JP4850208B2 - 段割れ危険性の検知装置、段割れ危険性の検知方法、段割れ危険性の検知プログラムおよび段割れ危険性の検知機能を備えた片面段ボール生産装置 - Google Patents
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上記の目的を達成するために、請求項1に係る第1の発明態様は、段成形された中芯とライナとを貼合して片面段ボールを生産する片面段ボール生産装置において、前記段成形のために中芯が供給される供給時間と供給長さとの割合を計測する計測部と、前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が供給される供給時間と供給長さとの限界の割合に関する限界情報を記憶する記憶部と、前記計測された割合が、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界の割合に達したか否かを判断する制御部とを備え、前記計測された割合が、前記限界の割合に達したと前記制御部が判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知する構成である。
上記の目的を達成するために、請求項10に係る第2の発明態様は、段割れ危険性の検知方法であって、段成形された中芯とライナとを貼合して片面段ボールを生産する片面段ボール生産装置において、前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が供給される供給時間と供給長さとの限界の割合に関する限界情報を記憶する記憶ステップと、前記段成形のために中芯が供給される供給時間と供給長さとの割合を計測する計測ステップと、前記計測された割合が、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界の割合に達したか否かを判断する判断ステップとを備え、前記計測された割合が前記限界の割合に達したと前記判断ステップにおいて判断されることにより、中芯の段割れの危険性を検知する方法である。
上記の目的を達成するために、請求項11に係る第3の発明態様は、段割れ危険性の検知プログラムであって、段成形された中芯とライナとを貼合して片面段ボールを生産する片面段ボール生産装置に使用されるコンピュータに、前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が供給される供給時間と供給長さとの限界の割合に関する限界情報を記憶する記憶ステップと、前記段成形のために中芯が供給される供給時間と供給長さとの割合を計測する計測ステップと、前記計測された割合が、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界の割合に達したか否かを判断する判断ステップとを実現させ、前記計測された割合が前記限界の割合に達したと前記判断ステップにおいて判断されることにより、中芯の段割れの危険性を検知するプログラムである。
上記の目的を達成するために、請求項12に係る第4の発明態様は、段割れ危険性の検知機能を備えた片面段ボール生産装置であって、中芯を供給する中芯供給装置と、前記中芯供給装置から供給された中芯に段成形を行う一対の段ロールと、ライナを供給するライナ供給装置と、前記段成形が行われた中芯と前記ライナ供給装置から供給されたライナとを貼合する貼合装置と、前記中芯供給装置から供給された所定時間当たりの中芯の供給長さを計測する計測部と、前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が所定時間当たり供給される限界供給長さに関する限界情報を記憶する記憶部と、前記計測された所定時間当たりの中芯の供給長さが、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界供給長さに達したか否かを判断する制御部とを備え、前記計測された所定時間当たりの中芯の供給長さが、前記限界供給長さに達したと前記制御部が判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知する構成である。
第1ないし第3の発明態様は、段成形のために中芯が供給される供給時間と供給長さとの割合を計測し、この計測された割合が限界の割合に達したと判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知する。中芯の供給時間と供給長さとの割合を計測することにより、従来の中芯の張力を計測することに比べ、段ロールの種類や中芯の種類により影響されることは少なく、中芯の段割れの危険性を正確に検知することが可能となる。
第4の発明態様および請求項2に係る具体的態様は、所定時間当たりの中芯の供給長さを計測し、この計測された所定時間当たりの中芯の供給長さが限界供給長さに達したと判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知する。従来、中芯の段割れの危険性を検知するために張力が計測されていたが、一般に、張力の計測は、中芯の供給方向と直交する方向の押圧力を中芯に加え、その反発力を計測することにより行われる。しかし、供給経路中の中芯は、段成形により発生する振動の伝達を受けることから、上記反発力が中芯の張力以外に中芯の振動の影響を受けて大きく変動し、中芯の段割れの原因となる真の張力が正確に計測されない。これに対して、本発明態様および具体的態様では、中芯の供給方向と直交する方向の反発力という中芯の振動の影響を受け易い力が計測されるのではなく、中芯が供給方向に移動する長さが計測されれば良いことから、中芯の供給長さの計測が中芯の振動により影響を受けることは、張力の計測に比べ少なくなる。このため、中芯の段割れの危険性が、所定時間当たりの中芯の供給長さを計測することにより正確に検知されることが可能となる。
Tx=Ta・e(μ・θ)
Ta:段ロールの入口における中芯の張力
μ:中芯と段ロールとの動摩擦係数
θ:中芯と段ロールの各段部との抱き角の和
請求項3の具体的態様は、単位時間当たりのライナの供給長さに対する単位時間当たりの中芯の供給長さである段繰り率を決定し、その決定された段繰り率が限界段繰り率に達したと判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知する。中芯の段割れは、ライナの供給速度VLに対する中芯の供給速度VNの速度差(VN−VL)が一定の量以下に減少したときに発生すると考えられることから、ライナの供給速度VLの変動が無視できない場合には、中芯の供給速度VNの減少量ではなく、速度差(VN−VL)の減少量を求める必要がある。この速度差(VN−VL)の減少の程度は、[(VN−VL)/VL]と表すことができ、段繰り率(VN/VL)を使用して[(VN/VL)−1]と表すことができる。本具体的態様では、段繰り率(VN/VL)が使用されることから、ライナの供給速度VLが変動しても、段割れの原因となる中芯の供給速度VNの減少の程度を正確に把握することができる。この結果、中芯の段割れの危険性が正確に検知されることが可能となる。
片面段ボールを生産する片面段ボール装置に本発明を適用した一実施形態について、添付図面を参照して以下に説明する。なお、本実施形態の片面段ボール装置は、片面段ボールを生産する機能のみを有する装置であるが、この片面段ボールに表ライナを貼合して両面段ボールを生産し、この両面段ボールに溝切り加工を施して所定長さに裁断するコルゲートマシンにも本発明を適用することができる。
図1は、本実施形態の片面段ボール生産装置1の全体的構成を示す正面図である。図1において、片面段ボール生産装置1は、ライナ用ミルロールスタンド2と、ライナ用スプライサ3と、中芯用ミルロールスタンド4と、中芯用スプライサ5と、シングルフェーサ6と、テイクアップコンベア7とから主に構成される。
図2は、シングルフェーサ6を拡大して示す正面図である。図2において、シングルフェーサ6は、ライナ用プレヒータスタンド60と、中芯用プレヒータスタンド61と、シングルフェーサ本体62とから主に構成される。
多数のガイドロール63a〜63eが、ライナ20の供給方向DLにおいて、ライナ用プレヒータスタンド60の前段に配置され、装置本体フレームに支持されている。ライナ用プレヒータスタンド60は、第1のプレヒータロール601と、そのロール601の上方に配置された第2のプレヒータロール602とを備えている。両プレヒータロール601、602は、中芯40と貼合される前にライナ20を予熱するものであり、片面段ボール生産装置1を駆動するための主駆動モータM1により駆動される。ガイドロール603が、ライナ用プレヒータスタンド60のフレームに支持され、多数のガイドロール63a〜63eを介して供給されたライナ20を第1のプレヒータロール601に案内するものである。第1のプレヒータロール601により一方の面から予熱されたライナ20は、第2のプレヒータロール602により他方の面から予熱される。ラップロール604が、第2のプレヒータロール602により予熱されるライナ20の長さを調整するために第2のプレヒータロール602の回転軸を中心に揺動可能に支持され、予熱されたライナ20をシングルフェーサ本体62に向けて送出する。
中芯用プレヒータスタンド61は、第1のプレヒータロール611と、そのロール611の下方に配置された第2のプレヒータロール612とから主に構成されている。第1のプレヒータロール611は、中芯40の供給方向DNにおいて、第2のプレヒータロール612の前段に配置されている。両プレヒータロール611、612は、中芯40を予熱するもので、主駆動モータM1により駆動される。ガイドロール613が、中芯用プレヒータスタンド61のフレームに支持され、第2のプレヒータロール612から送出された中芯40をシングルフェーサ本体62に向けて案内する。
シングルフェーサ本体62は、中芯用プレヒータロール621と、一対の段ロール622、623と、糊付装置624と、プレスロール625と、ガイドロール626とから主に構成される。
本実施形態は、中芯40の段割れの危険性を検知するために、ライナ20の供給速度を計測するためのライナ用速度計測装置LSSと、中芯40の供給速度を計測するための中芯用速度計測装置NSSとを備えている。ライナ用速度計測装置LSSは、ライナ用プレヒータスタンド60のラップロール604と、シングルフェーサ本体62のダンサーロール628との間において、片面段ボール生産装置1の装置本体フレームに支持されている。中芯用速度計測装置NSSは、中芯用プレヒータスタンド61のガイドロール613と、シングルフェーサ本体62のガイドロール627との間において、装置本体フレームに支持されている。
本実施形態は、中芯40の段割れを未然に防止するために、タッチロール機構TRMを備えている。図4を参照して、タッチロール機構TRMの構成について説明する。図4は、中芯用プリヒータロール621およびタッチロール機構TRMを拡大して示す説明図である。
本実施形態の片面段ボール生産装置1の電気的構成について、添付図面を参照して以下に説明する。図5は、本実施形態の片面段ボール生産装置1の電気的構成を示すブロック図である。図5において、上位管理装置100は、両面段ボールシートを生産するために、本実施形態の片面段ボール生産装置1とともに、両面段ボールに溝切りを行う公知のスリッタスコアラ装置、両面段ボールを裁断して両面段ボールシートを生産する公知のカットオフ装置などの生産装置について、生産管理制御を行う装置である。本実施形態では、上位管理装置100は、予め決められた生産管理計画に従って、主駆動モータM1の回転速度、片面段ボールSDのフルートの種類、片面段ボールSDの生産長さなどに関する制御指令情報を、下位管理装置110に送る。
プログラムメモリ120は、片面段ボール生産装置1の全体を制御する図6に示す主制御ルーチンプログラムおよび所定の設定値などを固定記憶するメモリである。作業メモリ130は、主制御ルーチンプログラムを実行する際に、上位管理装置100から送られる種々の情報および演算処理結果を一時記憶するメモリである。
下位管理装置110は、ライナ用ロータリーエンコーダ65Lと、中芯用ロータリーエンコーダ65Nとにそれぞれ接続されている。下位管理装置110は、両ロータリーエンコーダからのパルス信号を、所定時間の間カウントするライナ計測用内部カウンタ150Lおよび中芯計測用内部カウンタ150Nを備えている。各内部カウンタ150L、150Nは、主制御ルーチンの制御動作と独立してカウント動作を行い、所定時間ごとのカウント動作を繰り返し実行するように構成されている。各内部カウンタ150L、150Nのカウント値が、所定時間当たりのライナの供給長さおよび所定時間当たりの中芯の供給長さを表す。
下位管理装置110は、主駆動モータM1と、エアーシリンダ68とにそれぞれ接続されている。下位管理装置110は、上位管理装置100から送られる主速度制御情報に従って、主駆動モータM1を一定の回転速度で回転させる。これにより、主駆動モータM1に連結された各被駆動部分、たとえば、ライナ用プレヒータスタンド60のプレヒータロール601、602、中芯用プレヒータスタンド61のプレヒータロール611、612、中芯用プレヒータロール621、段ロール622、623などが、同期して駆動される。
本実施形態の片面段ボール生産装置1の動作および作用について、図6を参照して以下に説明する。図6は、片面段ボール生産装置1の主制御ルーチンの制御動作を示すフローチャートである。先ず、上位管理装置100を含めて、片面段ボール生産装置1の電源が投入されると、下位管理装置110は、プログラムメモリ120から主制御ルーチンプログラムを読み出し、内部カウンタ150L、150Nなどを初期設定して、図6に示す主制御ルーチンの実行を開始する。なお、図6に示す各ステップの動作は、下位管理装置110により実行される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で当業者であれば種々の変形を加えることができる。
3 ライナ用スプライサ
5 中芯用スプライサ
110 下位管理装置
140 限界情報メモリ
621 中芯用プレヒータロール
622 上部段ロール
623 下部段ロール
624 糊付装置
625 プレスロール
626 ガイドロール
65L ライナ用ロータリーエンコーダ
65N 中芯用ロータリーエンコーダ
150L ライナ計測用内部カウンタ
150N 中芯計測用内部カウンタ
Rx 現在の段繰り率
Rm 限界段繰り率
Claims (12)
- 段成形された中芯とライナとを貼合して片面段ボールを生産する片面段ボール生産装置において、
前記段成形のために中芯が供給される供給時間と供給長さとの割合を計測する計測部と、
前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が供給される供給時間と供給長さとの限界の割合に関する限界情報を記憶する記憶部と、
前記計測された割合が、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界の割合に達したか否かを判断する制御部とを備え、
前記計測された割合が、前記限界の割合に達したと前記制御部が判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知することを特徴とする段割れ危険性の検知装置。 - 前記計測部は、前記段成形のために所定時間当たり供給される中芯の供給長さを計測し、
前記記憶部は、前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が所定時間当たり供給される限界供給長さに関する限界情報を記憶し、
前記制御部は、前記計測された所定時間当たりの中芯の供給長さが、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界供給長さに達したか否かを判断し、
前記計測された所定時間当たりの中芯の供給長さが、前記限界供給長さに達したと前記制御部が判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知することを特徴とする請求項1に記載の段割れ危険性の検知装置。 - 前記計測部は、
単位時間当たりの中芯の供給長さを計測する中芯計測部と、
単位時間当たりのライナの供給長さを計測するライナ計測部とを有し、
前記記憶部は、前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が単位時間当たり供給される限界供給長さの、単位時間当たりのライナの供給長さに対する割合である限界段繰り率に関する情報を前記限界情報として記憶し、
前記制御部は、
前記計測された単位時間当たりのライナの供給長さに対する前記計測された単位時間当たりの中芯の供給長さの割合である段繰り率を決定する段繰り率決定部と、
前記段繰り率決定部により決定された段繰り率が、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界段繰り率に達したか否かを判断する段繰り率判断部とを有し、
前記決定された段繰り率が前記限界段繰り率に達したと前記段繰り率判断部が判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知することを特徴とする請求項2に記載の段割れ危険性の検知装置。 - 前記記憶部は、前記段成形により中芯に形成される段の形状に応じて異なる複数の前記限界情報を記憶し、
前記段繰り率判断部は、前記段繰り率決定部により決定された段繰り率が、中芯に形成される段の形状に応じて前記記憶部から読み出された前記限界情報に基づいて決められる限界段繰り率に達したか否かを判断することを特徴とする請求項3に記載の段割れ危険性の検知装置。 - 前記中芯計測部は、中芯の紙継ぎを行うスプライサから中芯を段成形する一対の段ロールまでの間において、単位時間当たりの中芯の供給長さを計測することを特徴とする請求項3または4に記載の段割れ危険性の検知装置。
- 前記中芯計測部は、中芯の紙継ぎを行うスプライサから中芯を段成形する一対の段ロールまでの間に配置されたプレヒータロールの配置位置またはその配置位置より上流側において、単位時間当たりの中芯の供給長さを計測することを特徴とする請求項5に記載の段割れ危険性の検知装置。
- 前記ライナ計測部は、ライナの紙継ぎを行うスプライサから前記段成形された中芯とライナとを貼合する貼合装置までの間において、単位時間当たりのライナの供給長さを計測することを特徴とする請求項5または6に記載の段割れ危険性の検知装置。
- 前記ライナ計測部は、ライナの紙継ぎを行うスプライサから前記段成形された中芯とライナとを貼合する貼合装置までの間に配置されたガイドロールの配置位置またはその配置位置より上流側において、単位時間当たりのライナの供給長さを計測することを特徴とする請求項7に記載の段割れ危険性の検知装置。
- 前記中芯計測部は、中芯を段成形する一対の段ロールへの中芯の入口において、単位時間当たりの中芯の供給長さを計測するための非接触型の計測器を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の段割れ危険性の検知装置。
- 段成形された中芯とライナとを貼合して片面段ボールを生産する片面段ボール生産装置において、
前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が供給される供給時間と供給長さとの限界の割合に関する限界情報を記憶する記憶ステップと、
前記段成形のために中芯が供給される供給時間と供給長さとの割合を計測する計測ステップと、
前記計測された割合が、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界の割合に達したか否かを判断する判断ステップとを備え、
前記計測された割合が前記限界の割合に達したと前記判断ステップにおいて判断されることにより、中芯の段割れの危険性を検知することを特徴とする段割れ危険性の検知方法。 - 段成形された中芯とライナとを貼合して片面段ボールを生産する片面段ボール生産装置に使用されるコンピュータに、
前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が供給される供給時間と供給長さとの限界の割合に関する限界情報を記憶する記憶ステップと、
前記段成形のために中芯が供給される供給時間と供給長さとの割合を計測する計測ステップと、
前記計測された割合が、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界の割合に達したか否かを判断する判断ステップとを実現させ、
前記計測された割合が前記限界の割合に達したと前記判断ステップにおいて判断されることにより、中芯の段割れの危険性を検知することを特徴とする段割れ危険性の検知プログラム。 - 中芯を供給する中芯供給装置と、
前記中芯供給装置から供給された中芯に段成形を行う一対の段ロールと、
ライナを供給するライナ供給装置と、
前記段成形が行われた中芯と前記ライナ供給装置から供給されたライナとを貼合する貼合装置と、
前記中芯供給装置から供給された所定時間当たりの中芯の供給長さを計測する計測部と、
前記段成形された中芯に段割れの危険性があるときに中芯が所定時間当たり供給される限界供給長さに関する限界情報を記憶する記憶部と、
前記計測された所定時間当たりの中芯の供給長さが、前記記憶された限界情報に基づいて決められる限界供給長さに達したか否かを判断する制御部とを備え、
前記計測された所定時間当たりの中芯の供給長さが、前記限界供給長さに達したと前記制御部が判断することにより、中芯の段割れの危険性を検知することを特徴とする段割れ危険性の検知機能を備えた片面段ボール生産装置。
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