JP4847204B2 - 複式筆記具 - Google Patents

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本発明は、出没式多色ボールペンなどの複式筆記具に関する。
詳しくは、後軸の前端側に周方向へ開設された複数の縦溝に対し、複数のノック部材を軸方向へ摺動自在に備え、各ノック部材の前方操作により、夫々に取り付けられた筆記体を弾発部材に抗して中駒の挿通孔沿いに前進させ、その筆記先端部を選択的に軸筒本体の先端孔から突出係止させるようにした複式筆記具に関する。
従来、この種の複式筆記具として、筆記体が連結されたノック部材を、後軸の縦溝に嵌挿してから、各筆記体に弾発部材を嵌装して、これらがユニット化された後、この後軸を中軸の後端開口から嵌挿する際に、後軸の前端に周方向へ複数開設されたスリット部に、中軸の後端に設けられた複数の突片を夫々嵌入させながら、後軸の軸部に形成された溝部を、中軸の突部に合わせて、その内側に押し込み嵌挿させることにより、中軸に対して後軸を周方向へ位置決めすると共に、後軸の軸部先方が弾性的に縮径しながら、その係合突起を中軸の内孔に設けられた係合段部に係止することで、後軸と中軸が軸方向へ仮固定され、その後、この中軸の前端開口部から、各筆記体の挿通孔が複数開穿された中駒を嵌挿して、その胴部を後軸のスリット部に嵌入することにより、軸部の縮径が防止されて、後軸が中軸に対し強固に固定されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし乍ら、このような従来の複式筆記具によれば、組立時において、ユニット化された後軸を、中軸の後端開口から嵌挿して組み込んだ後に、それとは逆の該中軸の前端開口から中駒を逆方向へ嵌挿して組み込むため、これら後軸及び中駒を個別に効率良く組み込むには組立途中で軸筒本体を上下逆転しなければならず、それにより組立性が低下して生産性の低下を招くだけでなく、その組立作業を機械的に自動化することも困難で手による組立しかできないという問題があった。
更に、後軸と中軸との周方向へ位置決め手段が、後軸の前端に周方向へ部分的に配置された複数のスリット部及び軸部の溝部と、中軸の突片及び突部との凹凸嵌合であるため、これら両者の位置合わせに周方向へ角度的な制限があって、位置合わせ作業に手間が必要であり、この点も組立作業を機械的に自動化できない要因の一つであった。
しかも、後軸の前端は、複数の縦溝で周方向へ所定間隔毎に開口するため、後軸を樹脂成型した場合には、特にその前端側が径方向へ収縮してしまい、その収縮変形したまま中軸への組み込むと、これら両者の外表面の間に段差ができ、それにより外観が劣って商品価値の低下を招くという問題もあった。
また、中軸へ中駒を組み込む際に、中軸の内部で後軸から後方へ突出した各筆記体を、該中駒の挿通孔に夫々挿通させるが、中軸と中駒とが正確に位置合わせされたとしても、後方へ突出した各筆記体の先端側が位置ズレして僅かでも傾斜すると、夫々の筆記部が中駒の挿通孔内に入らないと共に、弾発部材の前端部を受けることができず、それにより組立性が低下して生産性の低下を招くだけでなく、その組立作業を機械的に自動化することも困難で手による組立しかできないという問題があった。
特開2001−225588号公報(第3頁、図1−8)
本発明は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、軸筒本体に対する後軸及び中駒の組み込みを同一方向から一度に行なえる複式筆記具を提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、後軸(2)の前端側に周方向へ開設された複数の縦溝(2a)に対し、複数のノック部材(3)を軸方向へ摺動自在に備え、各ノック部材(3)の前方操作により、夫々に取り付けられた筆記体(4)を弾発部材(5)に抗して中駒(6)の挿通孔(6a)沿いに前進させ、その筆記先端部(4a)を選択的に軸筒本体(1)の先端孔(1a)から突出係止させるようにした複式筆記具において、上記後軸(2)と中駒(6)とを夫々の縦溝(2a)及び挿通孔(6a)が軸方向へ一直線状に配置されるように設け、後軸(2)に該後軸(2)よりも細い棒状の連絡部材(7)を連結することで、後軸(2)から前方へ連絡部材(7)を突出させ、該連絡部材(7)の突端側に中駒(6)を保持することで、後軸(2)の前端から前方へ間隔を置いて中駒(6)の挿通孔(6a)を配置し、これら後軸(2)、連絡部材(7)及び中駒(6)を具備してなる連結体(B)を軸筒本体(1)の一方の開口(1b)から挿入して、中駒(6)を軸筒本体(1)内の所定位置に配置させると共に、後軸(2)及び中駒(6)を軸筒本体(1)に対し軸方向へ移動不能に取り付けたことを特徴とする
第一の形態では、後軸と中駒とを連絡部材を介して夫々の縦溝及び挿通孔が軸方向へ一直線状に配置されるように連結し、これら連結体を軸筒本体の一方の開口から挿入して、連絡部材及び中駒を軸筒本体内の所定位置に配置させると共に、該連結体と軸筒本体との間に、相互に軸方向へ嵌め合う係合手段を形成して、後軸及びと中駒を軸筒本体に対し軸方向へ移動不能に取り付けた。
また、第二の形態では、上記第一の形態の構成に加えて、上記連結体と軸筒本体との間に、相互に軸方向へ嵌め合う係合手段を形成し、この連結体を軸筒本体の一方の開口から挿入することで、軸筒本体に対し後軸及び中駒を軸方向へ移動不能に取り付けた。
また、第三の形態では、上記第一又は第二の形態の構成に加えて、上記後軸の前端と軸筒本体の後端との接合部分に、互いに軸方向へ嵌め合う位置決め手段を夫々周方向へ同一形状で連続する略鋸歯状に形成し、これら略鋸歯状の位置決め手段で後軸の前端と軸筒本体の後端を軸方向へ嵌合させて周方向へ移動不能に係止した。
また、第四の形態では、上記第一乃至第三の何れか一つの形態の構成に加えて、上記後軸の前端で径方向外側に被覆凸部を周方向へ形成し、この後軸の前端と接合する軸筒本体の後端で径方向内側には、該被覆凸部と径方向へ嵌め合う支持凸部を周方向へ形成した。
また、第五の形態では、上記第一乃至第四の何れか一つの形態の構成に加えて、上記中駒の挿通孔に、筆記体の径方向へ挿入可能なスリットを、各挿通孔の軸方向全長に亘って夫々形成した。
また、第六の形態では、上記第一乃至第五の何れか一つの形態の構成に加えて、上記後軸の縦溝と中駒の挿通孔にノック部材、筆記体及び弾発部材を夫々軸方向へ摺動自在に差し込んで一体化し、軸筒本体の内周面には、これら一体化された連結体の筆記体及び弾発部材と軸方向へ対向するように弾発部材のバネ受け部を形成した。
上記形態は、上記構成により下記の作用効果を奏する。
第一の形態によれば、後軸と中駒とを連絡部材を介して夫々の縦溝及び挿通孔が軸方向へ一直線状に配置されるように連結することにより、これら後軸の縦溝と中駒の挿通孔にノック部材、筆記体及び弾発部材を夫々軸方向へ摺動自在に差し込んで一体化し、これら一体化された連結体を軸筒本体の一方の開口から挿入するだけで、連絡部材及び中駒が軸筒本体内の所定位置に配置されると共に、該連結体と軸筒本体との間に形成される係合手段により、後軸及び中駒が軸筒本体に対しワンタッチで軸方向へ移動不能に取り付けられる。
従って、軸筒本体に対する後軸及び中駒の組み込みを同一方向から一度に行うことができる。
よって、ユニット化された後軸と中駒とを軸筒本体(中軸)に対して別々の開口から夫々逆方向へ嵌挿して組み込む従来技術と比べ、後軸及び中駒を個別に効率良く組み込むために組立途中で軸筒本体を上下逆転する必要がないので、組立性が向上して生産性の向上が図れると共に、これらの組み込みを機械的に自動化することも可能になって、製造コストの低減化が図れる。
更に、軸筒本体(中軸)の内部で後軸から後方へ突出した各筆記体を中駒の挿通孔に夫々挿通させる従来技術と比べ、軸筒本体へ組み込む前の時点で、後軸の縦溝へノック部材を組み込むと同時に、夫々に取り付けられた筆記体と弾発部材を中駒の挿通孔へ挿通させてこれら全てを一体化できるため、軸筒本体への組み込み時に筆記体及び弾発部材が位置ズレせず、より組立性が向上する。
第二の形態によれば、連結体と軸筒本体との間に、相互に軸方向へ嵌め合う係合手段を形成して、この連結体を軸筒本体の一方の開口から挿入することにより、軸筒本体に対し後軸及び中駒がワンタッチで軸方向へ移動不能に取り付けられる。
従って、軸筒本体に後軸及び中駒を簡単に組み込むことができる。
第三の形態によれば、後軸の前端と軸筒本体の後端との接合部分に、互いに軸方向へ嵌め合う位置決め手段を夫々周方向へ同一形状で連続する略鋸歯状に形成し、これら略鋸歯状の位置決め手段で後軸の前端と軸筒本体の後端を軸方向へ嵌合させて周方向へ移動不能に係止することにより、後軸の前端と軸筒本体の後端とが周方向へどのような位置関係で軸方向へ当接しても、略鋸歯状の位置決め手段に沿って案内され、互いに嵌合して周方向へ位置決めされる。
従って、後軸を軸筒本体に対して周方向へ正確に位置合わせしなくても確実に位置決めすることができる。
よって、後軸と軸筒本体(中軸)との周方向へ位置決め手段が、これら両者の接合部分に周方向へ部分的に配置された凹凸嵌合である従来技術と比べ、位置合わせに周方向へ角度的な制限がないため、周方向へ位置決めが必要なくなり、組立性が向上して生産性の向上が図れると共に、これらの組み込みを機械的に自動化することも可能になって、製造コストの低減化が図れる。
第四の形態によれば、後軸の前端で径方向外側に被覆凸部を周方向へ形成し、この後軸の前端と接合する軸筒本体の後端で径方向内側には、該被覆凸部と径方向へ嵌め合う支持凸部を周方向へ形成することにより、これら後軸の前端と軸筒本体の後端との接合状態では、後軸の被覆凸部の内側に軸筒本体の支持凸部が重なり合うように嵌合するため、該後軸の被覆凸部が径方向へ成型収縮しても、それを外側へ押圧して矯正すると共に、これら被覆凸部の内側面と支持凸部の外側面とが圧接して両者の嵌合がより強固になる。
従って、後軸の成型収縮を矯正しながら軸筒本体と確実に接合することができる。
よって、後軸の前端側が径方向へ成型収縮してもそれを矯正する機能がない従来技術と比べ、後軸を組み込んでも軸筒本体(中軸)との間で外表面に段差が発生しないため、外観を面一状に維持して商品価値の低下を防止できる。
第五の形態によれば、上記中駒の挿通孔に、筆記体の径方向へ挿入可能なスリットを、各挿通孔の軸方向全長に亘って夫々形成することにより、該スリットを通して筆記体が挿通孔内へ軸方向以外のそれと交差する方向からも挿入可能となる。
従って、挿通孔内への筆記体の組み込みを容易にすることができる。
よって、中駒の挿通孔内に対して筆記体を軸方向のみしか挿通できない従来技術と比べ、筆記体の組み込み方向に自由度が増すため、組立性が向上して生産性の向上が図れると共に、これらの組み込みを機械的に自動化することも可能になって、製造コストの低減化が図れる。
第六の形態によれば、後軸の縦溝と中駒の挿通孔にノック部材、筆記体及び弾発部材を夫々軸方向へ摺動自在に差し込んで一体化し、軸筒本体の内周面には、これら一体化された連結体の筆記体及び弾発部材と軸方向へ対向するように弾発部材のバネ受け部を形成することにより、連結体を軸筒本体の一方の開口から挿入するだけで、各弾発部材の前端部がバネ受け部で前方へ移動不能に受けられる。
従って、弾発部材の位置決めを確実に行うことができる。
よって、軸筒本体(中軸)へ中駒を組み込む際に後軸から各筆記体が後方へ僅かでも傾斜していると中駒の挿通孔内へ入らず弾発部材の前端部を受けられない従来技術と比べ、中駒内に各筆記体及び弾発部材が組み込まれて一体化された連結体を軸筒本体に組み込むため、各筆記体が後方へ傾斜することがなく、弾発部材と共に正確に位置合わせできるから、組立性が向上して生産性の向上が図れると共に、これらの組み込みを機械的に自動化することも可能になって、製造コストの低減化が図れる
上記形態の好ましい一例である複式筆記具Aは、図1〜図7に示す如く、その前端に先端孔1aが開穿される軸筒本体1と、この軸筒本体1の後端に組み付けられてその前端側に軸方向へ長い縦溝2aを周方向へ適宜間隔毎に複数開設する後軸2と、この後軸2の各縦溝2aに対して夫々軸方向へ摺動自在に組み込まれる複数のノック部材3と、これらノック部材3に取り付けられる複数の筆記体4と、各筆記体4の外周に挿入される複数の弾発部材5と、各筆記体4を軸方向へ誘導するための挿通孔6aが複数開穿される中駒6とを備え、前記後軸2と中駒6とを連結し、この連結体Bを軸筒本体1の一方の開口1bから軸方向へ挿入することで、これら両者を軸方向へ移動不能に連結したものである。
前記軸筒本体1は、特開2001−225588号公報に開示される如く、後軸2の前方(図1では下方、図7では上方)に接続される中軸1′と、その前端中心に先端孔1aが軸方向へ開穿される先軸1″とを螺着接合して一体化するか、又はこれら中軸1′及び先軸1″が連続して一体成形された軸筒を使用することも可能である。
上記後軸2は、その前端が開口する縦溝2aに対して、後述するノック部材3を夫々軸方向へ摺動自在に支持するためのスライド案内部材であり、図示例の如く、その後端を閉塞した前記軸筒本体1と略同径の有底筒状に形成するか、又は後端が開口した筒状に形成して、別部品の尾栓(図示せず)を装着により閉塞し、各縦溝2aに対し、後述する筆記体4及び弾発部材5が一体化されたノック部材3を組み込むことで、これら後軸2とノック部材3、筆記体4及び弾発部材5がユニット化される。
各ノック部材3の前端には、例えばボールペンなどのリフィールやシャープペンシルなどの筆記体4が着脱自在に連結され、この筆記体4の外周沿いに例えばスプリングなどの弾発部材5を挿入して一体化するか、或いは、例えば特願2006−027056号の明細書に記載した如く、連結されたノック部材3又は筆記体4の後端部に弾発部材5を挿入して移動不能に止着することで一体化する。
また、上記後軸2と後述する中駒6とを一体成形するか、又は図示するように後軸2の前端から中駒6へ亘って連絡部材7を連設することにより、該後軸2の縦溝2aと中駒6の挿通孔6aが夫々軸方向へ一直線状に配置されるように連結される。
この連絡部材7で連結する場合には、前記ノック部材3の前方操作によって軸方向へ往復動する筆記体4及びそれに連動して伸縮変形する弾発部材5と非接触な位置に配備することが好ましい。
そして、少なくとも後軸2と、一体化されたノック部材3、筆記体4及び弾発部材5と、中駒6とからなる連結体Bは、軸筒本体1の一方の開口1bから挿入することで、中駒6が軸筒本体1内の所定位置に配置されると共に、これら連結体Bと軸筒本体1との間には、相互に軸方向へ嵌め合う係合手段8を形成し、この係合手段8により後軸2の前端面と軸筒本体1の後端面とが接合した状態で、両者を軸方向へ移動不能に連結することが好ましい。
この係合手段8の具体例として図示例の場合には、後軸2の前端と軸筒本体1との接合部分に、凹凸嵌合部や乗り越え嵌合部などを周方向へ部分的又は全周に亘り配置している。
それ以外の例としては図示せぬが、中駒6と軸筒本体1との接合部分に、凹凸嵌合部や乗り越え嵌合部などの係合手段8を周方向へ部分的又は全周に亘って配置したり、或いは連絡部材7と軸筒本体1との接合部分に、凹凸嵌合部や乗り越え嵌合部などの係合手段8を周方向へ部分的に配置することも可能である。
上記後軸2の前端と軸筒本体1の後端との接合部分には、互いに軸方向へ嵌め合う位置決め手段9を、夫々周方向へ同一形状で連続する略鋸歯状に形成し、これら略鋸歯状の位置決め手段9を介して後軸2の前端と軸筒本体1の後端とを軸方向へ嵌合させることにより、後軸2の前端と軸筒本体1の後端を周方向へ移動不能に係止することが好ましい。
この略鋸歯状とは、図示するような周方向へ等間隔毎に配置された二等辺三角形か又は不等辺三角形状に突出する山部と谷部が周方向へ交互に連続する鋸歯形状や、これら山部と谷部の頂角が円弧状の波型形状など、互いに接近させることにより、夫々の稜線に沿って摺動し山部と谷部が嵌め合う形状であれば、図示例以外の形状であっても良い。
更に、この後軸2の前端で径方向外側には、周方向へ延びる被覆凸部2bを、上記縦溝2aを除く全周に亘って前方へ向け突設し、この後軸2の前端と接合する軸筒本体1の後端で径方向側には、該被覆凸部2bと径方向へ嵌め合う支持凸部1cを周方向へ形成することにより、これら後軸2の前端と軸筒本体1の後端との接合状態では、後軸2の被覆凸部2bの内側に軸筒本体1の支持凸部1cが重なり合うように嵌合させることが好ましい。
また、上記中駒6は、軸筒本体1の内部形状と嵌り合う略円柱状に形成され、前記後軸2の縦溝2aと略同じ位置関係で挿通孔6aを夫々軸方向へ貫通開穿している。
これら挿通孔6aには、少なくとも筆記体4の外径と略同じか又はそれよりも幅広くてその径方向へ挿入可能なスリット6bを、各挿通孔6aの軸方向全長に亘り夫々形成して断面略C字形又は略U字形にすることにより、該スリット6bを通して少なくとも筆記体4のみか、或いはその外周に挿入される弾発部材5をも含めて、挿通孔6a内へ軸方向と交差する方向からも挿入可能にすることが好ましい。
また更に、上記弾発部材5の前端部と対向する中駒6の挿通孔6aの内部や後側縁か又は軸筒本体1の内周面には、該弾発部材5の内径より若干小さいが、筆記体4の外径よりは大きいバネ受け部5aを形成して、上記後軸2及び中駒6とユニット化された複数の筆記体4及び弾発部材5を、軸筒本体1の一方の開口1bから挿入するだけで、各弾発部材5の前端部がバネ受け部5aで前方へ移動不能に受けられるようにすることが好ましい。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1(a)(b)に示す如く、上記中軸1′と先軸1″が螺着接合された軸筒本体1の後端開口1bから、上記後軸2と中駒6とが連絡部材7を介して連結された連結体Bを挿入することにより、これら軸筒本体1の後端と後軸2の前端に夫々形成された鋸歯状の位置決め手段9が互いに嵌合して周方向へ位置決めされると同時に、該軸筒本体1の後端内側の支持凸部1cと、後軸2の前端外側の被覆凸部2bとが径方向へ重なり合って嵌合し、更に該接合部分に配置された係合手段8の凹凸嵌合部が係合して、軸筒本体1と後軸2とが軸方向へ移動不能に連結された場合を示すものである。
図示例では、図1(a)、図2及び図5に示す如く、後軸2の周方向へ三つの縦溝2aと、クリップCの取り付け部2cとを夫々等角度毎に配置し、これら三つの縦溝2aに対して、同数のノック部材3及び色の異なるボールペンのリフィールやシャープペンシルなどの筆記体4を組み込み、このクリップ取り付け側から帯板状の連絡部材7を介して中駒6が連結固定されている。
上記中駒6の挿通孔6aの外側には、図1(a)及び図3に示す如く、弾発部材5の外径と略同じか又はそれよりも若干幅広いスリット6bを夫々断面略U字形に形成し、この中駒6を軸筒本体1の内部へ挿入した状態で、各挿通孔6aのスリット6bが軸筒本体1の内周面と対向するように配置されている。
更に、上記鋸歯状の位置決め手段9を、図1(a)(b)に示す如く、軸筒本体1の後端内側に形成された支持凸部1cの先端と、後軸2の前端内側とに亘って形成している。
それ以外の例として図示せぬが、軸筒本体1の後端内側に形成された支持凸部1cの先端面を平坦にして、その外側に形成される環状凹部の底面1dと、後軸2の前端外側に形成された被覆凸部2bの先端とに亘って夫々鋸歯状に形成することも可能である。
また、前記鋸歯状の位置決め手段9を互いに嵌合して、後軸2に連結された中駒6の挿通孔6aと、軸筒本体1の内周面に突設される断面略C字形のバネ受け部5aとを周方向へ位置決めさせることにより、図1(a)及び図4に示す如く、これら挿通孔6a及びバネ受け部5aが軸方向へ連続すると同時に、各挿通孔6aのスリット6bを覆うような位置関係で、断面略C字形のバネ受け部5aが軸筒本体1の内周面に突設される。
詳しくは、図5及び図6に示す如く、位置決め手段9の鋸歯状山部又は谷部の周方向への数と、断面略C字形のバネ受け部5aの数が一致していると共に、これら両者が軸方向へ一致するように配置されており、軸筒本体1の後端及び後軸2の前端に夫々形成された鋸歯状の位置決め手段9を、周方向への位置関係をズラして嵌め合わせたとしても、各挿通孔6aの前方にはバネ受け部5aが軸方向へ一直線上に配置されている。
次に、斯かる複式筆記具Aの組立方法及びそれによる作用効果について説明する。
上述したような後軸2の縦溝2aへノック部材3、筆記体4及び弾発部材5を組み込む前工程では、例えば図7に示す如く、後軸2をその縦溝2aが上向に開口するように製品と上下逆転した状態で支持し、その縦溝2aへ向けて、ノック部材3に連結した筆記体4に弾発部材5が挿入され移動不能に止着されたものを上下逆転し、そのノック部材3側が先となるように下向きにして、該縦溝2aの軸方向と一致するように下方へ略垂直に誘導して入れ込むか、或いは自然落下させることが好ましい。
このような組立方法を採用すれば、これら後軸2と、ノック部材3、筆記体4及び弾発部材5を簡単にユニット化できると共に、機械的に自動化することも可能になる。
更に、この際、各挿通孔6aのスリット6bを通して筆記体4及び弾発部材5が挿通孔6a内へ挿入すれば、挿通孔6a内へ軸方向と交差する斜め方向からでも挿入可能となって、手による組立であっても組立性が向上する。
これに続いて、これらユニット化された後軸2を軸筒本体1の後端開口1b内へ組み込む後工程では、例えば図7に示す如く、そのまま上下逆転して支持された後軸2へ向けて、軸筒本体1をその後端開口1b側が先となるように下向きにして、これら後軸2及び軸筒本体1の軸方向が一致するように下方へ略垂直に誘導して入れ込むか、或いは自然落下させることが好ましい。
このような組立方法を採用すれば、これらユニット化された後軸2と軸筒本体1とを簡単に組み込めると共に、機械的に自動化することも可能になる。
この後工程を更に詳しく説明すれば、先ず、後軸2に連結された中駒6及び連絡部材7が、軸筒本体1の後端開口1bから挿入され、これら後軸2の前端と軸筒本体1の後端とが周方向へどのような位置関係であっても、これら軸筒本体1の後端内側と後軸2の前端内側に夫々形成した鋸歯状の位置決め手段9が互いに当接し、夫々が稜線に沿って摺動し夫々が嵌合して周方向へ位置決めされると同時に、中駒6の各挿通孔6aの前方にはバネ受け部5aが軸方向へ一直線上に配置される。
それにより、挿入した連絡部材7及び中駒6が、軸筒本体1内の所定位置に配置され、中駒6内に組み込まれた各弾発部材5の前端部が、軸筒本体1の内周面に形成したバネ受け部5aに当接して前方へ移動不能に受けられる。
そして、この頃には、該連結体Bと軸筒本体1との間に形成される係合手段8により、後軸2が軸筒本体1に対してワンタッチで軸方向へ移動不能に取り付けられる。
その結果、軸筒本体1に対する後軸2及び中駒6の組み込みを同一方向から一度に行なえる。
更に、これら後軸2の前端と軸筒本体1の後端との接合状態では、後軸2の被覆凸部2bの内側に軸筒本体1の支持凸部1cが重なり合うように嵌合するため、該後軸2を樹脂成型することで、複数の縦溝2aが所定間隔毎に開口する前端側が収縮変形したとしても、この収縮した前端部を、軸筒本体1の支持凸部1cで外側へ押圧して矯正すると共に、これら被覆凸部2bの内側面と支持凸部1cの外側面とが圧接して両者の嵌合がより強固になる。
その結果、後軸2の成型収縮を矯正しながら軸筒本体1と確実に接合できる。
尚、前示実施例では、上記軸筒本体1として中軸1′と先軸1″が螺着接合されたものを使用したが、これに限定されず、軸筒1を分離不能な一体構造としても良い。
更に、上記軸筒本体1の後端内側と後軸2の前端内側に鋸歯状の位置決め手段9を夫々形成して互いに嵌合させたが、これに限定されず、これと逆に軸筒本体1の後端外側と後軸2の前端外側に鋸歯状の位置決め手段9を夫々形成して互いに嵌合させるなど、他の構造であっても良い。
また、組立方法の一例として、前工程では、後軸2を縦溝2aが上向に開口するように上下逆転して支持し、その縦溝2aへ向けてノック部材3、筆記体4及び弾発部材5を、ノック部材3側が先となるように下向きにして略垂直に入れ込むか或いは自然落下させ、後工程では、上下逆転して支持された後軸2へ向けて、軸筒本体1を後端開口1b側が先となるように下向きにして略垂直入れ込むか或いは自然落下させる場合を示したが、これに限定されず、それ以外の組み立て方法で組み立てることも可能である。
本発明の複式筆記具の一実施例を示しており、(a)が組立状態の縦断正面図であり、(b)が分解状態の一部切欠正側面図である。 図1(a)の(2)−(2)線に沿える拡大横断平面図である。 図1(a)の(3)−(3)線に沿える拡大横断平面図である。 図1(a)の(4)−(4)線に沿える拡大横断平面図である。 後軸の拡大底面図である。 軸筒本体の拡大平面図である。 組立方法の一例を示す分解状態の正面図である。
B 連結体 1 軸筒本体
1a 先端孔 1b 一方の開口(後端開口)
1c 支持凸部 2 後軸
2a 縦溝 2b 被覆凸部
3 ノック部材 4 筆記体
4a 筆記先端部 5 弾発部材
5a バネ受け部 6 中駒
6a 挿通孔 6b スリット
7 連絡部材 8 係合手段
9 位置決め手段

Claims (6)

  1. 後軸(2)の前端側に周方向へ開設された複数の縦溝(2a)に対し、複数のノック部材(3)を軸方向へ摺動自在に備え、各ノック部材(3)の前方操作により、夫々に取り付けられた筆記体(4)を弾発部材(5)に抗して中駒(6)の挿通孔(6a)沿いに前進させ、その筆記先端部(4a)を選択的に軸筒本体(1)の先端孔(1a)から突出係止させるようにした複式筆記具において、
    上記後軸(2)と中駒(6)とを夫々の縦溝(2a)及び挿通孔(6a)が軸方向へ一直線状に配置されるように設け、後軸(2)に該後軸(2)よりも細い棒状の連絡部材(7)を連結することで、後軸(2)から前方へ連絡部材(7)を突出させ、該連絡部材(7)の突端側に中駒(6)を保持することで、後軸(2)の前端から前方へ間隔を置いて中駒(6)の挿通孔(6a)を配置し、これら後軸(2)、連絡部材(7)及び中駒(6)を具備してなる連結体(B)を軸筒本体(1)の一方の開口(1b)から挿入して、中駒(6)を軸筒本体(1)内の所定位置に配置させると共に、後軸(2)及び中駒(6)を軸筒本体(1)に対し軸方向へ移動不能に取り付けたことを特徴とする複式筆記具。
  2. 後軸(2)の前端側に周方向へ開設された複数の縦溝(2a)に対し、複数のノック部材(3)を軸方向へ摺動自在に備え、各ノック部材(3)の前方操作により、夫々に取り付けられた筆記体(4)を弾発部材(5)に抗して中駒(6)の挿通孔(6a)沿いに前進させ、その筆記先端部(4a)を選択的に軸筒本体(1)の先端孔(1a)から突出係止させるようにした複式筆記具において、
    上記後軸(2)と中駒(6)とを夫々の縦溝(2a)及び挿通孔(6a)が軸方向へ一直線状に配置されるように連結し、これら連結体(B)を軸筒本体(1)の一方の開口(1b)から挿入して、中駒(6)を軸筒本体(1)内の所定位置に配置させると共に、後軸(2)及び中駒(6)を軸筒本体(1)に対し軸方向へ移動不能に取り付け、
    上記後軸(2)の前端と軸筒本体(1)の後端との接合部分に、互いに軸方向へ嵌め合う位置決め手段(9)を夫々周方向へ同一形状で連続する略鋸歯状に形成し、これら略鋸歯状の位置決め手段(9)で後軸(2)の前端と軸筒本体(1)の後端を軸方向へ嵌合させて周方向へ移動不能に係止したことを特徴とする複式筆記具。
  3. 後軸(2)の前端側に周方向へ開設された複数の縦溝(2a)に対し、複数のノック部材(3)を軸方向へ摺動自在に備え、各ノック部材(3)の前方操作により、夫々に取り付けられた筆記体(4)を弾発部材(5)に抗して中駒(6)の挿通孔(6a)沿いに前進させ、その筆記先端部(4a)を選択的に軸筒本体(1)の先端孔(1a)から突出係止させるようにした複式筆記具において、
    上記後軸(2)と中駒(6)とを夫々の縦溝(2a)及び挿通孔(6a)が軸方向へ一直線状に配置されるように連結し、これら連結体(B)を軸筒本体(1)の一方の開口(1b)から挿入して、中駒(6)を軸筒本体(1)内の所定位置に配置させると共に、後軸(2)及び中駒(6)を軸筒本体(1)に対し軸方向へ移動不能に取り付け、
    上記後軸(2)の前端で径方向外側に被覆凸部(2b)を周方向へ形成し、この後軸(2)の前端と接合する軸筒本体(1)の後端で径方向内側には、該被覆凸部(2b)と径方向へ嵌め合う支持凸部(1c)を周方向へ形成したことを特徴とする複式筆記具。
  4. 後軸(2)の前端側に周方向へ開設された複数の縦溝(2a)に対し、複数のノック部材(3)を軸方向へ摺動自在に備え、各ノック部材(3)の前方操作により、夫々に取り付けられた筆記体(4)を弾発部材(5)に抗して中駒(6)の挿通孔(6a)沿いに前進させ、その筆記先端部(4a)を選択的に軸筒本体(1)の先端孔(1a)から突出係止させるようにした複式筆記具において、
    上記後軸(2)と中駒(6)とを夫々の縦溝(2a)及び挿通孔(6a)が軸方向へ一直線状に配置されるように連結し、これら連結体(B)を軸筒本体(1)の一方の開口(1b)から挿入して、中駒(6)を軸筒本体(1)内の所定位置に配置させると共に、後軸(2)及び中駒(6)を軸筒本体(1)に対し軸方向へ移動不能に取り付け、
    上記中駒(6)の挿通孔(6a)に、筆記体(4)の径方向へ挿入可能なスリット(6b)を、各挿通孔(6a)の軸方向全長に亘って夫々形成したことを特徴とする複式筆記具。
  5. 後軸(2)の前端側に周方向へ開設された複数の縦溝(2a)に対し、複数のノック部材(3)を軸方向へ摺動自在に備え、各ノック部材(3)の前方操作により、夫々に取り付けられた筆記体(4)を弾発部材(5)に抗して中駒(6)の挿通孔(6a)沿いに前進させ、その筆記先端部(4a)を選択的に軸筒本体(1)の先端孔(1a)から突出係止させるようにした複式筆記具において、
    上記後軸(2)と中駒(6)とを夫々の縦溝(2a)及び挿通孔(6a)が軸方向へ一直線状に配置されるように連結し、これら連結体(B)を軸筒本体(1)の一方の開口(1b)から挿入して、中駒(6)を軸筒本体(1)内の所定位置に配置させると共に、後軸(2)及び中駒(6)を軸筒本体(1)に対し軸方向へ移動不能に取り付け、
    上記後軸(2)の縦溝(2a)と中駒(6)の挿通孔(6a)にノック部材(3)、筆記体(4)及び弾発部材(5)を夫々軸方向へ摺動自在に差し込んで一体化し、軸筒本体(1)の内周面には、これら一体化された連結体(B)の筆記体(4)及び弾発部材(5)と軸方向へ対向するように弾発部材(5)のバネ受け部(5a)を形成したことを特徴とする複式筆記具。
  6. 上記連結体(B)と軸筒本体(1)との間に、相互に軸方向へ嵌め合う係合手段(8)を形成し、この連結体(B)を軸筒本体(1)の一方の開口(1b)から挿入することで、軸筒本体(1)に対し後軸(2)及び中駒(6)を軸方向へ移動不能に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の複式筆記具。
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