的に原稿載置台35上へ給送する。また、RADF36は、利用者の選択に応じて原稿の片面または両面をスキャナ装置40に読み取らせるように、原稿を搬送する。片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え機構、搬送される原稿の状態を検出するセンサ、および搬送を制御する制御部を有している。このRADF36については、周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
スキャナ装置40は、ランプリフレクターアセンブリ41と、第1の反射ミラー42aを搭載する第1の走査ユニット40aと、第2、第3反射ミラー42b、42cを搭載する第2の走査ユニット40bと、光学レンズ43と、光電変換素子(CCD)44とを有する。
ランプリフレクターアセンブリ41は、原稿台35に載置された原稿を露光する。第1の反射ミラー42aおよび第2、第3反射ミラー42b、42cは、原稿からの反射光を反射して、光学レンズ43を通してCCD44に導く。光学レンズ43は、原稿からの反射光像をCCD44上に結像させる。CCD44は、反射光像を電気的画像信号に変換する。
RADF36とスキャナ装置40とは互いに関連して動作するように制御され、原稿載置台35上に読み取るべき原稿を順次搬送しながら、原稿載置台35の下面に沿ってスキャナ装置40の各走査ユニットを移動させて原稿画像を読み取る。
第1走査ユニット40aは、原稿載置台35に沿って左から右へと一定速度Vで走行され、第2走査ユニット40bは、その速度Vに対してV/2の速度で同一方向に平行に走査制御される。これにより、原稿載置台35上に載置された原稿の画像が1ライン毎に順次CCD44に結像され、画像が読み取られていく。
スキャナ装置40により読み取られて、入力された画像データは、画像処理部へ送られ、各種処理が施された後、画像メモリ10に一旦記憶される。制御部14からの出力指示に応じて画像メモリ10内の画像データが読み出され、レーザープリンタ部32に転送されて、用紙に画像が形成される。
レーザープリンタ部32は、レーザー書き込みユニット46および画像を形成するための電子写真プロセス部47を備えている。
レーザー書き込みユニット46は、メモリから読み出した画像データ、または情報処理装置から送信されてきた画像データに応じてレーザー光を出射する半導体レーザー光源、レーザー光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度で偏向されたレーザー光が電子写真プロセス部48を構成する感光体ドラム48上で等角速度で偏向されるように補正するf−θレンズなどを有している。電子写真プロセス部47は、感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離器、クリーニング器、除電器を備えた周知の構成である。
搬送部17は、電子写真プロセス部47の転写器が配置された転写位置に用紙を搬送する給紙部50、用紙を収容する複数の給紙トレイ51、52、53、必要なサイズの用紙を適宜給紙するための手差しトレイ54、転写後の用紙に形成された画像、特にトナー像を定着するための定着器49、定着後の用紙の裏面に再度画像を形成するために用紙を再供給する再供給部55、搬送経路56、58、排紙ローラ57、搬送切替ゲート60、61を備えている。
レーザー書き込みユニット46は、画像メモリ10から読み出された画像データに応じて、レーザー光線を走査する。感光体ドラム48の表面上に静電潜像が形成され、トナーにより可視像化されて、トナー像が形成される。トナー像が、給紙トレイあるいは手差しトレイのいずれかから搬送されてきた用紙に静電転写され、定着器49により定着される。このようにして画像が形成された用紙は、排紙ローラ57を経由して後処理装置34に搬送され、排出トレイ62に排出される。
画像処理装置1の制御部14は、画像データの入力があると、操作部5からの入力情報や入力された画像データのヘッダ情報に含まれる処理条件に基づいてプリント、コピー、スキャン、ドキュメントファイリング、ファクシミリ通信のいずれかの処理を実行する。
画像データは、外部装置からネットワークN1、N2を通じて画像処理装置1に送信される。画像処理装置1の通信部8が、画像データを受信して入力する。ファクシミリによる受信の場合は、モデム部9が画像データを入力する。また、画像読取部6からも画像データが入力される。
プリントやコピーでは、画像処理部において画像データの画像処理を行ってから、画像形成部7により用紙に画像を印刷する。スキャンでは、画像データを記憶部11に記憶し、外部装置からの呼び出しによって通信部8を通じて画像データを外部装置に送信する。ファクシミリ通信では、モデム部9を通じて画像データをファクシミリ装置3に送信する。画像処理装置1は、インターネットファクシミリ通信も行える。すなわち、画像データを添付した電子メールをネットワークを通じて情報処理装置や他の画像処理装置1等の外部装置に送信したり、外部装置から画像データ付き電子メールを受信する。
また、外部装置は、画像処理装置1の処理に関連する各種のアプリケーションを有している。外部装置は、アプリケーションに応じた処理を行うとともに、アプリケーションにしたがって画像処理装置1を動作させる。すなわち、外部装置のアプリケーションと画像処理装置1とが連携して動作する
アプリケーションは、外部ベンダによって開発されたものであり、1つあるいは複数のアプリケーションが各外部装置にインストールされている。アプリケーションにしたがって、画像処理、送信処理、ファイル管理、翻訳といった処理が行われる。このようなアプリケーションを利用したシステムをOSA(OpenSystems Architecture)と称する。OSAでは、SOAPを用いたWebサービスを行う。SOAPを用いて、外部装置と画像処理装置1との間でHTTP、HTTPS、FTP等のTCP/IPを利用した通信が行われる。
この通信は、外部装置では、CPUからなる制御部が行い、画像処理装置1では、制御部14が行う。それぞれの制御部は、所定のプログラムにしたがって動作することにより、SOAPを用いた通信を実行して、メッセージを送受信する。SOAPは、XMLとHTTP等をベースとして、データやサービスを呼び出すためのプロトコルであり、制御のための指示を行える。
例えば、画像処理装置1がアプリケーションを利用して画像データを送信する場合、まず利用者がパスワード等の認証情報を入力すると、認証部13は、認証情報から登録されている利用者であることを確認して、利用者の認証を行う。
制御部14は、登録されている利用者の認証情報に基づいて、OSAによるアプリケーションを利用できるか確認する。確認後、制御部14は、外部装置にアクセスして、通信可能となるように接続する。
制御部14は、外部装置との接続が確立して、通信を開始すると、外部装置に操作要求を送信する。外部装置では、利用者から指示されたアプリケーションを選択し、アプリケーションを起動する。アプリケーションにしたがって、画像処理装置1と外部装置との間で画像データや制御コマンドが送受信される。
このように、画像処理装置1と外部装置とが通信を行っているとき、通信エラーが発生することがある。このとき、画像処理装置1の制御部14は、即座に通信を遮断して、再接続を禁止する。そのため、この通信に伴う実行中の処理あるいは実行前の処理を中止する。また、制御部14は、通信にかかわる情報を収集して、通信エラーに関するログ情報を作成し、記憶部11に記憶する。ログ情報は、通信エラーが発生した日時、接続先情報、エラー情報を含む。
通信エラーとして、外部装置への接続時におけるエラーには、FTPサーバへのアカウント名およびパスワードの入力エラー、POPサーバやSMTPサーバへのアカウント名およびパスワードの入力エラーがある。接続完了後のエラーには、FTPサーバへのディレクトリの入力エラー、接続先からの応答なし、チェックサムやパリティといった画像データ送信時のエラーがある。接続中には、通信の輻輳がある。
また、第3者がなりすましによってネットワークに侵入し、不正なアクセスによる通信の遅延、不正コマンドの実行による動作停止といった通信エラーが発生する場合がある。
そして、制御部14は、通信の安全性を確認した後、通信を許可する。管理者やサービスマン等の権限を有する利用者が、ログ情報を参照しながら、通信エラーの状況をチェックし、原因を追及する。その結果、不正な行為によって生じた通信エラーでないことを確証すると、リセットキーの操作あるいは通信許可の設定等の通信禁止に対する解除入力を行う。制御部14は、この解除入力に基づいて通信を許可する。これにより、利用者が通信を伴う処理を指示すると、制御部14は、通信を行って、指定された処理を実行する。通常の通信エラーであるという確証が得られない場合、利用者は解除入力を行わない。制御部は、通信を禁止したままとする。そのため、通信を伴う処理は実行されない。また、外部装置からのアクセスも拒否される。この場合、画像処理装置1を含めてシステム全体におけるセキュリティ上の十分な対策が施されたことを確認できると、解除入力が行われ、制御部は、通信を許可する。
画像処理装置1における上記の通信監視の動作を図3に基づいて説明する。画像処理装置1が外部装置に通信を行うとき、接続先認証が行われる(S1)。制御部14は、予め登録されているIDやパスワードを外部装置に送信する。外部装置は、IDやパスワードを確認する。また、OSAによる処理等の外部装置からの通信要求があった場合には、制御部14は、外部装置から送信されたIDやパスワードを確認する。
画像処理装置1あるいは外部装置において、認証が完了した(S2)とき、画像処理装置1と外部装置との間で接続が確立し、制御コマンドや画像データが送受信される(S3)。この通信中、制御部14は、通信エラーの有無をチェックする(S4)。例えばチェックサムやパリティチェックによる通信エラーの検出を行ったり、通信時間をカウントしたりして、画像データや制御コマンドの送受信が正しく行われているか、タイムオーバが生じていないかをチェックする。通信が終了するまで通信エラーの検出が行われる(S5)。
通信中に通信エラーがあった場合、あるいは認証時に認証されないといった通信エラーが発生したとき、制御部14は、即座に通信を遮断する(S7)。これにより、再接続は行われず、また外部装置からのアクセスも拒否される。このとき、制御部14は、通信エラーの発生を表示する等によって利用者に報知する。そして、制御部14は、通信エラーに関するログ情報を作成し、記憶部11に記憶する(S8)。その後、解除入力がある(S8)と、制御部14は、通信を許可する。通信を伴う処理が再び開始される。
このように、どのような通信エラーが発生しても、画像処理装置1は通信を遮断するので、外部装置との通信は不可能となる。しかも、通信の安全性の確証が得られるまで、通信禁止とされる。そのため、第3者による不正アクセスも不可能となり、画像処理装置1に記憶されている画像データの流出を防止でき、セキュリティ性の向上を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。
本発明の画像処理装置の制御ブロック図 画像処理装置の概略全体構成を示す図 通信監視動作のフローチャート
符号の説明
1 画像処理装置
2 情報処理装置
3 ファクシミリ装置
5 操作部
6 画像読取部
7 画像形成部
8 通信部
9 モデム部
11 記憶部
13 認証部
14 制御部

Claims (5)

  1. 外部装置とネットワークを通じて通信を行い、画像データを送受信して、画像データを処理する画像処理装置であって、通信エラーが発生したとき、外部装置との通信を遮断して、通信に伴う処理を中止する制御部を備え、制御部は、通信エラーの発生後、再接続を禁止するとともに、外部装置からのアクセスを拒否することを特徴とする画像処理装置。
  2. 制御部は、通信の安全性を確認した後、通信を許可することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 制御部は、通信エラーが発生したとき、通信エラーに関するログ情報を作成することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 制御部は、通信するとき、外部装置の認証を行い、認証できないときは通信エラーとして、通信を遮断することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 制御部は、通信中、データ送受信が正しく行われたかをチェックして、通信エラーを検出することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
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