JP4859448B2 - 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4859448B2 JP4859448B2 JP2005352188A JP2005352188A JP4859448B2 JP 4859448 B2 JP4859448 B2 JP 4859448B2 JP 2005352188 A JP2005352188 A JP 2005352188A JP 2005352188 A JP2005352188 A JP 2005352188A JP 4859448 B2 JP4859448 B2 JP 4859448B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endless belt
- acrylonitrile
- butadiene
- recording medium
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
樹脂成分として、第一のABS樹脂と、該第一のABS樹脂よりもMFRが10g/10min以上大きい第二のABS樹脂とを含み、これらの総量に対する該第二のABS樹脂の配合量が、3〜30重量%の範囲内であることを特徴とするものである。
樹脂成分として、第一のABS樹脂と、該第一のABS樹脂よりもMFRが10g/10min以上大きい第二のABS樹脂とを含み、これらの総量に対する該第二のABS樹脂の配合量が、3〜30重量%の範囲内であることを特徴とするものである。
樹脂成分として、第一のABS樹脂と、該第一のABS樹脂よりもMFRが10g/10min以上大きい第二のABS樹脂とを含み、これらの総量に対する該第二のABS樹脂の配合量が、3〜30重量%の範囲内であることを特徴とするものである。
導電性エンドレスベルトには、一般に、ジョイントありのものとジョイントなしのもの(いわゆるシームレスベルト)とがあるが、本発明においてはいずれのものであってもよい。好ましくはシームレスベルトである。本発明の導電性エンドレスベルトは、前述したように、タンデム方式、中間転写方式およびタンデム中間転写方式の転写部材等として用いることができるものである。
実施例1〜6および比較例1〜3
下記の表1,2中にそれぞれ示す配合にて、各実施例および比較例の導電性エンドレスベルトを作製した。具体的には、各配合成分を二軸混練機により溶融混練して、得られた混練物を所定の環状ダイスを用いて押出し成形することにより、内径220mm、厚さ100μm、幅250mmの寸法を有する導電性エンドレスベルトを得た。得られた各実施例および比較例のベルトにつき、下記の手順に従い、評価を行った。これらの結果を下記の表1,2中に併せて示す。
以下に示す条件にて、動的引張弾性率の測定を行った。
装置:東洋精機(株)製 Rheolograph solidレオロジーメーター
サンプル形状:5mm幅×0.1mm厚×30mm(チャック間距離)
測定条件:初期延伸3%,振幅±1%,周波数1Hz,温度 室温(22℃,50%)
温度23℃、相対湿度50%にて、測定装置として、アドバンテスト(ADVANTEST)社製の、抵抗計R8340AにサンプルチャンバーR12704Aを接続したものを用いて、電圧1000Vにて測定を行った。
東洋精機(株)製のMIT耐揉疲労試験機を使用して測定した。結果は、比較例1を100として指数表示した。80以上であれば使用可能であり、数値が大なるほど良好である。
(株)堀場製作所製のグロスチェッカIG−320を使用して測定した。光沢度が45以上であれば使用可能である。
各ベルトを図2に示す転写搬送ベルトを用いたタンデム方式の画像形成装置に装着し、転写操作を繰り返してA4用紙10万枚の耐久試験を行った。この試験の結果を画像性および汚染性について評価した。画像性については、○:色ムラや異物による色抜けがなく良好、×:色ムラや異物による色抜けがあり不良、を示し、汚染性については、○:感光体の汚染、粘着なし、×:感光体の汚染、粘着あり、を示す。
*2)テクノABS350(MFR=55),テクノポリマー(株)製
*3)テクノABS330(MFR=42),テクノポリマー(株)製
*4)テクノABS300(MFR=30),テクノポリマー(株)製
*5)チバ・スペシャルティ・ケミカルズ・インコーポレイテッド(株)製 Irgastat P18
2、7 帯電ロール
3 現像ロール
4 現像ブレード
5 トナー供給ロール
6 クリーニングブレード
8 除電ロール
9、30、55 駆動ローラ(駆動部材)
10 転写搬送ベルト
12 一次帯電器
13 画像露光
14、35 クリーニング装置
19 給紙カセット
20 中間転写部材
25 転写ローラ
26、53 記録媒体
29、61 電源
41、42、43、44 現像器
50 タンデム中間転写部材
54a〜54d 第1現像部〜第4現像部
56 記録媒体送りローラ
57 記録媒体送り装置
58 定着装置
59 電源装置(電圧印加手段)
Claims (5)
- 静電吸着により保持した記録媒体を、駆動部材により循環駆動されて、4種の画像形成体に搬送し、各トナー像を該記録媒体に順次転写するタンデム方式の転写、搬送用導電性エンドレスベルトにおいて、
樹脂成分として、第一のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂と、該第一のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂よりもメルトフローレートが10g/10min以上大きい第二のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂とを含み、これらの総量に対する該第二のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂の配合量が、3〜30重量%の範囲内であることを特徴とする導電性エンドレスベルト。 - 画像形成体と記録媒体との間に配設され、駆動部材により循環駆動されて、前記画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己の表面に転写保持し、これを記録媒体へと転写する中間転写部材用の導電性エンドレスベルトにおいて、
樹脂成分として、第一のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂と、該第一のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂よりもメルトフローレートが10g/10min以上大きい第二のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂とを含み、これらの総量に対する該第二のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂の配合量が、3〜30重量%の範囲内であることを特徴とする導電性エンドレスベルト。 - 4種の画像形成体と記録媒体との間に配設され、駆動部材により循環駆動されて、前記4種の画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己の表面に順次転写保持し、これを記録媒体へと転写するタンデム中間転写部材用の導電性エンドレスベルトにおいて、
樹脂成分として、第一のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂と、該第一のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂よりもメルトフローレートが10g/10min以上大きい第二のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂とを含み、これらの総量に対する該第二のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂の配合量が、3〜30重量%の範囲内であることを特徴とする導電性エンドレスベルト。 - 前記第一のアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂のメルトフローレートが3〜30g/10minの範囲内である請求項1〜3のうちいずれか一項記載の導電性エンドレスベルト。
- 請求項1〜4のうちいずれか一項記載の導電性エンドレスベルトを用いたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005352188A JP4859448B2 (ja) | 2005-12-06 | 2005-12-06 | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005352188A JP4859448B2 (ja) | 2005-12-06 | 2005-12-06 | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007156165A JP2007156165A (ja) | 2007-06-21 |
JP4859448B2 true JP4859448B2 (ja) | 2012-01-25 |
Family
ID=38240606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005352188A Expired - Fee Related JP4859448B2 (ja) | 2005-12-06 | 2005-12-06 | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4859448B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1180465A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-03-26 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 導電性充填材含有の樹脂成形材料 |
JP2002328541A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-11-15 | Bridgestone Corp | 導電性エンドレスベルトおよび画像形成装置 |
JP2002248646A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-03 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 制電性を有する成形品の製造方法 |
JP4172953B2 (ja) * | 2001-07-11 | 2008-10-29 | 株式会社ブリヂストン | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 |
JP4162226B2 (ja) * | 2003-06-26 | 2008-10-08 | 株式会社ブリヂストン | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 |
JP2005292649A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Bridgestone Corp | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 |
-
2005
- 2005-12-06 JP JP2005352188A patent/JP4859448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007156165A (ja) | 2007-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007156424A (ja) | 導電性エンドレスベルト | |
JP2003029537A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP4489810B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP4863739B2 (ja) | 導電性エンドレスベルト | |
JP5121272B2 (ja) | 導電性エンドレスベルト | |
JP4979064B2 (ja) | 導電性エンドレスベルト | |
JP4386775B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP5164314B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP4172953B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP4222562B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP4942119B2 (ja) | 導電性エンドレスベルト | |
JP2007171478A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP4807837B2 (ja) | 導電性エンドレスベルト | |
JP2006235546A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP4197480B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2007286433A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP4859448B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP4863740B2 (ja) | 導電性エンドレスベルト | |
JP2005292649A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP4473614B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2007192996A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP4222555B2 (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2006235547A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2003029538A (ja) | 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 | |
JP2007206435A (ja) | 導電性エンドレスベルト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |