JP4854417B2 - 撮像装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関するものである。
一眼レフタイプのデジタルカメラには、フォーカルプレンシャッター(以下、メカニカルシャッターと称す)と電子シャッターを併用して撮像動作を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
このシャッターは、後幕をメカニカルシャッターで構成し、このメカニカルシャッターと、後幕の走行に先行して撮像素子の画素のリセット走査を行う電子シャッターとにより、撮影を行うものである。この撮像素子の電荷蓄積開始走査(以下、リセット走査と称す)は、後幕のメカニカルシャッターの走行特性に合わせた走査パターンとなっている。
また、フォーカルプレーンの先幕及び後幕走行速度の変動に起因する露光状態の悪化を防ぐために、先幕及び後幕の走行速度を検出し、検出した速度に基づいて、先幕または後幕の走行速度を調整するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−41523号公報 特開2005-159418号公報
従来のメカニカルシャッターは、先幕、後幕2つのシャッター幕が同じ様な走行特性を持つように構成されている。従って、累積作動回数、姿勢、温度等の撮像装置の状態が変化した場合、先幕、後幕の走行特性はそれぞれが同じ様に変化し、露出の誤差や露出ムラが発生しない。
しかし、上記メカニカルシャッターと電子シャッターを併用したシャッターにおいては、累積作動回数、姿勢、温度等の撮像装置の状態が変化した場合、メカニカルシャッターの走行特性は変化するが、電子シャッターの走行特性は変化しない。そのために、露出の誤差や、露出ムラが発生する問題がある。
しかし、特許文献1には、撮像装置の状態が変化した場合の露出の誤差や露出ムラの補正について開示されていない。
これに対し、撮像装置の状態が変化したことを検知した場合に、電子シャッターの走行特性とメカニカルシャッターの走行特性の差分を補償するために、電子シャッターの走行特性を補正することが考えられる。撮像装置が横向きか縦向きかという撮像装置の姿勢の変化を検知したのであれば、メカニカルシャッターに作用する重力の向きを考慮して、その変化を相殺するように電子シャッターの走行特性を補正すればよい。姿勢の変化を検知する度にこの補正を行えば、姿勢による露出誤差が生じない撮像装置を提供することができる。
しかしながら、撮像装置の状態が変化したからといって、必ずしも、その変化を相殺するための補正を行わないほうが好ましい場合もある。
例えば、経時変化によるメカニカルシャッターの走行特性の変化は、撮影の度に少しずつ進行するものであって、撮影回数が所定値に達したときに、それまでの経時変化分をまとめて補正するほうが容易であり、補正の精度も高い。
ここで、撮影回数が所定値に達する前後で同じシーンを連続して撮影していたとすると、連続して得られた画像であるにも関わらず、その2つの画像の露出の度合いに不自然な差が生じる可能性がある。すると、この2つの画像を見たユーザーが撮像装置の露出制御に不具合が生じたと錯覚してしまうおそれがある。
特許文献2記載の技術では、先幕及び後幕の走行速度を検出し、検出した速度に基づいて、電子シャッターの走行特性を補正するため、常に理想とする露出状態の画像データを得ることができるので、上記の問題は生じない。しかしながら、メカ的に先幕、後幕の走行速度を調整するために、構造が複雑になる問題がある。
そこで、本発明の目的は、先幕及び後幕の走行速度を検出することなく、かつ、急激な露出の度合いの変化をユーザーに認識させにくくし、露出の誤差や露出ムラを低減させた適正露出の画像データを得ることが可能になる撮像装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像装置において、自身の状態を判別する状態判別手段と、前記状態判別手段の出力により、撮像素子の行毎に順次、電荷蓄積開始走査を行う走査手段の走査パターンを設定する走査パターン設定手段と、前記状態判別手段の出力により、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更する第一の走査パターン変更制御と、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンに複数回の電荷蓄積走査を行って段階的に変更する第二の走査パターン変更制御のいずれかを選択する選択手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る撮像方法は、メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像方法において、自身の状態を判別する状態判別ステップと、前記状態判別ステップの出力により、撮像素子の行毎に順次、電荷蓄積開始走査を行う走査ステップの走査パターンを設定する走査パターン設定ステップと、前記状態判別ステップでの判別の結果により、走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップで設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更する第一の走査パターン変更制御と、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップで設定した走査パターンに複数回の電荷蓄積走査を行って段階的に変更する第二の走査パターン変更制御のいずれかを選択する選択ステップと、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記撮像方法は、自身の状態を判別する状態判別ステップと、前記状態判別ステップの出力により、撮像素子の行毎に順次、電荷蓄積開始走査を行う走査手段の走査パターンを設定する走査パターン設定ステップと、前記状態判別ステップでの判別の結果により、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップで設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更する第一の走査パターン変更制御と、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップが設定した走査パターンに複数回の電荷蓄積走査を行って段階的に変更する第二の走査パターン変更制御のいずれかを選択する選択ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、露出の誤差や露出ムラを低減した画像が撮影可能となり、かつ、不自然な露出の変化をユーザーに認識させにくい構成とすることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置のブロック構成を概略的に示す図である。なお、この撮像装置は、メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像装置である
図1において、撮像装置(カメラシステム)は、カメラ本体100と、カメラ本体100に装着される交換レンズ101とを有している。
まず、カメラ本体100内の構成について、その動作と併せて説明する。
カメラシステムが非撮影状態(図1に示す状態)にある場合において、交換レンズ101の撮影レンズ114を通過した被写体光束のうち一部の光束は、撮影光路内に位置するミラー部材102で反射してファインダ光学系103に導かれる。これにより、撮影者は、ファインダ光学系103を介して被写体像を観察することができる。
カメラシステムが非撮影状態から撮影状態に移行すると、ミラー部材102が撮影光路から退避することで、撮影レンズ114からの被写体光束は、CMOSセンサである撮像素子104側に向かう。
撮像素子104に対して被写体側には、メカニカルシャッター105が配置されており、メカニカルシャッター105は、複数の遮光羽根で構成されるメカ後幕を有している。カメラCPU113は、シャッター駆動回路106を介してメカニカルシャッター105の駆動を制御する。
また、撮像素子104には、パルス発生回路107から走査クロックや所定の制御パルスが供給される。パルス発生回路107で発生した走査クロックのうち垂直走査用のクロックは、垂直駆動変調回路108によって、クロック周波数が所定の周波数に変調されて、撮像素子104に入力される。この垂直駆動変調回路108によって電子先幕のリセット走査(電荷蓄積開始走査)の走査パターンが決定される。
また、パルス発生回路107は、信号処理回路109にもクロック信号を出力する。信号処理回路109は、撮像素子104から読み出された信号に対して所定の処理(色処理やガンマ補正等)を施すことにより画像データを生成する。該画像データは、映像表示回路110に出力されて撮影画像として表示され、あるいは画像記録回路111に記録される。
スイッチユニット112は、撮影条件等を設定するために操作されるスイッチ、撮影準備動作を開始するスイッチ、及び撮影動作を開始させるために操作されるスイッチを含む。そして、カメラCPU113は、スイッチユニット112の操作に応じた動作を行う。
状態判別手段130は不図示の累積作動回数カウンタ、姿勢検知装置、温度検知装置、等からなり、撮像装置(撮像装置自身)の状態の情報をカメラCPU113に出力する。
カメラCPU113は、状態判別手段130の情報により、電子先幕のリセット走査の走査パターンを設定する走査パターン設定手段131、状態判別手段130の情報により電子先幕のリセット走査の走査パターンをただちに走査パターン設定手段131が設定した走査パターンに変更する第一の走査パターン変更手段132を内蔵している。
また、同様に、カメラCPU113は、状態判別手段130の情報により電子先幕のリセット走査の走査パターンを走査パターン設定手段131が設定した走査パターンに段階的に変更する第二の走査パターン変更手段133を内蔵している。また、同様に、カメラCPU113は、状態判別手段130の情報によりにより、第一の走査パターン変更手段132あるいは第二の走査パターン変更手段133を選択する選択手段134を内蔵している。
選択手段134は、電子先幕のリセット走査の走査パターンの変更が異なるシーンで行われる場合は、第一の走査パターン変更手段132を選択し、電子先幕のリセット走査の走査パターンの変更が同一シーンで行われる場合は第二の走査パターン変更手段133を選択するよう構成してもよい。
次に、交換レンズ101内の構成について説明する。
撮影レンズ114は、光軸方向に移動可能となっている。ここで、撮影レンズ114はズームレンズ等、複数のレンズユニットで構成することもできる。レンズCPU115は、レンズ駆動機構116を介して、撮影レンズ114の駆動を制御する。
絞り駆動機構117は、被写体輝度に応じて、絞り駆動回路118からの信号により撮影動作で絞りの制御を行う。ズーム駆動機構119は、一般に手動操作でズーム位置が決定され、そのズーム位置はズーム位置検出回路120により検出されて、レンズCPU115に送られる。
レンズCPU115は、交換レンズ101側の通信接点121及びカメラ本体100側の通信接点122を介して、カメラ本体100内のカメラCPU113と通信可能となっている。
本実施の形態のカメラシステムでは、従来一般的なメカ先幕に代えて電子シャッター(電子先幕)と、メカ後幕を用いて、本撮影を行うことができるようになっている。
図2は、図1における撮像素子及びメカ後幕の正面図である。
図2は、電子先幕のリセット走査及びメカ後幕の走行が途中にあるときの状態を示している。矢印1は、電子先幕のリセット走査及び読み出し走査の走査方向と、メカ後幕3の走行方向を示す。
撮影動作で電子先幕のリセット走査を行う場合、撮影レンズ114を介して撮像素子104の撮像面2で結像した被写体像は上下が反転するため、撮像面2の下側から上側に向かってリセット走査が行われることになる。図2では、メカ後幕3は、撮像面2の一部の領域を遮光している。
符号4は撮像素子104のうち電荷リセットされるライン(リセットライン)を示している。リセットライン4は、電子先幕の先端に相当する。リセットライン4とメカ後幕3の先端5との間のスリットによって形成される領域6は、撮像素子104において露光による電荷蓄積が行われている領域(電荷蓄積領域)である。
そして、撮像素子104内の特定の画素において、リセットライン4が通過してから、すなわち、リセット動作が開始されてから、メカ後幕3によって遮光状態となるまでの時間は、上記特定の画素における露光による電荷蓄積時間となる。
また、電荷蓄積の開始タイミングは、撮像素子104の行毎で異なっており、撮像面2のうち最も下に位置する行で電荷蓄積動作が最も早く開始され、最も上に位置する行で電荷蓄積動作が最も遅く開始される。
図3乃至図5は、電子先幕のリセット走査の走査パターンとメカ後幕の走行パターンとの関係を示す図で、横軸は時間、縦軸は撮像素子上の下から上への距離を表している。
図3は通常の状態で、符号12はメカ後幕の走行カーブを表し、走行開始から徐々に速度が上がる状態を表している。符号11は電子先幕のリセット走査の走査パターンを表し、メカ後幕の走行カーブとほぼ同じ走査パターンで露出ムラのない適正な露光が得られる。
図4はメカ後幕の幕速が速くなった状態を示す。符号13はメカ後幕の走行カーブを表し、幕速が速くなったため、図3の走行カーブ12に比べ走行カーブが立ってきている。符号14は電子先幕のリセット走査の走査パターンを表し、図3と同じである。
図4からわかるように、撮像素子104の上になるに従って、電子先幕の走査パターン14とメカ後幕の時間間隔が短くなり、撮像素子104の上になるに従って露出が不足し露出ムラを生じ、画面全体の露出も不足する。
状態判別手段130の情報が、メカ後幕の幕速が速くなる情報の場合には、走査パターン設定手段131が、電子先幕の走査パターン15をメカ後幕の走行カーブ13と同様に立たせる。このことにより、メカ後幕の走行カーブ13とほぼ同じ走査パターン15で露出ムラのない、適正な露光が得られる。
図5はメカ後幕の幕速が遅くなった状態を示す。符号16はメカ後幕の走行カーブを表し、幕速が遅くなったため、図3の走行カーブ12に比べて立ち上がりがなだらかになっている。符号17は電子先幕のリセット走査の走査パターンを表し、図3と同じである。
図5からわかるように、撮像素子104の上になるに従って、電子先幕の走査パターン17とメカ後幕の時間間隔が長くなり、撮像素子104の上になるに従って露出が過剰になり露出ムラを生じ、画面全体の露出も過剰になる。
状態判別手段130の情報が、メカ後幕の幕速が遅くなる情報の場合には、走査パターン設定手段131が電子先幕の走査パターン18のように、メカ後幕の走行カーブ16と同様に、なだらかな立ち上がりとする。このことにより、メカ後幕の走行カーブ16とほぼ同じ走査パターン18で露出ムラのない、適正な露光が得られる。
走査パターン設定手段131は、あらかじめ記憶された複数の走査パターンの中から走査パターンを設定してもよく、または、あらかじめ設定された走査パターンから演算により設定してもよい。
図6及び図7で第一の走査パターン変更手段503及び第二の走査パターン変更手段504の動作について説明する。
図6及び図7は、電子先幕のリセット走査の走査パターンとメカ後幕の走行パターンとの関係を示し、横軸は時間、縦軸は撮像素子上の下から上への距離を表している。
図6はメカ後幕の幕速が速くなった状態を示す。
状態判別手段130の情報が、メカ後幕の幕速が速くなる情報の場合には、走査パターン設定手段131が、電子先幕の走査パターン15のようにメカ後幕の走行カーブ13と同様に走査パターンを立たせる。
第一の走査パターン変更手段132は、撮影時の電子先幕の走査パターンを、走査パターン14から走査パターン15に直ちに変更する。第二の走査パターン変更手段133は、撮影時の電子先幕の走査パターンを、走査パターン14、走査パターン21、走査パターン15と段階的に変更する。第一の走査パターン変更手段132は、走査パターンの変更の幅(度合)によらず、直ちに走査パターン設定手段131が設定した走査パターンに変更する。第二の走査パターン変更手段は、走査パターンの変更の幅に上限を有しており、走査パターンの変更の幅がこの上限(所定値)を超えていれば、複数回に分けて走査パターン設定手段131が設定した走査パターンに変更する。
また、第一の走査パターン変更手段132と第二の走査パターン変更手段133の両方に上限を設け、第一の走査パターン変更手段132の上限のほうを大きくする構成としてもよい。また、第二の走査パターン変更手段133が、第一の走査パターン変更手段132よりも、走査パターン設定手段131が設定した走査パターンに達するまでの変更回数が必ず多くなるような構成としても構わない。
ここで、電子先幕のリセット走査の走査パターンとして走査パターン14が設定された撮影が行われていた場合を例にあげて説明する。この撮影後に、状態判別手段130の情報に応じて第一の走査パターン変更手段132が選択されると、次の撮影時には電子先幕の走査パターンとして走査パターン15が設定される。これに対し、状態判別手段130の情報に応じて第二の走査パターン変更手段133が選択されると、次の撮影時には走査パターン21が設定され、さらにその次の撮影時には走査パターン15が設定される。
本実施の形態では、電子先幕の走査パターン14を、走査パターン21、走査パターン15と2段階で変更したが、他の数の段階で変更してもよい。
図7はメカ後幕の幕速が遅くなった状態を示す。
状態判別手段130の情報が、メカ後幕の幕速が遅くなる情報の場合には、走査パターン設定手段131が、電子先幕の走査パターン18のように、メカ後幕の走行カーブ16と同様に、なだらかな立ち上がりとする。
第一の走査パターン変更手段132は、撮影時の電子先幕の走査パターンを、走査パターン17から走査パターン18に直ちに変更する。第二の走査パターン変更手段133は、撮影時の電子先幕の走査パターンを、走査パターン17、走査パターン22、走査パターン18と段階的に変更する。
ここで、電子先幕のリセット走査の走査パターンとして走査パターン17が設定された撮影が行われていた場合を例にあげて説明する。この撮影後に、状態判別手段130の情報に応じて第一の走査パターン変更手段132が選択されると、次の撮影時には電子先幕の走査パターンとして走査パターン18が設定される。これに対し、状態判別手段130の情報に応じて第二の走査パターン変更手段133が選択されると、次の撮影時には走査パターン22が設定され、さらにその次の撮影時には走査パターン18が設定される。
本実施の形態では電子先幕の走査パターン17を、走査パターン22、走査パターン18と2段階で変更したが、他の数の段階で変更してもよい。
図8は、図1の撮像装置によって実行される撮影処理の手順を示すフローチャートである。
図8において、以下の処理が順次実行される。
ステップS1;撮影準備動作を開始するスイッチSW1のON、OFFを判断する。SW1がONであればステップS2に進み、OFFであれば、再びステップS1に戻る。
ステップS2;図示しない測光センサが被写体の輝度を測定し、測光センサ出力とISO感度設定等の情報により、レンズの絞りが決定される。
ステップS3;図示しない測距系によって被写体距離情報が取得され、撮影レンズのフォーカス位置が決定される。
ステップS4;被写体輝度と絞り、ISO感度設定等によりシャッター速度が決定される。
ステップS5;状態判別手段130が、撮像装置の状態情報を取得する。
ステップS6;走査パターン設定手段131が、状態判別手段130からの状態情報により、電子先幕のリセット走査の走査パターンを設定する。
ステップS7;選択手段134が、状態判別手段130からの状態情報により、第一の走査パターン変更手段132、あるいは第二の走査パターン変更手段133を選択する。
ステップS8;第一の走査パターン変更手段132、あるいは第二の走査パターン変更手段133が、電子先幕のリセット走査の走査パターンを変更する。
ステップS9;撮影動作を開始させるために操作されるスイッチSW2のON、OFFを判断する。SW2がONであればステップS10に進み、OFFであれば、再びステップS9に戻る。
ステップS10;撮像装置は撮影動作に移行し、ミラー102がアップする。
ステップS11;第一の走査パターン変更手段132、あるいは第二の走査パターン変更手段133が変更した走査パターンで電子先幕のリセット動作が開始される。
ステップS12;メカ後幕の走行が開始されて、撮像素子104上で電荷蓄積動作が順次行われる。
ステップS13;ミラー102のダウンとシャッターチャージが行われて撮影の一連の処理が終了する。
本実施の形態の撮像装置において、状態判別手段130による撮像装置の状態情報と、選択手段134による選択動作の関係の例としては、以下のようなものが考えられる。
第1の例としては、状態判別手段130は、不図示の累積作動カウンタを備え、撮像装置の累積作動回数を判別する。走査パターン設定手段131は、状態判別手段130からの累積作動回数の情報により、電子先幕のリセット走査の走査パターンを設定する。累積作動回数によって電子先幕のリセット走査の走査パターンを変更する場合は、変更の前後に得られた画像が同一シーンに対して連続して得られたものである可能性が生じる。そこで、選択手段134は、状態判別手段130からの累積作動回数の情報によって走査パターンを変更する場合には、第二の走査パターン変更手段133を選択する。
第2の例としては、状態判別手段130は、不図示の姿勢検知装置を備え、撮像装置の姿勢を判別する。走査パターン設定手段131は、状態判別手段130からの姿勢の情報により、電子先幕のリセット走査の走査パターンを設定する。撮像装置の姿勢が変化する場合は、被写体となるシーンが変化するため、走査パターンをただちに変更する必要がある。そこで、選択手段134は、状態判別手段130からの姿勢の情報によって走査パターンを変更する場合には、第一の走査パターン変更手段132を選択する。
第3の例としては、状態判別手段130は、不図示の温度検出手段を備え、撮像装置の温度を判別する。走査パターン設定手段131は、状態判別手段130からの温度の情報により、電子先幕のリセット走査の走査パターンを設定する。温度変化によって電子先幕のリセット走査の走査パターンを変更する場合は、変更の前後に得られた画像が同一シーンに対して連続して得られたものである可能性が生じる。そこで、選択手段134は、状態判別手段130からの温度の情報によって走査パターンを変更する場合には、第二の走査パターン変更手段133を選択する。
第4の例としては、状態判別手段130は、撮影レンズ101の情報から、撮影レンズを判別する。走査パターン設定手段131は、状態判別手段130からの撮影レンズの情報により、電子先幕のリセット走査の走査パターンを設定する。撮影レンズが変化する場合は、被写体となるシーンが変化するため、走査パターンをただちに変更する必要がある。そこで、選択手段134は、状態判別手段130からの撮影レンズの情報によって走査パターンを変更する場合には、第一の走査パターン変更手段132を選択する。
これら4つの例のうち、第一の走査パターン変更手段132を選択すべき場合と、第二の走査パターン変更手段133を選択すべき事例が同時に生じることも考えられる。この場合は、被写体となるシーンが変化しているため、第二の走査パターン変更手段133を選択すればよい。
さらに、状態判別手段130が図示しない測距系や測光センサで被写体の距離情報や輝度情報を観察する構成としてもよい。選択手段134は、この観察結果によりシーンが同一であると判断されれば、第二の走査パターン変更手段133を選択し、シーンが変化したと判断されれば第一の走査パターン変更手段132を選択すればよい。
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置のブロック構成を概略的に示す図である。 図1の撮像装置における電子先幕とメカ後幕の関係を示す図である。 図1の撮像装置における通常の電子先幕のリセット走査の走査パターンとメカ後幕の走行パターンとの関係を示す図である。 図1の撮像装置におけるメカ後幕の幕速が速くなった状態のリセット走査の走査パターンとメカ後幕の走行パターンとの関係を示す図である。 図1の撮像装置におけるメカ後幕の幕速が遅くなった状態のリセット走査の走査パターンとメカ後幕の走行パターンとの関係を示す図である。 図1の撮像装置における第一の走査パターン変更手段及び第二の走査パターン変更手段の動作についての説明図である(その1)。 図1の撮像装置における第一の走査パターン変更手段及び第二の走査パターン変更手段の動作についての説明図である(その2)。 図1の撮像装置によって実行される撮影処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 カメラ本体
101 交換レンズ
104 撮像素子
105 メカニカルシャッター
106 シャッター駆動回路
107 パルス発生回路
108 垂直駆動変調回路
109 信号処理回路
110 映像表示回路
111 画像記録回路
112 スイッチユニット
113 カメラCPU
130 状態判別手段
131 走査パターン設定手段
132 第一の走査パターン変更手段
133 第二の走査パターン変更手段
134 選択手段

Claims (10)

  1. メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像装置において、
    自身の状態を判別する状態判別手段と、
    前記状態判別手段の出力により、撮像素子の行毎に順次、電荷蓄積開始走査を行う走査手段の走査パターンを設定する走査パターン設定手段と、
    前記状態判別手段の出力により、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更する第一の走査パターン変更制御と、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンに複数回の電荷蓄積走査を行って段階的に変更する第二の走査パターン変更制御のいずれかを選択する選択手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第一の走査パターン変更制御は、現在の走査パターンから前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンへの変更の度合によらず、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更し、
    前記第二の走査パターン変更制御は、現在の走査パターンから前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンへの変更の度合が所定値を超えた場合は、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンに複数回の電荷蓄積走査を行って段階的に変更し、現在の走査パターンから前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンへの変更の度合が所定値を超えない場合は、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定手段が設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更することを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  3. 前記状態判別手段は、累積作動回数を判別し、前記選択手段は、前記累積作動回数の情報に基づいて設定された走査パターンに変更する場合は、前記第二の走査パターン変更制御を選択することを特徴とする請求項又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記状態判別手段は、撮像装置自身の姿勢を判別し、前記選択手段は、前記撮像装置自身の姿勢の変化に基づいて設定された走査パターンに変更する場合は、前記第一の走査パターン変更制御を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記状態判別手段は、撮像装置自身の温度を判別し、前記選択手段は、前記撮像装置自身の温度に基づいて設定された走査パターンに変更する場合には、前記第二の走査パターン変更制御を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記状態判別手段は、装着されたレンズを判別し、前記選択手段は、前記装着されたレンズに基づいて設定された走査パターンに変更する場合には、前記第一の走査パターン変更制御を選択することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記選択手段は、前記走査手段の走査パターンの変更が異なるシーンで行われる場合は、前記第一の走査パターン変更制御を選択し、電子先幕のリセット走査の走査パターンの変更が同一シーンで行われる場合は、前記第二の走査パターン変更制御を選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像方法において、
    自身の状態を判別する状態判別ステップと、
    前記状態判別ステップの出力により、撮像素子の行毎に順次、電荷蓄積開始走査を行う走査ステップの走査パターンを設定する走査パターン設定ステップと、
    前記状態判別ステップでの判別の結果により、走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップで設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更する第一の走査パターン変更制御と、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップで設定した走査パターンに複数回の電荷蓄積走査を行って段階的に変更する第二の走査パターン変更制御のいずれかを選択する選択ステップと、
    を備えることを特徴とする撮像方法。
  9. メカニカルシャッター及び電子シャッターを併用して撮像動作を行う撮像方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記撮像方法は、
    自身の状態を判別する状態判別ステップと、
    前記状態判別ステップの出力により、撮像素子の行毎に順次、電荷蓄積開始走査を行う走査手段の走査パターンを設定する走査パターン設定ステップと、
    前記状態判別ステップでの判別の結果により、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップで設定した走査パターンに次回の電荷蓄積走査から変更する第一の走査パターン変更制御と、前記走査手段の走査パターンを前記走査パターン設定ステップが設定した走査パターンに複数回の電荷蓄積走査を行って段階的に変更する第二の走査パターン変更制御のいずれかを選択する選択ステップと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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