JP4847484B2 - タグホルダーおよびタグホルダーの取り付け機構 - Google Patents
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- B62B5/0096—Identification of the cart or merchandise, e.g. by barcodes or radio frequency identification [RFID]
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Description
従来、こうしたRFIDタグを物品搬送用台車に付設するには、物品搬送用台車のフレームにRFIDタグを埋め込むための収容部位を形成し、この収容部位内にRFIDタグを埋め込むという手法が採用されていた。
なお、物品搬送用台車の紛失防止などのための管理の手法として、物品搬送用台車のフレームにバーコードラベルを貼付して、ハンドスキャナーで人手によりバーコードラベルを読み取って、これにより物品搬送用台車を管理する手法も知られている。
なお、本願出願人が特許出願時に知っている先行技術は、上記において説明したようなものであって文献公知発明に係る発明ではないため、記載すべき先行技術情報はない。
ここで、図1には本発明によるタグホルダーの実施の形態の一例の正面図が示されており、また、図2には図1に示すタグホルダーの背面図が示されており、また、図3には図1に示すタグホルダーの平面図が示されており、また、図4には図1に示すタグホルダーの底面図が示されており、また、図5には図1に示すタグホルダーの右側面図が示されており、また、図6には図1に示すタグホルダーの左側面図が示されており、また、図7には図1に示すタグホルダーのA−A線による断面図が示されており、また、図8には図1に示すタグホルダーのB−B線による断面図が示されており、また、図9には図1に示すタグホルダーのC−C線による断面図が示されており、また、図10には図1に示すタグホルダーのD−D線による断面図が示されており、また、図11には図1に示すタグホルダーのE−E線による断面図が示されており、また、図12には図1に示すタグホルダーのF−F線による断面図が示されており、また、図13には本発明によるタグホルダーの取り付け機構の実施の形態の一例の斜視説明図が示されており、また、図14には図13に示すタグホルダーの取り付け機構の斜視説明図が示されており、また、図15には図13に示すタグホルダーの取り付け機構の斜視説明図が示されており、また、図16には図13に示すタグホルダーの取り付け機構の斜視説明図が示されており、また、図17には図13に示すタグホルダーの取り付け機構の斜視説明図が示されており、また、図18には図13に示すタグホルダーの取り付け機構の斜視説明図が示されおり、また、図19には2個のタグホルダーによりRFIDタグを固定した状態における寸法値の一例を示すための説明図が示されており、図20には本発明によるタグホルダーをカゴ台車に取り付けた状態の斜視説明図が示されているが、これら図1乃至図20に示す各図を参照しながら説明する。
ここで、タグホルダー10は、その全体が、例えば、合成樹脂による一体成形により形成されている。
そして、タグホルダー10は、略長方体形状を有した板状の基部12を備えており、この基部12の一方の端部12aから、基部12の長手方向に沿って所定の間隔を開けて配列されかつ端部12aから突出するように立ち上がり形成された複数の(本実施の形態においては、4箇である。)係合突部14、16、18、20を備えており、この係合突部14、16、18、20には、薄板状のRFIDタグ100を挿入可能な開口部形状が略楕円形状の長穴であるRFIDタグ挿入孔14a、16a、18a、20aがそれぞれ形成されている。
また、基部12における係合突部14、16、18、20が立ち上がり形成された面の略中央部位には、長手方向に沿って延長するフレームガイド溝22が形成されている。このフレームガイド溝22は、カゴ台車200の上部において水平方向に延長するフレーム202を包み込むようにして配置可能な曲率の凹溝として形成されている。
また、基部12の他方の端部12bの長手方向における略中央部には、長手方向と直交する方向に沿って延長するサブフレームガイド溝24が形成されている。このサブフレームガイド溝24は、カゴ台車200の側部において垂直方向に延長するフレームたるサブフレーム204を包み込むようにして配置可能な曲率の凹溝として形成されている。
ここで、図10を参照しながらRFIDタグ挿入孔14a、16a、18a、20aについて説明すると、RFIDタグ挿入孔14a、16a、18a、20aの開口部の長径、即ち、穴径の長手方向の寸法は、開口部の短径方向において最も大径である位置に対応するG−G線を中心として、係合突部14、16、18、20における基部12側の寸法Hの方が、係合突部14、16、18、20における先端側の寸法Iよりも長くなるように寸法設定されている。
以上の構成において、本発明によるタグホルダー10をカゴ台車200に取り付ける処理について説明する。
そして、上記のようにして2個のタグホルダー10を対称的に結合した状態で、それぞれのRFIDタグ挿入孔14a、16a、18a、20a内にRFIDタグ100を挿入する。従って、この状態ではRFIDタグ100の平面が上方を向くことになる。
上記のようにしてRFIDタグ挿入孔14a、16a、18a、20a内にRFIDタグ100を挿入した後に、2個のタグホルダー10のそれぞれのボルト穴28にボルト300を挿通して、ナット302を用いて固定する。
こうした本発明によるタグホルダー10は、既存のカゴ台車のフレームの外周上に取り付けることができるので、メーカーを問わず全てのカゴ台車に簡単に取り付けることができる。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(6)に説明するように変形してもよい。
12 基部
12a、12b 端部
14、16、18、20 係合突部
14a、16a、18a、20a RFIDタグ挿入孔
20b 段部
22 フレームガイド溝
22a 凹所
24 サブフレームガイド溝
26 回転防止用リブ
28 ボルト穴
28a ボルト頭部用開口部
28b ナット頭部用開口部
100 RFIDタグ
200 カゴ台車
202 フレーム
202a 突部
204 サブフレーム
300 ボルト
302 ナット
Claims (7)
- 板状タグを保持するタグホルダーにおいて、
略長方体形状を有した板状の基部と、
前記基部の一方の端部から、前記基部の長手方向に沿って所定の間隔を開けて配列されかつ前記一方の端部から突出するように立ち上がり形成された複数の係合突部と、
前記係合突部にそれぞれ形成された板状のタグを挿入可能なタグ挿入孔と、
前記基部における前記係合突部が立ち上がり形成された面の略中央部位に前記長手方向に沿って延長して形成された第1のガイド溝と
を有するタグホルダーであって、
前記タグホルダーを第1の棒状部位に取り付ける際には、
前記タグホルダーを2つ用い、それぞれ前記第1のガイド溝内に前記第1の棒状部位を位置させながら前記係合突部が対向するように対称的に配置され、前記係合突部を交互に噛み合わせて前記タグ挿入孔を連通した状態とし、
連通した前記タグ挿入孔に前記タグが挿入されるとともに、前記タグホルダーにおける前記基部の他方の端部側において前記タグホルダー同士が所定の締結手段により締結される
ことを特徴とするタグホルダー。 - 板状タグを保持するタグホルダーにおいて、
略長方体形状を有した板状の基部と、
前記基部の一方の端部から、前記基部の長手方向に沿って所定の間隔を開けて配列されかつ前記一方の端部から突出するように立ち上がり形成された複数の係合突部と、
前記係合突部にそれぞれ形成された板状のタグを挿入可能なタグ挿入孔と、
前記基部における前記係合突部が立ち上がり形成された面の略中央部位に前記長手方向に沿って延長して形成された第1のガイド溝と、
前記基部の他方の端部の前記長手方向における略中央部に前記長手方向と直交する方向に沿って延長して形成された第2のガイド溝と、
を有するタグホルダーであって、
前記タグホルダーを第2の棒状部位が直交して設けられた第1の棒状部位に取り付ける際には、
前記タグホルダーを2つ用い、それぞれ第1のガイド溝内に前記第1の棒状部位を位置させるとともに、前記第2のガイド溝内に前記第2の棒状部位を位置させながら前記係合突部が対向するように対称的に配置され、前記係合突部を交互に噛み合わせて前記タグ挿入孔を連通した状態とし、
連通した前記タグ挿入孔に前記タグが挿入されるとともに、前記タグホルダーにおける前記基部の前記他方の端部側において前記タグホルダー同士が所定の締結手段により締結される
ことを特徴とするタグホルダー。 - 請求項2に記載のタグホルダーにおいて、さらに、
前記基部の前記他方の端部における前記第2のガイド溝近傍に前記係合突部の突出方向に沿って突出するように立ち上がり形成され、前記第1の棒状部位に取り付けられた際には、前記第2の棒状部位と接触または隙間を空けて配置されて、前記第1の棒状部位の外周上を回転するのを防止するリブと
を有することを特徴とするタグホルダー。 - 請求項1、2または3のいずれか1項に記載のタグホルダーにおいて、
前記係合突部のなかで一方の端部に位置する係合突部の前記タグ挿入孔における隣接する係合突部とは反対に位置する端面部位に、前記タグ挿入孔の開口部を狭める段部を形成した
ことを特徴とするタグホルダー。 - 請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載のタグホルダーにおいて、
全体を合成樹脂による一体成形により形成した
ことを特徴とするタグホルダー。 - 請求項1に記載のタグホルダーを用いたタグホルダーの取り付け機構であって、
請求項1に記載の第1のタグホルダーと請求項1に記載の第2のタグホルダーとの前記第1のガイド溝内に第1の棒状部位を位置させながら、前記第1のタグホルダーの前記係合突部と前記第2のタグホルダーの前記係合突部とが対向するように対称的に配置し、前記第1のタグホルダーの前記係合突部と前記第2のタグホルダーの前記係合突部とを交互に噛み合わせ、
前記第1のタグホルダーの前記係合突部と前記第2のタグホルダーの前記係合突部とを交互に噛み合わせた状態で、前記第1のタグホルダーの前記タグ挿入孔と前記第2のタグホルダーの前記タグ挿入孔とにタグを挿入し、
前記第1のタグホルダーの他方の端部側と前記第2のタグホルダーの他方の端部側とを締結した
ことを特徴とするタグホルダーの取り付け機構。 - 請求項2に記載のタグホルダーを用いたタグホルダーの取り付け機構であって、
請求項2に記載の第1のタグホルダーと請求項2に記載の第2のタグホルダーとの前記第1のガイド溝内に第1の棒状部位を位置させるとともに、前記第1のタグホルダーと前記第2のタグホルダーとの前記第2のガイド溝内に前記第1の棒状部位と直交する第2の棒状部位を位置させながら、前記第1のタグホルダーの前記係合突部と前記第2のタグホルダーの前記係合突部とが対向するように対称的に配置し、前記第1のタグホルダーの前記係合突部と前記第2のタグホルダーの前記係合突部とを交互に噛み合わせ、
前記第1のタグホルダーの前記係合突部と前記第2のタグホルダーの前記係合突部とを交互に噛み合わせた状態で、前記第1のタグホルダーの前記タグ挿入孔と前記第2のタグホルダーの前記タグ挿入孔とにタグを挿入し、
前記第1のタグホルダーの他方の端部側と前記第2のタグホルダーの他方の端部側とを締結した
ことを特徴とするタグホルダーの取り付け機構。
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