JP2019056994A - 計算結果表示装置、計算結果表示方法および計算結果表示プログラム - Google Patents

計算結果表示装置、計算結果表示方法および計算結果表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが容易に識別できる計算結果表示装置、計算結果表示方法および計算結果表示プログラムの提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出し、(2)当該検出した差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する。【選択図】図9

Description

本発明は、計算結果表示装置、計算結果表示方法および計算結果表示プログラムに関する。
特許文献1には、既存の給与計算システムと新規の給与計算システムの間での計算項目体系の違いを吸収して各システムの計算結果の照合を項目毎に正しく行うことができる、異なる給与計算システム間の計算結果照合システムおよび照合方法が開示されている(特許文献1の段落0039等参照)。
特開2004−234099号公報
給与の計算においては、特許文献1のように計算項目体系に違いが生じるのみならず、給与計算式自体が改定されて異なるものとなる場合が多々あるが、この場合、従来以下のような問題があった。
例えば、給与計算に関する項目として、「健康保険料」、「生命保険料」、「損害保険料」、「資格手当」、「住宅手当」、「財形貯蓄」、「有給日数」、「代休日数」、「残業時間合計」および「控除合計」等の多数の項目があるとして、残業時間合計を算出するための計算式の改定が行われた場合、当該改定が計算結果に影響を与える項目は「残業時間合計」および「控除合計」の2項目のみである。このため、人事部等の担当者は、当該2項目についてのみ、改定前の計算式による計算結果(前回以前計算結果)と改定後の計算式による計算結果(今回計算結果)とを比較すれば、計算式の改定に伴って給与支給に誤りが発生していないかを迅速かつ正確に確認できる。
しかしながら、従来においては、担当者が、給与計算に関する多数の項目の中から前記2項目を正確に把握できないために給与の誤支給が発生したり、前記2項目を正確に把握できたとしてもその把握には大変な時間と労力を要してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが容易に識別できる計算結果表示装置、計算結果表示方法および計算結果表示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る計算結果表示装置は、制御部および記憶部を備える計算結果表示装置であって、前記記憶部には、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と、前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果と、が格納されており、前記制御部は、前記項目のうち前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出する差異項目検出手段と、前記差異項目検出手段で検出した前記差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する計算結果等表示手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る計算結果表示装置は、前記記憶部には、前記差異項目についての前記今回計算結果を算出するのに用いた計算式および当該計算式における各項の数値が更に格納されており、前記制御部は、前記計算結果等表示手段で表示した前記項目のうち前記差異項目が選択されると、前記計算式および当該計算式における各項の数値を表示する計算式等表示手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る計算結果表示装置は、前記制御部が、前記計算結果を算出する算出手段と、前記算出手段で算出した前記今回計算結果および前記前回以前計算結果ならびに前記計算式および当該計算式における各項の数値を前記記憶部に格納する格納手段と、を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る計算結果表示方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される計算結果表示方法であって、前記記憶部には、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と、前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果と、が格納されており、前記制御部で実行される、前記項目のうち前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出する差異項目検出ステップと、前記差異項目検出ステップで検出した前記差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する計算結果等表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る計算結果表示プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための計算結果表示プログラムであって、前記記憶部には、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と、前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果と、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記項目のうち前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出する差異項目検出ステップと、前記差異項目検出ステップで検出した前記差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する計算結果等表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが容易に識別できるという効果を奏する。
図1は、計算結果表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、従来における給与計算結果の確認の仕方の一例を示す図である。 図3は、本実施形態に係る各マスタおよび各データにおける内容の一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る処理の流れの一例を示す図である。 図5は、計算定義マスタ、計算定義詳細マスタおよび項目定義マスタの設定画面の一例を示す図である。 図6は、給与計算画面の一例を示す図である。 図7は、比較対象選択画面の一例を示す図である。 図8は、比較方法として「一覧」が選択された場合における給与計算結果確認画面の一例を示す図である。 図9は、比較方法として「縦型」が選択された場合における給与計算結果確認画面の一例を示す図である。 図10は、給与計算結果確認画面を元にして出力されたエクセルデータの一例を示す図である。 図11は、給与計算過程確認画面の一例を示す図である。 図12は、本実施形態に係る処理の概要を示す図である。
以下に、本発明に係る計算結果表示装置、計算結果表示方法および計算結果表示プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
給与計算において、給与規定は会社ごとに異なるため、支給する手当や給与の計算方法も会社によって様々である。給与の計算式をシステム上で設定すれば、図2に示すように、各会社の給与規定に則った計算を自動で行うことができる。一方で、計算結果をチェックする作業は、図2に示すようにチェック担当者の経験や勘に頼っており属人化していた。特に、給与規定の改定が頻繁に行われる会社においては、給与の計算式の改定が影響を与える項目範囲を担当者が正確に把握できず、結果として、給与の誤支給が発生してしまうことがあった。
また、従来においては、改定後の計算式による計算結果データ(計算の最終結果のデータ)しかシステム上で保持していなかったため、計算の過程までは把握することができなかった。このため、前記改定後の計算式が影響を与える給与計算に関する項目の範囲を正確に把握できず、結果として給与の誤支給が発生してしまうことがあった。
そこで、本実施形態においては、以下の(1)および(2)の仕組みを構築することにより、改定後の計算式による計算結果のチェック作業の属人化の排除および給与の誤支給の未然防止を実現した。
(1)給与計算における計算過程を見える化し、正しい計算が行われているかを誰でも確認できる仕組み
(2)給与の計算式の改定前後の計算結果の比較を容易にできる仕組み
前記(1)の仕組みについて、次段落および次々段落で説明する。
従来における「一般的な給与計算シミュレーション」は、社員の身分情報といった「社員」についての情報を調整するためのものであり、計算式を調整するものではない。このため、計算を行った結果での比較のみであった。これに対して、本発明においては、給与規定の改定による「計算式」自体の調整に主眼を置いており、計算式ごとにチェックをできるようにした。本発明においては、計算プロセスごとに計算結果および計算の根拠となる数値を保存し、今回の計算結果と今回より前の任意の計算結果(前回の計算結果および前月の計算結果等)との比較を行えるようにした。
また、従来においては、給与の計算が実行される際に、給与に関する現在のデータを保持することができなかった。これに対して、本発明においては、給与の計算が実行される際に、給与に関する現在のデータを履歴データとして保持し、更に、給与の計算が実行されている最中に使用されている値(すなわち、計算に用いた数値)を、計算が実行される度にデータとして保存する。これにより、給与規定が変更された前後での計算結果の比較を容易に行うことが可能となり、更に、給与規定が変更された前後で差が発生している給与計算に関する項目について、当該項目の計算結果を算出するために用いた計算式の過程を可視化することに成功した。その結果、容易に計算結果の検証を行い、更に、給与の誤支給を未然に防止することが可能となった。
ここで、本実施形態の概略について、図12を用いて説明する。
図12の「1、前回履歴との比較について」の「●給与計算」に示すように、改定後の計算式により給与計算を行う際には、直前の社員支給データ106fは履歴テーブルにバックアップされて、社員支給履歴データ106jとなる。そして、改定後の計算式による最新の社員支給データ106f(残業手当50,000円)と社員支給履歴データ106j(残業手当30,000円)とを比較することにより、残業手当の差額(20,000円)を把握することができる。
続いて、図12の「2、計算過程で使用した値の保持について」に示すように、前段落で述べた改定後の計算式による最新の社員支給データ106f(残業手当50,000円)について、残業手当50,000円を計算するための計算式を計算定義詳細マスタ106bから確認することができ、具体的には、残業手当=普通残業代+深夜残業代+所定休日残業代+所定休日深夜残業代である。更に、残業手当50,000円の内訳(計算内使用値)を社員計算定義詳細履歴データ106mから確認することができ、具体的には、20,000円、5000円、25,000円および0円である。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る計算結果表示装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、計算結果表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。
計算結果表示装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、計算結果表示装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
計算結果表示装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。計算結果表示装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、計算結果表示装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、計算結果表示装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、計算定義マスタ106aと、計算定義詳細マスタ106b(本発明の計算式に相当)と、項目定義マスタ106cと、社員属性データ106dと、社員勤怠データ106e(本発明の今回計算結果に相当)と、社員支給データ106f(本発明の今回計算結果に相当)と、社員控除データ106g(本発明の今回計算結果に相当)と、社員属性履歴データ106hと、社員勤怠履歴データ106i(本発明の前回以前計算結果に相当)と、社員支給履歴データ106j(本発明の前回以前計算結果に相当)と、社員控除履歴データ106k(本発明の前回以前計算結果に相当)と、社員計算定義詳細履歴データ106m(本発明の計算式における各項の数値に相当)と、を有する。
計算定義マスタ106aは、図3に示すように、例えば、定義NO(定義番号)、計算対象の項目が保持されているテーブル名とフィールド名、および説明等を含む。図12に示す計算定義マスタ106aにおいては、テーブル名とは対象テーブルのことであり、フィールド名とは対象項目名のことである。
計算定義詳細マスタ106bは、給与計算の計算結果を算出するのに用いた計算式等を含む。具体的には、計算定義詳細マスタ106bは、図3に示すように、例えば、定義NO(定義番号)、行NO(行番号)、定数、計算式に使用される項目が保持されているテーブル名とフィールド名、および式符号等を含む。図12に示す計算定義詳細マスタ106bにおいては、テーブル名とは対象テーブルのことであり、フィールド名とは対象項目名のことである。
項目定義マスタ106cは、図3に示すように、例えば、テーブル名、フィールド名およびフィールド名に対応する日本語項目名等を含む。
計算定義マスタ106a、計算定義詳細マスタ106bおよび項目定義マスタ106cの内容は、図5に示す画面を通して設定することができ、これにより、計算対象項目に対して会社ごとに用意した給与項目を組み合わせ、計算式を一つ一つ定義化することができる。計算式は、前述の計算定義詳細マスタ106bに含まれる対象項目名および式符号を設定することにより定義することができる。例えば、図5に示すように、対象項目名を普通残業時間、深夜残業時間、所定休日残業時間および所定休日深夜残業時間の4つに設定し、更に、深夜残業時間に対応する式符号を+に、所定休日残業時間に対応する式符号を+に、所定休日深夜残業時間に対応する式符号を+に設定した場合、残業時間の合計は、「普通残業時間+深夜残業時間+所定休日残業時間+所定休日深夜残業時間」という計算式により算出できることとなる。なお、式符号は+に限らず、例えば、−、×および÷等であってもよい。
図3に戻り、社員属性データ106dは、今回の給与計算時点における社員の基本情報を保持する。具体的には、社員属性データ106dは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、社員の氏名、社員の氏名カナ、社員の性別および社員の誕生日等を含む。対象年月とは、給与支給年月のことである。
社員勤怠データ106e、社員支給データ106fおよび社員控除データ106gは、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果等を含む。給与計算に関する項目とは、例えば、健康保険料、生命保険料、損害保険料、資格手当、住宅手当、財形貯蓄、基本給、有給日数、出勤日数、代休日数、残業時間、控除合計および残業手当等である。
社員勤怠データ106eは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、所定外労働時間、出勤日数、普通残業時間、深夜残業時間、所定休日残業時間、所定休日深夜残業時間および残業時間合計等を含む。
社員支給データ106fは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、基本給、残業手当および支給合計等を含む。
社員控除データ106gは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、健康保険料および控除合計等を含む。
社員属性履歴データ106hは、今回より前の給与計算時点における社員の基本情報を保持する。具体的には、社員属性履歴データ106hは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、社員の氏名、社員の氏名カナ、社員の性別および社員の誕生日等を含む。対象年月とは、給与支給年月のことである。このため、以下で説明する社員勤怠履歴データ106i、社員支給履歴データ106j、社員控除履歴データ106kおよび社員計算定義詳細履歴データ106mは、対象年月である給与支給年月ごとに給与データを保持(各給与支給年月に対応する給与データを保持)している。
社員勤怠履歴データ106i、社員支給履歴データ106jおよび社員控除履歴データ106kは、前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果等を含む。詳細は以下の[3.処理の具体例]で説明するが、今回の給与計算を行う際に、履歴として保存された社員勤怠データ106e、社員支給データ106fおよび社員控除データ106gが、それぞれ、社員勤怠履歴データ106i、社員支給履歴データ106jおよび社員控除履歴データ106kとなる。
社員勤怠履歴データ106iは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、所定外労働時間、出勤日数、普通残業時間、深夜残業時間、所定休日残業時間、所定休日深夜残業時間および残業時間合計等を含む。
社員支給履歴データ106jは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、基本給、残業手当および支給合計等を含む。
社員控除履歴データ106kは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、健康保険料および控除合計等を含む。
社員計算定義詳細履歴データ106mは、給与計算の計算結果を算出するのに用いた計算式における各項の数値等を含む。具体的には、社員計算定義詳細履歴データ106mは、図3に示すように、例えば、対象年月、社員CD(社員コード)、定義NO(定義番号)、計算内使用値、計算前値および計算後値等を含む。計算内使用値とは、今回の計算式内で使用された値のことであり、計算前値とは、今回の計算が実行される直前の計算対象項目の値であり、計算後値とは、今回の計算が実行された直後の計算対象項目の値である。例えば、条件が以下のとおりである場合、計算内使用値、計算前値および計算後値は以下のとおりとなる。
(条件)
計算対象項目 残業時間合計
残業時間合計を算出するための前回の計算式 普通残業時間のみ加算
残業時間合計を算出するための今回の計算式 普通残業時間+深夜残業時間+所定休日残
業時間+所定休日深夜残業時間
普通残業時間 20時間
深夜残業時間 5時間
所定休日残業時間 7.5時間
所定休日深夜残業時間 2時間
(計算内使用値、計算前値および計算後値)
計算内使用値 20時間、5時間、7.5時間、2時間
計算前値 20時間
計算後値 34.5時間(20時間+5時間+7.5 時間+2時間)
制御部102は、計算結果表示装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、(1)給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果とを算出する算出手段としての算出部102aと、(2)前記算出手段で算出した前記今回計算結果および前記前回以前計算結果ならびに前記項目のうち前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目についての前記今回計算結果を算出するのに用いた計算式および当該計算式における各項の数値を前記記憶部に格納する格納手段としての格納部102bと、(3)前記差異項目を検出する差異項目検出手段としての差異項目検出部102cと、(4)前記差異項目検出手段で検出した前記差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する計算結果等表示手段としての計算結果等表示部102dと、(5)前記計算結果等表示手段で表示した前記項目のうち前記差異項目が選択されると、前記計算式および当該計算式における各項の数値を表示する計算式等表示手段としての計算式等表示部102eと、を備えている。これらのうち、算出部102a、格納部102bおよび計算式等表示部102eは任意の構成要素であり、制御部102に含まれていても含まれていなくてもよい。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]で説明する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、図4に示す本実施形態に係る処理の流れに従って説明する。
[3−1.自社の計算式の登録]
まず、自社の計算式の登録について、図4および図5を用いて説明する。
会社の担当者等は、図5に示す画面を通して、計算定義マスタ106aおよび計算定義詳細マスタ106bの設定を行う。本具体例においては、残業時間合計の計算式の改定前(改定前の計算式による給与計算は今回より1つ前の給与計算であるため、以下、単に「前回給与計算時」という。)においては、「残業時間合計=普通残業時間」という計算式を用いていたのに対して、残業時間合計の計算式の改定後(改定後の計算式による給与計算は今回の給与計算であるため、以下、単に「今回給与計算時」という。)においては、図5に示すように、「残業時間合計=普通残業時間+深夜残業時間+所定休日残業時間+所定休日深夜残業時間」という計算式を用いるとする変更を行っている。なお、各時間の具体的数値は、次段落に示すとおりであるとして、以下説明を進める。
普通残業時間 20時間
深夜残業時間 5時間
所定休日残業時間 7.5時間
所定休日深夜残業時間 2時間
[3−2.給与計算]
次に、給与計算について、図4および図7を用いて説明する。
(算出処理)
算出部102aは、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果とを算出する。
具体的には、算出部102aは、図6に示す画面において「実行」が選択されると、前記[3−1]で説明した改定後の計算式を取得する(図4の「(2)計算式を取得」に相当)。そして、当該取得した計算式に従い、前記項目の一つである残業時間合計についての今回計算結果を、普通残業時間+深夜残業時間+所定休日残業時間+所定休日深夜残業時間=20時間+5時間+7.5時間+2時間=34.5時間と算出する。
一方で、算出部102aは、図6に示す画面において「実行」が選択されると、前記[3−1]で説明した改定前の計算式を取得する(図4の「(2)計算式を取得」に相当)。そして、当該取得した計算式に従い、前記項目の一つである残業時間合計についての前回計算結果を普通残業時間=20時間と算出する。
このように、本実施形態によれば、改定前および改定後の計算式に従って給与計算を行うことができ、会社ごとに登録した計算定義をボタン一つですべて実行することができる。
(格納処理)
格納部102bは、算出部102aで算出した今回計算結果および前回以前計算結果ならびに前記今回計算結果を算出するのに用いた計算式および当該計算式における各項の数値を記憶部106に格納する。
具体的には、格納部102bは、図6に示す画面において「実行」が選択されると、算出部102aが算出した残業時間合計についての今回計算結果(34.5時間)を記憶部106に格納する(図4の「(3)給与計算により、計算結果のデータを更新」に相当)。
また、格納部102bは、図6に示す画面において、「計算前の履歴を残す」の左の四角にチェックが入った状態で「実行」が選択されると、算出部102aが算出した残業時間合計についての前回計算結果(20時間)を記憶部106に格納する(図4の「(1)計算前の履歴を残す場合、計算前の時点のデータを履歴データへ追加」に相当)。これにより、以下の[3−3]で詳細に説明するように、計算結果の確認時に、前回計算結果(20時間)と今回計算結果(34.5時間)とを比較することができる。
また、格納部102bは、図6に示す画面において、「計算定義毎の詳細な履歴を残す」の左の四角にチェックが入った状態で「実行」が選択されると、残業時間合計についての今回計算結果(34.5時間)を計算するのに用いた計算式(残業時間合計=普通残業時間+深夜残業時間+所定休日残業時間+所定休日深夜残業時間)および当該計算式における各項の数値(普通残業時間=20時間、深夜残業時間=5時間、所定休日残業時間=7.5時間、所定休日深夜残業時間=2時間)を記憶部106に格納する(図4の「(4)計算定義毎の詳細な履歴を残す場合、(3)と同じタイミングで、計算式ごとに、その計算式で使用された値、計算前の値、計算後の値を履歴として残す」に相当)。これにより、以下の[3−3]で詳細に説明するように、計算結果の確認時に、計算過程を確認することができる。
なお、ここまでの説明においては、前記項目が残業時間合計である場合に算出部102aおよび格納部102bが行う処理を説明したが、前記[2.構成]で説明したとおり他の項目も多数存在するため、算出部102aおよび格納部102bは、当該他の項目の各々に対してもここまでの説明と同様の処理を行う。本具体例においては、算出部102aおよび格納部102bは、当該他の項目として、健康保険料、控除合計および残業手当の3項目についてもここまでの説明と同様の処理を行ったものとして、以下説明を進める。
[3−3.計算結果の確認]
最後に、計算結果の確認について、図4および図7〜図11を用いて説明する。
前記[3−2]において給与計算の終了後、図7に示す画面を立ち上げると、前回計算結果と今回計算結果とを比較(図4の「前回履歴との比較」に相当)することを意味する「前回履歴データ」、または、前月計算結果と今回計算結果とを比較(図4の「前月との比較(対象年月の前月のデータと比較)」に相当)することを意味する「前月データ」を選択することができる。本具体例においては、「前回履歴データ」が選択されたものと仮定して以下説明を進める。
(差異項目検出処理)
差異項目検出部102cは、前記項目のうち今回計算結果と前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出する。
具体的には、図8に示すように、鈴木一郎について、健康保険料、残業時間合計、控除合計および残業手当の4項目のうち、前回計算結果(図8の「前」の行)と今回計算結果(図8の「後」の行)とで数値に差異があるのは、残業時間合計および控除合計の2項目である。このため、差異項目検出部102cは、残業時間合計および控除合計の2項目を差異項目として検出する。
(計算結果等表示処理)
計算結果等表示部102dは、差異項目検出部102cで検出した差異項目についての今回計算結果および前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、給与計算に関する項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する。
具体的には、図8に示すように比較方法として「一覧」を選択して給与計算に関する項目を横に並べて表示する場合においても、図9に示すように比較方法として「縦型」を選択して給与計算に関する項目を縦に並べて表示する場合においても、計算結果等表示部102dは、差異項目検出部102cで検出した差異項目(残業時間合計および控除合計)についての前回計算結果(20時間および52391円)および今回計算結果(34.5時間および54391円)をハッチング等により強調表示した態様で、給与計算に関する各項目(健康保険料、残業時間合計、控除合計および残業手当)と前回計算結果(40631円、20時間、42391円および0円)と今回計算結果(40631円、34.5時間、543391円および0円)とを表示する。これにより、オペレータは、計算式の改定前における計算結果と計算式の改定後の計算結果との間で、数値に差異がある項目を容易かつ迅速に把握することができる。
計算結果等表示部102dは、差異項目検出部102cで検出した差異項目についての今回計算結果と前回計算結果との差分を併せて表示してもよい。例えば、図9の「差」の列には、差異項目である残業時間合計についての今回計算結果(34.5時間)と前回計算結果(20時間)との差分が14.5時間と表示され、また、差異項目である控除合計についての今回計算結果(54391円)と前回計算結果(52391円)との差分が2000円と表示されている。
計算結果等表示部102dは、図8および図9に示す画面において「F10 出力」が選択されると、図8および図9に示すデータを、図10に示すようにエクセル等のデータ形式で出力してもよい。図10の上図において、差異項目には「比較」の列に○印を付している。このため、当該○印のみをエクセル上で収集する処理をすれば、図10の下図に示すように、差異項目および差異項目を有する社員を抽出したエクセルデータを作成することができる。
(計算式等表示処理)
計算式等表示部102eは、計算結果等表示部102dで表示した給与計算に関する項目のうち差異項目が選択されると、前記差異項目についての今回計算結果を算出するのに用いた計算式および当該計算式における各項の数値を表示する。
具体的には、図8および図9に示す画面において、鈴木一郎の「残業時間合計」を選択すると、計算式等表示部102eは、図11に示すように、差異項目(残業時間合計)についての今回計算結果(34.5時間)を算出するのに用いた計算式(残業時間合計=普通残業時間+深夜残業時間+所定休日残業時間+所定休日深夜残業時間)および当該計算式における各項の数値(普通残業時間=20時間、深夜残業時間=5時間、所定休日残業時間=7.5時間、所定休日深夜残業時間=2時間)を表示する(図4の「計算定義毎の詳細な履歴を確認」に相当)。これにより、オペレータは、改定後の計算式による計算の過程で使用された値を容易かつ迅速に把握することができる。なお、計算式等表示部102eは、図11に示すように、差異項目(残業時間合計)についての前回計算結果(計算前:20時間)および今回計算結果(計算後:34.5時間)を併せて表示してもよい。
[3−4.効果]
以上、[3−1]〜[3−3]で説明したように、本実施形態に係る計算結果表示装置100によれば、給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが容易に識別できる。
また、本実施形態に係る計算結果表示装置100が計算式等表示部102eを備えれば、前記今回計算結果を算出するのに用いた計算式および当該計算式における各項の数値を表示でき、この結果、オペレータは、前記今回計算結果における計算過程を容易かつ迅速に把握することができる。
そして、本実施形態に係る計算結果表示装置100が格納部102bを備えれば、前記今回計算結果の算出の際に、前記今回計算結果のみならず、前記前回計算結果と前記計算式と前記計算式における各項の数値とを記憶部106に格納することにより、前々段落で述べた前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との比較および前段落で述べた前記今回計算結果における計算過程の把握を行うのに必要な情報を容易に収集することができる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、計算結果表示装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、計算結果表示装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて計算結果表示装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、計算結果表示装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、計算結果表示装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、計算結果表示装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、あらゆる業界および業種において有用であるが、特に、給与計算の分野において極めて有用である。
100 計算結果表示装置
102 制御部
102a 算出部
102b 格納部
102c 差異項目検出部
102d 計算結果等表示部
102e 計算式等表示部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 計算定義マスタ
106b 計算定義詳細マスタ
106c 項目定義マスタ
106d 社員属性データ
106e 社員勤怠データ
106f 社員支給データ
106g 社員控除データ
106h 社員属性履歴データ
106i 社員勤怠履歴データ
106j 社員支給履歴データ
106k 社員控除履歴データ
106m 社員計算定義詳細履歴データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (5)

  1. 制御部および記憶部を備える計算結果表示装置であって、
    前記記憶部には、
    給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と、
    前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果と、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記項目のうち前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出する差異項目検出手段と、
    前記差異項目検出手段で検出した前記差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する計算結果等表示手段と、
    を備えること、
    を特徴とする計算結果表示装置。
  2. 前記記憶部には、
    前記差異項目についての前記今回計算結果を算出するのに用いた計算式および当該計算式における各項の数値
    が更に格納されており、
    前記制御部は、
    前記計算結果等表示手段で表示した前記項目のうち前記差異項目が選択されると、前記計算式および当該計算式における各項の数値を表示する計算式等表示手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の計算結果表示装置。
  3. 前記制御部は、
    前記計算結果を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出した前記今回計算結果および前記前回以前計算結果ならびに前記計算式および当該計算式における各項の数値を前記記憶部に格納する格納手段と、
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項2に記載の計算結果表示装置。
  4. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される計算結果表示方法であって、
    前記記憶部には、
    給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と、
    前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果と、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記項目のうち前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出する差異項目検出ステップと、
    前記差異項目検出ステップで検出した前記差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する計算結果等表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする計算結果表示方法。
  5. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための計算結果表示プログラムであって、
    前記記憶部には、
    給与計算に関する項目についての今回の計算結果である今回計算結果と、
    前記項目についての今回より前の計算結果である前回以前計算結果と、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記項目のうち前記今回計算結果と前記前回以前計算結果との間で差異がある項目である差異項目を検出する差異項目検出ステップと、
    前記差異項目検出ステップで検出した前記差異項目についての前記今回計算結果および前記前回以前計算結果をオペレータが識別可能な態様で、前記項目と前記今回計算結果と前記前回以前計算結果とを表示する計算結果等表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする計算結果表示プログラム。
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