JP4845848B2 - マスターディスクのクリーニング方法及び装置 - Google Patents

マスターディスクのクリーニング方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明はマスターディスクのクリーニング方法及び装置に係り、特にハードディスク装置等に用いられる磁気記録媒体にフォーマット情報等の磁気情報を転写する際のマスターディスクやナノインプリントに用いるマスターディスクに付着した塵埃の除去に好適なクリーニング技術に関する。
近年、急速に普及しているハードディスクドライブに使用される磁気ディスク(ハードディスク)は、磁気ディスクメーカーよりドライブメーカーに納入された後、ドライブに組み込まれる前に、フォーマット情報やアドレス情報が書き込まれるのが一般的である。この書き込みは、磁気ヘッドにより行うこともできるが、これらのフォーマット情報やアドレス情報が書き込まれているマスターディスクより一括転写する方法(磁気転写)が効率的であり、好ましい。
この種の磁気転写技術やナノインプリント技術においては、マスターディスク(転写原盤)とスレーブディスク(被転写体)とを密着させる必要があるが、この環境におけるクリーン度が悪いと、微粒子やゴミ等により、転写不良となったり、マスターディスクの表面に傷等を発生させてしまうという問題がある。
クリーニング技術としては、従来、CO洗浄、テープバーニッシュ、NiPメッキした基板(ダミーディスク)と密着させて異物を移着させる方法(特許文献1)、エアブロー、プラズマ洗浄、スクラブ洗浄、超音波洗浄、ジェット洗浄、クリーニングローラ(粘着テープ)を用いる方法(特許文献2、3)などが知られている。
特開2001−176065号公報 特開昭48−35771号公報 特許第3346660号公報
しかしながら、従来の技術は、それぞれ欠点がある。すなわち、CO洗浄は、無機物の除去には有効であるが、有機物はほとんど除去できず、また、洗浄後にウォーターマークが残る。テープバーニッシュは、テープによる発塵があり、固い塵埃の場合、除去後にディスク表面上で引きずってキズの原因となる。
ダミーディスクを用いる方法(特許文献1)は、ダミーディスクに対し、表面硬度が低い材質で作られたマスターに対してはクリーニング効果が低い。エアブローは塵埃剥離力が弱い。プラズマ洗浄は、金属の除去ができないうえ、マスター表面の酸化や除去速度が遅いという欠点がある。スクラブ洗浄、超音波洗浄、ジェット洗浄は、いずれもマスター表面を損傷させやすい。また、これらの洗浄方法は、いずれも洗浄のためにディスクを装置から取り外さなければならず、製造ラインへの適用性(オンライン適性)も低い。さらに、特許文献2に記載されている従来のクリーニングローラを用いる方法は塵埃剥離力が弱い。
磁気転写やナノインプリント等における密着・転写によってマスターディスクに付着した塵埃は、高圧プレスされて潰れた塵埃がマスターに付着したものであり、その付着形態は粘着力による付着、或いはマスターへの食い込みによる付着である。このように、強固に付着した異物は、従来の洗浄技術によっては除去が難しく、また、付着形態が一様でないため、1つの方法ですべての塵埃を除去することが困難である。有機物/無機物のどちらに対しても除去能力を上げるためには、物理力を利用した除去方法が最も効果的であることが実験的に確認されている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、有機物/無機物のどちらの塵埃についても効果的に除去することができ、製造ラインへの導入(オンライン化)も可能なマスターディスクのクリーニング方法及び装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明は、磁気ディスクの製造に用いられる磁気転写用マスターディスク、又は磁気ディスクの製造に用いられるナノインプリント用マスターディスク上に付着した塵埃を除去するクリーニング方法であって、粘着面を外側に向けて湾曲させた形状をなす粘着部材の湾曲形状部分の一部をマスターディスクに接触させ前記湾曲形状部分の一部を前記マスターディスクに押し付けた状態で、前記粘着部材を前記マスターディスクのディスク面内方向に往復揺動させ、前記押し付けた状態で前記マスターディスクに接触する前記粘着部材の着地面積における前記往復揺動方向の幅をa、前記往復揺動の両振幅をbとするとき、a≧bを満たすことを特徴とする。
本発明によれば、粘着部材の往復揺動によりマスターディスク上の塵埃に対して複数の方向から外力を加えつつ粘着面の貼り剥がし動作を行うため、粘着部材の粘着力と相まってマスターディスク上の塵埃を効果的に除去できる。また、本発明によるクリーニング方法は、物理力を利用した除去方法であるため、有機物、無機物のどちらに対しても除去効果が得られる。さらに、本発明によれば、クリーニングの対象となるマスターディスクをホルダー等のディスク保持部材に取り付けたままの状態でクリーニングを行うことができるため、比較的簡易な装置構成でオンライン化が可能である。
また、往復揺動の際に粘着部材がマスターディスクに対して相対的に擦れないため、除去した塵埃によりディスク面が傷つくことがない。
本発明の他の態様は、前記粘着部材として粘着シートを用い、該粘着シートの粘着面を外側に向けてループ形状を形成し、当該ループ形状の一部を前記マスターディスクに押し付けて前記往復揺動を行うことを特徴とする。
かかる態様によれば、粘着シートを交換するだけで、除去能力を維持できるため、主たる消耗品が粘着シートのみとなり、ランニングコストを安価に抑えることができる。
本発明の他の態様は、前記粘着部材の長手方向について剥離角を持たせながら、前記マスターディスクに接触させた前記湾曲形状部分の一部を前記マスターディスクから離すことを特徴とする。
かかる態様によれば、粘着部材の長手方向について剥離角を持たせながら、マスターディスクに接触させた湾曲形状部分の一部をマスターディスクから離すので、マスターディスク上に粘着剤が残らない。
本発明の他の態様は、記粘着部材の長手方向について前記粘着部材を前記マスターディスクに対し傾けることにより、前記剥離角を持たせることを特徴とする。
かかる態様によれば、当該クリーニング方法を実現するための装置側で剥離角を制御できるので、マスターディスクに接触させた湾曲形状部分の一部をマスターディスクから離すときに、より精密な剥離角の制御ができる。
本発明の他の態様は、前記粘着部材と前記マスターディスクを対向させて配置したときに前記粘着部材の長手方向について前記マスターディスクに対し傾くように前記湾曲形状部分の一部を形成しておくことにより、前記剥離角を持たせることを特徴とする。
かかる態様によれば、当該クリーニング方法を実現するための装置側に剥離角を制御する機構を設ける必要がないので、当該装置の構成の単純化を図ることができる。
また、本発明は前記目的を達成する装置発明を提供する。すなわち、本発明は、磁気ディスクの製造に用いられる磁気転写用マスターディスク、又は磁気ディスクの製造に用いられるナノインプリント用マスターディスク上に付着した塵埃を除去するクリーニング装置であって、マスターディスクを保持するディスク保持手段と、粘着面を外側に向けて湾曲させた形状をなす粘着部材を保持したクリーニングヘッドと、前記ディスク保持手段に保持されたマスターディスクのディスク面に垂直な方向及び該ディスク面と平行なディスク面内方向に前記クリーニングヘッドを移動させるヘッド駆動手段と、前記ヘッド駆動手段を制御して、前記粘着部材の湾曲形状部分の一部をマスターディスクに接触させるとともに、前記湾曲形状部分の一部を前記マスターディスクに押し付けた状態で前記粘着部材を前記ディスク面内方向に往復揺動させ、前記押し付けた状態で前記マスターディスクに接触する前記粘着部材の着地面積における前記往復揺動方向の幅をa、前記往復揺動の両振幅をbとするとき、a≧bを満たすように前記クリーニングヘッドを動作させる制御手段と、を備えたことを特徴とするマスターディスクのクリーニング装置を提供する。
本発明によれば、粘着材の粘着力のみに頼った単なる貼り剥がしを行う方法に比べて、塵埃除去効果を高めることができ、高能率に塵埃を除去できる。このため、高圧プレスによってディスク上に強固に付着した塵埃も効果的に除去することができる。また、本発明は、物理的外力を利用した塵埃除去方法のため、有機物、無機物のどちらの塵埃に対しても除去能力が高い。さらに、本発明はマスターディスクを装置から外すことなくクリーニング可能なため、オンライン化が可能である。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
<第1実施形態>
〔クリーニング装置の構成例〕
図1は本発明の実施形態に係るクリーニング装置の構成を示す平面図、図2は図1の矢印A方向から見たA矢視側面図、図3は図1の矢印B方向から見たB矢視側面図である。
これらの図面に示されているように、このクリーニング装置10は、マスターディスク12、14を保持するホルダーユニット16、18と、クリーニングヘッド20の駆動装置を備えた駆動ユニット22と、ベースプレート30を主な要素として構成される。
ホルダーユニット16、18は、マスターディスク12、14を垂直に立てた姿勢(ディスク面が鉛直線と平行になる姿勢)で保持するディスク保持面16A、18Aを有し、両者のディスク保持面16A、18Aが所定の距離を隔てて互いに向かい合うように、各ホルダーユニット16、18はベースプレート30上に位置決め固定される。
駆動ユニット22は、アーム24の先端に取り付けられたクリーニングヘッド20をディスク面に垂直な方向(第1軸:図1におけるX軸)に移動させる第1軸駆動機構26と、当該クリーニングヘッド20をディスク面と平行方向(第2軸:図1におけるY軸)に移動させる第2軸駆動機構28と、を備え、当該駆動ユニット22はベースプレート30上に位置決め固定される。
なお、後述するように、アーム24に回転機能を持たせ、クリーニングヘッド20の長手方向についてディスク保持面16A、18Aに対してクリーニングヘッド20が任意の角度を持つことができるようにしてもよい。
第1及び第2軸駆動機構26、28は、それぞれ各軸方向に沿って配設されたリニアレール32、34、ボールねじ36、38、モータ40、42、スライダテーブル44、46から成り、第1軸駆動機構26及び第2軸駆動機構28により、2軸モータ制御されるXYステージが構成されている。
第1軸駆動機構26によりクリーニングヘッド20のディスク面への押し付け及びディスク面からの離脱を行い、第2軸駆動機構28により、クリーニングヘッド20の揺動動作と横送りを行う。各モータ40、42は、制御装置48と接続され、後述するシーケンスにしたがって制御される。
ベースプレート30は、ホルダーユニット16、18と駆動ユニット22の相対的な位置関係を規定(位置決め)して固定するためのベース部材である。ホルダーユニット16、18と駆動ユニット22は、ベースプレート30に対して脱着可能な構造とすることが好ましい。
クリーニングヘッド20には、マスターディスク12、14の外形(直径)よりも広い幅の粘着シート50がその粘着面を外側(表側)に向けてループ状の形状をなすように固定されている。このループ形状部分を以下「ループ部」という。なお、本例では、2つのホルダーユニット16、18に対応すべく、2つのクリーニングヘッド20を互い背中合わせに配置した2ヘッド構造を採用しているが、一方のヘッドを省略して、ヘッド部に回転(反転)機構を設けるなどの態様により、1ヘッドで2つのホルダーユニット16、18に対応する装置構成も可能である。
図4はクリーニングヘッド20の構成図である。粘着シート50はロール状のものから所定の大きさに切断された長方形状のものを用いる。この長方形の粘着シートの粘着面を外側にして先端をループ状に丸めて折り、他端を重ねて図示のようにヘッド治具(ブロック)に挟み込むことで粘着シート50が取り付けられる。これにより、ティアドロップ形状のループ部52が得られる。粘着シート50の保持形態は、図4に示す例に限定されず、粘着面を外側に向けた湾曲形状を形成する他の保持形態でもよい。
粘着シート50には、例えば、日東電工株式会社製のBT-150E-KL(商品名)を用いることができる。使用する粘着シートに必要な性能として再剥離性が良くなければならない。再剥離性が悪いと粘着材がマスターディスクに付着して汚染してしまうためである。
図5はクリーニング時の様子を示す図、図6は図5の矢印C方向から見たC矢視側面図、図7は図5の矢印D方向から見たD矢視側面拡大図である。なお、図5及び図6における斜線部は粘着シート50を表している。
これらの図面に示されているように、クリーニング時には、粘着シート50のループ部52をマスターディスク12(又は、14)に接触させ、ループ部52を完全に押し潰さない程度に、ループ部52をマスターディスク12(又は、14)に押し付け、この押し付け状態で、ディスク面内方向にクリーニングヘッド20(すなわち、ループ部52)を往復運動(揺動)させる。
ループ部52をディスク面上で引きずらずに(擦らずに)揺動させるためには、押し付けによるループ部52の接触面積における揺動方向の幅をa、揺動の両振幅をb(片振幅はb/2)とするとき、a≧bであることが好ましい(図7参照)。例えば、直径約65mmのマスターディスクを対象とする場合については粘着シート50の押し潰し時における接触面積の幅aは1mm〜5mmの範囲であることが好ましく、一例として、接触面積の幅aが3mmの場合、両振幅bは2.5mmとする。
これにより、粘着シート50はマスターディスク12(14)上で微小な密着・剥離を繰り返す動きとなる。特に、マスターディスク12(14)に接触させた粘着シート50を塵埃に対して可能な限り押し付けた状態でマスターディスク面と平行な方向に外力をかけながら剥がすことが望ましい。
なお、押し付け状態でのループ部52の形状(押し潰し時における扁平の度合い)や接触面積(「着地面積」に相当)は、粘着シート50の剛性(弾性)と、ループ部52の大きさ、ディスク面への押し付け力等によって変わる。塵埃除去性能の観点から最適な諸条件(接触面積と揺動振幅の条件、揺動(往復)周期や揺動回数の条件、押し付け力の条件など)については、使用される粘着シート50の特性(シートの剛性、弾性や粘着力など)に基づき、予め実験的に定められる。
例えば、ディスクの密着圧力0.4MPaで潰された標準粉体(ポリプロピレン、SUS)について、粘着シートとして日東電工株式会社製のBT-150E-KL(商品名)を使用した場合、接触幅3mm、揺動振幅2.5mm、往復時間1秒/回、ヘッドの送りピッチ1mmとしたとき、貼り剥がし揺動の回数と、マスターに付着した塵埃の除去率の関係を調べた実験では図8のような結果が得られた。図8の実験結果によれば、ポリプロピレンに対しては、貼り剥がし揺動の回数が10回以上で塵埃除去率80%が達成され、SUS(ステンレス鋼)に対しては、貼り剥がし揺動の回数が20回以上で塵埃除去率70%が達成され、30回以上で塵埃除去率80%が達成されている。
条件を異ならせた他の実験結果も含め、塵埃の種類によらず、塵埃除去率70%以上を達成しようとすると、貼り剥がし揺動を30回〜40回行えば良いことがわかっている。
かかる知見に基づき、ループ部52の押し付け量(接触面積)、揺動振幅、周期、回数等が制御される。また、図9に示すように、所定の送りピッチでクリーニングヘッド20の位置(ディスクのクリーニング位置)を変えながら、各位置で上述の揺動動作によるクリーニングが行われる。
すなわち、ディスクの全領域に対応するストローク範囲について、所定の送りピッチでクリーニングヘッド20の位置(ディスクのクリーニング位置)を変えながら、各位置で上述の揺動動作によるクリーニングが繰り返し行われ、ディスク全面がクリーニングされる。ヘッドの送りピッチは、接触面積の幅aと同等またはこれよりも小さい送り量であることが好ましい。特に、ヘッドの送りピッチを揺動の片振幅(b/2)以下とすることが好ましい。すなわち、ヘッドの送りピッチ≦b/2とすることで、1つの塵埃に対し少なくとも2回かつ2方向からの貼り剥がし動作を行うことができる。例えば、a=3mm,b=2.5mmの時、送りピッチを1mmと条件設定することで1つの塵埃に対し、2方向からの貼り剥がしを行うことができる。
〔クリーニングシーケンスの説明〕
図10は、本実施形態に係るクリーニング装置におけるクリーニングシーケンスを示すフローチャートである。
装置の運転が開始されると(ステップS110)、まず、クリーニングヘッド20をスタート原点位置へ移動させる(ステップS112)。例えば、図9において、ディスクの左端から右に向かって移動させながらクリーニングを行う場合、最左のクリーニング位置がスタート原点位置に相当する。
次いで、ヘッドを設定した押し付け量の位置へ移動させる(ステップS114)。この移動は、ループ部52をマスターディスク12(14)に接触させる方向(図1においてX軸方向)に移動させるものである。所定の接触面積(幅a)を実現する状態でヘッドをY軸方向に両振幅b(片振幅b/2)で往復運動させ、クリーニングを行う(ステップS116)。この微小な揺動による貼り剥がしのクリーニングを所定時間(または所定往復揺動回数)実施した後、クリーニングヘッド20をディスクから離脱させて(ステップS118)、ループ部52をディスク面から離す。
そして、予め設定されている送りピッチ分だけヘッドを送り移動させる(ステップS120)。このヘッド移動により、ヘッドが予め設定されている送りストローク量の移動を完了したか否かの判断を行う(ステップS122)。
この判定の結果、所定の送りストローク量に達していなければ、ステップS114に戻り、上述の動作(ステップS114〜ステップS122)を繰り返す。所定のピッチ量で送り移動しながら、各位置でクリーニング動作を行うことで、ディスクの全領域についてクリーニングが実施される。所定の送りストローク量までの移動が完了してディスクの全領域についてクリーニングが終了すると、ステップS122の判定において、所定の送りストローク量を完了したと判定され、YES判定となる。
この場合は、ヘッドを原点位置へ移動させ(ステップS124)、装置を停止させる(ステップS126)。
図1に示した2つのホルダーユニット16、18を備える構成の場合、上述した処理フロー(ステップS110〜S126)を各ホルダーユニット16、18について交互に実行する。すなわち、一方(片側)のホルダーユニット(例えば符号16)に保持されたディスクについて図10の処理フローが終わったら、ヘッドを反対側(他方)のホルダーユニット(例えば、この場合、符号18)に移動させて、同様の処理を行う。
図1に示した制御装置48には、図10のようなシーケンスによってクリーニング装置10の駆動ユニット22を制御するためのプログラムが格納された記憶手段と、当該プログラムを実行するコンピュータを含んで構成される。
(変形例)
図1では1列のクリーニングヘッド20を用いたが、これに代えて、図11及び図12に示すように、ループ部52を一定の間隔(配列ピッチδ)で多列配置した複数列の複合ヘッド21を用いることで、ピッチ送り回数を減らして、クリーニング効率を向上させることができる。
図11及び図12に示すような複数列配置の複合ヘッド21を用いる構成によれば、1度のクリーニング面積を増やすことができ、粘着ループの配列ピッチδの約半ピッチ程度のピッチ送りを行うことにより、ディスク全面をクリーニングすることができるため、クリーニング効率を向上できる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、図10に示したクリーニングシーケンスを示すフローチャートにおいて、ステップS118に関して特徴を有している。より具体的には、クリーニングヘッド20をマスターディスク12(14)から離脱させて、粘着シート50のループ部52をマスターディスク12(14)のディスク面12A(14A)から離す動作に関して特徴を有している。その他の内容は第1実施形態で説明した例と同一又は類似するので、説明は省略する。
図10のステップS118においては、クリーニングヘッド20をディスク面12A(14A)に垂直な方向にそのまま離脱させて、ループ部52をディスク面12A(14A)から離すことが考えられる。
しかしながら、第2実施形態では、ループ部52とディスク面12A(14A)に剥離角を持たせながら、ループ部52をディスク面12A(14A)から離すことを提案する。
そこで、以下に詳細を説明する。図13は、第2実施形態においてループ部52をディスク面12A(14A)から離す様子を示す図である。
図13(a)は、図5の矢印C方向から見たC矢視側面図(図6)であり、クリーニングヘッド20によりループ部52をディスク面12A(14A)に押し付けて、接触幅aで接触させた状態を示している。
次に、図13(a)の状態から図13(b)に示すように、クリーニングヘッド20をディスク面12A(14A)に垂直な方向(図面上方向)に離脱させる。これにより、ループ部52のディスク面12A(14A)への押し付け量を減らし、ループ部52とディスク面12A(14A)を接触幅a´で接触させた状態にする。なお、a>a´であり、図13(a)の状態のときより図13(b)の状態のときのほうが、ループ部52とディスク面12A(14A)の接触面積が狭められている。
図13(b)に示す状態では、クリーニングヘッド20の長手方向から見ると、図14に示すような状態になっている。図14は図13(b)の矢印F方向から見たF矢視側面拡大図である。また、図15に斜視図を示す。
次に、図13(b)の状態から図13(c)に示すように、粘着シート50の長手方向について剥離角θを持たせながら、ループ部52をディスク面12A(14A)から離す。このように粘着シート50の長手方向について剥離角θを持たせる理由は以下のとおりである。
図13(a)に示す状態から図13(b)に示す状態に至るまでの間は、ループ部52はディスク面12A(14A)に対し、任意の剥離角を持った状態でめくられながら離れる。しかし、図13(b)に示す状態からループ部52をディスク面12A(14A)から離す時には、引き剥がしの現象が起こり、非常に大きな剥離力が生じてしまうからである。
そこで、図13(c)に示すように、粘着シート50の長手方向について剥離角θを持たせながら、ループ部52をディスク面12A(14A)から離すことにし、引き剥がしの現象が起こらないようにしている。これにより、ループ部52の凝集力がディスク面12A(14A)と粘着剤の界面密着力に負けないことになる。そのため、粘着剤が凝集破壊を起こして粘着剤がディスク面12A(14A)に残るおそれがない効果を得ることができる。
なお、図13(a)に示す状態からそのまま(13(a)に示す状態から図13(b)に示す状態へとループ部52とディスク面12A(14A)の接触面積を狭めず)、図13(c)に示すように、粘着シート50の長手方向について剥離角θを持たせながら、ループ部52をディスク面12A(14A)から離してもよい。
ここで、粘着シート50の長手方向について剥離角θを持たせながら、ループ部52をディスク面12A(14A)から離す動作に関して、より詳細に説明する。ここでは、粘着シート50の長手方向について剥離角θを持たせるクリーニングヘッド20の回転動作に関し、その支点となる位置ごとに場合を分けて説明する。
まず、図1や図2に示すようなアーム24に回転機能を持たせて、クリーニングヘッド20の長手方向における中心部分を支点としてクリーニングヘッド20に回転動作を与える場合について考える。
この場合、クリーニングヘッド20の長手方向における中心部分を支点として、一端であるA端(図13参照)側をディスク面12A(14A)から離脱させ、他端であるB端(図13参照)側をディスク面12A(14A)に接近させるように、クリーニングヘッド20を所定の角度θだけ回転する。
すると、ループ部52の長手方向のA端側から中心部分にかけては、ループ部52とディスク面12A(14A)が剥離角θを持ちながら徐々に離れていき、やがて、完全に離れる。その一方、ループ部52の長手方向の中心部分からB端部分にかけては、押し付け量が増えて撓む。
その後、クリーニングヘッド20は回転動作を停止させて、第1軸駆動機構26によりディスク面12A(14A)に垂直な方向にディスク面12A(14A)から徐々に離脱させていく。すると、ループ部52の長手方向の中心部分からB端部分にかけて、押し付け量が減りループ部52の撓みが減少していく。そして、ループ部52とディスク面12A(14A)とが剥離角θを持ちながら徐々に離れていく。このとき、ループ部52とディスク面12A(14A)の接触面積が、粘着シート50の長手方向に徐々に減少していく。やがて、クリーニングヘッド20をディスク面12A(14A)から所定の距離まで離脱させると、ループ部52とディスク面12A(14A)とが完全に離れる。以上のように、ループ部52とディスク面12A(14A)を離すことができる。
なお、クリーニングヘッド20の長手方向における中心部分を支点として、B端側をディスク面12A(14A)から離脱させ、A端側をディスク面12A(14A)に接近させるように、クリーニングヘッド20を所定の角度θだけ回転させても、同様にして、ループ部52とディスク面12A(14A)を離すことができる。
次に、クリーニングヘッド20の長手方向におけるA端側を支点として、クリーニングヘッド20に回転動作を与える場合について考える。この場合、クリーニングヘッド20の長手方向におけるA端側を支点として、B端側をディスク12(14)にやや押し付けるように、クリーニングヘッド20を所定の角度θだけ回転させた状態にする。そして、その状態のままディスク面12A(14A)と垂直な方向に、クリーニングヘッド20をマスターディスク12(14)から徐々に離脱させる。
すると、粘着シート50の長手方向について剥離角θを持ちながら、クリーニングヘッド20の長手方向におけるA端側からループ部52とディスク面12A(14A)とが徐々に離れていく。このとき、ループ部52とディスク面12A(14A)の接触面積が、粘着シート50の長手方向に徐々に減少していく。そして、クリーニングヘッド20を所定の距離だけ離脱させると、ループ部52とのディスク面12A(14A)が完全に離れる。以上のように、ループ部52とディスク面12A(14A)を離すことができる。
なお、クリーニングヘッド20の長手方向におけるB端側を支点とした場合も、同様にしてB端側からループ部52とディスク面12A(14A)とを徐々に離していくことにより、ループ部52とディスク面12A(14A)を離すことができる。
次に、クリーニングヘッド20の長手方向におけるB端部分を支点として、クリーニングヘッド20に回転動作を与える場合について考える。この場合、クリーニングヘッド20の長手方向におけるB端部分を支点として、A端側をマスターディスク12(14)から離脱させるように、クリーニングヘッド20の回転角度を徐々に増やしていく。
すると、粘着シート50の長手方向におけるA端側からループ部52とディスク面12A(14A)が、剥離角を持ちながら徐々に離れ始める。このとき、ループ部52とディスク面12A(14A)の接触面積が、粘着シート50の長手方向に徐々に減少していく。
そして、クリーニングヘッド20の回転角度が所定の角度に達すると、ループ部52とディスク面12A(14A)が完全に離れる。以上のように、ループ部52とディスク面12A(14A)を離すことができる。
なお、クリーニングヘッド20の長手方向におけるA端側を支点とした場合も、同様にしてB端側からループ部52とディスク面12A(14A)とを徐々に離していくことにより、ループ部52とディスク面12A(14A)を離すことができる。
以上のように、アーム24などクリーニングヘッド20の回転機構を持たせてクリーニング装置10側で剥離角を制御することにより、ループ部52とディスク面12A(14A)を離すときに、より精密な剥離角の制御ができる。
一方、予め、図16(a)に示すようにクリーニングヘッド20に対し粘着シート50を斜めに取り付けるか、あるいは、図16(b)に示すように台形状に形成した粘着シート50´を取り付けておいてもよい。これにより、ループ部52をディスク面12A(14A)に対向させた時に、予め、粘着シート50の長手方向についてループ部52がディスク面12A(14A)に対し傾いた状態にしておくことができる。そして、クリーニング装置10側に剥離角を制御する機構を設ける必要がないので、クリーニング装置10の構成の単純化を図ることができる。
より詳細には、図16(a)(b)に示すように、クリーニングヘッド20からの粘着シート50のループ部52の出しろについて、粘着シート50の長手方向における一方の出しろHと他方の出しろHが異なるように設定(図16(a)(b)ではH>H)し、クリーニングヘッド20の長手方向について粘着シート50の出しろが徐々に変化するようにしておく。なお、ループ部52がディスク面12A(14A)から離れるときに最初に離れる側の出しろをH、最後に離れる側の出しろをH、としておく。
これにより、ディスク面12A(14A)の垂直方向にクリーニングヘッド20を離脱させるだけで、粘着シート50の長手方向に剥離角θを持たせながら、ループ部52をディスク面12A(14A)から離すことができる。
なお、図1に示した制御装置48は、第2実施形態の動作を制御するためのプログラムが格納された記憶手段と、当該プログラムを実行するコンピュータを含んで構成される離脱制御手段も備える。
本発明は、磁気記録媒体の製造に用いられる磁気転写用のマスターディスクのクリーニング技術として好ましく適用できるが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、転写原盤と被転写体とを密着させて、磁気情報や形状等の情報を転写する任意の転写装置に適用可能である。すなわち、本発明は、磁気転写、ナノインプリンティング、パターンドメディア等の転写技術に好ましく適用することができる。
本発明の実施形態に係るクリーニング装置の構成を示す平面図 図1の矢印A方向から見たA矢視側面図 図1の矢印B方向から見たB矢視側面図 クリーニングヘッドの構成図 クリーニング時の様子を示す説明図 図5の矢印C方向から見たC矢視側面図 図5の矢印D方向から見たD矢視側面拡大図 貼り剥がし回数と塵埃除去率の関係を調べた実験結果を示すグラフ クリーニングヘッドの送り移動を説明するための図 本実施形態に係るクリーニング装置におけるクリーニングシーケンスを示すフローチャート 複数列の粘着シートループを有する複数配列の複合ヘッドの構成例を示す図 図11の矢印E方向から見たE矢視側面図 粘着シートのループ部をマスターディスクのディスク面から離す時に、粘着シートのループ部とマスターディスクとの間に剥離角を付与する場合の説明図 図13(b)の矢印F方向から見たF矢視側面拡大図 図13(b)における斜視図 粘着シートの出しろが粘着シートの長手方向について徐々に変化するようにした例を示す図
符号の説明
10…クリーニング装置、12,14…マスターディスク、12A,14A…ディスク面、16,18…ホルダーユニット、20…クリーニングヘッド、24…アーム、22…駆動ユニット、30…ベースプレート、36,38…ボールネジ、40,42…モータ、48…制御装置、50…粘着シート、52…ループ部

Claims (10)

  1. 磁気ディスクの製造に用いられる磁気転写用マスターディスク、又は磁気ディスクの製造に用いられるナノインプリント用マスターディスク上に付着した塵埃を除去するクリーニング方法であって、
    粘着面を外側に向けて湾曲させた形状をなす粘着部材の湾曲形状部分の一部をマスターディスクに接触させ前記湾曲形状部分の一部を前記マスターディスクに押し付けた状態で、前記粘着部材を前記マスターディスクのディスク面内方向に往復揺動させ、前記押し付けた状態で前記マスターディスクに接触する前記粘着部材の着地面積における前記往復揺動方向の幅をa、前記往復揺動の両振幅をbとするとき、a≧bを満たすことを特徴とするマスターディスクのクリーニング方法。
  2. 前記粘着部材として粘着シートを用い、該粘着シートの粘着面を外側に向けてループ形状を形成し、当該ループ形状の一部を前記マスターディスクに押し付けて前記往復揺動を行うことを特徴とする請求項1記載のマスターディスクのクリーニング方法。
  3. 前記粘着部材の長手方向について剥離角を持たせながら、前記マスターディスクに接触させた前記湾曲形状部分の一部を前記マスターディスクから離すことを特徴とする請求項1又は2記載のマスターディスクのクリーニング方法。
  4. 前記粘着部材の長手方向について前記粘着部材を前記マスターディスクに対し傾けることにより、前記剥離角を持たせることを特徴とする請求項3記載のマスターディスクのクリーニング方法。
  5. 前記粘着部材と前記マスターディスクを対向させて配置したときに前記粘着部材の長手方向について前記マスターディスクに対し傾くように前記湾曲形状部分の一部を形成しておくことにより、前記剥離角を持たせることを特徴とする請求項4記載のマスターディスクのクリーニング方法。
  6. 磁気ディスクの製造に用いられる磁気転写用マスターディスク、又は磁気ディスクの製造に用いられるナノインプリント用マスターディスク上に付着した塵埃を除去するクリーニング装置であって、
    マスターディスクを保持するディスク保持手段と、
    粘着面を外側に向けて湾曲させた形状をなす粘着部材を保持したクリーニングヘッドと、
    前記ディスク保持手段に保持されたマスターディスクのディスク面に垂直な方向及び該ディスク面と平行なディスク面内方向に前記クリーニングヘッドを移動させるヘッド駆動手段と、
    前記ヘッド駆動手段を制御して、前記粘着部材の湾曲形状部分の一部をマスターディスクに接触させるとともに、前記湾曲形状部分の一部を前記マスターディスクに押し付けた状態で前記粘着部材を前記ディスク面内方向に往復揺動させ、前記押し付けた状態で前記マスターディスクに接触する前記粘着部材の着地面積における前記往復揺動方向の幅をa、前記往復揺動の両振幅をbとするとき、a≧bを満たすように前記クリーニングヘッドを動作させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするマスターディスクのクリーニング装置。
  7. 前記粘着部材として粘着シートを用い、該粘着シートの粘着面を外側に向けてループ形状を形成し、当該ループ形状の一部を前記マスターディスクに押し付けて前記往復揺動を行うことを特徴とする請求項6記載のマスターディスクのクリーニング装置。
  8. 前記粘着部材の長手方向について剥離角を持たせながら、前記マスターディスクに接触させた前記湾曲形状部分の一部を前記マスターディスクから離すように制御する離脱制御手段を有することを特徴とする請求項6又は7記載のマスターディスクのクリーニング装置。
  9. 前記粘着部材の長手方向について前記粘着部材を前記マスターディスクに対し傾ける機構を有することを特徴とする請求項8記載のマスターディスクのクリーニング装置。
  10. 前記粘着部材と前記マスターディスクを対向させて配置したときに前記粘着部材の長手方向について前記マスターディスクに対し傾くように前記湾曲形状部分の一部を形成していることを特徴とする請求項8記載のマスターディスクのクリーニング装置。
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