JP4853732B2 - 移動体通信システム及びその通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体通信システムの複数種類のトランスポートチャネルにおける無線リソースの最適配分に関する。
近年、3GPP仕様に準拠した移動体通信システムが次々と実用化されており、Rel.6において標準化されたMBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)は、複数のユーザに同一のデータを送信する際、基地局(Node B)内の無線リソースを複数のユーザで同時に共有できる技術であり、今後実用化される可能性が十分ある(非特許文献1及び2参照)。ここで、無線リソースとは、送信電力、拡散コード、周波数サブキャリア等を指す。また既にRel.5において標準化されたHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)は下り無線リンクのパケットサービスの高速化技術として、実用化されつつある。今後MBMSが実用化される場合、HSPDAとシステム内で共存し、基地局内の同じ無線リソースを共有して提供される可能性が高い。
また、今後3GPPにおいて、次期MBMS(Rel.6のMBMSを高度化したもの)と次期HSDPA(Rel.5のHSDPAを高度化したもの)が標準化されつつあり、これらがシステム内で共存し、基地局内の同じ無線リソースを共有して提供される可能性が高い。
MBMS用のトランスポートチャネルを使用して送信されるデータ(以降MBMSデータとする)の通信制御を行う制御部MAC(Medium Access Control)と、HSDPA用のトランスポートチャネルを使用して送信されるデータ(以降HSDPAデータとする)の通信制御を行うMACは、それぞれMAC−m、MAC−hsとして独立しており、MAC−mは基地局制御装置(RNC)内、MAC−hsは基地局内にある。そのため、MBMSとHSDPA間で基地局内無線リソースの共有を行う場合、以下のように実現することができる。
まず、各基地局が使用できる全無線リソース量のうち、MBMSデータに使用できる無線リソース量とHSDPAデータに使用できる無線リソース量を予め設定する。コアネットワークからMBMS送信要求を受信した時、移動局(UE)と基地局間の無線リソース管理、制御を行う制御部RRC(Radio Resource Control)は、MBMSデータの送信対象の基地局配下の移動局から受信要求を募り、予め設定されたMBMSデータに使用できる無線リソース量内で送信可能と判断した場合、MBMSデータの送信を決定する。
次に基地局制御装置内にあるMAC−mは、RRCから事前に設定されたMBMSデータ用無線リソースの中で、MBMSデータを、優先度やQoSに応じてデータの通信制御を行う。一方HSDPAは、コアネットワークまたは移動局からHSDPA送受信要求を受信した時、RRCは予め設定されたHSDPAデータに使用できる無線リソース量内で送受信可能と判断した場合、HSDPAデータの送受信を決定する。
次に基地局内にあるMAC−hsは、RRCから事前に設定されたHSDPA用無線リソースの中で、データの優先度や各移動局のCQI(Channel Quality Indicator)に応じてデータの通信制御を行う。
通常RRCからMAC−m、MAC−hsへ、各データが使用する無線リソース情報を通知されるが、各データが使用する無線リソース情報を異なるMACには通知しない。つまり、MAC−mにはHSDPAデータが使用する無線リソース情報が通知されず、逆にMAC−hsにはMBMSデータが使用する無線リソース情報が通知されないため、この方法では、MAC−mとMAC−hsは、それぞれ互いのデータが使用している無線リソース量をお互い認識することができず、通信中にMBMSデータ用無線リソースはHSDPAデータへ割り当てることができない。逆に、HSPDAデータ用無線リソースはMBMSデータへ割り当てることはできないため、図1のように使用されない無線リソースが生じることがあった。図1中縦線部がHSDPAデータに使用された無線リソース、空白部がMBMSデータに使用された無線リソース、点線部が未使用無線リソースを表す。
そこで互いのMAC同士が、使用する無線リソース情報を通知しあうことによって、次のようなスケジューリングを実現することができる。まず、各基地局が使用できる全無線リソース量のうち、MBMSデータに使用できる無線リソース量を予め設定する。コアネットワークからMBMS送信要求を受信した時、RRCは予め設定されたMBMSデータ用無線リソース内で送信可能と判断した場合、MBMS送信要求を許可する。
次に基地局制御装置内にあるMAC−mは、RRCから事前に設定されたMBMSデータ用無線リソースの中から、MBMSデータ間の優先度やQoSに応じてデータの通信制御を行う。一方MAC−mは基地局内にあるMAC−hsにMBMSデータが実際使用する無線リソース量を通知し、MAC−hsは基地局内で使用できる無線リソースの残りの中で、各UEのCQIや優先度に応じてデータの通信制御を行う。
このようにMAC−mからMAC−hsにMBMSデータが実際使用する無線リソース量を通知することによって、図2のようにMAC−hsは基地局が使用できる無線リソース量の残りをすべてHSDPAデータに割り当てることができ、基地局で使用できる無線リソースの使用率を向上させることができる。また逆も同様に、MAC−hsからMAC−mへ使用無線リソースを通知することによって、基地局で使用できる無線リソースの使用率を向上させることができる。図2中縦線部がHSDPAデータに使用された無線リソース、空白部がMBMSデータに使用された無線リソースを表す。
また、利用率情報信号の受信に応答して、基地局コントローラがHSDPAデータと専用音声データのチャネルに割り当てられる基地局の送信電力を変える分散呼制御方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−166236号公報 3GPP TS 25.321 V6.3.0 (2004-12) 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Medium Access Control (MAC) protocol specification 3GPP TS 25.346 V6.2.0 (2004-09) 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Introduction of the Multimedia Broadcast Multicast Service (MBMS) in the Radio Access Network (RAN); Stage 2
しかしながら、上述した従来技術には以下のような問題が存在する。
まず、MAC−mからMAC−hsにMBMSデータの使用無線リソース量を通知する場合、MAC−hsは到来するMBMSデータ量をある一定時間前に把握できないため、高優先度のHSDPAデータと低優先度のHSDPAデータのスケジューリングが適切に行えない場合がある。例えば、図2のt2ではMBMSデータの使用無線リソース量が多くなり、HSDPAデータが使用できる無線リソースが少なくなり、高優先度のデータが送信できるリソースも減る。この時、HSDPAデータのスケジューリング方法を変更し、高優先度のデータをより優先的に送信できるように試みたとしても、実際反映できるのはt3以降となる。しかし逆にt3では、MBMSデータが使用する無線リソースが少なく、HSPDAデータが使用できる無線リソースが多くなるため、適切なスケジューリングが行われない。
また、MAC−mからMAC−hsにMBMSデータの使用無線リソース量を通知する場合、MAC−hsは到来するMBMSデータ量をある一定時間前に把握できないため、HARQ(Hybrid Autimatic Repeat reQuest)の再送要求に応じることができない場合がある。例えば、図2のt2ではMBMSデータの使用無線リソース量が多くなり、HSDPAデータが使用できる無線リソースが少なくなる。このタイミングにUEから大量の再送要求があった場合、HSDPAデータが使用できる無線リソースが少ないため、次のタイミングで送信することになり、データの遅延が生じる。
そこで本発明は、MBMSとHSDPAがシステム内で共存しており、同一無線リソースを共有して使用する場合、MAC−mでMBMS用無線リソースとして確保されていた無線リソースを、MAC−hsでHSDPAデータに割り当てることを可能にすることより無線リソース使用率を向上させ、かつMAC−hsで事前にHSDPAデータが使用できる無線リソース状況の変動を把握し、それに応じた通信制御を行うことにより、適切なスケジューリング方法や無線リソース比率を選択し、高優先度のHSDPAデータをより多く送信することができる移動体通信システム及びその通信制御方法を提供することを目的とする。
また、HARQを加味したスケジューリングを行い、データの送信遅延が生じさせないようにすることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、少なくとも基地局と移動局を含み、複数ユーザで無線リソースを共有して、同一データを複数ユーザに送信するマルチキャスト又はブロードキャストを行うMBMSと、ユーザごとにリソース割り当て又はスケジューリングを行い、ユーザごとにデータを送信するHSDPAがシステム内で共存しており、同一無線リソースを共有して使用する移動体通信システムにおいて、MAC−mが、基地局からの送出時刻においてMBMS用トランスポートチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、このチャネルによる送信タイミングを含む情報を、その送出時刻よりも前にMAC−hsへ通知し、MAC−hsが、MAC−mからMBMS用トランスポートチャネルの無線リソースに関する情報を受信し、MBMS用トランスポートチャネルの無線リソースに関する情報とHSDPA用トランスポートチャネルが割り当てられた無線リソースから、HSDPA用トランスポートチャネルのデータが送出時刻に使用できる無線リソースを演算し、その演算結果の無線リソースに応じて、基地局から移動局に送信するデータの通信制御を行うことを特徴とする。
以上の構成によって、MAC−mでMBMSデータ用無線リソースとして確保されていた無線リソースを、MAC−hsでHSDPAデータに割り当てることができる。
本発明によれば、MAC−mでMBMSデータ用無線リソースとして確保されていた無線リソースを、MAC−hsでHSDPAデータに割り当てることができ、無線リソース使用率が向上する。また、MAC−hsで事前にHSDPAデータが使用できる無線リソース状況の変動が把握できるので、基地局からの送出時刻に適切なスケジューリング方法や無線リソース比率を選択することができ、高優先度のHSDPAデータをより多く送信することができる。さらに再送制御を加味したデータの通信制御を行うことができ、データの送信遅延が生じにくくなる。
MBMSとHSDPAデータに使用されている基地局内無線リソースと、不使用無線リソースを表した図である。 MBMSとHSDPAデータに使用されている基地局内無線リソースを表した図である。 本発明の実施例で用いられるシステム構成図である。 Resource Planning Informationの例を示す図である。 時系列によるMBMSデータ、HSDPAデータそれぞれの無線リソース使用率を示す図である。 MAC−mからMAC−hsに通知されたRPIを図5に対応させ、時系列によるMBMSデータの無線リソース使用率を示す図である。 MAC−mからMAC−hsへのデータの流れを示すシーケンス図である。 第1の実施例で用いられるMAC−hsの動作を示すフローチャートである。 第1の実施例で用いられるMAC−hsの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例で用いられるMAC−mの構成を示すブロック図である。 第1の実施例における、時系列によるMBMSデータ、HSDPAデータそれぞれの無線リソース使用率に、実際のHSDPAデータ送信時に使用されたスケジューラを記入した図である。 第2の実施例で用いられる無線リソース比率表の一例を示す図である。 第2の実施例で用いられるMAC−hsの動作を示すフローチャートである。 第2の実施例で用いられるMAC−hsの構成を示すブロック図である。 第2の実施例における、時系列によるMBMSデータ、HSDPAデータそれぞれの無線リソース使用率に、実際のHSDPAデータ送信時に使用された無線リソース比率を記入した図である。 MAC−mからMAC−hsへのデータの流れを示すシーケンス図である。 第3の実施例で用いられるMAC−hsの動作を示すフローチャートである。 第3の実施例で用いられるMAC−hsの構成を示すブロック図である。 第3の実施例における、時系列によるMBMSデータ、HSDPAデータそれぞれの無線リソース使用率に、実際のHSDPAデータ送信時に使用された送信方法を記入した図である。
符号の説明
10 閾値
101 コアネットワーク
111 基地局制御装置
121 基地局
131,132,133 移動局
151 RRC
152 MAC−m
161 MAC−hs
201,401,501 Priority Queue distribution
202,402,502 Priority Queue
203,403,503 HARQ entity
204,404,504 TFRC selection
205 MAC−hsスケジューラ制御部
301 Add MBMS−ID
302 TCTF MUX
303 Priority/Buffering/Priority Handling
304 TFC selection
305 MAC−m制御部
405 MAC−hs無線リソース比率制御部
505 MAC−hs送信方法制御部
本発明は、移動体通信システムの複数種類のトランスポートチャネルでの無線リソース割当に適用される。この複数種類のトランスポートチャネルとしては、複数ユーザで無線リソースを共有して、同一データを複数ユーザに送信するマルチキャスト又はブロードキャストを行うサービスに割り当てられるトランスポートチャネルと、ユーザごとにリソース割り当て又はスケジューリングを行い、ユーザごとにデータを送信するサービスに割り当てられるトランスポートチャネルがある。以下、前述した3GPPのMBMSとHSDPAを例にとって、本発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図3は、本発明の第1の実施例に用いられるシステム構成を示している。移動局131は基地局121と無線チャネルを設定してMBMSデータ、HSDPAデータの送受信を行っている。基地局121は、移動局131以外の移動局132、133とも接続し、MBMSデータ、HSDPAデータの送受信を行っている。また、基地局121は基地局制御装置111に接続されており、基地局制御装置111は基地局121と移動局131、132、133間の無線チャネル設定に関する諸制御を行う制御部RRC151を含む。MBMSデータの通信制御を行う制御部MAC−m152は基地局制御装置111内にあり、HSDPAデータの通信制御を行う制御部MAC−hs161は基地局121内にある。基地局制御装置及び基地局は、それぞれのメモリに格納された制御プログラムによって、制御部RRC、制御部MAC−m、制御部MAC−hsとしての機能を実現する。
図4は、MBMSデータが使用する無線リソース情報である、RPI(Resource Planning Information)の一例である。
図5は、時系列で見た、MBMSデータ、HSDPAデータそれぞれの使用可能無線リソースである。横軸はスケジューリング・データ送信単位時間、縦軸は無線リソース使用比率を示す。縦線部はHSDPAデータに使用できる無線リソース、空白部はMBMSデータに使用される無線リソースを表す。
図6は、MAC−mからMAC−hsに実際通知された、時系列で見たMBMSデータの無線リソース使用率、RPIである。RPIは図5に対応している。横軸はスケジューリング単位、縦軸は無線リソース使用率である。図中10は予め設定した閾値である。時刻Tkは、MAC−mから通知されたRPIのMAC−hsでの受信時刻である。ここで、Tk=tk−Δt−TTI(tk:MAC−mが規定した、MBMSデータの基地局からの送信タイミング、Δt:HSDPAデータのスケジューリングに要する時間、TTI:HSDPAのスケジューリングを設定してデータ送信する単位時間)とする。
次に、図7に示す、MAC−mからMAC−hsへのデータの流れを示すシーケンス図を参照して、MBMSデータの流れを説明する。コアネットワーク101からMBMS送信要求を受信した時、RRC151は、MBMSデータの送信対象の基地局121配下の移動局131、132、133から受信要求を募り、予め設定されたMBMSデータに使用できる無線リソース量内で送信可能と判断した場合、MBMSデータの送信を決定する。次にRRC151は、MAC−m152へMBMSデータと共にMBMSデータのRPIを通知する。MAC−m152は、時刻Tk=tk−Δt−TTIを計算し(S101)、通知されたMBMSデータのRPIを、MAC−hs161へ時刻Tkに通知する(S102)。
一方RRC151は、基地局121と移動局131、132、133間のコネクションを設定し、MAC−m152は、RRC151から事前に設定されたMBMSデータ用無線リソースの中で、MBMSデータを、優先度やQoSに応じてデータの通信制御を行った後、基地局121を介して、指定された無線チャネルで時刻tkに移動局131、132、133へデータを送信する。
次に、HSDPAデータの流れを説明する。コアネットワーク101または移動局131からHSDPA送受信要求を受信した時、RRC151は、予め設定されたHSDPAデータに使用できる無線リソース量内で送受信可能と判断した場合、HSDPAデータの送受信を決定する。次にRRC151は、基地局121と移動局131間のコネクションを設定し、MAC−hs161は、時刻Tkに受信したRPIから、送信タイミングtkに、HSDPAデータが使用できる無線リソース量を計算する。
図6の時刻T2とT3に着目すると、T2とT3からt2とt3それぞれの時刻でのHSDPAデータが使用できる無線リソース量は、図5のt2とt3のように算出できる。これより、t2でのHSDPAデータが使用できる無線リソース量は多いが、次のスケジューリングタイミングであるt3では、HSDPAデータが使用できる無線リソース量が少なくなることがわかる。
次にMAC−hs161は、計算した送信タイミングtkにおける無線リソース量に基づきスケジューリング方法の選択を行う(S103)。例えば、HSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より多いときはPF(Proportional Fairness based scheduler mode)を用い、優先度や無線品質等を考慮しつつ、各ユーザ間の送信確率が均等になるようなスケジューリングを行い、少ないときはAP(Absolute Priority based scheduler mode)を用い、高優先度のデータをより高確率で送信できるようなスケジューリングをできるように切り替えて使用することができる。つまり、時刻t2まではPFを使用し、時刻t3になるときAPを切り替えて使用することにより、高優先度のデータをより多く送信することができる。また、時刻t7にはHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より増加することが事前にわかっているので、PFに戻すことができる。
MAC−hs161は、RPIから算出したHSDPA用無線リソースの中で、変更したスケジューリング方法に従い、データの優先度や各UEのCQI(Channel Quality Indicator)に応じたデータの通信制御を行った後、基地局121を介して、指定された無線チャネルで時刻tkに移動局131へデータを送信する(S104)。
図8は、具体的なMAC−hsの動作を示すフローチャートである。MAC−hs161は、MAC−m152からRPIを受信し(S11)、時刻tkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値以下で(S12でYes)、さらに時刻tk−1でのスケジューラがPFの場合は(S13でYes)、スケジューラをPFからAPに変更する(S15)。時刻tk−1でのスケジューラがAPの場合は(S13でNo)、スケジューラ変更なしとする(S16)。また、時刻tkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より大きく(S12でNo)、さらに時刻tk−1でのスケジューラがAPの場合は(S14でYes)、スケジューラをAPからPFに変更する(S17)。時刻tk−1でのスケジューラがPFの場合は(S14でNo)、スケジューラ変更なしとする(S16)。
図9は、本実施例におけるMAC−hsの構成を示したものである。本実施例のMAC−hsは、基地局制御装置から受信したデータを優先度に応じて複数の待ち行列に振り分けるPriority Queue distribution201と、Priority Queue distributionで振り分けられたデータを格納し、順次送出するPriority Queue202と、UEからの再送要求を受信して、再送制御を行うHARQ entity203と、データの送信に適したTransport Formatと無線リソースを選択するTFRC(Transport Format Resource Combination) selection204と、MAC−hs内のスケジューラ方法の管理を行うMAC−hsスケジューラ管理部205から構成される。
MBMSデータの送信をRRC151が許可すると、RRC151からMAC−m152へMBMSデータと共にMBMSデータのRPIが通知される。MAC−m152は、通知されたMBMSデータのRPIを、MAC−hs161内のMAC−hsスケジューラ管理部205へ通知する。このときMAC−hsスケジューラ管理部205での受信時刻をTkとする。MAC−hsスケジューラ管理部205は受信したRPIから、MBMSデータの送信タイミングtkと、tkでのMBMSデータの無線リソース使用量から、tkでのHSDPAデータの利用可能無線リソース量を計算する。
さらにMAC−hsスケジューラ管理部205は、HSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より多いときはPFを、少ないときはAPを切り替え、計算したHSDPAデータの利用可能無線リソース量に応じ、変更したスケジューリング方法に従ってHSPDAデータの通信制御を行い、tk時点での不使用無線リソースが生じず、かつ高優先度のデータをより多く送信できるように制御する。
図10は、本実施例におけるMAC−mの構成を示したものである。本実施例のMAC−mは、基地局制御装置から受信したデータにMBMS−IDを付与するAdd MBMS-ID301と、Logical channelのタイプ付与するTCTF(Target Channel Type Field) MUX302と、スケジューリングや優先度の制御を行うScheduling/Buffering/Priority Handling303と、Transport channelとLogical channel間のマッピングを行うTFC selection304と、MAC−m内の制御管理を行うMAC−m制御管理部305から構成される。
MBMSデータの送信をRRC151が許可すると、RRC151からMAC−m制御管理部305へMBMSデータと共にMBMSデータのRPIが通知される。MAC−m制御管理部305は、通知されたMBMSデータのRPIをMAC−hs161へ通知する。
図11は、実際のHSDPAデータ送信時に使用されたスケジューラを記入した図である。上記のように、MAC−mでMBMSデータ用無線リソースとして確保されていた無線リソースを、MAC−hsでHSDPAデータに割り当てることができ、無線リソース使用率が向上するだけでなく、MAC−hsは実際のHSDPAデータの送信タイミングであるtkよりもΔt+TTIだけ早い時刻にRPIを受信しているので、HSDPAデータを送信するスケジューラを時刻tkにPFからAPに切り替えることができ、APによってPFよりも高優先度のデータをより多く送信することが可能となる。
第2の実施例では、第1の実施例においてスケジューリング方法を変えることなく高優先度のデータをより多く送信できるようにすることができる。なお、図3,4,5,6,10は、第1の実施例と共通である。
図12は、実際のHSDPAデータ送信時に使用された、データの無線リソース比率で表の一例である。
MBMSデータの流れを説明する。コアネットワーク101からMBMS送信要求を受信した時、RRC151は、MBMSデータの送信対象の基地局121配下の移動局131、132、133から受信要求を募り、予め設定されたMBMSデータに使用できる無線リソース量内で送信可能と判断した場合、MBMSデータの送信を決定する。次にRRC151は、MAC−m152へMBMSデータと共にMBMSデータのRPIを通知し、MAC−m152は、通知されたMBMSデータのRPIを、MAC−hs161へ時刻Tkに通知する。
一方RRC151は、基地局121と移動局131、132、133間のコネクションを設定し、MAC−m152は、RRC151から事前に設定されたMBMSデータ用無線リソースの中で、MBMSデータを、優先度やQoSに応じてデータの通信制御を行った後、基地局121を介して、指定された無線チャネルで移動局131、132、133へデータを送信する。
次に、HSDPAデータの流れを説明する。コアネットワーク101または移動局131からHSDPA送受信要求を受信した時、RRC151は、予め設定されたHSDPAデータに使用できる無線リソース量内で送受信可能と判断した場合、HSDPAデータの送受信を決定する。次にRRC151は、基地局121と移動局131間のコネクションを設定し、MAC−hs161は、受信したRPIから、送信タイミングtkに、HSDPAデータが使用できる無線リソース量を計算する。
さらに図6の時刻T2とT3に着目すると、T2とT3からt2とt3それぞれの時刻でのHSDPAデータが使用できる無線リソース量は、図5のt2とt3のように算出される。これより、t2でのHSDPAデータが使用できる無線リソース量は多いが、次のスケジューリングタイミングであるT3では、HSDPAデータが使用できる無線リソース量が少なくなることがわかる。
そこで、MAC−hsは、実際のHSDPAデータの送信タイミングであるtkよりもΔt+TTIだけ早い時刻にRPIを受信しているので、HSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より多いときは通常の無線リソース比率であるmode1を、少ないときは高優先度のデータを通常よりも多く送信できるように重み付けをした無線リソース比率であるmode2に変換して使用することができる。つまり、時刻t2までは図12のmode1を使用し、時刻t3になるときmode2に切り替えて使用することにより、高優先度のデータをより多く送信することができる。
また、時刻t7にはHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より増加することが事前にわかっているので、mode1に戻すことができる。MAC−hs161は、RPIから算出したHSDPA用無線リソースの中で、変更した無線リソース比率に従い、各UEのCQIに応じてデータの通信制御を行った後、基地局121を介して、指定された無線チャネルで移動局131へデータを送信する。
図13は、具体的なMAC−hsの動作を示すフローチャートである。MAC−hs161は、MAC−m152からRPIを受信し(S21)、時刻tkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値以下で(S22でYes)、さらに時刻tk−1での無線リソース比率がmode1の場合は(S23でYes)、無線リソース比率をmode2に変更する(S25)。時刻tk−1での無線リソース比率がmode2の場合は(S23でNo)、mode変更なしとする(S26)。また、時刻tkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より大きく(S22でNo)、さらに時刻tk−1での無線リソース比率がmode2の場合は(S24でYes)、無線リソース比率をmode1に変更する(S27)。時刻tk−1での無線リソース比率がmode1の場合は(S24でNo)、mode変更なしとする(S26)。
図14は、本実施例におけるMAC−hsの構成を示したものである。本実施例のMAC−hsは、基地局制御装置から受信したデータを優先度に応じて複数の待ち行列に振り分けるPriority Queue distribution401と、Priority Queue distributionで振り分けられたデータを格納し、順次送出するPriority Queue402と、UEからの再送要求を受信して、再送制御を行うHARQ entity403と、データの送信に適したTransport Formatと無線リソースを選択するTFRC(Transport Format Resource Combination) selection404と、MAC−hs内の無線リソース比率の管理を行うMAC−hs無線リソース比率管理部405から構成される。
MBMSデータの送信をRRC151が許可すると、RRC151からMAC−m152へMBMSデータと共にMBMSデータのRPIが通知される。MAC−m152は、通知されたMBMSデータのRPIを、MAC−hs161内のMAC−hs無線リソース比率管理部405へ通知する。このときMAC−hs無線リソース比率管理部405での受信時刻をtkとする。MAC−hs無線リソース比率管理部405は受信したRPIから、MBMSデータの送信タイミングTkと、TkでのMBMSデータの無線リソース使用量から、tkでのHSDPAデータの利用可能無線リソース量を計算する。
さらにMAC−hs無線リソース比率管理部405は、HSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より多いときはmode1を、少ないときはmode2を切り替え、計算したHSDPAデータの利用可能無線リソース量に応じ、変更したデータの無線リソース比率に従ってHSPDAデータの通信制御を行い、tk時点での不使用無線リソースが生じず、かつ高優先度のデータをより多く送信できるように制御する。
図15は、実際のHSDPAデータ送信時に使用された無線リソース比率を記入した図である。上記のように、MAC−mでMBMSデータ用無線リソースとして確保されていた無線リソースを、MAC−hsでHSDPAデータに割り当てることができ、無線リソース使用率が向上するだけでなく、MAC−hsは実際のHSDPAデータの送信タイミングであるtkよりもΔt+TTIだけ早い時刻にRPIを受信しているので、HSDPAデータを送信する無線リソース比率を時刻tkにmode1からmode2に切り替えることができ、mode2によってmode1よりも高優先度のデータをより多く送信することが可能となる。
第3の実施例では、第1の実施例において、MAC−hsが行うスケジューリングにおいてHARQ(再送制御)を考慮した送信を行うことができる。なお、図3,4,5,6,10は、第1の実施例と共通である。
時刻Tkは、MAC−mから通知されたRPIのMAC−hsでの受信時刻である。ここで、Tk=tk−Δt−2×TTI(tk:MAC−mが規定した、MBMSデータの基地局からの送信タイミング、Δt:HSDPAデータのスケジューリングに要する時間、TTI:HSDPAのスケジューリングを設定してデータ送信する単位時間)とする。
次に、図16に示す、MAC−mからMAC−hsへのデータの流れを示すシーケンス図を参照して、MBMSデータの流れを説明する。コアネットワーク101からMBMS送信要求を受信した時、RRC151は、MBMSデータの送信対象の基地局121配下の移動局131、132、133から受信要求を募り、予め設定されたMBMSデータに使用できる無線リソース量内で送信可能と判断した場合、MBMSデータの送信を決定する。次にRRC151は、MAC−m152へMBMSデータと共にMBMSデータのRPIを通知する。MAC−m152は、時刻Tk=tk−Δt−2×TTIを計算し(S201)、通知されたMBMSデータのRPIを、MAC−hs161へ時刻Tkに通知する(S202)。
一方RRC151は、基地局121と移動局131、132、133間のコネクションを設定し、MAC−m152は、RRC151から事前に設定されたMBMSデータ用無線リソースの中で、MBMSデータを、優先度やQoSに応じてデータの通信制御を行った後、基地局121を介して、指定された無線チャネルで移動局131、132、133へデータを送信する。
次に、HSDPAデータの流れを説明する。コアネットワーク101または移動局131からHSDPA送受信要求を受信した時、RRC151は、予め設定されたHSDPAデータに使用できる無線リソース量内で送受信可能と判断した場合、HSDPAデータの送受信を決定する。次にRRC151は、基地局121と移動局131間のコネクションを設定し、MAC−hs161は、受信したRPIから、送信タイミングtkに、HSDPAデータが使用できる無線リソース量を計算する。
図6の時刻T2とT3に着目すると、T2とT3からt2とt3それぞれの時刻でのHSDPAデータが使用できる無線リソース量は、図5のt2とt3のように算出できる。これより、t2でのHSDPAデータが使用できる無線リソース量は多いが、次のスケジューリングタイミングであるt3では、HSDPAデータが使用できる無線リソース量が少なくなることがわかる。
次にMAC−hs161は、計算した送信タイミングtkにおける無線リソース量に基づき送信方法の選択を行う(S203)。例えば、時刻t2にHSDPAデータを大量に送信して、仮に移動局での受信エラーが多く、再送要求が大量に発生してしまった場合、時刻t3では再送データを送信しきれなくなってしまう可能性がある。このため、時刻t3でデータ量が閾値より少なくなることがわかっているときは、時刻t2でのデータ送信時には、一時的に送信電力を上げて、データ再送要求の発生が生じないように制御することができる。このデータ再送要求が生じないように制御する送信方法をTM(Turbo Mode)とする。一方、通常の送信方法をNM(Normal Mode)とする。また、時刻t7にはHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より増加することが事前にわかっているので、NMに戻して送信を行うことができる。
また、本実施例以外のデータの再送要求が生じないように制御する方法として、拡散率を下げたり、変調方式を低レート化したり、CQIの値を低くする等が挙げられる。MAC−hs161は、RPIから算出したHSDPA用無線リソースの中で、変更した送信方法に従い、優先度や、各UEのCQIに応じてデータの通信制御を行った後、基地局121を介して、指定された無線チャネルで移動局131へデータを送信する(S204)。
図17は、具体的なMAC−hsの動作を示すフローチャートである。MAC−hs161は、MAC−m152からRPIを受信し(S31)、時刻tkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値以下で(S32でYes)、さらに時刻tk−1での送信方法がNMの場合は(S33でYes)、送信方法をTMに変更する(S35)。時刻tk−1での送信方法がTMの場合は(S33でNo)、送信方法変更なしとする(S36)。また、時刻tkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より大きく(S32でNo)、さらに時刻tk−1での送信方法がTMの場合は(S34でYes)、送信方法をNMに変更する(S37)。時刻tk−1での送信方法がNMの場合は(S34でNo)、送信方法変更なしとする(S36)。
図18は、本実施例におけるMAC−hsの構成を示したものである。本実施例のMAC−hsは、基地局制御装置から受信したデータを優先度に応じて複数の待ち行列に振り分けるPriority Queue distribution501と、Priority Queue distributionで振り分けられたデータを格納し、順次送出するPriority Queue502と、UEからの再送要求を受信して、再送制御を行うHARQ entity503と、データの送信に適したTransport Formatと無線リソースを選択するTFRC(Transport Format Resource Combination) selection504と、MAC−hs内の送信方法の管理を行うMAC−hs送信方法制御部505から構成される。
MBMSデータの送信をRRC151が許可すると、RRC151からMAC−m152へMBMSデータと共にMBMSデータのRPIが通知される。MAC−m152は、通知されたMBMSデータのRPIを、MAC−hs161内のMAC−hs送信方法制御部505へ通知する。このときMAC−hs送信方法制御部505での受信時刻をtkとする。MAC−hs送信方法制御部505は受信したRPIから、MBMSデータの送信タイミングTkと、TkでのMBMSデータの無線リソース使用量から、tkでのHSDPAデータの利用可能無線リソース量を計算する。
さらにMAC−hs送信方法制御部505は、tk−1での送信方法がTMであり、かつtkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より多いときはNMを、tk−1での送信方法がNMであり、かつtkでHSDPAが使用できる無線リソース量が閾値より少ないときはTMを切り替え、変更した送信方法に従ってHSPDAデータの通信制御を行い、tk時点での不使用無線リソースが生じず、かつ再送の発生量を制御し、送信遅延を低減することができる。
本実施例の構成は上記に限られるものでなく、基地局制御装置に複数の基地局が接続されていて、同一のMBMSデータを複数の基地局から同時に送信する場合にも実施可能である。この場合、基地局制御装置内のMAC−mは、複数のMAC−hsに同一のRPIを通知し、MAC−hsはそれぞれHSDPAデータの使用可能無線リソースを計算し、計算結果に応じた送信方法を選択してHSDPAデータの送信を行うが、MBMSデータの送出時刻や無線リソースに影響を与えることはないので、移動局での複数基地局からMBMSデータを同時に受信することができ、SHO(Soft Handover)制御を行う場合にも有効である。
図19は、実際のHSDPAデータ送信時にHSDPAデータが送信されたときに使用された送信方法を記入した図である。上記のように、MAC−mでMBMSデータ用無線リソースとして確保されていた無線リソースを、MAC−hsでHSDPAデータに割り当てることができ、無線リソース使用率が向上するだけでなく、MAC−hsは実際のHSDPAデータの送信タイミングであるtkよりもΔt+2×TTIだけ早い時刻にRPIを受信しているので、時刻tk以前にデータ再送要求の発生が生じないように送信方法を制御することができ、データの送信遅延が生じにくくなる。
以上、第1の実施例から第3の実施例を説明したが、これらの各実施例を組み合わせた制御を行うことも可能である。
以上説明した実施例では、MAC−mは基地局制御装置内、MAC−hsは基地局内にある例を説明したが、これらのMAC(制御部)を同一装置内に配置する構成も可能である。
また、以上の実施例では、MAC−mが、基地局からの送出時刻における無線リソース情報を通知する時刻を、MAC−hsがスケジューリングに要する時間とスケジューリング・データ送信単位時間から算出しているが、条件に応じて可変とすることもできる。
本発明は、複数種類のトランスポートチャネルでマルチキャストやブロードキャストを行う移動体通信システムに適用することができる。

Claims (35)

  1. 少なくとも基地局と移動局を含み、複数のチャネルを用いて通信を行う移動体通信システムであって、
    第1の制御部は、第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報を、第2の制御部へ通知する手段を備え、
    前記第2の制御部は、
    少なくとも前記第1のチャネルの無線リソースに関する情報に基づいて、第2のチャネルのデータ送信に使用できる無線リソースを決定する手段と、
    決定した無線リソースに応じて、基地局から移動局に送信するデータの通信制御を行う手段とを備えることを特徴とする移動体通信システム。
  2. 前記第2の制御部は、前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下になる場合、スケジューリング方法を変更する手段をさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更したスケジューリング方法でデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
  3. 前記第2の制御部は、前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下になる場合、各優先度のデータに割り当てる無線リソースの比率を変更する手段をさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更した無線リソースの比率に従って各優先度のデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
  4. 前記第2の制御部は、前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下であれば送信方法を変更する手段をさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更した送信方法に従ってデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
  5. 第1の制御部は、前記無線リソースに関する情報を通知する時刻を、前記第2の制御部がスケジューリングに要する時間とスケジューリング・データ送信単位時間から算出することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
  6. 前記通信制御に用いられるスケジューリング方法は、前記閾値を越える時には、優先度又は無線品質に基づき、各ユーザ間の送信確率が均等になるスケジューリング方法を使用し、前記閾値を下回る時には高優先度のデータをより高確率で送信できるスケジューリング方法を使用することを特徴とする請求項2に記載の移動体通信システム。
  7. 前記通信制御に用いられる優先度は、前記閾値を上回る時には、通常の無線リソース比率を使用し、前記閾値を下回る時には、高優先度のデータを通常よりも多く送信できるように重み付けをした無線リソース比率を使用することを特徴とする請求項3に記載の移動体通信システム。
  8. 前記通信制御に用いられる送信方法は、前記閾値を上回る時には、通常の送信方法を使用し、前記閾値を下回る時には、送信電力、拡散率、変調方式、CQIのうち一つ、または複数を組み合わせて変更して、再送が発生しないように事前に制御する送信方法を使用することを特徴とする請求項4に記載の移動体通信システム。
  9. 前記第1のチャネルが、複数ユーザで無線リソースを共有して、同一データを複数ユーザに送信するマルチキャスト又はブロードキャストを行うためのチャネルであり、前記第2のチャネルが、ユーザごとにリソース割り当て又はスケジューリングを行い、ユーザごとにデータを送信するためのチャネルであることを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
  10. 前記第1の制御部が、前記移動体通信システムの基地局制御装置に含まれ、前記第2の制御部が、前記移動体通信システムの基地局に含まれることを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
  11. 少なくとも基地局と移動局を含み、複数のチャネルを用いて通信を行う移動体通信システムの通信制御方法であって、
    第1の制御部が、第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報を、第2の制御部へ通知し、
    少なくとも前記第1のチャネルの無線リソースに関する情報に基づいて、第2のチャネルのデータ送信に使用できる無線リソースを決定し、
    決定した無線リソースに応じて、基地局から移動局に送信するデータの通信制御を行う各ステップを含むことを特徴とする通信制御方法。
  12. 前記第2の制御部が、前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下になる場合、スケジューリング方法を変更するステップをさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更したスケジューリング方法でデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  13. 前記第2の制御部が、前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下になる場合、各優先度のデータに割り当てる無線リソースの比率を変更するステップをさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更した無線リソースの比率に従って各優先度のデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  14. 前記第2の制御部が、前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下であれば送信方法を変更するステップをさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更した送信方法に従ってデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  15. 第1の制御部が、前記無線リソースに関する情報を通知する時刻を、前記第2の制御部がスケジューリングに要する時間とスケジューリング・データ送信単位時間から算出することを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  16. 前記通信制御に用いられるスケジューリング方法は、前記閾値を越える時には、優先度又は無線品質に基づき、各ユーザ間の送信確率が均等になるスケジューリング方法を使用し、前記閾値を下回る時には高優先度のデータをより高確率で送信できるスケジューリング方法を使用することを特徴とする請求項12に記載の通信制御方法。
  17. 前記通信制御に用いられる優先度は、前記閾値を上回る時には、通常の無線リソース比率を使用し、前記閾値を下回る時には、高優先度のデータを通常よりも多く送信できるように重み付けをした無線リソース比率を使用することを特徴とする請求項13に記載の通信制御方法。
  18. 前記通信制御に用いられる送信方法は、前記閾値を上回る時には、通常の送信方法を使用し、前記閾値を下回る時には、送信電力、拡散率、変調方式、CQIのうち一つ、または複数を組み合わせて変更して、再送が発生しないように事前に制御する送信方法を使用することを特徴とする請求項14に記載の通信制御方法。
  19. 前記第1のチャネルが、複数ユーザで無線リソースを共有して、同一データを複数ユーザに送信するマルチキャスト又はブロードキャストを行うためのチャネルであり、前記第2のチャネルが、ユーザごとにリソース割り当て又はスケジューリングを行い、ユーザごとにデータを送信するためのチャネルであることを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  20. 前記第1の制御部が、前記移動体通信システムの基地局制御装置に含まれ、前記第2の制御部が、前記移動体通信システムの基地局に含まれることを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  21. 少なくとも基地局と移動局を含み、複数のチャネルを用いて通信を行う移動体通信システムの制御部であって、
    第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報を通知する手段を備えることを特徴とする制御部。
  22. 少なくとも基地局と移動局を含み、複数のチャネルを用いて通信を行う移動体通信システムの制御部であって、
    少なくとも第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報に基づいて、第2のチャネルのデータ送信に使用できる無線リソースを決定する手段と、
    決定したリソースに応じて、基地局から移動局に送信するデータの通信制御を行う手段とを備えることを特徴とする制御部。
  23. 前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下になる場合、スケジューリング方法を変更する手段をさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更したスケジューリング方法でデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項22に記載の制御部。
  24. 前記決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下になる場合、各優先度のデータに割り当てる無線リソースの比率を変更する手段をさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更した無線リソースの比率に従って、各優先度のデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項22に記載の制御部。
  25. 決定した無線リソースが予め定められた閾値を越える、若しくは閾値以下であれば送信方法を変更する手段をさらに有し、
    前記決定した無線リソースに応じて、前記変更した送信方法でデータの通信制御を行うことを特徴とする請求項22に記載の制御部。
  26. 前記無線リソースに関する情報を通知する時刻を、受信側制御部がスケジューリングに要する時間とスケジューリング・データ送信単位時間を加えて算出することを特徴とする請求項21に記載の制御部。
  27. 前記通信制御に用いられるスケジューリング方法は、前記閾値を越える時には、優先度又は無線品質に基づき、各ユーザ間の送信確率が均等になるスケジューリング方法を使用し、前記閾値を下回る時には高優先度のデータをより高確率で送信できるスケジューリング方法を使用することを特徴とする請求項23に記載の制御部。
  28. 前記通信制御に用いられる優先度は、前記閾値を上回る時には、通常の無線リソース比率を使用し、前記閾値を下回る時には、高優先度のデータを通常よりも多く送信できるように重み付けをした無線リソース比率を使用することを特徴とする請求項24に記載の制御部。
  29. 前記通信制御に用いられる送信方法は、前記閾値を上回る時には、通常の送信方法を使用し、前記閾値を下回る時には、送信電力、拡散率、変調方式、CQIのうち一つ、または複数を組み合わせて変更して、再送が発生しないように事前に制御する送信方法を使用することを特徴とする請求項25に記載の制御部。
  30. 請求項22〜25,27〜29のいずれかに記載の制御部を有することを特徴とする基地局。
  31. 請求項21又は26に記載の制御部を有することを特徴とする基地局制御装置。
  32. 少なくとも基地局と移動局を含み、複数のチャネルを用いて通信を行う移動体通信システムの送信側制御プログラムであって、
    第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報を通知する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする制御プログラム。
  33. 少なくとも基地局と移動局を含み、複数のチャネルを用いて通信を行う移動体通信システムの受信側制御プログラムであって、
    少なくとも第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報に基づいて、第2のチャネルのデータ送信に使用できる無線リソースを決定する機能と、
    決定したリソースに応じて、基地局から移動局に送信するデータの通信制御を行う機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする制御プログラム。
  34. 第1の制御部と第2の制御部と移動局とを備えた移動体通信システムにおける移動局であって、
    前記第1の制御部は、第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報を、前記第2の制御部へ通知する手段を備え、
    前記第2の制御部は、
    少なくとも前記第1のチャネルの無線リソースに関する情報に基づいて、第2のチャネルのデータが使用できる無線リソースを決定する手段と、
    決定した無線リソースに応じて、基地局から移動局に送信するデータの通信制御を行う手段とを備え、
    前記移動局は前記第2の制御部から送信されたデータを受信する移動局。
  35. 第1の制御部と第2の制御部と移動局とを備えた移動体通信システムにおける移動局の通信方法であって、
    前記第1の制御部が、第1のチャネルで使用する無線リソースに関する情報であって、前記第1のチャネルによる送信タイミングを含む情報を、前記第2の制御部へ通知し、
    前記第2の制御部が、
    少なくとも前記第1のチャネルの無線リソースに関する情報に基づいて、第2のチャネルのデータが使用できる無線リソースを決定し、
    前記決定した無線リソースに応じて、基地局から移動局に送信するデータの通信制御を行い、
    前記移動局が前記第2の制御部から送信されたデータを受信する移動局の通信方法。
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