JP4845625B2 - リスク算出プログラム - Google Patents

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Description

ソフトウェアを開発するプロジェクトにおいて、仕様の変更が生じた場合に、当該仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを算出するリスク算出プログラムに関する。
近年、ソフトウェアを開発するプロジェクトでは、複数の工程を有しており、設計を行う設計工程(例えば、インタフェイスの設計やプログラムの設計)と、テストを行うテスト工程(例えば、システム全体のテストやプログラムのテスト)を有している。工程の流れは、まず、設計工程として、上流工程(全体的な構成を設計)から下流工程(細かく具体的なことを設計)へ進み、その後、テスト工程として、下流工程(細かく具体的なことをテストする)から上流工程(全体な構成をテスト)へと進む。
具体的には、設計工程として、方式設計、インタフェイス設計、構造設計、プログラム設計、プログラム製造を行い、その後、テスト工程として、プログラムテスト、各プログラムの結合テスト、システムテスト、運用テストを行う。この設計工程とテスト工程とは、相互に関係しており、例えば、方式設計と運用テストが相互に関係している。また、所定の工程で仕様の変更(例えば、商品コードを数値5桁から英数字7桁へ変更)が生じた場合には、過去の工程についても遡って変更する必要があり、仕様変更がプロジェクトの納期や予算に影響を与える。例えば、運用テストの工程で発生した仕様変更は、方式設計まで遡って作業を行わなければならない。そのため、仕様の変更を行う場合には、その仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを考慮する必要がある。
従来より、所定の工程で仕様の変更が生じた場合には、人(例えば、ベテランSEのプロジェクトマネージャ)が経験またはカンにより、仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを予測していた。
また、特許文献1では、仕様書間の関連性を示す関連情報を格納し、仕様変更が生じた場合に、その関連情報を参照して仕様変更によって影響を受ける仕様書を特定する。
特開2003−140894号公報
ところで、上記した従来の技術は、以下に説明するように、客観的にリスクを算出することができないという課題があった。
つまり、上記した従来の技術では、人が経験またはカンにより仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを予測していたので、予測されるリスクの大きさが人ごとに異なり、仕様の変更を行うことによるリスクを客観的に算出することができないという課題があった。
また、上記した特許文献1の技術では、仕様変更によって影響を受ける仕様書を特定して仕様変更における修正漏れを防止するに過ぎず、仕様の変更を行うことによるリスクを客観的に算出するものではない。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、リスクを客観的に算出することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトにおいて前記ソフトウェアの仕様を変更することによるリスクを算出する方法をコンピュータに実行させるリスク算出プログラムであって、前記仕様が記された複数の仕様書に関するデータを記憶した仕様書データ記憶部から、前記仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する検索手順と、前記検索手順によって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、当該算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出する合計点算出手順と、前記プロジェクトに関するデータを記憶したプロジェクトデータ記憶部から前記プロジェクトに関するデータを読み出し、読み出したプロジェクトに関するデータにおける前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記プロジェクトの影響度を算出する影響度算出手順と、前記合計点算出手順によって算出された前記定量評価合計点と前記影響度算出手順によって算出された前記影響度とを用いて、前記仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出するリスク算出手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記仕様が記された仕様書が作成された工程ごと、前記仕様の変更が発生した部署ごと、前記仕様の変更により修正される対象ごと、当該修正される箇所の重要性ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、各仕様書の変更が前記リスクに及ぼす大きさを示す定量評価評点を定量評価テーブルに格納する定量評価格納手順をさらにコンピュータに実行させ、前記合計点算出手順は、前記検索手順によって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、前記定量評価テーブルから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、当該算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程ごと、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間ごと、前記仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合ごと、予定工数に対する残工数比率ごと、前記プロジェクトを行うシステムの規模ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、前記仕様の変更が前記リスクに及ぼす大きさを示す影響度評価点を影響度算出テーブルに格納する影響度格納手順をさらにコンピュータに実行させ、前記影響度算出手順は、前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記影響度算出テーブルから前記プロジェクトの影響度を算出することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記リスク算出手順によって算出された前記リスク値に応じて、前記仕様変更における修正の可否を判定する修正可否判定手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、上記の発明において、前記仕様変更における修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無それぞれを前記リスク値に対応付けたアクションをアクションテーブルに格納するアクション格納手順と、前記リスク算出手順によって算出されたリスク値に対応する修正の可否を参照し、修正が不可である場合には、関係者全員に対して修正が不可である旨を通知し、修正が可である場合には、当該リスク値に対応する関係者への通知の必要の有無および関係者への認証の必要の有無をそれぞれ参照し、関係者への通知が必要であり、かつ、関係者への認証が必要なときには、通知が必要な関係者に対して修正に認証が必要である旨を通知する知手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、仕様が記された複数の仕様書に関するデータを記憶した仕様書データ記憶部から、仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索し、検索された各関連仕様書について、その関連仕様書が作成された工程、仕様の変更が発生した部署、仕様の変更により修正される対象、修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、その算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出し、プロジェクトに関するデータを記憶したプロジェクトデータ記憶部から前記プロジェクトに関するデータを読み出し、読み出したプロジェクトに関するデータにおける仕様の変更が発生した時点の工程、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間、仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合、予定工数に対する残工数比率、プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、プロジェクトの影響度を算出し、算出された定量評価合計点と算出された影響度とを用いて、仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出するので、仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを示す値を客観的に算出することが可能である。
また、請求項2の発明によれば、仕様が記された仕様書が作成された工程ごと、仕様の変更が発生した部署ごと、仕様の変更により修正される対象ごと、修正される箇所の重要性ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、各仕様書の変更がリスクに及ぼす大きさを示す定量評価評点を定量評価テーブルに格納し、検索された各関連仕様書について、関連仕様書が作成された工程、仕様の変更が発生した部署、仕様の変更により修正される対象、修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、定量評価テーブルから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、定量評価として、定量評価合計点を算出するので、仕様変更における規模の大きさを示す値を客観的に算出することが可能である。
また、請求項3の発明によれば、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程ごと、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間ごと、仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合ごと、予定工数に対する残工数比率ごと、プロジェクトを行うシステムの規模ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、仕様の変更がリスクに及ぼす大きさを示す影響度評価点を影響度算出テーブルに格納し、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間、仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合、予定工数に対する残工数比率、プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、影響度算出テーブルからプロジェクトの影響度を算出するので、仕様の変更がリスクに及ぼす大きさを示す値を客観的に算出することが可能である。
また、請求項4の発明によれば、算出されたリスク値に応じて、仕様変更における修正の可否を判定するので、修正の可否を客観的に判断することが可能である。
また、請求項5の発明によれば、仕様変更における修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無それぞれを前記リスク値に対応付けたアクションをアクションテーブルに格納し、算出されたリスク値に対応する修正の可否を参照し、修正が不可である場合には、関係者全員に対して修正が不可である旨を通知し、修正が可である場合には、当該リスク値に対応する関係者への通知の必要の有無および関係者への認証の必要の有無をそれぞれ参照し、関係者への通知が必要であり、かつ、関係者への認証が必要なときには、通知が必要な関係者に対して修正に認証が必要である旨を通知するので、仕様の変更を行う前に、事前に関係者への通知または関係者への認証を行ってリスクを回避することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るリスク算出プログラム、リスク算出装置およびリスク算出方法の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係るリスク算出装置の概要および特徴、リスク算出装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[実施例1に係るリスク算出装置の概要および特徴]
まず最初に、図1〜図3を用いて、実施例1に係るリスク算出装置の概要および特徴を説明する。図1は、プロジェクトに関わる関係者の例を説明するための図であり、図2は、ソフトウェアを開発するプロジェクトの工程を説明するための図であり、図3は、実施例1に係るリスク算出装置の概要および特徴を説明するための図である。
ソフトウェアを開発するプロジェクトでは、図1に示すように、フィールド部門と契約してソフトウェアの開発を要求して納期や予算を決める「お客様」と、お客様と契約して要求仕様を具現化する「フィールド部門」と、フィールド部門からの依頼を受けて決定された納期や予算に沿って要求仕様を実際に開発する「開発部門」とが存在する。また、プロジェクトに関わる関係者の例として、レベルが上位な順に、お客様責任者、お客様担当者、フィールド部門営業責任者、フィールド部門営業担当者、フィールド部門SE責任者、フィールド部門SE担当者、開発部門SE責任者、開発部門SE担当者がいる。
かかるプロジェクトにおいては、図2に示すように、複数の工程を経てソフトウェアを開発する。このようなプロジェクトの工程は、インタフェイスやプログラムを設計する設計工程と、製造したプログラムやインタフェイスをテストするテスト工程とに大別される。具体的には、プロジェクトは、設計工程として、要件の分析を行いシステム化対象範囲を決定するとともに人・ものも含めた業務全体の実運用として整理して方式を設計する「SA(System−Analize)、システム化する業務機能をユースケースに細分化しその外部仕様およびユースケース間のインタフェイスを設計するUI(User−Interface−Dessign)、プログラムを規定し、各プログラムの外部仕様とメッセージインタフェースの構造を設計するSS(System−Structure−Design)、プログラムの構造を設計し機能を詳細化するPS(Program−Structure−Design)、プログラミングを行いコンパイル完了まで行なってプログラムを製造するPG(Programing)の各工程を順に行う。
続いて、プロジェクトは、テスト工程として、製造されたプログラムをプログラムテスト仕様に従ってテストして品質を検証するPT(Program−Test)、ユースケース単体およびユースケース間の結合や外部システムとの結合を通じて業務機能詳細仕様を保証していることをマシンテストにより確認するIT(Integration−Test)、システム要件仕様及び業務システム仕様を保証していることをマシンテストにより確認するST(System−Test)、実運用に則した仮運用を行ない業務システム機能に問題がないことを確認するOT(Operatsio−Test)の各工程を順に行う。
ここで、上記した設計工程とテスト工程とは、相互に関係しており、SAとOT、UIとST、SSとIT、PSとPTがそれぞれは相互に関係している。また、所定の工程で仕様の変更(例えば、商品コードを数値5桁から英数字7桁へ変更)が生じた場合には、過去の工程についても遡って変更する必要があり、仕様変更がプロジェクトの納期や予算に影響を与える。例えば、STの工程で発生した仕様変更は、UIまで遡って作業を行わなければならない。つまり、納期が迫っている場合に、納期遅延や予算オーバの可能性が高くなる等のリスクがある。同様に、上流工程で発生した仕様変更は下流工程に影響を与え、この場合も予定していた納期や予算に与える。また、プロジェクト開始直後であれば、影響度は少ないが、納期が短いプロジェクトでは、影響度は大きい。
そこで、実施例1のリスク算出装置10では、上記したような仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを示す値を客観的に算出することを主たる特徴とする。
この主たる特徴について具体的に説明すると、リスク算出装置10は、定量評価テーブル15aおよび影響度算出テーブル15bを備える。この定量評価テーブル15aは、仕様が記された仕様書が作成された工程ごと、仕様の変更が発生した部署ごと、仕様の変更により修正される対象ごと、その修正される箇所の重要性ごとに対応付けて各仕様書の変更がリスクに及ぼす大きさを示す定量評価評点を記憶する(後述する図5参照)。また、影響度算出テーブル15bは、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程ごと、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間ごと、仕様の変更により修正される対象の占める割合ごと、予定工数に対する残工数比率ごと、プロジェクトを行うシステムの規模ごとに対応付けて仕様の変更がリスクに及ぼす大きさを示す影響度評価点を記憶する(後述する図6参照)。
かかるリスク算出装置10は、図3に示すように、複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトにおいてソフトウェアの仕様変更が発生すると(図3の(1)参照)、仕様が記された複数の仕様書のなかから、仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する(図3の(2)参照)。具体的な例を挙げれば、リスク算出装置10は、「商品コードを数値5桁から英数字7桁へ変更」する仕様変更が発生した場合に、仕様書のなかから「商品コード」の語句が仕様書の内容に含まれるものを関連仕様書として検索する。
そして、リスク算出装置10は、検索された各関連仕様書について、関連仕様書が作成された「作成工程」、仕様の変更が発生した「発生部署」、仕様の変更により修正される「対象」、修正される箇所の「重要性」に応じて、定量評価テーブル15aから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出する(図3の(3)参照)。図3の例で言えば、リスク算出装置10は、仕様書(例えば、仕様書ID「10001」)の作成工程(例えば、SA)、発生部署(例えば、顧客)、対象(例えば、データ)、重要性(例えば、主要機能)にそれぞれ対応する評点を定量評価テーブルから読み出し、読み出された評点である作成工程、発生部署、対象、重要性それぞれの評点を合計した定量評価評点を算出し(例えば、仕様書ID「10001」について読み出された作成工程「5」、発生部署「5」、対象「5」、重要性「5」を合計した定量評価評点「20」を算出)、算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点(図3の例で言えば、定量評価合計点「353」)を算出する。
続いて、リスク算出装置10は、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の「工程」、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの「期間」、仕様の変更により修正される対象の占める割合である「修正対象」、予定工数に対する「残工数比率」、プロジェクトを行うシステムの「システム規模」に応じて、影響度算出テーブル15bからプロジェクトの影響度を算出する(図3の(4)参照)。図3の例で言えば、リスク算出装置10は、プロジェクトにおいて「工程」(例えば、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程がST)、「期間」(仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間と全期間との比率が10パーセント)、「修正対象」(例えば、仕様の変更により修正される対象の占める割合が20パーセント)、「残工数比率」(例えば、予定工数に対する残工数が40パーセント)、「システム規模」(例えば、プロジェクトを行うシステム規模が7人月)に応じて、影響度算出テーブル15bから「工程」、「期間」、「修正対象」、「残工数比率」、「システム規模」それぞれに対応する影響度を読み出し、読み出された影響度を合計した影響度(図3の例で言えば、影響度「305」)を算出する。
その後、リスク算出装置10は、算出された定量評価合計点と算出された影響度とを用いて、仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出する(図3の(5)参照)。上記の例で言えば、リスク算出装置10は、定量評価合計点「353」と影響度「305」とを合計してリスク値「658」を算出する。
このように、リスク算出装置10は、上記した主たる特徴のごとく、仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを示す値を客観的に算出することが可能である。
[リスク算出装置の構成]
次に、図4を用いて、図3に示したリスク算出装置10の構成を説明する。図4は、実施例1に係るリスク算出装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、このリスク算出装置10は、入力部11、出力部12、通信制御I/F13、制御部14、記憶部15を備え、各種端末と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
入力部11は、仕様書データ、プロジェクトデータなどを入力するものであり、キーボードやマウス、マイクなどを備えて構成される。また、出力部12は、関係者に通知した結果などを表示するものであり、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを備えて構成される。
通信制御I/F13は、接続される各種端末20との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的には、通信制御I/F13は、各種端末20へ仕様変更についてのデータなどを送信する。
記憶部15は、制御部14による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、定量評価テーブル15a、影響度算出テーブル15b、アクションテーブル15c、プロジェクトデータ15d、仕様書データ15e、変更データ15f、定量評価算出データ15g、リスク値算出データ15hを備える。
定量評価テーブル15aは、仕様が記された仕様書が作成された作成工程ごと、仕様の変更が発生した発生部署ごと、仕様の変更により修正される修正対象ごと、その修正される箇所の重要性ごとに対応付けて各仕様書の変更がリスクに及ぼす大きさを示す評点を記憶する。具体的には、定量評価テーブル15aは、作成工程、発生部署、修正対象、重要性それぞれについて定量評価評点を対応付けて記憶している。
ここで、図5を用いて詳しく説明すると、定量評価テーブル15aは、作成工程において、仕様が記された仕様書が作成された作成工程ごとに評点が設定されており、上流工程で作成された仕様書ほど修正規模が大きくなるので、評点が大きく設定され、一方、下流工程で作成された仕様書ほど他の工程への影響が少なく、修正規模が小さくなるので、評点が小さく設定されている。また、定量評価テーブル15aは、発生部署において、顧客側で発生する修正が上流工程における要件仕様、機能仕様であり修正規模は大きいので、評点が大きく設定されている。
そのほかに、定量評価テーブル15aは、修正対象について、修正対象がデータ項目であれば関連するところが多く修正規模が大きくなるので、評点が大きく設定され、一方、修正対象がロジックであれば影響は局所であり修正規模が小さくなるので、評点が小さく設定されている。また、定量評価テーブル15aは、重要性について、仕様変更の対象となる仕様書がシステムの中で主要な機能に係るもの(主要機能)である場合には、修正規模が大きくなるので、評点が大きく設定され、一方、システムの中で補助的な機能に係るもの(補助機能)である場合には、修正規模が小さくなるので、評点が小さく設定されている。
図4の説明に戻ると、影響度算出テーブル15bは、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程ごと、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間ごと、仕様の変更により修正される対象の占める割合ごと、予定工数に対する残工数比率ごと、プロジェクトを行うシステムの規模ごとに対応付けて仕様の変更がリスクに及ぼす大きさを示す影響度評価点を記憶する。具体的には、影響度算出テーブル15bは、仕様変更が発生したときのプロジェクトの工程、プロジェクト完了までの日数比率、修正対象比率、残工数、システム工数それぞれについて影響度を対応付けて記憶している。
ここで、図6を用いて詳しく説明すると、影響度算出テーブル15bは、仕様変更が発生したときのプロジェクトの工程について、影響度が設定されており、仕様変更が発生したときのプロジェクトの工程進行しているほど、遡っての仕様変更による影響が大きく、影響度が大きく設定されている。また、影響度算出テーブル15bは、プロジェクト完了までの日数比率について、全期間に対するプロジェクト完了までの比率が高いほどプロジェクトへの影響が大きいので、影響度が大きく設定されており、一方、全期間に対するプロジェクト完了までの比率が低いほどプロジェクトへの影響が小さいので、影響度が小さく設定されている。また、影響度算出テーブル15bは、修正対象比率について、修正箇所が仕様書全体のドキュメントに占める比率が高いほどプロジェクトへの影響が大きいので、影響度が大きく設定されている。
そのほかに、影響度算出テーブル15bは、残工数比率(残工数比率=(予定工数−消化工数)/予定工数)について、残工数が全体の工数に占める比率が少ないほど影響度が大きく設定されている。また、影響度算出テーブル15bは、システム規模(人月)について、システムの規模が大きいほど影響度が大きく設定されている。
図4に戻ると、アクションテーブル15cは、後述するリスク値算出部14dによって算出されたリスク値に対応付けて、修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無をそれぞれ記憶する。
ここで、図7を用いて詳しく説明すると、アクションテーブル15cは、修正値が500以上である場合には、仕様変更が困難であるとして修正不可の通知を行うよう設定されており、一方、修正値が500未満である場合には、仕様変更が可能であるとして修正可の通知を行うように設定されている。また、アクションテーブル15cは、リスク値が高いほど上位レベルの関係者(図2参照)への通知が必要で有るように設定されている。また、アクションテーブル15cは、アクションテーブル15cは、リスク値が400〜71である場合には、修正が行うための認証が必要として、認証が必要である旨の通知を関係者に行うように設定されている。
プロジェクトデータ15dは、複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトのデータを記憶する。具体的には、プロジェクトデータ15dは、図8に示すように、プロジェクトを一意に特定するプロジェクトコード、プロジェクトの名称、開始工程、終了工程、予算、納期、顧客名、顧客責任者、顧客担当者、営業責任者、営業担当者、フィールド責任者、フィールド担当者、開発責任者、開発責任者をそれぞれ対応付けて記憶する。
仕様書データ15eは、仕様書に関するデータを記憶する。具体的には、仕様書データ15aは、図5に示すように、プロジェクトコード、仕様書を一意に特定する仕様書ID、仕様書の種類を示す仕様書種類、仕様書の内容を示す仕様書内容、仕様書が作成された工程を示す作成工程、仕様書を作成した者を示す作成者、仕様書を認証した者を示す作成時認証者、仕様書の重要性を性を示す重要性、関連する仕様書を示すリンク情報をそれぞれ対応付けて記憶する。
変更データ15fは、後述するは変更仕様書検索部14aによって検索された関連仕様書の仕様変更に関するデータを記憶する。具体的には、変更データ15fは、図10に示すように、仕様書ID、仕様変更が発生した日を示す発生日、仕様変更の依頼を行う部署を示す依頼部署、仕様変更による修正の内容を示す修正内容をそれぞれ対応付けて記憶する。
定量評価算出データ15gは、後述する定量評価算出部14bによって算出された定量評価評点を記憶する。具体的には、定量評価算出データ15gは、図11に示すように、仕様書ID、仕様変更の発生日、仕様変更の依頼部署、修正内容、作成工程、発生部署、対象、重要性、関連仕様書ごとの定量評価の合計である評点計をそれぞれ対応付けて記憶するとともに、全ての関連仕様書の定量評価の合計を記憶する。
リスク値算出データ15hは、後述するリスク値算出部14dによって算出されたリスク値を記憶する。具体的には、リスク値算出データ15hは、プロジェクトコード、定量的評価(作成工程、発生部署、対象、重要性それぞれの評価評点とその合計)、影響度(工程、期間、修正対象、残工数比率、システム規模の影響度の値とそれらの合計)、リスク値(定量評価評点と影響度の合計)をそれぞれ対応付けて記憶する。
制御部14は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、変更仕様検索部14a、定量評価算出部14b、影響度算出部14c、リスク値算出部14d、関係者通知部14eを備える。なお、変更仕様検索部14aは、特許請求の範囲に記載の「検索手段」に対応し、定量評価算出部14bは、同じく「合計点算出手順」に対応し、影響度算出部14cは、同じく「影響度算出手順」に対応し、リスク値算出部14dは、同じく「リスク算出手順」に対応する。
変更仕様検索部14aは、入力部11を介して関連仕様書を検索する指示を受け付けると、仕様が記された複数の仕様書のなかから、仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する。具体的な例を挙げれば、変更仕様検索部14aは、「商品コードを数値5桁から英数字7桁へ変更」する仕様変更が発生した場合に、仕様書データ15eのなかから「商品コード」の語句が仕様書の内容に含まれるものを関連仕様書として検索する(図9参照)。そして、検索された関連仕様書から変更に関するデータを作成して、変更データ15fに格納する(図10参照)。
定量評価算出部14bは、検索された各関連仕様書について、関連仕様書が作成された作成工程、仕様の変更が発生した発生部署、仕様の変更により修正される対象、修正される箇所の重要性に応じて、定量評価テーブル15aから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出して、定量評価算出データ15gおよびリスク値算出データ15hに格納する。
具体的には、定量評価算出部14bは、変更データ15fから変更に関するデータを読み出し、その変更に関するデータにおける仕様書(例えば、仕様書ID「10001」)の作成工程(例えば、SA)、発生部署(例えば、顧客)、対象(例えば、データ)、重要性(例えば、主要機能)にそれぞれ対応する評点を定量評価テーブル15aから読み出し、読み出された評点である作成工程、発生部署、対象、重要性それぞれの評点を合計した定量評価評点を算出し(例えば、仕様書ID「10001」について読み出された作成工程「5」、発生部署「5」、対象「5」、重要性「5」を合計した定量評価評点「20」を算出)、算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点(図11の例で言えば、定量評価合計点「353」)を算出して、定量評価算出データ15gに格納する(図11参照)。
影響度算出部14cは、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の「工程」、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの「期間」、仕様の変更により修正される対象の占める割合である「修正対象」、予定工数に対する「残工数比率」、プロジェクトを行うシステムの「システム規模」に応じて、影響度算出テーブル15bからプロジェクトの影響度を算出して、リスク値算出データ15hに格納する。
具体的には、影響度算出部14cは、プロジェクトデータ15dからプロジェクトに関するデータを読み出し、そのプロジェクトに関するデータにおける「工程」(例えば、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程がST)、「期間」(例えば、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間と全期間との比率が10パーセント)、「修正対象」(例えば、仕様の変更により修正される対象の占める割合が20パーセント)、「残工数比率」(例えば、予定工数に対する残工数が40パーセント)、「システム規模」(例えば、プロジェクトを行うシステム規模が7人月)それぞれに対応する影響度を影響度算出テーブル15bから読み出し、読み出された影響度を合計した影響度(図12の例で言えば、影響度「305」)を算出して、リスク値算出データ15hに格納する(図12参照)。
リスク値算出部14dは、算出された定量評価合計点と算出された影響度とを用いて、仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出する。上記の例で言えば、リスク値算出部14dは、定量評価合計点「353」と影響度「305」とを合計してリスク値「658」を算出してリスク値算出データ15hに格納する(図12参照)。
関係者通知部14eは、リスク値に応じて、関係者へ仕様変更に関する情報を通知する。具体的には、関係者通知部14eは、リスク値算出データ15hからリスク値を読み出し、そのリスク値に対応するアクションをアクションテーブル15cから読み出し、読み出されたアクションから関係者への仕様変更の通知または仕様変更を行うことの承認が必要であるか判定し、必要である場合には、関係者への通知を行う。一方、関係者通知部14eは、仕様変更の通知または仕様変更を行うことの承認が必要でない場合には、通知を行わずに処理を終了する。
上記の例で言えば、関係者通知部14eは、リスク値算出データ15hからリスク値「658」を読み出し、そのリスク値「658」に対応するアクションを読み出す。この場合、リスク値が500以上なので、お客様責任者、お客様担当者、営業責任者、営業担当者、フィールドSE責任者、フィールドSE担当者、開発SE責任者、開発SE担当者に対して修正不可の通知を行う。
[リスク算出装置による処理]
次に、図13を用いて、実施例1に係るリスク算出装置10による処理を説明する。図13は、実施例1に係るリスク算出装置10の処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、リスク算出装置10の変更仕様検索部14aは、入力部11を介して関連仕様書を検索する指示を受け付けると(ステップS101肯定)、仕様が記された複数の仕様書のなかから、仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する(ステップS102)。
そして、定量評価算出部14bは、検索された各関連仕様書について、関連仕様書が作成された作成工程、仕様の変更が発生した発生部署、仕様の変更により修正される対象、修正される箇所の重要性に応じて、定量評価テーブル15aから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出して、定量評価算出データ15gおよびリスク値算出データ15hに格納する(ステップS103)。
続いて、影響度算出部14cは、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の「工程」、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの「期間」、仕様の変更により修正される対象の占める割合である「修正対象」、予定工数に対する「残工数比率」、プロジェクトを行うシステムの「システム規模」に応じて、影響度算出テーブル15bからプロジェクトの影響度を算出して、リスク値算出データ15hに格納する(ステップS104)。
その後、関係者通知部14eは、算出された定量評価合計点と算出された影響度とを用いて、仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出する(ステップS105)。関係者通知部14eは、リスク値算出データ15hからリスク値を読み出し、そのリスク値に対応するアクションをアクションテーブル15cから読み出し、読み出されたアクションから関係者への仕様変更の通知または仕様変更を行うことの承認が必要であるか判定し(ステップS106)、必要である場合には(ステップS106肯定)、関係者への通知を行う(ステップS107)。一方、関係者通知部14eは、仕様変更の通知または仕様変更を行うことの承認が必要でない場合には(ステップS106否定)、通知を行わずに処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、リスク算出装置10は、仕様が記された複数の仕様書のなかから、仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索し、検索された各関連仕様書について、その関連仕様書が作成された工程、仕様の変更が発生した部署、仕様の変更により修正される対象、修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、その算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出し、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間、仕様の変更により修正される対象の占める割合、予定工数に対する残工数比率、プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、プロジェクトの影響度を算出し、算出された定量評価合計点と算出された影響度とを用いて、仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出するので、仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを示す値を客観的に算出することが可能である。
また、実施例1によれば、仕様が記された仕様書が作成された工程ごと、仕様の変更が発生した部署ごと、仕様の変更により修正される対象ごと、修正される箇所の重要性ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、各仕様書の変更がリスクに及ぼす大きさを示す定量評価評点を定量評価テーブル15aに格納し、検索された各関連仕様書について、関連仕様書が作成された工程、仕様の変更が発生した部署、仕様の変更により修正される対象、修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、定量評価テーブル15aから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、定量評価として、定量評価合計点を算出するので、仕様変更における規模の大きさを示す値を客観的に算出することが可能である。
また、実施例1によれば、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程ごと、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間ごと、仕様の変更により修正される対象の占める割合ごと、予定工数に対する残工数比率ごと、プロジェクトを行うシステムの規模ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、仕様の変更がリスクに及ぼす大きさを示す影響度評価点を影響度算出テーブ15bに格納し、プロジェクトにおいて仕様の変更が発生した時点の工程、仕様の変更が発生した時点からプロジェクトが完了するまでの期間、仕様の変更により修正される対象の占める割合、予定工数に対する残工数比率、プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、影響度算出テーブル15bからプロジェクトの影響度を算出するので、仕様の変更がリスクに及ぼす大きさを示す値を客観的に算出することが可能である。
また、実施例1によれば、算出されたリスク値に応じて、仕様変更における修正の可否を判定するので、修正の可否を客観的に判断することが可能である。
また、実施例1によれば、仕様変更における修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無のいずれか一つまたは複数について、それぞれをリスク値に対応付けてアクションテーブル14cに格納し、算出されたリスク値に対応する修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無のいずれか一つまたは複数をアクションテーブル14cから参照し、関係者へ仕様変更の通知を行うので、仕様の変更を行う前に、事前に関係者への通知または関係者への認証を行ってリスクを回避することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、変更仕様検索部14aと定量評価算出部14bを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、定量評価テーブルの定量評価評点の値や影響度算出テーブルの影響度の値を任意に変更してもよい。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図14を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図14は、リスク算出装置を実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、リスク算出装置としてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮するリスク算出装置、つまり、図14に示すように、変更仕様書検索プログラム631、定量評価算出プログラム632、影響度算出プログラム633、リスク値算出プログラム634および関係者通知プログラム635が予め記憶されている。なお、プログラム631〜635については、図14に示したリスク算出装置の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631〜635をROM630から読み出して実行することで、図14に示すように、各プログラム631〜635は、変更仕様書検索プロセス641、定量評価算出プロセス642、影響度算出プロセス643、リスク値算出プロセス644および関係者通知プロセス645として機能するようになる。各プロセス641〜645は、図4に示した変更仕様検索部14a、定量評価算出部14b、影響度算出部14c、リスク値算出部14d、関係者通知部14eにそれぞれ対応する。
また、HDD610には、図14に示すように、定量評価テーブル611、影響度算出テーブル612、アクションテーブル613、プロジェクトデータ614、仕様書データ615、変更データ616、定量評価算出データ617およびリスク値算出データ618が設けられる。なお、定量評価テーブル611、影響度算出テーブル612、アクションテーブル613、プロジェクトデータ614、仕様書データ615、変更データ616、定量評価算出データ617およびリスク値算出データ618は、図4に示した定量評価テーブル15a、影響度算出テーブル15b、アクションテーブル15c、プロジェクトデータ15d、仕様書データ15e、変更データ15f、定量評価算出データ15g、リスク値算出データ15hに対応する。そして、CPU640は、定量評価テーブル611、影響度算出テーブル612、アクションテーブル613、プロジェクトデータ614、仕様書データ615、変更データ616、定量評価算出データ617およびリスク値算出データ618に対してデータを登録するとともに定量評価テーブル611、影響度算出テーブル612、アクションテーブル613、プロジェクトデータ614、仕様書データ615、変更データ616、定量評価算出データ617およびリスク値算出データ618から各種データを読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納された各種データに基づいて処理を実行する。
(付記1)複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトにおいて前記ソフトウェアの仕様を変更することによるリスクを算出する方法をコンピュータに実行させるリスク算出プログラムであって、
前記仕様が記された複数の仕様書のなかから、前記仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する検索手順と、
前記検索手順によって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、当該算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出する合計点算出手順と、
前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象の占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記プロジェクトの影響度を算出する影響度算出手順と、
前記合計点算出手順によって算出された前記定量評価合計点と前記影響度算出手順によって算出された前記影響度とを用いて、前記仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出するリスク算出手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするリスク算出プログラム。
(付記2)前記仕様が記された仕様書が作成された工程ごと、前記仕様の変更が発生した部署ごと、前記仕様の変更により修正される対象ごと、当該修正される箇所の重要性ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、各仕様書の変更が前記リスクに及ぼす大きさを示す定量評価評点を定量評価テーブルに格納する定量評価格納手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記合計点算出手順は、前記検索手順によって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、前記定量評価テーブルから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、前記定量評価として、前記定量評価合計点を算出することを特徴とする付記1に記載のリスク算出プログラム。
(付記3)前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程ごと、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間ごと、前記仕様の変更により修正される対象の占める割合ごと、予定工数に対する残工数比率ごと、前記プロジェクトを行うシステムの規模ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、前記仕様の変更が前記リスクに及ぼす大きさを示す影響度評価点を影響度算出テーブルに格納する影響度格納手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記影響度算出手順は、前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象の占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記影響度算出テーブルから前記プロジェクトの影響度を算出することを特徴とする付記1または2に記載のリスク算出プログラム。
(付記4)前記リスク算出手順によって算出された前記リスク値に応じて、前記仕様変更における修正の可否を判定する修正可否判定手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のリスク算出プログラム。
(付記5)前記仕様変更における修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無のいずれか一つまたは複数について、それぞれを前記リスク値に対応付けてアクションテーブルに格納するアクション格納手順と、
前記リスク算出手順によって算出されたリスク値に対応する修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無のいずれか一つまたは複数を前記アクションテーブルから参照し、前記関係者へ仕様変更の通知を行う通知認証手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のリスク算出プログラム。
(付記6)複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトにおいて前記ソフトウェアの仕様を変更することによるリスクを算出するリスク算出装置であって、
前記仕様が記された複数の仕様書のなかから、前記仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、当該算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出する合計点算出手段と、
前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象の占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記プロジェクトの影響度を算出する影響度算出手段と、
前記合計点算出手段によって算出された前記定量評価合計点と前記影響度算出手段によって算出された前記影響度とを用いて、前記仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出するリスク算出手段と、
を備えることを特徴とするリスク算出装置。
(付記7)複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトにおいて前記ソフトウェアの仕様を変更することによるリスクを算出するリスク算出方法であって、
前記仕様が記された複数の仕様書のなかから、前記仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する検索ステップと、
前記検索ステップによって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、当該算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出する合計点算出ステップと、
前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象の占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記プロジェクトの影響度を算出する影響度算出ステップと、
前記合計点算出ステップによって算出された前記定量評価合計点と前記影響度算出ステップによって算出された前記影響度とを用いて、前記仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出するリスク算出ステップと、
を含んだことを特徴とするリスク算出方法。
以上のように、本発明に係るリスク算出プログラムは、複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトにおいてソフトウェアの仕様を変更することによるリスクを算出する場合に有用であり、特に、仕様の変更を行うことによるリスクの大きさを示す値を客観的に算出することに適する。
プロジェクトに関わる関係者の例を説明するための図である。 ソフトウェアを開発するプロジェクトの工程を説明するための図である。 実施例1に係るリスク算出装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るリスク算出装置の構成を示すブロック図である。 定量評価テーブルを説明するための図である。 影響度算出テーブルを説明するための図である。 アクションテーブルを説明するための図である。 プロジェクトデータを説明するための図である。 仕様書データを説明するための図である。 変更データを説明するための図である。 定量評価算出データを説明するための図である。 リスク値算出データを説明するための図である。 実施例1に係るリスク算出装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。 リスク算出装置を実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 リスク算出装置
11 入力部
12 出力部
13 通信制御I/F
14 制御部
14a 変更仕様書検索部
14b 定量評価算出部
14c 影響度算出部
14d リスク値算出部
14e 関係者通知部
15 記憶部
15a 定量評価テーブル
15b 影響度算出テーブル
15c アクションテーブル
15d プロジェクトデータ
15e 仕様書データ
15f 変更データ
15g 定量評価算出データ
15h リスク値算出データ

Claims (5)

  1. 複数の工程を経てソフトウェアを開発するプロジェクトにおいて前記ソフトウェアの仕様を変更することによるリスクを算出する方法をコンピュータに実行させるリスク算出プログラムであって、
    前記仕様が記された複数の仕様書に関するデータを記憶した仕様書データ記憶部から、前記仕様の変更に起因して変更が生じる関連仕様書を検索する検索手順と、
    前記検索手順によって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、仕様変更における規模の大きさを示す定量評価として、当該算出された各関連仕様書の定量評価評点を合計した定量評価合計点を算出する合計点算出手順と、
    前記プロジェクトに関するデータを記憶したプロジェクトデータ記憶部から前記プロジェクトに関するデータを読み出し、読み出したプロジェクトに関するデータにおける前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記プロジェクトの影響度を算出する影響度算出手順と、
    前記合計点算出手順によって算出された前記定量評価合計点と前記影響度算出手順によって算出された前記影響度とを用いて、前記仕様を変更することによるリスクの大きさを示すリスク値を算出するリスク算出手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするリスク算出プログラム。
  2. 前記仕様が記された仕様書が作成された工程ごと、前記仕様の変更が発生した部署ごと、前記仕様の変更により修正される対象ごと、当該修正される箇所の重要性ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、各仕様書の変更が前記リスクに及ぼす大きさを示す定量評価評点を定量評価テーブルに格納する定量評価格納手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記合計点算出手順は、前記検索手順によって検索された各関連仕様書について、当該関連仕様書が作成された工程、前記仕様の変更が発生した部署、前記仕様の変更により修正される対象、当該修正される箇所の重要性のいずれか一つまたは複数に応じて、前記定量評価テーブルから各関連仕様書の定量評価評点を算出した後に、前記定量評価として、前記定量評価合計点を算出することを特徴とする請求項1に記載のリスク算出プログラム。
  3. 前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程ごと、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間ごと、前記仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合ごと、予定工数に対する残工数比率ごと、前記プロジェクトを行うシステムの規模ごとのいずれか一つまたは複数に対応付けて、前記仕様の変更が前記リスクに及ぼす大きさを示す影響度評価点を影響度算出テーブルに格納する影響度格納手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記影響度算出手順は、前記プロジェクトにおいて前記仕様の変更が発生した時点の工程、前記仕様の変更が発生した時点から前記プロジェクトが完了するまでの期間、前記仕様の変更により修正される対象が仕様書全体のドキュメントに対して占める割合、予定工数に対する残工数比率、前記プロジェクトを行うシステムの規模のいずれか一つまたは複数に応じて、前記影響度算出テーブルから前記プロジェクトの影響度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のリスク算出プログラム。
  4. 前記リスク算出手順によって算出された前記リスク値に応じて、前記仕様変更における修正の可否を判定する修正可否判定手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のリスク算出プログラム。
  5. 前記仕様変更における修正の可否、関係者への通知の必要の有無、関係者への認証の必要の有無それぞれを前記リスク値に対応付けたアクションをアクションテーブルに格納するアクション格納手順と、
    前記リスク算出手順によって算出されたリスク値に対応する修正の可否を参照し、修正が不可である場合には、関係者全員に対して修正が不可である旨を通知し、修正が可である場合には、当該リスク値に対応する関係者への通知の必要の有無および関係者への認証の必要の有無をそれぞれ参照し、関係者への通知が必要であり、かつ、関係者への認証が必要なときには、通知が必要な関係者に対して修正に認証が必要である旨を通知する知手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のリスク算出プログラム。
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