JP3074778U - 冷陰極蛍光管点灯装置 - Google Patents

冷陰極蛍光管点灯装置

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幸雄 角田
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株式会社上越デバイス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機能を失うことなく冷陰極蛍光管点灯装置の調
光パルス発生回路1を単純化する。 【解決手段】調光パルス発生用電圧比較器CP1の次段
の位相反転トランジスタを除去する。そして比較器CP
1の出力を直接インバータ回路2の調光パルス信号V3
として使う。ただしV3の位相を元にもどすためにCP
1の、プラス、マイナスの入力接続を逆にする。また異
常発生時にインバータ動作を停止するよう、電圧比較器
CP1の出力端子に接続されていた異常検出信号を、C
P1の入力端子または入力回路に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、液晶ディスプレイのバックライトに用いる冷陰極蛍光管点灯装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パソコンの薄型モニターにバックライト付き液晶ディスプレイが一般に使用さ れている。このバックライトの光源として、冷陰極蛍光管が用いられている。こ の冷陰極蛍光管はインバータ回路により直流から変換された高圧交流により点灯 される。
【0003】 冷陰極蛍光管の調光すなわち輝度調節のひとつの方法は、この冷陰極蛍光管に 流れる交流電流を数百ヘルツでオン・オフし、そのオン時間のデューティ比を調 整して行われる。図2に従来の冷陰極蛍光管点灯装置の回路図を示す。
【0004】 同図において、1は調光パルス発生回路、2はインバータ回路、3は異常検出 回路、FLは冷陰極蛍光管である。
【0005】 インバータ回路2はトランスTを備え、一次巻き線にはトランジスタQ3、Q 4を接続し、トランスTの帰還巻線の各出力をQ3、Q4のベースに正帰還させ ている。したがって、インバータ回路2の調光パルス信号V2がローレベルの状 態ではベース電流スイッチQ2がオンで、R4によって決まるベース電流がQ3 、Q4に供給され、連続発振が起こる。トランスTの二次巻き線に発生する高圧 交流電圧は、C2を通して冷陰極蛍光管FLに接続される。この交流電圧によっ て冷陰極蛍光管FLが点灯される。
【0006】 この冷陰極蛍光管FLの輝度調節は、調光パルス信号V2のローレベルのデュ ーティ比を変化させることによりなされる。このデューティ比の変化は、調光パ ルス発生回路1が行う。
【0007】 調光パルス発生回路1は調光用可変電圧DC1およびその直列抵抗R1、オー プンコレクタ出力の比較器CP1およびその出力抵抗R2、鋸歯状波発生源SG 、位相反転トランジスタQ1より構成される。比較器CP1はそのプラス入力端 子に接続された調光用可変電圧DC1のレベルとマイナス入力端子に接続された 鋸歯状波発生源SGからの鋸歯状波を電圧比較し、プラス入力端子に接続された 調光用可変電圧DC1が高いときは出力をハイレベル、逆の時は出力をローレベ ルとするので、結果として連続矩形波パルスV1を出力する。そのパルスV1は Q1により反転され、インバータ回路2の調光パルス信号V2となる。ここで調 光用可変電圧DC1のレベルを変化させると矩形波パルスV1とそれが反転され たV2のハイレベル、ローレベルのデューティ比が変わる。その結果インバータ 回路2の動作・非動作のデューティ比が変わって冷陰極蛍光管FLの輝度が変化 する。
【0008】 一方、何らかの異常発生時は、電源装置の通例として電力供給動作を停止させ ることが好ましい。例えば冷陰極蛍光管FLが何らかの原因でオープンになると 、負荷が軽くなるのでトランスTの出力電圧が過大となる恐れがある。この電圧 はトランスTの二次巻線の耐圧上、および冷陰極蛍光管FLにいたるまでの配線 の絶縁上、好ましくない。したがって、冷陰極蛍光管FLのオープン状態が発生 したら通常インバータ回路2の動作を停止させる。
【0009】 図2の例においては、冷陰極蛍光管FLを流れる電流は異常検出回路3の電流 検出抵抗R5で検出され、検波ダイオードD、容量C3、抵抗R6によって検波 されている。この電圧が基準電圧DC4と比較され、基準電圧DC4よりも低い 場合には冷陰極蛍光管FLがオープンであるとし、比較器CP2の出力が正常時 のハイインピーダンスからローレベルとなる。したがって調光パルス発生回路1 の比較器CP1の出力V1(正常時は矩形波パルス)がローレベルに固定され、 Q1がオフ、V2がハイレベルとなって、インバータ回路2が動作を停止する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、機能を失うことなく調光パルス発生回路1 を単純化することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
位相反転トランジスタQ1を除去すべく、比較器CP1のプラス、マイナスの 入力接続を逆にし、さらに比較器CP1の出力に接続されていた異常検出回路3 の出力信号を比較器CP1のいずれかの入力端子に接続する。こうすることによ り、従来の機能を保持したまま調光パルス発生回路1のトランジスタQ1と抵抗 R2を除去できる。
【0012】
【実施例】
本考案の実施例 図1、図3、図4、によって本考案の詳細な説明をする。図 1において、インバータ回路2と異常検出回路3は図2の従来例からまったく変 わっていない。図3、図4は調光パルス発生回路1を中心に図示してある。また 図2に示す従来例と同一部分には同一番号を付してある。
【0013】 図2における調光パルス発生回路1の比較器CP1は、オープンコレクタ出力 であるから、これを活用することにより、従来使われていた位相反転トランジス タQ1は除去できる。図1に示されるように、Q1を除去しベースに接続されて いた比較器CP1の出力端子とコレクタに接続されていたR3の端子を接続する 。こうすると、調光パルス発生回路1の出力V3の位相が反転してしまう。そこ で、図1に示されるように、比較器CP1のマイナス入力端子に接続されていた 鋸歯状波発生源SGの出力をプラス入力端子に、R1を通してプラス入力端子に 接続されていた調光用可変電圧DC1をマイナス入力端子に接続する。こうする ことによって、V3の位相は元にもどる。
【0014】 また、異常検出回路3の出力が比較器CP1の出力端子に接続してあると、異 常検出時、比較器CP1の出力はローレベル、したがってインバータ回路2は動 作継続となってしまう。よって、本考案においては、異常検出回路3の出力を、 比較器CP1のマイナス入力端子に接続する。こうすることにより、異常時この マイナス入力端子がローレベルにおち、したがって出力V3がハイレベルとなり 、インバータ回路2の動作を止めることができる。
【0015】 本実施例においては、異常検出回路3の出力を調光パルス発生回路1の比較器 CP1のマイナス入力端子に接続したが、回路の動作極性の設定によって比較器 CP1のプラス入力端子に接続すべき場合もある。
【0016】 また異常検出回路3の出力は必ずしも比較器CP1の入力端子に直接接続する 必要はない。その例を図3で説明する。図3において調光用可変電圧は、電圧源 DC3の出力を抵抗R10と可変抵抗VR1で分圧して作られ、R1を通して比 較器CP1のマイナス入力端子に接続される。異常検出回路3の出力は抵抗R1 0と可変抵抗VR1の接続点に加えられる。この場合でも図1の場合とまったく 同様に、異常発生時は比較器CP1のマイナス入力端子はローレベルにおち比較 器CP1の出力がハイレベルとなり、インバータ回路2の動作を停止することが できる。
【0017】 さらに極性の設定によっては、異常検出回路3の出力は、比較器CP1に入力 される鋸歯状波の側に加える場合もある。その例を図4に示す。図4においては 調光用可変電圧DC1はR1を通して比較器CP1のプラス入力端子に接続され 、鋸歯状波発生源SGは直列抵抗R11とR12を通してCP1のマイナス入力 端子に接続されている。異常検出回路3の出力はR11とR12の接続点に加え る。このような構成でも、異常検出時は比較器CP1のマイナス入力がローレベ ル、出力がハイレベルとなり、インバータ回路2の動作を止めることができる。
【0018】 さらに、図1におけるインバータ回路2は冷陰極蛍光管FLの電流を常に一定 に保つ管電流帰還制御機能を持たないが、調光パルス信号V3がたとえばローレ ベルでインバータが動作してしている間、冷陰極蛍光管に流れる電流を検出して それを一定に保つ電流帰還制機能を持つインバータ回路の場合も、本考案は同様 に有効である。すなわち、異常検出時、異常検出回路3の出力を調光パルス発生 回路1の比較器CP1の入力に加えることにより、比較器CP1の出力をハイレ ベルとし、インバータ回路の動作を停止することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、機能を失うことなく、調光パルス発生回 路1を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による冷陰極蛍光管点灯装置の回路図で
ある。
【図2】従来の冷陰極蛍光管点灯装置の回路図である。
【図3】本考案による冷陰極蛍光管点灯装置の調光パル
ス発生回路の例である。
【図4】本考案による冷陰極蛍光管点灯装置の調光パル
ス発生回路の他の例である。
【符号の説明】
1 調光パルス発生回路 2 インバータ回路 3 異常検出回路 FL 冷陰極蛍光管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷陰極蛍光管を点灯させるインバータ回
    路と、鋸歯状波と可変DC電圧を比較器により電圧比較
    して調光パルスを生成する調光パルス発生回路と、異常
    検出回路、を備える冷陰極蛍光管点灯装置において、異
    常発生時、異常検出回路の出力を、該比較器の入力端
    子、または該鋸歯状波の発生部、または該可変DC電圧
    の発生部、または該鋸歯状の波発生部から該比較器の入
    力端子に接続されるまでの間、または該可変DC電圧の
    発生部から該比較器の入力端子に接続されるまでの間、
    に加えることによりインバータ回路の動作を停止させる
    ことを特徴とする冷陰極蛍光管点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040874A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Fujitsu Limited 冷陰極管のための点灯装置における制御方法および点灯装置、並びに液晶表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040874A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Fujitsu Limited 冷陰極管のための点灯装置における制御方法および点灯装置、並びに液晶表示装置
US8330707B2 (en) 2007-09-28 2012-12-11 Fujitsu Limited Lighting device for cold-cathode tube and control method thereof

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