JP4854719B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
図3は、本発明の第1実施例によるpチャネルMOSトランジスタ10の構成を示す。
以下、図5(D)のpチャネルMOSトランジスタの製造工程を、図10(A)〜12を参照しながら説明する。
図13(A)は、上に説明した、減圧CVD装置中において実行される図11(D)のプロセスを要約た、本発明の第3実施例を示す図である。
図14は、先の図11(D)の工程あるいは図13(A)〜(C)のプロセスで使われる減圧CVD装置40の構成を示す図である。
ところで、先に説明したpチャネルMOSトランジスタでは、ゲート絶縁膜12として熱酸化膜あるいはこれよりも比誘電率の高いSiON膜が使われることが多いが、このようなゲート酸化膜12を形成する場合、ゲート酸化膜12の形成に先立って、前記シリコン基板11の表面を水素雰囲気中の熱処理により処理し、自然酸化膜を除去する工程が一般的に行われている。
ところで、図11(D)の工程では、前記トレンチ11TA,11TBをSiGe混晶層14A,14Bによりそれぞれ充填する際に、前記ポリシリコンゲート電極13の表面が露出していると、この部分にもSiGe混晶層の体積が生じてしまう。
(付記1)
チャネル領域を含むシリコン基板と、
前記シリコン基板上、前記チャネル領域に対応してゲート絶縁膜を介して形成され、対向する一対の側壁面上に側壁絶縁膜をそれぞれ担持するゲート電極と、
前記シリコン基板中、前記ゲート電極の両側に前記チャネル領域を挟んでそれぞれ形成されたp型拡散領域よりなるソースエクステンション領域およびドレインエクステンション領域と、
前記シリコン基板中、前記一対の側壁絶縁膜の外側に、それぞれ前記ソースエクステンション領域およびドレインエクステンション領域に連続して形成されたp型拡散領域よりなるソース領域およびドレイン領域と、
前記シリコン基板中、前記一対の側壁絶縁膜の外側に、前記ソースおよびドレイン領域により包まれるように、前記シリコン基板に対してエピタキシャルに形成された一対のSiGe混晶層領域とよりなり、
前記一対のSiGe混晶層領域の各々は、前記ゲート絶縁膜とシリコン基板とのゲート絶縁膜界面よりも高いレベルまで成長しており、
前記一対のSiGe混晶層領域の各々は、互いに対向する側壁面が、前記シリコン基板の主面に対してそれぞれ異なった角度をなす複数のファセットより構成されていることを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記シリコン基板は(100)面を主面として有し、前記ゲート電極は、前記シリコン基板上を略<110>方向または略<100>方向に延在することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記3)
前記SiGe混晶層領域の各々は、原子濃度で20%を超えるGeを含むことを特徴とする付記1または2記載の半導体装置。
(付記4)
前記原子濃度は、40%を超えないことと特徴とする付記3記載の半導体装置。
(付記5)
前記SiGe混晶層領域の各々は、前記ゲート絶縁膜とシリコン基板との界面より下の部分が20〜70nmの厚さを有し、前記ゲート絶縁膜とシリコン基板との界面以上の部分が0〜30nmの厚さを有することを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記6)
前記複数のファセットの各々は、平坦面を有することを特徴とする付記1〜5のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記7)
前記複数のファセットの各々は、結晶面により画成されることを特徴とする付記1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記8)
前記複数のファセットは、前記SiGe混晶層領域のうち、前記ゲート絶縁膜界面よりも上の最上部において、互いに対向するSiGe混晶層領域の側壁面間の距離が、前記シリコン基板表面から上方に向かって増大するように形成された最上部ファセットを含むことを特徴とする付記1〜7のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記9)
前記複数のファセットは、前記主面に対して垂直方向に延在する垂直ファセットを含むことを特徴とする付記1〜8のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記10)
前記複数のファセットは、互いに対向するSiGe混晶層領域の側壁面間の距離が、下方に向かって減少するように形成されたファセットを含むことを特徴とする付記1〜9のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記11)
前記複数のファセットは、互いに対向するSiGe混晶層領域の側壁面間の距離が、上方に向かって減少するように形成されたファセットを含むことを特徴とする付記1〜10のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記12)
前記複数のファセットは、前記基板主面に対して垂直方向に延在する垂直ファセットを、前記最上部ファセットに連続して含み、前記垂直ファセットは、前記SiGe混晶層領域の最上部の下に形成されるSiGe混晶層領域主部の側壁面を画成することを特徴とする付記8記載の半導体装置。
(付記13)
前記複数のファセットは、前記主部の直下に形成され前記SiGe混晶層領域の底面を含む前記SiGe混晶層領域の最下部において、互いに対向するSiGe混晶層領域の側壁面間の距離が、上方に向かって減少するように形成されたファセットを、前記垂直ファセットに連続して含むことを特徴とする付記12記載の半導体装置。
(付記14)
前記複数のファセットは、互いに対向するSiGe混晶層領域の側壁面間の距離が、下方に向かって減少するように形成された主部ファセットを、前記最上部ファセットに連続して含み、前記主部ファセットは、前記SiGe混晶層領域の最上部の直下に形成されるSiGe混晶層領域主部の側壁面を画成し、
さらに前記複数のファセットは、前記主部の直下に形成され前記SiGe混晶層領域の底面を含む前記SiGe混晶層領域の最下部において、互いに対向するSiGe混晶層領域の側壁面間の距離が、上方に向かって減少するように形成された下部ファセットを、前記主部ファセットに連続して含むことを特徴とする付記8記載の半導体装置。
(付記15)
前記主部ファセットおよび下部ファセットは、実質的に(111)面あるいはこれに結晶学的に等価な面により構成されることを特徴とする付記14記載の半導体装置。
(付記16)
前記複数のファセットは、互いに対向するSiGe混晶層領域の側壁面間の距離が上方に向かって減少するように形成された主部ファセットを、前記最上部ファセットに連続して含み、前記主部ファセットは、前記SiGe混晶層領域最上部の直下に形成されるSiGe混晶層主部の側壁面を画成することを特徴とする付記8記載の半導体装置。
(付記17)
前記各々のSiGe混晶層領域上には、シリサイド膜が形成されており、前記シリサイド膜は、実質的にGeを含まないことを特徴とする付記1〜16のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記18)
前記各々のSiGe混晶層領域上には、p型Si層がエピタキシャルに形成されており、前記p型Si層中にはシリサイド層が形成されていることを特徴とする付記1〜16のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記19)
前記シリサイド層の下面は、前記ゲート絶縁膜とシリコン基板との界面よりも上に位置するように形成されることを特徴とする付記18記載の半導体装置。
(付記20)
前記p型Si層は、Geを実質的に含まないことを特徴とする付記18または19記載の半導体装置。
(付記21)
チャネル領域の両側にSiGe圧縮応力発生領域を有する半導体装置の製造方法であって、
シリコン基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記シリコン基板上に、前記ゲート絶縁膜を介してゲート電極を、前記チャネル領域に対応して形成する工程と、
前記シリコン基板中、前記ゲート電極の両側に、一対のp型拡散領域を形成する工程と、
前記シリコン基板中、前記ゲート電極の両側に、前記チャネル領域からそれぞれの側壁絶縁膜を隔てて、一対のp型拡散領域を形成する工程と、
前記シリコン基板中、それぞれソースおよびドレイン領域に対応して、エッチングにより、一対の、各々は複数のファセットで画成された側壁面を有するトレンチを、前記トレンチの側壁面と底面とが、前記ソース領域あるいはドレイン領域を構成するp型拡散領域により連続的に覆われるように形成する工程と、
前記トレンチを、p型SiGe層のエピタキシャル成長により充填する工程とよりなり、
前記p型SiGe層のエピタキシャル成長は、400〜550℃の温度において実行されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記22)
前記p型SiGe層のエピタキシャル成長に先立って、前記トレンチの露出表面に対し、クリーニングおよび自然酸化膜除去を含む前処理を行う工程と、前記前処理工程の後、前記トレンチの露出表面に対し、水素雰囲気中で熱処理を行う工程とを含むことを特徴とする付記21記載の半導体装置の製造方法。
(付記23)
前記水素雰囲気中の熱処理工程は、前記SiGe層のエピタキシャル成長と同じ温度で実行されることを特徴とする付記22記載の半導体装置の製造方法。
(付記24)
チャネル領域の両側にSiGe圧縮応力発生領域を有する半導体装置の製造方法であって、
シリコン基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記シリコン基板上に、前記ゲート絶縁膜を介してゲート電極を、前記チャネル領域に対応して形成する工程と、
前記シリコン基板中、前記ゲート電極の両側に、一対のp型拡散領域を形成する工程と、
前記シリコン基板中、それぞれソースおよびドレイン領域に対応して、エッチングにより、一対の、各々は複数のファセットで画成された側壁面を有するトレンチを、前記チャネル領域から離間して形成する工程と、
前記トレンチの側壁面と底面を、p型にドープされたSiエピタキシャル層により覆う工程と、
前記Siエピタキシャル層上にp型SiGe混晶層をエピタキシャル成長させ、前記トレンチを充填する工程とよりなり、
前記p型SiGe層のエピタキシャル成長は、400〜550℃の温度において実行されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記25)
前記p型Si層のエピタキシャル成長に先立って、前記トレンチの露出表面に対し、クリーニングおよび自然酸化膜除去を含む前処理を行う工程と、前記前処理工程の後、前記トレンチの露出表面に対し、水素雰囲気中で熱処理を行う工程とを含むことを特徴とする付記24記載の半導体装置の製造方法。
(付記26)
前記水素雰囲気中の熱処理工程は、前記p型SiGe混晶層のエピタキシャル成長と同じ温度で実行されることを特徴とする付記25記載の半導体装置の製造方法。
(付記27)
前記p型SiGe混晶層のエピタキシャル成長は、低圧CVD法により、Si気相原料とGe気相原料に、p型ドーパントガスを添加して実行されることを特徴とする付記21〜26のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
(付記28)
前記p型SiGe混晶層のエピタキシャル成長は、前記Si気相原料とGe気相原料とを、前記SiGe混晶層中のGe濃度が20%以上、28%未満となるような流量で供給しながら実行されることを特徴とする付記27記載の半導体装置の製造方法。
(付記29)
前記p型SiGe層のエピタキシャル成長は、前記シリコン基板表面とゲート絶縁膜との界面を越えて実行されることを特徴とする付記21〜28のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
(付記30)
さらに、前記p型SiGe混晶層のエピタキシャル成長工程の後、前記p型SiGe混晶層上に、Siを主とし、Geを実質的に含まないp型半導体層を、エピタキシャル成長する工程を含むことを特徴とする付記21〜29のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
(付記31)
さらに、前記p型SiGe混晶層のエピタキシャル成長工程の後、前記p型SiGe混晶層上に、Siを主とし、Ge濃度が20%を超えないp型半導体よりなるキャップ層を、エピタキシャル成長する工程を含むことを特徴とする付記21〜29のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記32)
前記p型キャップ層をエピタキシャル成長する工程は、前記p型SiGe混晶層のエピタキシャル成長工程と実質的に同一温度、あるいはそれ以下の温度で実行されることを特徴とする付記29または30記載の半導体装置の製造方法。
(付記33)
さらに前記キャップ層上にシリサイド膜を、前記シリサイド膜の下面が前記キャップ層とp型SiGe混晶層の界面を越えないように形成する工程を含むことを特徴とする付記31または32記載の半導体装置の製造方法。
(付記34)
前記キャップ層の形成工程の後、前記シリサイド膜の前に、前記側壁絶縁膜の表面を、エッチングガスにより、前記p型SiGe混晶層のエピタキシャル成長工程と実質的に同一温度、あるいはそれ以下の温度で処理する工程を含むことを特徴とする付記33記載の半導体装置の製造方法。
(付記35)
前記p型SiGe混晶層をエピタキシャル成長する工程は、前記ゲート電極表面をボロン膜で覆った状態で実行されることを特徴とする付記21〜34のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
(付記36)
前記トレンチを形成する工程は、ドライエッチング工程とウェットエッチング工程とを含むことを特徴とする付記21〜35のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
(付記37)
前記ゲート絶縁膜を形成する工程は、前記シリコン基板表面から自然酸化膜を除去する工程と、
前記自然酸化膜を除去したシリコン基板表面に、前記ゲート絶縁膜を形成する工程とよりなり、
前記自然酸化膜を除去する工程は、水素を含まない非酸化雰囲気中、900℃以下の温度で熱処理する工程よりなることを特徴とする付記21〜36のうちいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
11A 素子領域
11I 素子分離構造
11TA,11TB トレンチ
11S,11D ソース/ドレイン領域
11a,11b ソース/ドレインエクステンション領域
11p ポケット注入領域
12 ゲート絶縁膜
12I 熱酸化膜
13 ゲート電極
13A,13B 側壁絶縁膜
13Bo B膜
13M ポリシリコン膜
14A,14B p型SiGe混晶層領域
14a〜14e ファセット
15A,15B p型Siエピタキシャル層
16A,16B,16C シリサイド層
40 クラスタ型基板処理装置
41 CVD反応炉
42 基板搬送室
43 前処理室
M マスク
Claims (14)
- チャネル領域の両側にSiGe圧縮応力発生領域を有する半導体装置の製造方法であって、
シリコン基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記シリコン基板上に、前記ゲート絶縁膜を介してゲート電極を、前記チャネル領域に対応して形成する工程と、
前記シリコン基板中、前記ゲート電極の両側に、一対のp型拡散領域からなるソースエクステンション領域およびドレインエクステンション領域を形成する工程と、
前記ゲート電極の対向する一対の側壁面上に一対の側壁絶縁膜を形成する工程と、
前記シリコン基板中、前記ゲート電極の両側に、前記チャネル領域からそれぞれの前記側壁絶縁膜を隔てて、一対のp型拡散領域からなるソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
前記シリコン基板中、それぞれの前記ソースおよびドレイン領域をエッチングすることにより、一対の、各々は前記チャネル領域側に突出し、2つの結晶面によって形成される、尖った先端部を構成する側壁面を有するトレンチを、前記トレンチの側壁面と底面とが、前記ソース領域あるいはドレイン領域を構成するp型拡散領域により連続的に覆われるように形成する工程と、
前記トレンチを、前記SiGe圧縮応力発生領域であるp型SiGe層のエピタキシャル成長により充填する工程とよりなり、
前記p型SiGe層のエピタキシャル成長は、400〜550℃の温度において実行されることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記p型SiGe層のエピタキシャル成長に先立って、前記トレンチの露出表面に対し、クリーニングおよび自然酸化膜除去を含む前処理を行う工程と、前記前処理工程の後、前記トレンチの露出表面に対し、水素雰囲気中で熱処理を行う工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
- 前記水素雰囲気中の熱処理工程は、前記SiGe層のエピタキシャル成長と同じ温度で実行されることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
- 前記p型SiGe層のエピタキシャル成長は、低圧CVD法により、Si気相原料とGe気相原料に、p型ドーパントガスを添加して実行されることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
- 前記p型SiGe層のエピタキシャル成長は、前記Si気相原料とGe気相原料とを、前記SiGe層中のGe濃度が20%以上、28%未満となるような流量で供給しながら実行されることを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
- 前記p型SiGe層のエピタキシャル成長は、前記シリコン基板表面とゲート絶縁膜との界面を越えて実行されることを特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
- さらに、前記p型SiGe層のエピタキシャル成長工程の後、前記p型SiGe層上に、Siを主とし、Geを実質的に含まないp型半導体よりなるキャップ層を、エピタキシャル成長する工程を含むことを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
- さらに、前記p型SiGe層のエピタキシャル成長工程の後、前記p型SiGe層上に、Siを主とし、Ge濃度が20%を超えないp型半導体よりなるキャップ層を、エピタキシャル成長する工程を含むことを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
- 前記p型半導体よりなるキャップ層をエピタキシャル成長する工程は、前記p型SiGe層のエピタキシャル成長工程と実質的に同一温度、あるいはそれ以下の温度で実行されることを特徴とする請求項7または8記載の半導体装置の製造方法。
- さらに前記p型半導体よりなるキャップ層上にシリサイド膜を、前記シリサイド膜の下面が前記p型半導体よりなるキャップ層とp型SiGe層の界面を越えないように形成する工程を含むことを特徴とする請求項7または8記載の半導体装置の製造方法。
- 前記p型半導体よりなるキャップ層の形成工程の後、前記シリサイド膜の形成前に、前記側壁絶縁膜の表面を、エッチングガスにより、前記p型SiGe層のエピタキシャル成長工程と実質的に同一温度、あるいはそれ以下の温度で処理する工程を含むことを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造方法。
- 前記p型SiGe層をエピタキシャル成長する工程は、前記ゲート電極表面をボロン膜で覆った状態で実行されることを特徴とする請求項8〜11のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
- 前記トレンチを形成する工程は、ドライエッチング工程とウェットエッチング工程とを含むことを特徴とする請求項8〜12のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
- 前記ゲート絶縁膜を形成する工程は、前記シリコン基板表面から自然酸化膜を除去する工程と、
前記自然酸化膜を除去したシリコン基板表面に、前記ゲート絶縁膜を形成する工程とよりなり、
前記自然酸化膜を除去する工程は、水素を含まない非酸化雰囲気中、900℃以下の温度で熱処理する工程よりなることを特徴とする請求項8〜13のうちいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
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