JP4849865B2 - 非エピ体カテキン類の製造方法 - Google Patents

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本発明は、エピ体カテキン類の異性化による非エピ体カテキン類の製造方法に関するものである。
茶葉中に多く含まれている非エピ体カテキン類、特にガロカテキンガレートには強いコレステロール吸収抑制作用の生理活性があることが報告されており、新たな機能性食品素材として注目されている。
茶葉または茶抽出物からガロカテキンガレートを製造する方法としては、
(1)水溶液中でpHまたは温度を調整して、エピガロカテキンガレートの熱異性化を促進する方法(非特許文献1)
(2)茶飲料製造時の加熱殺菌工程において、エピガロカテキンガレートの熱異性化反応を促進する方法(非特許文献2,3)
(3)茶葉または茶飲料をオートクレーブにより加熱、加圧処理することにより、エピガロカテキンガレートの熱異性化反応を促進する方法(非特許文献4)
等が知られている。
Preparation of epimers of tea catechins by heat treatment. Seto,-R.;Nakamura,-H.;Nanjo,-F.;Hara, Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry. Volume 61, Issue 9, September 1997, p.1434-1439. Journal of Food Composition and Analysis, Volume 17, Issue 5, October 2004, p.675-685 末松伸一ほか,「緑茶飲料缶詰の嗜好性に及ぼす飲用温度と成分の影響」,日本食品化学学会誌,1994年,41巻,p.272-276 「オートクレーブ処理した茶葉および茶ドリンクのカテキン成分」,日本食品化学学会誌,2004年9月,11巻,2号,p.99-102
しかしながら、上記(1)〜(3)の方法では、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率が最大で56%程度であり、異性化によって得られるガロカテキンガレートの収率および純度は高くなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、エピ体カテキン類から非エピ体カテキン類を簡便に高収率・高純度で得ることのできる非エピ体カテキン類の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、エピ体カテキン類を有機溶媒中で加熱することにより、前記エピ体カテキン類を異性化して非エピ体カテキン類とすることを特徴とする非エピ体カテキン類の製造方法を提供する
上記発明おいては、熱異性化により生じた非エピ体カテキン類が有機溶媒中にて安定化し、非エピ体カテキン類の酸化重合、加水分解、逆異性化反応等の化学変化が抑制されることにより、非エピ体カテキン類の残存率が高くなり、結果的に非エピ体カテキン類が高収率・高純度で得られると考えられる。
上記発明おいて、前記有機溶媒はアルコール類であることが好ましく前記アルコール類はメタノール、エタノールおよび2−プロパノールからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい
第2に本発明は、β−シクロデキストリン存在する溶媒中でエピ体カテキン類を加熱することにより、前記エピ体カテキン類を異性化して非エピ体カテキン類とすることを特徴とする非エピ体カテキン類の製造方法を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)においては、エピ体カテキン類の熱異性化によって生じた非エピ体カテキン類は、シクロデキストリン内部に包接され、エピ体カテキン類への逆異性化が防止されるため、異性化平衡は非エピ体カテキン類生成の方向へと移動し、その結果、非エピ体カテキン類が高収率・高純度で得られる。
上記発明(発明1)において、前記溶媒には、前記シクロデキストリンが溶解していることが好ましい(発明2)。また、上記発明(発明1,2)において、前記溶媒は水であることが好ましく(発明3)、その場合、前記溶媒中での加熱を、pH4.5〜7の条件下で行うことが好ましい(発明4)。
上記発明(発明1〜)においては、前記エピ体カテキン類がエピガロカテキンガレートであり、前記非エピ体カテキン類がガロカテキンガレートであることが好ましい(発明5)。本発明では、特にこの場合に熱異性化を効果的に行い、ガロカテキンガレートを高収率・高純度で得ることができる。
本発明の非エピ体カテキン類の製造方法によれば、エピ体カテキン類から非エピ体カテキン類を簡便に高収率・高純度で得ることができる。
本発明は、エピ体カテキン類を熱異性化して非エピ体カテキン類とすることにより、非エピ体カテキン類を製造するものである。エピ体カテキン類としては、エピカテキン(EC)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキンガレート(ECg)およびエピガロカテキンガレート(EGCg)が挙げられ、非エピ体カテキン類としては、カテキン(C)、ガロカテキン(GC)、カテキンガレート(Cg)およびガロカテキンガレート(GCg)が挙げられるが、本発明では、特にエピガロカテキンガレート(EGCg)を熱異性化してガロカテキンガレート(GCg)とすることが好ましく、特にその熱異性化を効果的に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態では、エピ体カテキン類を有機溶媒中で加熱することにより、エピ体カテキン類を異性化して非エピ体カテキン類とする。
非エピ体カテキン類は、有機溶媒中において、水溶液中と比較して安定であることから、上記のようにエピ体カテキン類を有機溶媒中で熱異性化すると、熱異性化により生じた非エピ体カテキン類が安定化し、非エピ体カテキン類の酸化重合、加水分解、逆異性化反応等の化学変化が抑制されて、非エピ体カテキン類の残存率が高くなり、結果として異性化率が高くなると考えられる。
有機溶媒としては、アルコール類、ケトン類、エステル類、エーテル類等を使用することができるが、中でもアルコール類を使用することが好ましい。アルコール類としては、メタノール、エタノール、エチレングリコール、グリセロール、プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、t−ブタノール等の炭素数1〜4のものを使用することができ、それらの中でもメタノール、エタノールおよび2−プロパノールが好ましく、特にエタノールが好ましい。有機溶媒としてエタノールを使用することにより、極めて高い異性化率を達成することができる。なお、上記アルコール類は、1種を単独で使用することもできるし、2種以上を混合して使用することもできる。
有機溶媒中におけるエピ体カテキン類の初期濃度は、0.1〜30質量%とすることが好ましく、特に0.1〜2質量%とすることが好ましい。エピ体カテキン類をかかる濃度に設定することにより、エピ体カテキン類を効率良く異性化することができる。
加熱温度は、80〜180℃が好ましく、特に100〜130℃が好ましい。加熱温度が上記範囲内にあることにより、エピ体カテキン類を効率良く異性化することができる。
加熱は、常圧加熱および加圧加熱のいずれをも含むものである。すなわち、熱異性化は常圧下で行ってもよいし、加圧下で行ってもよい。その圧力は、1×10〜6×10Paであることが好ましく、特に1×10〜3×10Paであることが好ましい。
加熱時間は、5〜180分であることが好ましく、特に60〜150分であることが好ましい。加熱時間が5分未満では、エピ体カテキン類を十分に異性化することができず、また、加熱時間が180分を超えると、エピ体カテキン類の異性化率が頭打ちになることが多い。
以上のようにしてエピ体カテキン類を異性化して非エピ体カテキン類が生成した反応溶液を、冷却後に水で希釈し、高速液体クロマトグラフィー等にかけることにより、非エピ体カテキン類を得ることができる。エピ体カテキン類の非エピ体カテキン類への異性化率は、70%以上となり得る。このようにして、本実施形態によれば、エピ体カテキン類から非エピ体カテキン類を簡便に高収率・高純度で得ることができる。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、シクロデキストリンが存在する溶媒中でエピ体カテキン類を加熱することにより、エピ体カテキン類を異性化して非エピ体カテキン類とする。
シクロデキストリンとしては、β−シクロデキストリン、分岐β−シクロデキストリンおよび化学修飾β−シクロデキストリンからなる群から選ばれる少なくとも1種のシクロデキストリンを使用する。化学修飾β−シクロデキストリンとしては、例えば、メチル化、ヒドロキシプロピル化、アセチル化されたβ−シクロデキストリン等が挙げられる。
上記シクロデキストリンは、非エピ体カテキン類を包接する性質を有するため、エピ体カテキン類の熱異性化によって生じた非エピ体カテキン類は、シクロデキストリン内部に包接され、エピ体カテキン類への逆異性化が防止される。そのため、この異性化平衡は、全体として非エピ体カテキン類生成の方向へと移動し、結果として非エピ体カテキン類を高い収率で得ることができる。
上記シクロデキストリンによる非エピ体カテキン類の包接を効率良く行うためにも、シクロデキストリンは溶媒に溶解していることが好ましい。シクロデキストリンが溶解可能な溶媒としては、水、アセトン、ピリジン、テトラヒドロフラン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジメチルスルホキシド、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド等が挙げられるが、特に、安全性や環境への負荷の点から水が好ましい。
溶媒中におけるシクロデキストリンの量は、エピ体カテキン類の初期量に対して0.1倍モル〜10倍モルであることが好ましく、特に等モル〜5倍モルであることが好ましい。シクロデキストリンの量がエピ体カテキン類の0.1倍モル未満であると、十分な量の非エピ体カテキン類を包接できないおそれがあり、また、シクロデキストリンの量がエピ体カテキン類の10倍モルを超えると、エピ体カテキン類の異性化率は頭打ちになることが多い。
溶媒として水を使用する場合には、上記エピ体カテキン類の熱異性化をpH4.5〜7の条件下で行うことが好ましく、特にpH5〜6の条件下で行うことが好ましい。かかるpHの調整は、例えば、Mcllvain緩衝液、ホウ酸緩衝液、クエン酸緩衝液等を使用して行うことができる。ただし、純水にエピ体カテキン類を後述する濃度で溶解させると、pH4.8〜5.5を示すため、溶媒として純水を使用することもできる。
溶媒中におけるエピ体カテキン類の初期濃度は、0.1〜20質量%とすることが好ましく、特に0.5〜2質量%とすることが好ましい。エピ体カテキン類をかかる濃度に設定することにより、エピ体カテキン類を効率良く異性化することができる。
加熱温度は、80〜180℃が好ましく、特に100〜130℃が好ましい。加熱温度が上記範囲内にあることにより、エピ体カテキン類を効率良く異性化することができる。
加熱は、常圧加熱および加圧加熱のいずれをも含むものである。すなわち、熱異性化は常圧下で行ってもよいし、加圧下で行ってもよい。その圧力は、1×10〜6×10Paであることが好ましく、特に1×10〜3×10Paであることが好ましい。
加熱時間は、5〜120分であることが好ましく、特に30〜90分であることが好ましい。加熱時間が5分未満では、エピ体カテキン類を十分に異性化することができず、また、加熱時間が120分を超えると、エピ体カテキン類の異性化率が頭打ちになることが多い。
以上のようにしてエピ体カテキン類を異性化して非エピ体カテキン類が生成した反応溶液を、冷却後に水で希釈し、高速液体クロマトグラフィー等にかけることにより、非エピ体カテキン類を得ることができる。エピ体カテキン類の非エピ体カテキン類への異性化率は、70%以上となり得る。このようにして、本実施形態によれば、エピ体カテキン類から非エピ体カテキン類を簡便に高収率・高純度で得ることができる。
以下、実施例等により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例等に限定されるものではない。
〔実施例1〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含む水溶液5mLに、β−シクロデキストリン61.95mgを添加した。得られた水溶液のpHは5.4であった。この水溶液を反応容器に供給して密封し、120℃で90分間加熱した。このとき、反応容器内の圧力は1.2×10Paであった。
その後室温まで冷却し、水で希釈したものを試料とし、HPLC分析を行った。HPLC分析の条件および使用器具は以下の通りであった。
・カラム:YMC社製 J'sphere ODS−H80 φ4.6×250mm
・カラム温度:40℃
・移動相:
A相 アセトニトリル:水:リン酸=5:94.9:0.1
B相 アセトニトリル:水:リン酸=50:49.9:0.1によるグラジェント溶出法
・流速:1mL/min
・注入量:10μL
・検出:UV280nm
・グラジェントプログラム:表1参照
・試料の定量:試料5mLを50mL容メスフラスコに入れ、蒸留水で定容した後、0.45μmメンブレンフィルターで濾過した。その試料10μLを高速液体クロマトグラフに注入し、標準試液(各カテキン標準品を蒸留水で10〜100ppmに3段階で希釈したもの)を使用した3点検量線法により定量した。
Figure 0004849865
HPLC分析の結果に基づいて、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率(反応後の総カテキン量に占めるガロカテキンガレートの比率)を算出した。結果を表2に示す。
〔比較例1〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含む水溶液5mL(pH5.4)に対して実施例1と同様の処理を行い、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表2に示す。
〔比較例2〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含む水溶液5mLに、α−シクロデキストリン61.95mgを添加した。得られた水溶液のpHは5.4であった。この水溶液に対して実施例1と同様の処理を行い、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表2に示す。
〔比較例3〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含む水溶液5mLに、γ−シクロデキストリン61.95mgを添加した。得られた水溶液のpHは5.4であった。この水溶液に対して実施例1と同様の処理を行い、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表2に示す。
Figure 0004849865
表2から分かるように、β−シクロデキストリンを添加した場合には、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率は極めて高かった。
〔実施例2〕
10mLスクリューキャップ付き試験管にエピガロカテキンガレート0.01mmolおよびβ−シクロデキストリン0.01〜0.10mmolを投入し、Mcllvain緩衝液(pH5.4)5mLを加えて完全に溶解させ、得られた水溶液を120℃で30分間加熱した。このとき、試験管内の圧力は1.2×10Paであった。反応液を室温まで冷却し、純水で20倍に希釈した後、実施例1と同様にしてHPLC分析を行い、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表3に示す。
〔比較例4〕
β−シクロデキストリンを投入しない以外、実施例2と同様の処理を行い、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表3に示す。
Figure 0004849865
表3から分かるように、β−シクロデキストリンの添加量が増加するに伴って、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率が向上するが、β−シクロデキストリンの添加量がエピガロカテキンガレートの5倍モル程度で頭打ちになったと考えられる。
〔実施例3〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含むエタノール溶液5mLを反応容器に供給して密封し、120℃で30−180分間加熱した。このとき、反応容器内の圧力は1.2×10Paであった。その後室温まで冷却し、水で希釈してから、実施例1と同様にしてHPLC分析を行った。
HPLC分析の結果に基づいて、各反応時間毎のエピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表4に示す。
〔実施例4〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含むメタノール溶液5mLに対して実施例2と同様の処理を行い、各反応時間毎のエピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表4に示す。
〔実施例5〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含む2−プロパノール溶液5mLに対して実施例2と同様の処理を行い、各反応時間毎のエピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表4に示す。
〔比較例5〕
エピガロカテキンガレート5.0mgを含む水溶液5mLに対して実施例2と同様の処理を行い、各反応時間毎のエピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率を算出した。結果を表4に示す。
Figure 0004849865
表4から分かるように、溶媒としてエタノール、メタノールまたは2−プロパノールを使用した場合には、溶媒として水を使用した場合と比較して、エピガロカテキンガレートからガロカテキンガレートへの異性化率が高かった。
本発明は、非エピ体カテキン類、特にコレステロール吸収抑制作用を有するガロカテキンガレートを簡便に高収率で製造するのに有用である。

Claims (5)

  1. β−シクロデキストリン存在する溶媒中でエピ体カテキン類を加熱することにより、前記エピ体カテキン類を異性化して非エピ体カテキン類とすることを特徴とする非エピ体カテキン類の製造方法。
  2. 前記溶媒には、前記シクロデキストリンが溶解していることを特徴とする請求項1に記載の非エピ体カテキン類の製造方法。
  3. 前記溶媒が水であることを特徴とする請求項1または2に記載の非エピ体カテキン類の製造方法。
  4. 前記溶媒中での加熱を、pH4.5〜7の条件下で行うことを特徴とする請求項3に記載の非エピ体カテキン類の製造方法。
  5. 前記エピ体カテキン類がエピガロカテキンガレートであり、前記非エピ体カテキン類がガロカテキンガレートであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非エピ体カテキン類の製造方法。
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