JP4849476B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4849476B2
JP4849476B2 JP2007254528A JP2007254528A JP4849476B2 JP 4849476 B2 JP4849476 B2 JP 4849476B2 JP 2007254528 A JP2007254528 A JP 2007254528A JP 2007254528 A JP2007254528 A JP 2007254528A JP 4849476 B2 JP4849476 B2 JP 4849476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
power supply
relay
variable valve
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007254528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009085067A (ja
Inventor
憲一 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2007254528A priority Critical patent/JP4849476B2/ja
Publication of JP2009085067A publication Critical patent/JP2009085067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4849476B2 publication Critical patent/JP4849476B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

本発明は、エンジンの制御装置に関し、詳しくは、エンジンの吸・排気バルブのリフト特性を変更する可変動弁機構を制御する可変動弁コントロールユニット、及び、可変動弁コントロールユニットとは独立したエンジンコントロールユニットを含む制御装置に関する。
従来から、エンジンの吸・排気バルブのリフト特性を変更する可変動弁機構として、電動モータや電磁アクチュエータ等の電気的駆動手段(電気式アクチュエータ)を用いるものが知られている。
例えば、特許文献1には、ロッカアームと接触してロッカアームの支点を形成するレバーと、このレバーに係合してその揺動位置を変化させることによりロッカアームの支点を変化させて吸・排気弁のリフト特性を可変制御するリフト制御カムと、このリフト制御カムを機関運転条件に応じた所定の回転位置に回動するモータとを備える動弁制御装置が開示されている。
前記特許文献1の動弁制御装置では、前記モータの駆動回路にDC/DCコンバータを介して電源としてのバッテリを接続し、前記DC/DCコンバータを制御することで前記モータへの出力電圧を制御するようになっている。
特開昭62−159709号公報
ところで、可変動弁機構の制御では、エンジンキーのオフ後に、可変動弁機構に関わる各種学習値をEEPROMに書き込んだり、始動時のリフト特性に駆動したりする処理を行う必要が生じる場合がある。
一方、エンジンコントロールユニットとは独立して、可変動弁機構を制御する機能を持つ専用のコントロールユニットを設ける場合、係る専用のコントロールユニットにおいては、前述のように、キーオフ後における各種の処理を実現させるために、キーオフ後における電源供給の継続が要求されることになる。
本発明は上記実情に鑑みなされたものであり、エンジンコントロールユニットとは独立に設けた、可変動弁機構を制御するコントロールユニットにおいて、キーオフ後に電源供給を継続させて各種の処理を実行できるようにすることを目的とする。
そのため、本願発明は、エンジンの吸・排気バルブのリフト特性を変更する可変動弁機構の電気的駆動手段の駆動回路、前記電気的駆動手段の操作量を演算する第1演算部、及び、第1リレー駆動回路を備えた可変動弁コントロールユニットと、前記可変動弁コントロールユニットとは独立して設けられ、第2演算部、及び、第2リレー駆動回路を備えたエンジンコントロールユニットと、前記第1リレー駆動回路によって駆動され、前記駆動回路への電源供給を行う第1電源リレーと、前記第2リレー駆動回路によって駆動され、前記第1演算部及び第2演算部への電源供給を行う第2電源リレーと、を備え、前記可変動弁コントロールユニットが、キーオフ後の処理の完了した状態で、前記エンジンコントロールユニットに対して前記第2電源リレーのオフを許可する電源供給停止許可信号を送信すると共に、前記第1電源リレーをオフして前記駆動回路への電源供給を遮断するようにした。
上記発明によると、可変動弁コントロールユニットにおけるキーオフ後の処理が完了してから、電源供給停止許可信号が出力され、エンジンコントロールユニットによって電源遮断が行われる。従って、可変動弁コントロールユニットにおけるキーオフ後の処理が完了する前に、エンジンコントロールユニットによって電源遮断されてしまうことを防止できる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本願発明に係るエンジンの制御装置の実施形態を示す。
可変動弁コントロールユニット(第1コントロールユニット)200は、後述する可変動弁機構の電気的駆動手段である電動モータ300を駆動制御するものであり、電源IC201、前記電源IC201から電源供給を受けるマイコン(第1演算部)202、前記電動モータ300の駆動回路203、リレー駆動回路(第1リレー駆動回路)204、ネットワークドライバ(通信回路)205を含んで構成される。
前記マイコン(マイクロコンピュータ)202は、CPU,RAM,ROM,I/Oなどを含んで構成される。
前記リレー駆動回路204は、前記マイコン202からの制御信号に応じて、外部に設けられるモータ電源リレー(第1電源リレー)301を駆動するための回路であり、前記リレー駆動回路204によってモータ電源リレー301がオンされると、モータ電源リレー301を介して電源としてバッテリ303とモータ駆動回路203とが接続され、モータ駆動回路203に電源が供給され、前記リレー駆動回路204によってモータ電源リレー301がオフされると、電源としてバッテリ303とモータ駆動回路203との接続が断たれ、モータ駆動回路203への電源供給が遮断される。
尚、可変動弁コントロールユニット200に上記以外の回路が含まれ、かつ、その回路に前記電源IC201から電源供給される構成とすることができる。
図2及び図3は、前記電動モータ300を電気的駆動手段として用いる可変動弁機構の一例を示す。
図2及び図3に示す可変動弁機構112は、エンジンの吸気バルブ及び/又は排気バルブのバルブリフト量を作動角と共に連続的に変化させる機構であり、以下では、吸気バルブのバルブリフト量の可変に用いる場合を示す。
図2において、吸気バルブ105の上方に、クランクシャフト120によって回転駆動される吸気駆動軸3が、エンジンの気筒列方向に沿って回転可能に支持されている。
前記吸気駆動軸3には、吸気バルブ105のバルブリフタ105aに当接して吸気バルブ105を開閉駆動する揺動カム4が相対回転可能に外嵌されている。
前記吸気駆動軸3と揺動カム4との間に、吸気バルブ105の作動角及びバルブリフト量を連続的に変更するための可変動弁機構112が設けられている。
前記可変動弁機構112は、図2及び図3に示すように、吸気駆動軸3に偏心して固定的に設けられる円形の駆動カム11(駆動偏心軸部)と、この駆動カム11に相対回転可能に外嵌するリング状リンク12(第1リンク)と、吸気駆動軸3と略平行に気筒列方向へ延びる制御軸13と、この制御軸13に偏心して固定的に設けられた円形の制御カム14(制御偏心軸部)と、この制御カム14に相対回転可能に外嵌すると共に、一端がリング状リンク12の先端に連結されたロッカアーム15と、このロッカアーム15の他端と揺動カム4とに連結されたロッド状リンク16(第2リンク)と、を有している。
前記制御軸13は、前記電動モータ300によりギア列18を介して回転駆動される。
上記の構成により、クランクシャフト120に連動して吸気駆動軸3が回転すると、駆動カム11を介してリング状リンク12がほぼ並進移動すると共に、ロッカアーム15が制御カム14の軸心周りに揺動し、ロッド状リンク16を介して揺動カム4が揺動して吸気バルブ105が開閉駆動される。
また、前記電動モータ300を駆動制御して制御軸13の角度位置を変化させることにより、ロッカアーム15の揺動中心となる制御カム14の軸心位置が変化して揺動カム4の姿勢が変化する。
これにより、吸気バルブ105の作動角の中心位相が略一定のままで、吸気バルブ105の作動角及びバルブリフト量が連続的に増減変化する。
前記可変動弁コントロールユニット200(マイコン202)には、前記制御軸13の回転角度を検出する角度センサ133からの検出信号が入力され、目標のリフト量に対応する目標角度位置に前記制御軸13を回動させるべく、前記角度センサ133の検出結果に基づいてモータ制御信号(操作量)を演算し、前記モータ駆動回路203を制御する。
尚、電気的駆動手段を用いる可変動弁機構は、前述の可変動弁機構112に限定されるものではなく、電動モータや電磁アクチュエータ等の電気的駆動手段を用いて、エンジンの吸・排気バルブのリフト特性(バルブリフト量、作動角、開閉時期)を変更する可変動弁機構に広く適用できる。
例えば、特開2004−270606号公報に開示されるような、電磁ブレーキによる制動力の付与によって、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を可変とし、吸・排気バルブのバルブタイミングを可変とする可変動弁機構にも適用可能である。
上記のように、可変動弁機構112は、前記可変動弁コントロールユニット200によって駆動制御されるが、エンジンにおける燃料噴射量の制御、即ち、空燃比操作量は、エンジンコントロールユニット400によって行われるようになっている。
前記エンジンコントロールユニット(第2コントロールユニット)400は、前記可変動弁コントロールユニット200とは独立に設けられ、電源IC401、前記電源IC401から電源供給を受けるマイコン(第2演算部)402、リレー駆動回路403、ネットワークドライバ(通信回路)404を含んで構成される。
前記マイコン(マイクロコンピュータ)402は、CPU,RAM,ROM,I/Oなどを含んで構成される。
前記ネットワークドライバ205及びネットワークドライバ404によって、可変動弁コントロールユニットとエンジンコントロールユニット400との間における相互通信が可能になっている。
尚、前記リレー駆動回路403は、第2リレー駆動回路に相当する。
また、エンジンコントロールユニット400に上記以外の回路が含まれ、かつ、その回路に前記電源IC401から電源供給される構成とすることができる。
前記リレー駆動回路403は、前記マイコン402からの制御信号に応じて、外部に設けられるユニット電源リレー304を駆動するための回路であり、前記リレー駆動回路403によってユニット電源リレー304がオンされると、ユニット電源リレー304を介して電源としてバッテリ303と各コントロールユニット200,400の電源IC201,401とがそれぞれ接続され、各コントロールユニット200,400のマイコン202,402に電源が供給され、前記リレー駆動回路403によってユニット電源リレー304がオフされると、電源としてバッテリ303と各コントロールユニット200,400の電源IC201,401との接続が断たれ、各コントロールユニット200,400のマイコン202,402への電源供給が遮断される。
前記ユニット電源リレー304は、第2電源リレーに相当する。
前記各電源IC201,401には、前記ユニット電源リレー304を介してバッテリ電源が供給されると共に、エンジンキースイッチを介してバッテリ電源が供給されるようになっている。
エンジンコントロールユニット400は、エンジンキースイッチがオンされて電源が供給されるようになると、前記リレー駆動回路403によりユニット電源リレー304をオンさせて、キースイッチのオフ後も、電源供給状態を維持できるようにし、キースイッチのオフ後に所定の処理(学習値のバックアップや各種の診断処理など)を行うと、前記ユニット電源リレー304をオフして電源供給を自ら断つ、セルフシャットオフを行う。
尚、前記キースイッチのオフ後に所定の処理として、前記エンジンコントロールユニット400においては、スロットルセンサの基準位置学習の実施や該学習結果のバックアップ処理などがあり、可変動弁コントロールユニット200においては、角度センサ133の基準位置学習の実施や該学習結果のバックアップ処理などがある。
そして、エンジンコントロールユニット400が、前記ユニット電源リレー304をオフするセルフシャットオフを実行すると、同時に、可変動弁コントロールユニット200への電源供給も遮断されることになるが、可変動弁コントロールユニット200においても、キースイッチのオフ後に電源供給が継続されることになり、係る電源供給が継続されている間に、所定の処理(学習値のバックアップや始動時に適合するリフト特性への駆動など)を行うことができる。
従って、可変動弁コントロールユニット200側でのキーオフ後の処理を可能にしつつ、可変動弁コントロールユニット200側には、セルフシャットオフ用のリレー駆動回路が不要であり、システムの簡素化、コスト削減を図ることが可能となる。
ここで、エンジンコントロールユニット400におけるキーオフ後の処理に要する時間が、可変動弁コントロールユニット200におけるキーオフ後の処理に要する時間よりも長い場合には、エンジンコントロールユニット400は、自らのキーオフ後処理の完了に基づいて前記ユニット電源リレー304をオフすれば、その時点では、可変動弁コントロールユニット200におけるキーオフ後の処理が既に完了していることになるので、各コントロールユニット200,400におけるキーオフ後の処理が共に完了してから電源供給が遮断されることになる。
しかし、逆に、エンジンコントロールユニット400におけるキーオフ後の処理に要する時間が、可変動弁コントロールユニット200におけるキーオフ後の処理に要する時間よりも短いと、エンジンコントロールユニット400が、自らのキーオフ後処理の完了に基づいて前記ユニット電源リレー304を直ちにオフしてしまうと、可変動弁コントロールユニット200側のキーオフ後処理の途中で、可変動弁コントロールユニット200(マイコン202)への電源供給が断たれることになってしまう。
可変動弁コントロールユニット200におけるキーオフ後の処理に要する時間が長くなる場合としては、可変動弁機構112のしぶり等によって、角度センサ133の基準位置の学習が時間内に終了しない場合などがある。
そこで、本実施形態では、前記ネットワークドライバ205,404を用いたエンジンコントロールユニット400と可変動弁コントロールユニット200との間の相互通信によって、可変動弁コントロールユニット200がキーオフ後の処理を完了すると、ユニット電源リレー304のオフを許可する電源供給停止許可信号をエンジンコントロールユニット400側に送信し、エンジンコントロールユニット400では、自身のキーオフ後処理が完了していて、かつ、前記電源供給停止許可信号を受信していることを条件に、ユニット電源リレー304のオフ(セルフシャットオフ)を実行するようにしてある。
図4は、前記可変動弁コントロールユニット200におけるキーオフ後の処理を示し、ステップS501でエンジンキースイッチ(イグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判断し、キーオフされると、ステップS502へ進む。
ステップS502では、学習値のバックアップや始動時に適合するリフト特性への駆動などのキーオフ後の所定処理(終了シーケンス)を実行し、ステップS503では、前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了したか否かを判断する。
前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了すると、ステップS504へ進み、エンジンコントロールユニット400に対して、ユニット電源リレー304のオフ(セルフシャットオフ)を許可する電源供給停止許可信号を送信し、更に、ステップS505では、モータ駆動リレー301をオフして、モータ駆動回路203への電源供給を遮断する。
図5は、エンジンコントロールユニット400におけるキーオフ後の処理を示し、ステップS601でエンジンキースイッチ(イグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判断し、キーオフされると、ステップS602へ進む。
ステップS602では、学習値のバックアップや故障診断などのキーオフ後の所定処理(終了シーケンス)を実行し、ステップS603では、前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了したか否かを判断する。
前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了すると、ステップS604では、可変動弁コントロールユニット200側からの電源供給停止許可信号を受信しているか否かを判断し、前記電源供給停止許可信号を受信していれば、ステップS605へ進み、前記ユニット電源リレー304をオフし、セルフシャットオフを実行すると共に、可変動弁コントロールユニット200(マイコン202)側への電源供給も遮断する。
尚、エンジンコントロールユニット400におけるキーオフ後の処理に要する時間が、可変動弁コントロールユニット200におけるキーオフ後の処理に要する時間よりも確実に長い場合には、前記電源供給停止許可信号の送受信、及び、電源供給停止許可信号の受信確認を省略し、エンジンコントロールユニット400が、自身のキーオフ後処理を完了した時点でユニット電源リレー304をオフするようにできる。
図6は、エンジンの制御装置の別の例を示す。
可変動弁コントロールユニット(第1コントロールユニット)200は、前述した可変動弁機構の電気的駆動手段である電動モータ300を駆動制御するものであり、前記実施形態と同様に、電源IC201、前記電源IC201から電源供給を受けるマイコン(第1演算部)202、前記電動モータ300のモータ駆動回路203、該モータ駆動回路203への電源供給をオン・オフするモータ電源リレー(第1電源リレー)301を駆動するリレー駆動回路(第1リレー駆動回路)204、ネットワークドライバ205を備えると共に、前記実施形態に対して追加された回路として、リレー駆動回路206を備えている。
前記リレー駆動回路206は、前記マイコン202からの制御信号に応じて、外部に設けられる可変動弁側電源リレー305を駆動するための回路であり、前記リレー駆動回路206によって可変動弁側電源リレー305がオンされると、可変動弁側電源リレー305を介して電源としてバッテリ303と電源IC201とが接続され、マイコン202に電源が供給され、前記リレー駆動回路206によって可変動弁側電源リレー305がオフされると、電源としてバッテリ303と電源IC201との接続が断たれ、マイコン202への電源供給が遮断される。
前記可変動弁側電源リレー305は、第2電源リレーに相当し、前記リレー駆動回路206は、第2リレー駆動回路に相当する。
上記のように、可変動弁側電源リレー305及びリレー駆動回路206を設けたことで、可変動弁コントロールユニット200は、独自にセルフシャットオフを行えるようになっている。
一方、前記エンジンコントロールユニット(第2コントロールユニット)400は、前記可変動弁コントロールユニット200とは独立に設けられ、前記実施形態と同様に、電源IC401、前記電源IC401から電源供給を受けるマイコン(第2演算部)402、リレー駆動回路403、ネットワークドライバ404を含んで構成されるが、リレー駆動回路403が駆動する電源リレーの構成が前記実施形態と異なる。
即ち、前記リレー駆動回路403は、前記マイコン402からの制御信号に応じて、外部に設けられるエンジン側電源リレー306を駆動するための回路であり、前記リレー駆動回路403によってエンジン側電源リレー306がオンされると、エンジン側電源リレー306を介して電源としてバッテリ303と電源IC401とが接続され、マイコン402に電源が供給され、前記リレー駆動回路403によってエンジン側電源リレー306がオフされると、電源としてバッテリ303と電源IC401との接続が断たれ、マイコン402への電源供給が遮断される。
即ち、前記実施形態では、エンジンコントロールユニット400のセルフシャットオフ手段によって、可変動弁コントロールユニット200への電源供給が同時に遮断されるようにしたが、図6に示す制御装置では、エンジンコントロールユニット400及び可変動弁コントロールユニット200がそれぞれ独自にセルフシャットオフ手段を備え、相互に独立してセルフシャットオフを行えるようにしてある。
図6に示した制御装置においても、前記各電源IC201,401には、前記可変動弁側電源リレー305,エンジン側電源リレー306を介してバッテリ電源が供給されると共に、エンジンキースイッチを介してバッテリ電源が供給されるようになっている。
エンジンコントロールユニット400は、エンジンキースイッチがオンされて電源が供給されるようになると、前記リレー駆動回路403によりエンジン側電源リレー306をオンさせて、キースイッチのオフ後も、電源供給状態を維持できるようにし、キースイッチのオフ後に所定の処理(学習値のバックアップや各種の診断処理など)を行うと、前記エンジン側電源リレー306をオフして電源供給を自ら断つ、セルフシャットオフを行う。
一方、可変動弁コントロールユニット200も、エンジンキースイッチがオンされて電源が供給されるようになると、前記リレー駆動回路206により可変動弁側電源リレー305をオンさせて、キースイッチのオフ後も、電源供給状態を維持できるようにし、キースイッチのオフ後に所定の処理(学習値のバックアップや始動時に適合するリフト特性への駆動など)を行うと、前記可変動弁側電源リレー305をオフして電源供給を自ら断つ、セルフシャットオフを行う。
ここで、前記エンジンコントロールユニット400は、前記エンジン側電源リレー306をオフしてセルフシャットオフを行う直前、又は、キーオフ後に前述の学習処理や各種診断が終了し、可変動弁コントロールユニット200との間での送受信(通信)が不要となった時点で、可変動弁コントロールユニット200に対して電源供給停止要求信号を送信する。
可変動弁コントロールユニット200は、キースイッチのオフ後の所定処理が完了し、前記電源供給停止要求信号を受信している場合に、可変動弁側電源リレー305をオフしてセルフシャットオフを行う。
上記のように、可変動弁コントロールユニット200が、エンジンコントロールユニット400からの電源供給停止要求信号を受信していることを条件にセルフシャットオフを実行するようにすれば、例えば、エンジンコントロールユニット400のキーオフ後の処理において、可変動弁コントロールユニット200からのデータ送信を必要とする場合に、必要なデータの送受信が完了する前に、可変動弁コントロールユニット200側がセルフシャットオフしてしまうことを防止できる。
また、エンジンコントロールユニット400が、キーオフ後に可変動弁コントロールユニット200との間での送受信が不要となった時点で電源供給停止要求信号を送信するようにすれば、エンジンコントロールユニット400が電源供給状態を維持する場合であって、可変動弁コントロールユニット200では、独立してセルフシャットオフを実行でき、キーオフ後の電力消費を低減し、バッテリの負担を軽減できる。
図7は、図6に示した可変動弁コントロールユニット200におけるキーオフ後の処理を示し、ステップS701でエンジンキースイッチ(イグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判断し、キーオフされると、ステップS702へ進む。
ステップS702では、学習値のバックアップや始動時に適合するリフト特性への駆動などのキーオフ後の所定処理(終了シーケンス)を実行し、ステップS703では、前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了したか否かを判断する。
前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了すると、ステップS704では、エンジンコントロールユニット400側からの電源供給停止要求信号を受信したか否かを判断する。
そして、エンジンコントロールユニット400側からの電源供給停止要求信号を受信している場合には、ステップS705へ進んで、リレー駆動回路204によってモータ電源リレー301をオフすると共に、リレー駆動回路206によって可変動弁側電源リレー305をオフし、セルフシャットオフを実行する。
図8は、図6に示したエンジンコントロールユニット400におけるキーオフ後の処理を示し、ステップS801でエンジンキースイッチ(イグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判断し、キーオフされると、ステップS802へ進む。
ステップS802では、学習値のバックアップや故障診断などのキーオフ後の所定処理(終了シーケンス)を実行し、ステップS803では、前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了したか否かを判断する。
前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了すると、ステップS804では、可変動弁コントロールユニット200へ電源供給停止要求信号を送信し、続いて、ステップS805では、リレー駆動回路403によってエンジン側電源リレー306をオフして、セルフシャットオフを実行する。
図9は、図6に示したエンジンコントロールユニット400におけるキーオフ後処理の別の例を示し、ステップS901でエンジンキースイッチ(イグニッションスイッチ)がオフされたか否かを判断し、キーオフされると、ステップS902へ進む。
ステップS902では、学習値のバックアップや故障診断などのキーオフ後の所定処理(終了シーケンス)を実行し、ステップS903では、前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了したか否かを判断する。
前記キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了していない場合には、ステップS904へ進み、可変動弁コントロールユニット200へ電源供給停止要求信号を送信したときに1がセットされるフラグFの判定を行う。
前記フラグFが0で可変動弁コントロールユニット200へ電源供給停止要求信号を送信していない場合には、ステップS905へ進み、可変動弁コントロールユニット200との間におけるデータの送受信(通信)が必要であるか否かを判断し、前記データ送受信が不要であれば、ステップS906へ進んで、可変動弁コントロールユニット200へ電源供給停止要求信号を送信し、続いて、ステップS907では、前記フラグFに1をセットする。
フラグFに1をセットすると、ステップS903からステップS904へ進んだときに、フラグF=1であると判断されることで、ステップS905〜ステップS907を迂回して、ステップS902に戻ることになる。
即ち、エンジンコントロールユニット400におけるキーオフ後の所定処理を行っている途中で、可変動弁コントロールユニット200との間におけるデータの送受信(通信)が不要になると、その時点で電源供給停止要求信号を可変動弁コントロールユニット200へ送信して、可変動弁コントロールユニット200側でのセルフシャットオフを許可する。
一方、ステップS903で、キーオフ後の所定処理(終了シーケンス)が完了したと判断されると、ステップS908へ進み、前記フラグFに1がセットされているか否かを判断する。
そして、フラグF=0であって電源供給停止要求信号を可変動弁コントロールユニット200へ送信していない場合には、終了シーケンスの完了によって可変動弁コントロールユニット200との間におけるデータの送受信が不要になったものと判断し、ステップS909へ進んで可変動弁コントロールユニット200へ電源供給停止要求信号を送信し、続いて、ステップS910で、リレー駆動回路403によってエンジン側電源リレー306をオフして、セルフシャットオフを実行する。
一方、ステップS908でフラグF=1であると判断された場合には、終了シーケンスの途中で、可変動弁コントロールユニット200への電源供給停止要求信号の送信が済んでいることになるので、ステップS909を迂回してステップS910へ進み、リレー駆動回路403によってエンジン側電源リレー306をオフして、セルフシャットオフを実行する。
本願発明の実施形態を示す回路図。 実施形態における可変動弁機構を示す斜視図。 図2に示す可変動弁機構の要部側面図。 実施形態における可変動弁コントロールユニット側のキーオフ処理を示すフローチャート。 実施形態におけるエンジンコントロールユニット側のキーオフ処理を示すフローチャート。 エンジンの制御装置の別の例を示す回路図。 図6の可変動弁コントロールユニットでのキーオフ処理を示すフローチャート。 図6のエンジンコントロールユニットでのキーオフ処理を示すフローチャート。 図6のエンジンコントロールユニットでのキーオフ処理の別の例を示すフローチャート。
符号の説明
200…可変動弁コントロールユニット、201…電源IC、203…マイコン、203…モータ駆動回路、204…リレー駆動回路、205…ネットワークドライバ、300…電動モータ、301…モータ電源リレー、303…バッテリ、304…ユニット電源リレー、305…可変動弁側電源リレー、306…エンジン側電源リレー、400…エンジンコントロールユニット、401…電源IC、402…マイコン、403…リレー駆動回路、404…ネットワークドライバ

Claims (2)

  1. エンジンの吸・排気バルブのリフト特性を変更する可変動弁機構の電気的駆動手段の駆動回路、前記電気的駆動手段の操作量を演算する第1演算部、及び、第1リレー駆動回路を備えた可変動弁コントロールユニットと、
    前記可変動弁コントロールユニットとは独立して設けられ、第2演算部、及び、第2リレー駆動回路を備えたエンジンコントロールユニットと、
    前記第1リレー駆動回路によって駆動され、前記駆動回路への電源供給を行う第1電源リレーと、
    前記第2リレー駆動回路によって駆動され、前記第1演算部及び第2演算部への電源供給を行う第2電源リレーと、
    を備え、
    前記可変動弁コントロールユニットが、キーオフ後の処理の完了した状態で、前記エンジンコントロールユニットに対して前記第2電源リレーのオフを許可する電源供給停止許可信号を送信すると共に、前記第1電源リレーをオフして前記駆動回路への電源供給を遮断する、エンジンの制御装置。
  2. 前記エンジンコントロールユニットが、自身のキーオフ後の処理が完了していて、かつ、前記可変動弁コントロールユニットから前記電源供給停止許可信号を受信した場合に、前記2電源リレーをオフする、請求項1記載のエンジンの制御装置。
JP2007254528A 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの制御装置 Active JP4849476B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007254528A JP4849476B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007254528A JP4849476B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011168546A Division JP5081319B2 (ja) 2011-08-01 2011-08-01 エンジンのコントロールシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009085067A JP2009085067A (ja) 2009-04-23
JP4849476B2 true JP4849476B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=40658805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007254528A Active JP4849476B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 エンジンの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4849476B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101791341B1 (ko) 2016-05-25 2017-10-27 주식회사 현대케피코 엔진시동오프 시 연속 가변 밸브 듀레이션 제어방법 및 장치
JP7240228B2 (ja) * 2019-04-02 2023-03-15 スズキ株式会社 内燃機関の制御装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159709A (ja) * 1986-01-07 1987-07-15 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の動弁制御装置
JP4506493B2 (ja) * 2005-02-08 2010-07-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP4525579B2 (ja) * 2005-12-07 2010-08-18 トヨタ自動車株式会社 内燃機関のバルブ特性制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009085067A (ja) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7765041B2 (en) Electronic control apparatus for vehicle and diagnosing method thereof
CN100516472C (zh) 可变气门系统
JP4151602B2 (ja) 可変動弁機構の基準位置学習装置
CN110043383B (zh) 车辆用驱动机构的控制装置以及控制方法
US9410492B2 (en) Engine start control device
JP2015508352A (ja) 位置制御装置を備えた車両の触覚式アクセルペダルの制御方法及び制御装置
JP4849476B2 (ja) エンジンの制御装置
JP2006161631A (ja) 可変動弁機構の制御装置及び制御方法
JP5081319B2 (ja) エンジンのコントロールシステム
JP4855568B2 (ja) 駆動装置のプロセス制御方法及びその装置
JP4094296B2 (ja) 電子制御スロットル装置
JP2006220078A (ja) 可変動弁機構の制御装置
JP6979930B2 (ja) 可変圧縮比機構の制御装置
JPH10121998A (ja) スロットル弁の制御装置
JP4082487B2 (ja) 電子スロットル制御装置
WO2024070634A1 (ja) アクセル装置
JP2004100469A (ja) 内燃機関のスロットル弁制御装置
JP2009299655A (ja) 内燃機関の動弁システム
JP2004092550A (ja) 車載内燃機関のスロットル制御装置
JP2009281359A (ja) 内燃機関の制御装置
JP5848661B2 (ja) スロットル弁駆動装置の制御装置
JP2016128310A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2017106387A (ja) 電子制御スロットル装置およびスロットル制御方法
JP2000161112A (ja) 電子制御スロットル弁の制御装置
JP6725969B2 (ja) 電子制御スロットル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090925

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090925

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4849476

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250