JP4852118B2 - ストレージ装置及び論理ディスク管理方法 - Google Patents
ストレージ装置及び論理ディスク管理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4852118B2 JP4852118B2 JP2009072593A JP2009072593A JP4852118B2 JP 4852118 B2 JP4852118 B2 JP 4852118B2 JP 2009072593 A JP2009072593 A JP 2009072593A JP 2009072593 A JP2009072593 A JP 2009072593A JP 4852118 B2 JP4852118 B2 JP 4852118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- failure
- physical disk
- failed
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1は本発明の第1の実施形態に係るストレージ装置10の構成を示す模式図である。ストレージ装置10は、論理ディスク20を構成する一以上の物理ディスク21とホットスペアディスク22とディスクコントローラ30とを備えている。また、このストレージ装置10は、SCSI(small computer system interface)やFC(Fibre Channel)などによりネットワークを介してホスト装置5と接続しており、ホスト装置5からの要求に応じてデータを記憶する2次記憶装置である。物理ディスク21は、一般的にはHDD(hard disk drive)が用いられるが、これに限らず、半導体ディスクを含めたストレージデバイスであってもよい。ホットスペアディスク22は、障害が発生した物理ディスクを代替するものである。
(監視方法1:I/Oパターンの監視)
監視方法1では、障害発生物理ディスク21Xに対して発行された監視期間中のすべての(あるいは少なくとも直近数十秒間の)コマンドのI/Oパターンをメモリに記録する。ここで、コマンドのI/Oパターンとは、コマンド種別(CDBイメージ)・発行時刻・完了時刻・完了ステータス(センス情報)を含むものである。センス情報には、コマンドの実行に一度に失敗したがHDD内部のリトライで成功した等のエラーリカバリ情報が記録される。
監視方法2では、ホットスペアディスク22へのコピー命令またはホスト装置5からのコマンドに対する応答時間の詳細な統計をメモリに記録する。上記のI/Oパターンの記録を監視期間全体にわたって保存するだけの容量的余裕がある場合は、この情報を統計的に処理するだけで済む。
監視方法3では、ホットスペアディスク22へデータをコピーするときの障害発生物理ディスク21Xへの全面リード要求に対するリードスループットを測定する。ただし、障害発生物理ディスク21Xは、ホスト装置5からのコマンドも並行して受けているので、これによるデータの変化分の補正処理は別途実行される。
監視方法4では、HDDのSMART機能によるエラー情報を取得する。一般的なHDDではSMART機能が搭載されており、SMART機能ではそのHDD自体の内部エラーの監視を実施している。そして、このエラー情報は外部から参照できるので、ディスク監視部55がこれを取得する。なお、SMART機能により取得できるエラー情報としては、リードエラーレート・ライトエラーレート・シークエラーレート・残り交代セクタ数・スピンアップ時間・Gリスト更新頻度・装置温度等が挙げられる。ただし、スピンアップ時間は電源投入時の記録なのでディスク監視部55の監視対象外とすべきものである。
監視方法5では、一時的障害検出部52が一時的障害を検出するための判定基準と同様の判定基準(たとえばタイムアウトまたはエラー応答のためリトライしたが、リトライアウトした等)により、最初の一時的障害と同様のエラー情報が再度得られるか否かを監視する。故障判定部56は、ディスク監視部55により最初の一時的障害と同様のエラー情報が再度得られた場合に故障であると判定する。
なお、監視方法5は、監視方法1と併用し、I/Oパターンの詳細なログを採取することで、障害要因を容易に調査することができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
Claims (4)
- 論理ディスクを構成する一以上の物理ディスクとホットスペアディスクとディスクコントローラとを備え、ネットワークを介して接続されたホスト装置からの要求に応じてデータを記憶するストレージ装置であって、
前記ディスクコントローラは、
前記物理ディスクに生じる一時的な障害を検出する一時的障害検出手段と、
前記障害を検出した場合、該一時的な障害が生じた障害発生物理ディスクに対し障害回復処理を行なう障害回復手段と、
前記障害発生物理ディスクのデータを前記ホットスペアディスクに複製するデータ複製手段と、
障害回復処理の開始後一定期間、前記障害発生物理ディスクを監視し、前記ホスト装置からのコマンドに対する前記障害発生物理ディスクの応答データを記録する手段と、
前記記録した応答データと基準応答データとを比較し、前記障害発生物理ディスクが故障か否かを判定する故障判定手段と、
前記故障判定手段により故障と判定された場合、前記障害発生物理ディスクに替えて前記ホットスペアディスクを前記論理ディスクを構成する物理ディスクとする論理ディスク再構成部と
を備えたことを特徴とするストレージ装置。 - 前記故障判定手段により故障と判定されない場合、前記障害発生物理ディスクが継続使用されることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
- 論理ディスクを構成する一以上の物理ディスクとホットスペアディスクとディスクコントローラとを備え、ネットワークを介して接続されたホスト装置からの要求に応じてデータを記憶するストレージ装置に用いられる論理ディスク管理方法であって、
前記ディスクコントローラが、
前記物理ディスクに生じる一時的な障害を検出した場合、該一時的な障害が生じた障害発生物理ディスクに対し障害回復処理を行なうとともに、前記障害発生物理ディスクのデータを前記ホットスペアディスクに複製し、
前記障害回復処理の開始後一定期間、前記障害発生物理ディスクを監視し、前記ホスト装置からのコマンドに対する前記障害発生物理ディスクの応答データを記録し、
前記障害回復処理後に記録した応答データを、基準応答データと比較して、前記障害発生物理ディスクが故障であるか否かを判定し、
前記判定の結果、故障である場合、前記障害発生物理ディスクに替えて前記ホットスペアディスクを前記論理ディスクを構成する物理ディスクとする
ことを特徴とする論理ディスク管理方法。 - 前記判定の結果、故障でない場合、前記ディスクコントローラが、前記障害発生物理ディスクを継続使用することを特徴とする請求項3に記載の論理ディスク管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009072593A JP4852118B2 (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | ストレージ装置及び論理ディスク管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009072593A JP4852118B2 (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | ストレージ装置及び論理ディスク管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010224954A JP2010224954A (ja) | 2010-10-07 |
JP4852118B2 true JP4852118B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=43042062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009072593A Active JP4852118B2 (ja) | 2009-03-24 | 2009-03-24 | ストレージ装置及び論理ディスク管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4852118B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5488709B2 (ja) | 2010-10-14 | 2014-05-14 | 富士通株式会社 | ストレージ制御装置における基準時間設定方法 |
JP5652130B2 (ja) * | 2010-10-29 | 2015-01-14 | 日本電気株式会社 | ディスクアレイコントローラ装置及びその制御方法 |
CN103019614B (zh) * | 2011-09-23 | 2015-11-25 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 分布式存储系统管理装置及方法 |
JP5884606B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-03-15 | 富士通株式会社 | ストレージ管理方法、システム、およびプログラム |
WO2014132373A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | 株式会社 日立製作所 | ストレージシステム及び記憶デバイス障害回復方法 |
JP7129148B2 (ja) * | 2017-05-23 | 2022-09-01 | 株式会社アイ・オー・データ機器 | 外部記憶装置 |
US11314596B2 (en) | 2018-07-20 | 2022-04-26 | Winbond Electronics Corp. | Electronic apparatus and operative method |
CN110880353B (zh) * | 2018-09-06 | 2022-06-07 | 华邦电子股份有限公司 | 电子装置及其操作方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06187102A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-07-08 | Toshiba Corp | 二重化ディスク処理方式 |
JP3400328B2 (ja) * | 1997-12-26 | 2003-04-28 | 株式会社日立製作所 | データ記憶方法およびデータ記憶装置 |
JPH11296306A (ja) * | 1998-04-08 | 1999-10-29 | Hitachi Ltd | 記憶サブシステム |
JP2004118397A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Nec Soft Ltd | 磁気ディスク装置の障害発生予測システム |
JP2004272325A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Nec Software Chubu Ltd | 外部記憶装置の故障予測方法およびシステム |
JP2005115975A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Toshiba Tec Corp | 情報処理装置 |
JP4426262B2 (ja) * | 2003-11-26 | 2010-03-03 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置及びディスクアレイ装置の障害回避方法 |
JP2006092070A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Nec Corp | ディスクアレイ装置及びその制御方法並びに制御プログラム |
JP4723290B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2011-07-13 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置及びその制御方法 |
JP4947062B2 (ja) * | 2007-01-25 | 2012-06-06 | 富士通株式会社 | 記憶装置、記録復旧方法、記録復旧プログラム |
JP2009059280A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | ストレージ制御方式 |
-
2009
- 2009-03-24 JP JP2009072593A patent/JP4852118B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010224954A (ja) | 2010-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4852118B2 (ja) | ストレージ装置及び論理ディスク管理方法 | |
US7409582B2 (en) | Low cost raid with seamless disk failure recovery | |
JP4821448B2 (ja) | Raidコントローラおよびraid装置 | |
US7565573B2 (en) | Data-duplication control apparatus | |
CN103019885B (zh) | 基于嵌入式Linux的硬盘坏道监测方法及系统 | |
US20060117216A1 (en) | Program, storage control method, and storage system | |
US9081697B2 (en) | Storage control apparatus and storage control method | |
US20040103246A1 (en) | Increased data availability with SMART drives | |
JP2005322399A (ja) | 磁気ディスク記憶装置におけるトラック・データ完全性の維持方法 | |
US20080114932A1 (en) | Method, apparatus, and system for controlling data storage | |
US20060215456A1 (en) | Disk array data protective system and method | |
JP4203034B2 (ja) | アレイコントローラ、メディアエラー修復方法及びプログラム | |
US7506224B2 (en) | Failure recovering method and recording apparatus | |
US20090177916A1 (en) | Storage system, controller of storage system, control method of storage system | |
JP2016057876A (ja) | 情報処理装置、入出力制御プログラム、及び入出力制御方法 | |
JP2006079219A (ja) | ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ制御方法 | |
JP5181795B2 (ja) | Raidシステム、及びエラーセクタの修復方法 | |
US20120011317A1 (en) | Disk array apparatus and disk array control method | |
JP4968078B2 (ja) | 故障診断装置及び故障診断方法 | |
US20130031321A1 (en) | Control apparatus, control method, and storage apparatus | |
JP2006260376A (ja) | ストレージ装置およびメディアエラー回復方法 | |
JP4947062B2 (ja) | 記憶装置、記録復旧方法、記録復旧プログラム | |
US20140380090A1 (en) | Storage control device and storage control method | |
KR20110039416A (ko) | 인터럽트된 기록 복구를 위한 데이터 저장 방법, 장치 및 시스템 | |
JP2005293119A (ja) | ディスクアレイ制御装置、同装置に適用されるデータ欠損検出時の処理方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4852118 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |