JP4850591B2 - 光結合装置および固体レーザ装置およびファイバレーザ装置 - Google Patents
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図1は実施の形態1に係る光結合装置を示す斜視図である。この光結合装置は、第1の光要素である半導体レーザアレイ1からの光を、第2の光要素である光ファイバ5に結合する装置である。
本実施の形態に係る光結合装置は、図4に示すように、実施の形態1の入射光透過領域3dを、半導体レーザアレイ1の各エミッタ2からの出射光の領域にあわせて、点線状に形成している。
本実施の形態に係る光結合装置は、図5に示すように、光ファイバ5を出射光透過領域3fに融着させている。
本実施の形態に係る光結合装置は、図6から図9に示すように、入射光透過領域3dと全反射コーティング3cを形成した領域の間に段差を設けている。すなわち、入射面3aに段差をなす第1、第2の面を形成し、全反射コーティング3cは前記第1、第2の面のうち一方の面に形成し、他方の面は入射光透過領域3dとしている。図6は入射面3aの中央付近に引っ込んだ領域を形成し、この領域を入射光透過領域3dとしている。図7では、入射面3aの端部に引っ込んだ領域を形成し、この領域を入射光透過領域3dとしている。図8では、入射面3aの両端に引っ込んだ領域を形成し、この領域を入射光透過領域3dとしている。ここでは、2つの半導体レーザアレイ1a,1bを用いて、2つの入射光透過領域3dを設けているが、2つ以上の入射光透過領域3dを設けてもよい。図9では、これらとは逆に、出っ張った領域を入射光透過領域3dとしている。
本実施の形態に係る光結合装置は、図10に示すように、半導体レーザアレイ1と入射面3aとの間に円筒レンズ6を設けている。
図11に、本実施の形態に係る光結合装置を示す。本実施の形態では、出射面3bに対向する対向面3kから光を入射するのではなく、対向面と異なる面である側面3gを入射面としてそこから光を入射する。入射面である側面3gのうち、少なくとも入射光が照射され透過する領域には、半導体レーザ光の波長と入射角度に応じた反射防止コーティングが施されている。そして、対向面3kに面取り加工を施し、面取り加工部分3nが形成されている。対向面3kおよび面取り加工部分3nには、半導体レーザの光波長に応じた全反射コーティングが全面に形成されている。出射面3b側は、実施の形態1と同じコーティングが形成されている。側面3gと半導体レーザアレイ1の間には、円筒レンズ6を設けている。
本実施の形態に係る光結合装置は、図13に示すように、半導体レーザアレイ1a、1bと光結合装置の入射面3aとの間に偏光子7を設け、半導体レーザアレイ1a、1bと偏光子7の間にそれぞれ、発散角を低減するために円筒レンズ6a、6bを設けている。
図14に、本実施の形態に係る光結合装置を示す。光結合装置を複数台用い、第2の光要素として、直径200ミクロンのコアを持つ光ファイバ5を束ねたバンドルファイバ8を用いる。ここでは、光結合装置を7台用いている。
図15に、本実施の形態に係る固体レーザ装置を示す。実施の形態8で示した光結合装置から出力される光を、励起光源として用いる。バンドルファイバ8のファイバ端には、集光レンズ9を設ける。その後方に、固体レーザ媒質10を設け、バンドルファイバ8のファイバ端から出射される励起光が、集光レンズ9で集光され、固体レーザ媒質10の端面に入射されるようにする。さらに後方に、一部の光を反射する共振器ミラー11を設ける。ここで、光結合装置における半導体レーザアレイ1からの入射光の波長、つまり、半導体レーザアレイ1の出射光波長は、固体レーザ媒質に対する吸収率が高い780〜1000nmの赤外光である。
図16に、本実施の形態に係るファイバレーザ装置を示す。実施の形態8で示した光結合装置から出力される光を、励起光源として用いる。バンドルファイバ8のファイバ端には、集光レンズ9を設ける。その後方に、例えば、希土類原子がドープされた発振用光ファイバ13を設け、バンドルファイバ8のファイバ端から出射される励起光が、集光レンズ9で集光され、発振用光ファイバ13の端面に入射されるようにする。発振用光ファイバ13の前・後部付近には一部の光を反射するファイバブラッググレーティング14を設ける。ここで、光結合装置における半導体レーザアレイ1からの入射光の波長、つまり、半導体レーザアレイ1の出射光波長は、発振用光ファイバコアに対する吸収率が高い780〜1000nmの赤外光である。
Claims (16)
- 半導体レーザアレイからの光を光ファイバに結合する光結合装置であって、
前記半導体レーザアレイからの入射光が透過する入射光透過領域を有する入射面と、前記入射面と対向し、前記光ファイバへの出射光が透過する出射光透過領域を有する出射面とを有する導光板と、
前記導光板の前記入射面上に、前記入射光透過領域を避けて形成された第1の全反射コーティングと、
前記導光板の前記出射面上に、前記出射光透過領域を避けて形成された第2の全反射コーティングとを備える、
光結合装置。 - 前記導光板は、
前記入射面および前記出射面と垂直な側面を有する、
請求項1に記載の光結合装置。 - 前記入射光透過領域および前記出射光透過領域のうち少なくとも一方に形成された反射防止コーティングをさらに備える、
請求項1または請求項2に記載の光結合装置。 - 前記第1の全反射コーティングは、
前記入射光透過領域を線状に避けて形成された、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光結合装置。 - 前記第1の全反射コーティングは、
前記入射光透過領域を点線状に避けて形成された、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光結合装置。 - 前記入射面は段差をなす第1、第2の面を含み、
前記第1の全反射コーティングは前記第1、第2の面のうちの一方の面に形成される、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光結合装置。 - 半導体レーザアレイからの光を光ファイバに結合する光結合装置であって、
前記光ファイバへの出射光が透過する出射光透過領域を有する出射面と、前記出射面と対向し、面取り加工が施された対向面と、前記半導体レーザアレイからの光が前記対向面の面取り加工部分へと向けて透過する入射面とを有する導光板と、
前記導光板の前記対向面上に全面に形成された第1の全反射コーティングと、
前記導光板の前記出射面上に、前記出射光透過領域を避けて形成された第2の全反射コーティングとを備える、
光結合装置。 - 前記導光板は、
前記出射面および前記対向面と垂直な側面を有する、
請求項7に記載の光結合装置。 - 前記半導体レーザアレイと前記入射面との間に配置された円筒レンズをさらに備える、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の光結合装置。 - 前記半導体レーザアレイと前記入射面との間に配置された偏光子をさらに備える、
請求項1または請求項8に記載の光結合装置。 - 前記光ファイバは前記出射光透過領域に融着接続された、
請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の光結合装置。 - 前記光ファイバはバンドルファイバを含む、
請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の光結合装置。 - 前記第2の全反射コーティングは、
前記出射光透過領域を円形状に避けて形成された、
請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の光結合装置。 - 前記半導体レーザアレイからの入射光の波長は780〜1000nmである、
請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の光結合装置。 - 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の光結合装置を備える固体レーザ装置であって、
前記光ファイバから出射された光が入射される固体レーザ媒質を備える、
固体レーザ装置。 - 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の光結合装置を備えるファイバレーザ装置であって、
前記光ファイバから出射された光が入射される発振用光ファイバを備える、
ファイバレーザ装置。
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