JP4859479B2 - ケラトメータ - Google Patents
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Description
そこで、不正乱視の角膜の形状を評価するための装置として角膜トポグラファーが用いられている。角膜トポグラファーは、同心円状の複数のリング状パターンを全角膜領域に投影し、その反射像から角膜形状の解析を行う。角膜トポグラファーでは、全角膜領域にリング状パターンを投影するため、角膜全体の形状が測定される。このため、不正乱視の角膜であっても、その角膜形状を正確に把握することができる。
なお、特許文献1には、不正乱視か否かを判断するための技術が提案されている。特許文献1の技術では、角膜中心の周りに複数の点状の光を投影し、これら複数の点状の光の反射像を撮影素子で撮影する。撮影された複数の反射像のうち所定の組合せの反射像を用いて楕円形状を特定し、さらに、撮影された複数の反射像のうち他の組合せの反射像を用いて楕円形状を特定する。そして、特定された複数の楕円形状が大きく異なっていると不正乱視の角膜であると評価し、特定された複数の楕円形状が大きく異なっていないと不正乱視の角膜ではないと評価する技術が開示されている。しかしながら、特許文献1の技術では、不正乱視であるか否かの評価しかできず、不正乱視の種類や程度を定量的に評価する技術ではなかった。
図8は正乱視の角膜(いわゆる、トーリック形状角膜)の反射像である。図8から明らかなように、正乱視角膜のケラト輝点は、角膜中心(アライメント輝点)を中心とする楕円形状となっている。このため、正乱視角膜の場合、ケラト輝点の位置から楕円形状を決定するだけで、その角膜形状を適切に評価することができる。
図9は非対称性乱視の角膜反射像である。図9から明らかなように、非対称性乱視の角膜のケラト輝点は楕円形状を呈するものの、その中心が角膜中心(アライメント輝点)からずれている。したがって、非対称性乱視の角膜の場合、ケラト輝点の位置から楕円形状を特定するだけでは角膜形状を適切に評価しているとはいえず、特定した楕円形状の中心と角膜中心(アライメント輝点)とのズレを評価する必要がある。
図10は高次不正乱視の角膜反射像である。図10から明らかなように、高次不正乱視の角膜反射像では、ケラト輝点から楕円形状を特定したとしても、その特定された楕円と各ケラト輝点の位置は大きくずれている。このため、高次不正乱視の角膜の場合、その角膜形状を適切に評価するためには、ケラト輝点から特定される楕円とケラト輝点のずれを評価する必要がある。
本発明のケラトメータは、上述した非対称乱視の角膜反射像の特徴及び/又は高次不正乱視の角膜反射像の特徴を利用して、不正乱視の角膜形状を定量的に評価する。
このケラトメータは、ケラト光源からの光の角膜反射像を楕円近似して得られる楕円中心の座標値と、アライメント光源からの光の角膜反射像(角膜中心)の座標値とのずれから第1不正乱視度数を算出する。すなわち、上述した非対称性乱視の角膜反射像が有する特徴を利用して、第1不正乱視度数を算出する。したがって、算出された第1不正乱視度数の値によって、被検眼の非対称性の程度を定量的に評価することができる。
ここで、上記の「楕円近似」には、ケラト光源からの光の反射像を理想的な楕円の方程式を用いて楕円に近似する場合に限られず、例えば、ケラト光源からの光の反射像を楕円状の曲線に近似する場合をも含む意味で用いている。したがって、楕円近似によって得られる楕円には、理想的な楕円のみならず、楕円に近い曲線をも含まれる。
なお、第2不正乱視度数は、楕円近似して得られる楕円の長軸と短軸の長さを用いて正規化されていることが好ましい。近似楕円の長軸と短軸の長さを用いて正規化することで、近似楕円の大きさにかかわらず定量的に角膜形状の高次不正乱視成分の量を評価することができる。
このケラトメータによっても、被検眼の角膜に含まれる高次不正乱視成分の量を定量的に評価することができる。
この場合も、上述した本発明の第1のケラトメータと同様、上記の「楕円近似」には、ケラト光源からの光の反射像を理想的な楕円の方程式を用いて楕円に近似する場合に限られず、例えば、ケラト光源からの光の反射像を楕円状の曲線に近似する場合をも含む意味で用いている。したがって、楕円近似によって得られる楕円には、理想的な楕円のみならず、楕円に近い曲線をも含まれる。
このプログラムを既存のケラトメータにインストールすることで、既存のケラトメータを用いて角膜の非対称性を定量的に評価することができる。
このプログラムを既存のケラトメータにインストールすることで、既存のケラトメータを用いて角膜の高次不正乱視成分の量を定量的に評価することができる。
アライメント光源19にはLED等を用いることができる。アライメント光源19の光は、ピンホール18及びコリメートレンズ17を透過することで略平行光線となり、ハーフミラー6に入射する。ハーフミラー6に入射した光は、ハーフミラー6で反射され被検眼1の角膜に投影される。ケラト光源5にもLED等を用いることができる。ケラト光源5の光は、ピンホール4及びコリメートレンズ3を透過することで略平行光線となり、被検眼1の角膜に投影される。
ここで、ピンホール18と瞳孔位置2並びに瞳孔位置2と受光素子14は光学的共役関係になるよう配置されている。このため、ピンホール18を介して投影されたアライメント光の角膜反射像(以下、アライメント輝点という)は受光素子14の受光面上に結像される。また、ピンホール4と瞳孔位置2並びに瞳孔位置2と受光素子14は光学的共役関係に配置されている。このため、ピンホール4を介して投影された光の角膜反射像(以下、ケラト輝点という)は受光素子14の受光面上に結像される。受光素子14は、受光面に結像したアライメント輝点及びケラト輝点の反射像を撮影する。受光素子14にはCCD素子を用いることができる。受光素子14で撮影されたアライメント輝点及びケラト輝点の反射像は信号処理部15に出力される。
信号処理部15にはモニタ16が接続されており、モニタ16には受光素子14で撮影された角膜反射像が表示される。受光素子14で撮影された角膜反射像の例が図8〜図10に示されている。図8〜図10から明らかなように、受光素子14で撮影された角膜反射像は、その中央部分にアライメント輝点が位置し、そのアライメント輝点の周囲に複数のケラト輝点(本実施形態では8個)が位置している。
ここで、ケラトメータによって角膜形状を正確に計測するためには、被検眼1の角膜頂点にアライメント光源19からの光を投影する必要がある。このため、角膜形状計測時には固視標光源10を点灯し、その光を被検者に固視させる。検者は受光素子14で観察されるアライメント光源19の光がモニタ16の画像の中央となるように、被検眼1に対して光学系の位置を調整する。これによって、被検眼1の角膜頂点にアライメント光源19からの光を投影することができる。
なお、被検眼1に対する光学系の位置合わせは自動的に行うこともできる。すなわち、受光素子14で撮影されたアライメント輝点の座標を特定し、そのアライメント輝点の座標を基に後述する制御ユニット21が駆動ユニット22を駆動して、光学系本体を自動的に移動させるようにしてもよい。
コントローラ20は、上述したケラトメータの各部を制御する制御ユニット21と、受光素子14で撮影された画像を処理する信号処理部15を備えている。制御ユニット21は、CPU,ROM,RAM等を備えたプロセッサによって構成することができる。制御ユニット21には、アライメント光源19、ケラト光源5、固視標光源10、駆動ユニット22、ジョイスティック23及び受光素子14が接続されている。ジョイスティック23は検者によって操作される。検者がジョイスティック23を操作すると、その操作量に応じて制御ユニット21が駆動ユニット22を駆動する。これによって、被検眼1に対する光学系の位置合わせを行うことができる。また、検者がジョイスティック23を操作することで、制御ユニット21はアライメント光源19、ケラト光源5及び固視標光源10のON/OFFを切替え、また、受光素子14によって角膜反射像の撮影を行う。
信号処理部15も、CPU,ROM,RAM等を備えたプロセッサによって構成することができる。信号処理部15には、受光素子14、メモリ24及びモニタ16が接続されている。信号処理部15は、受光素子14で撮影された角膜反射像を解析し、その解析結果をモニタ16に表示する。また、信号処理部15は、受光素子14で撮影された角膜反射像をメモリ24に記憶させ、あるいは、受光素子14で撮影された角膜反射像をモニタ16に表示させる。
なお、制御ユニット21と信号処理部15を1つのプロセッサによって構成することもできる。
図6に示すように、まず、コントローラ20は、固視標光源10及びアライメント光源19を点灯して、被検眼1に対してケラトメータの光学系の位置合わせを行う(ステップS100)。すなわち、被検者の頭部を保持台(図示しない)に保持し、被検者に固視標光源10の光を固視させる。アライメント光源19からの光の角膜反射像(アライメント輝点)は受光素子14で撮影され、その画像がモニタ16に表示される。検者は、モニタ16に表示されるアライメント輝点がモニタ16の所定位置(画面中央)に表示されるようにジョイスティック23を操作する。これによって、被検眼1の眼光軸とケラトメータの光軸が一致し、被検眼1に対するケラトメータの光学系の位置合わせが完了する。
このような補正の一つの方法としては、例えば、球面模擬眼を用いた補正方法を用いることができる。理想的な光学系を有するケラトメータを用いて球面模擬眼を測定すると、アライメント輝点を基準として等角度で、かつ、等距離の位置に各ケラト輝点が観察される。このため、ケラトメータを用いて球面模擬眼のアライメント輝点及びケラト輝点を実際に測定し、実際に測定されたケラト輝点の位置と理想的なケラト輝点の位置とのずれ量を予め求めておく。そして、ケラトメータを用いて被検眼1のケラト輝点を測定したときに、そのケラト輝点の位置を予め求めておいたずれ量を用いて補正する。このような補正を行うことで、ケラトメータ毎の個体差が吸収され、正確な測定を行うことができる。
図3は上述した球面模擬眼を用いてケラト輝点の位置ずれを補正する方法を模式的に示す図である。図中、点Oは球面模擬眼のアライメント輝点の位置、点Aは球面模擬眼のケラト輝点の位置、点Bは球面模擬眼の理想的なケラト輝点の位置である。したがって、図に示す例では、理想的なケラト輝点の位置Bnから実際の測定点Anにずれていることとなる。このため、実際に測定された画像から求められたケラト輝点の座標に、このズレ分(bnベクトルからanベクトルを差し引いたもの)を用いて補正を行うことで、ケラト輝点の座標を正確に算出することができる。ここで、anベクトルは球面模擬眼のアライメント輝点Oを基準として実際に測定されたケラト輝点Anへの位置ベクトルであり、bnベクトルは球面模擬眼のアライメント輝点Oを基準として理想的なケラト輝点Bnへの位置ベクトルである。
図4は非対称性乱視度数αの算出方法を説明するための図である。図4には、アライメント光源19の角膜反射像(CX,CY)と、ケラト光源5の角膜反射像(8点)と、ケラト光源の角膜反射像から得られた近似楕円と、その近似楕円の中心座標(eX,eY)が示されている。図4に示すように、非対称性乱視では、ケラト光源5の角膜反射像は近似楕円上に略配置されるが、その近似楕円の中心座標(eX,eY)はアライメント光源19の角膜反射像(CX,CY)からずれている。そこで、信号処理部15は、近似楕円の中心座標(eX,eY)とアライメント光源19の角膜反射像(CX,CY)とのズレ量ΔCenterを用いて非対称性乱視度数αを算出する。
ここで、マイヤー像の直径は曲率半径に比例することが知られている。マイヤー像の直径が変化すると(すなわち、近似楕円の長径及び短径が変化すると)曲率半径が変化し、曲率半径が変化するとズレ量ΔCenterも変化する。非対称性乱視度数αを算出する場合、その非対称性乱視度数は角膜曲率半径の影響を受けないことが好ましい(すなわち、相似関係にある同一の非対称性角膜の場合、同一の非対称性乱視度数αが演算されることが好ましい)。このため、本実施形態では、上述のズレ量ΔCenterを、角膜平均曲率半径に相当する近似楕円の長径rl,短径rsの平均値によって正規化を行い、非対称性乱視度数αを算出している。すなわち、ステップS107では、下記の式により非対称性乱視度数αを算出する。
図5は高次不正乱視度数βの算出方法を説明するための図である。図5には、ケラト光源5の角膜反射像(8点)と、ケラト光源の角膜反射像から得られた近似楕円と、その近似楕円の中心座標(eX,eY)が示されている。図5に示すように、高次不正乱視では、ケラト光源5の角膜反射像(すなわち、ケラト輝点)と、ケラト輝点から決定された近似楕円との間に位置ずれが生じる。そこで、信号処理部15は、ケラト輝点と近似楕円との位置ズレ量dr(図5の右側に拡大して示されている)を用いて高次不正乱視度数βを算出する。なお、高次不正乱視度数βについても、角膜曲率半径の影響を相殺するため、角膜曲率半径に相当する近似楕円の長径rl,短径rsの平均値によって正規化を行っている。すなわち、下記の式により高次不正乱視度数βを算出している。
さらに、角膜トポグラファーでは不正乱視が重度になるほどリング同士の重なり等によって解析不良が発生する。しかしながら、本実施形態のケラトメータは、分析点数が少なく解析不良が発生し難いため、角膜トポグラファーで不正乱視の解析が不良となる場合であっても解析不良とならない場合がある。
例えば、上述した実施形態では、アライメント輝点の座標と近似楕円の中心の座標とのずれを用いて非対称性乱視度数αを算出し、ケラト輝点から得られた近似楕円とケラト輝点とのずれを用いて高次不正乱視度数βを算出したが、非対称性乱視度数及び高次不正乱視度数の算出に用いる楕円に変わる一般式として、下記の式を用いることもできる。
ここで、関数R(θ)の0次成分a1は非対称乱視の程度を表す指標であり(すなわち、図5のΔCenterに相当し)、図7の縦軸方向のズレdr’が高次不正乱視の程度を表す指標(すなわち、図5のdrに相当)となる。したがって、これらの指標を用いて非対称性乱視指数α’と高次不正乱視指数β’を下記の式で算出することができる。なお、下記の式においてa1とdr’aveをa0で割っているのは、角膜平均曲率半径に相当するa0で割ることによって、非対称性乱視指数α’と高次不正乱視指数β’を正規化するためである。
また、上述した実施形態では、近似楕円の形状を特定するために5点のケラト輝点の座標値を用いたが、近似楕円の形状を特定するためには5点のケラト輝点の座標値を用いる必要は必ずしもない。例えば、特許文献1に開示されているように、アライメント輝点の座標値を利用することで、ケラト輝点の座標値が5点以下であっても近似楕円の形状を特定することができる。したがって、このような場合は、6点以上のケラト輝点が認識されなくても高次不正乱視度数を算出することができる。
2・・瞳孔位置
3・・コリメートレンズ
4・・ピンホール
5・・ケラト光源
6・・ハーフミラー
7・・レンズ
8・・ミラー
9・・レンズ
10・・固視標光源
11・・ハーフミラー
12・・絞り
13・・レンズ
14・・受光素子
15・・信号処理部
16・・モニタ
17・・コリメートレンズ
18・・ピンホール
19・・アライメント光源
Claims (7)
- 被検眼の角膜形状を測定するケラトメータであって、
光軸上に設けられるアライメント光源と、
光軸周りに複数の点状の光を投影するためのケラト光源と、
アライメント光源からの光を角膜に投影する第1投影手段と、
ケラト光源からの光を角膜に投影する第2投影手段と、
投影された光の角膜からの反射像を観察する観察手段と、
観察手段で観察される反射像を撮影する撮影素子と、
撮影素子で撮影された反射像より被検眼の不正乱視度数を演算する演算装置と、を有しており、
演算装置は、ケラト光源からの光の反射像を楕円近似して得られる楕円中心の座標値と、アライメント光源からの光の反射像の座標値とのずれから第1不正乱視度数を算出することを特徴とするケラトメータ。 - 第1不正乱視度数は、楕円近似して得られる楕円の長軸と短軸の長さを用いて正規化されていることを特徴とする請求項1に記載のケラトメータ。
- 演算装置は、さらに、ケラト光源からの光の反射像と、ケラト光源からの光の反射像を楕円近似して得られる楕円とのずれから第2不正乱視度数を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のケラトメータ。
- 第2不正乱視度数は、楕円近似して得られる楕円の長軸と短軸の長さを用いて正規化されていることを特徴とする請求項3に記載のケラトメータ。
- 被検眼の角膜形状を測定するケラトメータであって、
光軸上に設けられるアライメント光源と、
光軸周りに複数の点状の光を投影するためのケラト光源と、
アライメント光源からの光を角膜に投影する第1投影手段と、
ケラト光源からの光を角膜に投影する第2投影手段と、
投影された光の角膜からの反射像を観察する観察手段と、
観察手段で観察される反射像を撮影する撮影素子と、
撮影素子で撮影された反射像より被検眼の不正乱視度数を演算する演算装置と、を有しており、
演算装置は、ケラト光源からの光の反射像と、ケラト光源からの光の反射像を楕円近似して得られる楕円の円周上の点との距離を用いて第2不正乱視度数を算出し、
前記円周上の点は、ケラト光源からの光の反射像と前記楕円の中心とを結んだ線分上の点である、ケラトメータ。 - 光軸上に設けられるアライメント光源と、光軸周りに複数の点状の光を投影するためのケラト光源と、アライメント光源からの光を角膜に投影する第1投影手段と、ケラト光源からの光を角膜に投影する第2投影手段と、投影された光の角膜からの反射像を観察する観察手段と、観察手段で観察される反射像を撮影する撮影素子と、アライメント光源とケラト光源と撮影素子に電気的に接続されたコンピュータと、を有するケラトメータにおいて、
そのコンピュータを
アライメント光源からの光とケラト光源からの光を同時に角膜に投影させる投影制御手段と、
その投影された光の角膜からの反射像を撮影素子に撮影させる撮影制御手段と、
撮影素子で撮影されたケラト光源の光の反射像を楕円近似して楕円中心の座標値を算出する手段と、
算出された楕円中心の座標値と、アライメント光源からの光の反射像の座標値とのずれから第1不正乱視度数を算出する手段として機能させるためのプログラム。 - 光軸上に設けられるアライメント光源と、光軸周りに複数の点状の光を投影するためのケラト光源と、アライメント光源からの光を角膜に投影する第1投影手段と、ケラト光源からの光を角膜に投影する第2投影手段と、投影された光の角膜からの反射像を観察する観察手段と、観察手段で観察される反射像を撮影する撮影素子と、アライメント光源とケラト光源と撮影素子に電気的に接続されたコンピュータと、を有するケラトメータにおいて、
そのコンピュータを
ケラト光源からの光を角膜に投影させる投影制御手段と、
その投影された光の角膜からの反射像を撮影素子に撮影させる撮影制御手段と、
撮影素子で撮影されたケラト光源の光の反射像を楕円近似する手段と、
ケラト光源からの光の反射像と、算出された楕円の円周上の点との距離を用いて第2不正乱視度数を算出する手段として機能させるためのプログラムであり、
前記円周上の点が、ケラト光源からの光の反射像と前記楕円の中心とを結んだ線分上の点である、プログラム。
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