JP4854790B2 - 冷陰極管のための点灯装置における制御方法および点灯装置 - Google Patents

冷陰極管のための点灯装置における制御方法および点灯装置 Download PDF

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Description

本発明は、冷陰極管のための点灯装置における制御方法および点灯装置、並びに液晶表示装置に関する。
薄型テレビやパーソナルコンピュータのモニタとして、液晶表示装置が多く用いられている。液晶表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルのバックライトとして配置された冷陰極管と、冷陰極管を駆動する点灯装置とを備えている。
従来において、冷陰極管のための点灯装置は、冷陰極管に駆動電圧を供給するインバータ、冷陰極管の輝度を調光する調光回路、冷陰極管の負荷状態を検出する電流検出部、冷陰極管が無負荷状態となったときに駆動電圧の供給を停止する保護回路、調光回路で調整された輝度となるようにインバータの出力を制御する制御回路などから構成される(特開2007−115568)。
保護回路は、冷陰極管に流れる電流が設定値を下回ったことを電流検出部が検出したときに、冷陰極管のリード線の断線や接続コネクタの嵌合が不十分であるとして、インバータの動作を停止させる。
なお、インバータは、圧電トランス、電圧制御発振回路、発振周波数制御回路、圧電トランスを駆動する駆動回路などから構成される(特開2000−243586)。
さて、オフィスで用いられる液晶表示装置においては、その輝度調整機能として、最大輝度の50〜100パーセントの範囲で調整が行われるのが一般的である。つまり、調整可能な最小輝度が50パーセント程度に設定される。
ところが、特殊用途、例えば船舶レーダー用の液晶表示装置では、夜間航行時において視界に影響を与えないように輝度を大幅に下げる必要がある。そのため、輝度調整機能として、最大輝度の0.1〜100パーセントのような広い範囲で調整可能としておく必要がある。この場合には、最小輝度は0.1パーセントと極度に低く設定されることとなる。
そうすると、冷陰極管に流れる電流が大幅に小さくなるので、これにより保護回路が動作して冷陰極管への駆動電圧の供給を停止させてしまうことがある。電流検出部の設定値を小さくすることにより、電流が小さくなった場合でもある程度の検出は可能である。しかし、最大輝度の1パーセントや0.1パーセントなどのように、輝度が極度に低い場合には、冷陰極管に流れる電流は極めて少ないので、設定値をそこまで変更することは実際上不可能である。そのため、電流検出部による正確な検出が困難となり、保護回路を正常に動作させることができなくなる。
もし、保護回路の動作が不安定になることによる影響をなくすために保護回路を停止させまたは削除した場合には、液晶表示装置の輸送や取り扱いによってリード線の断線や接続コネクタの嵌合不十分が発生したときにも、保護回路が動作しないため、暗い表示やちらついたままで表示が行われることとなる。また、その状態で使用することにより、より大きな故障に繋がる可能性もある。また、製品検査においてリード線の断線や接続コネクタの嵌合不十分を検出できない場合が生じ、不良品となってしまう可能性がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、輝度の調整範囲を広くとることができるとともに、通常の使用時においてリード線の断線や接続コネクタの嵌合不十分が発生したときは保護回路が正常に動作し、より大きな故障に繋がることのないようにすることを目的とする。
本発明の1つの形態によると、冷陰極管に電流を流すためのインバータ、輝度調整を行うための操作部、前記操作部による輝度調整に応じて前記インバータを制御し前記冷陰極管に流れる電流を可変するインバータ制御回路、および前記冷陰極管に流れる電流が設定値よりも小さくなったときに前記インバータを停止させるための保護回路を有した、冷陰極管のための点灯装置における制御方法であって、前記操作部による輝度調整が輝度しきい値よりも低く設定されたときに、前記保護回路が動作しないように制御する。
輝度しきい値と比較するのは、ユーザによって設定される輝度調整値であるので、輝度しきい値が極めて低い場合であっても輝度調整値と正確に比較することができ、輝度調整値が輝度しきい値よりも低くなったときにその事実を正確に認識することができる。
これによって、輝度しきい値が極めて低い値であっても、保護回路を動作させることの可否、つまり保護回路の有効無効を正確に切り換えることができる。
本発明に係る一実施形態の液晶表示装置を用いたコンピュータシステムの例を示す図である。 液晶表示装置の冷陰極管の点灯装置の構成を示すブロック図である。 各部の信号の状態の例を示すタイミング図である。 点灯装置における保護制御の流れを示すフローチャートである。 輝度の設定値を変化させて放電させた場合のプリント基板の状態の実験結果を示す図である。
図1において、コンピュータシステム1は、コンピュータ本体11、液晶表示装置12、キーボード13、およびマウス14などを備える。コンピュータ本体11には、MPUまたはCPU、メモリ、種々のインタフェース、その他の周辺素子、磁気ディスク装置、DVD−ROM装置などが設けられている。
液晶表示装置12は、液晶パネル21による表示面HGに種々の画像または文字などを表示するものである。フレーム20の前面には種々の操作ボタン22が設けられている。操作ボタン22には、電源ボタン22a、音量調整ボタン22b、輝度調整ボタン22cなどが含まれる。
輝度調整ボタン22cは、ユーザが輝度調整を行うために用いられる。輝度調整ボタン22cとして2つのボタンが設けられ、一方を押すと輝度の設定値が高くなり、他方を押すと輝度の設定値が低くなる。輝度調整ボタン22cにより設定された設定値が輝度調整値S1である。輝度調整ボタン22cの操作によって設定値を可変できる範囲は、表示装置12の製造時または設計時において決められる。
なお、実際には、輝度調整ボタン22cの出力する信号はMPU30に入力され、MPU30において輝度調整値S1が生成される。つまり、輝度調整値S1は実際には輝度調整ボタン22cの操作に対応して、ユーザが意図する輝度となるように、MPU30において生成される。
輝度調整値S1は、最大輝度に対する割合(パーセント)、例えば「20」パーセント、「5」パーセント、「0.5」パーセントなどであってもよい。また、輝度調整値S1は、輝度値、例えば「3.9」cd/m2 、「0.5」cd/m2 、「0.05」cd/m2 などであってもよい。また、それら輝度調整値S1を直接的に表現するデジタル値であってもよく、コード化されたデジタルデータであってもよい。しかし、いずれにしても、ここでは、便宜上、輝度調整ボタン22cから輝度調整値S1が出力されるものとして説明する。
なお、輝度調整ボタン22cに、実際に対応した輝度調整値S1を生成するための回路を設けておいてもよい。また、輝度調整ボタン22cとして、輝度調整値S1を直接的に出力することのできる電子部品を用いてもよい。このように、輝度調整ボタン22c、または輝度調整ボタン22cおよびMPU30が、本発明における操作部に相当する。
また、液晶パネル21の裏面には、バックライトとして冷陰極管23(図2参照)が配置されている。フレーム20の内部には、冷陰極管23の点灯装置24、および液晶表示装置12の全体を制御する制御装置などが設けられている。
図2において、点灯装置24は、MPU30、インバータ制御部31、およびインバータ32などからなる。
MPU30は、インバータ制御部31に必要な指令信号S2および制御信号S3を出力して制御するとともに、点灯装置24の全体を制御する。MPU30は、輝度調整ボタン22cで調整された輝度調整値S1と、メモリ40に格納された輝度しきい値TH2とを比較し、輝度調整値S1が輝度しきい値TH2よりも低いときに制御信号S3を出力する。
輝度しきい値TH2は、例えば、最大輝度の10パーセント程度となるように設定される。最大輝度の数またはないし十数パーセント程度の範囲で設定してもよい。後で述べる設定値TH1と関連付けて設定してもよい。例えば、設定値TH1よりも若干大きい値となるように設定するのがよい。例えば、設定値TH1が10パーセントの場合に、輝度しきい値TH2を12パーセント程度に設定する。また、設定値TH1が8パーセントの場合に、輝度しきい値TH2を10パーセント程度に設定する。
なお、輝度しきい値TH2は、輝度調整値S1との大小関係を比較できるように、輝度調整値S1に対応した値または単位を有するように設定される。
インバータ制御部31は、指令信号S2に基づいてインバータ32に制御信号S4を出力し、冷陰極管23に所定の電流が流れるようにインバータ32を制御する。インバータ制御部31は、インバータ制御回路35、電流検出回路36、保護回路37、および保護制御回路38などを有する。インバータ制御部31は、LSIによって1つまたは複数のチップ部品として構成することも可能である。
インバータ制御回路35は、輝度調整ボタン22cで調整された輝度調整値(設定値)S1に基づいてインバータ32の出力を制御する。輝度の調整に際して、電流検出回路36からの検出信号S6をフィードバック信号として用いる。つまり、冷陰極管23に実際に流れる電流に対応する検出信号S6が、MPU30から出力された指令信号S2に対応した値または状態となるように、インバータ32に制御信号S4を出力する。これによって、冷陰極管に流れる実効電流が制御され、その状態で安定化される。また、インバータ制御回路35は、冷陰極管23を点灯させるための電圧制御をも行う。
なお、指令信号S2または制御信号S4は、インバータ32の出力するPWM波形のデューティ比を制御するための信号であってもよい。つまり、その場合に、指令信号S2または制御信号S4は、デューティ比が可変のPWM信号であってもよい。そのようなPWM波形は、例えば、冷陰極管23に流すサイン波形の電流iの周波数よりも十分に高い周波数の矩形波である。また、PWM波形の信号ではなく、輝度調整値S1に対応した電圧の直流信号であってもよい。
電流検出回路36は、冷陰極管23に実際に流れる電流iを検出する。図2に示す例では、抵抗R1に流れる電流iにより生じた電圧vをダイオードD1によって整流し、コンデンサC1で平滑して直流電圧である検出信号S6を得る。検出信号S6は、冷陰極管23に流れる電流iの実効値に比例した電圧である。検出信号S6は、インバータ制御回路35および保護回路37に入力される。
保護回路37は、冷陰極管23に流れる電流iが設定値TH1よりも小さくなったときに、インバータ32を停止させる。設定値TH1は、大きな故障や事故に繋がるおそれのない電流iに対応した値に設定される。そのような設定値TH1は、例えば、インバータ32が冷陰極管23に流す電流iをインバータ制御部31が制御できる範囲であって、かつ、リード線の断線や接続コネクタの嵌合不十分が発生しても故障に繋がることのないような電流iに対応した値である。設定値TH1は、例えば、最大輝度に対して10パーセント程度となるように設定される。また、最大輝度に対して数パーセントないし十数パーセント程度の範囲またはそれ以外の範囲で設定してもよい。
保護回路37は、図2に示す例では、メモリ42に格納された設定値TH1と検出信号S6とがコンパレータ41により比較され、検出信号S6が設定値TH1よりも小さくなったときに信号S7が出力される。つまり、検出信号S6は保護回路37にもフィードバックされ、検出信号S6の電圧レベルが監視されている。
信号S7に対して、抵抗R2およびコンデンサC2からなる遅延回路(積分回路)によって時間遅延が与えられ、遅延された信号S8が出力される。この遅延時間、つまり信号S7が出力されてから信号S8が出力されるまでの時間t1は、十分の数秒ないし数秒の範囲から選ばれる。そのような時定数τを持つように、抵抗R2およびコンデンサC2の値が決められる。例えば、時定数τを1秒とした場合に、抵抗R2を10MΩ、コンデンサC2を0.1μFとすればよい。
保護制御回路38は、輝度調整ボタン22cで調整された輝度調整値S1が輝度しきい値TH2よりも低いときに、保護回路37が動作しないように制御する。つまり、MPU30から制御信号S3が出力されたときに、保護回路37が動作しないようにする。
保護制御回路38は、図2に示す例では、オンしたときにコンデンサC2の両端を短絡させるように接続されたトランジスタTRである。トランジスタTRのベースには制御信号S3が入力されるようになっており、制御信号S3が入力されるとトランジスタTRがオンする。これによって、図3に示されるように、検出信号S6および信号S7の状態にかかわらず、保護回路37からの出力は常に「L」または「OFF」となって、信号S8は出力されない。
インバータ32は、冷陰極管23に電流を流すための電圧を発生し、冷陰極管23に電流iを供給する。インバータ32の出力S5の波形は、PWM制御によるサイン波である。制御信号S4によってデューティ比が可変されることにより、サイン波の実効値が可変され、冷陰極管23に流れる電流iが調整される。
点灯装置24は、例えば、1枚または複数枚のプリント基板上に実装される。点灯装置24と冷陰極管23の電極との間は、適当なリード線を用いて半田付けにより接続され、またはコネクタなどを用いて接続される。
図4において、輝度調整ボタン22cによる輝度調整の操作があった場合に(#11でイエス)、輝度の設定値が輝度しきい値TH2以下であるか否かをチェックする(#12)。輝度の設定値が輝度しきい値TH2以下でない場合に(#13でノー)、保護回路37を有効とし(#14)、輝度の設定値が輝度しきい値TH2以下である場合に(#13でイエス)、保護回路37を無効にする(#15)。
このように、本実施形態においては、保護制御回路38が設けられ、輝度調整値S1が輝度しきい値TH2よりも低いときに保護回路37が動作しないように制御を行っている。ここで、輝度しきい値TH2と比較するのは、ユーザによって設定される輝度調整値S1であり、電流検出回路36により検出される検出信号S6ではない。したがって、輝度しきい値TH2が極めて低い値であっても、それを輝度調整値S1と正確に比較することができ、輝度調整値S1が輝度しきい値TH2よりも低くなったときにその事実を正確に認識することができる。これによって、輝度しきい値TH2が極めて低い値であっても、保護回路37を動作させることの可否、つまり保護回路37の有効無効を正確に切り換えることができる。
また、輝度調整ボタン22cによる輝度の設定値の範囲を極度に低くすることが可能であり、しかも、冷陰極管23に流れる電流iが輝度しきい値TH2以上であるときは保護回路37が有効であるので、表示装置12の全体の信頼性の向上を図ることができる。
なお、輝度調整ボタン22cによる輝度の設定値を低くすると保護回路37が無効となって動作しなくなるが、その場合においては、インバータ32の出力エネルギーが小さく、そのため冷陰極管23に流れる電流iが少なく、したがって放電による温度上昇が少ないので、リード線の断線や接続コネクタの嵌合不十分が発生しても、発煙したり故障に繋がることはない。
これに関して、本発明者は、輝度の設定値と放電による状態の変化を確認するための実験を行った。実験の条件は以下のとおりである。
点灯装置24のプリント基板の材料:ガラスエポキシ
温度測定方法:冷陰極管23との間を接続するリード線を点灯装置24のプリント基板から外し、リード線とプリント基板との間で放電させた。そのときのプリント基板の炭化の有無を観察した。
実験の結果は図5に示す次のとおりである。
つまり、図5に示すように、輝度の設定値を、0.14cd/m2 または3.9cd/m2 としたときは、放電を起こしても電流が少ないためプリント基板は炭化することなく、単に温度が上昇するだけであった。輝度の設定値を8.6cd/m2 としたときは、放電によってプリント基板が炭化した。
このことから、輝度の設定値が3.9cd/m2 以下である場合にはプリント基板が炭化することがないので、保護回路37を無効とした状態でリード線の断線や接続コネクタの嵌合不十分が発生しても、発煙したり故障に繋がることはないといえる。なお、この実験は参考のための一例であり、ここに示されていない実験条件に応じては異なった結果が得られる。
なお、上の実施形態において、保護制御回路38は、制御信号S3が入力されたときにコンデンサC2の両端を短絡させるように設けたが、これに代えて、保護回路37それ自体をバイパスするような切り替え回路を設けてもよい。
また、指令信号S2、制御信号S4、および出力S5の波形、周波数、波高値などは、上に述べた以外の種々のものとすることができる。その他、点灯装置24または表示装置12などの全体または各部の構造、回路、形状、寸法、個数、波形、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。

Claims (5)

  1. 冷陰極管に電流を流すためのインバータ、輝度調整を行うための操作部、前記操作部による輝度調整に応じて前記インバータを制御し前記冷陰極管に流れる電流を可変するインバータ制御回路、および前記冷陰極管に流れる電流が設定値よりも小さくなったときに前記インバータを停止させるための保護回路を有した、冷陰極管のための点灯装置における制御方法であって、
    前記操作部による輝度調整が輝度しきい値よりも低く設定されたときに、前記保護回路が動作しないように制御する、
    ことを特徴とする冷陰極管のための点灯装置における制御方法。
  2. 冷陰極管のための点灯装置であって、
    冷陰極管に電流を流すためのインバータと、
    輝度調整を行うための操作部と、
    前記操作部で調整された輝度調整値に基づいて前記インバータの出力を制御するためのインバータ制御回路と、
    前記冷陰極管に流れる電流が設定値よりも小さくなったときに前記インバータを停止させるための保護回路と、
    前記操作部で調整された輝度調整値が輝度しきい値よりも低いときに前記保護回路が動作しないように制御する保護制御回路と、
    を有することを特徴とする冷陰極管のための点灯装置。
  3. 前記保護回路は、前記冷陰極管に流れる電流が設定値よりも小さくなったことを検出する比較回路と、
    前記比較回路の出力に対して時間遅延を与える遅延回路と、
    を有している、
    請求項2記載の冷陰極管のための点灯装置。
  4. 前記遅延回路は、抵抗およびコンデンサからなる積分回路を有しており、
    前記保護制御回路は、前記操作部で調整された輝度調整値が輝度しきい値よりも低いときに、前記遅延回路におけるコンデンサを短絡させるように接続されている、
    請求項3記載の冷陰極管のための点灯装置。
  5. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルのバックライトとして配置された冷陰極管と、
    前記冷陰極管を駆動する点灯装置と、を備えており、
    前記点灯装置は、
    前記冷陰極管に電流を流すためのインバータと、
    輝度調整を行うための操作部と、
    前記操作部で調整された輝度調整値に基づいて前記インバータの出力を制御するためのインバータ制御回路と、
    前記冷陰極管に流れる電流が設定値よりも小さくなったときに前記インバータを停止させるための保護回路と、
    前記操作部で調整された輝度調整値が輝度しきい値よりも低いときに前記保護回路が動作しないように制御する保護制御回路と、
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
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