JP4850591B2 - 光結合装置および固体レーザ装置およびファイバレーザ装置 - Google Patents

光結合装置および固体レーザ装置およびファイバレーザ装置 Download PDF

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本発明は、光結合装置、および、この光結合装置を用いた固体レーザ装置またはファイバレーザ装置に関する。
従来の光結合装置は、半導体レーザからの出射領域の広い光を、入射領域の狭い光ファイバなどに結合させるために、光導波路を用いる。特許文献1に記載された光結合装置では、光導波路のコア入射部の寸法を光の入射領域の寸法に、また、コア出射部の寸法を結合させる光ファイバの寸法にそれぞれ合わせる。そして、光導波路のコア側面の一部が、上記半導体レーザの出射領域の幅方向、高さ方向に対して斜めになるように形成されている。
特許第3607211号公報
一般的なアレイ方向に約10mmの出射領域を持つ半導体レーザアレイの光を光ファイバに結合し、その結合させた光が光ファイバの許容受光角(NA)を超えないようにすることが求められている。しかし、従来の装置でこの要求を満たそうとすると、光導波路の出射部径は直径数mmほどにしか面積を小さくすることができない。このため、一般的な数百ミクロンの直径を持つ光ファイバへの高効率結合は困難であるという問題点があった。さらに、従来技術の光導波路は複雑な導波路形状を有する必要があるため、素子製作コストが高いという問題点もあった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、半導体レーザアレイからの光を効率よく細径の光ファイバに結合させることができ、かつ、低コストな光結合装置を得ることを目的とする。
本発明に係る光結合装置は、半導体レーザアレイからの光を光ファイバに結合する光結合装置であって、前記半導体レーザアレイからの入射光が透過する入射光透過領域を有する入射面と、前記入射面と対向し、前記光ファイバへの出射光が透過する出射光透過領域を有する出射面とを有する導光板と、前記導光板の前記入射面上に、前記入射光透過領域を避けて形成された第1の全反射コーティングと、前記導光板の前記出射面上に、前記出射光透過領域を避けて形成された第2の全反射コーティングとを備える。
この発明によれば、半導体レーザアレイからの光を、光ファイバに高効率に結合させることができる。また、光結合装置を低コスト化できる。
<実施の形態1>
図1は実施の形態1に係る光結合装置を示す斜視図である。この光結合装置は、第1の光要素である半導体レーザアレイ1からの光を、第2の光要素である光ファイバ5に結合する装置である。
半導体レーザアレイ1は、レーザ光を発する複数のエミッタ2をアレイ方向に並べて設けており、発光領域の広い光を出力する。半導体レーザアレイ1の発光領域のアレイ方向の長さは、最も一般的な10mm程度を想定する。
本実施の形態に係る光結合装置は、直方体の形状を持つ導光板3からなり、導光板3が有する面のうち光が入射される面を入射面3aとし、入射面3aと対向する位置にあり、光を出射する面を出射面3bとする。この導光板3の材質には、石英などが用いられる。
図2に示すように、導光板3の入射面3aには、半導体レーザアレイ1からの光が入射し、透過することができる領域(以下、入射光透過領域)3dを線状に設けている。入射光透過領域3dには、半導体レーザ光の波長に対する反射防止コーティングが施されている。入射面3aのうち、入射光透過領域3dを避けた部分には、半導体レーザ光の波長に対する全反射コーティング3cが施されている。
さらに、図3に示すように、導光板3の出射面3bには、光が透過し、光ファイバ5に向かって出射できる領域(以下、出射光透過領域)3fを円形状に形成している。出射光透過領域3fには、半導体レーザ光の波長に対する反射防止コーティングが施されている。出射面3bのうち、出射光透過領域3fを避けた部分には、半導体レーザ光の波長に対する全反射コーティング3eが施されている。
なお、図1に示す導光板の側面3g〜3jには上記のコーティングを施す必要は無い。また、エミッタ2から発せられる光は発散角を有するので、なるべく全ての光が入射光透過領域3dに入射されるように、エミッタ2と入射光透過領域3dを近接させる。そして、入射光透過領域3dはなるべく狭くなるように形成する。また、導光板3の形状を直方体としているが、これに限られず、入射面3aおよび出射面3bに垂直な側面を有する形状であれば他の形状であってもよい。
以上のように構成された光結合装置後方には、集光レンズ4が配置され、その後方に集合された光が入力される光ファイバ5が配置されている。光ファイバ5は、コア直径が励起光源などの応用に有用な200ミクロンで、許容受光角(NA)が一般的な0.4程度を想定する。
以上の構成からなる光結合装置の動作を説明する。複数のエミッタ2から出射された光は、入射面3aの入射光透過領域3dから入射光として導光板3に入射される。入射光は、導光板3の側面3g〜3jにて全反射を繰り返しながら出射面3bへ向かう。
出射面3bに到達した光のうち、反射防止コーティングを形成した出射光透過領域3fに到達した光は、導光板3外部に出射される。全反射コーティング3eを形成した領域に到達した光は、損失なく入射面3aの方向に向かって反射される。
同様に、入射面3aに到達した光のうち、反射防止コーティングを形成した入射光透過領域3dに到達した光は、導光板3外部に出射される。全反射コーティング3cを形成した領域に到達した光は、損失なく出射面3b方向に向かって反射される。
以上のように、導光板3内部で入射光を往復させる間に、入射光は出射光透過領域3fあるいは入射光透過領域3dから出射されることになる。出射光透過領域3fから出射される光は、集光レンズ4によって集光され、光ファイバ5へ結合される。一方、入射光透過領域3dから出射される光は、光ファイバ5へ結合されないので、損失となる。しかし、エミッタ2と入射光透過領域3dを近接させ、入射光透過領域3dを狭く設計しているので、損失は最小限に抑制できる。その結果、ほとんどの入射光が出射光透過領域3fから出射されることになる。
以上の動作のように、本実施の形態に係る光結合装置は、入射光透過領域3dに入射された光を、高効率に出射光透過領域3fから出射することができる。例えば、導光板3の厚みを0.6mm、出射光透過領域3fの円の直径を同じく0.6mm程度に設計した場合、90%以上の入射光を出射光透過領域3fから取り出すことが可能となる。また、出射光透過領域3fは、従来の光結合装置の出射領域よりも小さくすることができ、200ミクロン程度のコア直径をもつ光ファイバに対しても、光を結合することができる。さらに、この光結合装置は、容易な加工で作成できる直方体形状の導光板3を用いるため、安価に光結合装置を製造することができる。
また、導光板3の側面3g〜3jは入射面3aおよび出射面3bに垂直であるため、半導体レーザアレイ1からのレーザ光の発散角は維持され、レーザ光の品質劣化を防ぐことができる。また、アレイ方向およびそれに垂直方向を有する不均一であったレーザ光は、導光板3内を多重反射する間に均質化されるため、出射面3bの出射光透過領域3fからは、等方的な拡がり角を持つ円形のビームが得られる。なお、出射光透過領域3fからの出射光は、図1のような円形の集光レンズ4で集光されるため、出射光透過領域3fを円形状に形成することにより、集光性を高くすることができる。以上の効果を有することにより、許容受光角(NA)が0.4以下の光ファイバを用いることができる。
なお、入射光透過領域3dおよび出射光透過領域3fに反射防止コーティングを施しているため、これらの領域での光透過のロスを減少することができ、より高効率な光結合を実現することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態に係る光結合装置は、図4に示すように、実施の形態1の入射光透過領域3dを、半導体レーザアレイ1の各エミッタ2からの出射光の領域にあわせて、点線状に形成している。
このような構成にすれば、入射面3aに対する入射光透過領域3dの面積比率をより低くすることができるため、入射光透過領域3dから出射される光を減少させることができる。その結果、出射光透過領域3fから光を実施の形態1よりも多く出射することができるため、結合効率をより高めることが可能となる。
<実施の形態3>
本実施の形態に係る光結合装置は、図5に示すように、光ファイバ5を出射光透過領域3fに融着させている。
このような構成にすれば、導光板3と光ファイバ5の位置関係は強く固定されるため、外乱に強い装置となる。また、出射面3bにおける反射防止コーティング3dが不要となるため、製作工程を容易化することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態に係る光結合装置は、図6から図9に示すように、入射光透過領域3dと全反射コーティング3cを形成した領域の間に段差を設けている。すなわち、入射面3aに段差をなす第1、第2の面を形成し、全反射コーティング3cは前記第1、第2の面のうち一方の面に形成し、他方の面は入射光透過領域3dとしている。図6は入射面3aの中央付近に引っ込んだ領域を形成し、この領域を入射光透過領域3dとしている。図7では、入射面3aの端部に引っ込んだ領域を形成し、この領域を入射光透過領域3dとしている。図8では、入射面3aの両端に引っ込んだ領域を形成し、この領域を入射光透過領域3dとしている。ここでは、2つの半導体レーザアレイ1a,1bを用いて、2つの入射光透過領域3dを設けているが、2つ以上の入射光透過領域3dを設けてもよい。図9では、これらとは逆に、出っ張った領域を入射光透過領域3dとしている。
このような構成によれば、入射面3aにおいて、全反射コーティング3cの領域中に、反射防止コーティング領域3dを狭い領域に形成する場合、その形成に伴う困難を軽減することができる。また、入射面3aのうち光導入部の位置を、図6から図9のように側面から目視で確認できるため、半導体レーザアレイ1と導光板3の位置調整を容易に行なうことが可能となる。
<実施の形態5>
本実施の形態に係る光結合装置は、図10に示すように、半導体レーザアレイ1と入射面3aとの間に円筒レンズ6を設けている。
このようにすれば、円筒レンズ6によって半導体レーザアレイ1から発せられるレーザ光の発散角を小さくすることができる。つまり、出力レーザ光のプロファイルの幅を狭く抑えることができる。したがって、半導体レーザアレイ1と導光板3の間の設置精度を緩和することが可能となる。また、入射面3aの反射防止コーティング領域3dを狭く設計することが可能となるため、結合効率をより高めることができる。
<実施の形態6>
図11に、本実施の形態に係る光結合装置を示す。本実施の形態では、出射面3bに対向する対向面3kから光を入射するのではなく、対向面と異なる面である側面3gを入射面としてそこから光を入射する。入射面である側面3gのうち、少なくとも入射光が照射され透過する領域には、半導体レーザ光の波長と入射角度に応じた反射防止コーティングが施されている。そして、対向面3kに面取り加工を施し、面取り加工部分3nが形成されている。対向面3kおよび面取り加工部分3nには、半導体レーザの光波長に応じた全反射コーティングが全面に形成されている。出射面3b側は、実施の形態1と同じコーティングが形成されている。側面3gと半導体レーザアレイ1の間には、円筒レンズ6を設けている。
このように構成された光結合装置の動作について説明する。半導体レーザアレイ1から発せられたレーザ光は、円筒レンズ6で集光され、側面3gから入射し、面取り加工部分3nに到達する。この面取り加工部分3nには全反射コーティングが形成されているため、面取り加工部分3nに到達した入射光は反射され、出射面3bへ向かう。
出射面3bと対向面3kには全反射コーティングが形成されているため、出射面3bへ向かった入射光は導光板3内部で往復する。この往復の間に、入射光のある部分は出射光透過領域3fから導光板3外部へ出射され、残りの部分は面取り加工部分3nで再び反射し、側面3gへ向かい、導光板3外部へ出射される。面取り加工部分3nで反射された光は損失となるが、この面取り加工部分3nを十分小さく設計すれば、その損失は最小限に抑制できる。
このように、本実施の形態に係る導光板は、対向面3k以外の面3gから入射されたレーザ光を、高効率に出射光透過領域3fから出射することができる。これにより、半導体レーザアレイ1からの出力を面積の広い側面3gから入射することができるため、調整が簡易化できる。
さらに、半導体レーザアレイ1を増やした例を図12に示す。ここでは、上記構成と同じ、半導体レーザアレイ1a、円筒レンズ6aそれぞれと光結合装置に関して対称の位置に、半導体レーザアレイ1b、円筒レンズ3bを設けている。面取り加工部分3nは、図のように対称の位置に2箇所設けている。新たに配置された半導体レーザアレイ1bから出射され、側面3gと対称となる側面3iに入射されるレーザ光についても、上記と同様の動作が行なわれる。このため、この構成によれば、簡易な方法で結合させる光量を倍増することができる。
<実施の形態7>
本実施の形態に係る光結合装置は、図13に示すように、半導体レーザアレイ1a、1bと光結合装置の入射面3aとの間に偏光子7を設け、半導体レーザアレイ1a、1bと偏光子7の間にそれぞれ、発散角を低減するために円筒レンズ6a、6bを設けている。
このような構成によれば、簡易な構成にて結合させる光量を倍増することができる。なお、半導体レーザアレイ1a、1bから、複数の波長の異なる光が発せられる場合には、波長合成ミラーを用いてもよい。
<実施の形態8>
図14に、本実施の形態に係る光結合装置を示す。光結合装置を複数台用い、第2の光要素として、直径200ミクロンのコアを持つ光ファイバ5を束ねたバンドルファイバ8を用いる。ここでは、光結合装置を7台用いている。
このように、光ファイバ5を束ねた構成をとることにより、光出力をさらに増加させることが可能となる。本実施の形態では、実質的に600ミクロン直径のコアを持ち、光出力が7倍の光ファイバを構成しているが、束ねるファイバ数を増やせば、光出力をさらに増加させることも可能である。
<実施の形態9>
図15に、本実施の形態に係る固体レーザ装置を示す。実施の形態8で示した光結合装置から出力される光を、励起光源として用いる。バンドルファイバ8のファイバ端には、集光レンズ9を設ける。その後方に、固体レーザ媒質10を設け、バンドルファイバ8のファイバ端から出射される励起光が、集光レンズ9で集光され、固体レーザ媒質10の端面に入射されるようにする。さらに後方に、一部の光を反射する共振器ミラー11を設ける。ここで、光結合装置における半導体レーザアレイ1からの入射光の波長、つまり、半導体レーザアレイ1の出射光波長は、固体レーザ媒質に対する吸収率が高い780〜1000nmの赤外光である。
このような構成においては、半導体レーザアレイ1からの高い出力を簡易な構成で高効率に結合された光を、固体レーザ媒質10の励起光源として適用することで、固体レーザ12を出力する固体レーザ装置を実現することができる。なお、図15では、固体レーザの端面励起構成を示したが、固体レーザ媒質10と、ファイバ端の位置関係を変えることにより、側面励起構成にも適用することができる。また、波長が780〜1000nmであるレーザ光を用いることで、効率のよい励起システムを実現することができる。また、ここではバンドルファイバ8による励起光源の伝送方法を示したが、当然単一の光ファイバ5のみによる伝送方法を選択してもよい。
<実施の形態10>
図16に、本実施の形態に係るファイバレーザ装置を示す。実施の形態8で示した光結合装置から出力される光を、励起光源として用いる。バンドルファイバ8のファイバ端には、集光レンズ9を設ける。その後方に、例えば、希土類原子がドープされた発振用光ファイバ13を設け、バンドルファイバ8のファイバ端から出射される励起光が、集光レンズ9で集光され、発振用光ファイバ13の端面に入射されるようにする。発振用光ファイバ13の前・後部付近には一部の光を反射するファイバブラッググレーティング14を設ける。ここで、光結合装置における半導体レーザアレイ1からの入射光の波長、つまり、半導体レーザアレイ1の出射光波長は、発振用光ファイバコアに対する吸収率が高い780〜1000nmの赤外光である。
このような構成においては、半導体レーザアレイ1からの高い出力を簡易な構成で高効率に結合された光を、発振用光ファイバ13の励起光源として適用することで、ファイバレーザ15を出力するファイバレーザ装置が実現できる。なお、図16では、発振用光ファイバ13への励起光導入に集光レンズ9を用いた例を示したが、バンドルファイバ8と発振用光ファイバ13を直接融着接続してもよい。また、波長が780〜1000nmであるレーザ光を用いることで、効率のよい励起システムを実現することができる。また、ここではバンドルファイバ8による励起光源の伝送方法を示したが、当然単一の光ファイバ5のみによる伝送方法を選択してもよい。
本発明の実施の形態1による光結合装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1による光結合装置の入射面を示す模式図である。 本発明の実施の形態1による光結合装置の出射面を示す模式図である。 本発明の実施の形態2による光結合装置の入射面を示す模式図である。 本発明の実施の形態3による光結合装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態4による光結合装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態4による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態5による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態6による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態6による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態7による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態8による光結合装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態9による固体レーザ装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態10によるファイバレーザ装置を示す模式図である。
符号の説明
1,1a,1b 半導体レーザアレイ、2 エミッタ、3 導光板、3a 入射面、3b 出射面、3c,3e 全反射コーティング、3d 入射光透過領域、3f 出射光透過領域、3g,3h,3i,3j 側面、3k 対向面、3n 面取り加工部分、4,9 集光レンズ、5 光ファイバ、6,6a,6b 円筒レンズ、7 偏光子、8 バンドルファイバ、10 固体レーザ媒質、11 共振器ミラー、12 固体レーザ、13 発振用光ファイバ、14 ファイバブラッググレーティング、15 ファイバレーザ。

Claims (16)

  1. 半導体レーザアレイからの光を光ファイバに結合する光結合装置であって、
    前記半導体レーザアレイからの入射光が透過する入射光透過領域を有する入射面と、前記入射面と対向し、前記光ファイバへの出射光が透過する出射光透過領域を有する出射面とを有する導光板と、
    前記導光板の前記入射面上に、前記入射光透過領域を避けて形成された第1の全反射コーティングと、
    前記導光板の前記出射面上に、前記出射光透過領域を避けて形成された第2の全反射コーティングとを備える、
    光結合装置。
  2. 前記導光板は、
    前記入射面および前記出射面と垂直な側面を有する、
    請求項1に記載の光結合装置。
  3. 前記入射光透過領域および前記出射光透過領域のうち少なくとも一方に形成された反射防止コーティングをさらに備える、
    請求項1または請求項2に記載の光結合装置。
  4. 前記第1の全反射コーティングは、
    前記入射光透過領域を線状に避けて形成された、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光結合装置。
  5. 前記第1の全反射コーティングは、
    前記入射光透過領域を点線状に避けて形成された、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光結合装置。
  6. 前記入射面は段差をなす第1、第2の面を含み、
    前記第1の全反射コーティングは前記第1、第2の面のうちの一方の面に形成される、
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光結合装置。
  7. 半導体レーザアレイからの光を光ファイバに結合する光結合装置であって、
    前記光ファイバへの出射光が透過する出射光透過領域を有する出射面と、前記出射面と対向し、面取り加工が施された対向面と、前記半導体レーザアレイからの光が前記対向面の面取り加工部分へと向けて透過する入射面とを有する導光板と、
    前記導光板の前記対向面上に全面に形成された第1の全反射コーティングと、
    前記導光板の前記出射面上に、前記出射光透過領域を避けて形成された第2の全反射コーティングとを備える、
    光結合装置。
  8. 前記導光板は、
    前記出射面および前記対向面と垂直な側面を有する、
    請求項7に記載の光結合装置。
  9. 前記半導体レーザアレイと前記入射面との間に配置された円筒レンズをさらに備える、
    請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の光結合装置。
  10. 前記半導体レーザアレイと前記入射面との間に配置された偏光子をさらに備える、
    請求項1または請求項8に記載の光結合装置。
  11. 前記光ファイバは前記出射光透過領域に融着接続された、
    請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の光結合装置。
  12. 前記光ファイバはバンドルファイバを含む、
    請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の光結合装置。
  13. 前記第2の全反射コーティングは、
    前記出射光透過領域を円形状に避けて形成された、
    請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の光結合装置。
  14. 前記半導体レーザアレイからの入射光の波長は780〜1000nmである、
    請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の光結合装置。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の光結合装置を備える固体レーザ装置であって、
    前記光ファイバから出射された光が入射される固体レーザ媒質を備える、
    固体レーザ装置。
  16. 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の光結合装置を備えるファイバレーザ装置であって、
    前記光ファイバから出射された光が入射される発振用光ファイバを備える、
    ファイバレーザ装置。
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