JP4857699B2 - フィルタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リンギングを防止するためのフィルタ装置に関する。
従来、ある特定のデジタル入力信号に対して、高次かつ遮断周波数の高いFIRフィルタを使用すると、フィルタ出力に、リンギングが発生する問題があった。このようなフィルタを例えば、デジタル画像信号に使用した場合は、リンギングは擬似輪郭となって現れてしまい、画質を損なう問題がある。
上記問題を解消するために特許文献1、2では、入力信号のステップ状の値の変化を検出し、検出値に応じて、2つのフィルタ、即ち遮断特性の急峻なフィルタと遮断特性の緩やかなフィルタ、の混合比を徐々に変化させる制御手段を用いている。
特開平8−317253号公報 特開平8−79558号公報
しかしながら、上記文献1、2による方法では、混合比設定の最適化に手間がかかり煩雑なこと、遮断特性の緩やかなフィルタ出力成分を混合するため解像感が損なわれること、などの問題がある。またハードウエアの構成も複雑であり部品点数の増加によってコストアップの原因となる問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みて、遮断周波数を所望の特性に保ち劣化させることなく、且つ、より簡単でコストのかからない信号処理システムでリンギングの発生を防止したフィルタ装置を提供することを課題とする。
上記課題を実現するために、本発明は以下のような構成を採用する。
入力信号をフィルタリングするために遮断周波数の異なる複数のフィルタ手段を使用する。望ましい一例として遮断周波数の高い低域通過特性を持つ第1のフィルタ手段と、遮断周波数の低い低域通過特性を持つ第2のフィルタ手段を用いる。そして、入力信号から第1、第2のフィルタ手段の出力信号を引いて第1、第2の差信号を生成し、各差信号の絶対値を互いに比較する絶対値比較手段と、各差信号の符号を互いに比較する符号比較手段とを備える。ここで符号比較手段による比較の結果、各差信号の符号が異なるとき、出力部は入力信号を出力し、各差信号の符号が等しいとき、出力部は第1または第2のフィルタ手段の出力信号を出力する。また符号比較部は、第1、第2の差信号のうち、少なくともどちらかが「0」であっても、異符号と判定する。さらに出力部は、各差信号の符号が等しいとき、絶対値比較手段による比較の結果、第1の差信号の絶対値が第2の差信号の絶対値よりも大きいときは、第2のフィルタ手段の出力信号を出力し、第2の差信号の絶対値が第1の差信号の絶対値よりも大きいときは、第1のフィルタ手段の出力信号を出力する手段を含むことを特徴とする。
また、複数のフィルタ手段は高域通過特性を持つフィルタ手段であってもよく、遮断周波数の高い高域通過特性をもつ第1のフィルタ手段と、遮断周波数の低い高域通過特性を持つ第2のフィルタ手段を用いる。そして第1、第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値を互いに比較する絶対値比較手段と、第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号を互いに比較する符号比較手段とを備える。ここで符号比較手段による比較の結果、第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が異なるとき、出力部は「0」を出力し、第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が等しいとき、出力部は第1または第2のフィルタ手段の出力信号を出力する。また符号比較部は、第1、第2のフィルタ手段の出力信号のうち、少なくともどちらかが「0」であっても、異符号と判定する。さらに出力部は、第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が等しいとき、絶対値比較手段による比較の結果、第1のフィルタ手段の出力信号の絶対値が第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値よりも大きいときは、第2のフィルタ手段の出力信号を出力し、第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値が第1のフィルタ手段の出力信号の絶対値よりも大きいときは、第1のフィルタ手段の出力信号を出力する手段を含むことを特徴とする。
このような出力部を設けることによって、遮断周波数の高いフィルタ手段を用いても、リンギングの発生を抑制することができる。また、部品点数が上記文献1,2に比べ少なく、ハードウェアの構成が簡略化されるので、コストアップの上昇を解消することができる。
本発明によれば、遮断周波数の高いフィルタを用いても、リンギングの発生を抑制することが可能となる。また、ハードウェアの構成が簡略化されるので、コストアップの上昇を解消することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)及び(b)はローパスフィルタ(以下LPFと示す)であり、(c)及び(d)はハイパスフィルタ(以下HPFと示す)を示す、縦続接続された4段のレジスタZ-1と、レジスタZ-1による各遅延出力に係数を掛けて加算する加算器Σと、加算器Σによる加算出力の値を1/16に減衰させる減衰器により構成した5タップのレジスタ前置型FIR(Finite Impulse Response)フィルタからなる。
また、同図(e)はローパスフィルタであり、(f)はハイパスフィルタであり、(g)は通過帯域内において周波数の低い方の通過率よりも周波数の高い方の通過率が大きい特性を持つフィルタを示す、縦続接続された2段のレジスタZ-1と、レジスタZ-1による各遅延出力に係数を掛けて加算する加算器Σと、加算器Σによる加算出力の値を1/4に減衰させる減衰器により構成した3タップのレジスタ前置型FIRフィルタからなる。
(第1の実施形態)
図2は、本発明における第1の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。同図のフィルタ装置は、フィルタ1,2と、差信号生成部3,4と、絶対値比較部5と、符号比較部6と、出力選択部7,8から構成される。
入力信号は、フィルタ1,2と、差信号生成部3,4と、出力選択部8に入力する。フィルタ1の出力は、差信号生成部3と出力選択部7に入力する。フィルタ2の出力は、差信号生成部4と出力選択部7に入力する。差信号生成部3,4の出力は、絶対値比較部5と、符号比較部6に入力する。絶対値比較部5の出力は、出力選択部7に入力する。符号比較部6の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部7の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部8は符号比較部6の出力に基づいて、出力選択部7の出力と入力信号の選択を行い、選択した信号を出力する構成である。
フィルタ1は5次の係数(−1,4,10,4,−1)からなる、遮断周波数の高いLPFであり、回路の構成図は図1(a)に示す。ここで、遮断周波数が高いとは、リンギングの発生可能なほどに遮断周波数が高いことを意味しており、フィルタ1の係数に依存する。フィルタ1は、デジタル信号が入力すると、出力では、図3の符号9に示すように、リンギングが発生する。なお、符号9はフィルタ1の出力波形である。
図3は上記LPFの入力信号に対する出力信号の時間応答図で、立下りの様子を表す図である。縦軸は信号レベルであり、横軸はサンプル時間である。
同図符号10は上記符号9の中のリンギングを表し、撮像画像において画質の劣化をもたらす擬似輪郭と称するノイズとなる。
ここで、以下の式を用いて具体的に数値を代入し、リンギングが発生したフィルタの出力の計算を示す。
たたみ込み演算より、
2
y(n)=Σh(k)x(n−k)
k=-2
nは時間、xは入力信号、yは出力信号、hはインパルス応答とする。
h={−1,4,10,4,−1}/16、x={1,1,1,1,1,1,0,0,0,0,0,・・・}のとき、リンギングが発生する時間n=3におけるフィルタ出力y(3)は、
y(3)=((−1)×x(3+2)+4×x(3+1)+10×x(3)+4×x(3 −1)+(−1)×x(3−2))/16
=(−x(1)+4x(2)+10x(3)+4x(4)−x(5))/16
=(−1+4+10+4+0)/16
=1.063
となる。上記「1.063」の値は「1」よりも大きく、すなわち入力信号レベルよりも出力信号レベルの方が大きいことから、リンギングが発生していることを示している。
フィルタ2は5次の係数(1,4,6,4,1)からなる、遮断周波数の低いLPFであり、回路の構成図は図1(b)に示す。ここで、遮断周波数が低いとは、リンギングの発生可能なほどには遮断周波数が高くないことを意味しており、フィルタ2の係数に依存する。
フィルタ2は、デジタル信号が入力しても、フィルタ出力では、図3の符号11に示すように、リンギングが発生しないようになっている。なお、符号11はフィルタ2の出力波形である。
差信号生成部3は、入力信号からフィルタ1の出力信号を引いて、差信号12(図2参照)を生成する。同様に、差信号生成部4は、入力信号からフィルタ2の出力信号を引いて、差信号13(図2参照)を生成する。
絶対値比較部5は、差信号12と差信号13の絶対値を比較する。比較の結果、差信号12の絶対値が大きいときは、出力選択部7に対して、フィルタ2の出力を選択するための選択信号を出力する。
一方、差信号13の絶対値が大きいときは、出力選択部7に対して、フィルタ1の出力を選択するための選択信号を出力する。
符号比較部6は、差信号12と差信号13の符号を比較する。比較の結果、符号が異なれば、出力選択部8に対して、入力信号を選択するための選択信号を出力する。
一方、符号が同じときは、出力選択部8に対して、出力選択部7の出力を選択するための選択信号を出力する。
また、差信号12と差信号13の、少なくともどちらか一方が「0」であるときは、出力選択部8に対する選択信号は、入力信号と出力選択部7の出力のいずれの選択信号でもよい。
ここで、図3においてサンプル時間「4」および「5」では、差信号13の絶対値が差信号12の絶対値よりも大きいので、この場合はフィルタ1の出力9を選択するための選択信号を絶対値比較部5から出力選択部7に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部7はフィルタ1の出力に切り替える。また、サンプル時間「3」及び「6」では差信号12、13の符号が異なるので、この場合はリンギング発生とみなし、入力信号をローパスフィルタを通さずに出力するための選択信号を符号比較部6から出力選択部8に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部8は入力信号側に切り替える。
図3における符号14は上記出力選択部8から最終的に得られる出力信号波形を示し、フィルタ1の特性を有しつつリンギングが除去されている。
図4は上記LPFの周波数特性図である。実線はフィルタ1の周波数特性図であり、点線はフィルタ2の周波数特性図である。
本発明の第1の実施形態は立下りにおけるリンギングの除去について説明したが、立ち上がりのリンギングの除去についても同様のことが言える。
本発明の実施例においては1次元のフィルタを示したが、画像処理用の2次元フィルタであってもよい。
(第2の実施形態)
図5は、本発明における第2の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。同図のフィルタ装置は、フィルタ15,16と、差信号生成部3,4と、絶対値比較部5と、符号比較部6と出力選択部7,8から構成される。なお、図2に示した要素と同一要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
入力信号は、フィルタ15と差信号生成部3,4と出力選択部8に入力する。フィルタ15の出力は、フィルタ16と差信号生成部4と出力選択部7に入力する。フィルタ16の出力は、差信号生成部3と出力選択部7に入力する。差信号生成部3,4の出力は、絶対値比較部5と符号比較部6に入力する。絶対値比較部5の出力は、出力選択部7に入力する。符号比較部6の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部7の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部8は符号比較部6の出力に基づいて、出力選択部7の出力と入力信号の選択を行い、選択した信号を出力する構成である。
フィルタ15は3次の係数(1,2,1)からなる、遮断周波数の低いLPFであり、回路の構成図は図1(e)に示す。ここで、遮断周波数が低いとは、リンギングの発生可能なほどには遮断周波数が高くないことを意味しており、フィルタ15の係数に依存する。フィルタ15は、デジタル信号が入力しても、フィルタ出力では、図6の符号17に示すように、リンギングが発生しないようになっている。なお、符号17はフィルタ15の出力波形である。
図6は上記フィルタの入力信号に対する出力信号の時間応答図で、立下りの様子を表す図である。縦軸は信号レベルであり、横軸はサンプル時間である。
フィルタ16は3次の係数(−1,6,−1)からなる、フィルタであり、回路の構成図は図1(g)に示す。フィルタ16は、デジタル信号が入力すると、フィルタ出力の波形は、図7に示すように、通過帯域内において周波数の低い方の通過率よりも周波数の高い方の通過率が大きい周波数特性となる。
ここで入力信号がフィルタ15に入力し、フィルタ15の出力がフィルタ16に入力した場合のフィルタリング処理は、畳み込み演算の結果、5次の係数(−1,4,10,4,−1)からなる、フィルタ1を通過したものと等価になる。この等価フィルタは、図5に示す、フィルタ部16´で示すものとし、遮断周波数の高いLPF、すなわち第1のフィルタ手段に該当する。したがって第1の実施形態で説明したフィルタの構成概要図において、フィルタ2は本実施例で使用するフィルタ15で置き換えたものと等価であり、遮断周波数の低いLPF、すなわち第2のフィルタ手段に該当する。このような回路構成にすると、実装の際、ハード規模削減の効果が得られる。
5次の係数(−1,4,10,4,−1)からなるフィルタは、デジタル信号が入力すると、フィルタ出力では、図6の符号9に示すように、リンギングが発生する。
同図符号18は上記符号9の中のリンギングを表し、撮像画像において画質の劣化をもたらす擬似輪郭と称するノイズとなる。
なお符号9は、5次の係数(−1,4,10,4,−1)からなるフィルタの出力波形である。
ここで、図6においてサンプル時間「4」および「5」では、差信号12´の絶対値が差信号12の絶対値よりも大きいので、この場合はフィルタ16の出力9を選択するための選択信号を絶対値比較部5から出力選択部7に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部7はフィルタ16の出力に切り替える。また、サンプル時間「3〜略3.25」及び「略5.75〜6」では差信号12,12´の符号が異なるので、この場合はリンギング発生とみなし、入力信号を、LPFを通さずに出力するための選択信号を符号比較部6から出力選択部8に出力する。なお、サンプル時間「3」および「6」のとき、出力17は「0」であり、出力9と異符号の関係にはならないが、この場合もリンギング発生とみなし、「0」を出力するための選択信号を符号比較部6から出力選択部8に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部8は入力信号側に切り替える。
図6における符号14は、上記出力選択部8から最終的に得られる出力信号波形を示し、5次の係数(−1,4,10,4,−1)からなるフィルタの特性を有しつつリンギングが除去されている。
図8は上記LPFの周波数特性図である。実線はフィルタ15の周波数特性図であり、点線は5次の係数(−1,4,10,4,−1)からなるフィルタの周波数特性図である。
本発明の第2の実施形態は立下りにおけるリンギングの除去について説明したが、立ち上がりのリンギングの除去についても同様のことが言える。
本発明の実施例においては1次元のフィルタを示したが、画像処理用の2次元フィルタであってもよい。
(第3の実施形態)
図9は、本発明における第3の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。同図のフィルタ装置は、フィルタ19,20と、絶対値比較部5と、符号比較部6と、出力選択部7,8から構成される。なお、図2に示した要素と同一要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
入力信号は、フィルタ19,20に入力する。フィルタ19,20の出力は、絶対値比較部5と符号比較部6と出力選択部7に入力する。絶対値比較部5の出力は、出力選択部7に入力する。符号比較部6の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部7の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部8は符号比較部6の出力に基づいて、出力選択部7の出力と、「0」の選択を行い、選択した信号を出力する構成である。
フィルタ19は5次の係数(1,−4,6,−4,1)からなる、遮断周波数の高いHPFであり、回路の構成図は図1(c)に示す。ここで、遮断周波数が高いとは、リンギングの発生可能なほどに遮断周波数が高いことを意味しており、フィルタ19の係数に依存する。フィルタ19は、デジタル信号が入力すると、出力では、図10の符号21に示すように、リンギングが発生する。なお、符号21はフィルタ19の出力波形である。
図10は上記HPFの入力信号に対する出力信号の時間応答図で、立下りの様子を表す図である。縦軸は信号レベルであり、横軸はサンプル時間である。
同図符号22は上記符号21の中のリンギングを表し、撮像画像において画質の劣化をもたらす擬似輪郭と称するノイズとなる。
フィルタ20は5次の係数(−1,−4,10,−4,−1)からなる、遮断周波数の低いHPFであり、回路の構成図は図1(d)に示す。ここで、遮断周波数が低いとは、リンギングの発生可能なほどには遮断周波数が高くないことを意味しており、フィルタ20の係数に依存する。
フィルタ20は、デジタル信号が入力しても、フィルタ出力では、図10の符号23に示すように、リンギングが発生しないようになっている。なお、符号23はフィルタ20の出力波形である。
絶対値比較部5は、フィルタ19とフィルタ20の絶対値を比較する。比較の結果、フィルタ19の絶対値が大きいときは、出力選択部7に対して、フィルタ20の出力を選択するための選択信号を出力する。
一方、フィルタ20の絶対値が大きいときは、出力選択部7に対して、フィルタ19の出力を選択するための選択信号を出力する。
符号比較部6は、フィルタ19の出力信号とフィルタ20の出力信号の符号を比較する。比較の結果、符号が異なれば、出力選択部8に対して、「0」を選択するための選択信号を出力する。
一方、符号が同じときは、出力選択部8に対して、出力選択部7の出力を選択するための選択信号を出力する。
また、フィルタ19の出力信号とフィルタ20の出力信号の、少なくともどちらか一方が「0」であるときは、出力選択部8に対する選択信号は、「0」と出力選択部7の出力のいずれの選択信号でもよい。
ここで、図10においてサンプル時間「4」、「5」、「6」、「7」では、フィルタ20の出力信号の絶対値がフィルタ19の出力信号の絶対値よりも大きいので、この場合はフィルタ19の出力21を選択するための選択信号を絶対値比較部5から出力選択部7に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部7はフィルタ19の出力に切り替える。また、サンプル時間「3」及び「8」では出力信号21、23の符号が異なるので、この場合はリンギング発生とみなし、「0」を出力するための選択信号を符号比較部6から出力選択部8に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部8は「0」を出力する。
図10における符号24は上記出力選択部8から最終的に得られる出力信号波形を示し、フィルタ19の特性を有しつつリンギングが除去されている。
図11は上記LPFの周波数特性図である。実線はフィルタ20の周波数特性図であり、点線はフィルタ19の周波数特性図である。
本発明の第3の実施形態は立下りにおけるリンギングの除去について説明したが、立ち上がりのリンギングの除去についても同様のことが言える。
本発明の実施例においては1次元のフィルタを示したが、画像処理用の2次元フィルタであってもよい。
(第4の実施形態)
図12は、本発明における第4の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。同図のフィルタ装置は、フィルタ15,16と、差信号生成部3,4,18と、絶対値比較部5と、符号比較部6と、出力選択部7,8から構成される。なお、図2に示した要素と同一要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
入力信号は、フィルタ15と差信号生成部3,4,18と出力選択部8に入力する。フィルタ15の出力は、フィルタ16と差信号生成部4と出力選択部7に入力する。フィルタ16の出力は、差信号生成部3と出力選択部7に入力する。差信号生成部3,4の出力は、絶対値比較部5と符号比較部6に入力する。絶対値比較部5の出力は、出力選択部7に入力する。符号比較部6の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部7の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部8は符号比較部6の出力に基づいて、出力選択部7の出力と、入力信号の選択を行い、選択した信号を差信号生成部18に出力する。差信号生成部18は、入力信号から出力選択部8の出力信号を引いて、差信号を生成し、この差信号を出力信号とする構成である。本実施例は、第2の実施形態で説明した、入力信号からLPFの出力信号を引くことで、等価的に高域成分を生成するものである。
ここで図13は、図12と等価なフィルタの構成概要図である。同図のフィルタ装置は、フィルタ15,16と、差信号生成部3,4と、絶対値比較部5と、符号比較部6と、出力選択部7,8から構成される。なお、図2に示した要素と同一要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
入力信号は、フィルタ15と差信号生成部3,4に入力する。フィルタ15の出力は、フィルタ16と差信号生成部4に入力する。フィルタ16の出力は、差信号生成部3に入力する。差信号生成部3,4の出力は、絶対値比較部5と符号比較部6と出力選択部7に入力する。絶対値比較部5の出力は、出力選択部7に入力する。符号比較部6の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部7の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部8は符号比較部6の出力に基づいて、出力選択部7の出力と、「0」の選択を行い、選択した信号を出力する構成である。なお、同図において、フィルタ15とフィルタ16と差信号生成部3で構成されるフィルタ部16´は遮断周波数の高いHPFであり、すなわち第1のフィルタ手段に該当する。またフィルタ15と差信号生成部4で構成されるフィルタ部15´は遮断周波数の低いHPFであり、すなわち第2のフィルタ手段に該当する。
ここで入力信号がフィルタ15に入力し、フィルタ15の出力がフィルタ16に入力した場合のフィルタリング処理は、畳み込み演算の結果、5次の係数(−1,4,10,4,−1)からなる、フィルタ1を通過したものと等価になる。さらに差信号生成部3は、入力信号からフィルタ16の出力信号を引くことで、第3の実施形態で説明したフィルタの構成概要図におけるフィルタ19と本実施例で使用するフィルタ部16´で置き換えたものは等価になる。また、第3の実施形態で説明したフィルタの構成概要図において、フィルタ20は本実施例で使用するフィルタ部15´で置き換えたものと等価になる。このような回路構成にすると、実装の際、ハード規模削減の効果が得られる。
(第5の実施形態)
図14は、本発明における第5の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。同図のフィルタ装置は、フィルタ25−1,25−2と、絶対値比較部5と、符号比較部6と、出力選択部7,8から構成される。なお、図2に示した要素と同一要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
入力信号は、フィルタ25−1に入力する。フィルタ25−1の出力は、フィルタ25−2と絶対値比較部5と符号比較部6と出力選択部7に入力する。フィルタ25−2の出力は、絶対値比較部5と符号比較部6と出力選択部7に入力する。絶対値比較部5の出力は、出力選択部7に入力する。符号比較部6の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部7の出力は、出力選択部8に入力する。出力選択部8は符号比較部6の出力に基づいて、出力選択部7の出力と、「0」の選択を行い、選択した信号を出力する構成である。
フィルタ25−1,25−2は、3次の係数(−1,2,−1)からなる、遮断周波数の低いHPFであり、回路の構成図は図1(f)に示す。ここで、遮断周波数が低いとは、リンギングの発生可能なほどには遮断周波数が高くないことを意味しており、フィルタ25−1,25−2の係数に依存する。フィルタ25−1,25−2は、デジタル信号が入力しても、出力では、図15の符号21に示すように、リンギング27が発生しない。なお、符号21はフィルタ25−1の出力波形である。
図15は上記HPFの入力信号に対する出力信号の時間応答図で、立下りの様子を表す図である。縦軸は信号レベルであり、横軸はサンプル時間である。
ここで入力信号がフィルタ25−1に入力し、フィルタ25−1の出力がフィルタ25−2に入力した場合のフィルタリング処理は、畳み込み演算の結果、5次の係数(1,−4,6,−4,1)からなる、フィルタ19を通過したものと等価になる。この等価フィルタは、図14に示す、フィルタ部25−2´で示すものとし、遮断周波数の高いHPF、すなわち第1のフィルタ手段に該当する。したがって第3の実施形態で説明したフィルタの構成概要図において、フィルタ20は本実施例で使用するフィルタ25−1で置き換えたものと等価であり、遮断周波数の低いHPF、すなわち第2のフィルタ手段に該当する。
5次の係数(1,−4,6,−4,1)からなるフィルタは、デジタル信号が入力すると、フィルタ出力では、図15の符号26に示すように、リンギングが発生する。
同図符号27は上記符号26の中のリンギングを表し、撮像画像において画質の劣化をもたらす擬似輪郭と称するノイズとなる。
なお符号26は、5次の係数(1,−4,6,−4,1)からなるフィルタの出力波形である。
ここで、図15においてサンプル時間「4」、「5」、「6」、「7」では、フィルタ25−1の出力信号の絶対値がフィルタ25−2の出力信号の絶対値よりも大きいので、この場合はフィルタ25−2の出力26を選択するための選択信号を絶対値比較部5から出力選択部7に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部7はフィルタ25−2の出力に切り替える。また、サンプル時間「3〜略3.5」及び「略7.5〜8」では出力21、26の符号が異なるので、この場合はリンギング発生とみなし、「0」を出力するための選択信号を符号比較部6から出力選択部8に出力する。なお、サンプル時間「3」および「8」のとき、出力21は「0」であり、出力26と異符号の関係にはならないが、この場合もリンギング発生とみなし、「0」を出力するための選択信号を符号比較部6から出力選択部8に出力する。この選択信号に基づいて出力選択部8は「0」を出力する。
同図における符号24は上記出力選択部8から最終的に得られる出力信号波形を示し、5次の係数(1,−4,6,−4,1)からなるフィルタの特性を有しつつリンギングが除去されている。
図16は上記HPFの周波数特性図である。実線はフィルタ25−1の周波数特性図であり、点線は5次の係数(1,−4,6,−4,1)からなるフィルタの周波数特性図である。
本発明の第5の実施形態は立下りにおけるリンギングの除去について説明したが、立ち上がりのリンギングの除去についても同様のことが言える。
本発明の実施例においては1次元のフィルタを示したが、画像処理用の2次元フィルタであってもよい。
本発明に係るFIRフィルタの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。 本発明に係るLPFの入力信号に対する出力信号の時間応答図である。 本発明に係るLPFの入力信号に対する出力信号の周波数特性図である。 本発明の第2の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。 本発明に係るLPFの入力信号に対する出力信号の時間応答図である。 本発明に係るフィルタ16の入力信号に対する出力信号の周波数特性図である 本発明に係るLPFの入力信号に対する出力信号の周波数特性図である。 本発明の第3の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。 本発明に係るHPFの入力信号に対する出力信号の時間応答図である。 本発明に係るHPFの入力信号に対する出力信号の周波数特性図である。 本発明の第4の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。 本発明の第4の実施形態に係るフィルタの構成概要図と等価なフィルタの構成概要図である。 本発明の第5の実施形態に係るフィルタの構成概要図である。 本発明に係るHPFの入力信号に対する出力信号の時間応答図である。 本発明に係るHPFの入力信号に対する出力信号の周波数特性図である。
符号の説明
1 LPF
2 LPF
3 差信号生成部
4 差信号生成部
5 絶対値比較部
6 符号比較部
7 出力選択部
8 出力選択部
9 LPF1の出力信号波形
10 リンギング
11 LPF2の出力信号波形
12 差信号
12´ 差信号
13 差信号
14 最終出力信号の波形
15 LPF
16 通過帯域内において周波数の低い方の通過率よりも周波数の高い方の通過率 が大きい周波数特性のフィルタの出力信号波形
17 LPF15の出力信号波形
18 差信号生成部
19 HPF
20 HPF
21 HPF19の出力信号波形
22 リンギング
23 HPF20の出力信号波形
24 最終出力信号の波形
25−1 HPF
25−2 HPF
26 HPF25−2の出力信号波形
27 リンギング
29 係数タップ
30 減衰器

Claims (10)

  1. デジタル信号に低域通過処理を施すフィルタ装置であって、
    前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の高い低域通過特性を持つ第1のフィルタ手段と、
    前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の低い低域通過特性を持つ第2のフィルタ手段と、
    前記デジタル信号から、前記第1のフィルタ手段の出力信号を引いて、第1の差信号を生成する第1の差信号生成手段と、
    前記デジタル信号から、前記第2のフィルタ手段の出力信号を引いて、第2の差信号を生成する第2の差信号生成手段と、
    前記第1、第2の差信号の絶対値を互いに比較する絶対値比較手段と、
    前記第1、第2の差信号の符号を互いに比較する符号比較手段と、
    前記符号比較手段による比較の結果、前記第1、第2の差信号の符号が異なるときは前記デジタル信号を出力し、前記第1、第2の差信号の符号が等しいときは前記第1または第2のフィルタ手段の出力信号を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記出力手段はさらに、
    前記第1、第2の差信号の符号が等しいとき、前記絶対値比較手段による比較の結果、前記第1の差信号の絶対値が前記第2の差信号の絶対値よりも大きいときは、前記第2のフィルタ手段の出力信号を出力し、前記第2の差信号の絶対値が前記第1の差信号の絶対値よりも大きいときは、前記第1のフィルタ手段の出力信号を出力する手段を含むことを特徴とするフィルタ装置。
  2. 前記第1のフィルタ手段は、前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の高いローパスフィルタであり、
    前記第2のフィルタ手段は、前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の低いローパスフィルタであることを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
  3. 前記第2のフィルタ手段は、前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の低いローパスフィルタであり、
    前記第1のフィルタ手段は、
    前記ローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタの出力信号が入力される、通過帯域内において周波数の低い方の通過率よりも周波数の高い方の通過率が大きい特性を持つフィルタと、
    から構成されることを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
  4. 前記出力手段は、前記絶対値比較手段による比較の結果、前記第1の差信号の絶対値が前記第2の差信号の絶対値よりも大きいときは、前記第2のフィルタ手段の出力信号を出力し、一方、前記第2の差信号の絶対値が前記第1の差信号の絶対値よりも大きいときは、前記第1のフィルタ手段の出力信号を出力する第1の出力選択手段と、
    前記符号比較手段による比較の結果、前記第1、第2の差信号の符号が異なるときは前記デジタル信号を出力し、一方、前記第1、第2の差信号の符号が等しいときは前記第1の出力選択手段の出力信号を出力する第2の出力選択手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のフィルタ装置。
  5. デジタル信号に高域通過処理を施すフィルタ装置であって、
    前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の高い高域通過特性をもつ第1のフィルタ手段と、
    前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の低い高域通過特性を持つ第2のフィルタ手段と、
    前記第1、第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値を互いに比較する絶対値比較手段と、
    前記第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号を互いに比較する符号比較手段と、
    前記符号比較手段による比較の結果、前記第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が異なるときは「0」を出力し、前記第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が等しいときは前記第1または第2のフィルタ手段の出力信号を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記出力手段はさらに、
    前記第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が等しいとき、前記絶対値比較手段による比較の結果、前記第1のフィルタ手段の出力信号の絶対値が前記第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値よりも大きいときは、前記第2のフィルタ手段の出力信号を出力し、前記第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値が前記第1のフィルタ手段の出力信号の絶対値よりも大きいときは、前記第1のフィルタ手段の出力信号を出力する手段を含むことを特徴とするフィルタ装置。
  6. 前記第1のフィルタ手段は、前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の高いハイパスフィルタであり、
    前記第2のフィルタ手段は、前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の低いハイパスフィルタであることを特徴とする請求項5記載のフィルタ装置。
  7. 前記第1のフィルタ手段は、
    前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の低いローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタの出力信号が入力される、通過帯域内において周波数の低い方の通過率よりも周波数の高い方の通過率が大きい特性を持つフィルタと、
    前記デジタル信号から前記フィルタの出力信号を引いて第1の差信号を生成する第1の差信号生成手段と、
    から構成され、
    前記第2のフィルタ手段は、
    前記ローパスフィルタと、
    前記デジタル信号から前記ローパスフィルタの出力信号を引いて第2の差信号を生成する第2の差信号生成手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項5記載のフィルタ装置。
  8. 前記第2のフィルタ手段は、前記デジタル信号が入力される、遮断周波数の低いハイパスフィルタであり、
    前記第1のフィルタ手段は、
    前記ハイパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタの出力信号が入力される、遮断周波数の低いハイパスフィルタと、
    から構成されることを特徴とする請求項5記載のフィルタ装置。
  9. 前記出力手段は、前記絶対値比較手段による比較の結果、前記第1のフィルタ手段の出力信号の絶対値が前記第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値よりも大きいときは、前記第2のフィルタ手段の出力信号を出力し、一方、前記第2のフィルタ手段の出力信号の絶対値が前記第1のフィルタ手段の出力信号の絶対値よりも大きいときは、前記第1のフィルタ手段の出力信号を出力する第1の出力選択手段と、
    前記符号比較手段による比較の結果、前記第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が異なるときは「0」を出力し、一方、前記第1、第2のフィルタ手段の出力信号の符号が等しいときは前記第1の出力選択手段による出力信号を出力する第2の出力選択手段と、
    を含むことを特徴とする請求項5ないし8の何れか1項に記載のフィルタ装置。
  10. 前記符号比較手段は、比較対象信号の少なくともどちらか一方が「0」である場合にも異符号と判定することを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載のフィルタ装置。
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