JP4850634B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、仕切プレートを介して隣接する一対の偏平な流路を有するコンパクトで低コストな熱交換器に関し、一例として固体酸化物燃料電池用熱交換器として最適なものに関する。
コンパクトなプレート型熱交換器として、下記特許文献に記載のものを本出願人は既に提案している。これは、図5〜図7に示す如く、仕切プレート1の両側に対向して浅い溝形の第1プレート2aと第2プレート3aとを設け、その上下両端部を出入口を除き閉塞し、第1流路2と第2流路3とを形成する。そして夫々の下端部に第1ヘッダ4と第2ヘッダ5を配置し、夫々の上端部に出口18と入口17とを配置したものである。そして第1流路2,第2流路3には、夫々インナーフィン14が配置されている。第1ヘッダ4内部には、多数の孔16が穿設された入口パイプ15が挿入され、その入口パイプ15から第1流体12が供給され、第1流路2を介し出口18より流出する。また、第2流体13が入口17より流入し、第2流路3から第2ヘッダ5および出口パイプ19を介して、それが流出する。そして、第1流体12及び第2流体13間に熱交換が行われるものである。
この熱交換器は、第1流路2,第2流路3の流路断面と、第1ヘッダ4,第2ヘッダ5の流路断面とが均一であり、極めてコンパクトに形成できる特徴がある。また、第1流路2,第2流路3の厚み方向の幅を薄くすることにより、より高性能でコンパクトな熱交換器を提供できる特徴がある。
特開2006−145148号公報
第1流路2,第2流路3の厚みを薄くし、高性能化を図ると、第1ヘッダ4,第2ヘッダ5の断面積も小さくなり、各流体の出入口部において流体の圧力損失が大きくなる欠点がある。これに対処するため、図4に示す如く、第1ヘッダ4,第2ヘッダ5を夫々第1流路2,第2流路3の下端部において一方側に突出させ、出入口における各流体の圧力損失を低下させることが考えられる。
しかしながら、この場合には第1ヘッダ4,第2ヘッダ5のトータルの断面積が比較的大きくなり、コンパクト性に欠けるという別の問題が生ずる。
そこで、本発明は係る欠点を解決することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、仕切プレート(1) を介して、夫々偏平な第1流路(2) と第2流路(3) とが隣接し、第1流路(2) の端部に第1ヘッダ(4) を有し、第2流路(3) の端部に第2ヘッダ(5) とを有する熱交換器において、
第1流路(2) の一端部に、その第1流路(2) の厚み方向外側に突設して、細長い共通ヘッダ(6) が設けられ、
その共通ヘッダ(6) の内部に、その長手方向の一端の底から他端の天井に、細長い斜めの傾斜仕切板(7) が配置され、
その傾斜仕切板(7) の一方の縁は、共通ヘッダ(6) の突出側壁面(6a)に接続され、他方の縁は前記仕切プレート(1) の縁に接続され且つ、仕切プレート(1)の縁はその傾斜仕切板(7)に整合して斜めに傾斜し、その傾斜仕切板(7) の前記天井側が第1ヘッダ(4) を構成し、前記底側が第2ヘッダ(5) を構成し、
第1ヘッダ(4) および第2ヘッダ(5) の各横断面積の最大の位置に第1出入口パイプ(8) および第2出入口パイプ(9) が開口し、
第1流路(2)と第2流路(3)にそれぞれ流通する第1流体(12)と第2流体(13)とは互いに反対方向に流通する対向流とされ、第1出入口パイプ(8)と第2出入口パイプ9は、一方が流体の入口となり、他方が流体の出口となるように構成して、各入口および出口で各ヘッダの流路断面積が最大となるように構成した熱交換器である。
本発明の熱交換器は、第1流路2の一端部にその厚み方向外側に突設した共通ヘッダ6が設けられ、その共通ヘッダ6内部に傾斜仕切板7が配置され、その傾斜仕切板7の縁が仕切プレート1の縁に接続されて、その傾斜仕切板7の天井側が第1流路2を形成し、底側が第2流路3を構成するから、ヘッダ部の圧力損失を低下しつつ、第1ヘッダ4及び第2ヘッダ5として使用するトータルのヘッダ容量を小さくし、全体としてコンパクトな熱交換器を提供できる。
さらに、第1ヘッダ4及び第2ヘッダ5の各断面積の最大の位置に第1出入口パイプ8及び第2出入口パイプ9が開口するようにしたから、第1流体12及び第2流体13の各ヘッダにおける流通を円滑に行い、第1流路2及び第2流路3各部に均一に流体を流通させることができる。
即ち、一例として、第1出入口パイプ8から第1流体12が第1ヘッダ4に流入し、それが傾斜仕切板7に沿って導かれ、第1流路2の各部に均等に分配されて第1出入口10からそれが流出する。このとき、第1ヘッダ4内は下流側程断面が小となるが、第1流体12はその途中で第1流路へ分散流出し、流量も次第に小となるから、第1ヘッダ4の各部の圧力損失は略一定である。
また、対向流である第2流体13が第2出入口11から第2流路3内に流入し、それが第2ヘッダ5を介して第2出入口パイプ9から流出する。このとき、第2流体13は第2ヘッダ5内を第2出入口パイプ9側に流通する程流量が多くなるが、その第2ヘッダ5の流路断面も下流側程より大きくなるため、それを円滑に第2出入口パイプ9から流出することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明の熱交換器の一部破断斜視図であり、図2は図1のII−II断面図、図3は図1の III− III断面図である。なお、従来技術の部品と同一のものは、同一符号を付してある。
この熱交換器は、仕切プレート1の両側に偏平な第1流路2と第2流路3とが形成されるように、仕切プレート1に対向して浅い溝形の第1プレート2a及び第2プレート3aが配置され、その上下両端が閉塞されている。そして、第1流路2の下端部において第1プレート2aの外面側に各断面が一定の細長い共通ヘッダ6が突設され、その共通ヘッダ6内に傾斜仕切板7が配置されている。
この傾斜仕切板7は、共通ヘッダ6の突出側内面と仕切プレート1との間の幅を有し、その一端が共通ヘッダ6の長手方向の一端の底面20に位置し、他端が長手方向の他端の天井面21に位置する。そして傾斜仕切板7の幅方向の一方の縁は共通ヘッダ6の突出側壁面6aに接続され、他方の縁は仕切プレート1の縁に接続される。従って、仕切プレート1の下端縁は傾斜仕切板7に整合し斜めに傾斜する。そして傾斜仕切板7の天井面21側に第1ヘッダ4が形成され、傾斜仕切板7の底面20側に第2ヘッダ5が形成される。また、第1流路2の上端には第1出入口10が、第2流路3の上端には第2出入口11が開口する。
なお、第1流路2,第2流路3には夫々図3に示すインナーフィン14(第2流路3側は図示されていない)が内装されている。
このようにしてなる熱交換器は、第1出入口パイプ8から第1流体12が第1ヘッダ4に流入し、それが傾斜仕切板7に沿って導かれ、第1流路2の各部に均等に分配されて第1出入口10からそれが流出する。このとき、第1ヘッダ4内は下流側程断面が小となるが、第1流体12はその途中で第1流路へ分散流出し、流量も次第に小となるから、第1ヘッダ4の各部の圧力損失は略一定である。
また、第2流体13が第2出入口11から第2流路3内に流入し、それが第2ヘッダ5を介して第2出入口パイプ9から流出する。このとき、第2流体13は第2ヘッダ5内を第2出入口パイプ9側に流通する程流量が多くなるが、その第2ヘッダ5の流路断面も下流側程より大きくなるため、それを円滑に第2出入口パイプ9から流出することができる。
本発明の熱交換器の一部破断斜視図。 図1のII−II矢視断面図。 図1の III− III矢視断面図。 本発明の熱交換器との比較例を示す説明図。
従来型熱交換器の横断面図。 図5のVI−VI矢視断面図。 図6の VII− VII矢視断面図。
符号の説明
1 仕切プレート
2 第1流路
2a 第1プレート
3 第2流路
3a 第2プレート
4 第1ヘッダ
5 第2ヘッダ
6 共通ヘッダ
6a 突出側壁面
7 傾斜仕切板
8 第1出入口パイプ
9 第2出入口パイプ
10 第1出入口
11 第2出入口
12 第1流体
13 第2流体
14 インナーフィン
15 入口パイプ
16 孔
17 入口
18 出口
19 出口パイプ
20 底面
21 天井面

Claims (1)

  1. 仕切プレート(1) を介して、夫々偏平な第1流路(2) と第2流路(3) とが隣接し、第1流路(2) の端部に第1ヘッダ(4) を有し、第2流路(3) の端部に第2ヘッダ(5) とを有する熱交換器において、
    第1流路(2) の一端部に、その第1流路(2) の厚み方向外側に突設して、細長い共通ヘッダ(6) が設けられ、
    その共通ヘッダ(6) の内部に、その長手方向の一端の底から他端の天井に、細長い斜めの傾斜仕切板(7) が配置され、
    その傾斜仕切板(7) の一方の縁は、共通ヘッダ(6) の突出側壁面(6a)に接続され、他方の縁は前記仕切プレート(1) の縁に接続され且つ、仕切プレート(1)の縁はその傾斜仕切板(7)に整合して斜めに傾斜し、その傾斜仕切板(7) の前記天井側が第1ヘッダ(4) を構成し、前記底側が第2ヘッダ(5) を構成し、
    第1ヘッダ(4) および第2ヘッダ(5) の各横断面積の最大の位置に第1出入口パイプ(8) および第2出入口パイプ(9) が開口し、
    第1流路(2)と第2流路(3)にそれぞれ流通する第1流体(12)と第2流体(13)とは互いに反対方向に流通する対向流とされ、第1出入口パイプ(8)と第2出入口パイプ9は、一方が流体の入口となり、他方が流体の出口となるように構成して、各入口および出口で各ヘッダの流路断面積が最大となるように構成した熱交換器。
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