JP4858158B2 - スロットル弁の制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載された内燃機関の吸入空気流量を調整するために設けられたスロットル弁の制御装置に関する。
アクセルペダルの踏み込み状態から目標加速度を算出し、その目標加速度と車両の実加速度との偏差に応じてスロットル弁の開度を補正するスロットル弁の制御装置が知られている(特許文献1)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2及び3が存在する。
特開2001−234791号公報 特開平5−240073号公報 特開平5−38964号公報
特許文献1の制御装置は、目標加速度と実加速度との偏差に応じて補正するだけであるので、実加速度が目標加速度へ到達するまでの到達時間が長くなる。そのため、ドライバーは加速レスポンスが鈍いと感じるおそれがある。
そこで、本発明は、実加速度が目標加速度へ到達するまでの到達時間を短縮してドライバーが感じる加速レスポンスを向上できるスロットル弁の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の制御装置は、車両に搭載された内燃機関の吸入空気流量を調整するために設けられたスロットル弁の制御装置であって、前記内燃機関のアクセルペダルの操作状態に応じた前記車両の前後方向に関する目標加速度を設定する目標加速度設定手段と、前記車両の前後方向に関する実際の加速度である実加速度が前記目標加速度よりも小さいことを条件として、前記スロットル弁の開度を開き側の所定開度まで拡大する開度拡大制御を開始する開度拡大制御手段と、前記開度拡大制御が開始された後に、前記実加速度が前記目標加速度へ到達するまでの到達時間を前記実加速度の時間変化に基づいて推定する到達時間推定手段と、前記スロットル弁の開度を前記所定開度まで拡大された状態から縮小する開度縮小制御を、前記到達時間に達する前に開始する開度縮小制御手段と、を備え、前記開度縮小制御手段は、前記開度縮小制御の開始の起点として、前記スロットル弁の開度変化が前記実加速度の変化として現れるまでの遅れ時間を考慮して前記実加速度が前記目標加速度を超えるオーバーシュートを抑制可能なタイミングを設定することにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
この制御装置によれば、目標加速度と実加速度との偏差の大きさとは無関係に、実加速度が目標加速度よりも小さいことを条件としてスロットル弁の開度が所定開度まで拡大される。それにより、実加速度の立ち上がりが鋭く、つまり加速度の上昇速度が速くなり目標加速度への到達時間が短縮する。開度拡大制御が開始された後にスロットル弁の開度が所定開度のままであると実加速度が目標加速度を超えてしまう。そのため、スロットル弁の開度変化が実加速度の変化として現れる遅れ時間を考慮して、目標加速度への到達時間に達する前にスロットル弁の開度が縮小される。これにより、実加速度が目標加速度を超えるオーバーシュートを抑えることができる。
開度拡大制御の際の所定開度は適宜に定めてよい。例えば、その所定開度として前記スロットル弁の最大開度が設定されてもよい(請求項2)。この場合、吸入空気流量が最大となるので、実加速度の目標加速度への到達時間を最も短縮できるようになる。
本発明の一態様においては、前記開度縮小制御手段は、前記開度縮小制御を行っている間に、前記目標加速度と前記実加速度とを比較し、その比較結果と前記実加速度の変化の傾向とに基づいて前記スロットル弁の開度を補正してもよい(請求項3)。開度縮小制御の際の開度は内燃機関の運転状態に応じた適合値で制御してよいが、坂路や高地等の車両の走行環境が変化すると、その適合値に開度を制御しても実加速度が目標加速度へ至らない、あるいは実加速度が目標加速度を上回るおそれがある。この場合、目標加速度と実加速度との比較結果のみで開度を補正した場合にはその補正が後手に回り制御が不安定になるおそれがある。この態様によれば、目標加速度と実加速度との比較結果だけでなく、実加速度の変化の傾向も考慮されるため、制御の安定性が向上する。例えば、実加速度と目標加速度が等しく、かつ実加速度の変化の傾向が増加方向にある場合には開度が減じられるように前記補正を行ってもよい(請求項4)。これにより、実加速度が目標加速度を超えるオーバーシュートを抑制する効果が向上する。実加速度の変化の傾向は、例えば実加速度の時間に関する二階微分値を算出し、その二階微分値に基づいて特定することができる。
以上説明したように、本発明によれば、目標加速度と実加速度との偏差の大きさとは無関係に、実加速度が目標加速度よりも小さいことを条件としてスロットル弁の開度が所定開度まで拡大されため、実加速度の立ち上がりが鋭く、つまり加速度の上昇速度が速くなり目標加速度への到達時間が短縮する。
図1は本発明の制御装置が適用された内燃機関を搭載する車両の概略を示している。車両1には内燃機関2が走行用動力源として搭載されている。内燃機関1は4つの気筒3が一列に並べられた直列4気筒型のガソリンエンジンとして構成される。各気筒3には、エアフィルタ5にて濾過された空気と燃料噴射弁6にて噴射された燃料とが混合した混合気が吸気通路4によって導かれる。内燃機関2の吸入空気流量は吸気通路4に設けられたスロットル弁7にて調整され、その吸入空気流量に応じた燃料が燃料噴射弁6にて噴射されることにより、各気筒3に導かれる混合気の空燃比が所定の空燃比に調整される。スロットル弁7は吸気通路4を完全に閉じる開度から最大開度までの間で開度を操作できる電磁駆動型の周知のものである。各気筒3に導かれた混合気は不図示の点火プラグにて着火され、その燃焼によりクランクシャフト8から所定トルクが出力される。各気筒3における燃焼後の排気は排気通路9に導かれ、その排気通路9に設けられた不図示の排気浄化装置にて排気中の有害物質が浄化されてから大気に放出される。
内燃機関2のクランク軸8にはトランスミッション10が連結され、トランスミッション10にて変速されたクランクシャフト8の回転はプロペラシャフト11及び差動装置12を介して左右の駆動輪13に伝達される。これにより、車両1は内燃機関2を走行用動力源として所望の走行状態で走行することができる。車両1の走行状態は、エンジンコントロールユニット(ECU)20がドライバにて操作されるアクセルペダル14の操作状態に応じたスロットル弁7の開度及び燃料噴射量をそれぞれ演算し、その演算結果に応じてスロットル弁7及び燃料噴射弁6を操作することにより制御される。ECU20には、車両1の走行状態、言い換えれば内燃機関2の運転状態を制御するため各種のセンサからの信号が入力されるが、ここでは、本発明に関連するもののみを図示する。即ち、ECU20にはアクセルペダル14の踏み込み量(アクセル開度)に応じた信号を出力するアクセル開度センサ21、内燃機関2の機関回転速度、即ちクランクシャフト8の回転速度に応じた信号を出力するクランク角センサ22、スロットル弁7の開度(スロットル開度)を検出するスロットルポジションセンサ23及び車両1の前後方向(図1の左右方向)の加速度(以下、単に加速度という。)に応じた信号を出力する加速度センサ24からの信号がそれぞれ入力される。
本実施形態はドライバーがアクセルペダル14を踏み込んでから所要の加速度が得られるまでの加速過渡時におけるスロットル弁7の開度制御にその特徴がある。以下、加速過渡時においてECU20が行う制御について説明し、定常時におけるECU20の制御については説明を省略ないし簡略化する。
図2はアクセル開度が開き方向に急変した車両1の加速過渡時におけるスロットル開度及び加速度のそれぞれの時間的変化の一例を示した説明図である。この図においてスロットル開度を一点鎖線で、加速度を実線で、アクセル開度を破線でそれぞれ示す。ECU20は、ドライバーによりアクセルペダル14が踏み込まれると、そのアクセル開度Accに応じた車両1の加速度の目標値(目標加速度)Gtrgを設定し、車両1の実際の加速度(実加速度)Gがその目標加速度Gtrgに到達するようにスロットル弁7の開度を制御する。そのような加速過渡時に実行されるスロットル弁7の開度制御には、アクセルペダル14が踏み込まれてからスロットル開度Thrを一時的に拡大する開度拡大制御とその後に行われる開度縮小制御とが含まれる。図2に示すように、開度拡大制御では実加速度Gが目標加速度Gtrgよりも小さい場合に直ちにスロットル開度Thrを最大開度(100%)まで拡大する。スロットル弁7が最大開度に制御されてから実加速度Gが立ち上がりはじめるまでには多少時間が遅れるが、実加速度Gの立ち上がりは鋭くなる。
スロットル開度Thrを最大開度のままにしておくと、実加速度Gが目標加速度Gtrgを大幅に超えてドライバーが求める加速感以上のものとなってしまうため、開度拡大制御に続いてスロットル開度Thrを最大開度から縮小する開度縮小制御が行われる。開度縮小制御は、スロットル弁7の開度変化が実加速度Gの変化として現れるまでの遅れ時間αを考慮して、実加速度Gが目標加速度Gtrgへ到達する到達時間Tに達する前に開始される。つまり、到達時間Tが遅れ時間αに等しくなったタイミングで開度縮小制御が開始される。これにより、開度縮小制御の開始が遅れることによってオーバーシュートが過大になることを防止できるようになる。
図3〜図5は以上の制御を実現するためにECU20が行う制御ルーチンを示し、図3は加速過渡を判定する加速過渡判定制御を、図4はスロットル開度を拡大する開度拡大制御を、図5はスロットル開度を縮小する開度縮小制御をそれぞれ示している。これらの制御ルーチンはそれぞれ並行して所定間隔で繰り返し実行される。図3に示すように、ECU20はステップS1において、アクセル開度センサ21の出力信号を参照してアクセル開度Accを検出する。次に、ステップS2で、検出したアクセル開度Accに応じた目標加速度Gtrgを設定する。次に、ステップS3で、所定時間当たりのアクセル開度の変化量ΔAccを算出する。次に、ステップS4においてアクセル開度変化量ΔAccが、所定の閾値AccThよりも大きいか否かを判定し、変化量ΔAccが閾値AccThよりも大きい場合はステップS5に進み、そうでない場合は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終える。閾値AccThは、加速過渡を判定し、かつ上述した開度拡大制御の実行の要否を決定する基準としての意義を有する。
次に、ステップS5で、加速度センサ24の出力信号を参照して実加速度Gを検出し、その実加速度Gが目標加速度Gtrgよりも小さいか否かを判定する。実加速度Gが目標加速度Gtrgよりも小さい場合はステップS6に進み、そうでない場合は処理をスキップして今回のルーチンを終了する。ステップS6では、拡大制御の実行及びその開始時期を管理するための拡大制御開始フラグF1をセットする(F1=1)。そして、今回のルーチンを終了する。
次に、図4に示すように、ステップS11では、上述した拡大制御開始フラグF1がセットされているか否かを判定し、セットされていない場合は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。拡大制御開始フラグF1がセットされている場合は、ステップS12に進んで、スロットル弁7が全開、つまりスロットル弁7が最大開度となるようにスロットル弁7の動作を制御する。次に、ステップS13では実加速度Gの一階微分値G′を算出する。次に、ステップS14では実加速度Gが目標加速度Gtrgへ到達するまでの目標到達時間Tを微分値G′に基づいて算出する。
次に、ステップS15において、目標到達時間Tが遅れ時間α以下であるか否かを判定する。この遅れ時間αはスロットル弁7の開度変化が実加速度Gの変化として現れるまでの時間であり、内燃機関2の運転状態に応じた値が予め設定されている。目標到達時間Tが遅れ時間α以下の場合はステップS16に進み、そうでない場合はスロットル開度が全開状態に保持されるようにステップS11に戻る。ステップS16では、拡大制御開始フラグF1をクリアし(F1=0)、続くステップS17では、開度縮小制御の実行及びその開始を管理するための縮小制御開始フラグF2をセットする(F2=1)。そして、今回のルーチンを終了する。
次に、図5に示すように、ステップS21で上述した縮小制御開始フラグF2がセットされているか否かを判定し、フラグF2がセットされている場合はステップS22に進み、そうでない場合は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。ステップS22では、スロットル開度を最大開度の状態から閉じ側の開度へ縮小されるようにスロットル弁7の動作を制御する。この閉じ側の開度は目標加速度Gtrgに応じて設定される。次に、ステップS23では実加速度Gの二階微分値G″を算出する。
次に、ステップS24では、実加速度Gが目標加速度Gtrgを超えているか否かを判定し、実加速度Gが目標加速度Gtrgを超えている場合はステップS29に進んでスロットル開度を閉じ側に補正する。一方、実加速度Gが目標加速度Gtrgを超えていない場合はステップS25に進んで、実加速度Gが目標加速度Gtrgと等しいか否かを判定する。実加速度Gが目標加速度Gtrgと等しい場合は、ステップS26に進み、そうでない場合はステップS28に進む。ステップS26では実加速度Gの二階微分値G″が正であるか否かを判定し、正である場合はステップS27に進み、そうでない場合はステップS30に進んでスロットル開度を現在の状態に維持する。ステップS27では二階微分値G″が0でないか否かを判定し、二階微分値G″が0でない場合は実加速度Gが目標加速度Gtrgに達していながら実加速度Gが増加傾向にあるため、ステップS29に進んでスロットル開度を閉じ側に補正する。一方、ステップS27で二階微分値G″が0であるときはステップS30に進んでスロットル開度を現在の状態に維持する。
ステップS28では二階微分値G″が正であるか否かを判定し、二階微分値G″が正であるときはステップS30に進んでスロットル開度を現在の状態に維持する。一方、二階微分値G″が正でない場合は実加速度Gが目標加速度Gtrgに達しておらず、かつ実加速度Gの変化が減少傾向にあるため、ステップS31に進みスロットル開度を開き側に補正する。
次に、ステップS32では、スロットル開度の補正を終了するために設けられた補正終了条件が成立したか否かを判定し、その条件が成立していない場合はスロットル開度の補正を続行するためステップS23に戻り、その条件が成立した場合はステップS33に進んで縮小制御開始フラグをクリアして(F2=0)、今回のルーチンを終了する。補正終了条件は適宜設定すればよいが、例えば実加速度Gが0となって定常状態に至ったことをその要件の一つに含めることができる。
以上の図3〜図5に示した制御ルーチンを実行することにより、目標加速度Gtrgと実加速度Gとの偏差の大きさとは無関係に、実加速度Gが目標加速度Gtrgよりも小さいことを条件としてスロットル弁7の開度が最大開度まで拡大されるため、実加速度Gの立ち上がりが鋭くなり、目標加速度Gtrgへの到達時間が短縮する。このような開度拡大制御が開始されてから、遅れ時間を考慮Tを考慮して目標加速度Gへの到達する前にスロットル弁7の開度が縮小されるため、実加速度Gが目標加速度Gtrgを超えるオーバーシュートを抑えることができる。
更には、実加速度Gが目標加速度Gtrgに達した場合、つまり実加速度Gが目標加速度Gtrgと等しい場合でも、実加速度Gの二階微分値G″に基づいて、実加速度Gが増加傾向にあると判断した場合はスロットル開度が閉じ側に補正、つまりスロットル開度が減じられるように補正される。そのため、オーバーシュートの抑制効果が更に向上する。
以上の形態においては、図3のステップS2を実行することにより、ECU20が本発明に係る目標加速度設定手段として、図4の制御ルーチンを実行することによりECU20が本発明に係る開度拡大制御手段として、図4のステップS13及びステップS14を実行することにより本発明に係る到達時間推定手段として、図5の制御ルーチンを実行することにより開度縮小制御手段として、それぞれ機能する。
但し、本発明は以上の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の形態にて実施できる。上記の形態では開度拡大制御において、開き側の所定開度としてスロットル開度を最大開度(全開)に制御しているが、最大開度に制御することは必須ではなく、開度拡大制御において、スロットル開度を拡大する際の上限の開度は適宜設定してよい。
本発明に係る制御装置が適用された内燃機関を搭載する車両の概略を示した図。 アクセル開度が開き方向に急変した車両の加速過渡時におけるスロットル開度及び加速度のそれぞれの時間的変化の一例を示した説明図。 加速過渡判定制御の制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 開度拡大制御の制御ルーチンの一例を示したフローチャート。 開度縮小制御の制御ルーチンの一例を示したフローチャート。
符号の説明
1 車両
2 内燃機関
7 スロットル弁
14 アクセルペダル
20 ECU(目標加速度設定手段、開度拡大制御手段、到達時間推定手段、開度縮小制御手段)

Claims (4)

  1. 車両に搭載された内燃機関の吸入空気流量を調整するために設けられたスロットル弁の制御装置であって、
    前記内燃機関のアクセルペダルの操作状態に応じた前記車両の前後方向に関する目標加速度を設定する目標加速度設定手段と、前記車両の前後方向に関する実際の加速度である実加速度が前記目標加速度よりも小さいことを条件として、前記スロットル弁の開度を開き側の所定開度まで拡大する開度拡大制御を開始する開度拡大制御手段と、前記開度拡大制御が開始された後に、前記実加速度が前記目標加速度へ到達するまでの到達時間を前記実加速度の時間変化に基づいて推定する到達時間推定手段と、前記スロットル弁の開度を前記所定開度まで拡大された状態から縮小する開度縮小制御を、前記到達時間に達する前に開始する開度縮小制御手段と、を備え
    前記開度縮小制御手段は、前記開度縮小制御の開始の起点として、前記スロットル弁の開度変化が前記実加速度の変化として現れるまでの遅れ時間を考慮して前記実加速度が前記目標加速度を超えるオーバーシュートを抑制可能なタイミングを設定することを特徴とするスロットル弁の制御装置。
  2. 前記所定開度として、前記スロットル弁の最大開度が設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスロットル弁の制御装置。
  3. 前記開度縮小制御手段は、前記開度縮小制御を行っている間に、前記目標加速度と前記実加速度とを比較し、その比較結果と前記実加速度の変化の傾向とに基づいて前記スロットル弁の開度を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットル弁の制御装置。
  4. 前記開度縮小制御手段は、前記実加速度と前記目標加速度が等しく、かつ実加速度の変化の傾向が増加方向にある場合には前記スロットル弁の開度が減じられるように前記補正を行うことを特徴とする請求項3に記載のスロットル弁の制御装置。
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