JP4850053B2 - 管加工装置及びランプ製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ランプを形成するためにガラス管に縮径加工を施すための管加工装置及びランプ製造装置を含む技術分野に属する。
例えば、液晶表示装置等のバックライト用光源として、冷陰極蛍光灯(CCFL)が使用される。かかる蛍光灯は、一般的に、内周面の所定部位に蛍光体層が形成されるとともに、不活性ガス及び水銀蒸気が導入されるバルブ部と、バルブ部の両端にて封止されるとともに、バルブ部内に高電圧を放出する電極マウントとを備える。
冷陰極蛍光灯は、例えば、次のように製造される。まず、内壁面の所定部位に蛍光体層が形成されたガラス管を用意する。蛍光体層は、ガラス管内壁面に塗布された蛍光塗膜が焼成されることで形成される。次に、ガラス管の一端部にマウントを封止する。より詳しくは、マウントは、電極部、電極部から延びるリード線、及びリード線の基端部側に設けられたガラス製のビードからなり、ガラス管と前記ビードとが相互に溶着させられることで封止される。続いて、ガラス管の他端側に2ヶ所の縮径部を形成する。2ヶ所の縮径部のうちガラス管の一端側に位置する縮径部に別のマウントを仮止めし、他端側に位置する縮径部に水銀合金部材を挿入する。
そして、ガラス管内を排気しつつ、不活性ガスを導入する。この際、不純物の排出効率をより高めるために、ガラス管の加熱が行われる。その後、ガラス管は徐冷され、ガラス管の他端部が封止される。
その後、別装置において、高周波加熱を行うことによりガラス管内に水銀蒸気を放出させる。そして、前記仮止めされていた残りのマウントを封止する。より詳しくは、ガラス管を所定位置に位置決めした状態で、別のマウントの仮止めされている縮径部外周を加熱し、相互に溶着し、その後、不要部位、つまり、水銀合金部材の存在する部位を切除する。かかる一連の工程を経ることで、ランプとしての冷陰極蛍光灯が得られる。勿論、上記手順はあくまでも一例である。
ここで、マウントや水銀合金部材を仮止めするために形成される縮径部は、例えば、次のようにして形成される。すなわち、先ずガラス管の所定部位をバーナー等の加熱手段にて加熱する。次いでガラス管を加熱手段から一対の押圧手段(例えば、ピンチ)まで移動させ、その後一旦停止させた上で加熱により軟化状態となった当該所定部位を一対の押圧手段によって挟み込み、押圧する。これにより、当該所定部位が加圧、変形され、縮径部が形成される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、生産効率の向上を図るため、製造ラインの高速化が求められている。そこで、ガラス管を連続移動させつつ、縮径加工を施すことで製造ラインの高速化を図ることが考えられる。具体的には、ガラス管を保持する保持手段を連続移動させることで、ガラス管を連続移動させ、さらに移動中のガラス管に対して上記技術を用いて縮径加工を施すことが考えられる。
特開平8−273614号公報
しかしながら、上記公報に記載された技術思想は、ガラス管を一旦停止させた上で押圧手段によってガラス管を押圧するというものである。このため、ガラス管を停止させることなくガラス管を押圧してしまうと、ガラス管に過度の負荷が生じてしまい、ガラス管の破損等を招いてしまうおそれがある。
これに対し、例えば、ガラス管の移動速度に合わせて押圧手段を移動させつつ当該押圧手段にてガラス管を押圧し、押圧後は前記押圧手段を初期位置に戻すことが考えられる。すなわち、押圧手段を移動させる移動機構を設けることで、ガラス管を連続移動させつつ、ガラス管の破損を招くことなく縮径部を形成することが考えられる。ところが、このような移動機構を設けた場合、製造設備の著しい複雑化を招いてしまうとともに、製造設備に関するコストの増大を招いてしまうおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的簡易な構成で連続移動するガラス管に縮径部を形成でき、ひいては製造設備に関するコストの増大を招くことなく生産効率の向上を図ることのできる管加工装置及びランプ製造設備を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.ランプを形成するためのガラス管に縮径加工を施すための管加工装置であって、
前記ガラス管を保持する保持手段と、
前記保持手段を移動させることにより、前記保持手段にて保持された前記ガラス管を搬送する搬送手段と、
前記ガラス管が搬送される経路に沿って配置され、前記ガラス管の所定部位を加熱する加熱手段と、
前記ガラス管の前記所定部位を挟むように配置される一対の回転ローラとを備え、
前記一対の回転ローラ間の間隔は前記ガラス管の幅より狭くされるとともに、
前記搬送手段により搬送される前記ガラス管が、前記一対の回転ローラ間を通過することで、前記加熱手段を経て軟化状態となった前記ガラス管の前記所定部位に縮径部を形成することを特徴とする管加工装置。
尚、「ガラス管の幅」とは、ガラス管の外側の幅であり、ガラス管の断面が円形の場合にはその外径を指すものである(以下、同様とする)。
上記手段1によれば、管加工装置は、ガラス管の所定部位を加熱する加熱手段と、ガラス管の当該所定部位を挟むように配置される一対の回転ローラとを備え、一対の回転ローラ間の間隔は、ガラス管の幅よりも狭くされる。これにより、一対の回転ローラ間をガラス管が通過することで、加熱手段により軟化状態となったガラス管の前記所定部位に縮径部(くびれ部)を形成することができる。また、自身が移動することでガラス管を挟み込んで押圧するための押圧手段を設ける必要がなく、ガラス管を停止させることなくガラス管の搬送過程においていわば自動的に縮径部を形成できる。このため、従来の押圧手段や当該押圧手段をガラス管の移動に合わせて移動させる移動機構を設けることなく、比較的簡易な構成でガラス管を搬送させつつ縮径部を形成することができる。その結果、製造ラインの高速化による生産効率の向上を図ることができるとともに、製造設備の簡素化及びコストの増大抑制を図ることができる。
加えて、ガラス管を押圧手段により押圧する場合には、押圧手段のストローク量の影響により、ガラス管の径方向内側への縮径部の入り込み量が過度に増減してしまうことが懸念されるが、本手段1によれば、一対の回転ローラを設置しておけば、予め定められた経路をガラス管が移動することのみで入り込み量が一定の縮径部を安定して形成することができる。
手段2.ランプを形成するためのガラス管に縮径加工を施すための管加工装置であって、
前記ガラス管を保持する保持手段と、
前記保持手段を移動させることにより、前記保持手段にて保持された前記ガラス管を連続移動するよう搬送する搬送手段と、
前記ガラス管が搬送される経路に沿って配置され、連続移動される前記ガラス管の所定部位を加熱する加熱手段と、
前記ガラス管の前記所定部位を挟むように配置された一対の回転ローラとを備え、
前記一対の回転ローラ間の間隔は前記ガラス管の幅より狭くされるとともに、
前記搬送手段により搬送される前記ガラス管が、前記一対の回転ローラ間を通過することで、前記加熱手段を経て軟化状態となった前記ガラス管の前記所定部位に縮径部を形成することを特徴とする管加工装置。
上記手段2によれば、基本的に上記手段1と同様の作用効果が奏される。加えて、手段2においては、ガラス管を移動させつつ加熱する構成となっている。従って、ガラス管に縮径部を形成する工程の全域において、ガラス管を停止させることなく連続移動させることができる。その結果、製造ラインの更なる高速化を実現でき、ひいては生産効率の飛躍的な向上を図ることができる。
手段3.前記一対の回転ローラは、自由回転可能に支持されていることを特徴とする手段1又は2に記載の管加工装置。
上記手段3のように、一対の回転ローラが自由回転可能に支持されていても、ガラス管が一対の回転ローラ間を通過することで縮径部が形成される。すなわち、回転ローラを回転させるために特段の駆動源を設ける必要がない。これにより、製造設備の一層の簡素化及びコストの増大の更なる抑制を図ることができる。
手段4.前記所定部位は、前記ガラス管の長手方向に沿って複数箇所あり、各所定部位に対応して前記一対の回転ローラが設けられていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の管加工装置。
上記手段4によれば、ガラス管の長手方向に沿った複数の所定部位に同時或いは略同時に縮径部を形成することが可能である。従って、生産効率の更なる向上を図ることができる。
手段5.前記一対の回転ローラが接近或いは離間する方向に前記一対の回転ローラのうち少なくとも一方を移動可能とすることで、前記一対の回転ローラ間の間隔を調整可能としたことを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の管加工装置。
上記手段5によれば、一対の回転ローラのうち少なくとも一方は移動可能に構成されており、一対の回転ローラ間の間隔を調整できるようになっている。これにより、異なる幅を有する様々なガラス管に対応させて縮径部を形成することができる。また、縮径部の用途等を勘案して、ガラス管の径方向内側への縮径部の入り込み量を調整することができる。
手段6.前記一対の回転ローラは、その外周方向に所定間隔毎に突出する複数の凸部を有しており、
前記一対の回転ローラ間を前記ガラス管が通過する際に、前記一対の回転ローラのうち一方の回転ローラが有する前記凸部と他方の回転ローラが有する前記凸部とが前記ガラス管を挟んで対向するよう前記一対の回転ローラを同期して回転させる同期回転手段を具備することを特徴とする手段1乃至5のいずれかに記載の管加工装置。
上記手段6によれば、一対の回転ローラは、その外周方向に突出する複数の凸部を所定間隔毎に有しており、一方の回転ローラの凸部と他方の回転ローラの凸部とが対向するよう同期して回転させられる。つまり、両側から凸部にて挟まれることで、ガラス管には縮径部が局所的に形成される。従って、マウントや水銀合金部材を仮止めすることができ、マウントや水銀合金部材の脱落を防止できる一方で、縮径部がいわばピンポイントで形成されることから、ガラス管内の縮径部における隙間を極力広く確保することができる。そのため、ガラス管内の排気やガス導入を効率よく行うことができる。
手段7.前記一対の回転ローラは、その外周方向に所定間隔毎に突出する複数の凸部を有しており、
前記回転ローラ間を前記ガラス管が通過する際に、
前記一対の回転ローラのうち一方の回転ローラに形成された第1の凸部と、他方の回転ローラに形成された第2の凸部とが、前記ガラス管のうちその搬送方向の上流側に位置する部位を挟んで相対向し合い、
かつ、前記一方の回転ローラに形成され、前記第1の凸部に隣接するとともに前記ガラス管の搬送方向の下流側に位置する第3の凸部と、前記他方の回転ローラに形成され、前記第2の凸部に隣接するととともに前記ガラス管の搬送方向の下流側に位置する第4の凸部とが、前記ガラス管のうちその搬送方向の下流側に位置する部位を挟んで相対向し合うよう前記一対の回転ローラを同期して回転させる同期回転手段を具備し、
前記第1乃至第4の凸部により、前記所定部位に前記縮径部が形成されるようにしたことを特徴とする手段1乃至5のいずれかに記載の管加工装置。
上記手段7によれば、基本的には上記手段6と同様の作用効果が奏される。加えて、ガラス管が一対の回転ローラ間を通過する際に、ガラス管のうちその搬送方向の上流側に位置する部位と、その搬送方向の下流側に位置する部位とが、それぞれ両側から凸部にて挟まれる。すなわち、ガラス管は計4ヶ所の凸部により挟まれ、その結果、ガラス管には4ヶ所の凹部からなる縮径部が形成される。これにより、マウントや水銀合金部材をより安定して保持することができる。
手段8.前記凸部は、前記回転ローラの径方向外側に向けて先細っていることを特徴とする手段6又は7に記載の管加工装置。
上記手段8によれば、一対の回転ローラが有する凸部は、その回転ローラの径方向外側に向けて先細っている。従って、マウントや水銀合金部材をよりピンポイントで仮止めすることとなり、ガラス管内の空間をより一層確保することができる。これにより、後に行われるガラス管内の排気やガス導入を一層効率よく行うことができる。
手段9.手段1乃至8のいずれかに記載の管加工装置を備えてなるランプ製造装置。
手段9に示すように、ランプ製造装置に、上記管加工装置を備える構成とすることで、ランプ製造に際して、比較的簡易な構成で連続移動するガラス管に縮径部を形成でき、ひいては製造設備に関するコストの増大を招くことなく生産効率の向上を図ることができる。
〔第1実施形態〕
以下に、第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1(h)に示すように、本実施形態におけるランプを構成する冷陰極蛍光灯1は、ガラスよりなるバルブ2と、バルブ2の両端において封止状態で設けられた第1マウント3及び第2マウント4とを備えている。バルブ2の内壁面には、蛍光体層5が設けられているとともに、バルブ2内部には水銀蒸気が存在している。各マウント3,4は、電極部21、該電極部21から延びるリード線22及びリード線22の基端部側に設けられたガラス製のビード23からなる。
かかる冷陰極蛍光灯1は、所定の製造装置が用いられることにより、次のようにして製造される。すなわち、まず図1(a)に示すように、ガラス管11の内壁面の所定部位に蛍光体層5を形成する。蛍光体層5は、ガラス管11内壁面に塗布された蛍光塗膜が加熱焼成されることで形成される。本実施形態では、前記ガラス管11のうち、蛍光体層5にほぼ対応する部位をバルブ部12と称し、それよりも図の上方部位を被切除部13と称することとする。
次に、図1(b)に示すように、バーナー等により、ガラス管11の一端部において、第1マウント3を封止する。第1マウント3の封止に際しては、ガラス管11と第1マウント3のビード23とが互いに溶着させられる。
次いで、図1(b)に示すガラス管11を、図1(c)に示す管加工装置31に供給する。管加工装置31では、図1(d)に示すように、ガラス管11の他端側に第1縮径部15、第2縮径部16がそれぞれバーナー等で形成され、第1縮径部15に第2マウント4が仮止めされる。さらに、第2縮径部16に水銀合金部材18が挿入される。水銀合金部材18としては、例えば、金属製の筒体内に、水銀蒸気を放出可能な水銀合金を封入したものが好適に用いられる。加えて、当該水銀合金部材18は、様々な径を有する種々のガラス管に対応できるよう、比較的小径の円柱または角柱となっている。また、第1縮径部15は、前記バルブ部12と、被切除部13とのほぼ境界部位(近傍)に形成され、第2縮径部16は、被切除部13の略中間位置に形成される。当該管加工装置31の構成等については後に詳述する。
続いて、ガラス管11内が排気されつつ、アルゴン等の不活性ガス(希ガス)が導入される。この際、不純物の排出効率をより高めるために、ガラス管11の加熱が行われる。その後、ガラス管11は徐冷され、図1(e)に示すように、第1マウント3が封止された側と反対側の端部が封止される。
次いで、図1(f)に示すように、ガラス管11内の水銀合金部材18を、ボンバータ24(高周波加熱装置)を用いてガラス管11外周から加熱し、ガラス管11内に水銀蒸気を放出せしめる。そして、この加熱処理により、水銀蒸気が放出され、バルブ部12内に流入する。
次に、図1(g)に示すように、ガラス管11の第2縮径部16にて係止されていた前記第2マウント4を封止する。より詳しくは、ガラス管11の所定位置に位置決めした状態で、ガラス管11の第2縮径部16外周に沿って、バーナー25を相対回転させながら、ビード23及びガラス管11を加熱し、相互に溶着する。その後、図1(h)に示すように、前記ビードシール方式で封止した封着部を残して、被切除部13を切除する。このように一連の工程を経ることによって、換言すれば各種工程のための各種装置からなる製造装置を経ることで、前記冷陰極蛍光灯1が得られる。
本実施形態では、管加工装置31に特徴を有しているため、次には、当該管加工装置31について説明する。図3に示すように、管加工装置31は、基台32及び当該基台32に対して相対回転可能に立設された回転軸34を備えている。回転軸34には、図示しない駆動源から回転駆動力が伝達可能となっている。また、回転軸34には、該回転軸34の回転に伴い回転する円板状の一対のテーブル35,36が設けられており、テーブル35,36の外周には前記ガラス管11を保持する保持手段としての第1及び第2の保持チャック37,38が設けられている。当該第1及び第2の保持チャック37,38は、複数のガラス管11を保持するよう所定間隔毎に複数設けられている。本実施形態では、前記駆動源、回転軸34、及びテーブル35,36等により、搬送手段が構成されている。
図2,3に示すように、管加工装置31においては、その取入部31aにおいて、搬入コンベア51から搬送されてくるガラス管11を取入れることができるとともに、取出部31bにおいて、搬出コンベア52に対してガラス管11を取出可能となっている。取入れられたガラス管11は、ガラス管11の長手方向が鉛直の姿勢を維持するよう第1及び第2の保持チャック37,38に保持されるようになっている。より詳しくは、第1のチャック37が、ガラス管11のうち第1マウント3が封止された一端部を保持し、第2のチャック38が、ガラス管11の他端部を保持する。保持されたガラス管11は鉛直姿勢を維持しつつ前記搬送手段により搬送されるようになっている。また、一対のテーブル35,36が略1周する間に、ガラス管11が、マウント仮止めゾーン41、水銀用縮径部形成ゾーン42、水銀合金投入ゾーン43を経て、取出部31bより取出されるようになっている。さらに、ガラス管11が上記各ゾーンを経るに際して、搬送手段は停止することなく、連続して移動するようになっており、これによりガラス管11が図2の反時計回り方向に連続移動されるようになっている。
図3〜5に示すように、マウント仮止めゾーン41には、複数の加熱手段としてのバーナー39Aと、一対の回転ローラ40Aとが設けられている。これらバーナー39A及び一対の回転ローラ40Aは、ガラス管11の他端側所定部位(「第1所定部位」という)の移動経路に沿って設けられている。バーナー39Aは、ガラス管11の搬送経路の上流側に所定間隔毎に設けられ、ガラス管11の搬送経路を挟むように配置されている。また、一対の回転ローラ40Aは、ガラス管11の搬送経路におけるバーナー39Aの下流側に設けられ、両回転ローラ40A間の間隔はガラス管11の幅(直径)よりも狭く設定されている。そして、ガラス管11が通過する際に、その外周面でガラス管11を挟むように配置されている。さらに、回転ローラ40Aは、外周部分の厚さが内周部分の厚さより比較的薄い円盤状とされている。加えて、当該回転ローラ40Aは図示しない固定部材に対し自由回転可能に支持されている。また、本実施形態では、一方の回転ローラ40Aは、他方の回転ローラ40Aに対し接離方向へ移動調整可能となっており、これにより回転ローラ40A間の間隔を事前に調整できるようになっている。尚、テーブル36から延びる図示しない固定部材には、前記第1所定部位に対応して第2マウント4を保持し、その状態を維持するためのマウント保持装置48が設けられている。当該マウント保持装置48にはノズル49が出没可能に設けられており、当該ノズル49を介して第2マウント4を保持することができるようになっている。
また、水銀用縮径部形成ゾーン42についても、上記マウント仮止めゾーン41と似通った構成を有しており、複数のバーナー39Bと、一対の回転ローラ40Bとが設けられている。但し、図6,7に示すように、バーナー39B及び一対の回転ローラ40Bは、ガラス管11の前記第1所定部位よりも他端側(図の上側)の所定部位(「第2所定部位」という)の移動経路に沿って設けられている。また、一対の回転ローラ40B間の間隔も調整可能となっている。本実施形態においては、一対の回転ローラ40B間の間隔も事前に調整され、ガラス管11の第2縮径部16における内径を水銀合金部材18の径よりも狭くするため、通常、上記一対の回転ローラ40A間の間隔よりも狭くなるように調整されている。
さらに、水銀合金投入ゾーン43には、ガラス管11の第2縮径部16に前記水銀合金部材18を投入するための図示しない水銀合金投入装置が設けられている。
このように構成された管加工装置31によれば、ガラス管11の連続移動を実現しつつ、その連続移動過程においてガラス管11に第1、第2縮径部15,16を形成できるようになっている。そこで次に、管加工装置31における第1、第2縮径部15,16形成の手順等について説明する。
まず、図2に示すように、管加工装置31の取入部31aよりガラス管11が取入れられ、第1及び第2の保持チャック37,38に保持される。取入れられたガラス管11は、マウント仮止めゾーン41へ案内される。マウント仮止めゾーン41においては、図3に示すように、搬送されるガラス管11の第1所定部位がバーナー39Aにより加熱され、軟化状態とされる。尚、当該加熱時或いは加熱前において、第1所定部位に対応して第2マウント4が位置した状態で保持されるようになっている。より詳しくは、前記ノズル49によって第2マウント4のリード線22が保持され、この状態で第2マウント4がガラス管11の他端側開口部から挿入される。そして、第1所定部位に向けてノズル49が突出され、第1所定部位に第2マウント4が到達するとノズル49が停止される。これにより、第1所定部位に対応して第2マウント4が位置した状態で保持される。次に、第1所定部位に対応して第2マウント4が位置したガラス管11は、図4に示すように、一対の回転ローラ40A間を通過する。当該通過に際し、バーナー39Aにより加熱され軟化状態となった第1所定部位に第1縮径部15が形成されることとなり、これにより、第1所定部位に第2マウント4が仮止めされる。尚、第2マウント4が仮止めされた後、前記ノズル49による保持が解除され、ノズル49はマウント保持装置48内、すなわちガラス管11外へ導出されるようになっている。
続いて、ガラス管11は水銀用縮径部形成ゾーン42へと連続的に搬送される。当該水銀用縮径部形成ゾーン42においては、図6に示すように、搬送されるガラス管11の前記第2所定部位がバーナー39Bにより加熱される。そして、ガラス管11は一対の回転ローラ40B間を通過し、バーナー39Bにより加熱され軟化状態となった第2所定部位に第2縮径部16が形成される。当該第2縮径部16は、後に投入される水銀合金部材18を支持するべく、前記第1縮径部15と比べて、ガラス管11の径方向内側により入り込んだ形状とされる。
次いで、水銀合金投入ゾーン43において、ガラス管11の他端側開口部から前記水銀合金投入装置により水銀合金部材18が投入され、投入された水銀合金部材18は、第2縮径部16上に支持される。
以上詳述したように、本実施形態では、一対の回転ローラ40A,40B間をガラス管11が通過することで、バーナー39A,39Bにより加熱され軟化状態となったガラス管11の第1、第2所定部位にそれぞれ第1、第2縮径部15,16を形成することができる。また、自身が移動することでガラス管11を挟み込んで押圧するための押圧手段を設ける必要がなく、ガラス管11を停止させることなくガラス管11の搬送過程においていわば自動的に第1、第2縮径部15,16を形成できる。このため、従来の押圧手段や当該押圧手段をガラス管11の移動に合わせて移動させる移動機構を設けることなく、比較的簡易な構成でガラス管11を搬送させつつ第1、第2縮径部15,16を形成することができる。その結果、製造ラインの高速化による生産効率の向上を図ることができるとともに、製造設備の簡素化及びコストの増大抑制を図ることができる。
また、ガラス管11を押圧手段により押圧する場合には、押圧手段のストローク量の影響により、ガラス管11の径方向内側への縮径部の入り込み量が過度に増減してしまうことが懸念されるが、本実施形態によれば、一対の回転ローラ40A,40Bを設置しておけば、予め定められた経路をガラス管11が移動することのみで入り込み量が一定の第1、第2縮径部15,16を安定して形成することができる。
また、本実施形態では、一対の回転ローラ40A,40Bを自由回転可能に支持するという構成を採用しており、回転ローラ40A,40Bを回転させるために特段の駆動源を設ける必要がない。これにより、製造設備の一層の簡素化及びコストの増大の更なる抑制を図ることができる。
さらに、一方の回転ローラ40Aは、他方の回転ローラ40Aに対し接離方向へ移動可能となっており、これにより回転ローラ40A間の間隔を調整できるようになっている。従って、異なる幅を有する様々なガラス管に対応させて縮径部を形成することができる。また、前述のように、比較的小径の水銀合金部材18を支持するために形成される第2縮径部16に関しては、ガラス管11の径方向内側への入り込み量を比較的大きくすることができる。つまり、縮径部の用途等を勘案してガラス管の径方向内側への縮径部の入り込み量を適宜調整することができる。
〔第2実施形態〕
本第2実施形態では、上記第1実施形態における回転ローラ40A,40Bの形状及び動作が主として相違するものである。すなわち、図8に示す回転ローラ40Cを上記第1実施形態における回転ローラ40A,40Bと置き換えた場合を想定している。そこで、以下においては、当該回転ローラ40Cを中心に説明することとする。
本実施形態において、一対の回転ローラ40Cは、その外周面において、その外周方向に突出する複数の凸部45を所定間隔毎に有している。加えて、当該凸部45は、回転ローラ40Cの径方向外側に向けて先細った形状とされている。また、一方の回転ローラ40Cが有する凸部45と他方の回転ローラ40Cとがガラス管11を挟んで対向する際において、当該凸部45同士の間隔はガラス管11の幅(直径)よりも狭くなるようにされている。さらに、ガラス管11が一対の回転ローラ40C間を通過する際に、一方の回転ローラ40Cの凸部45と他方の回転ローラ40Cの凸部45とがガラス管11を挟んで対向するよう両回転ローラ40Cを同期回転させる同期回転手段46が設けられている。ここで、当該同期回転手段46は、ガラス管11が通過していく方向(図の黒矢印の方向)と同じ方向に回転ローラ40Cを回転させる(図の白抜き矢印の方向)とともに、ガラス管11の移動速度と凸部45の先端部の移動速度とが同速となるように回転ローラ40Cを制御する。尚、同期回転手段46としては、例えば、回転軸34を回転させる前記駆動源から同期回転を得ることとしてもよいし、別途同期モータを設けることとしてもよい。
以上、第2実施形態においては、両側から凸部45にて挟まれることで、ガラス管11には第1、第2縮径部15,16が局所的に形成される。従って、第2マウント4や水銀合金部材18を仮止めすることができ、第2マウント4や水銀合金部材18の脱落を防止できる一方で、第1、第2縮径部15,16がいわばピンポイントで形成されていることから、ガラス管11内の第1、第2縮径部15,16における隙間を極力広く確保することができる。そのため、ガラス管11内の排気やガス導入を効率よく行うことができる。また、凸部45が先細り状とされているため、ガラス管11内の第1、第2縮径部15,16における隙間を一層確保しやすい。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、第1マウント3を事前に封止した上で、第2マウント4を仮止めしているが、第1マウント3についても第2マウント4と同様に仮止めすることとしてもよい。この場合、例えば、図9,10に示すように、ガラス管11のうち第1マウント3を仮止めする一端側所定部位の移動経路に沿って、バーナー39D及び一対の回転ローラ40Dを設け、第2マウント4を仮止めする他端側所定部位の移動経路に沿って、バーナー39E及び一対の回転ローラ40Eを設けることとしてもよい。これにより、複数の縮径部を略同時に形成することができ、生産効率の更なる向上を図ることができる。
(b)上記第2実施形態においては、各回転ローラ40Cが有する各凸部45によってガラス管11が挟まれることで、ガラス管11に第1、第2縮径部15,16が形成されるようになっている。これに対して、図11に示すように、ガラス管11が通過する際に、一方の回転ローラ40Cが有する第1の凸部45Aと他方の回転ローラ40Cが有する第2の凸部45Bとが、ガラス管11のうち搬送方向の上流側に位置する部位を挟み、かつ、一方の回転ローラ40Cに形成され、第1の凸部45Aに隣接するとともに、ガラス管11の搬送方向の下流側に位置する第3の凸部45Cと、他方の回転ローラ40Cに形成され、第2の凸部45Bに隣接するとともに、ガラス管11の搬送方向の下流側に位置する第4の凸部45Dとが、ガラス管11のうち搬送方向の下流側に位置する部位を挟むことで縮径部を形成することとしてもよい。これにより、ガラス管11内の第1、第2縮径部15,16における隙間を極力広く確保することができるとともに、4ヶ所の凹部からなる第1、第2縮径部15,16を形成することができる。従って、第2マウント4や水銀合金部材18をより確実に保持することができる。
(c)上記第1実施形態においては、一対の回転ローラ40A,40Bとして円盤状のものが用いられているが、一対の回転ローラ40A,40Bのいずれか一方を上記第2実施形態で詳述した凸部45を有する回転ローラ40Cに置き換えることとしてもよい。
(d)上記実施形態においては、テーブル35,36に第1、第2の保持チャック37,38を設けられているが、回転軸34から外周方向に延び、上下対となっているアームに第1、第2の保持チャック37,38を設けることとしてもよい。
(e)上記実施形態では、ガラス管11の長手方向が鉛直の姿勢を維持するようガラス管11を保持しているが、ガラス管11の長手方向の姿勢については鉛直に限定されるものではない。例えば、ガラス管11の長手方向が水平方向となるようガラス管11を保持することとしてもよい。
(f)上記実施形態では、一方の回転ローラ40は、両回転ローラ40間の間隔を調整できるよう他方の回転ローラ40に対して接離する方向に移動可能に構成されているが、他方の回転ローラ40についても、一方の回転ローラ40に対して接離する方向に移動可能に構成されることとしてもよい。
(g)上記第2実施形態では、凸部45は先細り状をなしているが、凸部45の形状は当該形状に限定されるものではない。例えば、凸部45を略直方体形状としてもよい。
(a)〜(h)は、一実施形態における冷陰極蛍光灯の製造工程を模式的に示すガラス管等の断面図及び装置図である。 管加工装置を示す平面模式図である。 マウント仮止めゾーンにおける管加工装置の一部であるバーナー等を示す概略構成図である。 マウント仮止めゾーンにおける管加工装置の一部である回転ローラ等を示す概略構成図である。 回転ローラの形状を示す拡大模式図である。 水銀用縮径部形成ゾーンにおける管加工装置の一部であるバーナー等を示す概略構成図である。 水銀用縮径部形成ゾーンにおける管加工装置の一部である回転ローラ等を示す概略構成図である。 第2実施形態における回転ローラの形状等を示す拡大模式図である。 他の実施形態における管加工装置の一部であるバーナー等の位置関係を示す概略構成図である。 他の実施形態における管加工装置の一部である回転ローラ等の位置関係を示す概略構成図である。 他の実施形態における回転ローラの凸部とガラス管との位置関係を示す拡大模式図である。
符号の説明
1…冷陰極蛍光灯、15…第1縮径部、16…第2縮径部、31…管加工装置、37…保持手段としての第1の保持チャック、38…保持手段としての第2の保持チャック、39,39A,39B,39C,39D,39E…加熱手段としてのバーナー、40A,40B,40C,40D,40E…回転ローラ、45…凸部、45A…第1の凸部、45B…第2の凸部、45C…第3の凸部、45D…第4の凸部、46…同期回転手段。

Claims (8)

  1. ランプを形成するためのガラス管に縮径加工を施すための管加工装置であって、
    前記ガラス管を保持する保持手段と、
    前記保持手段を移動させることにより、前記保持手段にて保持された前記ガラス管を搬送する搬送手段と、
    前記ガラス管が搬送される経路に沿って配置され、前記ガラス管の所定部位を加熱する加熱手段と、
    前記ガラス管の前記所定部位を挟むように配置される一対の回転ローラとを備え、
    前記一対の回転ローラ間の間隔は前記ガラス管の幅より狭くされるとともに、
    前記搬送手段により搬送される前記ガラス管が、前記一対の回転ローラ間を通過することで、前記加熱手段を経て軟化状態となった前記ガラス管の前記所定部位に縮径部を形成し、さらに、
    前記一対の回転ローラは、その外周方向に所定間隔毎に突出する複数の凸部を有しており、
    前記一対の回転ローラ間を前記ガラス管が通過する際に、前記一対の回転ローラのうち一方の回転ローラが有する前記凸部と他方の回転ローラが有する前記凸部とが前記ガラス管を挟んで対向するよう前記一対の回転ローラを同期して回転させる同期回転手段を具備することを特徴とする管加工装置。
  2. ランプを形成するためのガラス管に縮径加工を施すための管加工装置であって、
    前記ガラス管を保持する保持手段と、
    前記保持手段を移動させることにより、前記保持手段にて保持された前記ガラス管を連続移動するよう搬送する搬送手段と、
    前記ガラス管が搬送される経路に沿って配置され、連続移動される前記ガラス管の所定部位を加熱する加熱手段と、
    前記ガラス管の前記所定部位を挟むように配置された一対の回転ローラとを備え、
    前記一対の回転ローラ間の間隔は前記ガラス管の幅より狭くされるとともに、
    前記搬送手段により搬送される前記ガラス管が、前記一対の回転ローラ間を通過することで、前記加熱手段を経て軟化状態となった前記ガラス管の前記所定部位に縮径部を形成し、さらに、
    前記一対の回転ローラは、その外周方向に所定間隔毎に突出する複数の凸部を有しており、
    前記一対の回転ローラ間を前記ガラス管が通過する際に、前記一対の回転ローラのうち一方の回転ローラが有する前記凸部と他方の回転ローラが有する前記凸部とが前記ガラス管を挟んで対向するよう前記一対の回転ローラを同期して回転させる同期回転手段を具備することを特徴とする管加工装置。
  3. ランプを形成するためのガラス管に縮径加工を施すための管加工装置であって、
    前記ガラス管を保持する保持手段と、
    前記保持手段を移動させることにより、前記保持手段にて保持された前記ガラス管を搬送する搬送手段と、
    前記ガラス管が搬送される経路に沿って配置され、前記ガラス管の所定部位を加熱する加熱手段と、
    前記ガラス管の前記所定部位を挟むように配置される一対の回転ローラとを備え、
    前記一対の回転ローラ間の間隔は前記ガラス管の幅より狭くされるとともに、
    前記搬送手段により搬送される前記ガラス管が、前記一対の回転ローラ間を通過することで、前記加熱手段を経て軟化状態となった前記ガラス管の前記所定部位に縮径部を形成し、さらに、
    前記一対の回転ローラは、その外周方向に所定間隔毎に突出する複数の凸部を有しており、
    前記回転ローラ間を前記ガラス管が通過する際に、
    前記一対の回転ローラのうち一方の回転ローラに形成された第1の凸部と、他方の回転ローラに形成された第2の凸部とが、前記ガラス管のうちその搬送方向の上流側に位置する部位を挟んで相対向し合い、
    かつ、前記一方の回転ローラに形成され、前記第1の凸部に隣接するとともに前記ガラス管の搬送方向の下流側に位置する第3の凸部と、前記他方の回転ローラに形成され、前記第2の凸部に隣接するととともに前記ガラス管の搬送方向の下流側に位置する第4の凸部とが、前記ガラス管のうちその搬送方向の下流側に位置する部位を挟んで相対向し合うよう前記一対の回転ローラを同期して回転させる同期回転手段を具備し、
    前記第1乃至第4の凸部により、前記所定部位に前記縮径部が形成されるようにしたことを特徴とする管加工装置。
  4. ランプを形成するためのガラス管に縮径加工を施すための管加工装置であって、
    前記ガラス管を保持する保持手段と、
    前記保持手段を移動させることにより、前記保持手段にて保持された前記ガラス管を連続移動するよう搬送する搬送手段と、
    前記ガラス管が搬送される経路に沿って配置され、連続移動される前記ガラス管の所定部位を加熱する加熱手段と、
    前記ガラス管の前記所定部位を挟むように配置された一対の回転ローラとを備え、
    前記一対の回転ローラ間の間隔は前記ガラス管の幅より狭くされるとともに、
    前記搬送手段により搬送される前記ガラス管が、前記一対の回転ローラ間を通過することで、前記加熱手段を経て軟化状態となった前記ガラス管の前記所定部位に縮径部を形成し、さらに、
    前記一対の回転ローラは、その外周方向に所定間隔毎に突出する複数の凸部を有しており、
    前記回転ローラ間を前記ガラス管が通過する際に、
    前記一対の回転ローラのうち一方の回転ローラに形成された第1の凸部と、他方の回転ローラに形成された第2の凸部とが、前記ガラス管のうちその搬送方向の上流側に位置する部位を挟んで相対向し合い、
    かつ、前記一方の回転ローラに形成され、前記第1の凸部に隣接するとともに前記ガラス管の搬送方向の下流側に位置する第3の凸部と、前記他方の回転ローラに形成され、前記第2の凸部に隣接するととともに前記ガラス管の搬送方向の下流側に位置する第4の凸部とが、前記ガラス管のうちその搬送方向の下流側に位置する部位を挟んで相対向し合うよう前記一対の回転ローラを同期して回転させる同期回転手段を具備し、
    前記第1乃至第4の凸部により、前記所定部位に前記縮径部が形成されるようにしたことを特徴とする管加工装置。
  5. 前記所定部位は、前記ガラス管の長手方向に沿って複数箇所あり、各所定部位に対応して前記一対の回転ローラが設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の管加工装置。
  6. 前記一対の回転ローラが接近或いは離間する方向に前記一対の回転ローラのうち少なくとも一方を移動可能とすることで、前記一対の回転ローラ間の間隔を調整可能としたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の管加工装置。
  7. 前記凸部は、前記回転ローラの径方向外側に向けて先細っていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の管加工装置。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載の管加工装置を備えてなるランプ製造装置。
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