JP4845663B2 - 生体認証装置 - Google Patents

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Description

本発明は生体を用いた個人認証装置に関し、特に、生体認証における位置決めが容易な案内手段を備えた生体認証装置に関する。
従来より、磁気カードやICカードの認証用として暗証番号が広く普及している。近年、遺失や盗難等による不正行使の恐れも少ないセキュリティ方式として、指紋や虹彩、血管パターンといった個人の体の一部を鍵として用いる生体認証が注目されている。中でも、血管パターンを用いた認証方法は、指紋のように犯罪捜査を連想させたり、虹彩のように直接眼球に光を照射したりすることがないので心理的抵抗感が少なく、また、容易に観測できる生体表面ではなく内部の特徴のため、偽造が困難という利点がある。
これら生体認証は、金融機関の自動機の個人認証において広く普及しつつある。特に、指の静脈を用いた指静脈認証装置は、手軽さや認証しやすいとの観点から脚光を浴びている。
特開2002−83298号公報 特開2000−200113号公報
前記指静脈認証装置は、例えば、現金自動預入支払機などで普及しつつある。この従来例の認証装置では、タッチパネルを備えた表示装置に近接して配置され、この表示装置に表示されるガイダンス表示の案内に従って指を認証装置にセットすることで、簡単に認証操作を行うことができる。しかし、多くの利用者が操作する現金自動預入支払機などの公共機器においては、誰でも迷わず利用者の指を認証装置に正しくセットする必要がある。従来例では、表示装置に表示されるガイダンスや認証装置に設けられる動作ランプなどにより工夫を凝らしているが、より操作性の良い認証装置が求められている。
特に、この種の生体認証装置では、装置の動的な動きが殆どないことから、触感や視覚的な工夫で生体(指)を正しい位置に位置決めさせる必要がある。しかも、手軽にセットでき、かつ、清掃性などの面からも配慮が必要である。
そこで、この発明の目的とするところは、触覚と視覚的に指を正しい位置にセットしやすい生体認証装置を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、カメラを備えた下部本体と、この下部本体の上部に配置される本体カバーとから構成され、前記カメラで撮影した生体画像をデジタル情報に変換して生体認証に用いる生体認証装置において、前記本体カバーは、その上部に、後端部が円形で、かつ前方から後方に伸びる指挿入部を備え、前記指挿入部は、前部に配置される根元ガイド部と、後部に配置される先端ガイド部と、前記根元ガイド部と前記先端ガイド部との間に配置される撮影用窓部と、前記根元ガイド部と前記先端ガイド部と前記撮影用窓部の外周を覆うように配置されたガイド部と、前記ガイド部に配置されたガイド光源部と、を含んで構成され前記ガイド部は、前記後端部に配置された後部立ち上がり部と、前記後部立ち上がり部と連続するように前記撮影用窓部の両側に配置された側部立ち上がり部とから構成され、前記ガイド光源部は、前記後部立ち上がり部に配置される第1ガイド光源部と、前記側部立ち上がり部に配置される第2ガイド光源部とから構成され、前記根元ガイド部と前記先端ガイド部は、前記撮影用窓部よりも高い位置に配置され、前記根元ガイド部は、前記先端ガイド部の高さよりも高くなるように構成され、前記第1ガイド光源部と前記第2ガイド光源部とは、多色光を発光可能な複数の光源から構成され、前記第1ガイド光源部の単独の発光と、前記第1ガイド光源部と前記第2ガイド光源部とで連携して発光することで、前記指挿入部の長手方向に沿った光の動的な動きを可能にしている。
この場合、前記生体認証装置は、前記第1ガイド光源部と第2ガイド光源部の動作を制御する制御装置を備えるようにする。更に、前記生体認証装置は、前後方向に縦長で、その先端が円弧形状を備えた平面形状を備えるとともに、手前側が高く、後方へ行くに従って低くなる側面形状を備えるようにする。
本発明によれば、指を連想する指挿入部の造形による触覚と、ガイド光源部の点燈表現による視覚により、指を正しい位置にセットしやすくすることができる。
以下、図1から図17を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。この実施の形態は、銀行システムなどの金融機関システムに採用される例えばATM(Automatic Teller Machine)のような自動取引装置に関する。図1から図10は第1の実施の形態、図11から図17は他の実施の形態を示している。なお、同一部位や矢印などは同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
(第1の実施形態)
先ず、図1を参照して、本実施の形態に係る自動取引装置の概略構造を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る自動取引装置1の概略説明図である。
図1において、符号1で総括的に示すのは、金融機関等のロビーなどに設置される自動取引装置である。本実施の形態では、自動取引装置1としてATMの例で説明する。自動取引装置1は、直方体の前面上方の一部分が側面から見てL字形に切り欠かれた開口部を有する本体筐体10と、L字形の開口部を塞ぐように配置され、側面から見てL字形に形成されたフロントパネル11とから構成されている。
本体筐体10は、前面が開口したベース筐体12と、このベース筐体12の前面下方に設けられた板状の前面扉13と、ベース筐体12の背面に配置された板状の背面扉14とを有している。ベース筐体12は、各種の取引処理を行う機構部、例えば、図2に示す、タッチパネル付表示部220、カード部221、通帳明細印字部222、伝送制御部223、記憶装置部224、硬貨入出金部225、紙幣入出金部226、電源部227、生体認証部228、制御部229等を内蔵している。タッチパネル付表示部220は情報の入力装置および出力装置としての機能を備えており、カード部221はIDカード212(図2参照)の読取装置および出力装置としての機能を備えている。そして、タッチパネル付表示部220の操作表示部15や各部の媒体口18、19、23、24や生体認証部228の生体情報読取部22はフロントパネル11から露出するように配置されている。
L字形のフロントパネル11は、本体正面の垂直面を形成するパネル部16と、水平面を構成するテーブル部17とを備えている。本実施形態では、垂直面を構成する前記パネル部16の中央にカード/明細票取扱口18や通帳取扱口19からなる媒体取扱部20が配置され、水平面を構成するテーブル部17の中央に操作表示部15、その両側に非常時の連絡用のハンドセット21と生体認証部228の生体情報読取部22が配置され、水平面と垂直面の角部には紙幣挿入/排出口23と硬貨挿入/排出口24が並設されている。
本実施の形態の特徴の1つは、操作表示部15に隣接した位置に、触覚と視覚的に指の正しい位置合わせが容易な指静脈認証方式の生体情報読取部22を配置した点にある。この生体情報読取部22は、操作表示部15の片側に着脱(交換)可能な設置パネル25を介して取り付けられる。この設置パネル25は所定の位置に開口部25aが設けられており、この開口部25aに生体情報読取部22の下部本体500を挿入することで、生体情報読取部22を所定の位置に取り付けることができる。
前記生体情報読取部22は、その外観をカメラ252(図5参照)を内蔵した前記下部本体500と、この下部本体500の上部に配置される本体カバー530とから構成される。本体カバー530は、その平面形状が下部本体500より一回り大きく形成されることで、前記設置パネル25に取り付けた際に、前記開口部25aとの接合部が隠蔽され、本体カバー530と設置パネル25とが連続した形態となるので、清掃性や意匠性を向上することができる。
また、この実施の形態に係る前記本体カバー530は、前後方向に縦長で、その先端が円弧形状を備えた平面形状を備えるとともに、手前が高く後方に行くに従って高さが低くなる側面形状を備えている。この実施の形態に係るATM1の前記テーブル部17は、操作表示部15の操作のしやすさと後方からの覗き見防止の観点から、操作表示部15を備えたテーブル部17を傾斜面としている。本発明者らは、実験的検証から、このような傾斜するテーブル部17をATM1を立位の姿勢で操作する場合、生体情報読取部22の指をセットする角度は水平が良好であることを導き出した。
また、立位姿勢の利用者がテーブル部17に向かって指をセットする場合、手前から奧に向かって指を出すことから、生体情報読取部22は前後方向に長い形状とすることが自然である。
以上の観点から、この実施形態では、生体情報読取部22を、前後方向に長く、かつ、手前が高く、後方に行くに従って低くなる外観形状に設定している。これにより、この実施の形態に係る生体情報読取部22は、その上面が水平面に近くなり、指を無理な姿勢を強いることなくセットすることができる。
また、この生体情報読取部22は、先端部531を円弧状とする縦長形状とすることで、利用者に指の外観形状を連想させることができる。これにより、先端部531の円弧形状の部分に指の先端を合わせることが自然な形で行われることとなる。そしてまた、この生体情報読取部22は、その上面を両側が立ち上がった凹状の円弧形状としている。これにより、利用者は前記両側の立ち上がった立ち上がり部532により左右方向が制限され、指を所定の位置にセットすることができる。しかも、先端部531にも、前記立ち上がり部532が形成されているので、利用者は指の触覚感覚で自然な形で正しい位置に導かれる。
そして、この実施の形態の他の特徴の1つは、前記立ち上がり部532に複数の光源を備えたガイド光源535を備えた点である。即ち、この実施の形態では、前記立ち上がり部532の後部立ち上がり部533に第1ガイド光源535aを設け、前記立ち上がり部532の側部立ち上がり部534に第2ガイド光源535bを設けている。この第1ガイド光源535a、第2ガイド光源535bは、多色光を発光する複数の光源で構成され、その光源の発光の仕方により、多様なガイダンスを行うことができる。
例えば、この実施の形態では、第1ガイド光源535aのみ青色で点燈させることにより、正常動作中であることを示し、ガイド光源535全体を緑色で点滅させることにより生体情報読取部22の位置を示すのと同時に指を誘う案内動作とし、ガイド光源535の先端から手前に青色を流れるように光らせることにより認証中を示し、ガイド光源535全体を青色で点燈させることにより認証が完了したことを示し、ガイド光源535全体を赤色で点滅させることにより認証がNGであったことを示し、ガイド光源535全体を消灯することにより故障中を示すようにしている。
このように、この実施の形態では、生体情報読取部22にガイド光源535を備えることにより、多様なガイダンスを表現して、利用者に視覚的なガイダンスを行って使い勝手を向上させている。
なお、前記ガイド光源535の点燈制御は、図示しない制御部を介して制御する。この場合、前記点燈サイクルは前記制御部の内部メモリや、他のメモリに予め記憶するようにする。また、この制御部は、他の制御装置で制御しても良い。
以下、図2から図10を参照して、この第1の実施の形態に係るATM1を詳細に説明する。
先ず、図2を参照して、この自動取引装置1が設置される金融機関システムの構成と自動取引装置1の構成を説明する。図2は図1の自動取引装置1を用いた金融機関システムのブロック構成図である。
この金融機関システムでは、この金融機関システムを統括するセンタ100のサーバやホストなどの機器(コンピュータ)に対して、複数の営業店舗200のサーバや端末やシステムなどの機器(コンピュータ)と専門センタ350のサーバや端末などの機器(コンピュータ)とがネットワーク300で接続されている。前記営業店舗200には店舗ネットワーク211を介して複数の機器(コンピュータ)が接続され、これら機器(コンピュータ)が前記ネットワーク300を介して前記センタ100や前記専門センタ350の機器(コンピュータ)と接続され、この金融機関システムを利用する顧客に対して各種の金融サービスを提供することができるようになっている。この他、この金融機関システムには前記ネットワーク300を介して他の金融システムや各種のサービスサイトの機器(コンピュータ)に接続することができる。
前記センタ100の各機器(コンピュータ)は、HUBサーバ150を介して他の営業店舗200の機器(コンピュータ)や専門センタ350の機器(コンピュータ)と接続することで、金融機関内の全ての情報を統括管理している。このHUBサーバ150は、ゲートウエイサーバを兼用するものであり、チャネル系APサーバ群を統括する統合チャネルサーバ110と、勘定系ホスト140と、各種の新商品情報を備えた新商品サーバ130と、全ての顧客情報を統括的に管理する顧客管理サーバ120などが接続される。
統合チャネルサーバ110は、前記ネットワーク300を介して営業店舗200の機器(コンピュータ)と接続されて、営業店舗200の機器(コンピュータ)に各種の情報を提供する支援システムである。この統合チャネルサーバ110の統括下には、IBコンテンツ情報を備えたIBサーバ111と、営業店のコンテンツ情報を備えた営業店APサーバ112と、来店顧客情報を備えた来店管理サーバ113と、商品のコンテンツ情報を備えた商品情報サーバ114と、行員情報を備えた行員管理サーバ115と、顧客情報デ一タを備えた顧客情報管理サーバ116とを備えている。
一方、営業店舗200は、店舗ネットワーク211を介して各種装置が接続されて設けられている。例えば、このシステムでは、自動取引装置1、顧客の店舗の出入りを管理する受付端末208、顧客の各種の相談に対応する相談端末207、顧客に各種の情報を提供する情報テーブル端末206、行員が顧客に対して相談や商談を薦める相談テーブル端末205、行員が顧客に対して取引に関する各種サービスを行う窓口取引端末204、前記窓口取引端末204を支援する窓口後方取引端末203、各種の金融関連装置からなる金融デバイス202、店舗内の各種情報を管理する営業店サーバ201、店舗内の無線通信や位置検知を行う店舗通信システム210などが設けられている。
また、この金融機関システムでは、顧客が所有する携帯端末213や、この金融機関が顧客に提供するIDカード(個入認証用カード)212などを介して各種の情報を提供することができる。このIDカード212は、ICカードで構成され、そのICチップ内に顧客の個人情報(暗証番号(識別番号)、生体情報(本実施形態では、指静脈情報)、取引情報などの各種情報)が電気信号として記憶されて登録される。
前記自動取引装置1は、この自動取引装置1を統括して制御する制御部229と、情報入力部を兼ねたタッチパネル付表示部220と、各種のカードに対して読み取りや書き込みを行うカード部221と、通帳の書き込みを行う通帳明細印字部222と、店舗ネットワーク211に接続するための伝送制御部223と、各種の情報を記憶する記憶装置部224と、硬貨入出金部225と、紙幣入出金部226と、電源部227と、生体認証部228とを含んで構成される。
次に、図3、図4を参照して、本実施形態に係るATMの外観寸法および使用状態について説明する。図3は、第1の実施形態に係るATMの外形寸法を示す図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は右側面図である。図4は、第1の実施形態に係るATMの立位姿勢の操作状態図である。
先ず、図3において、第1の実施形態に係るATM1は、全体の高さH4が1200mm、幅W1が570mm、奥行D1が1070mmの外形寸法を備えると共に、フロントパネル11の水平方向に形成されたテーブル部17の先端部までの高さH5が825mm、媒体取扱部20の上端部までの高さH6が1050mmとなっている。また、テーブル部17は、設置面に対して角度θ1だけ傾斜するように配置されている。本実施形態では、角度θ1を8°に設定している。
なお、本実施形態に係るATM1の外形寸法は、高さH4が1000mm≦H4≦1600mmの範囲、幅W1が450mm≦W1≦600mmの範囲、奥行D1が450mm≦D1≦1200mmの範囲、H5が700mm≦H5≦850mmの範囲、H6が1000mm≦H6≦1500mmの範囲、角度θが0°≦θ1≦30°で形成されるようになっている。
そして、図4で示すように、本実施形態に係るATM1は、利用者がATM1の正面に立って(立位姿勢)操作する際、操作表示部15や媒体取扱部20は、利用者の腕の動作範囲に納まるようになっている。
このような構成とすることにより、利用者がATM1の正面に立った際に、フロントパネル11のパネル部16やテーブル部17に配置された操作表示部15や媒体取扱部20の位置を視覚的にわかり易くすることができる。しかも、視線を極端に動かすことなく、操作表示部15や媒体取扱部20を取り扱うことができるので、操作表示部15の操作性や視認性および媒体取扱部20の取扱性を良好にすることができる。
また、本実施形態では、画面操作のしやすさと後方からの覗き見防止の観点から、操作表示部15を備えたテーブル部17を角度Θ1の傾斜面としている。この実施の形態では、この傾斜するテーブル部17に生体情報読取部22を設けている。したがって、利用者が指を正しくセットしやすいように生体情報読取部22の設置姿勢を考慮する必要がある。
標準的な背丈を備えた大人の利用者が、テーブル部17に実装した生体情報読取部22を立位姿勢で操作する場合、肘と手首との間に角度Θ2の角度が付く。Θ2が少ないと手首が曲がり操作の負担となることから、Θ2がなるべく大きくなるように生体情報読取部22を実装する必要がある。ただし、Θ2が大き過ぎると車いす使用者の操作性が低下する。
そこで、この実施の形態では、生体情報読取部22の指をセットする位置の高さH3を830〜840mmのは範囲に設定し、その角度は水平に近い角度で実装している。
次に、図5を参照しながら、自動取引装置1のシステム構成の概略を説明する。図5は図1の自動取引装置1のシステム構成の一例を示す概略ブロック図である。制御部229は、CPU259、メモリ260、および入出力インタフェース255〜258などを備えて構成されている。メモリ260は、図2に示す記憶装置部224を構成するものであり、後述する制御動作を行わせるためのプログラムを格納している。CPU259は、図2に示す制御部229を構成するものであり、メモリ260に格納されたプログラムを用いて制御を実行する。
カード部221は入出力インタフェース257を介してコンピュータ229に接続されており、IDカード212をカード部221に挿入することにより、IDカード212に登録された顧客の個人情報などがカード部221で読み取られ、制御部229の入出力インタフェース257を介してメモリ260に格納される。
また、光源251とカメラ252との間に、指261を挿入して、スイッチ253の押下に合わせて指静脈情報の画像信号を取得する。スイッチ253の押下の替わりに、図示しない指置き検知センサによる指置き検知により画像信号を取得するようにしてもよい。この指静脈情報は指血管パターンを図形情報として取得する。指静脈情報の代わりに、手のひら静脈情報や、その他の生体情報を用いることが可能な場合には、それらを用いてもよい。前述の光源251、カメラ252及びスイッチ253は図1に示す自動取引装置1の生体情報読取部22を構成するものである。カメラ252の画像信号は、画像入力器254によってデジタル情報に変換され、コンピュータ229の入出力インタフェース255を介してメモリ260に格納される。
さらには、スイッチ253も同様に入出力インタフェース256を介して接続され、オン/オフの状態がメモリ260に格納されるか、もしくは、オンになると同時にCPU259に対して割り込み信号を発生する。
CPU259は、スイッチ253の状態がオンになったのを確認するか、もしくはオンになった割り込み信号を検知すると、認証を行うソフトウェアプログラムを起動し実行する。そして、プログラムの処理結果に基づき、その結果を、タッチパネル付き表示部220に表示したり、カード部221に出力してIDカード212に書き込みしたり、制御対象280に適切な信号を送って扉を開閉したり、といった各種制御を行う。なお、タッチパネル付き表示部220は、上述したように情報入力部を兼ねており、例えば、暗証番号などの認証に関する、補助情報や取引情報などを入力するのに用いることができる。
なお、本実施形態では、生体認証部222を構成する生体情報読取部22で指の静脈を読み取って認証に用いるものであるので、手のひらの静脈を読み取って認証に用いる場合に比較して、認証情報の容量が小さく、認証速度が速く、しかも、認証装置が小型で使い勝手がよいものである。
次に、図6、図7を参照して、自動取引装置1の生体認証部228を構成する生体情報読取部22の構造を説明する。図6は生体情報読取部22の外観図であり、(a)図が斜視図、(b)図から(d)図がガイド光源を点燈させた状態の平面図である。図7は、生体情報読取部22の外観図であり、(a)図が平面図、(b)図が底面図、(c)図が左側面図、(d)図が正面図、(e)図が背面図、(f)図が中央縦断面図、(g)図が横中央断面図を示している。ここで、左側面図は右側面図と対称なため省略している。また、設置状態では、(d)図が上面と成る姿勢で取り付けられるが、この上面部分が特徴的であるため正面図で現している。
なお、以後の説明では、実施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示している。もちろん、破線部を実線で示した全体意匠も新規な意匠であることは言うまでもない。ここでは説明を分かりやすくするために、特徴部分と他の部分を分けて記載している。
図6、7において、この実施の形態に係る前記生体情報読取部22は、前記下部本体500と、この下部本体500の上部に配置される本体カバー530とから構成される。本体カバー530は、その平面形状が下部本体500より一回り大きく形成される。前記本体カバー530は、先端部531が丸い縦長の平面形状を備えるとともに、手前が高く、後方が低いくさび形の側面形状を備えている。平面中央には透光性素材で形成される窓部536が形成され、これを囲むように立ち上がり部532が形成される。そして、この立ち上がり部532がガイドとなって利用者の指を正しい位置に置きやすくしている。
また、(a)(b)図からも明らかなように、この本体カバー530の上面は、両側の側部立ち上がり部534が隆起したU字状の断面を備えている。そして、先端部531と手前の根元ガイド部537が前記窓部536より高くなっている。
また、この実施の形態では、窓部536の周囲にガイド光源535を設けて、多様な光表現を行うことにより、分かりやすいガイダンス表示を行うことができる。例えば、図6(b)図はガイド光源535全体を緑色で点燈させた状態を示し、()図は第1ガイド光源535aと第2ガイド光源535bを点燈させた状態を示し、()図は第1ガイド光源535aのみ点燈させた状態を示している。なお、この実施の形態では、根元ガイド部537の手前に第3ガイド光源535Cを備えている。
また、図7の(f)(g)図に示すように、この実施の形態では、側部立ち上がり部534に光源251を設け、この光源から発した光が指に向かって照射され、この照射されて指を透過した光を窓部536内のカメラ252で撮影する構造を備えている。
このように、この第1の実施の形態に係る生体情報読取部22の特徴は、ガイドのあるわかりやすさと指を囲う光の強調がポイントとなっている。つまり、この生体情報読取部
22は、薄く低いガイドでかざしやすく、ガイド自体が発光して案内するもので、シャ
ープな形状で先進性を表現し、U字状の断面で掃除しやすい形状としている。
特に、この実施の形態は、指を置く範囲の外側にガイドを設けて、指を置く位置を規定し、指のかたちを模したU字形のガイド形状を強調するため、U字形以外の造形要素を排除した形状としている。つまり、側面の上部稜線を直線にしたので、正面から見てU字形がはっきり見えて、利用者に指を置く範囲を明確に認識させることができる。
また、ガイドの内と外を明瞭にするため、窓部536と指先置き部を黒色で統一している。更に、ガイド内側を凹状の断面にして、指を受けることを連想しやすくしている。更に、ガイド全周囲をガイド光源535にして指を囲うように発光させ、位置をわかりやすくしている。また、認証受入れ状態ではU字形に「緑」点滅して端末の場所を示し、認証中は「青」色の光が先端から根元へ向かって移動して指の読込範囲を示し、認証が終了すると全点灯して終わったことを示すようにしている。ここで、エラーは赤色の早い点滅で表現している。このように、この実施の形態では、状態に応じて光で案内することで、操作タイミングをわかりやすくしている。
また、生体情報読取部22は8度傾斜のテーブル部17に実装することを想定し、指が水平になるように根元が高く指先が低い側面形状にしている。ガイドの先端部531は爪の長い人の爪が越えられる程度の高さに設定している。また、ガイドの厚みを薄くして、指根元がきつくならないように配慮している。
そして、この生体情報読取部22は、窓部536をU字状の断面にして汚れを拭き取りやすくし、また、窓部536を前後の先端部531と根元ガイド部537より低くしているので、指が触れる面積を少なくし、ベタツキを感じにくい艶消し処理としている。
次に、図8を参照して、生体情報読取部22の指のセット位置とセット姿勢について説明する。図8は、生体情報読取部22の指のセット位置とセット姿勢の説明図であり(aI)図が上面から見たセット姿勢図、(b)図が側面から見たセット姿勢図である。
(a)図において、生体情報読取部22に指をセットさせる場合、指の先端を基準に窓部536を配置すると、指の長さに対する受容性が高い。そこで、この実施の形態では、指先を置く位置を規定する先端部531と、この先端部531の外側に後部立ち上がり部533を設けている。この後部立ち上がり部533から窓部536までの距離fを先端部531の奥行きとして設定し、窓部536の奥行き寸法(読み取り範囲)gを規定する。また、窓部536の両側には光源251を備えた壁(側部立ち上がり部534)があり、壁の間隔は指の太い人でも置ける寸法hとしてている。
(b)図において、指は曲がる方向に動きやすいので、先端部531の高さdより根元ガイド部537の高さeを高くすることで指を自然にガイド(先端部531)に乗せ、窓部536に認証部位を安定的にかざすことができる。また、後部立ち上がり部533を根元ガイド部537と同じ高さに設定することで、つめの長い人でも、このつめがセット姿勢に邪魔にならないようにしている。
次に、図9の動作フロー図を基づいて、図10の生体情報読取部22の点燈動作図を参照しながら、この実施の形態のガイド光源535の動作を説明する。図9はATM1の動作フロー図である。図10はガイド光源の点燈動作図である。
図9において、CPU259は、取引開始にあたりトップメニュー画面を操作表示部15に表示している(ステップ410)。このトップメニュー画面の表示の際には、CPU259は、生体情報読取部22が正常に動作する状態を示す表示として、図10の(d)図に示す第1ガイド光源535aを緑色に点燈させる。ここで、CPU259は、何らかのトラブルで生体情報読取部22が使えない状態となると、図10の(e)図に示すように、ガイド光源535全体を消灯させる。
前記トップメニュー画面は「引き出し」や「預け入れ」などの選択キーを画面上に表示しており、利用者が前記選択キーをタッチすると、検知待機状態の前記CPU259は前記タッチパネル付表示部15のタッチパネルでタッチされた座標を検知し、当該タッチされた選択キーに対応する処理を受け付けるとともに(ステップ411)、カード挿入画面440を操作表示部15に表示し、IDカード212が挿入されることを待つ(ステップ413)。
CPU259は、IDカード212がカード部221に挿入され、IDカード212に登録された顧客の個人情報などを前記カード部221で読み取り、CPU259の入出力インタフェース257を介してメモリ260に格納し(ステップ414)、生体認証画面を操作表示部15に表示する(ステップ415)。前記生体認証画面は、認証手続姿勢を現す生体認証部と暗証番号手続を表すテンキー部とを1つの画面上(450)に表示される。
ここで、CPU459は、前記生体認証画面では、生体認証が照合されるまで他の認証、ここでは暗証番号手続きを示すテンキー部を不活性状態(手続きできない)とし、生体認証を促す生体認証部を活性状態(動作可能な状態)とするとともに、「本人認証」として「指をかざしてください」とのガイダンスを表示させる。
CPU459は、前記生体認証画面が表示されると、図10の(a)図に示すように、ガイド光源535全体を青色で点滅させるとともに、カメラ252や画像入力器254などを動作状態とする。この点燈により、生体情報読取部22の位置を利用者に示すのと同時に指を誘う案内を行うことができる。利用者は、前記操作表示部15の生体認証部とガイダンスにしたがって前記生体情報読取部22に指をかざすことで生体認証の手続きを行うことができる。
CPU259は、生体情報読取部22に利用者の指が置かれたか否かを監視し(ステップ416)、指が置かれると、図10の(b)図に示すガイド光源535の点燈動作を行うとともに、認証姿勢でカメラ252で得られる指静脈情報(指血管パターン)を図形情報として取得し、デジタル情報に変換する。
図10の(b)図に示すガイド光源535の点燈動作では、第1ガイド光源535aから第2ガイド光源535bに青色の点燈が流れるステップを繰り返すように点燈する。これは、スキャナーの光源が読み取り対象物をスキャンするように点燈動作する。このように、利用者に対して認証中を示すことで指の静止を促すことができる。合わせて操作に対して反応を示すことで安心感を与えることができる。
ステップ416において、CPU259は、更に、前記カメラ252を介して得られるデジタル情報とカードから取得されたデジタル情報とを照合し(ステップ417)、合致すれば暗証番号画面を表示するとともに生体情報読取部22のガイド光源535全体を青色点燈させ(ステップ422)、不一致であればステップ418へ移行する。
CPU259は、ステップ417において、ICカードの不一致回数を記録(書き換え)し、ステップ419において、この不一致回数が予め設定された不一致回数を超えているか否かを判定する。ここで、不一致回数が所定回数を超えていればステップ426において取引停止処理を行って元のトップメニュー画面を表示する。
一方、不一致回数が所定回数未満の場合、図10の不承認画面を表示する。この不承認画面では、活性状態のテンキー部に「×」を付して、かつ。「本人認証が承認できませんでした」とのガイダンスを表示して、承認できないことを利用者に通知する。
CPU259は、不承認の場合、図10の(a)図に示す第1ガイド光源535aと第2ガイド光源535bを赤色で点滅させる。そして、CPU259は、前記不承認画面を所定時間表示した後、再生体認証画面を操作表示部15に表示し、カメラ252や画像入力器254及び前記生体情報読取部22のガイド光源535を青色に点灯させ生体情報読取部22を動作状態とする。
前記再生体認証画面は、「本人認証」について「もう一度指を置いてください」「登録されている指は右手人差指ですとのガイダンスを表示するとともに、生体認証の操作姿勢を示す図面を表示する。ここで、この実施の形態では、ガイダンスとして、最初の認証では登録されている指を表示しなかったが、再認証の場合では、登録されている指を表示するようにしている。これにより、詳細な情報提供(表示)を控えることにより、情報の漏洩を軽減するとともに通常の操作時間を短縮させ、再認証では明確な(詳細な)情報を提供することにより確実な操作性を実現させている。
特に、この実施の形態では、前記再生体認証画面に表示される操作姿勢を示す図面では、誤りやすい複数の姿勢図を表示するとともに、再操作を促す操作図を表示することにより、再承認の承認率を向上させるようにしている。
CPU259は、暗証番号画面において、生体認証部を不活性状態(非動作状態)とし、暗証番号入力部を生体認証の承認が得られたことを示す「丸印」を付して活性状態とする。また、前記生体情報読取部22の第1ガイド光源535aを緑色の点灯に変更して、生体認証が完了したことを利用者に知らせる。
前記暗証番号部は、上方に配置される入力確認表示部と、その下方に配置される複数の入力キーからなるテンキー群から構成される。CPU259はテンキー郡を介して暗証番号の入力を受け付けると、入力確認表示部に入力が受け付けられたことを示す「*」マークを表示すとともに(ステップ423)、当該暗証番号が入力されると、直ちにメモリに格納された暗証番号データと照合を行い(ステップ424)、承認されれば、前記ステップ411で選択された取引画面を操作表示部15に表示して、当該取引の手続きを継続する(ステップ425)。
また、前記ステップ424において、暗証番号が不承認の場合は、ステップ427で照合不一致の処理が行われる。この照合不一致の処理では、前記ステップ418からステップ421と同様な処理が行われる。
このように、この実施の形態では、操作表示部15に表示されるガイダンスと連動して生体情報読取部22のガイド光源535が多様な点燈動作を行うので、利用者は視覚的にその動作状態を知ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、図11と図12を参照して、第2の実施の形態に係る生体情報読取部22bを詳細に説明する。図11と図12は生体情報読取部の外観図であり、図11の(a)図は斜視図、(b)は中央縦断面図、(c)図は中央横断面図、図12の(a)図は平面図、(b)図は底面図、(c)図は左側面図、(d)図は正面図、(e)図は背面図を示している、ここで、右側面図は左側面図と対称につき省略している。また、設置状態では、(d)図が上面と成る姿勢で取り付けられるが、この上面部分が特徴的であるため正面図で現している。
なお、以後の説明では、実施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示している。もちろん、破線部を実線で示した全体意匠も新規な意匠であることは言うまでもない。ここでは説明を分かりやすくするために、特徴部分と他の部分を分けて記載している。
この第2の実施の形態に係る生体情報読取部22bは、四角形の平面形状を備えたフラットな平面部が、後方に行くに従って低くなるくさび形の側面形状を備えた本体カバー530bと、下部本体500とから構成される。この本体カバー530bの前面中央から後方に伸びる凹状の指挿入部538bが形成される。この指挿入部538bは、その先端が、中央やや後方の位置で止まった位置で形成され、平面からみて、両側と後方に連続したフラットな平面が形成される。指挿入部538bの先端は円形に形成され、その先端に先端部531bが形成され、指挿入部538bの手前には根元ガイド部537bが形成される。この根元ガイド部537bと先端部531bとの間の一段低い位置に窓部536bが配置される。
この実施の形態では、凹状の指挿入部538bの両側の内壁面に光源251を設け、この光源から発した光が指に向かって照射され、この照射されて指を透過した光を窓部536b内のカメラ252で撮影する構造を備えている。また、指挿入部538bの周囲は乳白色の透光性材料で形成され、この内部にガイド光源535が配置される。この実施の形態も、第1の実施の形態と同様に、前記先端部531の近傍に配置される第1ガイド光源535aと、指挿入部538bの両側に配置される第2ガイド光源535bと根元ガイド部537の近傍に配置される第3ガイド光源535bからガイド光源535を構成している、このガイド光源535の点燈動作については、第1の実施の形態と同様につき説明を省略する。
この第2の実施の形態の特徴は、指を凹状の指挿入部538bへ置き安定させる外観形状であり、この指挿入部538bの外側の広い面が発光して光のガイダンスを行う点にある。指挿入部538bは指の形状を強調したものであり、清掃しやすい丸みのある平坦面に特徴的に形成されるものであり、利用者に一目で指を置くスペースであると認識させることができる。
また、この本体カバー530bは、指を置く範囲の外側に面を作り、指を置く範囲を凹型で示した形状を備え、指のかたちを模したU字形の凹形状を強調するため、U字形以外の造形要素を排除した形態としている。この造形は、側面の上部稜線をを直線にしたので、正面から見てU字形がはっきり見える。
また、この実施の形態では、凹状の指挿入部538bの内と外を明瞭にするため、窓部536と根元ガイド部537と先端部531とからなる指先置き部を黒色で統一した。そして、U字形の凹形状の指挿入部538bを強調するため、平面との境界に縁取りを設けた。
また、ガイド光源535の発光動作では、面全体を案内レンズにして指挿入部538bを囲うように発光させ、光の内側に指を置くことを示した。認証受入れ状態では面全体が「緑」点滅して端末の場所を示し、認証中は「青」色の光が先端から根元へ向かって移動して指の読込範囲を示し、認証が終了すると全点灯して終わったことを示す。エラーは赤色の早い点滅とした。このように、この実施の形態もまた、前記第1の実施の形態と同様に、状態に応じて光で案内することで、操作タイミングをわかりやすくした。
また、この実施の形態もまた、生体情報読取部22bを8度傾斜のテーブル部17に実装することを想定し、指が水平になるように根元が高く指先が低い側面形状としている。指挿入部538bの指先部分は爪の長い人の爪が越えられる程度の深さに設定している。更に、認証する指以外の指で端末を保持しやすいように手前側に大きなRを付け、指挿入部538bの深さを認証する指の根元がガイドに付けられる程度の深さとしている。
そして、この実施の形態もまた、第1の実施の形態と同様に、この生体情報読取部22bは、窓部536bをU字状の断面にして汚れを拭き取りやすくし、また、窓部536bを前後の先端部531と根元ガイド部537bより低くしているので、指が触れる面積を少なくし、ベタツキを感じにくい艶消し処理としている。
(第3の実施の形態)
次に、図13を参照して、第3の実施の形態に係る生体情報読取部22cを詳細に説明する。図13は生体情報読取部の外観図であり、(a)図は斜視図、(b)は左側面図、(c)図は正面図、(d)図は中央縦断面図、(e)図が底面図、(f)図が平面図を示している、ここで、右側面図は左側面図と対称につき省略している。また、設置状態では、(c)図が上面と成る姿勢で取り付けられるが、この上面部分が特徴的であるため正面図で現している。
なお、以後の説明では、実施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示している。もちろん、破線部を実線で示した全体意匠も新規な意匠であることは言うまでもない。ここでは説明を分かりやすくするために、特徴部分と他の部分を分けて記載している。
この第3の実施の形態に係る生体情報読取部22cは、前後方向に長く、横断面形状が台形を備えた棒状の本体カバー530cと、下部本体500とから構成される。本体カバー530cは、後方に行くに従って低くなるくさび形の側面形状を備え、その前面側は大きなアール形状で形成され、その後端部は円弧形状に形成されている。これにより、前面から大きなアールで上面の水平な面に続く指の設置面539cが形成される。
また、この実施の形態の指の設置面539cは水平なフラット面で形成され、その中央に窓部536cが配置され、その後方に先端部531が、手前側には根元ガイド部537cがそれぞれ連続する平面内に配置されている。
また、ガイド光源535cは、前記先端部531の中央に配置される円形分とその外側の半リング状部とで構成される第1ガイド光源535aと、窓部536cの両側に配置される枠体に形成される第2ガイド光源535bとから構成される。このガイド光源535の点燈動作については、第1の実施の形態と同様につき説明を省略する。なお、この実施の形態では、前記指の設置面539cは、透光性の素材で形成され、点燈時以外は前記ガイド光源535は視認できないようになっている。
一方、この実施の形態では、窓部536cの内側に図示しない光源251が設けられ、この光源251から発した光が指に向かって照射され、この照射されて指を透過した光を窓部536b内の図示しないカメラ252で撮影する構造を備えている。
さて、この第3の実施の形態の特徴は、側壁のない指の設置面539cによる指を拘束されない使いやすさと、指一本を強調したわかりやすい外観形状にある。特に、この実施の形態では、指の設置面539cが設置パネル25から隆起した形態をとるので、認証対象となる指だけ持ち上がる置き方となる。また、この実施の形態では、指先を置く位置をポイント(第1ガイド光源535a)で発光して案内し、肌が触れる面を少なくし、安定して握れる形状となっている。しかも、単純な造形でしかもフラットな面で構成されるため掃除しやすい。
また、この実施の形態は、指一本を強調する先端が丸いスリムな形状としているため、指を台にのせることを連想しやすくし、また、本体を軽く握ることができる形状にして、握ることを連想しやすくした。更に、指を乗せる面とそれ以外の面で色彩を変えることで、指を乗せる場所をわかりやすくすることができる。
特に、ガイド光源535の点燈動作では、指先を置く場所がポイントで発光し案内することで、指先位置をわかりやすくできる。また、認証受入れ状態ではポイントが「緑」点滅して端末の場所と指先位置を示し、認証中は指外側のU字形部分が「青」色の光で先端から根元へ向かって移動して発光し、指の読込範囲付近を示す。認証が終了すると全点灯して終わったことを示す。更に、エラーは赤色の早い点滅とし、実際の読取り範囲である第2ガイド光源535bは発光させても手で見えないので、先端付近の第1ガイド光源535aのみ発光させるようにしている。このように、この実施の形態もまた、前記第1の実施の形態と同様に、状態に応じて光で案内することで、操作タイミングをわかりやすくした。
また、この実施の形態もまた、生体情報読取部22bを8度傾斜のテーブル部17に実装することを想定し、指が水平になるように根元が高く指先が低い側面形状としている。また、この実施の形態では、ガイドをなくし拘束されないので楽に指を置くことができ、本体を軽く握って安定できるようにベース面と認証面までに握れるだけの高さを持たせ、本体をにぎりやすくするため、手前側に大きなRを備えている。
そして、この実施の形態は、単純な造形で、しかも全体に窪みがないため、汚れを拭き取りやすく、汚れが溜まらない。
(第4の実施の形態)
次に、図14を参照して、第4の実施の形態に係る生体情報読取部22dを詳細に説明する。図14は生体情報読取部の外観図であり、(a)図は斜視図、(b)は左側面図、(c)図は正面図、(d)図は中央縦断面図、(e)図が背面図、(f)図が平面図、(g)図が底面図を示している、ここで、右側面図は左側面図と対称につき省略している。また、設置状態では、(c)図が上面と成る姿勢で取り付けられるが、この上面部分が特徴的であるため正面図で現している。
なお、以後の説明では、実施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示している。もちろん、破線部を実線で示した全体意匠も新規な意匠であることは言うまでもない。ここでは説明を分かりやすくするために、特徴部分と他の部分を分けて記載している。
この第4の実施の形態に係る生体情報読取部22dは、上面がトラック形状の薄い板状の本体カバー530dと、下部本体500とから構成される。本体カバー530dは、前後(長手方向)に3分割され、中央が窓部536d、手前が根元ガイド部537d、後部が先端部531となっている。前記窓部536dは、前後の根元ガイド部537dと先端部531dより一段低く形成されている。また、先端部531は指の先の形状に合わせて凹状に形成される。
また、前記窓部536dは暗調子のアクリル性の透光性素材で形成され、他の本体カバー530dの部分は乳白色の透光性素材で形成される。そして、前記先端部531dの内部に第1ガイド光源535aを配置し、根元ガイド部537dの内部には第3ガイド光源535c、第1ガイド光源535aと第3ガイド光源535cとの間に第2ガイド光源535bを配置している。他の構造は、前記第3の実施の形態と同様につき省略する。
そして、この実施の形態の特徴は、簡単さをスリム感で表現し、凹凸を減らしたフラットな面で掃除しやすい造形と、指先を置く位置が発光して操作の点燈案内が可能な動作形態とした点にある。即ち、この実施の形態は、指一本を強調する先端が丸いスリムな形状にして、指を台にのせることを連想しやすくし、指先を乗せる面を凹状の球面Rにして、さらに指先中心を示す凸点を付けることで、指先位置を示している。
また、指を乗せる面(先端部531dと根元ガイド部537d)と窓部536の色彩と仕上げを変えることで、指を乗せる場所をわかりやすくている。また、全体にスリムでシンプルな形状にして、使い方で悩む要素を排除している。更に、指先を置く場所が面で発光し案内することで、指先位置をわかりやすい。特に、認証受入れ状態では指先面が「緑」点滅して端末の場所と指先位置を示し、認証中は指外側の本体部分が「青」色の光で先端から根元へ向かって移動して発光し、指の読込範囲付近※を示す。認証が終了すると全点灯して終わったことを示す。ここで、エラーは赤色の早い点滅とし、実際の読取り範囲である窓部536dは発光させても手で見えないので、先端付近の第1ガイド光源535aのみ発光させた。このように、この実施の形態は、状態に応じて光で案内することで、操作タイミングをわかりやすい。
特に、この実施の形態は、ガイドをなくし拘束されないので楽に指を置くことができ、指根元を置ける根元ガイド部537dを窓部536d手前に作り、指を安定できる。また、窓部536は、汚れを拭き取りやすいフラット面であり、上下位置を指に直接当たらない程度の高さにしている。しかも、この実施の形態では、認証する指以外が触れる面を極力なくすことができる。
(第5の実施の形態)
次に、図15を参照して、第5の実施の形態に係る生体情報読取部22eを詳細に説明する。図15は生体情報読取部の外観図であり、(a)図は左側面図、(b)は正面図、(c)図は中央縦断面図、(d)図は底面図、(e)図が中央横断面図、(f)図が斜視図、(g)図が背面図を示している、ここで、右側面図は左側面図と、平面図は底面図と対称につき省略している。また、設置状態では、(b)図が上面と成る姿勢で取り付けられるが、この上面部分が特徴的であるため正面図で現している。
なお、以後の説明では、実施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示している。もちろん、破線部を実線で示した全体意匠も新規な意匠であることは言うまでもない。ここでは説明を分かりやすくするために、特徴部分と他の部分を分けて記載している。
この第5の実施の形態に係る生体情報読取部22eは、上面が円形で中央部分が円弧状に張り出した半球状の本体カバー530eと下部本体500とから構成される。この半球状の中央部分には前後に長い楕円形の指挿入部538eが形成される。この指挿入部538eは、中央に配置される窓部536eと、この窓部536eの前後に配置される根元ガイド部537eと先端部531eと、窓部536eの両側に弧状に張り出して配置される一対の壁面540eとから構成される。
前記窓部536eとその両側の壁面540eの内壁面は暗調子で透光性素材の樹脂材料で形成され、周囲より一段低く形成されている。そして、この壁面540eの内壁面には光源251が配置される(詳細は前記実施の形態と同様につき省略する)。また、前記壁面540eの外側と根元ガイド部537と先端部531とを含む本体カバー530の外装は乳白色の透光性素材で形成され、前記先端部531の内側に第1ガイド光源535aが、前記壁面540eの内側に第2ガイド光源535bが、根元ガイド部537の内側には第3ガイド光源535cがそれぞれ配置される。
そして、この第5の実施の形態に係る生体情報読取部22dの特徴は、曲線を使った柔らかい形を採用することにより、見た目の優しさを狙った、カタチから操作をイメージさせる点にある。特に、この実施の形態では、ボールを握る感覚で使え、指先を置く位置が発光して案内してくれる。また、指挿入部538bはシャープな形状で先進性を表現し、円弧断面で掃除しやすい形状としている。
また、この実施の形態では、本体カバー530を球面形状にして、手を乗せることを連想しやすくし、指を置く部分を凹球面Rにして、更に先端部分に少し土手を作ることで指を置く位置を示している。更に、指を置く場所を別部品にして、指を置く場所をわかりやすくした。
また、ガイド光源535は、指先を乗せる面である先端部531eと先端部531e及び壁面540eが発光して、指先位置をわかりやすくした。特に、認証受入れ状態では指先を乗せる面と壁面540eが「緑」点滅して端末の場所と指先位置を示し、認証中は「青」色の光が先端から根元へ向かって移動して指の読込範囲を示し、認証が終了すると全点灯して終わったことを示す。エラーは赤色の早い点滅としている。このように、この実施の形態もまた、前記第1の実施の形態と同様に、状態に応じて光で案内することで、操作タイミングをわかりやすくした。
そして、この実施の形態によれば、本体球面に手を置いて保持できるので、安定して指をおけるようにし、ガイドの指先部分は爪の長い人の爪が越えられる程度の高さに設定した。更に、指挿入部538eの手前側の厚みを薄く、高さを低めて、指根元がきつくならないようにした。加えて、指挿入部538eをR断面にして汚れを拭き取りやすくし、上下位置を指に直接当たらない高さに設定している。
(第6の実施の形態)
次に、図16を参照して、第6の実施の形態に係る生体情報読取部22fを詳細に説明する。図16は生体情報読取部の外観図であり、(a)図は左側面図、(b)は正面図、(c)図は中央縦断面図、(d)図は平面図、(e)図が底面図、(f)図が中央横断面図、(g)図が背面図、(h)図が斜視図を示している、ここで、右側面図は左側面図と対称につき省略している。また、設置状態では、(b)図が上面と成る姿勢で取り付けられるが、この上面部分が特徴的であるため正面図で現している。
なお、以後の説明では、実施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示している。もちろん、破線部を実線で示した全体意匠も新規な意匠であることは言うまでもない。ここでは説明を分かりやすくするために、特徴部分と他の部分を分けて記載している。
この第6の実施の形態に係る生体情報読取部22fは、奥行きのある楕円の前部をカットした平面形状を備えるとともに、側面形状を中央に頂点を備えた円弧形状とした外観形状を備えた本体カバー530fと、下部本体500とから構成される。本体カバー530fの上面は、前記カット部541fから同じ幅で後方に伸びる指挿入部538fが形成され、その両側に形成される側部立ち上がり部534fと後部立ち上がり部533fとが連続しガイドの役割を果たしている。
指挿入部538fの先端は円弧形状を成しており、この先端部が丸く、その両側と先端部が立ち上がってガイドとなるので、利用者は指挿入部538fに指を挿入しやすくなる。更に、指挿入部538fの手前は大きな丸みで隆起する根元ガイド部537fが、その後方は設置状態となるように傾斜面となっているので、指を水平にセットすることができる。
更に、後部立ち上がり部533fに第1ガイド光源535aを、側部立ち上がり部534に第2ガイド光源535bをそれぞれ配置しているので、前記第1の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
このように、この実施の形態では、前後方向に奥行きのある楕円形状の本体カバー530としているので、前部が細くなるので、指を指挿入部538fに挿入した際には、他の指の開きを少なくすることができる。しかも、中央部は両側に膨らんでいるので、この膨らんだ部分に第2ガイド光源535bや光源251を配置するスペースを確保することができる。
(第7の実施の形態)
次に、図17を参照して、第7の実施の形態に係る生体情報読取部22gを詳細に説明する。図17は生体情報読取部の外観図であり、(a)図は左側面図、(b)は正面図、(c)図は中央縦断面図、(d)図は底面図、(e)図が平面図、(f)図が中央横断面図、(g)図が背面図、(h)図が斜視図を示している、ここで、右側面図は左側面図と対称につき省略している。また、設置状態では、(b)図が上面と成る姿勢で取り付けられるが、この上面部分が特徴的であるため正面図で現している。
なお、以後の説明では、実施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示している。もちろん、破線部を実線で示した全体意匠も新規な意匠であることは言うまでもない。ここでは説明を分かりやすくするために、特徴部分と他の部分を分けて記載している。
この第7の実施の形態に係る生体情報読取部22gは、先端部が丸く、前後方向に長い板状の本体カバー530gと、下部本体500とから構成される。前記本体カバー530gの上面は、前部が弧状に隆起して後方は同幅の厚みを備えて形成される。前記弧状に隆起した部分は根元ガイド部537gとされ、その後方に窓部536gが、その後方の先端部に凹状で円形の先端部531がそれぞれ形成される。この実施の形態では、本体カバー530の上面の両側と後方には、周囲に縁部542gを残して溝543gが形成され、この溝543gの両側に第2ガイド光源535bが配置され、前部に第1ガイド光源535aが配置される。更に、溝543gの内側部分は透光性素材で形成され、先端部531の下部にも第1ガイド光源535aが配置される。
この他の部分は、図14の第4の実施の形態と同様につき説明を省略する。
以上述べたように、この実施の形態によれば、指を置くタイミングと位置を大きなガイド光源で案内するとともに、光の発光位置や動き、更には発光色で誘導することができる。また、指挿入部を指先を模した形状とすることで、指の位置を利用者に形態で認識させることができる。しかも、指挿入部の内と外で仕上げを変えて指のかたちを明瞭にしている。これにより、自然に差出しやすい人差し指を標準にして、かざしやすい新たな操作方法を提供している。
特に、前記した実施の形態では、大きな光の動きや色の変化で、読み取り中をしっかり伝えることができ、ユーザーの行為に反応しレスポンスを返すことで、信頼感を与えることができる。
このように、この実施の形態に係る生体認証装置は、カメラ252を備えた下部本体500と、その上部に配置される本体カバー530とから構成され、カメラ252で撮影した生体画像をデジタル情報に変換して生体認証に用いる生体認証装置において、前記本体カバー530は、その上部に、後端部が円形で、かつ前方から後方に伸びる指挿入部538を備え、前記指挿入部538は、前部に配置される根元ガイド部537と、後部に配置される先端ガイド部531と、前記根元ガイド部537と先端ガイド部531との間に配置される撮影用窓部536と、前記先端部ガイド部近傍に配置される第1ガイド光源部535aと、前記撮影用窓部の両側に配置される第2ガイド光源部535bとを含んで構成し、第1ガイド光源部と第2ガイド光源部とは、多色光を発光可能な複数の光源から構成され、前記第1ガイド光源部535aの単独の発光と、前記第1ガイド光源部535aと前記第2ガイド光源部535bとで連携して発光することで、前記指挿入部の長手方向に沿った光の動的な動きを可能にしている。
この場合、前記生体認証装置は、前記第1ガイド光源部と第2ガイド光源部の動作を制御する制御装置を備えるようにする。更に、前記前記指挿入部は前記指挿入部の周囲に立ち上がり部を備え、前記第1ガイド光源部と第2ガイド光源部は前記立ち上がり部に設けるようにする。
これにより、指を連想する指挿入部の造形による触覚と、ガイド光源部の点燈表現による視覚により、指を正しい位置にセットしやすくすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動取引装置1の概略説明図である。 図1の自動取引装置1を用いた金融機関システムのブロック構成図である。 第1の実施形態に係るATMの外形寸法を示す図である。 第1の実施形態に係るATMの立位姿勢の操作状態図である。 図1の自動取引装置1のシステム構成の一例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第1の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第1の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第1の実施形態に係る生体情報読取部の指のセット位置とセット姿勢の説明図である。 第1の実施形態に係るATM1の動作フロー図である。 第1の実施形態に係るガイド光源の点燈動作図である。 第2の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第3の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第4の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第5の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第6の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。 第7の実施形態に係る生体情報読取部の外観図である。
符号の説明
1…自動取引装置、10…本体筐体、11…フロントパネル、12…ベース筐体、13…前面扉、14…背面扉、15…操作表示部15、16…パネル部、17…テーブル部、18…カード/明細票取扱口、19…通帳取扱口、20…媒体取扱部、21…ハンドセット、22…生体情報読取部、23…紙幣挿入/排出口、24…硬貨挿入/排出口、25…設置パネル、25a…開口部、220…タッチパネル付表示部、221…カード部、222…通帳明細印字部、223…伝送制御部、224…記憶装置部、225…硬貨入出金部、226…紙幣入出金部、227…電源部、228…生体認証部、229…制御部、251…光源、252…カメラ、253…スイッチ、254…画像入力器、255〜258…入出力インタフェース、259…CPU、260…メモリ、500…下部本体、530…本体カバー、531…先端部、532…立ち上がり部、533…後部立ち上がり部、534…側部立ち上がり部、535…ガイド光源、535a…第1ガイド光源、535b…第2ガイド光源、535c…第3ガイド光源、536…窓部、537…根元ガイド部、538b…指挿入部、538e…指挿入部、539c…指の設置面、540e…壁面、541f…カット部、542g…縁部、543g…溝。

Claims (3)

  1. カメラを備えた下部本体と、この下部本体の上部に配置される本体カバーとから構成され、前記カメラで撮影した生体画像をデジタル情報に変換して生体認証に用いる生体認証装置において、
    前記本体カバーは、その上部に、後端部が円形で、かつ前方から後方に伸びる指挿入部を備え、
    前記指挿入部は、前部に配置される根元ガイド部と、後部に配置される先端ガイド部と、前記根元ガイド部と前記先端ガイド部との間に配置される撮影用窓部と、前記根元ガイド部と前記先端ガイド部と前記撮影用窓部の外周を覆うように配置されたガイド部と、前記ガイド部に配置されたガイド光源部と、を含んで構成され
    前記ガイド部は、前記後端部に配置された後部立ち上がり部と、前記後部立ち上がり部と連続するように前記撮影用窓部の両側に配置された側部立ち上がり部とから構成され、
    前記ガイド光源部は、前記後部立ち上がり部に配置される第1ガイド光源部と、前記側部立ち上がり部に配置される第2ガイド光源部とから構成され、
    前記根元ガイド部と前記先端ガイド部は、前記撮影用窓部よりも高い位置に配置され、
    前記根元ガイド部は、前記先端ガイド部の高さよりも高くなるように構成され、
    前記第1ガイド光源部と前記第2ガイド光源部とは、多色光を発光可能な複数の光源から構成され、
    前記第1ガイド光源部の単独の発光と、前記第1ガイド光源部と前記第2ガイド光源部とで連携して発光することで、前記指挿入部の長手方向に沿った光の動的な動きを可能にした
    ことを特徴とする生体認証装置。
  2. 前記請求項1記載の生体認証装置において、
    前記生体認証装置は、前記第1ガイド光源部と第2ガイド光源部の動作を制御する制御装置を備えている
    ことを特徴とする生体認証装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の生体認証装置において、
    前記生体認証装置は、前後方向に縦長で、その先端が円弧形状を備えた平面形状を備えるとともに、手前側が高く、後方へ行くに従って低くなる側面形状を備えている
    ことを特徴とする生体認証装置。
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