JP4858000B2 - 保護キャップ付き注出口 - Google Patents

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Description

本発明は、保護キャップ付き注出口に関し、特に薬液や流動食などの液状の流動物を密封包装するパウチに取付けられる保護キャップ付き注出口であって、注出口を直接手でさわることなく、保護キャップの回動により間接的に注出口を開封することにより、衛生的かつ容易に使用することのできる保護キャップ付き注出口に関する。
従来、病院等の医療機関で患者等に流動食を投与するために用いる流動食用の容器としては、使用の都度、流動食を専用の供給用容器に移し替える必要がなく、また、使用後の容器の洗浄などの手間を省き、使い勝手をよくするため、使い捨てタイプの注出口付きパウチが使用されるようになってきている。このような注出口付きパウチは、通常、流動食を密封した後、加圧過熱殺菌処理が施され、使用時には、消費者が注出口を開封して、そこに供給チュ−ブを連結して患者等に流動食を投与するものであり、このとき、必要に応じて、パウチの上部に形成された注入部より、希釈液を注入して、流動食の濃度などの調整が行なわれ、また、流動食の投与後には、この注出口付きパウチに飲料水などを注入して、流動食と同様に飲料水を衛生的に投与することができる(例えば特許文献1)。
このような流動食等が充填されているパウチ等の容器50は、通常、図11(a)に示すように、スタンドSに吊り下げられた平袋形状のパウチ50、若しくは、図11(b)に示すように、机上に自立可能な自立面Jを有するスタンドパウチ60の一端に取り付けられた注出口10の止め栓5(閉塞部材5)を、直接手でひねって開封する必要があり、特に内容物Bが薬剤等である場合、衛生的に問題があった。また、薬剤に限らず、流動食等においても注出口10を直接手で触れることで内容物Bが汚染される可能性があり、開封の都度手を消毒する必要があり、内容物Bを注出する作業に手間がかかるという問題があった。
このような問題を解決するために、注出口10の閉塞部材5に直接触れることなく、注出口10にキャップを被せて、該キャップの操作により止め栓を開封可能なキャップ付き注出口が提案されている(例えば、特許文献2)。その構成は、注出口の開口を塞ぐ、上面視で十字形状の閉塞部材を、薄肉部を介して注出口と一体に形成し、該注出口にキャップを被せるとともに、閉塞部材の凸部分を、キャップ内部の凹部分へと係合して、キャップの回転に伴い閉塞部材を回転させて薄肉部をねじり切ることが可能である。
しかし、閉塞部材の凸部分を、キャップ内部の凹部分へと係合して、閉塞部材をキャップへと係合する構成の場合、キャップを被せる際に、閉塞部材の凸部分が、キャップ内部の凹部分へと当接してしまうと、薄肉部が破断してしまう恐れがあり、慎重にキャップを被せる必要がある。
また、このような保護キャップ付き注出口が、流動食を内容物とするレトルトパウチに適用される場合、レトルトパウチとともにレトルト殺菌される場合があり、その際に、保護キャップ内部に水分が浸入してしまうという問題があった。保護キャップ内部に水分が長期残存してしまうと腐敗の恐れがあるため、一旦浸入した水分を早い段階で取り除く必要がある。このため、保護キャップの上部に切欠き(排水孔)を形成して、保護キャップ内部の水分を排出する構成としている(例えば、特許文献2)。
しかし、保護キャップに排水孔を形成した場合、この排水孔から保護キャップ内部へと異物等が浸入してしまう恐れがあり衛生的に問題がある。
特開2002−193275号公報 特開2002−211593号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その課題は、主に、流動食などに用いるパウチに一体形成された保護キャップ付き注出口において、保護キャップを注出口へと装着する際のショックにより、注出口の薄肉部が破断してしまうことを防ぎ、安全かつ確実に保護キャップを注出口へと装着可能とし、また、注出口から保護キャップを取り外す際に、簡単な保護キャップの回動操作により注出口を開封可能としつつ、保護キャップの取り外しとともに閉塞部材を同時に取り外すことが可能な保護キャップ付き注出口を提供することを課題とし、薬剤や流動食などをパウチに注入して患者等に投与する際にも、衛生的かつ容易に注出口の開封が可能な保護キャップ付き注出口を提供することである。さらには、保護キャップに排水孔を形成することなく、保護キャップへの異物等の浸入を防ぎ、かつ、レトルト殺菌等による保護キャップ付き注出口内部への残留水分を除去することが可能な、保護キャップ付き注出口を提供することである。
そこで、これらの課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、注出口の上部開口を塞ぐ閉塞部材を有し、前記閉塞部材を回動させて前記閉塞部材と前記注出口とを繋ぐ薄肉部を破断することで注出口の初期開封を行なう、保護キャップ付き注出口において、前記閉塞部材に形成された弾性復帰力を有する開閉自在な羽根部材が、閉じつつ保護キャップ内部の狭路を通過した後、開放して係止孔へと係止することにより保護キャップ内部に保持されるとともに、前記羽根部材が前記係止孔を塞ぎ、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップ内に保持された前記閉塞部材がともに回動して、前記注出口の初期開封を行うとともに、前記保護キャップを前記注出口から取り外すことにより、前記保護キャップ内部に保持された前記閉塞部材が前記保護キャップとともに取り外されることを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記保護キャップを一意の方向へと回動させるための複数のガイド部材を、注出口の外周および保護キャップの内周に形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記ガイド部材は、前記保護キャップの取り外し位置において、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップのガイド部材が当接して保護キャップを上方へと押し上げる傾斜部を有することを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記保護キャップの内部と前記閉塞部材とに、脱落防止用の凸リブと凹部を形成し、これらを係合することにより、前記保護キャップ内部に前記閉塞部材を係合したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項記載の発明は、保護キャップ内部の水分を排出するため、フランジ部分を含む前記注出口の一部に、排水溝を形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記排水溝は、前記注出口の前後左右に複数対形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記保護キャップに、前記保護キャップを回転させる方向を示す回転方向表示を形成したことを特徴とする、保護キャップ付き注出口である。
上記課題を解決すべく、本発明の請求項1記載の発明は、注出口の上部開口を塞ぐ閉塞部材を有し、前記閉塞部材を回動させて前記閉塞部材と前記注出口とを繋ぐ薄肉部を破断することで注出口の初期開封を行なう、保護キャップ付き注出口において、前記閉塞部材に形成された弾性復帰力を有する開閉自在な羽根部材が、閉じつつ保護キャップ内部の狭路を通過した後、開放して係止孔へと係止することにより保護キャップ内部に保持されるとともに、前記羽根部材が前記係止孔を塞ぎ、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップ内に保持された前記閉塞部材がともに回動して、前記注出口の初期開封を行うとともに、前記保護キャップを前記注出口から取り外すことにより、前記保護キャップ内部に保持された前記閉塞部材が前記保護キャップとともに取り外されることを特徴とするから、弾性復帰力を有する羽根部材の開閉により、薄肉部への負荷を吸収しつつ保護キャップ内部へと閉塞部材を係止することが可能であり、薄肉部を誤って破断してしまうようなことがない。また、羽根部材が係止孔へと係止する構成であるから、閉塞部材の保護キャップ内への係止を強固にすることが可能であるとともに、係止孔を羽根部材により塞ぐ構成であるから、保護キャップ内部への異物等の浸入を防ぐことが可能である。そして、注出口に直接手を触れることなく、保護キャップの回動により間接的に注出口をねじり切り開封することが可能である。さらには、保護キャップの取り外しにより間接的に閉塞部材を取り外すことが可能である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記保護キャップを一意の方向へと回動させるための複数のガイド部材を、注出口の外周および保護キャップの内周に形成したことを特徴とするから、予め決められた手順でのみ保護キャップを注出口から取り外すことが可能であり、誤操作等により保護キャップが注出口から脱落してしまうようなことがない。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記ガイド部材は、前記保護キャップの取り外し位置において、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップのガイド部材が当接して保護キャップを上方へと押し上げる傾斜部を有することを特徴とするから、保護キャップを取り外し可能な位置において、保護キャップの回動操作に伴い、該保護キャップが上方へと持ち上げられるため、保護キャップの取り外しが可能であることを報知することが可能である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記保護キャップの内部と前記閉塞部材とに、脱落防止用の凸リブと凹部を形成し、これらを係合することにより、前記保護キャップ内部に前記閉塞部材を係合したことを特徴とするから、閉塞部材を保護キャップへと強固に固定することが可能である。
また、本発明の請求項記載の発明は、保護キャップ内部の水分を排出するため、フランジ部分を含む前記注出口の一部に、排水溝を形成したことを特徴とするから、保護キャップ付き注出口を殺菌、滅菌、加熱または冷却した際に、水分や水蒸気にさらされても、保護キャップ内部の水分を排出することが可能である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記排水溝は、前記注出口の前後左右に複数対形成したことを特徴とするから、保護キャップ内部のさらなる通気性を確保して、保護キャップ付き注出口を殺菌、滅菌、加熱または冷却した際に、水分や水蒸気にさらされても、保護キャップ内部の水分をより早期に排出することが可能である。
また、本発明の請求項記載の発明は、前記保護キャップに、前記保護キャップを回転させる方向を示す回転方向表示を形成したことを特徴とするから、予め決められた矢印等の表示に従って、保護キャップを回動操作することにより、簡単に保護キャップを取り外すことが可能であるとともに、誤って保護キャップを誤操作して注出口を破損させてしまう恐れがない。
本発明に係る保護キャップ付き注出口1は、図1(a)に示すように、薄肉部8を介して一体に形成された閉塞部材5により密封された状態の注出口10に、上方から保護キャップ20を被せるとともに、保護キャップ内部の図示しないガイド(縦ガイド、横ガイド)が、注出口のガイド部材Gへと係合(ロック)して、図1(b)に示すような、保護キャップ付き注出口1を形成する。このとき、閉塞部材5の左右に形成された開閉自在な羽根部材6が保護キャップ内部の図示しない狭路を通過後に開放するとともに、係止孔7へと内側から係止して、閉塞部材5が保護キャップ内部へと保持される構成である。
そして、注出口10を開封する際には、保護キャップ20を右方向(反時計回転)へと回動させることにより、保護キャップ20内部の閉塞部材5がともに回転するとともに、前記薄肉部8をねじり切り注出口10を開封し、図1(c)に示すように、保護キャップ20を上方へと取り外すことにより、前記閉塞部材5が保護キャップ内部に保持された状態で、前記保護キャップ20とともに上方へと取り外されて注出口10の開口11を形成する構成である。
このように、注出口10を開封する際に、保護キャップ20を回動することにより、注出口10に直接触れることなく、間接的に注出口10の薄肉部8をねじり切って開封し、さらには、保護キャップ20を上方へと取り外す操作のみで、保護キャップ20とともに閉塞部材5を注出口10から取り外すことが可能である。
特に、閉塞部材5に形成された前記羽根部材6により、保護キャップ装着時のショックを吸収して注出口10の薄肉部8が破断されてしまうことを防ぎ、さらには、保護キャップ20に形成された係止孔7へと閉塞部材5の羽根部材6が係止するとともに、前記係止孔7を前記羽根部材6により塞ぐことにより、保護キャップ内部への異物の浸入を防ぐことが可能である。
まず、このような保護キャップ付き注出口1の、前記注出口10の構成について説明する。
注出口10は、図2に示すように、注出口10上方の前記開口部分には、薄肉部8を介して閉塞部材5が一体に形成されており、注出口10の開口11を閉封している。そして、前記閉塞部材5を回転させることにより、薄肉部8がねじり切られて注出口10の初期開封を行う構成である。
前記閉塞部材5は、図2(a)に示すように、閉塞部材5の正面視において、横長の四角形状の閉塞部材本体5の中央部分から下方へと円筒形状からなる筒体を有しており、正面視において略T形状をなしている。さらに閉塞部材5の左右上部からは、それぞれ斜め下方へと2つの羽根部材6が延設されている。
前記羽根部材6は、羽根部材6の上端部分を軸に羽根部材6の下端部分が左右方向へと開閉自在な弾性復帰力を有しており、後述する、保護キャップ20を注出口10へと被せる際に、左右の羽根部材6が、ともに内方へと閉じて、保護キャップの狭路Vを通過した後、再び、左右の羽根部材6が、ともに外方へと開いて(開放して)、保護キャップ上部に形成された係止孔7の下縁へと羽根部材6の下端が当接することにより、閉塞部材6が保護キャップ20内部へと係止される(保持される)構成である。
そして、前記注出口10の中央部分には、図示しない供給チュ−ブを嵌合した際に、チューブの脱落を防止するための複数の溝からなるすべり止め2が形成され、該すべり止め2のさらに下方の注出口10の外周面には、後述する、保護キャップ20と注出口10とを係合し、または、保護キャップ20を取り外す際に保護キャップ20の取り外し操作を一意に決定するための、複数のガイド部材(12、13、14、15)が形成されている。
そして、ガイド部材(12、13、14、15)の下方には、注出口10を形成する際に、該注出口10を、図示しない機械の保持手により把持するための、上面視で六角形の板形状からなるフランジ3が形成され、該フランジ3の下方には、図示しないパウチ等の容器の一端部分へと前記注出口10を取り付けるための湾曲面からなる接着基部4が形成されている。
前記複数のガイド部材(12、13、14)は、注出口10の外周面に、外方へと凸形状を有する水平方向もしくは垂直方向に形成された凸部材(12、13、14)からなり、該複数のガイド部材(12、13、14)は、図2(a)正面視図に示すように、水平方向に形成されたガイド部材12と、該ガイド部材12の右端部分から垂直方向に起立したガイド部材13と、該ガイド部材13の右側に空間(隙間)を介して垂直方向に起立したガイド部材14と、からなる。
そして、図2(b)側面視図に示すように、ガイド部材14の右方には、再び水平方向にガイド部材12が形成され、該ガイド部材12の右端から再び垂直方向へとガイド部材13が形成されており、このように、複数のガイド部材(12、13、14)は、注出口10の正面と背面とで対称位置となるように2対のガイド部材(12、13、14)が形成されている。
また、前記ガイド部材14は、図2(c)上面視図に示すように、他のガイド部材(12、13)より、低く(薄く)形成されており、後述する、保護キャップ20を回動する際に、保護キャップ20の縦ガイド23が、このガイド部材14を乗り越えて回動することが可能となるように構成されている。
また、保護キャップ20の回動時、保護キャップ20の取り外し位置において、保護キャップ20の縦ガイドが、略三角形状の傾斜面に沿って上昇することにより、前記保護キャップ20が取り外し可能であることを報知することが可能な、傾斜面を有するガイド部材15(傾斜部)が形成されている。
そして、これらのガイド部材(12、13、14、15)は、後述する、保護キャップ20の内部に形成された縦ガイド23、および横ガイド21と組み合わされて、保護キャップ20の上方向への移動を阻止するとともに、回転方向への回動のみを可能としつつ、保護キャップ20の取り外し位置(開放位置)においてのみ、上方向へと保護キャップ20の取り外しを可能とする、保護キャップ20の取り外し工程を一意に決定する構造をなすものである。
次に、前記注出口10に被せる保護キャップ20について説明する。
まず、保護キャップ20の複数のガイド(23、25)について説明する。
保護キャップ20の内部には、図3(a)(b)(d)に示すように、上方位置から下方位置にかけて、垂直方向かつ内方へと凸形状からなる、2つの縦ガイド23と6つの振動防止ガイド25との、計8つの垂直方向のガイド(23、25)が保護キャップ20内周に等間隔を隔てて形成されている。
この縦ガイド23および振動防止ガイド25は、図3(c)下面視図に示すように、前記2つの縦ガイド23は、保護キャップ20の前後の中心対称位置に1つずつ計2対形成され、前記6つの振動防止ガイド25は、保護キャップ20の左右の中心対称位置に3つずつ計2対形成されている。
これら縦ガイド23および振動防止ガイド25は、保護キャップ20を注出口10に被せた際に注出口10の外周面に近接して、注出口10が保護キャップ20内部で振動してしまうことを防ぐ効果がある。さらには、縦ガイド23は、後述する、保護キャップ20を上方から被せた際に、前記注出口10のガイド部材13とガイド部材14との間の隙間へと挿入されるとともに、保護キャップ20を回動させる際に、ガイド部材13方(時計方向)への回動を阻止して、ガイド部材14方(反時計方向)へのみ回動を許可して、ガイド部材14を乗り越えて反時計方向へと回動可能とするものである。
他方、保護キャップ20内部の下方位置には、水平方向かつ内方へと凸形状を有する、2つの横ガイド21が形成されており、この2つの横ガイド21は、保護キャップ20の中心対称位置にそれぞれ形成されている。この横ガイド21は、後述する、前記注出口10のガイド部材12の下方空間に位置することにより、保護キャップ20の上方向への移動を阻止しつつ回転方向への回動のみを許すものである。
このように、保護キャップ20内部の、前記縦ガイド23と前記横ガイド21は、前記注出口10の前記複数のガイド部材(12、13、14、15)と組み合わされて、後述する、保護キャップ20を注出口10へと係合するとともに、保護キャップ20を取り外す際に、保護キャップ20の回動方向を一意に決定するためのガイドの役割をするものである。
次に、保護キャップ20の狭路Vおよび係止孔7について説明する。
図3(a)(b)(c)(d)に示すように、保護キャップ20の左右の上部には、前記注出口10の前記閉塞部材5に形成された羽根部材6を係止するための係止孔7がそれぞれ形成されている。
左右の係止孔7は、前記閉塞部材5の左右に形成された羽根部材6の側面視の形状と略同形状かつわずかに大きな形状からなり、前記羽根部材6が前記係止孔7を塞ぐことにより、係止孔7からの異物の浸入を防ぐことが可能である。
特に、羽根部材6が、大きな略四角形状の孔からなる係止孔6へと係止することで、前記閉塞部材5を保護キャップ20へと、強固かつ安定して係止することが可能である。
そして、前記係止孔7の下方には、前記羽根部材6が内方へと閉じた状態でのみ通過可能な狭路Vが形成されている。
この狭路Vは、保護キャップ内部に形成された左右の突起9間の空間であり、保護キャップ20を注出口10へと被せる際(装着する際)に、前記左右の突起9が、左右の羽根部材6に当接して、弾性復帰力を有する羽根部材6を内方へと閉じるとともに、左右の突起9間(狭路V)を下方から上方へと通過する。そして、羽根部材6が突起9間(狭路V)を通過後、再び羽根部材6が外方へと開いて、突起9の上縁すなわち係止孔7の下縁へと前記羽根部材6の下端部分が当接することにより、閉塞部材5を保護キャップ20へと係止する構成である。
特に、羽根部材6が保護キャップ内部の突起9に当接した際に、弾性復帰力を有する開閉自在な羽根部材6が、内方へと閉じて、突起9が当接した際のショックを吸収するため、注出口10の薄肉部8が破断してしまうようなことがなく、さらには、閉塞部材5の羽根部材6が外方へと開いて、羽根部材6の下端部分が、係止孔の下縁へと垂直に当接することにより、一旦、収容された閉塞部材5は、突起9より下方へと脱落してしまうことがなく、閉塞部材5を保護キャップ20へと強固に保持することが可能である。
また、前記羽根部材6と前記係止孔7とは略同形状をなしており、係止孔7を羽根部材6で塞ぐことで、係止孔7からの異物等の浸入を防止することが可能である。
前記係止孔9および前記羽根部材3の形状は、上記形状に限定されるものではなく、それぞれが略等しい形状かつ前記係止孔7を塞ぐことが可能な形状であれば、係止孔9および羽根部材6の形状は特に限定されるものではない。
以上のような構成からなる注出口10と保護キャップ20とを、それぞれ組み合わせて保護キャップ付き注出口1を形成するとともに、この保護キャップ付き注出口1の保護キャップ20を注出口10より取り外す操作および構成について以下に説明する。
まず、注出口10と保護キャップ20とを、それぞれ組み合わせて保護キャップ付き注出口1を形成する際には、図4に示すように、保護キャップ内部の縦ガイド23が、注出口10のガイド部材13とガイド部材14との隙間に位置するように挿入する。
これにより、保護キャップ20の縦ガイド23が、注出口のガイド部材13とガイド部材14との間の隙間に位置するとともに、保護キャップ20の横ガイド21が、注出口10のガイド部材12を乗り越えて、ガイド部材12の下方空間へと位置することにより、保護キャップ20を注出口10へと係合することが可能である。
他方、図5(a)(c)に示すように、閉塞部材5が保護キャップ内部の突起9間(狭路V)を通過する際に、弾性復帰力を有する左右の羽根部材6が、左右の突起9に当接するとともに、それぞれ内方へと閉じて、狭路Vの突起9間を上方へと通過し、図5(b)(d)に示すように、閉塞部材5が前記狭路Vを通過した後、再び左右の羽根部材6がそれぞれ外方へと開いて、羽根部材6の下端部分が、係止孔7の下縁(突起9の上縁)へと係止されることとなる。
そして、図6(a)(b)(c)に示すように、保護キャップ20の縦ガイド23が、注出口10のガイド部材13とガイド部材14との空間に位置することにより、横方向への回動が阻止されるとともに、保護キャップ内部の横ガイド21が、ガイド部材12の下方空間に位置することにより、縦方向への移動が阻止されることとなる。よって、保護キャップ20を注出口10へと係合する(ロックする)ことが可能である。
他方、閉塞部材5に形成された羽根部材6が、保護キャップ20に形成された係止孔7へと係止することにより、閉塞部材5を保護キャップ内部へと係止する(保持される)ことが可能である。
このようにして、保護キャップ20を注出口1へとロックして、保護キャップ付き注出口1を形成するものであり、特に、保護キャップ20を注出口10へと被せるときに、開閉自在な弾性復帰力を有する羽根部材6が、閉塞部材5の薄肉部8にかかる負荷を吸収して、薄肉部8を誤って破断してしまうようなことがない。また、羽根部材6が係止孔7を塞ぐことにより、係止孔7から異物等が浸入してしまう恐れがない。
次に、保護キャップ付き注出口1の、注出口10を開封するとともに保護キャップ20と閉塞部材5とを同時に取り外す方法および構成について説明する。
まず、図7(a)(a')に示すように、保護キャップ20が注出口10へとロックしている状態(1)から、図7(b)(b')に示すように、保護キャップ20を反時計方向へと回動させると(2)、保護キャップ20の縦ガイド14が、注出口10のガイド部材15を乗り越えて反時計方向へと回動する。このとき、注出口10上部の閉塞部材5は、保護キャップ20の回動に伴い回動して、注出口10の薄肉部8をねじり切り開封する。
次に、図8(a)(a')に示すように、保護キャップ20をさらに反時計方向へと回動させると(3)、保護キャップ20の横ガイド11が水平方向に回動して、注出口10のガイド部材12から抜けるとともに、保護キャップ20の縦ガイド14の下方部分が、注出口10の傾斜面を有するガイド部材15に当接しつつ、縦ガイド14が徐々にガイド部材15の登り傾斜面に沿って上昇する。このとき、キャップ20の横ガイド11が注出口のガイド部材から抜けて、保護キャップ20を上方へと取り外すことが可能であるとともに、保護キャップ20が上方へと押し上げられて、消費者にキャップ20を取り外し可能であることを報知することが可能である。そして、保護キャップ20を上方へと取り外すことにより、閉塞部材5が同時に取り外されて、図8(b)(b')に示すように、注出口10の開口11が形成されることとなる。
以上のようにして、本発明の保護キャップ付き注出口1は、注出口10に保護キャップ20を取り付ける際にも、弾性復帰力を有する羽根部材により、注出口の薄肉部8へと余計な負荷をかけることがないため、保護キャップ20の装着時に、誤って薄肉部8を破断してしまうようなことを防ぐことが可能であり、また、係止孔7を羽根部材6により塞ぐことにより、保護キャップ内部への異物等の浸入を防ぐことが可能である。
また、保護キャップの回動および取り外し操作のみで、注出口10に直接触れることなく、注出口10の初期開封および閉塞部材5の取り外しを同時に行うことが可能であり、さらには、保護キャップ20の取り外し可能位置において、保護キャップ20が上方へと押し上げられることにより、消費者に保護キャップ20を取り外しが可能であることを報知することが可能である。
また、図9(a)(b)(c)に示すように、注出口10のフランジ3と保護キャップ20とが接する箇所において、注出口10のフランジ3上面から注出筒部分にかけて複数の溝からなる排水溝19を形成してもよく、注出口10と保護キャップ20との間の空間に通気路Hが確保されるため、レトルト、ボイルないし熱充填などの方法で殺菌、滅菌が行われ、加熱時または冷却時に水分や水蒸気にさらされて保護キャップ20の内部に水分が残存した場合でも、注出口10に形成された排水溝19から水分を排出することが可能である。さらには、フランジ3の前後左右に複数対の排水溝19を形成することにより、保護キャップ内部の前後左右の空間において通気路Hが確保されるため、保護キャップ内部の水分をさらに早い段階で排出することが可能な相乗効果がある。
また、本発明の保護キャップ付き注出口1は、保護キャップ20内に保持された閉塞部材5をより強固に保持するために、図10(a)に示すように、閉塞部材5の天面に凹部16を形成し、保護キャップ20内部の天面に下方へと凸形状の円筒部材からなる凸リブ26を形成して、図10(b)に示すように、凸リブ26と凹部16とを係合しても良い。これにより、閉塞部材5が保護キャップ20内部へとさらに強固に保持される相乗効果がある。
さらには、図10(b)に示すように、保護キャップ20の表面に、保護キャップ20の回動方向を示す、矢印等の表示24を形成してもよく、消費者は直感的に保護キャップ20の表示24に従い、保護キャップ20の回動を行なう簡単な操作で、注出口10を開封し、保護キャップ20と閉塞部材5とを同時に取り外すことが可能である。
本発明の保護キャップ付き注出口1の材質としては、主にプラスチックフィルムを主体とする合成樹脂であることが望ましいが、成形の容易性から熱可逆性樹脂が好ましい。また、注出口10を取り付ける前記容器50としては、少なくとも、注出口10の前記接着基部4が、容器50(パウチ50)と熱溶着性を有する樹脂部分を有することが望ましい。例えば、パウチ50の最内層は、ポリエチレン(PE)または、ポリプロピレン(PP)等の樹脂層が多く用いられるため、注出口10の部材としては、これらの樹脂を用いることが好ましい。なお、保護キャップ20、注出口10、容器50とは、必ずしも同一の材質である必要はない。また、本発明の保護キャップ付き注出口1を取り付ける容器50としては、図11(a)に示すような平袋50、または、図11(b)に示すような自立袋60(スタンディングパウチ60)、さらには図示しないガゼット袋などを挙げることができる。
このようなパウチ50の材質としては、通常の包装袋に使用される材質で良く、例えば、二軸延伸ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成樹脂製フィルムとシ−ラントとして各種ポリオレフィン系樹脂を積層したものや、更に、ガスバリア性や水蒸気バリア性を付与するために金属箔、金属蒸着層、金属酸化物層などを積層したものが好適に用いられる。
本発明の保護キャップ付き注出口1を取付けた容器50、60の好適な用途としては、粉体、流体、液体などの流動物を収納する包装袋である。特に好ましい用途としては、経腸、経口栄養剤や各種輸液等の薬液を収納する薬液バックなどを挙げることができる。
本発明の保護キャップ付き注出口を示す説明図である。 (a)保護キャップと注出口とを示す説明図である。 (b)保護キャップ付き注出口を示す説明図である。 (c)保護キャップを注出口から取り外す際を示す説明図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の注出口を示す図である。 (a)注出口の正面視図である。 (b)注出口の側面視図である。 (c)注出口の上面視図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の保護キャップを示す説明図である。 (a)保護キャップの一部切断正面視図である。 (b)保護キャップの一部切断側面視図である。 (c)保護キャップの上面視図である。 (d)保護キャップの下面視図である。 注出口に保護キャップを被せる際を示す説明図である。 注出口に保護キャップを被せる際を示す説明図である。 (a)注出口へと保護キャップを被せる際を示す説明図(断面図)である。 (b)注出口へと保護キャップを被せた際を示す説明図(断面図)である。 (c)注出口へと保護キャップを被せる際を示す説明図である。 (d)注出口へと保護キャップを被せる際を示す説明図である。 本発明の保護キャップ付き注出口を示す説明図である。 (a)保護キャップの一部切断正面視図である。 (b)保護キャップの一部切断側面視図である。 (c)保護キャップの一部切断上面視図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の開封操作を示す説明図である。 (a)(a')保護キャップの回動前を示す説明図である。 (b)(b')保護キャップを矢印方向へと回動させた場合を示す説明図である。 (a)(a') 保護キャップを矢印方向へと回動させた後、上方へと取り外す直前を示す説明図である。 (b)(b')保護キャップを取り外した場合を示す説明図である。 本発明の保護キャップ付き注出口の別の例を示す説明図である。 (a)注出口に排水溝を形成した例を示す正面視図である。 (b)注出口に排水溝を形成した例を示す側面視図である。 (c)注出口に排水溝を形成した例を示す上面視図である。 本発明の保護キャップ付き注出口のさらに別の例を示す図である。 (a)注出口に排水溝を形成し、かつ閉塞部材に凹部を形成した例を示す図である。 (b)保護キャップの一部切断説明図である。 従来の注出口をパウチの一端に取り付けた例を示す図である。 (a)スタンドに吊下げた状態の平パウチを示す説明図である。 (b)自立させたスタンドパウチを示す説明図である。
符号の説明
1 保護キャップ付き注出口
2 すべり止め
3 フランジ
4 接着基部
5 閉塞部材
6 羽根部材
7 係合孔
8 薄肉部
9 突起
10 注出口
11 開口(開口部)
12 ガイド部材
13 ガイド部材
14 ガイド部材
15 傾斜を有するガイド部材(傾斜部)
16 凹部
19 排水溝
20 注出口
21 横ガイド
23 縦ガイド
24 表示
25 振動防止ガイド
26 凸リブ
G ガイド部材
H 通気路
V 狭路

Claims (7)

  1. 注出口の上部開口を塞ぐ閉塞部材を有し、前記閉塞部材を回動させて前記閉塞部材と前記注出口とを繋ぐ薄肉部を破断することで注出口の初期開封を行なう、保護キャップ付き注出口において、
    前記閉塞部材に形成された弾性復帰力を有する開閉自在な羽根部材が、閉じつつ保護キャップ内部の狭路を通過した後、開放して係止孔へと係止することにより、保護キャップ内部に保持されるとともに、前記羽根部材が前記係止孔を塞ぎ、
    前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップ内に保持された前記閉塞部材がともに回動して、前記注出口の初期開封を行うとともに、前記保護キャップを前記注出口から取り外すことにより、前記保護キャップ内部に保持された前記閉塞部材が前記保護キャップとともに取り外されることを特徴とする、保護キャップ付き注出口。
  2. 前記保護キャップを一意の方向へと回動させるための複数のガイド部材を、注出口の外周および保護キャップの内周に形成したことを特徴とする、請求項1記載の保護キャップ付き注出口。
  3. 前記ガイド部材は、前記保護キャップの取り外し位置において、前記保護キャップの回動に伴い、前記保護キャップのガイド部材が当接して保護キャップを上方へと押し上げる傾斜部を有することを特徴とする、請求項記載の保護キャップ付き注出口。
  4. 前記保護キャップの内部と前記閉塞部材とに、脱落防止用の凸リブと凹部を形成し、これらを係合することにより、前記保護キャップ内部に前記閉塞部材を係合したことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の保護キャップ付き注出口。
  5. 保護キャップ内部の水分を排出するため、フランジ部分を含む前記注出口の一部に、排水溝を形成したことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の保護キャップ付き注出口。
  6. 前記排水溝は、前記注出口の前後左右に複数対形成したことを特徴とする、請求項記載の保護キャップ付き注出口。
  7. 前記保護キャップに、前記保護キャップを回転させる方向を示す回転方向表示を形成したことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の保護キャップ付き注出口。
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