JP4853206B2 - 燃料タンクの給油装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料通路を通じて、燃料タンクへ給油するための燃料タンクの給油装置に関し、詳しくは燃料通路を開閉する機構に関する。
従来のこの種の技術として、特許文献1に記載されているように、フラップバルブ機構の開閉動作に遅延機構を設けた構成が知られている。すなわち、遅延機構は、開閉部材の力を受けるアームと、アームの回動に連動するラック−ピニオン機構と、ピニオンの動きにより流体抵抗を生じるためのダンピング機構とを備えることで、開閉部材の開閉に連動してダンパ作用を果たしている。このダンパ作用は、給油を終えたときに、給油ノズルを抜き易くし、作業性を向上させている。
しかし、これらの従来の技術によれば、複雑なラック−ピニオン機構、ダンピング機構を用いており、しかも、ラック−ピニオン機構は、開閉部材の軸方向に大きなスペースが必要であった。
米国特許第6,443,195号
本発明は、上記従来の技術の問題を解決することを踏まえ、簡単な構成でかつ省スペースを実現できるとともに、給油ノズルを抜くときの給油作業性を向上させた燃料タンクの給油装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、
燃料タンクへ燃料を供給する通路を開閉する燃料タンクの給油装置において、
給油ノズルを挿入するためのタンク開口を経て燃料タンクに接続される燃料通路を有するタンク開口形成部材と、
上記タンク開口形成部材内に配置され、上記タンク開口を開く開き動作および上記タンク開口を閉じる閉じ動作をする開閉部材と、該開閉部材に閉じ方向の力を付勢する付勢機構と、を有する開閉機構と、
上記開閉部材による上記開き動作の速度より上記閉じ動作の速度を遅くするように上記開閉部材に上記閉じ方向の力に対し抵抗力を加える遅延機構と、
を備え、
上記遅延機構は、上記開閉部材に装着されたガイドピンと、上記ガイドピンをループ状に倣わせる一方向のガイド部を有するガイド部材とを備え、
上記ガイド部は、上記開き動作のときに上記ガイドピンが倣う往路と、上記閉じ動作のときに上記ガイドピンが倣う復路とを備え、上記ガイドピンは、上記往路より上記復路を倣うときに上記抵抗力を大きく受けるように構成されていること、を特徴とする。
本発明にかかる燃料タンクの給油装置において、給油ノズルで開閉部材を、付勢機構の閉じ方向の力に抗して押して開くことで給油する。このとき、遅延機構は、上記開閉部材による上記開き動作の速度より上記閉じ動作の速度を遅くするように上記開閉部材に上記閉じ方向の力に対し抵抗力を加える。すなわち、遅延機構は、給油ノズルで開閉部材を押したときに小さな力しか作用せず、開閉部材を開くための力は付勢機構による閉じ方向の力だけであるから、給油ノズルを挿入するための妨げとならない。また、遅延機構は、給油ノズルによって挿入時に大きな力を受けないから、耐久性に優れる。
また、遅延機構は、給油ノズルを抜くときに、開閉部材に抵抗力を加え、開閉部材をゆっくりと閉める。よって、給油ノズルを抜くときに開閉部材によって押し出されるような力を受けることもなく、作業性に優れる。しかも、給油ノズルがゆっくりと抜けるから、給油ノズルから垂れ落ちた燃料が開閉部材を伝って燃料通路に落とすことができ、タンク開口の外側の周辺に溜まらせるような不都合を防止することができる。
さらに、開閉部材で閉じているときに遅延機構は、ガイドピンがガイド部により倣って保持されているから、車両の走行時に振動、揺動、突き上げ、車両の衝突などによっても、開閉部材が容易に開くことがなく、シール性を損なうことがない。
本発明の好適な態様として、上記ガイドピンを上記ガイド部に向けてスプリング力を加えるスプリングを備えている構成をとることができる。この構成により、上記ガイドピンをガイド部に容易に倣わせることができる。
さらに他の好適な態様として、上記ガイド部は、上記開閉部材が回動する回動軸に対して直角方向の平面上に配置された深さを異にした溝であり、上記ガイドピンは、上記ガイド部の溝を倣うように上記回動軸の方向に移動可能であるとともに、上記開閉部材の面上に沿いかつ上記軸方向と直角方向に移動可能に設けられている構成をとることができる。この構成により、遅延機構は、開閉部材の動く範囲内でダンパ作用が働き、省スペースが達成できる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
(1) 燃料タンクの給油装置の概略構成
図1は本発明の一実施例に係る自動車の後部を示し、給油蓋を開いた状態を示す斜視図である。自動車の車体の後部には、燃料を給油するための給油蓋FLが開閉可能に支持されている。給油蓋FLは、車体の外板に倣った蓋本体FLaがヒンジFLbを介して車体の外板に開閉可能に支持されている。給油蓋FLを開いたスペースは、給油室FRになっており、この給油室FR内に、基板BPに支持された燃料タンクの給油装置10が配置されている。燃料タンクの給油装置10は、燃料キャップを用いないで、燃料タンクに燃料を供給するための機構であり、給油蓋FLを開いた後に、給油ノズルからの外力で開閉機構を開閉することで、給油ノズルから燃料タンクへ燃料を供給することができる機構である。以下、燃料タンクの給油装置の詳細な構成について説明する。
(2) 各部の構成および動作
図2は給油装置10の軸方向に沿った断面図である。図2において、燃料タンクの給油装置10は、燃料タンクに接続される燃料通路11Pを有するタンク開口形成部材11と、燃料通路11Pを開閉する開閉機構20と、遅延機構30とを備えている。
(2)−1 タンク開口形成部材11
タンク開口形成部材11は、燃料通路11Pを有する管体であり、燃料タンクに接続される接続管12と、接続管12の上端部に接続されるパイプ本体14と、パイプ本体14の上部に装着された開口形成部材16とを備えている。接続管12は、パイプ本体14の燃料タンク側を徐々に縮径した縮径部12aと、縮径部12aに接続された直管部12bとを備え、これらを一体に形成している。
パイプ本体14は、縮径部12aの上部に接続されている。パイプ本体14の上部は、上壁14aが一体に固定されている。上壁14aには、燃料通路11Pの一部を構成する注入口14P(タンク開口)になっている。開口形成部材16は、パイプ本体14の上部に装着され、円筒状の側壁部16aと、上壁部16bとを備えており、その下部の係合穴16cにパイプ本体14の上部に形成された係合爪14bを係合することによりパイプ本体14に装着されている。開口形成部材16の上壁部16bは、給油ノズルを注入口14Pに導くための傾斜面16dになっている。
(2)−2 開閉機構20
開閉機構20は、開閉部材21と、スプリング22(付勢機構)と、ガスケットGSとを備えている。開閉部材21は、タンク開口形成部材11に支持軸21aで軸支され、注入口14Pを開閉する円板形状の部材である。スプリング22は、弦巻スプリングであり、開閉部材21を閉じる方向に付勢している。ガスケットGSは、ゴム材料から断面C字形に形成され、開口形成部材16の開口周縁部に形成されたシール保持部14cに圧入固定されており、開閉部材21に押圧されることでシールした状態で注入口14Pを閉じる。
(2)−3 遅延機構30
図3は開閉機構20および遅延機構30を分解して示す斜視図である。遅延機構30は、開閉部材21の閉じ動作の速度を開き動作の速度より遅くする機構であって、開閉部材21と開口形成部材16とにわたって配置されている。遅延機構30は、開閉部材21に形成された支持部32と、支持部32内で水平の2方向(X,Y方向)でスライド可能に支持されたスライド枠体40と、ダンパ部材45と、ガイド部材50(図3では一方を示す)とを備えている。
支持部32は、開閉部材21をくり抜くように形成されており、ほぼ矩形のスライド室32aと、スライド室32aの中央部の両方であってY方向に形成されたガイドスペース32bと、スライド室32aの中央部であってX方向に形成されたガイド貫通穴32cとを備えている。
スライド枠体40は、支持部32内でY方向に移動可能に支持されるとともに、ダンパ部材45をX方向に移動可能に支持するものであり、ほぼ矩形の枠本体41と、枠本体41の中央部の両方であってY方向に突設されたガイド突部42と、枠本体41の中央部の両方であってX方向に貫通形成された貫通穴43とを備えている。ガイド突部42は、支持部32のガイドスペース32bをスライドするように形成されている。
ダンパ部材45は、ガイド部材50との連携によってスプリング力を生じる樹脂により一体成形された樹脂スプリングであり、両側のダンパ支持体45aと、ダンパ支持体45aの間に形成された蛇腹状のスプリング45bと、ダンパ支持体45aからX方向に突設されたガイドピン45cとを備えている。ガイドピン45cは、スライド枠体40の貫通穴43をスライドするように形成されている。
ガイド部材50は、開閉機構20の両側(図3では1つを示す)に同じ形状で対向するように配置されている。図4はガイド部材50のガイド部52を説明する説明図、図5はガイド部52に沿った溝の高低を説明する説明図である。ガイド部材50には、ガイドピン45cを倣わせる溝からなるガイド部52がループ状かつ一方向に倣うように形成されている。ガイド部52は、初期位置53P1および給油位置53P2を備えており、各々の位置にガイドピン45cが停止する。初期位置53P1は、開閉機構20を閉じているときのガイドピン45cが位置する箇所であり、給油位置53P2は給油するときのガイドピン45cが位置する箇所である。初期位置53P1と給油位置53P2との間は、往路52aが形成されている。また、給油位置53P2と初期位置53P1との間には、第1移行部52b、復路52cおよび第2移行部52dが形成されている。ガイドピン45cは、開閉部材21の開閉により、ガイド部52を倣うように一方向に移動するとともに、初期位置53P1、および給油位置53P2で停止する。ここで、図5に示すように、往路52aは、復路52cより溝の深さが深く形成され、また、第1移行部52bおよび第2移行部52dは、往路52aから復路52cへの移行、および復路52cから往路52aへの移行をスムーズに行なうように傾斜面になっている。遅延機構30の構成により、ガイドピン45cがスプリング45bのスプリング力を受けガイド部52の上を倣うときに、往路52aと復路52cで異なった抵抗力が生じる。この作用を一層高めるために、往路52aと復路52cの溝面の動摩擦係数を変えてもよい。例えば、溝面の動摩擦係数を往路52aより復路52cを小さくしたり、復路52cの溝の途中に抵抗を大きくする部材を設けてもよい。
(3) 燃料タンクの給油装置の開閉動作
(3)−1 開き動作
給油蓋が閉じた状態では、図2に示すように、開閉機構20は閉じ位置にあり、また、図5に示すように、遅延機構30は、ガイドピン45cがガイド部材50のガイド部52内において初期位置53P1に位置している。図1に示すように、給油蓋FLを開けると、給油室FR内に配置された燃料タンクの給油装置10が表れる。そして、図6に示すように給油ノズルFNをタンク開口形成部材11の注入口14Pから挿入すると、給油ノズルFNは、スプリング22の付勢力に抗して開閉部材21を押す。これにより、開閉部材21が支持軸21aを中心に回動し、注入口14Pを開く。そして、給油ノズルが燃料通路11Pの奥まで挿入される。このような開閉部材21の回動に連動して、遅延機構30のガイドピン45cがガイド部52の往路52aを倣う。このとき、図6の7−7線に沿って表わす図7に示すように、往路52aの溝は深く、スプリング45bに付勢力をあまり加えないから、開閉部材21は、ガイド部材50、スプリング45bの反力を受けず、給油ノズルFNによってスプリング22の力だけで押すことができる。よって、遅延機構30は、給油ノズルFNの開く速度に影響を与えない。そして、図8に示すように、給油ノズルFNを奥まで挿入すると、ガイドピン45cが給油位置53P2に位置して、これにより給油が可能になる。
(3)−2 閉じ動作
給油を終えて、図9に示すように、給油ノズルFNを注入口14Pから抜くと、開閉部材21に加わっていた給油ノズルFNの力が解除されるから、スプリング22のスプリング力が開閉部材21に閉じ方向に加わり、これに連動してガイドピン45cにも加わる。このとき、図9の10−10に沿って表わす図10に示すように、復路52cの溝は、往路52aより浅いから、ガイドピン45cは、スプリング45bのスプリング力で復路52cを押して、その反力により摩擦力が増大する。このため、遅延機構30と一体の開閉部材21は、閉じ方向にスプリング22の他に遅延機構30からの摩擦抵抗力を受け、その閉じ速度が給油ノズルFNを抜く速度よりも遅くなって、開閉部材21は注入口14Pをゆっくりと閉じる。そして、図9のように、ガイドピン45cが復路52cから第2移行部52dを通って初期位置53P1に戻ると(図2の状態)、開閉部材21が注入口14Pを閉じる。
(4) 燃料タンクの給油装置の作用・効果
上記実施例にかかる燃料タンクの給油装置10により、以下の作用効果を奏する。
(4)−1 遅延機構30は、給油ノズルで開閉部材21を押したときに小さな力しか作用せず、開閉部材21を開くための力はスプリング22のスプリング力だけであるから、給油ノズルを挿入するための妨げとならない。また、遅延機構30は、給油ノズルによって挿入時に大きな力を受けないから、耐久性に優れる。
(4)−2 遅延機構30は、給油ノズルを抜くときに、開閉部材21に抵抗力を加え、開閉部材21をゆっくりと閉める。よって、給油ノズルを抜くときに開閉部材21によって押し出されるような力を受けることもなく、作業性に優れる。しかも、給油ノズルがゆっくりと抜けるから、給油ノズルから垂れ落ちた燃料が開閉部材21を伝って燃料通路11Pに落とすことができ、注入口14Pの外側の周辺に溜まらせるような不都合を防止することができる。
(4)−3 遅延機構30は、開閉部材21の閉じ状態にて、ガイドピン45cがガイド部52の深い溝に入っているから、車両の走行時に振動、揺動、突き上げ、車両の衝突などによっても、開閉部材21が容易に開くことがなく、シール性を損なうことがない。
(4)−4 遅延機構30のガイドピン45cは、その移動する範囲がガイド部材50のガイド部52に制限され、つまり、開閉部材21の両側のスペースに制限されるから、省スペースを達成することができる。
(4)−5 遅延機構30は、開閉部材21で閉じられる燃料通路11P側に配置されているので、外部に対してシール性を確保するためのシール手段も不要であり、構成を簡単にすることができる。
(4)−6 給油するために、給油ノズルFNを挿入すると、開閉機構20の開閉部材21が注入口14Pも開くから、燃料キャップをネジ式で外すタイプと比べて、給油時に取り外した燃料キャップの置き場に困ることがなく、操作性に優れている。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
例えば、遅延機構30のスプリング45bは、別体の樹脂スプリングのほかに、コイルスプリングなどの各種の付勢手段を適用することができる。
本発明の一実施例に係る自動車の後部に設けた給油蓋を開いた状態を示す斜視図である。 給油装置の軸方向に沿った断面図である。 開閉機構および遅延機構を分解して示す斜視図である。 ガイド部材のガイド部を説明する説明図である。 ガイド部に沿った溝の高低を説明する説明図である。 給油装置の給油動作を説明する説明図である。 図6の7−7線に沿った方向から見た遅延機構の動作を説明する説明図である。 図6に続く動作を説明する説明図である。 図8に続く動作を説明する説明図である。 図9の10−10線に沿った方向から見た遅延機構の動作を説明する説明図である。
符号の説明
10...給油装置
11...タンク開口形成部材
11P...燃料通路
12...接続管
12a...縮径部
12b...直管部
14...パイプ本体
14P...注入口
14a...上壁
14b...係合爪
14c...シール保持部
16...開口形成部材
16a...側壁部
16b...上壁部
16c...係合穴
16d...傾斜面
20...開閉機構
21...開閉部材
21a...支持軸
22...スプリング
30...遅延機構
32...支持部
32a...スライド室
32b...ガイドスペース
32c...ガイド貫通穴
40...スライド枠体
41...枠本体
42...ガイド突部
43...貫通穴
45...ダンパ部材
45a...ダンパ支持体
45b...スプリング
45c...ガイドピン
50...ガイド部材
52...ガイド部
52a...往路
52b...第1移行部
52c...復路
52d...第2移行部
53P1...初期位置
53P2...給油位置
BP...基板
FL...給油蓋
FLa...蓋本体
FLb...ヒンジ
FN...給油ノズル
FR...給油室
GS...ガスケット

Claims (4)

  1. 燃料タンクへ燃料を供給する通路を開閉する燃料タンクの給油装置において、
    給油ノズル(FN)を挿入するためのタンク開口を経て燃料タンクに接続される燃料通路(11P)を有するタンク開口形成部材(11)と、
    上記タンク開口形成部材(11)内に配置され、上記タンク開口を開く開き動作および上記タンク開口を閉じる閉じ動作をする開閉部材(21)と、該開閉部材(21)に閉じ方向の力を付勢する付勢機構と、を有する開閉機構(20)と、
    上記開閉部材(21)による上記開き動作の速度より上記閉じ動作の速度を遅くするように上記開閉部材(21)に上記閉じ方向の力に対し抵抗力を加える遅延機構(30)と、
    を備え、
    上記遅延機構(30)は、上記開閉部材(21)に装着されたガイドピン(45c)と、上記ガイドピン(45c)をループ状に倣わせる一方向のガイド部(52)を有するガイド部材(50)とを備え、
    上記ガイド部(52)は、上記開き動作のときに上記ガイドピン(45c)が倣う往路(52a)と、上記閉じ動作のときに上記ガイドピン(45c)が倣う復路(52c)とを備え、上記ガイドピン(45c)は、上記往路(52a)より上記復路(52c)を倣うときに上記抵抗力を大きく受けるように構成されていること、を特徴とする燃料タンクの給油装置。
  2. 請求項1に記載の燃料タンクの給油装置において、
    上記遅延機構(30)は、上記ガイドピン(45c)を上記ガイド部52に向けてスプリング力を加えるスプリング(45b)を備えている燃料タンクの給油装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料タンクの給油装置において、
    上記ガイド部(52)は、上記開閉部材(21)が回動する回動軸に対して直角方向の平面上に配置された深さを異にした溝であり、
    上記ガイドピン(45c)は、上記ガイド部(52)の溝を倣うように上記回動軸の方向に移動可能であるとともに、上記開閉部材(21)の面上に沿いかつ上記回動軸の方向と直角方向に移動可能に設けられている燃料タンクの給油装置。
  4. 請求項3に記載の燃料タンクの給油装置において、
    上記遅延機構(30)は、上記開閉部材(21)の平面上でスライド可能に支持されたスライド枠体(40)と、該スライド枠体(40)にスライド可能に支持され上記ガイドピン(45c)を有するダンパ部材(45)とを備えている燃料タンクの給油装置。
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