JP4851577B2 - 検波回路、及び、高周波回路 - Google Patents

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Description

本発明は、交流信号の強度に応じた直流電圧を生成する検波回路に関する。また、そうような検波回路を備えた高周波回路に関する。
無線通信装置に搭載される送信用パワーアンプは、しばしば、その出力信号(高周波信号)の強度に応じた直流電圧を生成する検波回路と併用される。これは、検波出力(検波回路にて生成された直流電圧のことを「検波出力」と呼称する。以下同様。)に応じて送信用パワーアンプに入力する送信信号のレベルを調整し、送信電力の最適化(消費電力制御あるいはスプリアス制御)を図るためである。特に、無線LAN用端末やWiMAX用端末などの小型無線通信装置には、増幅回路と検波回路とが集積されたパワーアンプICが搭載されることが多い。
このような送信用パワーアンプの一例として、特許文献1及び特許文献2には、電力増幅用トランジスタを含む電力増幅回路と、アノード端子がコンデンサを介して電力増幅用トランジスタのコレクタ端子に接続された検波ダイオードを含む検波回路とを備えたパワーアンプが開示されている。
特許文献1に記載のパワーアンプ(電力増幅器)においては、電力増幅用トランジスタのベース端子、及び、検波ダイオードのアノード端子にバイアス電流を供給する電流増幅用トランジスタを設けることによって、検波回路における消費電力の低減、及び、検波回路からの回り込み信号によるノイズの低減が図られている。
また、特許文献2に記載のパワーアンプ(半導体集積回路)においては、検波ダイオードのアノード端子に接続されたバイアス用トランジスタ(「エミッタフォロワトランジスタ」とも称されている)を設けることによって、検波振幅の拡大が図られている。
特開2007−300262号公報(2007年11月15日公開) 特開2009−141589号公報(2009年 6月25日公開)
しかしながら、検波ダイオードを用いて高周波信号の強度に応じた直流電圧を生成する従来のパワーアンプにおいては、検波ダイオードのオン電圧が温度に依存するため、検波特性が温度に応じて変動してしまうという問題があった。
また、特許文献1〜2に記載のパワーアンプのように、電力増幅回路の出力端子(電力増幅用トランジスタのコレクタ端子)に、検波回路の入力端子(検波ダイオードのアノード端子)を接続する従来の構成を採用した場合、検波出力が電力増幅回路の出力端子に接続された機器の特性インピーダンスの影響を受けてしまうという問題が生じる。送信用パワーアンプを構成する電力増幅回路の出力端子に接続される機器としては、例えば、アンテナが挙げられる。アンテナの特性インピーダンスが環境に応じて大きく変動することは良く知られたとおりである。
このため、電力増幅回路を多段構成としたうえで、最終段から出力される出力信号を検波回路に入力するのではなく、最終段に入力される入力信号、すなわち、ドライバ段から出力される出力信号を検波回路に入力するようにして、検波出力が電力増幅回路の出力端子に接続された機器の特性インピーダンスの影響を受け難くすることが考えられる。実際、無線通信装置に搭載される送信用パワーアンプとしては、25dBm〜30dBm程度の増幅率をもつよう2〜3段の増幅用トランジスタにより構成されることが多く、ドライバ段から出力される出力信号を検波回路に入力する構成を採用すれば、検波出力がアンテナの特性インピーダンスの影響を受けてしまうという問題を回避することができる。しかしながら、そうすると、検波ダイオードのオン電圧の温度依存性による検波出力のシフトにドライバ段の増幅率の温度依存性による検波出力のシフトが重積され、検波特性の温度依存性が更に大きくなってしまう。
特許文献2には、互いに直列に接続されたバイアス用トランジスタ(特許文献2において「エミッタフォロアトランジスタ」と称されているトランジスタとは別のトランジスタ)及びバイアス用ダイオードを、互いに直列に接続されたバイアス用トランジスタ(「エミッタフォロワトランジスタ」と称されているトランジスタ)及び検波ダイオードと並列に接続することによって、半導体基板上にこれらの素子を同一の製造プロセスにおいて形成した場合に、検波特性の温度依存性を小さくできることが記載されている。しかしながら、上記のように検波ダイオードのオン電圧の温度依存性による検波出力のシフトにドライバ段の増幅率の温度依存性による検波出力のシフトが重積した場合に、特許文献2に記載方法では検波出力のシフトをキャンセルして温度補償を実現することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、検波回路における検波特性の温度依存性を従来よりも容易かつ効果的に抑制することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る検波回路は、バイアス抵抗を介して電源に接続されたダイオードを含み、上記ダイオードを用いて交流信号の強度に応じた直流電圧を生成するダイオード検波回路と、第1の負荷抵抗を介して電源に接続された第1のバイポーラトランジスタを含み、上記第1のバイポーラトランジスタを用いて上記ダイオード検波回路にて生成された直流電圧を増幅するトランジスタ増幅回路と、を備えた検波回路であって、上記バイアス抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量と上記第1の負荷抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量との和が、上記ダイオードの温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の上昇量以上となる温度範囲を有し、上記ダイオード検波回路は、アノード端子が入力点に接続され、カソード端子が接地された上記ダイオードと、一方の端子が上記入力点に接続され、他方の端子が出力点に接続された上記バイアス抵抗と、一方の端子が上記出力点に接続され、他方の端子が接地されたコンデンサとを含み、上記入力点を介して入力される交流信号の強度に応じた直流電圧を上記出力点から出力するものである、ことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る検波回路は、バイアス抵抗を介して電源に接続されたダイオードを含み、上記ダイオードを用いて交流信号の強度に応じた直流電圧を生成するダイオード検波回路と、第1の負荷抵抗を介して電源に接続された第1のバイポーラトランジスタを含み、上記第1のバイポーラトランジスタを用いて上記ダイオード検波回路にて生成された直流電圧を増幅するトランジスタ増幅回路と、を備えた検波回路であって、上記バイアス抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量と上記第1の負荷抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量との和が、上記ダイオードの温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の上昇量以上となる温度範囲を有し、上記ダイオード検波回路は、カソード端子が入力点に接続され、アノード端子が上記バイアス抵抗を介して出力点に接続された上記ダイオードと、一方の端子が上記入力点に接続され、他方の端子が接地されたインダクタと、一方の端子が上記出力点に接続され、他方の端子が接地された抵抗及びコンデンサとを含み、上記入力点を介して入力される交流信号の強度に応じた直流電圧を上記出力点から出力するものである、ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記バイアス抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量と上記第1の負荷抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量とにより、上記ダイオードの温度変化に伴う上記増幅回路の出力電圧の上昇量をキャンセルすることができる。したがって、上記バイアス抵抗及び上記第1の負荷抵抗を温度係数の大きな抵抗体により構成するだけで、従来よりも容易かつ効果的に検波出力の温度依存性を抑制することができるという効果を奏する。
本発明に係る検波回路において、上記バイアス抵抗、及び、上記第1の負荷抵抗の少なくとも何れかは、温度係数が500ppm/℃以上の抵抗体により構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、より確実に検波出力の温度依存性を抑制することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る検波回路において、上記ダイオード、及び、上記第1のバイポーラトランジスタは、エミッタ層、ベース層、及び、コレクタ層からなる共通のnpn構造により構成されたものであり、上記バイアス抵抗、及び、上記第1の負荷抵抗の少なくとも何れかは、上記ベース層に形成されたベース層抵抗、又は、上記コレクタ層に形成されたコレクタ層抵抗により構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、特別な工程を増やす事無くより確実に検波出力の温度依存性を抑制することができるという更なる効果を奏する
また、上記トランジスタ増幅回路は、コレクタ端子が上記第1の負荷抵抗を介して電源に接続され、ベース端子が上記ダイオード検波回路の出力点に接続され、エミッタ端子が接地された上記第1のバイポーラトランジスタと、コレクタ端子が第2の負荷抵抗を介して電源に接続され、ベース端子が上記第1のバイポーラトランジスタのコレクタ端子に接続された第2のバイポーラトランジスタとを含む、構成とすることができる。
上記の検波回路を備えている高周波回路も本発明の範疇に含まれる。上記の検波回路と同様、従来よりも容易かつ効果的に検波出力の温度依存性を抑制することができるという効果を奏する。
本発明に係る検波回路は、バイアス抵抗の温度上昇に伴うトランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量と第1の負荷抵抗の温度上昇に伴うトランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量との和が、ダイオードの温度上昇に伴うトランジスタ増幅回路の出力電圧の増加量以上となる温度範囲を有することにより、ダイオードの温度上昇に伴うトランジスタ増幅回路の出力電圧の上昇量をキャンセルすることができる。したがって、バイアス抵抗及び第1の負荷抵抗を温度係数の大きな抵抗体により構成するだけで、従来よりも容易かつ効果的に検波出力の温度依存性を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の検波回路を備えた高周波回路の構成を示すブロック図である。 図1に示した高周波回路に含まれる、主高周波回路の構成を示すブロック図である。 図1に示した検波回路の第1の構成例を示す回路図である。 図1に示した検波回路の第2の構成例を示す回路図である。 図1に示した検波回路の第3の構成例を示す回路図である。 図1に示した検波回路の第4の構成例を示す回路図である。 図4に示した検波回路において、抵抗18及び抵抗24をTaN薄膜抵抗により構成した場合の検波特性を示すグラフである。 図4に示した検波回路において、抵抗18及び抵抗24をベース層抵抗により構成した場合の検波特性を示すグラフである。
本実施形態に係る検波回路10の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る検波回路10を備えた高周波回路100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、高周波回路100は、主高周波回路1の他に、主高周波回路1の信号伝達経路を伝送される高周波信号(交流信号)の一部を取り出す信号分岐回路2と、信号分岐回路2により取り出された高周波信号の強度に応じた直流電圧を生成するダイオード検波回路3と、ダイオード検波回路3により生成された直流電圧を増幅する増幅回路4とを備えている。本実施形態に係る検波回路10は、ダイオード検波回路3と増幅回路4とにより構成されている。
ダイオード検波回路3に含まれる検波ダイオード(不図示)のアノード端子は、図1に示すように、バイアス抵抗5を介して電源7に接続されており、この検波ダイオードには、電源7の電圧からバイアス抵抗5における電圧降下分を差し引いた順方向バイアスがかかっている。すなわち、この検波ダイオードの動作点は、電源7の電圧とバイアス抵抗5の抵抗値とによって規定されている。なお、検波ダイオードのオン電圧とは、順方向電流が立ち上がる電圧のことを指し、順方向電流が流れているときの順方向電圧降下に一致する。
また、増幅回路4に含まれるバイポーラトランジスタ(不図示)のコレクタ端子は、図1に示すように、負荷抵抗6を介して電源8に接続されており、このバイポーラトランジスタのコレクタ端子には、電源8の電圧から負荷抵抗6における電圧降下分を差し引いた電圧が印加されている。すなわち、このバイポーラトランジスタの動作点は、電源8の電圧と負荷抵抗6とによって規定されている。
ダイオード検波回路3に含まれる検波ダイオードのオン電圧は負の温度特性をもつ。したがって、順方向バイアスが一定であれば、温度が上昇すると検波出力は大きな値にシフトし、温度が低下すると検波出力は小さな値にシフトする。一方で、バイアス抵抗5は、正の温度特性をもつ。このため、温度が上昇すると検波ダイオードにかかるバイアス電圧が下がって検波出力が小さな値にシフトし、温度が低下すると検波ダイオードにかかるバイアス電圧が上がって検波出力が大きな値にシフトする。したがって、バイアス抵抗5と検波ダイオードとを熱的に結合させておけば、バイアス抵抗5の温度変化に伴う検波出力のシフトが検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフトをキャンセルする方向に作用する。
ただし、半導体プロセスで従来用いられている金属薄膜抵抗の温度係数は100ppm/℃以下である。したがって、バイアス抵抗5を金属薄膜抵抗を用いて構成した場合、バイアス抵抗5の温度変化に伴う順方向バイアスのシフト量が検波ダイオードの温度変化に伴うオン電圧のシフト量を下回り、バイアス抵抗5の温度変化に伴う検波出力のシフトにより検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフトをキャンセルすることができない。
特に、図2に示すように、主高周波回路1において高周波信号をドライバ段1a及びパワー段(最終段)1bにより多段増幅する構成を採用し、ドライバ段1aから出力される出力信号をダイオード検波回路3に入力する場合、検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフトに加え、ドライバ段1aの温度変化に伴う検波出力のシフト(ドライバ段を構成するトランジスタは、通常、正の温度係数をもつ)もキャンセルせねばならず、金属薄膜抵抗により構成されたバイアス抵抗5によりこれを実現することは不可能である。
そこで、本実施形態に係る検波回路10においては、バイアス抵抗5を十分に大きな正の温度係数を有する抵抗体を用いて構成することにより、バイアス抵抗5の温度変化に伴う検波出力のシフト量が検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフト量以上になるようにしている。より具体的には、バイアス抵抗5を500ppm/℃以上の温度係数をもつ抵抗体を用いて構成することにより、バイアス抵抗5の温度変化に伴う検波出力のシフト量が検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフト量以上になるようにしている。
なお、ここでは、検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフトを、バイアス抵抗5の温度変化に伴う検波出力のシフトよってキャンセルする構成について説明したが、本発明にこれに限定されるものではない。すなわち、検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフトを、負荷抵抗6の温度変化に伴う検波出力のシフトによってキャンセルする構成を採用してもよいし、検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフトを、バイアス抵抗5の温度変化に伴う検波出力のシフト、及び、負荷抵抗6の温度変化に伴うシフトの両方によってキャンセルする構成を採用してもよい。すなわち、バイアス抵抗5を構成する抵抗体、及び、負荷抵抗6を構成する抵抗体の少なくとも何れかを、バイアス抵抗5の温度変化に伴う検波出力のシフト量と負荷抵抗6の温度変化に伴う検波出力のシフト量との和が検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフト量を上回るように選択することによっても本発明実施することができる。
このような構成が可能な理由は以下のとおりである。すなわち、負荷抵抗6も正の温度係数を有するので、温度が上昇すると、増幅回路4に含まれるバイポーラトランジスタのコレクタ電位が下がって検波出力が小さな値にシフトし、温度が低下すると、増幅回路4に含まれるバイポーラトランジスタのコレクタ電位が上がって検波出力が大きな値にシフトする。したがって、負荷抵抗6を大きな温度係数を有する抵抗体により構成すれば、バイアス抵抗5を大きな温度係数を有する抵抗体により構成した場合と同様の作用が得られる。特に、バイアス抵抗5及び負荷抵抗6の両方を大きな温度係数を有する抵抗体により構成すれば、図2に示すように、主高周波回路1において高周波信号をドライバ段1a及びパワー段(最終段)1bにより多段増幅する構成を採用し、ドライバ段1aから出力される出力信号をダイオード検波回路3に入力する場合であっても、検波ダイオードの温度変化に伴う検波出力のシフトに加え、ドライバ段1aの温度変化に伴う検波出力のシフトをもキャンセルすることが容易になる。
(構成例1)
次に、検波回路10のより具体的な構成例について、図3を参照して説明する。図3は、検波回路10の第1の構成例を示す回路図である。
図3に示したダイオード検波回路3は、アノード端子が入力点12に接続され、カソード端子が接地された検波ダイオード16と、一方の端子が入力点12に接続され、他方の端子が出力点14に接続されたバイアス抵抗18(図1におけるバイアス抵抗5に相当)と、一方の端子が出力点14に接続され、他方の端子が接地されたコンデンサ20とを含み、入力点12を介して入力された高周波信号の強度に応じた直流電圧を出力点14を介して出力する構成である。ダイオード検波回路3の出力点14は、抵抗22を介して電源34に接続されており、電源34の電圧から抵抗22及び抵抗18における電圧降下分を差し引いた電圧が順方向バイアスとして検波ダイオード16に印加されるようになっている。このため、高周波信号の電圧値が検波ダイオード16のオン電圧(通常、1.2V以下)よりも低いときでも、高周波信号の強度に応じた直流電圧を得ることができる。
信号分岐手段2により取り出された高周波信号は、入力点12を介してダイオード検波回路3に入力される。高周波信号の電圧値が正である期間(より正確に言うと、検波ダイオード16に印加される電圧がオン電圧以上になる期間)は、検波ダイオード16が導通状態となり、入力点12の電位は接地電位近くにクランプされる。一方、高周波信号の電圧値が負である期間(より正確に言うと、検波ダイオード16に印加される電圧がオン電圧以下になる期間)は、検波ダイオード16が遮断状態となり、入力点12の電位は高周波信号の電圧値に概ね等しくなる。このようにして検波ダイオード16によって整流された高周波信号は、バイアス抵抗18とコンデンサ20とにより構成されるローパスフィルターによって平滑化される。これにより、出力点14の電位を高周波信号の強度に応じた値とすることができる。
また、図3に示した増幅回路4は、コレクタ端子が負荷抵抗24(図1における負荷抵抗6に相当)を介して電源34に接続され、ベース端子がダイオード検波回路3の出力点14に接続され、エミッタ端子が接地されたバイポーラトランジスタ26とを含み、ダイオード検波回路3の出力点14から出力される直流電圧を増幅する構成である。バイポーラトランジスタ26のコレクタ端子が負荷抵抗24を介して電源34に接続されているので、バイポーラトランジスタ26のコレクタ端子には、電源34の電圧から抵抗24における電圧降下分を差し引いた電圧が印加される。増幅回路4にて増幅された直流電圧(すなわち、検波出力)は、出力端子32を介して外部に出力される。
ここで、バイアス抵抗18、及び、負荷抵抗24は、それぞれ、500ppm/℃以上の温度係数を有する抵抗体により構成されており、検波ダイオード16、バイアス抵抗18、及び、負荷抵抗24は、互いに熱的に結合されるよう近接して配置されている。これにより、検波ダイオード16の温度変化に伴う検波出力のシフトを、バイアス抵抗18の温度変化に伴う検波出力のシフト、及び、負荷抵抗24の温度変化に伴うシフトの両方によってキャンセルすることができる。
(構成例2)
次に、検波回路10の第2の構成例について、図4を参照して説明する。図3は、検波回路10の第2の構成例を示す回路図である。
図4に示したダイオード検波回路3は、図3に示したダイオード検波回路3と同一の構成である。一方、図4に示した増幅回路4は、図3に示した増幅回路4に、エミッタフォロワを付加した構成である。より具体的に言えば、図4に示した増幅回路4は、コレクタ端子が負荷抵抗24を介して電源34に接続され、ベース端子がダイオード検波回路3の出力点14に接続され、エミッタ端子が接地された第1のバイポーラトランジスタ26に加え、コレクタ端子が負荷抵抗27を介して電源34に接続され、ベース端子が第1のバイポーラトランジスタ26のコレクタ端子に接続された第2のバイポーラトランジスタ28を含み、増幅回路4にて増幅された直流電圧(すなわち、検波出力)を、第2のバイポーラトランジスタ28のエミッタ端子に接続された出力端子36を介して外部に出力する構成である。また、本構成例においては、信号分岐回路2をコンデンサ11により構成している。
なお、図4に示す検波回路10を構成する各回路は、例えば、InGaAs/GaAs HBT(Hetero-Junction Bipolar Transistor:ヘテロ接合バイポーラトランジスタ)プロセスにより単一の基板上に形成することができる。ダイオード検波回路3を構成する検波ダイオード16は、増幅回路4を構成する(ヘテロ接合)バイポーラトランジスタ26〜28と共通のnpn構造により実現することができる。より具体的には、npn構造におけるエミッタ層とベース層とを結合することによって、あるいは、npn構造におけるコレクタ層とベース層とを結合することによって、検波ダイオード16を実現することができる。また、コンデンサ20は、2層の配線電極と層間の絶縁膜とを使用したMIM(Metal Insulator Metal)構造キャパシタとして実現することができる。
検波経路をInGaAs/GaAs HBTプロセスにより単一の基板上に形成する場合、通常、形成精度の高さからメタル抵抗が抵抗として使用される。メタル抵抗としては、NiCrやTaNなどにより構成されたものが一般的であり、その温度係数は100ppm/℃以下である。図4に示す検波回路10においても、抵抗22及び負荷抵抗27としては、TaN薄膜抵抗を用いている。一方で、抵抗18及び抵抗24としては、InGaAs/GaAs HBTプロセスとの整合性から、ベース層に形成したベース層抵抗を用いている。なお、ベース層の温度係数は2000ppm/℃以下である。また、使用したプロセスにおいてベース層のシート抵抗値は200Ω以下である。
図4に示す検波回路10をHBTプロセスにより製造した場合の評価結果を図7及び図8に示す。図7は、抵抗18及び抵抗24をTaN薄膜抵抗により構成した場合の検波特性を示すグラフであり、図8は、抵抗18及び抵抗24をベース層抵抗により構成した場合の検波特性を示すグラフである。何れのグラフにおいても、横軸Poutが主たる回路であるパワーアンプから出力される高周波信号の強度を示し、縦軸Vdetが検波回路10から出力される検波出力を示している。
図7に示したグラフを参照すると、抵抗18及び抵抗24をTaN薄膜抵抗により構成した場合、85℃のときと−45℃のときとで、検波出力が最大で約0.1V程度異なることが見て取れる。一方、図8に示したグラフを参照すると、抵抗18及び抵抗24をベース層抵抗により構成した場合、パワーアンプから出力される高周波信号の強度が0dBmから20dBmまでの範囲に渡って、検波出力の温度依存性が良く抑制できていることが分かる。
なお、以上の説明においては、大きな温度係数を持つ抵抗としてベース層抵抗を用いたが、コレクタ層抵抗を用いても良い。コレクタ層はシート抵抗が小さいため高抵抗には向かないが、ベース層抵抗と同程度の温度係数を持つためである。また、図7及び図8においては、InGaAs/GaAs HBTプロセスにより製造された検波回路10についての効果を示したが、他の製造プロセスにより製造された検波回路10についても同様の効果が得られる。例えば、GaAsあるいはSiウエハをベースとした半導体デバイスプロセスを用いて検波回路10を製造した場合についても同様の効果が得られる。
(構成例3)
次に、検波回路10の第3の構成例について、図5を参照して説明する。図5は、検波回路10の第3の構成例を示す回路図である。
図5に示した検波回路10において、ダイオード検波回路3は、カソード端子が入力点12に接続され、アノード端子がバイアス抵抗18(図1におけるバイアス抵抗5に相当)を介して出力点14に接続された検波ダイオード16と、一方の端子が入力点12に接続され、他方の端子が接地されたインダクタ15と、一方の端子が出力点14に接続され、他方の端子が接地された抵抗19及びコンデンサ20とを含み、入力点12を介して入力される高周波信号に含まれる信号波を出力点14を介して出力する構成である。ダイオード検波回路3の出力点14は、抵抗22を介して電源34に接続されており、電源34の電圧から抵抗22及び抵抗18における電圧降下分を差し引いた電圧が順方向バイアスとして検波ダイオード16に印加されるようになっている。一方、図5に示した増幅回路4は、図3に示した増幅回路4と同一の構成であり、ダイオード検波回路3により生成された直流電圧は、増幅回路4によって反転増幅された後、出力端子32を介して外部に出力される。
本具体例においても、バイアス抵抗18、及び、負荷抵抗24は、それぞれ、500ppm/℃以上の温度係数を有する抵抗体により構成されており、検波ダイオード16、バイアス抵抗18、及び、負荷抵抗24は、互いに熱的に結合されるよう近接して配置されている。これにより、検波ダイオード16の温度変化に伴う検波出力のシフトを、バイアス抵抗18の温度変化に伴う検波出力のシフト、及び、負荷抵抗24の温度変化に伴うシフトの両方によってキャンセルすることができる。
(構成例4)
次に、検波回路10の第3の構成例について、図6を参照して説明する。図6は、検波回路10の第4の構成例を示す回路図である。
図6に示した検波回路10は、図3に示した検波回路10に電圧調整抵抗25を付加したものである。ダイオード検波回路3、及び、増幅回路4の構成は、図3に示したものと同一である。
電圧調整抵抗25は、バイアス抵抗18、及び、負荷抵抗24と直列に接続されているため、これらの抵抗と同様の温度補償効果に寄与する。これら3つの抵抗の温度係数を適宜設定することによって、検波回路10に要求される出力電力範囲に渡って、温度依存性が良く抑制された検波特性を得ることができる。
(付記事項)
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の検波回路は、高周波回路に広く適用することができる。例えば、無線通信装置に搭載される送信用パワーアンプとして好適に利用することができる。
1 主高周波回路
2 信号分岐回路
3 ダイオード検波回路
4 増幅回路
5 バイアス抵抗
6 負荷抵抗
10 検波回路
12 入力点
14 出力点
15 インダクタ
16 検波ダイオード
18 バイアス抵抗
20 コンデンサ
24 負荷抵抗
26 バイポーラトランジスタ(第1のバイポーラトランジスタ)
28 バイポーラトランジスタ(第2のバイポーラトランジスタ)
34 電源
100 高周波回路

Claims (8)

  1. バイアス抵抗を介して電源に接続されたダイオードを含み、上記ダイオードを用いて交流信号の強度に応じた直流電圧を生成するダイオード検波回路と、
    第1の負荷抵抗を介して電源に接続された第1のバイポーラトランジスタを含み、上記第1のバイポーラトランジスタを用いて上記ダイオード検波回路にて生成された直流電圧を増幅するトランジスタ増幅回路と、を備えた検波回路であって、
    上記バイアス抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量と上記第1の負荷抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量との和が、上記ダイオードの温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の上昇量以上となる温度範囲を有し、
    上記ダイオード検波回路は、アノード端子が入力点に接続され、カソード端子が接地された上記ダイオードと、一方の端子が上記入力点に接続され、他方の端子が出力点に接続された上記バイアス抵抗と、一方の端子が上記出力点に接続され、他方の端子が接地されたコンデンサとを含み、上記入力点を介して入力される交流信号の強度に応じた直流電圧を上記出力点から出力するものである、
    ことを特徴とする検波回路。
  2. バイアス抵抗を介して電源に接続されたダイオードを含み、上記ダイオードを用いて交流信号の強度に応じた直流電圧を生成するダイオード検波回路と、
    第1の負荷抵抗を介して電源に接続された第1のバイポーラトランジスタを含み、上記第1のバイポーラトランジスタを用いて上記ダイオード検波回路にて生成された直流電圧を増幅するトランジスタ増幅回路と、を備えた検波回路であって、
    上記バイアス抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量と上記第1の負荷抵抗の温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の低下量との和が、上記ダイオードの温度上昇に伴う上記トランジスタ増幅回路の出力電圧の上昇量以上となる温度範囲を有し、
    上記ダイオード検波回路は、カソード端子が入力点に接続され、アノード端子が上記バイアス抵抗を介して出力点に接続された上記ダイオードと、一方の端子が上記入力点に接続され、他方の端子が接地されたインダクタと、一方の端子が上記出力点に接続され、他方の端子が接地された抵抗及びコンデンサとを含み、上記入力点を介して入力される交流信号の強度に応じた直流電圧を上記出力点から出力するものである、
    ことを特徴とする検波回路。
  3. 上記バイアス抵抗、及び、上記第1の負荷抵抗の少なくとも何れかは、温度係数が500ppm/℃以上の抵抗体により構成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検波回路。
  4. 上記ダイオード、及び、上記第1のバイポーラトランジスタは、エミッタ層、ベース層、及び、コレクタ層からなる共通のnpn構造により構成されたものであり、
    上記バイアス抵抗、及び、上記第1の負荷抵抗の少なくとも何れかは、上記ベース層に形成されたベース層抵抗、又は、上記コレクタ層に形成されたコレクタ層抵抗により構成されている、ことを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の検波回路。
  5. 上記トランジスタ増幅回路は、コレクタ端子が上記第1の負荷抵抗を介して電源に接続され、ベース端子が上記ダイオード検波回路の出力点に接続され、エミッタ端子が接地された上記第1のバイポーラトランジスタと、コレクタ端子が第2の負荷抵抗を介して電源に接続され、ベース端子が上記第1のバイポーラトランジスタのコレクタ端子に接続された第2のバイポーラトランジスタとを含む、ことを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の検波回路。
  6. 請求項1からまでの何れか1項に記載の検波回路を備えていることを特徴とする高周波回路。
  7. 高周波信号を増幅するドライバ段と、上記ドライバ段により増幅された高周波信号を更に増幅するパワー段とを備え、上記検波回路を用いて上記ドライバ段により増幅された高周波信号の強度に応じた直流電圧を生成する、ことを特徴とする請求項に記載の高周波回路。
  8. 上記ドライバ段と上記検波回路との間にコンデンサが挿入されている、ことを特徴とする請求項に記載の高周波回路。
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