JP4859037B2 - 一方向バルブ及びドアチェック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一方向バルブ及びドアチェック装置に関する。
下記特許文献1には、弁体が閉位置で大きな力で保持され、開方向に移動すると、弁体を保持する力が低下する一方向バルブが記載されている。
特開2004−69064号公報(段落番号0046、図13)
しかし、特許文献1に記載された一方向バルブでは、弁体を軸方向に付勢する第1の付勢手段と、弁体を半径方向に締め付ける第2の付勢手段との二種類の付勢手段が必要であり、一方向バルブが大型化し、部品点数も多くなる問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、小形で、部品点数が少ない一方向バルブ及びドアチェック装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、ハウジングに設けられ、液体が流れる管路と、該管路内に移動可能に設けられる弁体と、前記管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部と、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段とを有する一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記ハウジング側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記ハウジング側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼしていることを特徴とする一方向バルブである。
付勢手段の付勢力が面に作用すると、前記弁体に前記穴を塞ぐ方向の分力が発生し、弁体は穴部を塞ぐ方向に付勢される。
管路を流れる液体の圧力により、弁体が付勢手段の付勢力に抗して、穴部から離れる方向に移動すると、付勢手段の穴部を塞ぐ方向の分力が小さくなる。
管路を流れる液体の圧力がなくなると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力により、弁体は速やかに穴部を塞ぐ。
請求項2に係る発明は、 前記面は、複数の面、曲面のうちのいずれか一方であることを特徴とする請求項1記載の一方向バルブである。
請求項3に係る発明は、第1液体吐出口、第2液体吐出口を有し、ドアの回転方向に応じて、液体を前記第1液体吐出口または第2液体吐出口から吐出するポンプと、前記ポンプに設けられ、一端部が前記ポンプの第1液体吐出口に、他端部が前記ポンプの前記第2液体吐出口にそれぞれ接続された第1管路、第2管路と、前記第1管路内に設けられる弁体、前記第1管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第1一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第1室から前記第2室への液体の流れを許容し、前記第2室から前記第1室への液体の流れを阻止する第1一方向バルブと、前記第2管路内に設けられる弁体、前記第2管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第2一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第2室から前記第1室への液体の流れを許容し、前記第1室から前記第2室への液体の流れを阻止する第2一方向バルブと、からなることを特徴とするドアチェック装置である。
第1一方向バルブ、第2一方向バルブの付勢手段の付勢力により、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生し、弁体は穴部を塞ぐ方向に付勢され、穴部を塞いでいる。
ドアが回転すると、ドアの回転方向により、ポンプの第1液体吐出口、第2液体吐出口のうちのどちらか一方の吐出口から液体が吐出される。
ポンプの第1液体吐出口から液体が吐出された場合は、第1一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部から離れる方向に押される。また、第2一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部を塞ぐ方向に押される。そして、付勢手段の付勢力に抗して、第1一方向バルブの弁体が穴部から離れる方向に移動すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力が小さくなる。
ドアの回転が停止すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力により、第1一方向バルブの弁体は速やかに穴部を塞ぐ。
一方、ポンプの第2液体吐出口から液体が吐出された場合は、第2一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部から離れる方向に押される。また、第1一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部を塞ぐ方向に押される。そして、付勢手段の付勢力に抗して、第2一方向バルブの弁体が穴部から離れる方向に移動すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力が小さくなる。
ドアの回転が停止すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力により、第2一方向バルブの弁体は速やかに穴部を塞ぐ。
請求項4に係る発明は、液体が充填されるケーシングと、該ケーシング内に配置され、前記ケーシングの対向する第1部、第2部に回転可能に支持されたシャフトと、該シャフトの周面に設けられ、前記ケーシング内を第1室、第2室に分けるフラップと、一方の開口が前記第1室に、他方の開口が前記第2室に臨むように、前記フラップにそれぞれ設けられた第1管路、第2管路と、前記第1管路内に設けられる弁体、前記第1管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第1一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第1室から前記第2室への液体の流れを許容し、前記第2室から前記第1室への液体の流れを阻止する第1一方向バルブと、前記第2管路内に設けられる弁体、前記第2管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第2一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第2室から前記第1室への液体の流れを許容し、前記第1室から前記第2室への液体の流れを阻止する第2一方向バルブと、からなることを特徴とするドアチェック装置である。
シャフトが回転すると、第1管路、第2管路に液体が流れる。
第1室から第2室に向かって液体が流れる場合、第1管路の第1一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部から離れる方向に押される。また、第2管路の第2一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部を塞ぐ方向に押される。そして、付勢手段の付勢力に抗して、第1一方向バルブの弁体が穴部から離れる方向に移動すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力が小さくなる。
そして、ドアの回転が停止すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力により、第1一方向バルブの弁体は速やかに穴部を塞ぐ。
一方、第2室から第1室に向かって液体が流れる場合、第2管路の第2一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部から離れる方向に押される。また、第1管路の第1一方向バルブの弁体は、液体の圧力により穴部を塞ぐ方向に押される。そして、付勢手段の付勢力に抗して、第2一方向バルブの弁体が穴部から離れる方向に移動すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力が小さくなる。
そして、ドアの回転が停止すると、付勢手段の付勢力の穴部を塞ぐ方向の分力により、第2一方向バルブの弁体は速やかに穴部を塞ぐ。
請求項1−請求項4に係る発明によれば、弁体を軸方向に付勢する付勢手段を省略可能なので、小形で、部品点数が少なくなる。
請求項に係る発明によれば、前記ハウジング側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づくと、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成されていることにより、面の形状を適宜設定することにより、弁体が穴部を塞いでいる際の弁体に作用する塞ぐ方向の分力や、弁体が穴部から離れた際に弁体に作用する穴部を塞ぐ方向の分力を自由に設定することができる。
請求項3に係る発明によれば、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づくと、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成されていることにより、面の形状を適宜設定することにより、弁体が穴部を塞いでいる際の弁体に作用する塞ぐ方向の分力や、弁体が穴部から離れた際に弁体に作用する穴部を塞ぐ方向の分力を自由に設定することができる。
請求項4に係る発明によれば、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づくと、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成されていることにより、面の形状を適宜設定することにより、弁体が穴部を塞いでいる際の弁体に作用する塞ぐ方向の分力や、弁体が穴部から離れた際に弁体に作用する穴部を塞ぐ方向の分力を自由に設定することができる。
請求項4に係る発明によれば、一方の開口が前記第1室に、他方の開口が前記第2室に臨むように、前記フラップに第1管路、第2管路を設けたことにより、請求項3に係る発明に比べて装置を小型化できる。
最初に、図1を用いて本発明の一方向バルブの原理を説明する。図1は一方向バルブの構成図で、(a)図はバルブ閉状態を示し、(b)図はバルブ開状態を示し、(c)図はバルブの主要部の分解斜視図である。
(a)図に示すように、ハウジング1には、液体導入口3と液体吐出口5とが形成され、ハウジング1の内部に液体導入口3から液体吐出口5まで液体(例えば、シリコーンオイル)が流れる管路が形成されている。
ハウジング1内には、液体導入口3に接続される断面形状が円形の大径部9と、大径部9に接続された断面形状が円形の第1小径部13、第1小径部13に接続され、第1小径部13より径が小さな断面形状が円形の第2小径部15とが形成されている。
液体導入口3の径は、管路として機能する大径部9の径より小さく設定されている。
管路内であって、穴部7aとして機能する液体導入口3の下流側には、大径部9、第1小径部13、第2小径部15にわたって、樹脂や鉄でなる弁体(バルブ)21が軸方向に移動可能に設けられている。図1(a)、(c)に示すように、弁体21の一方の側は、液体導入口3に嵌合可能な錐状の嵌合部21aが形成され、嵌合することにより、液体導入口3を塞ぐことが可能となっている。
弁体21の周面には、周方向の溝21bが形成されている。溝21bには、環状のシール部材(Oリング)23が設けられている。このシール部材23により、大径部9と第2小径部15とのシールがなされている。尚、このシール部材23は省略可能である。
第1小径部13の側方には、弁体21の移動方向と交差する方向に延出する一対のスプリング穴25、25が形成されている。これらのスプリング穴25、25内には、弁体21の周面に当接可能なプランジャ27、27が設けられている。更に、これらの穴25、25内には、プランジャ27、27を弁体21の周面方向に移動させるスプリング(付勢手段)29、29が設けられている。
更に、弁体21の溝21bの嵌合部21a側と反対側の周面には、弁体の移動方向に対して交差し、スプリング(コイルスプリング)29、29の付勢力が作用すると穴部7aを塞ぐ方向の分力が発生する複数の面が形成されている。本形態例では、穴部7a側からテーパ状の第1面21dと、第2面21eとが形成されている。
そして、穴部7aから遠い方の面である第2面21eの方が、第1面21dより、穴部7aを塞ぐ方向の分力が大きくなるように設定されている。即ち、複数の面は、弁体21が穴部7aに近づく、穴部7aを塞ぐ方向の分力が大きくなるように配置されている。
本形態例では、弁体21のテーパ状の第1面21dと、第2面21eと、弁体21の移動方向と直交する面とのなす角度をそれぞれθ1、θ2とすると、θ1は、60〜80°で、好ましくは、65〜75°であり、最適値は70°である。又、θ2は、20〜40°で、好ましくは、25〜35°であり、最適値は30°である。
次に、上記構成の作動を説明する。
通常、図1(a)に示すように、スプリング29、29(付勢手段)の付勢力は、弁体21の第2面21eに作用し、弁体21の嵌合部21aが穴部7aを塞ぐ、バルブ閉状態となっている。
ここで、液体導入口3に大きな液圧の液体が導入されると、スプリング29、29の付勢力に抗して、弁体21が穴部7aから離れる方向に移動し、図1(b)に示すバルブ開状態となる。すると、スプリング29、29(付勢手段)の付勢力は、弁体21の第1面21dに作用し、穴部7aを塞ぐ方向の分力が小さくなり、小さな液圧の液体でも、バルブ開状態が保持される。
そして、液体導入口3の液体の圧力がなくなると、スプリング29、29(付勢手段)の付勢力の穴部7aを塞ぐ方向の分力により、弁体21は速やかに穴部7aを塞ぐ。
このような構成によれば、下記のような効果を得ることができる。
(1)弁体を軸方向に移動させる付勢手段を省略可能で、付勢手段が1種類で済むので、小形で、部品点数が少なくなる。
(2)弁体21の溝21bの嵌合部21a側と反対側の周面には、スプリング29、29の付勢力が作用すると穴部7aを塞ぐ方向の分力が発生する第1面21dと、第2面21eとを形成した。よって、弁体21が穴部7aを塞いでいる際の弁体21に作用する穴部7aを塞ぐ方向の分力や、弁体21が穴部7aから離れた際に弁体21に作用する穴部7aを塞ぐ方向の分力を自由に設定することができる。
(3)スプリング(付勢手段)29、29は、弁体21の側方に設けられているので、液体の流れ方向に小型化できる。
次に、図2を用いて、一方向バルブの他の例を説明する。本例と、図1に示す例との相違点は、付勢手段である。図1に示す例では、付勢手段であるスプリング29を弁体21の側方に設けた。本形態例では、付勢手段を板ばねとし、板ばねを設ける位置を変えた点であり、他の部分は同一である。よって、同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本形態例の付勢手段は、一対の板ばね41、41である。この板ばね41、41は、弁体21の長手方向に沿って設けられ、一端部がハウジング1の底面に取り付けられ、他端部が弁体21の第1面21d、第2面21eに押接可能となっている。
次に、上記構成の作動を説明する。
通常、図2(a)に示すように、板ばね41、41(付勢手段)の付勢力は、弁体21の第2面21eに作用し、弁体21の嵌合部21aが穴部7aを塞ぐ、バルブ閉状態となっている。
ここで、液体導入口3に大きな液圧の液体が導入されると、板ばね41、41の付勢力に抗して、弁体21が穴部7aから離れる方向に移動し、図2(b)に示すバルブ開状態となる。すると、板ばね41、41(付勢手段)の付勢力は、弁体21の第1面21dに作用し、穴部7aを塞ぐ方向の分力が小さくなり、小さな液圧の液体でも、バルブ開状態が保持される。
そして、液体導入口3の液体の圧力がなくなると、板ばね41、41(付勢手段)の付勢力の穴部7aを塞ぐ方向の分力により、弁体21は速やかに穴部7aを塞ぐ。
このような構成によれば、下記のような効果を得ることができる。
(1)付勢手段が1種類で済むので、小形で、部品点数が少なくなる。
(2)弁体21の嵌合部21a側と反対側の周面には、板ばね41、41の付勢力が作用すると穴部7aを塞ぐ方向の分力が発生する第1面21dと、第2面21eとを形成したことにより、弁体21が穴部7aを塞いでいる際の弁体21に作用する穴部7aを塞ぐ方向の分力や、弁体21が穴部7aから離れた際に弁体21に作用する穴部7aを塞ぐ方向の分力を自由に設定することができる。
尚、上記形態例では、弁体21に設ける複数の面として、二つの面、即ち、第1面21d、第2面21eで説明を行ったが、図3(a)に示すように、複数の面として、第1面21d、第2面21e、第3面21fから構成してもよい。又、図3(b)に示すように、弁体21の周面には、弁体の移動方向に対して交差し、付勢手段の付勢力が作用すると穴部7aを塞ぐ方向の分力が発生する曲面21gを形成してもよい。この場合、曲面21gは、弁体21が穴部7aに近づく、穴部7aを塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成されている。
このように、複数の面の数を増やしたり、曲面にしたりすることで二つの面を形成する場合より、弁体21が穴部7aを塞いでいる際の穴部7aを塞ぐ方向の分力や、弁体21が穴部7aから離れた際に弁体21が穴部7aを塞ぐ方向の分力を更にきめ細かく設定することができる。
又、図1〜図3(b)までの形態例は、付勢手段を管路側に設け、弁体側に、弁体の移動方向に対して交差し、付勢手段の付勢力が作用すると、弁体21に液体導入口を塞ぐ方向の分力が発生する面を形成した例で説明を行った。しかし、付勢手段を弁体側に設け、管路側に、弁体の移動方向に対して交差し、付勢手段の付勢力が作用すると、弁体に穴を塞ぐ方向の分力が発生する面を形成してもよい。一例として、図3(c)に示す。図において、、弁体21’に付勢手段としての板ばね41’が取り付けられている。一方、管路側には、板ばね41’が押接し、板ばね41’の付勢力が作用すると、弁体21’に穴部7aを塞ぐ方向の分力が発生する第1面50a、第2面50bが形成された突部50が設けられている。尚、穴部7aから近い方の面である第2面50bの方が、遠い第1面50aより、穴部7aを塞ぐ方向の分力が大きくなるように設定されている。即ち、複数の面は、弁体21’が穴部7aに近づく、液体導入口を塞ぐ方向の分力が大きくなるように配置されている。
次に、このような構成の一方向バルブをドアチェック装置に用いた例を説明する。
最初に、図4に示すように、ドア300は、アッパヒンジ301とロアヒンジ303を用いて、ボデー305に回転可能に取り付けられている。そして、ドアチェック装置351が、アッパヒンジ301側に設けられる。
図5に示すように、アッパヒンジ301は、基端部側がボデー305側に取り付けられるヒンジフィメール311と、基端部側がドア300側に取り付けられるヒンジメール313と、ヒンジフィメール311の先端部側に設けられたヒンジピン穴311aに嵌合固着され、ヒンジメール313の先端部側に設けられたヒンジピン穴313aに遊嵌されて、ヒンジメール313に対して相対的にヒンジフィメール311と一体となって回転するヒンジピン315とからなっている。そして、ドア300側でヒンジメール313の下部にドアチェック装置351が取り付けられ、このドアチェック装置351のシャフト69はヒンジピン315と結合され、ヒンジピン315とシャフト69とが一体に回転するようになっている。
図6は、ドアチェック装置の分解斜視図である。図7−図10はドアチェック装置を説明する図で、図7は上面図、図8は図7の切断線A−Aでの断面図、図9は下面図、図10は図7の切断線B−Bでの断面図である。
ドアチェック装置351は、ポンプ51と、前述した一方向バルブと同じ構成の一対の一方向バルブとからなっている。
ケーシング63には、上面が開放面となった断面形状が略扇状の穴63aが設けられている。穴63a内には、穴63aを第1室64、第2室66に分けるフラップ67が設けられている。このフラップ67はシャフト69と一体的に形成されている。そして、シャフト69の一方の端部側は、穴63aの底面63bに形成された穴63cに嵌合し、シャフト69の他方の端部は、ケーシングキャップ65に形成された穴65aに嵌合し、シャフト69は回転可能に支持されている。また、穴63a内にはシリコーンオイル等の液体が充填されている。
穴63aに隣接して、第1バルブ201、第2バルブ201’が設けられる穴63d、63eが形成されている。第1バルブ201、第2バルブ201’の構成は、図2に示す一方向バルブと略同一構造であるので、同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。本形態例の一方向バルブと図2に示す一方向バルブとの相違点は、本形態例では、弁体21、21’、板ばね41、41’が組み付けやすくするように、液体導入口3、3’が形成され、弁体21、21’側に穴部7a、7a’が形成された絞り体7、7’を設けた点と、液体吐出口5の位置が異なる点である。
ポンプ51の第1室64には2つの液体吐出口、即ち、ケーシングキャップ65側の第1液体吐出口64aと穴63aの底面側の第1’液体吐出口64bが形成されている。ポンプ51の第2室66にも2つの液体吐出口、即ち、ケーシングキャップ65側の第2液体吐出口66aと穴63aの底面側の第2’液体吐出口66bが形成されている。
ケーシングキャップ65内には、第1室64の第1液体吐出口64aと第1バルブ201の液体導入口3とを接続する管路65cと、第2室66の第2液体吐出口66aと第2バルブ201’の液体導入口3’とを接続する管路65bとが形成されている。
穴63aの底面側のケーシング63内には、第2室66の第2’液体吐出口66bと第1バルブ201の液体吐出口5とを接続する管路63fと、第1室64の第1’液体吐出口64bと第2バルブ201’の液体吐出口5’とを接続する管路63gとが形成されている。
従って、管路65cと、第1バルブ201を介して管路65cに接続された管路63fとで、一端部がポンプ51の第1液体吐出口64aに、他端部がポンプ51の第2’液体吐出口66bに接続された第1管路が形成され、この第1の管路に第1バルブ201が設けられていることとなる。
又、管路65bと、第2バルブ201’を介して管路65bに接続された管路63gとで、一端部がポンプ51の第2液体吐出口66aに、他端部がポンプ51の第1’液体吐出口64bに接続された第2管路が形成され、この第2管路に第2バルブ201’が設けられていることとなる。
次に、上記構成の作動を説明する。
通常、第1バルブ201、第2バルブ201’の板ばね(付勢手段)41、41’の付勢力が弁体21、21’の第2面21e、21e’を押圧し、穴部7a、7a’を塞ぐ方向の分力が発生し、弁体21、21’は穴部7a、7a’を塞いでいる。
ドアが回転すると、ドアの回転方向によりフラップ67が回転し、ポンプ51の第1液体吐出口64a、第1’液体吐出口64bと第2液体吐出口66a、第2’液体吐出口66bとのうちのどちらか一方の液体吐出口から液体が吐出されようとする。
例えば、ドアが開く方向に回転し、ポンプ51の第1液体吐出口64a、第1’液体吐出口64bから液体が吐出されようとした場合は、管路65cを通った液体により、第1バルブ201の弁体21は、液体の圧力により穴部7aから離れる方向に押される。また、管路63gを通った液体により、第2バルブ201’の弁体21’は、液体の圧力により穴部7a’を塞ぐ方向に押される。
第1バルブ201において、液体の圧力により、板ばね(付勢手段)41の付勢力に抗して、弁体21が穴部7aから離れる方向に移動すると、板ばね41は弁体21の第1面21dを押し、穴部7aを塞ぐ方向の分力が小さくなる。即ち、ドアの回転操作時、開始時は大きな操作力を必要とするが、ドアの回転が開始されるとドアの回転操作力は軽くなる。そして、第1バルブ201の弁体21を押した液体は、第1バルブ201の液体吐出口5から管路63fを通り、ポンプ51の第2室66へ送られる。
ドアの回転操作を停止すると、板ばね(付勢手段)41の付勢力の穴部7aを塞ぐ方向の分力により、第1バルブ201の弁体21は速やかに穴部7aを塞ぐ。この時、弁体21を穴部7aから離れる方向に移動させるには、大きなドアの回転操作力が必要となるので、ドアの回転操作をやめた時の状態が保持されやすくなる。
又、ドアが閉まる方向に回転し、ポンプ51の第2液体吐出口66a、第2’液体吐出口66bから液体が吐出されようとした場合は、管路65bを通った液体により、第2バルブ201’の弁体21’が、液体の圧力により穴部7a’から離れる方向に押される。また、管路63fを通った液体により、第1バルブ201の弁体21は、液体の圧力により穴部7aを塞ぐ方向に押される。第2バルブ201’において、液体の圧力により、板ばね(付勢手段)41’の付勢力に抗して、弁体21’が穴部7a’から離れる方向に移動すると、板ばね41’は弁体21’の第1面21d’を押し、穴部7a’を塞ぐ方向の分力が小さくなる。即ち、ドアの回転操作時は開始後は大きな操作力を必要とするが、ドアの回転が開始されるとドアの回転操作力は軽くなる。そして、第2バルブ201’の弁体21’を押した液体は、第2バルブ201’の液体吐出口5’から管路63gを通り、ポンプ51の第1室64へ送られる。
ドアの回転操作を停止すると、板ばね(付勢手段)41’の付勢力の穴部7a’を塞ぐ方向の分力により、第2バルブ201’の弁体21’は速やかに穴部7a’を塞ぐ。この時、弁体21’を穴部7a’から離れる方向に移動させるには、大きなドアの回転操作力が必要となるので、ドアの回転操作をやめた時の状態が保持されやすくなる。
尚、ドアチェック装置としては、上記形態例に限定するものではない。図11−図13に示すような構成でもよい。図11はドアチェック装置の外観図、図12は図11の切断線C−Cでの断面図、図13は図12の切断線D−Dでの断面図である。これらの図に示すようにドアチェック装置401のケーシング403内には、液体が充填されている。ケーシング403内には、ケーシング403の対向する第1部(上部)403a、第2部(下部)403bに回転可能に支持されたシャフト405が配置されている。
シャフトの周面には、ケーシング内を第1室407と、第2室409とに分けるフラップ411が設けられている。
フラップ411には、一方の開口が第1室407に、他方の開口が第2室409に臨むように、それぞれ第1管路421と、第2管路423とが形成されている。
第1管路421、第2管路423には、図2で説明した第1一方向バルブ431、第2一方向バルブ433が設けられている。第1一方向バルブ431は、第1室407内の液圧が高くなると、開状態となるように設けられ、第2一方向バルブ433は、第2室409内の液圧が高くなると、開状態となるように設けられている。
このような構成によれば、フラップ411に、一方の開口が第1室407に、他方の開口が第2室409に臨むように、それぞれ第1管路421と、第2管路423とを形成し、第1管路421、第2管路423にそれぞれ一方向バルブを設けたことで、ドアチェック装置が小型化できる。
一方向バルブの構成図で、(a)図はバルブ閉状態を示し、(b)図はバルブ開状態を示し、(c)図はバルブの主要部の分解斜視図である。 他の形態例の一方向バルブの構成図で、(a)図はバルブ閉状態を示し、(b)図はバルブ開状態を示している。 の一方向バルブの弁体の変形例を説明する図である。 ドアチェック装置が設けられたドア回りの分解斜視図である。 図4のアッパヒンジ部分を拡大した図である。 ドアチェック装置の分解斜視図である。 図6のドアチェック装置の上面図である。 図7の切断線A−Aでの断面図である。 下面図である。 図7の切断線B−Bでの断面図である。 他の形態例のドアチェック装置の外観図である。 図11の切断線C−Cでの断面図である。 図12の切断線D−Dでの断面図である。
符号の説明
7a 穴部
21 弁体
21d 第1面
21e 第2面
29 スプリング

Claims (4)

  1. ハウジングに設けられ、液体が流れる管路と、
    該管路内に移動可能に設けられる弁体と、
    前記管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部と、
    前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段とを有する一方向バルブであって、
    前記付勢手段は、前記ハウジング側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、
    前記ハウジング側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、
    前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、
    前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼしていることを特徴とする一方向バルブ。
  2. 前記面は、複数の面、曲面のうちのいずれか一方であることを特徴とする請求項1記載の一方向バルブ。
  3. 第1液体吐出口、第2液体吐出口を有し、ドアの回転方向に応じて、液体を前記第1液体吐出口または第2液体吐出口から吐出するポンプと、
    前記ポンプに設けられ、一端部が前記ポンプの第1液体吐出口に、他端部が前記ポンプの前記第2液体吐出口にそれぞれ接続された第1管路、第2管路と、
    前記第1管路内に設けられる弁体、前記第1管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第1一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第1室から前記第2室への液体の流れを許容し、前記第2室から前記第1室への液体の流れを阻止する第1一方向バルブと、
    前記第2管路内に設けられる弁体、前記第2管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第2一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記ポンプ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第2室から前記第1室への液体の流れを許容し、前記第1室から前記第2室への液体の流れを阻止する第2一方向バルブと、
    からなることを特徴とするドアチェック装置。
  4. 液体が充填されるケーシングと、
    該ケーシング内に配置され、前記ケーシングの対向する第1部、第2部に回転可能に支持されたシャフトと、
    該シャフトの周面に設けられ、前記ケーシング内を第1室、第2室に分けるフラップと、
    一方の開口が前記第1室に、他方の開口が前記第2室に臨むように、前記フラップにそれぞれ設けられた第1管路、第2管路と、
    前記第1管路内に設けられる弁体、前記第1管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第1一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第1室から前記第2室への液体の流れを許容し、前記第2室から前記第1室への液体の流れを阻止する第1一方向バルブと、
    前記第2管路内に設けられる弁体、前記第2管路内であって、前記弁体より上流側に設けられ、前記弁体が塞ぐことによって閉状態となる穴部、前記弁体を前記穴部を塞ぐ方向に移動させる付勢手段を有する第2一方向バルブであって、前記付勢手段は、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか一方の側に設けられ、前記フラップ側、前記弁体側のうちのいずれか他方の側には、前記弁体の移動方向に対して交差し、前記付勢手段の付勢力が作用すると、前記弁体に前記穴部を塞ぐ方向の分力が発生する面が形成され、前記面は、前記弁体が前記穴部に近づく、前記穴部を塞ぐ方向の分力が大きくなるように形成され、前記付勢手段は前記面を前記弁体の移動方向に対して交差する方向から常に押圧し、前記弁体に対し前記穴部を塞ぐ方向に常に付勢力をおよぼし、前記第2室から前記第1室への液体の流れを許容し、前記第1室から前記第2室への液体の流れを阻止する第2一方向バルブと、
    からなることを特徴とするドアチェック装置。
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