JP4860053B2 - 連続ガラスフィラメント製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブッシングの各ノズルから出てくる溶融ガラスフィラメントを冷却して連続ガラスフィラメントを製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図1に示すように、ガラス繊維6を製造する過程において、溶融したガラスをブッシング1に導入して、該ブッシング1に多数設けられたノズル2から前記溶融ガラスを引き出した後、これを冷却および収束して巻き取りロール7に巻き取ることでガラスフィラメントを製造する方法が用いられている。
【0003】
前記冷却の方法は、ノズル2から射出された直後の高温の溶融ガラス繊維6を固化するために、ブッシング1に設けられた多数のノズル2の近傍に、冷却したフィン3を配置させる方法が知られており、例えば、図7に示すように、特公平6−53591号公報には、冷媒をヘッダ4(マニーホールド)の導入口9から導入し、ヘッダ4中に冷媒を通過させた後、排出口10から冷媒を排出する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報に開示された方法では、図7に示すように、マニーホールドの一箇所の導入口9から冷媒を導入し、中空マニーホールド4内を通過させてマニーホールド4中に冷媒を一方向に流した後、排出口10から排出させている。フィン3およびマニーホールド4はブッシング1の熱により温められているため、前記冷媒は排出口10付近の温度が上昇し易く、導入口9と排出口10付近の温度差が生じる。この温度差などにより前記マニーホールド4に接続しているフィン3は温度がばらつき易くなり、耐食性のためにフィン3に付したメッキが剥離するなどにより劣化が生じたり、フィン3の冷却能が変化し、ブッシング1のヒートパターンが不均一になったりするといった問題を有していた。
【0005】
前記問題を解決するために、次の如き方策が考えられる。
(1)冷媒の量を増してフィン3による熱の吸収量を増やすことにより、導入口9と排出口10との間で温度差は小さくなるが、一方向で流せる冷媒の流量には限界があり、依然としてフィン3の劣化を抑えることができず、ブッシング1のヒートパターンが不均一になり、その結果として得られるガラスフィラメントは、繊維径がばらついたり、繊維の断線が起こり易く、製品の歩留まりが低下したりするといった問題を有していた。また、一方向で冷媒の流量を上げるためには、マニーホールド4内の中空部の径を大きくする必要があるため、必然的にマニーホールド4を大きくする必要があり、材料コストがかかるとともに、取り付けなどの作業性が劣るという問題を有していた。
【0006】
(2)また、冷媒の温度を下げることにより、導入口9および排出口10で温度差は生じるものの、全体的な温度が低いために比較的効率的に冷却効果が得られるものの、冷却装置が必要となり、設備的にコストがかかる点、設備が煩雑になるといった問題を有していた。
【0007】
(3)また、フィン3の厚みを厚くすれば腐食の進行が遅くなるものの、フィン3を繊維の収束させる方向にフィン3の角度を調整するなど、加工性が劣るといった問題を有していた。
(4)また、フィン3の長さを短くすれば腐食の進行が遅くなるものの、フィン3にノズル2の数を合わせなければならず、ノズル2の数を減らす必要が生じるので好ましくない。
【0008】
(5)また、マニーホールド4を分割して、ブッシング1に多数のマニーホールド4を付与すれば、比較的効率的に冷却効果はあるものの、設備的にコストがかかる点、設備が煩雑になるといった問題を有し、また、マニーホールド4を多くすると、マニーホールド4とフィン3のユニット同士の間に空間を設ける必要があり、必然的にノズル2の数を減らさなければならず、ガラス繊維6の生産効率が劣るといった問題を有していた。
【0009】
したがって、本発明は、上記問題点に鑑み、複雑な装置を用いず、フィンの耐久性を向上させ、ガラス繊維の質を向上させるとともに、特に多数のノズルを有する大型のブッシングに適合可能なガラスフィラメントの製造装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、溶融ガラスをブッシングのノズルを通して紡糸し、冷却したマニーホールドと連結し、かつ、該ノズルの間に配置させたフィンにより紡糸されたフィラメントを冷却することで、連続ガラスフィラメントを製造する装置であって、前記マニーホールドの1ユニットに対し、冷媒の導入口と排出口とを総数で3箇所以上有することを特徴とする連続ガラスフィラメント製造装置を提供する。
【0011】
本発明によれば、前記マニーホールドの1ユニットに対し冷媒の導入口と排出口との総数を3箇所以上にすることで、冷媒の導入口と冷媒の排出口との温度差を小さくし、マニーホールドの冷却効率を向上させて、フィンの冷却効率を向上させるとともに、さらにフィンの劣化を抑制させることが可能なため、ガラス繊維の品質を安定させ、製品の歩留まりを向上させるとともに、フィンの交換回数を減らすことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に好ましい実施の形態を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明における連続ガラスフィラメント製造装置の側面図であり、図2は、図1の装置の下方から見た一部省略斜視図であり、図3は、図2の装置の一部省略底面図である。従来の連続ガラスフィラメント製造装置は、図7に示すように、ブッシング1にマニーホールド4およびフィン3を配置させ、該マニーホールド4にはマニーホールド4に対して直角に延出した複数枚のフィン3が接合されており、フィン3はブッシング1のノズル2の列と列との間に配置され、上記マニーホールド4は冷媒の導管であり、一方の端部9から冷媒が導入され、他方の端部10から排出され、かつ循環使用することでフィン3を冷却していた。
【0013】
本発明の特徴は、上記従来の装置において、マニーホールド4の1ユニットに対し、冷媒の導入口5と排出口5(導入口と排出口とは、冷媒の導入方向によって決まるので同じ符号で示す)との総数が3箇所以上であることを特徴としている。図2および図3に示す本発明の一実施形態では、冷媒を通過させるマニーホールド4に対して、その長手方向に沿って、合計で4箇所の冷媒の導入口(排出口)51、52、53および54が連結されている。
【0014】
冷媒の導入(矢印で示す)は52および53から行い、冷媒の排出(矢印で示す)は51および54から行っているが、マニーホールド4内の冷媒の滞留を少なくして冷却効果を上げるには、52および53(52と53は2本で描かれているが、近接しているので1箇所の導入口とする)から冷媒を導入し、2箇所の排出口51および54から冷媒を排出することが好ましい。
【0015】
図4は、本発明の他の実施形態を示す図であり、マニーホールド4と冷媒の導入口および排出口(それぞれ冷媒の流れは矢印で示される)のみが示されている。図4(a)に示す例は、従来のマニーホールド4のほぼ中心に新たな導入口52を設け、マニーホールド4の両端51、53から冷媒を排出する例であり、図4(b)に示す例は、図4(a)において排出口51、53をマニーホールド4に対して垂直に設けた例であり、図4(c)に示す例は、図2および図3において冷媒の導入と冷媒の排出を逆にした例(52と53は2本で描かれているが、近接しているので1箇所の排出口とする)であり、図4(d)に示す例は、図2および図3と同じであり、図4(e)に示す例は、冷媒の導入を51および53から行い、冷媒の排出を52と54で行う例である。
【0016】
以上のように、本発明では、マニーホールド4の1ユニットに対し、冷媒の導入口と排出口との総数を3箇所以上にすることにより、前記本発明の効果が奏されるが、マニーホールド4における冷媒の導入口が、実質的に1箇所であり、排出口が2箇所以上を有する例、すなわち、図4(a)、図4(b)および図4(d)の構成が、マニーホールド4内にける冷媒の流れが均一になり、フィン3を効率的に冷却することができるので好ましい。さらに好ましい形態は、マニーホールド4における冷媒の導入口が2箇所以上であり、排出口が実質的に1箇所である例、すなわち、図4(c)に示す例である。
【0017】
図5は、本発明の他の実施形態を示す図であり、ブッシング1、マニーホールド4およびフィン3を配置させた装置の底面図の一例が示されている。溶融ガラスの重量によるブッシング4の撓みによる溶融ガラスの繊維化の不安定化を防止するために、ブッシング1の下部に支持バー8を設けている。前記支持バー8を設ける場合、ブッシング1はノズル(不図示)の列が4ブロックに分かれる。前記ブロックのそれぞれにマニーホールド4を設置し、それと同時にマニーホールド4に連結したフィン3がブッシング1のノズルの列と列の間に配置される。図6は、複数の隣接している2つのブロックにマニーホールド4を1箇所配置させている。図5および図6におけるマニーホールド4に設ける冷媒の導入口および排出口(51〜54)に関しては、図5および図6に示す以外に、前記図4に示すと同様に各種の形態を取り得ることは勿論である。
【0018】
本発明の装置においてマニーホールド4は、冷媒を導入口から導入し、前記中空マニーホールド4内を通過させて排出口から排出させることにより、フィン3を冷却をすることが必要であり、マニーホールド4を配置させる位置は特に限定はしないが、溶融ガラスを繊維化するブッシング1の少なくとも一辺に沿って配置することが好ましく、ブッシング1の長辺に沿ってマニーホールド4を配置させることで、フィン3の長さをブッシング1の短辺方向の長さに合わせることができるため、フィン3の長さを短くすることが可能となり、冷却効果に優れ好ましい。また、このような構成が設計上装置の複雑化にならず、コストの点から好ましい。
【0019】
前記マニーホールド4の材質は、ブッシング1の熱から劣化を防ぐこと、および冷却効果を高めるために銅や銀などを用いることが好ましい。
また、前記冷媒としては、水、アルコール、アンモニア、液体窒素などが挙げられ、これらの組み合わせなども使用することができ、コストの点からは通常、水を用いることが好ましいので、以下冷媒を冷却水という。前記冷却水の温度は、特に限定しないが10〜30℃が好ましく、15〜20℃であることがより好ましい。
【0020】
マニーホールド4を通過させる冷却水の量は、特に限定はしないが、紡糸装置に取り付けるマニーホールド4の大きさや重さを鑑みると、3.0〜20リットル/minが好ましい。さらに本発明は、冷却水を連続して一方向に流さないため、通常の大きさのマニーホールド4において一方向に流していた冷却水の量のおおよそ2倍の冷却水を流すことが可能となる。従って、前記水量は6.0〜20リットル/minと大量に冷却水を流すことが可能となり、これにより、効率的かつ十分にマニーホールド4およびフィン3を冷却することが可能となる。
【0021】
さらに、本発明の装置ではマニーホールド4の大きさや重量を上げることがないため、装置に対する取り付けなどの作業性に優れるものである。マニーホールド4を通過させる冷却水の量が3.0リットル/minより少ないとフィン3に対する冷却効果が小さくなり、20リットル/minを越えると、それ以上の冷却効果が望めず、また、冷却水の導入口の径やマニーホールドの中空部の径を大きくする必要があり、したがって装置が大きくなるので経済的に好ましくない。
【0022】
前記マニーホールド4は、該マニーホールドに対して直角に延出した複数のフィン3からなり、前記フィン3は、ブッシング1のノズル2間に配置させることにより、紡糸された溶融ガラスを冷却することが可能となる。前記フィン3は通常使用されている寸法のものを用いることができ、厚さ0.8〜2.5mmが好ましく、高さは15〜30mmであることが好ましい。また、フィン3の長さが55mm以上であることが好ましい。
【0023】
フィン3の材質は通常使用されているものを使用することができ、例えば、水冷したマニーホールド4の温度を伝えやすくするために銅、銀などを用い、熱による劣化防止のためにニッケル、パラジウム、クロム溶射などのメッキを施すことが好ましい。
【0024】
本発明の装置におけるマニーホールド4には、前記の通りマニーホールド4の1ユニットに対し冷却水の導入口および排出口を3箇所以上有することが重要である。これにより、冷却水の流れ方向を異ならせること、マニーホールド4の1ユニット内に流れる冷却水の量を容易に増加させること、マニーホールド4を通過する冷却水の流れる距離が短くなるということが相俟って、冷却水の導入口と排出口との温度差が小さくなり、フィン3の冷却効果が向上するものである。
【0025】
マニーホールド4の1ユニットに対し冷却水の導入口および排出口を3箇所以上有する場合、前記マニーホールド4における冷却水の導入口が実質的に1箇所であり、排出口が2箇所以上を有することが好ましい。例えば、図4(a)、図4(b)および図4(d)に示すように、実質的に1箇所である52(または52と53)を導入口とし、マニーホールド4の両端に設けた51と53(または51と54)の2箇所を排出口とすることで、冷却水の導入口と排出口との温度差が小さくなり、マニーホールド4による冷却効果を向上させ、フィン3の冷却効果を向上させるとともに、マニーホールド4およびフィン3の劣化を防止することが可能となる。
【0026】
さらに、図4(c)に示すように、前記マニーホールド4における冷却水の導入口が2箇所(51と54)以上であり、排出口が実質的に1箇所(52と53)にすることで、冷却水の導入口と排出口との温度差が小さくなり、前記冷却効果をより向上させるとともに、前記導入口が1箇所のものよりも冷却水の流れの均一性が得られるため、フィン3の劣化のポイントが分散でき、フィン3の局部的な劣化が無くなり、ひいてはフィン3の寿命を向上させることが可能となる。
【0027】
本発明においては、ブッシングの長手方向に配列される各ノズルの両端の間の距離をL(mm)(図6参照)とし、該ブッシングに配置されているマニーホールド個数をNとしたときのL/Nが105〜330であることが好ましい。前記L/Nが105未満であると十分な冷却が得られるものの、ブッシング1にマニーホールド4を多く設置する必要があり、その結果装置が複雑化し、マニーホールド4の1ユニット間に空間を設けなければならないこととなり、同一ノズル数のブッシング1にする場合は、ブッシング1が大型化してしまい、逆にブッシング1を同一サイズにすると、ノズル2の数を減らす必要があるため、生産性が劣り好ましくない。一方、330を越えると冷却能力が劣り好ましくない。
【0028】
また、本発明の装置においては、前記L(mm)と、前記マニーホールドにおける冷却水の導入口と排出口の総個数をPとしたときのL/Pが26〜210であることが好ましい。L/Pが26未満であると十分な冷却が得られるものの、導入口または排出口を多く設置する必要があり、そのため装置が複雑化し、一方、L/Pが210を超えると冷却能力が劣るので好ましくない。
【0029】
また、本発明の装置において、前記マニーホールド長さをM(mm)とし、総水量(リットル/min)をWとすると、M/Wが10〜63であることが好ましい。M/Wが10未満であると十分な冷却が得られるものの、マニーホールドの長さを短くする必要があり、その結果装置が複雑化し、一方、M/Wが63を超えると冷却能力が劣るので好ましくない。
【0030】
また、本発明の装置において、一つのマニーホールドに接合しているフィンの枚数をI(枚)とし、マニーホールドの長さをM(mm)としたときのM/Iが12.0以下であることが好ましい。M/Iが12を超えるとフィンとノズルとの間隔が大きくなり、フィンの冷却効果が劣るので好ましくない。
【0031】
【実施例】
次に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1〜5および比較例1〜3
1個当たりのブッシングのホール数:6000個、ノズル間距離(L)630mm、ガラス射出量:136Kg/h、ブッシング温度:1243℃、マニーホールド長:320mm、マニーホールド数:4、フィン枚数:30枚/マニーホールド、フィン長:105mm,フィン厚み:2.3mm、冷却水の給水温度:17℃の装置において、給排水口、および冷却水量を変えて上記条件でガラスフィラメントを連続製造した際のフィンの寿命を測定した。その結果を下記表1に示す。
【0032】
上記表1において、フィンの寿命は、マニーホールドに連結される複数枚のフィン内、1枚でも劣化防止で施したメッキが剥離した時点で寿命とした。
【0033】
実施例と比較例を対比すると、給排水量が近い実施例2と比較例2とでは実施例2の方がフィンの寿命が著しく改善されている。また、給排水量が同一である実施例3および4と比較例1、および実施例5と比較例3とにおいても同様である。また、給水口が2個で、排水口が1個である実施例1、3および5と、給水口が1個で排水口が2個である実施例2および4と比較すると、給水口が2個で排水口が1個の方がより優れている。また、給排水量についてみると、当然のことながら給排水量が大きいほど効果的である。尚、比較例3の場合には、給排水量を多くすることで、マニーホールドのユニットが重くなり、フィンの交換における作業性が劣っていた。
【0034】
【発明の効果】
以上の如き本発明によれば、マニーホールドの1ユニットに対し冷媒の導入口と排出口との総数を3箇所以上にすることで、冷媒の導入口と冷媒の排出口との温度差を小さくし、マニーホールドの冷却効率を向上させて、フィンの冷却効率を向上させるとともに、さらにフィンの劣化を抑制させることが可能なため、ガラス繊維の品質を安定させ、製品の歩留まりを向上させるとともに、フィンの交換回数を減らすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における連続ガラスフィラメント製造装置の側面図。
【図2】 図1の装置の下方から見た一部省略斜視図。
【図3】 図2の装置の一部省略底面図。
【図4】 本発明の他の実施形態を示す図。
【図5】 本発明の他の実施形態を示す図。
【図6】 本発明の他の実施形態を示す図。
【図7】 従来技術の装置を示す図。
【符号の説明】
1:ブッシング
2:ノズル
3:フィン
4:マニーホールド
5:冷媒の導入口または排出口
6:ガラスフィラメント
7:巻き取りロール
8:支持バー
9:導入口
10:排出口
Claims (10)
- 溶融ガラスをブッシングのノズルを通して紡糸し、冷却したマニーホールドと連結し、かつ、該ノズルの間に配置させたフィンにより紡糸されたフィラメントを冷却することで、連続ガラスフィラメントを製造する装置であって、前記マニーホールドの1ユニットに対し、冷媒の導入口と排出口とを総数で3箇所以上有することを特徴とする連続ガラスフィラメント製造装置。
- 前記マニーホールドにおける冷媒の導入口が、実質的に1箇所であり、排出口が2箇所以上である請求項1に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
- 前記マニーホールドにおける冷媒の導入口が2箇所以上であり、排出口が実質的に1箇所である請求項1に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
- ブッシングの長辺方向に配置されている各ノズルの両端の距離をL(mm)とし、該ブッシングに配置されたマニーホールド個数をNとしたときのL/Nが105〜330である請求項1〜3のいずれか1項に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
- 前記L(mm)と、前記マニーホールドにおける冷媒の導入口と排出口の総個数をPとしたときのL/Pが26〜210である請求項1〜4のいずれか1項に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
- 前記マニーホールドにおける冷媒の総流量が6.0〜20リットル/minである請求項1〜5のいずれか1項に記載の連続ガラスフィラメント製造
装置。 - 前記マニーホールドの長さをM(mm)とし、総水量(リットル/min)をWとしたときのM/Wが10〜63である請求項1〜6のいずれか1項に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
- 前記フィンの厚みが0.8〜2.5mmである請求項1〜7のいずれか1項に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
- 前記フィンの長さが55mm以上である請求項1〜8のいずれか1項に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
- 1個のマニーホールドに接合しているフィンの枚数をI(枚)とし、マニーホールドの長さをM(mm)としたときのM/Iが12.0以下である請求項1〜9のいずれか1項に記載の連続ガラスフィラメント製造装置。
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