JP4851952B2 - 表面実装装置 - Google Patents

表面実装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4851952B2
JP4851952B2 JP2007026862A JP2007026862A JP4851952B2 JP 4851952 B2 JP4851952 B2 JP 4851952B2 JP 2007026862 A JP2007026862 A JP 2007026862A JP 2007026862 A JP2007026862 A JP 2007026862A JP 4851952 B2 JP4851952 B2 JP 4851952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
posture
nozzle
knock cylinder
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007026862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008192904A (ja
Inventor
望 岩嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2007026862A priority Critical patent/JP4851952B2/ja
Publication of JP2008192904A publication Critical patent/JP2008192904A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4851952B2 publication Critical patent/JP4851952B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、表面実装装置に関し、さらに詳しくは、吸着ノズルに吸着された部品の姿勢をチェックして部品の姿勢を整える補正機能を有する表面実装装置に関する。
図14は、従来の表面実装装置の一例である表面実装装置100の概略構成を示す斜視図である。
符号102は例えば印刷配線が施された回路基板を示している。回路基板102は、支持手段104のベルトコンベヤ(図示せず)により表面実装装置上の所定位置に移送され、支持手段104により水平状態に支持される。
回路基板102の近傍には、テープフィーダ106が複数個、例えば回路基板102を挟むようにして所定位置に配置されている(図における回路基板102後方側のテープフィーダ106は図が煩雑になるため図示せず)。このテープフィーダ106には例えば紙またはプラスチックよりなる部品リール108が支持されている。この部品リール108には、凹部が所定間隔をおいて形成され、この各凹部内には、例えばIC、LSI等の電子部品が収納されており、この部品リール108からテープフィーダ106にそれぞれの電子部品を送り出せるようになっている。この部品リール108を支持するテープフィーダ106は表面実装装置100に対して着脱可能であり、複数個並んで配置されている。
XY移動機構112は、X軸移動機構112aとY軸移動機構112bとからなる。X軸移動機構112aはXY移動部113を図におけるX方向に摺動可能に支持し、X方向駆動手段(図示せず)によりXY移動部113を図におけるX方向に駆動する。Y軸移動機構112bは、X軸移動機構112aを図におけるY方向に摺動可能に支持し、Y方向駆動手段(図示せず)によりX軸移動機構112aを図におけるY方向に駆動する。このため、XY移動部113は、XY駆動されるようになっている。XY移動部113には、電子部品を保持し、電子部品を回路基板102の所定位置に搭載するヘッド部114が固定されている。
実際の部品搭載動作においては、ヘッド部114は、テープフィーダ106の部品供給部から電子部品を吸引して取り出し、吸引保持したままXY方向を移動して、支持手段104に支持された回路基板102の所定の位置で吸引を解除して電子部品を搭載する。
しかし、吸着された電子部品110の姿勢が、図15(A)、(B)、(C)に示すように正常でないことがあり、回路基板102上への正確な搭載ができないことがあった。なお、図15(D)が、吸着された電子部品の姿勢が正常な場合である。
このため、特許文献1では、レーザ計測で部品の吸着状態を測定し、吸着状態が正常でない場合はその部品を破棄し、新たな同種の部品を吸着位置をずらせて吸着する技術を提案している。
特許第3053753号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、吸着異常を来たした部品は再利用されず廃棄されてしまうため、資源の無駄となる。
また、部品を保持するノズルには、真空発生装置による吸引力によって部品を保持するノズル以外に、図1に示すように、部品80を両側から保持爪82aで挟んで保持するタイプのノズル82もある。このノズル80を用いて部品を搭載する場合、図2(A)に示すように、トレイ83の端に部品80の先端が接触すると、部品80の保持姿勢が斜めになることがあり、斜めの保持姿勢のままで部品をトレイ83に戻そうとすると、図3に示すように、トレイ83に収まらず、部品80の破損やノズル82の破損を来たすことがあった。図2(B)は、部品の保持姿勢が正常な場合である。
また、従来の技術では、一度保持した部品は、その姿勢を変えることができないので、部品の保持姿勢が悪い場合であっても、その部品の認識が正常に行われた場合には基板上への搭載が行われてしまい、図4(A)に示すように、部品80のリード84が基板86上の電極88の中心に接続せず、搭載ずれを引き起こす可能性があった。図4(B)は搭載が正常に行われた場合である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、部品が正しい姿勢でノズルに保持されているかどうかを判定することができ、保持姿勢が正しくない場合は再度その部品を保持し直し、保持姿勢を正常にすることができる表面実装装置を提供することを目的とする。
本発明者は、部品の保持姿勢を補正するための部品姿勢補正ステーションを設けることにより前記目的を達成できることを見出し、本発明をするに至った。
即ち、本発明に係る表面実装装置は、平面方向に移動するヘッドと、該ヘッドに配置された部品保持用のノズルと、該ノズルに保持された部品の姿勢を計測するための計測手段と、前記計測手段により計測した前記部品の姿勢が正常か否かを判定する判定手段と、前記ヘッドを平面方向に移動させる移動手段と、前記ノズルを昇降させる昇降手段と、前記ノズルで部品を保持して所定の部品搭載位置に該部品を搭載するために、前記昇降手段及び移動手段を制御する制御部とを備えた表面実装装置において、前記計測手段により計測した前記部品の姿勢が前記判定手段により正常でないと判定された場合に、前記部品の姿勢を正常な姿勢に補正するための姿勢補正手段が設けられたことを特徴とする。
前記姿勢補正手段としては、例えば、前記ノズルによる保持が解除された際に前記部品が一時的に載置される受け台を有するとともに、該受け台に載置された前記部品の姿勢を補正するための部品固定爪を有する姿勢補正手段を用いることができる。
前記表面実装装置としては、部品を供給するテープフィーダを取り付けるためのフィーダバンクと、前記テープフィーダに取り付けられた部品収納テープを送るために上下に駆動するノックシリンダと、該ノックシリンダを上下に駆動するためのノックシリンダ駆動手段と、該ノックシリンダ駆動手段を制御するためのノックシリンダ信号を出力するノックシリンダ制御手段とを有するものを用いることができ、前記姿勢補正手段を前記フィーダバンクに取り付け、前記部品固定爪が前記ノックシリンダ信号により開閉するようにしてもよい。
本発明によれば、部品がノズルに保持されているときに部品姿勢が正常かどうかをチェックすることによって部品撮像カメラによる認識エラー及び搭載ずれを事前に防ぐことができるだけでなく、さらに、部品姿勢を補正する手段を設けているので、部品姿勢の補正が可能であり、部品撮像カメラによる認識エラー及び搭載ずれを極めて少なくすることができる。
また、いったん保持した部品を部品供給部に返却する場合でも、部品姿勢を補正してから返却することが可能であるので、部品及びノズルを破損させることなく、安定した返却を可能にする。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図5は、本発明に係る実施形態の一例の表面実装装置10の概略を示す平面図である。
表面実装装置10は、ヘッド部12と、XY移動部14と、X軸移動機構16aと、Y軸移動機構16bと、支持手段18と、フィーダバンク20と、部品姿勢補正手段22と、部品撮像カメラ24と、ノズルホルダ26と、を有してなる。
ヘッド部12は、XY移動部14に固定されており、平面方向を移動可能である。XY移動部14は、X軸移動機構16a及びY軸移動機構16bにより平面方向をXY駆動されるようになっている。X軸移動機構16aは、XY移動部14を図におけるX方向に摺動可能に支持し、X方向駆動手段74a(図11参照)によりXY移動部14を図におけるX方向に駆動する。Y軸移動機構16bは、X軸移動機構16aを図におけるY方向に摺動可能に支持し、Y方向駆動手段74b(図11参照)によりX軸移動機構16aを図におけるY方向に駆動する。このため、XY移動部14は、XY駆動されるようになっている。
支持手段18は、ベルトコンベヤ(図示せず)により回路基板28を搬送し、所定の位置で回路基板28を水平状態に支持する。
フィーダバンク20には、テープフィーダ30が並列に複数取り付けられるようになっている。テープフィーダ30は、部品供給テープから部品を表面実装装置10に供給する装置である。
部品姿勢補正手段22は、フィーダバンク20に取り付けられるようになっており、図8に示すように、部品を一時的に載置できる受け台22aを有するとともに、受け台2に載置された前記部品の姿勢を補正するための部品固定爪22bを有する。
部品撮像カメラ24は、ノズル44の保持爪44bに保持された部品を下方から撮像し、その撮像データを制御部70(図11参照)に出力する。制御部70は入力された撮像データに基づき、ノズル44を回転軸44a回りに回転させ、回路基板28に搭載する部品の向きを調整する。
ノズルホルダ26は、図5上方のフィーダバンク20と支持手段18の間に設けられており、部品の種類に応じた各種のノズルが収納されている。
トレイホルダ32は、図5上方のフィーダバンク20に取り付けられており、搭載する部品34が収納されたトレイ36が載置される。トレイ36に載置されて供給される部品34はコネクタ部品等の大型の部品であり、テープフィーダ30から供給される部品は小型の部品である。
次に、図6を用いて、ヘッド部12について詳細に説明する。
ヘッド部12のフレーム42は、XY移動部14に取り付けられている。このため、ヘッド部12は、XY方向に移動でき、テープフィーダ30の部品供給部と、支持手段18に支持された回路基板28との間を移動可能となっている。
図において、符号44は、その軸線がXY平面に直交する回転軸44aのその先端(図示下端)に連設された部品保持部としてのノズルを示している。ノズル44の下部には部品34を挟んで保持する保持爪44bが設けられている。保持爪44bを有するノズル44は、コネクタ部品等の大型の部品を搭載する際に用いられる。
上記回転軸44aは、ブラケット46に軸支されるとともに、このブラケット46に固定された回転手段としてのノズル回転モータ48の出力軸に連結されている。
従って、ノズル回転モータ48が回転駆動すると、ノズル44に保持された部品34は、回転軸44aを中心として回転するようになっている。
ブラケット46にはナット49が固定されており、このナット49には図示上下方向(Z方向)に延在するボール螺子50が螺合している。このボール螺子50は、ノズル上下動モータ52の出力軸に連結されており、このノズル上下動モータ52はブラケット54に固定されている。そして、このブラケット54は、XY移動部14に取り付けられたフレーム42に対して固定された状態となっている。
従って、ノズル上下動モータ52が正方向または負方向に回転駆動すると、この回転運動はボール螺子50及びナット49により直線運動に変換され、ブラケット46とともにノズル回転モータ48、回転軸44a、ノズル44、保持爪44bが、フレーム42に固定されたガイド部材56にガイドされながら上昇または下降するようになっている。
以上のような機構を有するヘッド部12が、トレイホルダ32上のトレイ36に収納された部品34を挟んで取り出し、保持したままXY方向を移動して、支持手段18に支持された回路基板28の所定の位置で挟み込みを解除して部品34を搭載する。
また、ヘッド部12には、部品姿勢計測手段58が設けられている。部品姿勢計測手段58は、回転軸44a、ノズル44、保持爪44bを間に挟むようにして対向配置され、各端部がそれぞれブラケット54に固定された発光部58a、受光部58bを備えている。発光部58aは、平行なレーザ光を保持爪44bに保持された部品34に出射し、対向配置された受光部58bが受光して、部品34の有無を確認するとともに、部品34の姿勢が正常であるかどうかを計測する。
次に、表面実装装置10の生産動作時の実装動作について説明する。搭載する部品は大型部品であるコネクタ部品とする。
まず、トレイホルダ32上のトレイ36に収納されたコネクタ部品34aを保持爪44bで挟んで保持した後、発光部58aは、平行なレーザ光を保持爪44bに保持された部品34に出射し、対向配置された受光部58bが受光して、コネクタ部品34aの有無を確認する。
次に、保持爪44bで挟み込まれたコネクタ部品34aの姿勢が正常であると仮定した場合のコネクタ部品34aの下面位置の直下に、レーザ光60が照射されるようにノズル44のZ方向の位置を調整する。ここで、コネクタ部品34aの寸法データは予め部品寸法入力手段73により制御部70に入力されている。そして、レーザ光が遮られて影が生じるかどうかでコネクタ部品34aの姿勢が正常であるかどうかを判断する。図7(A)に示すように、レーザ光が遮られず影が生じなければ、コネクタ部品34aの姿勢は正常と判断され、図7(B)に示すように、レーザ光が遮られて影が生じれば、コネクタ部品34aの姿勢は異常と判断される。
コネクタ部品34aの姿勢が異常と判断された場合は、コネクタ部品34aが斜めに傾いている可能性があるので、部品姿勢補正処理に移行する。
部品姿勢補正処理では、まずヘッド部12を部品姿勢補正手段22の受け台22a上に移動させて保持爪44bによる挟み込みを解除して、コネクタ部品34aを部品姿勢補正手段22の受け台22a(図8参照)に載置する。
部品姿勢補正手段22は、図8に示すように、受け台22a、部品固定爪22bを有してなり、また、フィーダバンク20に取り付けられるようになっている。
部品固定爪22bは、テープフィーダ30において部品収納テープを送るための駆動力を与えるノックシリンダ30aの上下の動きにより、部品固定爪22bは開閉する。具体的には、受け台22aの中には部品固定爪22bは開閉するマイクロスイッチ22Cが備えられており、部品姿勢補正手段22を側方から見た図9に示すように、ノックシリンダ30aの上下の動きによりマイクロスイッチ22Cが押され、on、offがなされて、部品固定爪22bが開閉する。ノックシリンダ30aの上下の動きは、制御部70(図11参照)からのノックシリンダ信号により、ノックシリンダ駆動手段76(図11参照)が駆動することにより制御される。図10は部品が部品固定爪22bに固定される部位を拡大して示す図で、図10(A)は部品固定爪22bが開いた状態を示す平面図で、図10(B)は部品固定爪22bが閉じた状態を示す平面図である。図10(C)は部品固定爪22bが閉じた状態を側方から見た側面図である。符号34bは、コネクタ部品34aのリードである。
次に、本発明に係る実施形態の一例の表面実装装置10の制御の流れを説明する。図11は、制御手段を抽出したブロック図である。
制御部70は、X方向駆動手段74a及びY方向駆動手段74bを制御してヘッド部12の平面方向(XY方向)の位置を制御し、ノズル上下動モータ52を制御してノズル44のZ方向の位置を制御し、ノズル回転モータ48を制御して回転軸44aの回転を制御し、ノックシリンダ駆動手段76を制御して部品固定爪22bの開閉を制御し、部品撮像カメラ24を制御して、コネクタ部品34aの姿勢を撮像させる。
部品姿勢が正常かどうかの判定をするための制御と、部品姿勢が正常でないと判定された後の部品姿勢補正処理の制御について、さらに説明する。トレイ36からコネクタ部品34aを保持爪44bで挟んで保持してノズル44が上昇した後、制御部70は部品姿勢計測手段58に指令して発光部58bからレーザ光を照射させる。これにより受光部58aが得たコネクタ部品34aの姿勢についてのデータは判定手段72に出力される。判定手段72は、コネクタ部品34aの姿勢についてのデータと、予め部品寸法入力手段73から入力されたコネクタ部品34aの寸法データに基づき、部品姿勢が正常かどうかを判定する。判定結果は制御部70に出力され、部品姿勢が正常な場合は、制御部70は、X方向駆動手段74a、Y方向駆動手段74b、ノズル上下動モータ52、ノズル回転モータ48、部品撮像カメラ24を制御して、そのままコネクタ部品34aを回路基板28に搭載するための動作を行わせる。部品姿勢が正常でない場合は、制御部70は、X方向駆動手段74a、Y方向駆動手段74b、及びノズル上下動モータ52を制御して、コネクタ部品34aを部品姿勢補正手段22の受け台22a上に載置させ、ノックシリンダ駆動手段76を制御して部品姿勢補正手段22の部品固定爪22bの開閉を制御し、コネクタ部品34aの姿勢を補正する。コネクタ部品34aの姿勢が補正された後、制御部70は、X方向駆動手段74a、Y方向駆動手段74b、ノズル上下動モータ52、ノズル回転モータ48、部品撮像カメラ24を制御してコネクタ部品34aを回路基板28に搭載するための動作を行わせる。
次に、フローチャートを用いて、表面実装装置10の生産動作時の実装動作(図12)、及び部品姿勢補正処理(図13)について更に説明する。
図12は、表面実装装置10の生産動作時の実装動作の流れを示すフローチャートである。
まず、搭載対象のコネクタ部品34aの直上にヘッド部12を移動させ、保持爪44bでコネクタ部品34aを挟み込む(ステップS1)。保持爪44bがコネクタ部品34aを挟み込んだ状態でヘッド部12が上昇した後、コネクタ部品34aに発光部58aからレーザ光が照射され(ステップS2)、レーザ光がコネクタ部品34aに遮られるかどうかを確認し、コネクタ部品34aが保持爪44bに挟み込まれているかどうかを判定する(ステップS3)。コネクタ部品34aが保持爪44bに挟み込まれていない場合は、ステップS1にもどる。コネクタ部品34aが保持爪44bに挟み込まれている場合は、保持爪44bで挟み込まれたコネクタ部品34aの姿勢が正常であると仮定した場合のコネクタ部品34aの下面位置の直下に、レーザ光が照射されるようにノズル44のZ方向の位置を調整する(ステップS4)。なお、コネクタ部品34aの寸法データは予め部品寸法入力手段73により制御部70に入力されている。そして、レーザ光が遮られて影が生じるかどうかでコネクタ部品34aの姿勢が正常であるかどうかを判断する(ステップS5)。
コネクタ部品34aの姿勢が正常でない場合は、部品姿勢補正処理を行い(ステップS6)、その後、部品撮像カメラ24による部品認識を行う(ステップS7)。コネクタ部品34aの姿勢が正常な場合は、部品姿勢補正処理(ステップS6)を行わずに、部品撮像カメラ24による部品認識を行う(ステップS7)。
部品認識エラーが生じたかどうかを判定し(ステップS8)、部品認識エラーが生じなかった場合は、そのまま回路基板28上の所定の位置にコネクタ部品34aを搭載し(ステップS9A)、実装を終了する。部品認識エラーが生じた場合は、コネクタ部品34aを搭載せずに廃棄し(ステップS9B)、実装を終了する。
図13は、表面実装装置10の部品姿勢補正処理の流れを示すフローチャートである。
まず、コネクタ部品34aが部品姿勢補正手段22の受け台22aの直上に位置するようにヘッド部12を移動させる(ステップS11)。次に、ノズル44を下降させて、保持爪44bによる挟み込みを解除して、受け台22a上にコネクタ部品34aを載置する(ステップS12)。受け台22a上に載置されたコネクタ部品34aを部品固定爪22bで固定して、コネクタ部品34aの姿勢を修正する(ステップS13)。その後、ノズル44が部品の直上に下降し(ステップS14)、部品固定爪22bによる固定を解除した後(ステップS15)、保持爪44bで部品を挟み込む(ステップS16)。そして、保持爪44bで部品を挟み込んだ状態でノズル44が上昇し(ステップS17)、部品姿勢補正処理が終了する。
なお、保持爪44bに挟み込まれたコネクタ部品34aの姿勢の計測においては、レーザ光を上下にスキャンさせてコネクタ部品34aの投影厚さを計測して、コネクタ部品34aの実際の厚さと比較してコネクタ部品34aの姿勢が正常かどうかを判断してもよい。また、例えば、保持爪44bで部品を挟み込んだ状態でノズル44を上下に移動させて、コネクタ部品34aの投影厚さを計測して、コネクタ部品34aの実際の厚さと比較してコネクタ部品34aの姿勢が正常かどうかを判断してもよい。
部品を両側から保持爪で挟んで保持するタイプのノズルを示す図 部品がノズルに保持された状態を示す図で、(A)異常な姿勢の場合、(B)正常な姿勢の場合 斜めの保持姿勢のままで部品をトレイに戻している状況を示す図 部品を基板に搭載する途中および搭載後の状況を示す図で、(A)異常姿勢で搭載した場合、(B)正常姿勢で搭載した場合 本発明に係る実施形態の一例の表面実装装置の概略を示す平面図 前記表面実装装置のヘッド部を示す斜視図 レーザ光により部品姿勢を計測している状況を示す図で、(A)部品姿勢が正常な場合、(B)部品姿勢が異常な場合 部品姿勢補正手段の概略を示す斜視図 部品姿勢補正手段の概略側面図 部品が部品固定爪22bに固定される部位を拡大して示す図で、(A)部品固定爪が開いた状態を示す平面図、(B)部品固定爪が閉じた状態を示す平面図、(C)部品固定爪が閉じた状態を示す側面図 前記表面実装装置の制御手段を抽出したブロック図 前記表面実装装置の生産動作時の実装動作の流れを示すフローチャート 前記表面実装装置の部品姿勢補正処理の流れを示すフローチャート 従来の表面実装装置の一例である表面実装装置の概略構成を示す斜視図 吸着された電子部品の姿勢を示す斜視図で、(A)、(B)、(C)異常な姿勢の場合、(D)正常な姿勢の場合
符号の説明
10…表面実装装置
12…ヘッド部
14…XY移動部
16a…X軸移動機構
16b…Y軸移動機構
18…支持手段
20…フィーダバンク
22…部品姿勢補正手段
22a…受け台
22b…部品固定爪
22c…マイクロスイッチ
24…部品撮像カメラ
26…ノズルホルダ
28…回路基板
30…テープフィーダ
30a…ノックシリンダ
32…トレイホルダ
34…部品
34a…コネクタ部品
34b…リード
36…トレイ
42…フレーム
44…ノズル
44a…回転軸
44b…保持爪
46…ブラケット
48…ノズル回転モータ
49…ナット
50…ボール螺子
52…ノズル上下動モータ
54…ブラケット
56…ガイド部材
58…部品姿勢計測手段
58a…受光部
58b…発光部
60…レーザ光
70…制御部
72…判定手段
73…部品寸法入力手段
74a…X方向駆動手段
74b…Y方向駆動手段
76…ノックシリンダ駆動手段
80…部品
82…ノズル
82a…保持爪
83…トレイ

Claims (3)

  1. 平面方向に移動するヘッドと、該ヘッドに配置された部品保持用のノズルと、該ノズルに保持された部品の姿勢を計測するための計測手段と、前記計測手段により計測した前記部品の姿勢が正常か否かを判定する判定手段と、前記ヘッドを平面方向に移動させる移動手段と、前記ノズルを昇降させる昇降手段と、前記ノズルで部品を保持して所定の部品搭載位置に該部品を搭載するために、前記昇降手段及び移動手段を制御する制御部とを備えた表面実装装置において、
    前記計測手段により計測した前記部品の姿勢が前記判定手段により正常でないと判定された場合に、前記部品の姿勢を正常な姿勢に補正するための姿勢補正手段が設けられたことを特徴とする表面実装装置。
  2. 前記姿勢補正手段は、前記ノズルによる保持が解除された際に前記部品が一時的に載置される受け台を有するとともに、該受け台に載置された前記部品の姿勢を補正するための部品固定爪を有することを特徴とする請求項1に記載の表面実装装置。
  3. 前記表面実装装置は、部品を供給するテープフィーダを取り付けるためのフィーダバンクと、前記テープフィーダに取り付けられた部品収納テープを送るために上下に駆動するノックシリンダと、該ノックシリンダを上下に駆動するためのノックシリンダ駆動手段と、該ノックシリンダ駆動手段を制御するためのノックシリンダ信号を出力するノックシリンダ制御手段とを有し、
    前記姿勢補正手段は、前記フィーダバンクに取り付けられており、前記部品固定爪は、前記ノックシリンダ信号により開閉することを特徴とする請求項2に記載の表面実装装置。
JP2007026862A 2007-02-06 2007-02-06 表面実装装置 Expired - Fee Related JP4851952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007026862A JP4851952B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 表面実装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007026862A JP4851952B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 表面実装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008192904A JP2008192904A (ja) 2008-08-21
JP4851952B2 true JP4851952B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=39752707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007026862A Expired - Fee Related JP4851952B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 表面実装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4851952B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6469000A (en) * 1987-09-09 1989-03-15 Hitachi Ltd Electronic component positioning device
JP3815637B2 (ja) * 1997-10-31 2006-08-30 日本ビクター株式会社 部品搭載装置
JP2005322802A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Yamagata Casio Co Ltd 部品搭載装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008192904A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6154915B2 (ja) 部品実装装置
JP5335109B2 (ja) フィーダならびに電子部品装着装置および装着方法
JP2013093427A (ja) 電子部品実装装置
JP4712623B2 (ja) 部品搬送方法、部品搬送装置および表面実装機
US10588251B2 (en) Mounting target working device
CN105848462B (zh) 部件安装装置及部件安装方法
WO2018131143A1 (ja) 被実装物作業装置
JP6727768B2 (ja) 基板作業装置
CN107852858B (zh) 元件安装机、元件保持部件拍摄方法
JP3790020B2 (ja) 表面実装機
JP4851952B2 (ja) 表面実装装置
JP5787397B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
WO2018163284A1 (ja) 部品実装装置および基板の保持方法
JP5078507B2 (ja) 電子部品装着方法および装置
JPH11285925A (ja) 部品搭載装置
JP6486506B2 (ja) 被実装物作業装置
JP2010056141A (ja) 部品実装システム、部品実装方法、基板貼付状態検出装置、印刷条件データ作成装置および印刷機
JP6837941B2 (ja) 基板バックアップ装置及びこれを用いた基板処理装置
JP5476256B2 (ja) 部品実装装置および部品認識装置
JP4357643B2 (ja) 表面実装機
US12114431B2 (en) Component supply apparatus
JPH08274500A (ja) 実装機の部品吸着状態検出装置
JP4216086B2 (ja) 電子部品搭載装置用カセット支持装置
JP6784749B2 (ja) 部品取出方法
JP6435241B2 (ja) 電子部品実装装置、基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100129

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110922

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4851952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees