JP2003146677A - 照明用ガラス管 - Google Patents

照明用ガラス管

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JP2003146677A
JP2003146677A JP2001346950A JP2001346950A JP2003146677A JP 2003146677 A JP2003146677 A JP 2003146677A JP 2001346950 A JP2001346950 A JP 2001346950A JP 2001346950 A JP2001346950 A JP 2001346950A JP 2003146677 A JP2003146677 A JP 2003146677A
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compressive stress
thickness
glass tube
tube
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JP2001346950A
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Isao Kishimoto
勇夫 岸本
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/04Re-forming tubes or rods
    • C03B23/09Reshaping the ends, e.g. as grooves, threads or mouths
    • C03B23/095Reshaping the ends, e.g. as grooves, threads or mouths by rolling
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/04Re-forming tubes or rods
    • C03B23/09Reshaping the ends, e.g. as grooves, threads or mouths
    • C03B23/092Reshaping the ends, e.g. as grooves, threads or mouths by pressing

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速に搬送する際及び電極部材を
短時間で融着する際に破損することがなく、安定して蛍
光灯等の照明バルブを製造することができる照明用ガラ
ス管を提供する。 【解決手段】 本発明の照明用ガラス管11は、
縮径部が形成された管端部13を有し、管端部13の外
面13aに肉厚の7%以上の厚さを有する圧縮応力層1
4が形成されており、管端部13の内面13bに、5M
Pa以上の応力値と肉厚の7%以上の厚さとを有する圧
縮応力層14が形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明用ガラス管に
関し、特に、蛍光灯に適する照明用ガラス管に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の照明用ガラス管のうち、例えば、
図3(A)に示す蛍光灯用ガラス管1は、直筒部2の両
端に、電極を融着して口金を取り付けるために縮径され
た管端部3が形成されている。
【0003】従来、蛍光灯用ガラス管1は、所定の断面
寸法及び長さを有する真っ直ぐなガラス管の端をバーナ
ー炎により加熱して軟化させ、成形ローラー等を当接さ
せて絞り成形を行い小径の管端部3を形成し、その後、
冷却して固化させることにより製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして製造さ
れた蛍光灯用ガラス管1は、管端部3が冷却される際に
表面から先に固化するため、図3(B)に示すように、
管端部3の外面3a及び内面3bには圧縮応力層4が形
成され、その内部には圧縮応力層4の圧縮応力に均衡す
る引張応力による引張応力層5が形成されている。
【0005】しかしながら、従来の蛍光灯用ガラス管1
の残留応力分布は、図3(C)に示すように、蛍光灯用
ガラス管1の管端部3は外面3a及び内面3bに形成さ
れる圧縮応力層4の応力値が2.5MPa以下と小さい
部分が生じており、このような蛍光灯用ガラス管1は、
管端部3の内面3bに付着物等による微小な欠陥6があ
ると、図4に示すように、その管端部3を再度加熱して
電極部材7をリング状バーナー8の炎で融着する際に、
欠陥6からのクラックが弱い圧縮応力層4を貫通して引
張応力層5に到達し、管端部3の表面に引張応力が作用
し破損してしまう。
【0006】また、管端部3が風冷強化された従来の蛍
光灯用ガラス管1では、図3(D)に示すように、蛍光
灯用ガラス管1の管端部3の肉厚tとすると、外気に触
れて表面積が大きい外面3aの圧縮応力層4の厚さto
はかなり厚くなっており、外面3aよりも遅れて固化す
る内面3b側の圧縮応力層4の厚さtiは極端に薄くな
っている。このような蛍光灯用ガラス管1は、引張応力
層5が内面3b側に偏っているので、管端部3の内面3
bに付着物等による微小な欠陥6があると、その管端部
3を再度加熱して電極を融着する際に、欠陥6からのク
ラックが極端に薄い厚さtiの圧縮応力層4を容易に貫
通して引張応力層5に到達し、管端部3の表面に引張応
力が作用して破損してしまう。
【0007】近年、一般消費財の国際競争が激化してき
ており、蛍光灯の生産スピードが桁違いに速められてい
るので、蛍光灯用ガラス管1の搬送速度が高くなり、電
極部材7の融着時間が大幅に短くなってきている。しか
も、このような蛍光灯用ガラス管1の破損が、蛍光灯の
製造ラインに投入した蛍光灯用ガラス管1の本数に対し
て0.2%以上の頻度で生じた場合、ガラスの破片処理
等で生産効率が低下するため問題となる。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、高速に搬送する際及び電極部材を短時間で融着
する際に、破損することがなく安定して蛍光灯等の照明
バルブを製造することができる照明用ガラス管を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の照明用ガラス管は、縮径部が形成された
管端部を有し、該管端部の外面に肉厚の7%以上の厚さ
を有する圧縮応力層が形成されている照明用ガラス管に
おいて、前記管端部の内面に、5MPa以上の応力値と
肉厚の7%以上の厚さとを有する圧縮応力層が形成され
ていることを特徴とし、開口端に形成された口焼部より
も中央側領域の内面にこのような圧縮応力層が形成され
ていることが好ましい。
【0010】本発明で、縮径部が形成された管端部と
は、例えば、蛍光灯用ガラス管では、絞り成形が施され
て直筒部から湾曲部を経て小径の開口端の口焼部に到る
管端部の内面を意味しており、特に、電極部材を融着す
る際に再度加熱される開口端付近の内面に圧縮応力層を
形成しておくことが重要である。
【0011】管端部の内面に形成される圧縮応力層の応
力の最大値が5MPa未満である場合、照明用ガラス管
の破損が、使用本数に対して0.2%未満の頻度に抑制
することが可能な表面の強化層としては不十分である。
管端部の内面に形成される圧縮応力層の応力の最大値と
しては5MPa以上であることが重要である。なお、液
冷処理等を行うと、圧縮応力層の応力の最大値を200
MPa程度まで強化することが試験的には可能である
が、表面の圧縮応力層に均衡するように形成される内部
の引張応力層が有する引張応力の最大値が2倍の400
MPa程度に達し、僅かなショックが加わると破損して
しまうので、照明用ガラス管としては不適となる。実用
上、圧縮応力層の圧縮応力の最大値としては50MPa
以内であることが必要となり、照明用ガラス管が破損し
た際の破片の飛散を抑制する上で25MPa以内が好ま
しく、風冷強化により圧縮応力層を形成する場合には1
5MPa以内がさらに好ましい。
【0012】また、管端部の内面に形成される圧縮応力
層の厚さが肉厚の7%未満である場合、例えば、肉厚が
0.5mmでは、圧縮応力層の厚さが40μm未満とな
り、実際、イオン交換処理を施すことにより圧縮応力層
を形成した場合の圧縮応力層の厚さは数μm〜20μm
程度であり、僅かなキズや成形中に付着した異物等によ
り薄い厚さの圧縮応力層を貫通して引張応力層に到達
し、管端部の表面に引張応力が作用して破損してしま
う。管端部の内面に形成される圧縮応力層の厚さとして
は肉厚の7%以上であることが重要となる。
【0013】一方、管端部の外面に形成された圧縮応力
層が肉厚の7%未満の厚さである場合、搬送装置等での
取り扱いの際に、管端部の外面に接触することによりキ
ズが入り、そのキズが容易に内部の引張応力層に到達し
てに引張応力が作用すると管端部が破損する。本発明の
照明用ガラス管で管端部の外面に肉厚の7%以上の厚さ
を有する圧縮応力層が形成されていることが重要であ
る。
【0014】また、本発明の照明用ガラス管は、圧縮応
力層の厚さが50μm以上であることを特徴とする。
【0015】圧縮応力層の厚さが50μm未満である
と、表面に生じた僅かな欠陥であっても圧縮応力層を容
易に貫通するので、再度加熱される際に加熱時に応力が
欠陥に集中して管端部が破損する。圧縮応力層の厚さと
しては、表面から50μm以上であることが重要であ
る。
【0016】本発明の照明用ガラス管は、管端部の縮径
部から開口端に至る内面が、2.6MPa以上の応力値
および肉厚の10%以上の厚さを有する圧縮応力層で覆
われていることを特徴とする。
【0017】管端部の縮径部から開口端に至る内面を覆
っている圧縮応力層の応力値が2.6MPa未満である
場合、表面の強化層としてほとんど作用しない。管端部
の内面に形成される圧縮応力層の応力値としては、2.
6MPa以上であることが重要である。
【0018】管端部の縮径部から開口端に至る内面を覆
う圧縮応力層の厚さが肉厚の10%未満である場合、例
えば、肉厚が0.5mmでは、圧縮応力層の厚さが50
μm未満となり、僅かなキズや成形中に付着した異物等
により薄い厚さの圧縮応力層を貫通して引張応力層に到
達する可能性が残り、照明用ガラス管の破損を使用本数
に対して0.2%未満でPPMオーダーの頻度に抑制す
ることが困難になる。管端部の内面に形成される圧縮応
力層の厚さとしては肉厚の10%以上であることが重要
となる。
【0019】本発明の照明用ガラス管は、管端部の外面
に形成された圧縮応力層の厚さをtoとし、内面に形成
された圧縮応力層の厚さをtiとするとき、それらの比
であるti/toが0.33〜3.0であることを特徴
とする。
【0020】ti/toが0.33未満、即ち1/3未
満であると、表面の圧縮応力層に均衡するように形成さ
れる内部の引張応力層が内面側に偏るので、内面の圧縮
応力層が外面の圧縮応力層に比べて非常に薄くなり、内
面から破損が生じやすくなる。ti/toが3.0を超
えると、外面の圧縮応力層が内面の圧縮応力層に比べて
非常に薄くなり、内部の引張応力層が外面側に偏るの
で、外面から破損が生じやすくなる。管端部外面の圧縮
応力層の厚さtoと内面の圧縮応力層の厚さtiとの比
ti/toとしては、0.33〜3.0であることが好
ましい。
【0021】本発明の照明用ガラス管は、管端部の外面
に形成された圧縮応力層の最大応力値をσomaxと
し、内面に形成された圧縮応力層の最大応力値をσim
axとするとき、それらの比であるσimax/σom
axが0.5〜2.0であることを特徴とする。
【0022】σimax/σomaxが0.5未満であ
ると、内面の圧縮応力層が外面の圧縮応力層に比べて弱
くなり、内面から破損が生じやすくなる。σimax/
σomaxが2.0を超えると、外面の圧縮応力層が内
面の圧縮応力層に比べて弱くなり、外面から破損が生じ
やすくなる。σimax/σomaxが0.5〜2.0
であることが好ましい。
【0023】また、本発明の照明用ガラス管を構成する
ガラスとしては、蛍光灯用ガラス管の場合、Na2O等
のアルカリ成分を含有するソーダライムガラスが成形
性、電極等の金属材料との適応性の点で適している。
【0024】
【作用】本発明の照明用ガラス管は、縮径部が形成され
た管端部を有し、該管端部の外面に肉厚の7%以上の厚
さを有する圧縮応力層が形成されている照明用ガラス管
において、前記管端部の内面に、5MPa以上の応力値
と肉厚の7%以上の厚さとを有する圧縮応力層が形成さ
れており、好ましくは開口端に形成された口焼部よりも
中央側領域の内面にこのような圧縮応力層が形成されて
いるので、電極部材を融着するために再度加熱される際
に、管端部の内面に欠陥がある場合でも、欠陥に引張応
力が集中することがなく破損を防止することができる。
【0025】また、本発明の照明用ガラス管は、管端部
の外面及び内面に肉厚の7%以上の厚さを有する圧縮応
力層が形成されているので、電極部材を融着する際の破
損防止のみならず、高速に搬送される搬送装置等での取
り扱いの際にも破損を防止することができる。
【0026】また、本発明の照明用ガラス管は、圧縮応
力層の厚さが50μm以上であるので、管端部の内面に
生じた欠陥が圧縮応力層を容易に貫通することがない。
【0027】本発明の照明用ガラス管は、管端部の縮径
部から開口端に至る内面が、2.6MPa以上の応力値
および肉厚の10%以上の厚さを有する圧縮応力層で覆
われているので、照明用ガラス管の破損を使用本数に対
して0.2%未満のPPMオーダーの頻度に抑制するこ
とが可能となる。
【0028】また、本発明の照明用ガラス管は、管端部
の外面に形成された圧縮応力層の厚さをtoとし、内面
に形成された圧縮応力層の厚さをtiとするとき、それ
らの比であるti/toが0.33〜3.0であるの
で、外面と内面の圧縮応力層の厚さが適度な範囲内に維
持されており、外面と内面との双方からの破損を防止す
ることができる。
【0029】本発明の照明用ガラス管は、管端部の外面
に形成された圧縮応力層の最大応力値をσomaxと
し、内面に形成された圧縮応力層の最大応力値をσim
axとするとき、それらの比であるσimax/σom
axが0.5〜2.0であるので、外面と内面の圧縮応
力層の応力値が適度な範囲内に均衡した状態で維持され
ており、外面と内面との双方からの破損を防止すること
ができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明用ガラス管
を、実施例に基づいて詳細に説明する。
【0031】図1は本発明に係る照明用ガラス管の一例
である蛍光灯用ガラス管11の断面図である。図中にお
いて、12は直筒部を、13は管端部を、13aは管端
部13の外面を、13bは内面を、14は圧縮応力層
を、15は引張応力層を、16は付着物等による微小な
欠陥をそれぞれ示している。
【0032】本発明の蛍光灯用ガラス管はNa2O・C
aO・SiO2系のソーダライムガラスからなり、図1
(A)に示すように、例えば、蛍光灯用ガラス管11で
は、全長が567mmで、直径が28.7mmで肉厚が
0.8mmの直筒部12と、その両側に絞り成形が施さ
れて直径が23.7mmの小径部13dを有する管端部
13とからなる。この蛍光灯用ガラス管11は、口金を
取り付けるための絞り成形された管端部13にあるベー
スライン径BDが27mmであり、ベースライン長BL
が559.3mmである。
【0033】蛍光灯用ガラス管11の直筒部12から連
なる管端部13は、図1(B)に示すように、湾曲部1
3cを経て小径部13dの開口した端面13eに到り、
その外面13a及び内面13bには圧縮応力層14が形
成されている。冷却風の風量や角度等を変化させること
により強化の程度を変えて、この内面13bの圧縮応力
層14の厚さtiが異なる3種類の蛍光灯用ガラス管1
1を各40本準備し、実施例1〜3の試料とした。
【0034】また、比較例1として風冷強化を行ってい
ない従来の蛍光灯用ガラス管を、比較例2として管端部
の外面だけを風冷強化して圧縮応力層を設けた蛍光灯用
ガラス管を、比較例3として風除け等で管端部の外面を
保温状態にして内面を風冷することにより圧縮応力層を
設けた蛍光灯用ガラス管を作製し、各比較例の試料を各
40本準備した。
【0035】次で、図1(C)に示すように、管端部1
3の外面13a及び内面13bの圧縮応力層14を、端
面13eを除く主に小径部13dに対応するS領域と、
湾曲部13cにほぼ対応して直筒部12とは応力分布が
明らかに異なるT領域とに分割し、実施例1〜3及び比
較例1〜3の蛍光灯用ガラス管の試料を各20本使用し
て応力分布を観察した。観察条件は、管端部13を厚さ
約6mmで管軸方向にスライスして約10mmに切り出
し、研磨を行って厚さ約5mmの略短冊状の試料を作製
し、この試料をカメラ付偏光顕微鏡の偏光板と検光板と
の間に断面を上下方向に向けて保持し、透過光による観
察を行い、40倍に拡大されたカラー映像を撮影し、表
面から圧縮応力層14と引張応力層15とが均衡して応
力が実質上なくなる位置までの距離を測定し、外面13
a及び内面13bの圧縮応力層14の厚さとした。この
応力が実質上なくなる位置は、次に示す応力値の測定で
も確認を行った。
【0036】次に、蛍光灯用ガラス管の管端部に形成さ
れた圧縮応力層の応力値は、偏光顕微鏡の偏光板と検光
板をクロスニコル状態にした間に各試料を保持し、スラ
イド式Compensatorを用いて圧縮応力層の応
力値に対応する位相差(μm)を測定した。この場合、
(単位は慣例的にcgs系単位で表す)、応力値をP
(kg/cm2)、光路長(cm)をL、位相差(μ
m)をΔ、Compensator定数をD、ガラスに
固有の光弾性定数をCとしたとき、 P=Δ/D・C・L の関係式が成り立つ。また、測定に使用したCompe
nsator定数Dは0.966であり、本発明のNa
2O・CaO・SiO2系のソーダライムガラスからなる
蛍光灯用ガラス管の光弾性定数Cは2.5(μm/cm
/kg/cm2)であるので、 P=Δ/(0.966)・(2.5)・L の関係式となり、実施例1〜3及び比較例1〜3の各試
料を測定した位相差Δ(μm)の値と、測定に用いた各
試料の厚さである光路長L(cm)の値とを代入するこ
とにより実施例1〜3及び比較例1〜3の各試料の応力
値P(kg/cm 2)を算出し、この値を単位がMPa
になる数値に換算した。
【0037】また、蛍光灯用ガラス管に電極部材を融着
する際の再度加熱時に、蛍光灯用ガラス管が容易に破壊
しないかどうか評価を行うために、実施例1〜3及び比
較例1〜3の残りの蛍光灯用ガラス管各20本を使用
し、その管端部13の外面及び内面に#120のエメリ
ー紙で加傷して深さが約30μmのキズを付けて観察を
行い、破損数を記録した。その結果を表1、2に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】実施例1の蛍光灯用ガラス管11は、管端
部13内面13bのS領域での圧縮応力層14の厚さt
iが200μmで1070μmの肉厚tに対して19%
であり、その応力値σiが4.72〜6.21MPaで
平均5.61MPaであり、管端部13外面13aの圧
縮応力層14の厚さtoが275μmで肉厚tに対して
25%であり、応力値σoが6.12〜6.75MPa
で平均6.47MPaである。また、外面13aの圧縮
応力層14の厚さtoに対する内面13bの厚さtiの
比ti/toは0.8であり、管端部13のS領域に存
在する応力値σiと応力値σoの最大値の比であるσi
max/σomaxは、0.7〜1.02で平均0.8
8である。一方、管端部13内面13bの圧縮応力層1
4のT領域での厚さtiは110μmで870μmの肉
厚tに対して13%であり、応力値σiが2.40〜
2.63MPaで平均2.55MPaであり、管端部1
3外面13aの圧縮応力層14の厚さtoが155μm
で肉厚tに対して18%で、応力値σoが3.66〜
3.84MPaで平均3.78MPaである。加傷試験
の結果は試験数20本中、破損数は1本であった。破損
の原因としては、T領域の圧縮応力層14に2.6MP
a未満の部位が存在しており、この付近にたまたま欠陥
が存在したことによる破損と考えられる。
【0041】また、実施例2の蛍光灯用ガラス管は、管
端部13内面13bのS領域での圧縮応力層14の厚さ
tiが135μmで1090μmの肉厚tに対して12
%と比較的薄く、その応力値σiが5.82〜6.55
MPaで平均6.20MPaであり、管端部13外面1
3aの圧縮応力層14の厚さtoが360μmで肉厚t
に対して33%と比較的厚くなっている。応力値σoも
7.56〜9.23MPaで平均8.77MPaと外面
13a側が僅かに強くなっている。また、ti/toは
0.4であり、管端部13のS領域に存在する応力値σ
iと応力値σoの最大値の比であるσimax/σom
axは、0.65〜0.91で平均0.85である。一
方、圧縮応力層14のT領域での厚さtiは130μm
で890μmの肉厚tに対して15%であり、応力値σ
iが4.22〜5.06MPaで平均4.69MPaで
あり、管端部13外面13aの圧縮応力層14の厚さt
oが240μmで肉厚tに対して27%で、応力値σo
が3.91〜5.60MPaで平均4.64MPaで、
ti/toは0.5である。このように、実施例2の蛍
光灯用ガラス管は、管端部13外面13a側の圧縮応力
層14が厚く強い傾向にあるが、加傷試験の結果、試験
数20本中破損は見られなかった。
【0042】また、実施例3の蛍光灯用ガラス管は、S
領域の厚さtiが350mで1100μmの肉厚tに対
して32%と比較的厚く、その応力値σiが7.34〜
8.91MPaで平均8.31MPaであり、管端部1
3外面13aの圧縮応力層14の厚さtoが150μm
で肉厚tに対して14%と比較的薄く、応力値σoは
6.54〜6.85MPaで平均6.70と内面13b
側が少し強くなっている。また、ti/toは2.3で
あり、管端部13のS領域に存在する応力値σiと応力
値σoの最大値の比であるσimax/σomaxは、
1.12〜1.30で平均1.21である。一方、T領
域の厚さtiは250μmで880μmの肉厚tに対し
て28%であり、応力値σiが2.98〜5.40MP
aで平均4.19MPaである。また、外面13aの圧
縮応力層14の厚さtoが125μmで肉厚tに対して
14%であり、応力値σoが4.36〜5.35MPa
で平均4.86MPa、ti/toは2.0である。こ
のように、実施例3の蛍光灯用ガラス管は、内面13b
側の圧縮応力層14が外面13a側よりも少し厚く強い
傾向にあるが、加傷試験の結果、試験数20本中破損は
見られず、実施例2の場合よりも安定し太状態で内面1
3b側を強化することができた。これら実施例2、3の
蛍光灯用ガラス管11の管端部13内面13bを拡大し
て観察したところ、従来の蛍光灯用ガラス管では破損し
ている程度の表面欠陥を持つものもあったが破損には至
らなかった。
【0043】これに対して、比較例1の従来の蛍光灯用
ガラス管は、管端部内面の圧縮応力層のS領域に存在す
る応力値σiが最大値でも5MPa未満であり、かつT
領域には2.6MPa未満の小さい部分が生じており、
加傷試験の結果は試験数20本中全て破損した。
【0044】また、比較例2の外面を急冷した蛍光灯用
ガラス管は、S領域の圧縮応力層の応力値σiが5MP
a以上ではあるが、S領域での厚さtiが47μmで肉
厚tに対して4%で、T領域の厚さtiも37μmで肉
厚tに対して4%であり、50μm未満で肉厚の7%未
満と極端に薄く、ti/toは0.1でガラス内部の引
張応力層が極端に内面側に偏っており、加傷試験の結果
は試験数20本中全て破損した。
【0045】内面を急冷し外面を保温した比較例3の蛍
光灯用ガラス管は、S領域の応力値σiが5MPa以上
ではあるが、S領域での外面の圧縮応力層の厚さtoが
45μmと肉厚tに対して4%で、T領域の厚さtiも
48μmで肉厚tに対して6%であり、50μm未満で
肉厚の7%未満と極めて薄く、ti/toは7.0〜
8.9で、ガラス内部の強い引張応力層が極端に外面側
に偏っており、加傷試験の結果は試験数20本中、破損
数が11本と多く、強化を行っていない従来品よりも破
損数は少ないものの、安心して使用できるレベルには達
していない。また、比較例3の蛍光灯用ガラス管は、外
面の圧縮応力層の厚さtoが極めて薄く、高速搬送時等
の取り扱い中に破損する確率が従来品よりも高くなるの
で使用すること自体が控えられるものである。
【0046】以上のように、本発明の蛍光灯用ガラス管
は、高速搬送等の取り扱いの際、および、先出の図4に
示すように、電極部材を短時間で融着するために再度急
速加熱される際にも、実質的に破壊を起こさないレベル
の圧縮応力層が管端部の適切な位置に適切なバランスで
形成されているものであることが確認された。
【0047】次に、本発明に係る照明用ガラス管の製造
方法を説明する。
【0048】本発明の蛍光灯用ガラス管11は、図2に
示すような工程を経て製造される。
【0049】まず、Na2O、CaO、SiO2等を含有
するガラス原料を溶融し、得られるソーダライムガラス
の生地を、例えば、図示しないダンナー成形プロセスを
使用することにより直径が28.7mmで厚さ0.8m
mの長さ約580mmのガラス管21を得る。
【0050】次いで、図2(A)に示すように、このガ
ラス管21を回転する支持ローラー31、32の谷間に
載置し、ガラス管21の端部21aをバーナー33で加
熱して軟化させ、図2(B)に示すように、成形ローラ
ー34で絞り成形を行うことにより、ベースライン長B
Lが559.3mmで、絞り成形された湾曲部13cに
あるベースライン径BDが27mmで、小径部13dの
端面13eの開口径が23.7mmである管端部13を
形成して蛍光灯用ガラス管の形状とする。
【0051】その後、図2(C)に示すように、ソーダ
ライムガラスの歪み点である480℃より高い約550
℃の高温状態にある管端部13の内面13bに向けてノ
ズル35から可能な限り均一かつ同時に冷却風Wを吹き
付ける。必要な場合には、外面13a及び端面13eに
向けてノズル36から冷却風Wを吹き付けることによ
り、先出の図1(B)に示すような、蛍光灯用ガラス管
11の管端部13の外面13a、内面13b及び端面1
3eに圧縮応力層14を形成する。また、内面13bの
圧縮応力層14の応力値は、ノズル35から吹き付ける
冷却風Wの風量、冷却風Wの温度、冷却時間のそれぞれ
を最適に制御することにより調整する。
【0052】なお、上記実施例で、各応力層の応力値の
測定及び観察には、クロム電子有限会社製簡易歪み計
(DS−601MARKII型)と、株式会社ニコン製偏
光顕微鏡(POH型)とを使用した。
【0053】また、上記実施例では蛍光灯用ガラス管を
示したが、これに限定されるものではなく、本発明は他
の同様な課題を有する照明用ガラス管であれば適用が可
能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の照明用ガ
ラス管によれば、管端部の内面に、5MPa以上の応力
値と肉厚の7%以上の厚さとを有する圧縮応力層、及び
管端部の外面に肉厚の7%以上の厚さを有する圧縮応力
層とが形成されているので、搬送装置等での取り扱いの
際及び電極部材を融着するために再度加熱される際に、
管端部の内面に欠陥がある場合でも破損を防止して、蛍
光灯等の照明バルブの生産効率を向上させることができ
る。
【0055】また、本発明の照明用ガラス管によれば、
圧縮応力層の厚さが50μm以上であるので、管端部の
内面に生じた欠陥が圧縮応力層を容易に貫通することが
なく、管端部の破損により蛍光灯等の照明バルブ製造ラ
インの生産効率を低下させることがない。
【0056】本発明の照明用ガラス管によれば、管端部
の縮径部から開口端に至る内面が、2.6MPa以上の
応力値および肉厚の10%以上の厚さを有する圧縮応力
層で覆われているので、管端部の内面に生じた欠陥が圧
縮応力層を容易に貫通することがなく、照明用ガラス管
の管端部の破損を使用本数に対して0.2%未満でPP
Mオーダーの頻度に抑制することが可能となり、蛍光灯
等の照明バルブの生産を極めて安定させることができ
る。
【0057】また、本発明の照明用ガラス管によれば、
管端部の外面に形成された圧縮応力層の厚さをtoと
し、内面に形成された圧縮応力層の厚さをtiとすると
き、それらの比であるti/toが0.33〜3.0で
あるので、電極部材を融着するために管端部が急激に加
熱され従来では管端部の内面にかなりの引張応力が作用
する場合や搬送装置等での搬送スピードを上げた際にも
適切な厚さの圧縮応力層により破損を防止することが可
能となる。
【0058】本発明の照明用ガラス管によれば、管端部
の外面に形成された圧縮応力層の最大応力値をσoma
xとし、内面に形成された圧縮応力層の最大応力値をσ
imaxとするとき、それらの比であるσimax/σ
omaxが0.5〜2.0であるので、電極部材を融着
するために温度上昇が早く管端部が加熱される際、従来
では管端部の内面にかなりの引張応力が作用する場合で
も、発生する引張応力を管端部の内外面に適切に配分し
た圧縮応力層によりバランスよく相殺して破損を防止す
ることが可能となり、蛍光灯等の照明バルブの生産をさ
らに安定させることができる。
【0059】このように、本発明の照明用ガラス管によ
れば、高速に搬送され、短時間で電極部材が融着される
照明バルブを効率的に作製することが可能となる実用上
極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明用ガラス管の一実施の形態を
示す説明図であって、(A)は部分破断図、(B)は管
端部の拡大断面図、(C)は管端部の部位の説明図、
(D)は応力分布の説明図。
【図2】本発明の照明用ガラス管を作製する工程を示す
説明図であって、(A)はガラス管の管端部を加熱する
説明図、(B)は加熱された管端部に絞り加工を施す説
明図、(C)は成形された管端部を冷却する説明図。
【図3】従来の照明用ガラス管の説明図であって、
(A)は部分破断図、(B)は(A)の管端部の拡大断
面図、(C)は従来の照明用ガラス管の応力分布説明
図、(D)は風冷強化した従来の照明用ガラス管の応力
分布説明図。
【図4】照明用ガラス管を用いて蛍光灯を組み立てる説
明図。
【符号の説明】
1、11 蛍光灯用ガラス管 2、12 直筒部 3、13 管端部 4、14 圧縮応力層 5、15 引張応力層 7 電極部材 13a 外面 13b 内面 13c 湾曲部 13d 小径部 13e 端面 21 ガラス管 31、32 ローラー 33 バーナー 34 成形ローラー 35、36 ノズル BD ベースライン径 BL ベースライン長 t 肉厚 to 外面の圧縮応力層の厚さ ti 内面の圧縮応力層の厚さ W 冷却風

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮径部が形成された管端部を有し、該管
    端部の外面に肉厚の7%以上の厚さを有する圧縮応力層
    が形成されている照明用ガラス管において、 前記管端部の内面に、5MPa以上の応力値と肉厚の7
    %以上の厚さとを有する圧縮応力層が形成されているこ
    とを特徴とする照明用ガラス管。
  2. 【請求項2】 圧縮応力層の厚さが50μm以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明用ガラス管。
  3. 【請求項3】 管端部の縮径部から開口端に至る内面
    が、2.6MPa以上の応力値および肉厚の10%以上
    の厚さを有する圧縮応力層で覆われていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の照明用ガラス管。
  4. 【請求項4】 管端部の外面に形成された圧縮応力層の
    厚さをtoとし、内面に形成された圧縮応力層の厚さを
    tiとするとき、それらの比であるti/toが0.3
    3〜3.0であることを特徴とする請求項1から3の何
    れかに記載の照明用ガラス管。
  5. 【請求項5】 管端部の外面に形成された圧縮応力層の
    最大応力値をσomaxとし、内面に形成された圧縮応
    力層の最大応力値をσimaxとするとき、それらの比
    であるσimax/σomaxが0.5〜2.0である
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の照明
    用ガラス管。
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