JP4849918B2 - イオン発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、イオン発生装置に関し、特に、半導体、液晶および有機ELの製造工程において、半導体、液晶および有機ELの基板表面の静電気を除去する軟X線式イオナイザーを用いた静電除去装置に使用されるイオン発生装置に関するものである。
従来、半導体および液晶製造工程において、半導体基板、液晶基板および有機EL基板の加工・ハンドリング工程で、該基板表面に静電気を帯電し、該静電気で半導体および液晶および有機ELの回路が破壊するトラブルが多発している。
前記トラブル対策として、半導体、液晶、および有機EL製造装置において、基板表面上に静電気を除去するためのイオナイザーが設置されている。前記イオナイザーには、高電圧で空気をイオン化する電気式イオナイザーと、軟X線を空気に照射して空気をイオン化する軟X線式イオナイザーがある。
そして、前記静電除去装置のうち、軟X線式イオナイザーを用いた静電除去装置につき、過去の特許文献を遡及検索すると、下記の特許文献1に開示されたものが公知である。
特許第2749202号公報
前記電気式イオナイザーは、取り扱いが簡単であるが、長時間の高圧放電で電極が摩耗し、電極の交換が必要なだけでなく、塵が発生し、基板に付着するという課題があった。
更に、電気式イオナイザーでは、放電時に多量のオゾンを発生するため、基板面の酸化、劣化などの悪影響を及ぼすという課題があった。
一方、軟X線式イオナイザーは、オゾンは発生せず、クリーンなイオナイザーであるが、軟X線が人体に影響を及ぼすため、軟X線が外部に漏洩しないよう構成する必要があるという課題があった。
また、前記特許文献1に開示された帯電物体の中和方法においては、軟X線が外部に漏洩しないように配慮されていないという課題があった。
本発明は、前記課題を解決すべくなされたもので、オゾンの発生しない、クリーンな軟X線式イオナイザーを使用して、軟X線が外部へ漏洩することなく、イオン化された空気のみを取り出すことができるイオン発生装置を提供しようとするものである。
本発明は、軟X線照射窓、空気供給口およびイオン化空気取り出し口を備えた中空容器と、該中空容器の下流側に取付けられる蓋体と、該蓋体に固定されて前記中空容器と蓋体間に装置される中子とにより構成され、前記中子は、軟X線の直進性を阻止する阻止部を上流側に備え、且つ前記阻止部の下流側に、上流側が小径で下流側に行くに従い漸次大径に拡開した傾斜周面部を連設して形成され、更に、前記中空容器の下流端部において、上流側が小径で下流側に行くに従い漸次大径に拡開した傾斜壁面を備えて形成されたイオン化空気取り出し口に、前記中子の傾斜周面部が挿通されて、前記傾斜壁面と前記傾斜周面部との間にイオン化空気噴き出し用の隙間出口を形成し、中空容器内に照射される軟X線が直進するのを阻止して、前記隙間出口からの漏洩を防止し、イオン化空気のみを噴き出すようにするという手段、または、軟X線照射窓および空気供給口を備えた中空容器と、下流側に行くに従い漸次小径に形成された傾斜内壁面を備えると共に、該傾斜内壁面の下流端部にイオン化空気取り出し口を備えて前記中空容器の下流側に取付けられる蓋体と、前記中空容器に固定されて該中空容器と蓋体間に装置される中子とにより構成され、前記中子は、軟X線の直進性を阻止する阻止部を上流側に備え、且つ前記阻止部の下流側に、下流側に行くに従い漸次小径に形成した傾斜周面部を連設して形成され、更に、前記蓋体に形成されたイオン化空気取り出し口に、前記傾斜周面部が挿通されて、前記傾斜内壁面と前記傾斜周面部との間にイオン化空気噴き出し用の隙間出口を形成し、中空容器内に照射される軟X線が直進するのを阻止して、前記隙間出口からの漏洩を防止し、イオン化空気のみを噴き出すようにするという手段を採用することにより、上記課題を解決した。
軟X線照射窓、空気供給口およびイオン化空気取り出し口を備えた中空容器と中子とにより、オゾンの発生しない、クリーンな軟X線式のイオン発生装置が形成され、中空容器内に空気を供給すると共に、軟X線発射管から軟X線が照射されると、該軟X線によって、中空容器に供給された空気はイオン化されて、イオン化空気となり、そして、人体に有害な軟X線は、前記中子に形成された阻止部によって、隙間出口へ向けて直進性が阻止されて、軟X線の強度が弱められ、該隙間出口からの漏洩を防止し、軟X線によってイオン化されたイオン化空気のみが噴出するので、人体にとっては極めて安全である。特に、本発明イオン発生装置は、半導体、液晶および有機ELの製造工程において、半導体、液晶および有機ELの基板表面の静電気除去装置として使用するのに最適である。
図1は、本発明イオン発生装置の実施例1の概略説明図、図2は同正面側から見た斜視図、図3は同実施例1を示す縦断面図である。
図1において、本発明イオン発生装置1は、軟X線発射管2を備えた軟X線発射装置3と空気供給管4とに接続され、イオン発生装置1内に空気供給管4より空気を供給すると共に、軟X線発射管2によって軟X線5を照射すると、該軟X線5が外部へ漏洩することなく、イオン化された空気のみを噴出するよう構成されている。
図3において、前記イオン発生装置1は、中空部6を備えた中空容器7の上流側に、前記軟X線発射管2に連通して前記中空部6内に軟X線5を照射する軟X線照射窓8を開口すると共に、前記中空容器7の側面部に空気供給管4に接続して前記中空部6内に空気を供給する空気供給口9が開口されている。
前記中空容器7の下流側には、下流側に行くに従い漸次小径に形成された傾斜内壁面10を備えると共に、該傾斜内壁面10の下流端部に小径のイオン化空気取り出し口11が開口されている。
前記イオン化空気取り出し口11は、該イオン化空気取り出し口11の上流側の最小径部11aを起点として、下流側(イオン化空気の噴出し側)へ行くに従い漸次大径となる傾斜角度で拡開された傾斜壁面11bと、該傾斜壁面11bに連なりこれより大きい傾斜角度で拡開する多段構造の多段壁面11cとを備え、更に該多段壁面11cの下流側に、前記傾斜壁面11bより径大なイオン化空気噴き出し空間12を設けて形成されている。
そして、前記中空容器7および後述する蓋体19内に装置されて、イオン化された空気のみを取り出すための中子13は、軟X線5の前記イオン化空気取り出し口11への直進性を阻止する、例えば、球状等に形成された阻止部14を備えると共に、前記阻止部14の下流側に前記イオン化空気取り出し口11の最小径部11aより小径の首部15を連設し、更に該首部15の下流側に前記イオン化空気取り出し口11の最小径部11aに対面する首部15を起点として、下流側へ向けて、前記イオン化空気取り出し口11の傾斜壁面11bの傾斜角度より大きな傾斜角度で漸次大径に拡開する傾斜周面部16と、該傾斜周面部16の下流側に、前記傾斜壁面11bと多段壁面11cとの境界11dの径より大径の円柱部17とをそれぞれ連設して形成されている。
前記阻止部14、首部15、傾斜周面部16および円柱部17をそれぞれ一体にして形成された中子13の下流側は、前記イオン化空気噴き出し空間12に連なる通気空間18を備えた筒状の蓋体19に固定されて、前記中子13が中空容器7および蓋体19間に装置される。
すなわち、前記筒状の蓋体19は、上流側端部内周壁面に前記中空容器7の下流側端部外周壁面に周設された雄螺子20と螺合する雌螺子21を周設して、前記蓋体19を中空容器7に対してスライド可能に取付け、更に、前記蓋体19の下流側端縁に複数の通気部22を備えた支持プレート23を固着し、且つ該支持プレート23の中央部に前記中子13の円柱部17の下流側端縁をボルト等の固定金具24により一体に固定して形成されている。なお、図中、25はフリットである。
前記のように、中空容器7および蓋体19間に前記構成より成る中子13を装置することにより、イオン化空気取り出し口11における最小径部11aおよび傾斜壁面11bと、中子13の首部15および傾斜周面部16とで、イオン化された空気を噴き出すためのリング状の隙間開口26が形成される。前記隙間開口26は、図3の部分拡大図に示すように、該隙間開口26を構成する前記傾斜壁面11bにおける噴き出し方向の巾Wが、該傾斜壁面11bと多段壁面11cとの境界11dから、中空容器7の上流側へ向けて1.5mm〜2.5mmで、且つ前記傾斜壁面11bと前記中子13の傾斜周面部16間の最小隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが推奨される。
前記実施例1のイオン発生装置の作用について説明する。中空容器7の中空部6内に空気供給管4より空気を供給すると共に、軟X線発射管2から軟X線5が照射されると、該軟X線5によって、中空部6に供給された空気はイオン化されて、イオン化空気27となる。
一方、人体に有害な軟X線5は、図中矢印で示すように、中子13の阻止部14によって直進性が阻止されて、中空部6の内周壁面、あるいは傾斜内壁面10方向へ反射する。そして、前記傾斜内壁面10方向へ反射した軟X線5は、該傾斜内壁面10によって前記阻止部14の下流側へ反射し、その後該阻止部14で反射された軟X線5は、前記隙間出口26へ到達する。
前記直進性を有する軟X線5は、前記のように少なくとも3度の反射を繰返すことにより、軟X線5の強度は弱められ、前記隙間出口26から、前記中空部6内において軟X線5によってイオン化されたイオン化空気27のみが噴出し、中空容器7のイオン化空気噴き出し空間12、筒状の蓋体の通気空間18から複数の通気部22を経て、例えば図4に示すようなX線遮蔽室R内の基板P上へ噴射され、静電気を除去する。
なお、軟X線5の強度を弱め、イオン化された空気27のみを隙間出口26から噴き出させるためには、テストの結果、前記のように、前記隙間出口26は、該隙間出口26を構成する前記傾斜壁面11bにおける噴き出し方向の巾Wが、該傾斜壁面11bと多段壁面11cとの境界11dから、中空容器7の上流側へ向けて1.5mm〜2.5mmで、且つ前記傾斜壁面11bと前記中子13の傾斜周面部16間の最小隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが最適であることが立証された。
また、前記筒状の蓋体19の雌螺子21と中空容器7の雄螺子20との螺合深度を、該筒状の蓋体19を適宜回動してスライドさせて、前記イオン化空気取り出し口11のリング状の隙間出口26の隙間間隔を調整することにより、該隙間出口26から噴き出すイオン化空気27の噴出量を調整することができる。
図5は、本発明イオン発生装置の実施例2を示す要部の縦断面図である。実施例2は、前記実施例1の変型であり、中子の形状が実施例1のものと多少異なるものである。そして、その他の構成は、実施例1と同一であるので、変更のない参照符号は実施例1と同一のものを使用して説明する。
すなわち、図5に示す実施例2の中子33は、軟X線5の前記イオン化空気取り出し口11への直進性を阻止する、例えば、球状等に形成された阻止部34を備えると共に、該阻止部34の下流側にイオン化空気取り出し口11の最小径部11aより小径の首部35を連設し、更に該首部35の下流側に、前記イオン化空気取り出し口11の最小径部11aに対面する首部35を起点として、下流側へ向けて、前記イオン化空気取り出し口11の傾斜壁面11bの傾斜角度より大きな傾斜角度で漸次大径に拡開する傾斜周面部36と、該傾斜周面部36の下流側に、前記イオン化空気取り出し口11の傾斜壁面11bと多段壁面11cとの境界11dの径より小径の円柱部37とをそれぞれ連設して形成されている。
前記阻止部34、首部35、傾斜周面部36および円柱部37をそれぞれ一体にして形成された中子33の下流側は、実施例1と同様に、図示していないが、中空容器7のイオン化空気噴き出し空間12に連らなる通気空間18を備えた筒状の蓋体19に固定されて、前記中子33が中空容器7と蓋体19間に装置されている。
そして、前記中空容器7と蓋体19間に前記構成より成る中子33を装置することにより、イオン化空気取り出し口11における最小径部11aおよび傾斜壁面11bと、中子33の首部35および傾斜周面部36とで、イオン化空気を噴き出すためのリング状の隙間出口46が形成される。前記隙間出口46は、図5の部分拡大図に示すように、該隙間出口46を構成する前記傾斜壁面11bと、該傾斜壁面11bに対面する傾斜周面部36と円柱部37の境界までの重なり巾Wが1.5mm〜2.5mmで、且つ前記傾斜壁面11bと前記中子33の傾斜周面部3
6間の最小隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが推奨される。なお、実施例2におけるイオン発生装置の作用は、実施例1と同じであるので、説明を省略する。
図6は、本発明イオン発生装置の実施例3を示す要部の縦断面図である。実施例3は、実施例2の変型であり、イオン化空気取り出し口の形状が実施例3と多少異なるものである。その他の構成は、実施例2と同一であるので、変更のない参照符号は実施例2と同一のものを使用して説明する。
すなわち、図6に示すイオン化空気取り出し口11を構成する傾斜壁面11bと、中子33の傾斜周面部36の傾斜角度とを同一角度とし、前記イオン化空気取り出し口11の傾斜壁面11bと、前記中子33の傾斜周面部36の互いに向かい合った部分に、イオン化空気を噴き出すための等間隔のリング状の隙間出口47が形成される。前記隙間出口47は、図6の部分拡大図に示すように、該隙間出口47を構成する前記傾斜壁面11bと、該傾斜壁面11bに対面する傾斜周面部36と円柱部37の境界までの重なり巾Wが1.5mm〜2.5mmで、且つ前記傾斜壁面11bと前記中子33の傾斜周面部36間の隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが推奨される。なお、実施例3におけるイオン発生装置の作用は、実施例1と同じであるので、説明を省略する。
図7は、本発明イオン発生装置の実施例4を示す縦断面図、図8は図7のA−A断面図である。前記実施例1〜3においては、中空容器内に中子が筒状の蓋体により固定されて装置されているのに対し、実施例4は、中子を固定した中空容器の下流側に、イオン化空気取り出し口を備えた蓋体が取付られている。
すなわち、図7において、イオン発生装置51は、軟X線発射管(図示せず)を備えた軟X線発射装置(図示せず)と空気供給管54とに接続され、イオン発生装置51内に空気供給管54より空気を供給すると共に、軟X線発射管によって軟X線55を照射すると、該軟X線55が外部へ漏洩することなく、イオン化された空気のみを噴出するよう構成されている。
図7において、イオン発生装置51は、中空部56を備えた中空容器57の上流側に、前記軟X線発射管に連通して前記中空部56内に軟X線55を照射する軟X線照射窓58を開口すると共に、前記中空容器57の側面部に空気供給管54に接続して前記中空部56内に空気を供給する空気供給口59が開口されている。
前記中空容器57の下流側には、下流側へ行くに従い漸次小径に形成された傾斜内壁面60を備えると共に、該傾斜内壁面60の下流端部に小径のイオン化空気取り出し口61を開口して形成された蓋体62が、その上流側外周面に周設された雄螺子63を、前記中空容器57の下流側内周面に周設された雌螺子64に螺合してスライド可能に取付られている。
更に、前記中空容器57の下流側の前記雌螺子64よりやや上流側の周壁に、複数の支持片65と、該各支持片65間に通気部66をそれぞれ設けた保持プレート67が固定され、且つ該保持プレート67の中央に、イオン化された空気のみを取り出すための中子68が支架固定されている。
そして、前記中空容器57内に装置されて、イオン化された空気のみを取り出すための中子68は、軟X線55の前記イオン化空気取り出し口61への直進性を阻止する、例えば、球状等に形成された阻止部69を備えると共に、該阻止部69下流側に前記阻止部69よりやや小径の円柱部70を連設し、更に該円柱部70の下流側に前記イオン化空気取り出し口61の傾斜内壁面60の傾斜角度と同一角度で、下流側へ行くに従い漸次小径に形成された傾斜周面部71を連設して形成されている。
前記阻止部69、円柱部70および傾斜周面部71をそれぞれ一体にして形成された中子68は、阻止部69が前記保持プレート67の各支持片65に支架固定されて、中空容器57と蓋体62間に装置される。前記のように、中空容器57と蓋体62間に前記構成より成る中子68を装置することにより、イオン化空気取り出し口61における傾斜内壁面60と中子68の傾斜周面部71とで、イオン化された空気を噴き出すため、等間隔のリング状の隙間出口72が形成される。そして、前記隙間出口72は、図7の部分拡大図に示すように、該隙間出口72を構成する、傾斜内壁面60の最小径部60aから、該傾斜内壁面60に対面する傾斜周面部71と円柱部70の境界までの重なり巾Wが1.5mm〜2.5mmで、且つ前記対面する傾斜内壁面60と中子68の傾斜周面部71間の隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが推奨される。
前記実施例4のイオン発生装置の作用について説明する。中空容器57の中空部56内に空気供給管54より空気を供給すると共に、軟X線発射管52から軟X線55が照射されると、該軟X線55によって、中空部56に供給された空気はイオン化されて、イオン化空気73となる。
一方、人体に有害な軟X線55は、図中矢印で示すように、中子68の阻止部69によって直進性が阻止されて、中空部56の内周壁面、あるいは傾斜内壁面60方向へ反射する。そして、前記傾斜内壁面60方向へ反射した軟X線55は、該傾斜内壁面60によって前記阻止部59および円柱部70側へ反射し、その後該阻止部59および円柱部70で反射された軟X線55は、中子68の傾斜周面部71へ到達する。
前記直進性を有する軟X線55は、前記のように少なくとも3度の反射を繰返すことにより、軟X線55の強度は弱められ、前記リング状の隙間出口72から、前記中空部6内において、前記軟X線55によってイオン化されたイオン化空気73のみが噴出する。
なお、軟X線55の強度を弱め、イオン化された空気73のみを隙間出口72から噴き出させるためには、テストの結果、前記のように、前記隙間出口72は、該隙間出口72を構成する、傾斜内壁面60の最小径部60aから、該傾斜内壁面60に対面する傾斜周面部71と円柱部70の境界までの重なり巾Wが1.5mm〜2.5mmで、且つ前記対面する傾斜壁面60と中子68の傾斜周面部71間の隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが最適であることが立証された。
また、前記筒状の蓋体62の雌螺子64と中空容器57の雄螺子63との螺合深度を、該筒状の蓋体62を適宜回動してスライドさせて、前記イオン化空気取り出し口59のリング状の隙間出口72の隙間間隔を調整することにより、該隙間出口72から噴き出すイオン化空気73の噴出量を調整することができる。
図9は、本発明イオン発生装置の実施例5を示す要部の縦断面図である。実施例5は、前記実施例4の変型であり、実施例4とは、蓋体を構成する傾斜内壁面の傾斜角度と、中子を構成する傾斜周面部の傾斜角度が異なるだけである。そして、その他の構成は、実施例4と同一であるので、変更のない参照符号は実施例4と同一のものを使用して説明する。
すなわち、図9に示すように、中子68を構成する下流側の傾斜周面部71の傾斜角度が、蓋体62の傾斜内壁面60より小さく形成されている。そして、前記構成より成る中子68は、阻止部69が保持プレート67の各支持片65に支架固定されて、中空容器57と蓋体62間に装置される。
前記のように、中空容器57と蓋体62間に前記構成より成る中子68を装置することにより、イオン化空気取り出し口61における傾斜内壁面60と、中子68の傾斜周面部71とで、イオン化された空気を噴き出すため、リング状の隙間出口75が形成される。
そして、図9の部分拡大図に示すように、該隙間出口75を構成する、傾斜内壁面60の最小径部60aから、該傾斜内壁面60に対面する傾斜周面部71と円柱部70の境界までの重なり巾Wが1.5mm〜2.5mmの巾で、且つ前記傾斜内壁面60と対面する前記中子68の傾斜周面部71間の最小隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが推奨される。なお、前記構成より成る実施例5のイオン発生装置の作用は、実施例4と同一であるので、説明を省略する。
図10は、本発明イオン発生装置の実施例6を示す要部の縦断面図である。実施例6は、前記実施例4の変型であり、実施例4とは、蓋体を構成する傾斜壁面の傾斜角度と、中子を構成する傾斜周面の傾斜角度が異なるだけである。そして、その他の構成は、実施例4と同一であるので、変更のない参照符号は実施例4と同一のものを使用して説明する。
すなわち、図10に示すように、中子68の構成する下流側の傾斜周面71の傾斜角度が、蓋体62の傾斜壁面60より大きく形成されている。そして、前記構成より成る中子68は、阻止部69が保持プレート67の各支持片65に支架固定されて、中空容器57と蓋体62間に装置される。
前記のように、中空容器57と蓋体62間に前記構成より成る中子68を装置することにより、イオン化空気取り出し口61における傾斜内壁面60と、中子68の傾斜周面部71とで、イオン化された空気を噴き出すため、リング状の隙間出口76が形成される。
そして、図10の部分拡大図に示すように、該隙間出口76を構成する、傾斜内壁面60の最小径部60aから、該傾斜内壁面60に対面する傾斜周面部71と円柱部70の境界までの重なり巾Wが1.5mm〜2.5mmの巾で、且つ前記傾斜内壁面60と対面する前記中子68の傾斜周面部71間の最小隙間間隔Gを、150μm〜500μmの範囲内に形成することが推奨される。前記構成より成る実施例6のイオン発生装置作用は、実施例4と同一であるので、説明を省略する。
本発明イオン発生装置の実施例1の概略説明図である。 同正面側から見た斜視図である。 本発明イオン発生装置の実施例1を示す縦断面図である。 本発明イオン発生装置を備えた基板表面の静電除去装置の概略説明図である。 本発明イオン発生装置の実施例2を示す要部の縦断面図である。 本発明イオン発生装置の実施例3を示す要部の縦断面図である。 本発明イオン発生装置の実施例4を示す縦断面図である。 図7のA−A断面図である。 本発明イオン発生装置の実施例5を示す要部の縦断面図である。 本発明イオン発生装置の実施例6を示す要部の縦断面図である。
符号の説明
1 イオン発生装置2 軟X線発射管3 軟X線発射装置4 空気供給管5 軟X線6 中空部7 中空容器8 軟X線照射窓9 空気供給口10 傾斜内壁面11 イオン化空気取り出し口11a 最小径部11b 傾斜壁面11c 多段壁面11d 境界12 イオン化空気噴き出し空間13 中子14 阻止部15 首部16 傾斜周面部17 円柱部18 通気空間19 蓋体26 隙間出口27 イオン化空気33 中子35 首部36 傾斜周面部37 円柱部46 隙間出口47 隙間出口51 イオン発生装置52 軟X線発射管53 軟X線発射装置54 空気供給管55 軟X線56 中空部57 中空容器58 軟X線照射窓59 空気供給口60 傾斜内壁面60a 最小径部61 イオン化空気取り出し口62 蓋体68 中子69 阻止部70 円柱部71 傾斜周面部72 隙間出口73 イオン化空気75 隙間出口76 隙間出口

Claims (10)

  1. 軟X線照射窓、空気供給口およびイオン化空気取り出し口を備えた中空容器と、該中空容器の下流側に取付けられる蓋体と、該蓋体に固定されて前記中空容器と蓋体間に装置される中子とにより構成され、前記中子は、軟X線の直進性を阻止する阻止部を上流側に備え、且つ前記阻止部の下流側に、上流側が小径で下流側に行くに従い漸次大径に拡開した傾斜周面部を連設して形成され、更に、前記中空容器の下流端部において、上流側が小径で下流側に行くに従い漸次大径に拡開した傾斜壁面を備えて形成されたイオン化空気取り出し口に、前記中子の傾斜周面部が挿通されて、前記傾斜面と前記傾斜周面部との間にイオン化空気噴き出し用の隙間出口を形成し、中空容器内に照射される軟X線が直進するのを阻止して、前記隙間出口からの漏洩を防止し、イオン化空気のみを噴き出すようにしたことを特徴とするイオン発生装置。
  2. 請求項記載のイオン発生装置において、前記イオン化空気取り出し口は、前記中空容器の下流端部において、上流側の最小径部を起点として、下流側に行くに従い漸次大径となる傾斜角度で拡開された傾斜壁面と、該傾斜壁面に連なりこれより大きい傾斜角度で拡開する多段構造の多段壁面とを備えて形成され、前記中子は、軟X線照射窓よりやや大径の、軟X線の直進性を阻止する阻止部を備えると共に、前記阻止部の下流側にイオン化空気取り出し口の最小径部より小径の首部を連設し、更に、該首部の下流側に前記イオン化空気取り出し口の最小径部に対面する首部を起点として、下流側へ向けて、前記イオン化空気取り出し口の傾斜壁面の傾斜角度より大きな傾斜角度で漸次大径に拡開する傾斜周面部と、該傾斜周面部の下流側に、前記傾斜壁面と多段壁面との境界の径より大径の円柱部とをそれぞれ連設して形成され、前記隙間開口は、前記傾斜壁面における噴き出し方向の巾が、該傾斜壁面と多段壁面との境界から上流側へ向けて1.5mm〜2.5mmで、且つ前記傾斜壁面と前記中子の傾斜周面部間の最小隙間間隔を、150μm〜500μmの範囲内に形成したことを特徴とするイオン発生装置。
  3. 請求項記載のイオン発生装置において、前記イオン化空気取り出し口は、前記中空容器の下流端部において、上流側の最小径部を起点として、下流側に行くに従い漸次大径となる傾斜角度で拡開された傾斜壁面と、該傾斜壁面に連なりこれより大きい傾斜角度で拡開する多段構造の多段壁面とを備えて形成され、前記中子は、軟X線照射窓よりやや大径の、軟X線の直進性を阻止する阻止部を備えると共に、該阻止部の下流側にイオン化空気取り出し口の最小径部より小径の首部を連設し、更に、該首部の下流側に、前記イオン化空気取り出し口の最小径部に対面する首部を起点として、下流側へ向けて、前記イオン化空気取り出し口の傾斜壁面の傾斜角度より大きな傾斜角度で漸次大径に拡開する傾斜周面部と、該傾斜周面部の下流側に、前記イオン化空気取り出し口の傾斜壁面と多段壁面との境界の径より小径の円柱部とをそれぞれ連設して形成され、前記隙間出口は、前記傾斜壁面における噴き出し方向の巾が、該傾斜壁面と多段壁面との境界から上流側へ向けて1.5mm〜2.5mmで、且つ前記傾斜壁面と前記中子の傾斜周面部間の最小隙間間隔を、150μm〜500μmの範囲内に形成したことを特徴とするイオン発生装置。
  4. 請求項記載のイオン発生装置において、前記イオン化空気取り出し口は、前記中空容器の下流端部において、上流側の最小径部を起点として、下流側に行くに従い漸次大径となる傾斜角度で拡開された傾斜壁面と、該傾斜壁面に連なりこれより大きい傾斜角度で拡開する多段構造の多段壁面とを備えて形成され、前記中子は、軟X線照射窓よりやや大径の、軟X線の直進性を阻止する阻止部を備えると共に、前記阻止部の下流側にイオン化空気取り出し口の最小径部より小径の首部を連設し、更に、該首部の下流側に前記イオン化空気取り出し口の傾斜壁面の傾斜角度と同一傾斜角度で漸次大径に拡開する傾斜周面部と、該傾斜周面部の下流側に、前記傾斜壁面と多段壁面との境界の径より小径の円柱部とをそれぞれ連設して形成され、前記隙間開口は、前記傾斜壁面における噴き出し方向の巾が、該傾斜壁面と多段壁面との境界から上流側へ向けて1.5mm〜2.5mmで、且つ前記傾斜壁面と前記中子の傾斜周面部間の隙間間隔を、150μm〜500μmの範囲内に形成したことを特徴とするイオン発生装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のイオン発生装置において、中空容器に対して蓋体をスライド可能に取り付け、該蓋体をスライドさせることにより、隙間出口の隙間間隔を調整し、イオン化空気の噴き出し量を調整できるようにしたことを特徴とするイオン発生装置。
  6. 軟X線照射窓および空気供給口を備えた中空容器と、下流側に行くに従い漸次小径に形成された傾斜内壁面を備えると共に、該傾斜内壁面の下流端部にイオン化空気取り出し口を備えて前記中空容器の下流側に取付けられる蓋体と、前記中空容器に固定されて該中空容器と蓋体間に装置される中子とにより構成され、前記中子は、軟X線の直進性を阻止する阻止部を上流側に備え、且つ前記阻止部の下流側に、下流側に行くに従い漸次小径に形成した傾斜周面部を連設して形成され、更に、前記蓋体に形成されたイオン化空気取り出し口に、前記傾斜周面部が挿通されて、前記傾斜内壁面と前記傾斜周面部との間にイオン化空気噴き出し用の隙間出口を形成し、中空容器内に照射される軟X線が直進するのを阻止して、前記隙間出口からの漏洩を防止し、イオン化空気のみを噴き出すようにしたことを特徴とするイオン発生装置。
  7. 請求項記載のイオン発生装置において、前記中空容器の下流側に、下流側に行くに従い漸次小径に形成された傾斜内壁面を備えると共に、該傾斜内壁面の下流端部に小径のイオン化空気取り出し口を開口して形成された蓋体が取付けられ、前記中子は、軟X線照射窓よりやや大径の、軟X線の直進性を阻止する阻止部を備えると共に、該阻止部の下流側に前記阻止部よりやや小径の円柱部を連設し、更に、該円柱部の下流側に、前記イオン化空気取り出し口の傾斜内壁面の傾斜角度と同一傾斜角度で、下流側に行くに従い漸次小径に形成された傾斜周面部を連設して形成され、前記中空容器と蓋体間に前記中子を装置することにより、イオン化空気取り出し口における傾斜内壁面と中子の傾斜周面とで等間隔の隙間出口が形成され、且つ前記隙間出口は、前記傾斜内壁面における最小径部から上流側へ向けて、噴き出し方向の巾が1.5mm〜2.5mmで、且つ前記対面する傾斜内壁面と中子の傾斜周面部間の隙間間隔を、150μm〜500μmの範囲内に形成したことを特徴とするイオン発生装置。
  8. 請求項記載のイオン発生装置において、前記中空容器の下流側に、下流側に行くに従い漸次小径に形成された傾斜内壁面を備えると共に、該傾斜内壁面の下流端部に小径のイオン化空気取り出し口を開口して形成された蓋体が取付けられ、前記中子は、軟X線照射窓よりやや大径の、軟X線の直進性を阻止する阻止部を備えると共に、該阻止部の下流側に前記阻止部よりやや小径の円柱部を連設し、更に、該円柱部の下流側に、蓋体の傾斜内壁面の傾斜角度より小さい傾斜角度で、下流側に行くに従い漸次小径に形成された傾斜周面部を連設して形成され、前記中空容器と蓋体間に前記中子を装置することにより、イオン化空気取り出し口における傾斜内壁面と中子の傾斜周面とで隙間出口が形成され、且つ前記隙間出口は、前記傾斜内壁面における最小径部から上流側へ向けて、噴き出し方向の巾が1.5mm〜2.5mmで、且つ前記対面する傾斜内壁面と中子の傾斜周面部間の最小隙間間隔を、150μm〜500μmの範囲内に形成したことを特徴とするイオン発生装置。
  9. 請求項記載のイオン発生装置において、前記中空容器の下流側に、下流側へ行くに従い漸次小径に形成された傾斜内壁面を備えると共に、該傾斜内壁面の下流端部に小径のイオン化空気取り出し口を開口して形成された蓋体が取付けられ、前記中子は、軟X線照射窓よりやや大径の、軟X線の直進性を阻止する阻止部を備えると共に、該阻止部下流側に前記阻止部よりやや小径の円柱部を連設し、更に、該円柱部の下流側に、蓋体の傾斜内壁面の傾斜角度より大きい傾斜角度で、下流側へ行くに従い漸次小径に形成された傾斜周面部を連設して形成され、前記中空容器と蓋体間に前記中子を装置することにより、イオン化空気取り出し口における傾斜内壁面と中子の傾斜周面とで隙間出口が形成され、且つ前記隙間出口は、前記傾斜内壁面における最小径部から上流側へ向けて、噴き出し方向の巾が1.5mm〜2.5mmで、且つ前記対面する傾斜内壁面と中子の傾斜周面部間の最小隙間間隔を、150μm〜500μmの範囲内に形成したことを特徴とするイオン発生装置。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載のイオン発生装置において、中空容器に対して蓋体をスライド可能に取り付け、該蓋体をスライドさせることにより、隙間出口の隙間間隔を調整し、イオン化空気の噴き出し量を調整できるようにしたことを特徴とするイオン発生装置。
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