JP4848916B2 - クランプ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエハを収容するFOUPを載置台に固定するためのクランプ機構に関する。
クリーンルームにおいて、電子デバイス用のウエハを収容して搬送したり、保管したりするためにFOUP(Front Open Unified Pod)が用いられる。FOUPの内部を半導体製造装置の内部と連通させるため、FOUPは、FOUPオープナ(又はロードポート)と呼ばれるインターフェース機構に固定される。そして、FOUPオープナにおいて、半導体製造装置内部への連通口を遮蔽するポートドアにFOUPをドッキングさせ、FOUPの内部と半導体製造装置の内部とを密閉連通させて、FOUP及び半導体製造装置内部を高クリーン度とし、その外側を低クリーン度とすることで、クリーンルーム建設・運転コストが抑制されるとされている。
FOUPオープナにおいては、半導体内部への異物微粒子の混合防止のため、FOUPが設置・固定されている載置台がアンドック位置からドック位置へと移動することにより、FOUPとポートドアとが密閉状態でドッキングする。そして、ウエハの出し入れを行なうために、FOUPの蓋部及びポートドアの開閉が行なわれる。この際、FOUPと半導体製造装置との密閉状態を保つことができる程度の固定力により、FOUPをFOUPオープナの載置台上に固定しておく必要がある。このようなFOUPの固定に関しては、SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)の規格において、FOUPオープナにFOUPクランプ機構を設けることについて定められており、さらに、FOUP底部のクランプ用凹部の形状、当該クランプ機構に求められるクランプ力、等も規定されている。そして、そのような規格に準じたクランプ機構の例として、特許文献1乃至3に開示されているような技術が知られている。特許文献1、2の技術においては、FOUP底部のクランプ用凹部にクランプ用の爪部を引っ掛け、この爪部を下降させることで、爪部をFOUPオープナの載置台に押し付けてFOUPを固定している。
また、特許文献3には、載置台(接続プレート及び容器搭載片)に切欠きが形成され、当該切欠きの中に、FOUPが搭載される搭載板が上端に設けられた、回転・昇降可能な筒状部が配置されており、載置台の下方に設けられた支持片内部に、筒状部を駆動させるモータが設けられ、FOUPの設置方向の調整が可能なFOUPオープナが記載されている。このような構成により、大掛かりなFOUPのハンドリング用のハンドを設けることなく、FOUPの設置方向を調整して、FOUPの取出口(蓋部)を半導体製造装置へ正対させることができる。
特開2003−297903号公報 特開2005−129706号公報 特開2004−140011号公報
FOUPオープナが設置されるクリーンルームにおいては、活用できる空間は貴重で、少しでも広い方が良いため、載置台の下方スペースについても有効活用できることが望ましい。上記の特許文献1、2に開示されているクランプ機構は、クランプ用の爪部を駆動させるために、エアシリンダやモータ等のアクチュエータを含んで構成されている。そして、そのようなアクチュエータは、FOUPを固定する載置台の下方スペースに設置されている。そのため、載置台の下方スペースがそれらのアクチュエータ等により占有されてしまい、載置台の下方スペースを有効活用できない。
また、このように、特許文献1、2に記載されているクランプ機構は、載置台の下方スペースを占有するものであるため、載置台の下方に上記の筒状部やモータを設置できず、特許文献3のような技術には適用できない。
一方で、特許文献1、2に記載されているようなクランプ機構は、エアシリンダやモータ等といった複雑な機構を有するアクチュエータを有しているため、その製造及び維持のためのコストが高くなってしまう。
さらに、特許文献1、2に記載されているクランプ機構を用いる場合、FOUPをポートドアにドッキングさせるには、FOUPを載置台に設置したあと、(1)クランプ動作(2)ドッキング動作という二段階の動作を要し、当該二段階分のサイクルタイムが必要となる。
そこで、本発明の目的は、載置台の下方スペースを有効活用できるクランプ機構を提供することである。
また、本発明の他の目的は、単純な機構を採用することにより、製造・維持のためのコストが低いクランプ機構を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、ドッキング動作の中でクランプを行なうことにより、サイクルタイムが短いクランプ機構を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
上記の目的を達成するために、本発明のクランプ機構は、複数のウエハを収容可能なFOUPを載置台に固定し、基板処理装置の内部への連通口を開閉するポートドアに対して当該固定されたFOUPをドッキングさせて、前記FOUPの内部と、前記基板処理装置の内部と、を密閉連通させるFOUPオープナにおける、前記FOUPを前記載置台に固定するためのクランプ機構であって、FOUPオープナ本体部の上部に対して、前記ドッキングの方向であるドック方向及び当該ドック方向とは逆のアンドック方向へ移動可能に設置されている板状の第1載置台と、前記第1載置台の上部に対して前記ドック方向及び前記アンドック方向へ移動可能に設置されている板状の第2載置台と、水平方向に延在し且つ前記ドック方向及び前記アンドック方向に直交する回転軸を介して、前記第2載置台の上部において回動可能に支持されたクランプレバーと、前記クランプレバーから前記アンドック方向へ突出形成されたクランプ用爪部と、前記第2載置台を前記第1載置台に対して前記アンドック方向へ付勢する第1付勢手段と、前記クランプ用爪部が下方向へ変位するように前記クランプレバーを付勢する第2付勢手段と、を有している。そして、前記FOUPの底部には位置決め用凹部が形成され、前記第1載置台には当該位置決め用凹部と係合する位置決め用凸部が形成されており、前記位置決め用凹部及び前記位置決め用凸部が係合することで前記第1載置台及び前記FOUPが一体となって移動し、前記クランプ用爪部が、前記FOUPの底部に形成されたクランプ用凹部に収容され、前記第2載置台が前記第1載置台に対して前記アンドック方向に移動し、前記クランプ用爪部が、前記クランプ用凹部の前記アンドック方向側の内壁面から前記ドック方向へ向かって突出形成された被クランプ部を上方から下方へ向けて押圧することにより、前記FOUPが前記載置台に固定される。
この構成によると、載置台(第1載置台及び第2載置台)の下方に、エアシリンダやモータ等のアクチュエータを設置することなく、FOUPのクランプが可能であるため、載置台の下方スペースが占有されない。そのため、載置台の下方スペースを有効活用できる。また、エアシリンダやモータ等の複雑な機構のアクチュエータを使用せず、付勢されたクランプ用爪部により被クランプ部を押圧するという単純な機構を採用することにより、製造・維持のためのコストが低いクランプ機構が得られる。また、ドッキング動作の中でクランプを行なうことにより、サイクルタイムが短いクランプ機構が得られる。
前記第1付勢手段は、前記第2載置台と前記第1載置台とを接続する弾性部材であってもよい。これによると、簡易な構成により、第2載置台を付勢することができる。ここで、弾性部材とは、伸縮可能で且つ高弾性である部材のことであり、具体的には、金属ばね(コイルスプリング等)、樹脂ばね、ゴム等が該当する。
前記FOUPオープナ本体部に固定された状態で設けられ、且つ、前記第2載置台の前記アンドック方向への移動を制限するストッパをさらに有していてもよい。これによると、FOUPを上方から下降させてセットする時に、クランプ用爪部を、クランプ用凹部に確実に収容可能な位置に配置できる。
前記第1載置台に設けられた第1当接部と、前記第2載置台に設けられ且つ前記第1当接部よりも前記アンドック方向側に配置された第2当接部と、をさらに有し、前記第1載置台及び前記FOUPが前記ドック方向へ移動するときに、前記第1当接部が前記第2当接部を押圧することで、前記第1載置台、前記FOUP及び前記第2載置台が一体となって移動してもよい。これによると、第1載置台、FOUP及び第2載置台が一体として移動する時に、第2載置台が安定して押圧される。また、クランプレバーへ負荷をかけることなく、第2載置台が押圧される。
前記第2付勢手段は、前記第2載置台の上部に設置された弾性部材であり、前記クランプレバーからは、前記ドック方向へ付勢用凸部が突出形成されており、前記付勢用凸部と前記第2載置台との間に挟まれた当該弾性部材が、下方から上方へ向けて前記付勢用凸部を押圧してもよい。これによると、簡易な構成により、クランプレバーを付勢することができる。ここで、弾性部材とは、伸縮可能で且つ高弾性である部材のことであり、具体的には、金属ばね(コイルスプリング等)、樹脂ばね等が該当する。
前記第2載置台には、前記付勢用凸部の上方向への変位量を規制する規制部がさらに設けられていてもよい。これによると、クランプ力を確保し、且つ、クランプレバーの傾きを制限することで、被クランプ部の上にクランプ用爪部が乗り上げられるようにすることができる。
水平方向に延在し且つ前記ドック方向及び前記アンドック方向に直交する回転軸を介して、前記クランプ用爪部の先端において回動可能に支持されたローラーをさらに有していてもよい。これによると、クランプ時に、クランプ用爪部が被クランプ部に乗り上げ易く、クランプが容易となる。
前記第2載置台と前記第1載置台とは、前記ドック方向及び前記アンドック方向に沿って設置されたリニアモーションガイドを介して接続されていてもよい。これによると、簡易な構成により、第2載置台を、第1載置台の上部に対してドック方向及びアンドック方向へ移動可能に設置することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係るクランプ機構を含むFOUPオープナの全体構成について説明する。図1、2は、本発明の一実施形態に係るFOUPオープナの側面概略図であり、図2は、図1のA−A’矢視上面概略図である。
(FOUPオープナ)
本実施形態に係るFOUPオープナ50は、図1に示すようなものであり、FOUP(Front Open Unified Pod)2の内部と、半導体製造装置(基板処理装置)の内部とを連通させるために、FOUP2が固定されるインターフェース機構である。また、FOUPオープナ50はクリーンルームに設置されている。
FOUPオープナ50においては、FOUPオープナ本体部50b上に載置台51が設置されており、載置台51上に、複数のウエハ9を収容可能なFOUP2が固定設置される。この際、FOUP2は、クランプ機構1の作用により載置台51へ固定される。また、FOUPオープナ50は、半導体製造装置側に設けられている壁部50cを含み、壁部50cには、半導体製造装置に連通して連通口50hが形成され、連通口50hを遮蔽するようにポートドア50dが設けられている。載置台51は、FOUP2が設置された状態で、FOUP2とポートドア50dとがドッキングする方向(ドック方向)、及び、それとは逆の方向(アンドック方向)へ移動可能となるように、FOUPオープナ本体部50bに対して設置されている。ここで、載置台51は、後述するキャリアベース(第1載置台)及びクランプベース(第2載置台)を含んで構成されている。また、本実施形態に係るクランプ機構1は、後述するように載置台51を含んで構成されている。そして、FOUPオープナ50は、ポートドア50dに対してFOUP2をドッキングさせ、その後、ポートドア50d及びFOUP2の蓋部2d(後述)を開放することで、FOUP2の内部と半導体製造装置の内部とを密閉連通させる。
(FOUP)
次に、図1及び図2を用いてFOUP2の構成について説明する。FOUP2は、電子デバイス用のウエハ9を収容して搬送したり、保管したりするためのものであり、筐体2bと、筐体2bに対して開閉可能な蓋部2dとを含んで構成される。ここで、FOUP2は種々の基板の搬送・保管に適用できる。そして、筐体2bに蓋部2dが装着された状態では、FOUP2内部への異物微粒子の侵入、化学的な汚染が防止されるようになっている。また、筐体2bの頂上部には、搬送用ロボット等がFOUP2を搬送するときに把持するための把持部2zが設けられている。さらに、図2に示すように、FOUP2の底部には、後述する位置決め用凹部2aが三箇所に形成されている。なお、図2は上面図であり、本来位置決め用凹部2aは、FOUP2の底部にあるため、隠れて見えない位置にあるが、図2では説明のために図示している。さらに、FOUP2の底部には、図1に破線で示しているように、クランプ用凹部2hが設けられている。また、図2のB−B’位置における断面概略図(断面を示す斜線は省略)である図5に示すように、クランプ用凹部2hの、アンドック方向側(図の矢印参照)の内壁面2wからドック方向へ向かって、被クランプ部2cが突出形成されている。
(クランプ機構)
次に、図3を参照しながら、クランプ機構1について説明する。図3は、図2のB−B’位置における拡大断面概略図(断面を示す斜線は省略)を示している。また、図3ではFOUP2を省略して示している。ここで、クランプ機構1は、載置台51を含み、載置台51は、キャリアベース(第1載置台)3、及び、クランプベース(第2載置台)4を含んで構成されている。以下、それぞれの詳細な構成について説明する。
(キャリアベース)
キャリアベース3は板状に形成された部材であり、底部にはリニアモーションガイド3gが設けられている。また、FOUPオープナ本体部50bの上部には、ドック方向及びアンドック方向に沿ってレール50rが設置されている。そして、リニアモーションガイド3gとレール50rとは係合しており、リニアモーションガイド3gがレール50rに沿って移動する。以上により、キャリアベース3は、FOUPオープナ本体部50bの上部に対して、ドック方向及びアンドック方向へ移動可能に設置されていることになる。
また、キャリアベース3の上部には、位置決め用凸部3aが形成されている。そして、図5に示すように、FOUP2がキャリアベース3にセットされた状態では、FOUP2の位置決め用凹部2aと位置決め用凸部3aとは係合する。また、位置決め用凹部3aは、図3においては一つしか示されていないが、図2に示すように、キャリアベース3の上部において、FOUP2の3つの位置決め用凹部2aと対応する位置に、3つの位置決め用凸部3aが形成されている。本来、上面図である図2において、位置決め用凸部3aは、FOUP2に隠れて見えない位置にあるが、図2では説明のために図示している。そして、位置決め用凹部2a及び位置決め用凸部3aが係合することで、キャリアベース3及びFOUP2が一体となって移動することになる。すなわち、キャリアベース3がレール50r上を移動すると、キャリアベース3と一緒にFOUP2も移動する。
また、キャリアベース3の上部には、レール50r上にキャリアベース3が設置された状態において、ドック方向及びアンドック方向に沿ったレール3rが設けられている。
(クランプベース)
次に、図3を参照しながら、クランプベース4について説明する。クランプベース4もまた、板状に形成された部材であり、底部にリニアモーションガイド4gが設けられている。そして、リニアモーションガイド4gとレール3rとが係合しており、リニアモーションガイド4gがレール3rに沿って移動する。以上により、クランプベース4は、キャリアベース3の上部に対して、ドック方向及びアンドック方向へ移動可能に設置されていることになる。また、このようにリニアモーションガイド4g及びレール3rを用いることで、簡易な構成により、クランプベース4を、キャリアベース3の上部に対してドック方向及びアンドック方向へ移動可能に設置することができる。
また、クランプベース4の上部の支持部4cにおいて、回転軸5cを介して、クランプレバー5aが回動可能に支持されている。ここで、クランプレバー5aの回転軸5cは、水平方向に延在し且つドック方向及びアンドック方向に直交する。すなわち、回転軸5cは、紙面に対して垂直な方向に延在しており、クランプレバー5aは、図3において、右回り及び左回りに回動可能となっている。また、クランプレバー5aからは、アンドック方向へクランプ用爪部5bが突出形成されている。また、クランプレバー5aからは、ドック方向へ付勢用凸部5dが突出形成されており、付勢用凸部5dとクランプベース4との間に挟まれた位置には、コイルスプリング(第2付勢手段)5sが設けられている。コイルスプリング5sは、図3に示すように、軸方向と上下方向とが一致するように、且つ、短縮した状態でクランプベース4に埋設されており、その伸長する方向への弾性力を用いて、クランプベース4の上方へ突き抜けているその先端部5kに対して、下方から上方へ付勢する力(押圧する力)を付与したものである。そして、コイルスプリング5sが付勢用凸部5dを、常に下方から上方へ向けて押圧することで、クランプレバー5a及びクランプ用爪部5bが、図3での右回りに付勢されているので、クランプ用爪部5bが下方向へ変位するように、クランプレバー5aが付勢されていることになる。また、クランプベース4には、規制部4aが、ボルト4tにより固定設置されている。規制部4aの先端部分は、付勢用凸部5dに対して上下方向について所定の変位量を許容しつつ、付勢用凸部5dの上方に設けられており、これにより、付勢用凸部5dの上方向への変位量が、すなわちクランプレバー5aの回動可能角度が規制される。
ここで、クランプ用爪部5b及び付勢用凸部5dは、クランプレバー5aから、それぞれアンドック方向及びドック方向へ突出形成されているとしたが、クランプレバー5aは回動可能に支持されているため、ここでは、FOUP2が、クランプ用爪部5bによってクランプされた状態(図6、7参照)において、アンドック方向及びドック方向へ突出形成されているとする。また、クランプレバー5bの回動可能角度、すなわちクランプ用爪部5bの上下揺動可能幅は、コイルスプリング5sが最も短縮した状態における先端部5kの位置、及び、規制部4aの先端部の位置によって規制されるために、その幅は大きくはないので、FOUP2が、クランプ機構1によってクランプされた状態(図6、7)と、FOUP2がクランプされていない状態(図3〜5)との両方において、クランプ用爪部5b及び付勢用凸部5dは、クランプレバー5aから、それぞれ、ほぼアンドック方向、及び、ほぼドック方向へ突出形成された状態であるといえる。具体的には、FOUP2がクランプされていない状態では、クランプされた状態に比べて、クランプ用爪部5bは、下方へ変位する方向(図3での右回り方向)へ傾いている(図3〜5参照)。
また、クランプベース4には、第2当接部4bが形成されており、キャリアベース3上には、第1当接部3bが設けられている。第1当接部3bは、キャリアベース3上に固定設置されたホルダー部3hと、ドック方向及びアンドック方向に沿ってホルダー部3hへ貫通設置されたボルト3tとを含む。そして、ボルト3hの回転量(挿入量)が調整できるようになっている。また、第2当接部4bは、第1当接部3bよりもアンドック方向側に配置されている。そして、キャリアベース3及びFOUP2がドック方向へ移動するときに、第1当接部3bが第2当接部4bを押圧することで、キャリアベース3、FOUP2及びクランプベース4が一体となって移動することになる。ここで、図3〜5に示すように、FOUP2がクランプ機構1によってクランプされていない状態では、第2当接部4bと、第1当接部3bとは、当接しないように配置されており、図6、7に示すように、FOUP2がクランプ機構1によってクランプされた状態では、第2当接部4bと、第1当接部3bとは、当接するようになる。また、第2当接部4bと第1当接部3bとが当接するときの、クランプベース4とキャリアベース3との位置関係は、ボルト3tの挿入量を調整することで調整できる。
さらに、クランプ用爪部5bの先端において、回転軸5cと平行な方向に延在する回転軸5jを介して、ローラー5eが回動可能に支持されている。そのため、ローラー5eは、図3において、右回り及び左回りに回動可能である。
また、クランプベース4には、接続部4fが、キャリアベース3には接続部3fが設けられており、接続部4fと接続部3fとは、コイルスプリング(第1付勢手段)4sを介して接続されている。すなわち、クランプベース4とキャリアベース3とは、コイルスプリング4sを介して接続されている。また、FOUP2がクランプされる前の初期状態において、コイルスプリング4は、伸長した状態で、すなわち、短縮する方向への弾性力を受けている状態でセットされる。そのため、クランプベース4は、コイルスプリング4sにより、キャリアベース3に対して(キャリアベース3を基準として見た場合に)アンドック方向へ付勢される。
また、FOUPオープナ本体部50bの上部には、ストッパ50sが固定された状態で設けられており、クランプベース4には、ストッパ50sと当接するストッパ当接部4mが形成されている。詳細は後述するが、ストッパ50sは、クランプベース4のアンドック方向への移動を制限するためのものである。これにより、クランプベース4が、コイルスプリング4sの作用により、キャリアベース3に対してアンドック方向へ付勢されていても、ストッパ50sの位置において、ストッパ当接部4mとストッパ50sとが当接するので、クランプベース4は、ストッパ50sの位置よりもアンドック方向側へは移動できない。
ここで、ストッパ50sは、キャリアベース3とは接触しないように設置されている。そのため、ストッパ50sの、図3において破線で示している部分は、キャリアベース3との接触を避け、且つ、クランプベース4のストッパ当接部4mとは接触(当接)できるように迂回形成されている。また、ストッパは、このような形態には限られず、キャリアベース3に設けられた貫通溝を貫通するように設けられていてもよい。また、ストッパと、クランプベース4との位置関係はこのようなものには限られず、例えば、ストッパが下方からでなく、側方、上方から延在するものであってもよいし、ストッパがクランプベース4と接触する位置も、アンドック方向側において接触するものでなくてもよい。
また、ストッパ50sは、FOUPオープナ本体部50bに直接固定されているが、FOUPオープナ本体50bが設置されている基部に対して移動しないように設置されている場所(例えば、キャリアベース3、クランプベース4については、FOUPオープナ本体50bが設置されている基部に対して移動するように設置されているものである)に固定設置されていればよく、その他の位置に固定されていてもよい。
(クランプ動作)
次に、図4〜7を参照しながら、以上のように構成されたクランプ機構1のクランプ動作について説明する。図4〜7は、図2のB−B’位置における断面概略図であり、動作過程を示している。また、図4〜7においては、断面を示す斜線を省略して示している。
FOUP2がクランプされる前の初期状態において、コイルスプリング4sは伸長した状態となっており、また、コイルスプリング5sは、短縮した状態となっている。また、クランプ用爪部5bは、(クランプされた状態に比べて)下方へ変位する方向へ傾いている。
まず、図示しない搬送用ロボットによって、FOUP2の把持部2zが把持されて、FOUPオープナ50のクランプ機構1の上方へとFOUP2が搬送される。そして、搬送用ロボットの動作によって、FOUP2はクランプ機構1の方向へ下降する(図4参照)。
そして、さらにFOUP2が下降し、FOUP2底部の位置決め用凹部2aと、キャリアベース3の位置決め用凸部3aとが係合する(図5参照(矢印C))。これにより、FOUP2がキャリアベース3にセットされ、セット後は、キャリアベース3及びFOUP2が一体となって移動することになる。ここで、上記のように、クランプベース4は、キャリアベース3に対してアンドック方向へ付勢されているが、ストッパ50sが設置されているために、クランプベース4は、ストッパ50sの位置よりもアンドック方向側へは移動できない。そのため、FOUP2を上方から下降させてキャリアベース3にセットする時に、クランプ用爪部5bと被クランプ部2cとが接触せず、クランプレバー5a及びクランプ用爪部5bがクランプ用凹部2hに収容可能となるような位置に、クランプ用爪部5bを配置することができる。そのため、FOUP2のセット時に、クランプレバー5a及びクランプ用爪部5bが、クランプ用凹部2hに確実に収容される。
次に、搬送用ロボットの動作により、FOUP2とキャリアベース3とがドック方向へと移動する(図5参照(矢印D))。このとき、クランプベース4は、コイルスプリング4sの作用により、キャリアベース3に対してアンドック方向へ付勢されているが、FOUPオープナ本体部50bに固定設置されたストッパ50sにより、アンドック方向への移動が制限されている。そのため、クランプベース4はストッパ50sとストッパ当接部4mとが当接する位置に静止し、FOUP2及びキャリアベース3のみがドック方向へと移動する。このとき、コイルスプリング4sは弾性により短縮する。また、ここでは、弾性部材であるコイルスプリング4sの作用により、クランプベース4が付勢されているため、簡易な構成により、クランプベース4を付勢することができる。
上記のように、クランプ動作時の初期状態においては、クランプ用爪部5bは、(クランプ時において)アンドック方向へ突出した状態に比べて、下方へ変位する方向へ傾いている。また、規制部4aにより、付勢用凸部5dの上方向への変位量が規制されている。ここで、クランプ力を確保するため、クランプ用爪部5bの回動可能角度は大きい方がよい。すなわち、クランプ用爪部5bは、下方へ大きく変位できたほうがよい。しかし、この回動可能角度が大きいということは、一方で、初期状態において、クランプ用爪部5bが、下方へ大きく変位しているということでもあり、クランプ用爪部5bが、クランプ時に被クランプ部2cに乗り上げることが、これらの当接角度的に困難となってしまう。そこで、クランプ力を確保しながら、規制部4aを設けることによりクランプレバー5a及びクランプ用爪部5bの傾きを制限することで、被クランプ部2cの上にクランプ用爪部5bが乗り上げられるようにすることができる。ここで、規制部4aを、高さの異なる別の規制部に交換したり、規制部4aとクランプベース4との間に別途準備されたスペーサを挿入したりすること等によって、初期状態におけるクランプ用爪部5bの傾きを調整することができる。また、FOUP2がドック方向へ移動して、クランプ用爪部5bが被クランプ部2cの上に乗り上げるときに、ローラー5eの作用により、クランプ用爪部5bと被クランプ部2cとが滑らかに接触するので、クランプ用爪部5bが被クランプ部2cに乗り上げ易くなり、クランプが容易となる。また、弾性部材であるコイルスプリング5sにより、クランプレバー5aが付勢されているため、簡易な構成により、クランプレバー5aを付勢することができる。
そして、被クランプ部2cの上にクランプ用爪部5bが乗り上げた後、クランプベース4の位置が不変のまま、FOUP2及びキャリアベース3が、さらにドック方向へ移動する。換言すると、クランプベース4がキャリアベース3に対してアンドック方向に移動する。そして、クランプ用爪部5bが、被クランプ部2cを上方から下方へ向けて押圧することにより、FOUP2が載置台51(キャリアベース3及びクランプベース4)に固定される(図6参照)。以上より、載置台51(キャリアベース及びクランプベース)の下方スペース50uに、エアシリンダやモータ等のアクチュエータを設置することなく、FOUP2のクランプが可能であるため、載置台51の下方スペース50uが占有されない(図1参照)。それにより、載置台51の下方スペース50uを有効活用できるので、FOUPオープナ本体部50bの内部空間50i全体を有効に活用できる。そのため、例えば、上記の特許文献3に記載されているような技術にもクランプ機構1を適用できる。
また、エアシリンダやモータ等の複雑な機構のアクチュエータを使用せず、付勢されたクランプ用爪部5bにより被クランプ部2cを押圧するという単純な機構を採用することにより、製造・維持のためのコストが低いクランプ機構が得られる。
また、この時点で(図6参照)、第1当接部3bと第2当接部4bとが当接した状態となっている。
次に、搬送用ロボットの動作により、FOUP2がさらにドック方向へ移動して、ドッキング位置へと到達し、FOUP2が、ポートドア50dとドッキングする(図7参照)。このとき、第1当接部3bが第2当接部4bを押圧することになるので、FOUP2がドック方向へ移動すると、それに伴ってキャリアベース3もまたドック方向へ移動し、さらに、キャリアベース3に伴って、クランプベース4もまたドック方向へ移動するので、キャリアベース3、FOUP2及びクランプベース4が一体となって移動することになる。このような構成により、キャリアベース3、FOUP2及びクランプベース4が一体として移動する時に、例えば、被クランプ部2cによってクランプレバー5aが押圧されることでクランプベース4がドック方向へ押圧される場合に比べて、クランプベース4が、第1当接部3bによって安定して押圧される。また、クランプレバー5aへ負荷をかけることなく、クランプベース4が押圧される。
以上のようにして、FOUP2のドッキングが完了し、その後、ポートドア50d及びFOUP2の蓋部2d(後述)を開放して、FOUP2の内部と半導体製造装置の内部とを密閉連通させる。そして、FOUP2内の基板9が、図示しない基板搬送ロボットにより取り出されて、半導体製造装置の内部の所定位置へ搬送される。
以上により、クランプ機構1においては、ドッキング動作の中でFOUP2のクランプを行なうことになる。そのため、クランプ動作と、ドッキング動作とを別々に行なう場合に比べて、サイクルタイムが短いクランプ機構が得られる。
(変形例)
次に、本発明に係るクランプ機構の変形例について、図8、9を参照しながら、上記の実施形態と異なる部分を中心に説明する。図8は第1変形例を、図9は第2変形例を示す拡大断面概略図である。なお、上記の実施形態と同様の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。まず、第1変形例に係るクランプ機構200については、図8に示すように、上記の実施形態とはクランプレバー及びその付近における構造が異なっている。本変形例に係るクランプレバー205a、クランプ用爪部205b及び付勢用凸部205dは、上記の実施形態とは異なり、これらが直線状に構成されている。そして、支持部204cにおいて、回転軸205cを介して回動可能に支持されている。このような形態のクランプ機構200によっても、上記の実施形態と同様の効果が得られる。
また、第2変形例に係るクランプ機構300についても、図9に示すように、上記の実施形態とはクランプレバー及びその付近における構造が異なっている。本変形例に係るクランプレバー305aは、上記の実施形態とは異なり、クランプベース上部に設けられた支持部(4c、204c)ではなく、クランプベース304本体部の上部において支持されている。そして、同様に、クランプレバー305aは、回転軸305cを介して回動可能に支持されている。このような形態のクランプ機構300によっても、上記の実施形態と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
例えば、上記の実施形態においては、第1、第2付勢手段として、弾性部材を用いているが、付勢手段は、付勢機能を有するものであれば弾性部材には限られず、例えば制御された付勢機構であってもよい。また、弾性部材として、上記の実施形態ではコイルスプリングを用いているが、ここでの弾性部材とは、伸縮可能で且つ高弾性である部材のことであり、コイルスプリングには限られない。そのため、例えば、樹脂ばね、ゴム等であってもよい。
本発明の一実施形態に係るクランプ機構を含むFOUPオープナの側面概略図。 図1のA−A’矢視上面概略図。 図2のB−B’位置における拡大断面概略図。 FOUPがクランプ機構の上方に搬送された状態を示す、図2のB−B’位置における断面概略図。 FOUPがキャリアベースにセットされた状態を示す、図2のB−B’位置における断面概略図。 FOUPがクランプ機構によりクランプされた状態を示す、図2のB−B’位置における断面概略図。 FOUPがポートドアに対してドッキングされた状態を示す、図2のB−B’位置における断面概略図。 本発明の一実施形態に係るクランプ機構の第1変形例を示す拡大断面概略図。 本発明の一実施形態に係るクランプ機構の第2変形例を示す拡大断面概略図。
符号の説明
1、200、300 クランプ機構
2 FOUP
2a 位置決め用凹部
2c 被クランプ部
2w アンドック方向側の内壁面
3 キャリアベース(第1載置台)
3a 位置決め用凸部
3b 第1当接部
3r レール
4 クランプベース(第2載置台)
4a 規制部
4b 第2当接部
4g リニアモーションガイド
4s コイルスプリング(第1付勢手段)
5a クランプレバー
5b クランプ用爪部
5c 回転軸(クランプレバー用)
5d 付勢用凸部
5e ローラー
5j 回転軸(ローラー用)
5s コイルスプリング(第2付勢手段)
9 ウエハ
50 FOUPオープナ
50b FOUPオープナ本体部
50d ポートドア
50h 連通口
50s ストッパ
51 載置台

Claims (8)

  1. 複数のウエハを収容可能なFOUPを載置台に固定し、基板処理装置の内部への連通口を開閉するポートドアに対して当該固定されたFOUPをドッキングさせて、前記FOUPの内部と、前記基板処理装置の内部と、を密閉連通させるFOUPオープナにおける、前記FOUPを前記載置台に固定するためのクランプ機構であって、
    FOUPオープナ本体部の上部に対して、前記ドッキングの方向であるドック方向及び当該ドック方向とは逆のアンドック方向へ移動可能に設置されている板状の第1載置台と、
    前記第1載置台の上部に対して前記ドック方向及び前記アンドック方向へ移動可能に設置されている板状の第2載置台と、
    水平方向に延在し且つ前記ドック方向及び前記アンドック方向に直交する回転軸を介して、前記第2載置台の上部において回動可能に支持されたクランプレバーと、
    前記クランプレバーから前記アンドック方向へ突出形成されたクランプ用爪部と、
    前記第2載置台を前記第1載置台に対して前記アンドック方向へ付勢する第1付勢手段と、
    前記クランプ用爪部が下方向へ変位するように前記クランプレバーを付勢する第2付勢手段と、を有し、
    前記FOUPの底部には位置決め用凹部が形成され、前記第1載置台には当該位置決め用凹部と係合する位置決め用凸部が形成されており、前記位置決め用凹部及び前記位置決め用凸部が係合することで前記第1載置台及び前記FOUPが一体となって移動し、
    前記クランプ用爪部が、前記FOUPの底部に形成されたクランプ用凹部に収容され、前記第2載置台が前記第1載置台に対して前記アンドック方向に移動し、前記クランプ用爪部が、前記クランプ用凹部の前記アンドック方向側の内壁面から前記ドック方向へ向かって突出形成された被クランプ部を上方から下方へ向けて押圧することにより、前記FOUPが前記載置台に固定されることを特徴とするクランプ機構。
  2. 前記第1付勢手段は、前記第2載置台と前記第1載置台とを接続する弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のクランプ機構。
  3. 前記FOUPオープナ本体部に固定された状態で設けられ、且つ、前記第2載置台の前記アンドック方向への移動を制限するストッパをさらに有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプ機構。
  4. 前記第1載置台に設けられた第1当接部と、
    前記第2載置台に設けられ且つ前記第1当接部よりも前記アンドック方向側に配置された第2当接部と、をさらに有し、
    前記第1載置台及び前記FOUPが前記ドック方向へ移動するときに、前記第1当接部が前記第2当接部を押圧することで、前記第1載置台、前記FOUP及び前記第2載置台が一体となって移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクランプ機構。
  5. 前記第2付勢手段は、前記第2載置台の上部に設置された弾性部材であり、
    前記クランプレバーからは、前記ドック方向へ付勢用凸部が突出形成されており、
    前記付勢用凸部と前記第2載置台との間に挟まれた当該弾性部材が、下方から上方へ向けて前記付勢用凸部を押圧することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクランプ機構。
  6. 前記第2載置台には、前記付勢用凸部の上方向への変位量を規制する規制部がさらに設けられていることを特徴とする請求項5に記載のクランプ機構。
  7. 水平方向に延在し且つ前記ドック方向及び前記アンドック方向に直交する回転軸を介して、前記クランプ用爪部の先端において回動可能に支持されたローラーをさらに有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクランプ機構。
  8. 前記第2載置台と前記第1載置台とは、前記ドック方向及び前記アンドック方向に沿って設置されたリニアモーションガイドを介して接続されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のクランプ機構。
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