JP4844597B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関であって、特に、ブローバイガス処理機構およびノッキングセンサを含む内燃機関に関する。
従来から各種工夫が施された内燃機関が提案されている。たとえば、特開2006−336612号公報には、PCV(Positive crankcase Ventilation)装置を備え、小型軽量化が図られた内燃機関が記載されている。そして、特開2006−336612号公報に記載された内燃機関は、シリンダおよびクランクケースに分割されたシリンダブロックと、ベアリングキャップ、シリンダブロック、シリンダヘッドを貫通し、それぞれを締結するスルーボルトとを備えている。シリンダは、合成樹脂製のシリンダ外壁と、金属製のシリンダライナとに分割され、シリンダ外壁の側面には、樹脂製のサージタンクが一体的に連結されている。このサージタンクは、PCV装置を介してクランクケースに連結されている。
また、特開2003−322054号公報には、ノッキングセンサが設けられたエンジンが記載されている。
特開2003−322054号公報に記載されたエンジンにおいては、冷却水が流通するウォータジャケットが設けられたシリンダブロックの壁面に、ノックセンサが設けられている。
特開2006−336612号公報 特開2003−322054号公報
しかし、上記先行文献には、ノッキングセンサおよびPCV装置のいずれもが搭載された内燃機関については、記載されていない。
そして、ノッキングセンサとPCV装置のいずれもが搭載された内燃機関においては、PCV装置からの振動がノッキングセンサに伝達され、ノッキングセンサが、内燃機関の気筒におけるノッキングを正確にセンシングできないという問題が生じる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、PCV装置およびノッキングセンサが搭載された内燃機関であって、ノッキングセンサが正確に気筒に生じるノッキングを検知することができる内燃機関を提供することである。
本発明に係る内燃機関は、気筒を規定するシリンダと、クランク室を規定すると共に、シリンダに連設されたクランクブロックと、シリンダの外周面に設けられ、シリンダのノッキングを検知可能なノッキングセンサと、気筒内に空気を供給する空気供給機構と、クランク室内のブローバイガスからオイルを分離し、オイルが分離された気体を空気供給機構に戻すブローバイガス処理機構とを備える。そして、上記ブローバイガス処理機構は、シリンダの外周面上に配置されるシリンダ登載部材を含み、シリンダ登載部材とノッキングセンサとは、互いに離れて配置され、シリンダ登載部材とノッキングセンサとの間の距離は、気筒を規定するシリンダの内周面とノッキングセンサとの間の距離よりも長い。
好ましくは、シリンダ登載部材は、シリンダの側面のうち、ノッキングセンサが設けられた側面と反対側に位置する側面に設けられる。
好ましくは、上記空気供給機構は、シリンダの一方の側面側からシリンダに向けて延び、シリンダに接続された供給管を含む。そして、上記シリンダの他方の側面側からシリンダに向けて延び、シリンダに接続された排気管をさらに備え、シリンダ登載部材は、一方の側面に設けられ、ノッキングセンサは、他方の側面に設けられる。
好ましくは、上記空気供給機構は、シリンダの一方の側面側からシリンダに向けて延び、シリンダに接続された供給管を含み、シリンダ登載部材とノッキングセンサとは、シリンダの一方の側面に設けられる。
好ましくは、上記処理機構は、クランク室に接続され、ブローバイガス内に含まれるオイルを分離可能なミストセパレータと、ミストスセパレータに接続され、ミストスセパレータから空気供給機構に供給する気体の供給量を調整可能なバルブとを含む。そして、上記シリンダ登載部材は、ミストスセパレータと、ミストスセパレータ上に設けられたバルブとを含む。
好ましくは、上記ブローバイガス処理機構は、バルブに接続されたブローバイガス通路を含み、バルブとの接続部位におけるブローバイガス通路の延在方向は、バルブとノッキングセンサとの離間方向と異なる方向とされる。
本発明に係る内燃機関によれば、ノッキングセンサが正確に気筒に生じるノッキングを検知することができる。
本発明に係るエンジン11について、図1から図7を用いて説明する。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
(実施の形態1)
図1から図4を用いて、本実施の形態1に係るエンジン11について説明する。図1は、本実施の形態1に係るエンジン11の概略構成を示す模式図である。この図1に示すように、エンジン(内燃機関)11は、気筒18を規定するシリンダ20と、シリンダ20の下側に取り付けられたクランクケース14及びオイルパン15とを備えている。さらに、エンジン11は、気筒18内に空気を供給するための吸気機構60と、排気ガスを排出するための排気機構70と、オイルミスト処理装置27と、換気機構80とを備えている。
シリンダ20は、シリンダブロック12およびシリンダブロック12の上側に取り付けられたシリンダヘッド13を有する。シリンダブロック12は、筒状に形成されており、内部に気筒18が形成されている。なお、本実施の形態においては、エンジン11は、4気筒エンジンとなっている。そして、シリンダブロック12内には、気筒18内を摺動可能に設けられたピストン19が設けられている。
ピストン19は、気筒18内のうち、ピストン19より上方に位置する部分を燃焼室16として規定している。ピストン19には、コネクティングロッド53の一方の端部が接続されており、コネクティングロッド53の他方の端部には、クランクシャフト21が接続されている。
クランクケース14は、シリンダブロック12の下部に連設されており、内部にクランク室24が規定されている。そして、クランク室24内には、クランクシャフト21およびコネクティングロッド53が収容されている。
吸気機構60は、エアクリーナ52と、スロットルバルブ23と、サージタンク34と、サージタンク34をシリンダヘッド13に接続する吸気通路17とを備えている。
そして、エンジン11の出力調整は、スロットルバルブ23の開度(スロットル開度)を調節することによって実現される。すなわち、スロットル開度の調整により、燃焼室16への吸入空気量が変化し、その変化に対応して燃料噴射量が制御され、燃焼室16に充填される混合気の量が変化してエンジン11の出力が調整される。吸気通路17は、シリンダ20の側面90,91のうち、一方の側面90側から、シリンダ20に向けて延び、シリンダヘッド13に接続されている。
そして、排気機構70は、シリンダヘッド13に接続された排気通路22と、排気通路22に接続された触媒コンバータ50と、触媒コンバータ50に接続されたマフラ51とを備えている。排気通路22は、シリンダ20の側面90,91のうち、他方の側面91側からシリンダ20に向けて延び、シリンダヘッド13に接続されている。
エンジン11では、気筒毎の燃焼室16に吸気通路17を通じて空気が吸入されるとともに、燃料噴射弁から燃料が噴射供給される。そして、混合気体がバルブ54を介して、燃焼室16内に入り込み、この燃料と空気の混合気体に対し点火プラグによる点火が行われる。そして、混合気が燃焼して気筒18内でピストン19が往復動し、エンジン11の出力軸であるクランクシャフト21が回転する。混合気の燃焼により生じた排気は、バルブ55を介して、各燃焼室16から排気通路22へ排出される。そして、排気は、触媒コンバータ50およびマフラ51を順次通過して、車外に排出される。
換気機構80は、一方の端部がエアクリーナ52に接続され、他方の端部がシリンダヘッド13の内部空間に連通する換気管路81と、シリンダブロック12内に形成されたオイル通路82とを備えている。オイル通路82は、シリンダヘッド13内に規定された内部空間と、クランク室24とを連通している。
そして、エアクリーナ52から換気管路81内に入り込んだ空気は、オイル通路82を介して、クランク室24内に入り込む。これにより、クランク室24内の気体をガス流通管32に押し出すことができ、クランク室24内の換気を促進することができる。これにより、クランク室24内の酸化窒素を低減することができ、オイルのスラッジ化を抑制することができる。
オイルミスト処理装置27は、一方の端部が、クランクケース14内に規定されたクランク室24内に達するガス流通管32と、ガス流通管32の他方の端部が接続されたミストセパレータ28と、ミストセパレータ28に設けられ、ミストセパレータ28から排出されるガス量を調整可能なPCVバルブ26とを備えている。PCVバルブ26としては、絞り部、弁座及び弁体を流路に備え、この弁体をばねにより弁座側へ付勢するようにしたものを用いることができる。
オイルミスト処理装置27は、一方の端部がPCVバルブ26に接続され、他方の端部がサージタンク34に接続されたブローバイガス通路25とを備えている。
ここで、エンジン11では、圧縮行程及び膨張行程で、ピストンリングと気筒18やピストン19との隙間からクランク室24にガスが漏出する。クランク室24は、クランクシャフト21が収容されている空間であり、詳しくはクランクケース14及びオイルパン15によって囲まれた空間である。上記ガスは圧縮行程で漏出する混合気、膨張行程で漏出する燃焼ガス等からなり、ブローバイガスと呼ばれる。ブローバイガスはエンジンオイルを劣化させ、エンジン11の内部をさびさせる原因となり得る。
オイルミスト処理装置27は、吸気負圧によって生じるスロットルバルブ23の下流で発生する負圧をブローバイガス通路25を通じてクランク室24に作用させす。そして、オイルミスト処理装置27は、吸気負圧により、ブローバイガスをブローバイガス通路25及び吸気通路17を通じて燃焼室16に戻して再燃焼させるようにしている。
具体的には、まず、上記負圧によって、ブローバイガスがガス流通管32を通って、ミストセパレータ28内に入りこむ。ミストセパレータ28内に入り込んだブローバイガスには、ブローバイガスがクランク室24を通る際に混入した霧状のエンジンオイルが含まれている。
ここで、ミストセパレータ28は、一般に知られている慣性衝突式、ラビリンス式等のミストセパレータ等が採用されており、ミストセパレータ28内に入り込んだブローバイガス内に含まれるオイルミストを液化して、分離することができる。これにより、再燃されることで消費されるオイル消費量を低減することができる。
なお、慣性衝突式のミストセパレータは、流路の途中に絞り部及び慣性衝突壁を備えている。このタイプのミストセパレータでは、絞り部を通過することにより流速の上昇したブローバイガス及びオイルミストを慣性衝突壁に衝突させることで、オイルミストを液化させてブローバイガスから分離させる。また、ラビリンス式のミストセパレータは、流路の途中に、その流路を蛇行状に仕切る複数の仕切壁を備えている。このタイプのミストセパレータでは、ブローバイガス及びオイルミストが仕切壁に沿って蛇行しながら流れる途中で、そのオイルミストを仕切壁に付着させることで液化させてブローバイガスから分離させる。
ミストセパレータ28には、ブローバイガスのガス流入口31及びガス流出口が形成されている。また、ミストセパレータ28の底部にはオイル排出口が形成されている。このオイル排出口とクランク室24とは、ドレン通路によって接続されており、分離されたオイルがクランク室24に戻されている。
PCVバルブ26は、ミストセパレータ28のガス流出口に接続されており、ミストセパレータ28から排出されるガス排出量を調整している。
PCVバルブ26およびブローバイガス通路25を通って、ガスがサージタンク34の内部空間に供給される。その後、ブローバイガスは、吸気通路17を通ってエンジン11の燃焼室16に導かれる。なお、エンジン11が停止されると、ブローバイガス及び吸気負圧がともに発生しなくなる。
ノッチングセンサ61は、エンジンでのノッキングの発生を検知し、ECU65に信号を送信する。そして、ECU65は、ノッキングを解消するように、ノッチングセンサ61からの検知情報に基づきエンジンの燃焼条件の設定を行なっている。ここで、図2は、シリンダブロック12の断面図であり、図3は、シリンダブロック12の側面図であり、ノッチングセンサ61とPCVバルブ26との位置関係を模式的に示す側面図である。これら図1から図3に示すように、ノッチングセンサ61と、PCVバルブ26とは、互いに離れて配置されている。そして、PCVバルブ26は、ミストセパレータ28を介して、シリンダブロック12の側面上に配置されている。
このため、PCVバルブ26が駆動することで生じる振動は、まず、ミストセパレータ28に伝達され、ミストセパレータ28によって減衰される。その後、PCVバルブ26からの振動は、シリンダブロック12の周面上に達し、その後、PCVバルブ26からの振動は、シリンダブロック12を軸方向に伝達され、ノッチングセンサ61に達する。
その一方で、気筒18内で生じた振動等は、気筒18を規定するシリンダブロック12の内表面からシリンダブロック12の側壁内を通って、ノッチングセンサ61に達する。このため、気筒18において生じたノッキングの振動の伝達経路の経路長は、シリンダブロック12の厚さt程度となっている。このため、PCVバルブ26にて生じた振動がノッチングセンサ61に達するまでの振動伝達経路の経路長よりも短くなっている。
これにより、気筒18からの振動の方が、PCVバルブ26からの振動よりもノッチングセンサ61に達し易く、ノッチングセンサ61は、正確にノッキングを検知することができる。
図2に示すように、平面視した際に、ノッチングセンサ61と、PCVバルブ26とは、気筒18の配列方向Lに離れるように配置されている。このように、シリンダブロック12の高さ方向のみならず、配列方向LにもPCVバルブ26とノッチングセンサ61とが離れているので、PCVバルブ26とノッチングセンサ61との間の距離が長くなっている。
なお、図4は、ノッチングセンサ61とPCVバルブ26との位置関係の変形例を示す側面図である。この図4に示すように、ノッチングセンサ61とPCVバルブ26とを側面90の対角線上に位置する角部付近に配置して、ノッチングセンサ61とPCVバルブ26との間の距離を確保するようにしてもよい。
ノッチングセンサ61とPCVバルブ26とは、吸気通路17が接続されたシリンダ20の側面90にいずれも設けられている。吸気通路17内には、外部から取り入れた空気が流通しているため、周囲の温度が高くなることが抑制されている。
このため、ノッチングセンサ61およびPCVバルブ26自体の温度が高くなることを抑制することができ、ノッチングセンサ61およびPCVバルブ26を良好に駆動させることができる。
PCVバルブ26には、ブローバイガス通路25が接続されており、このブローバイガス通路25に供給されるガスの供給量が変動することで、PCVバルブ26に振動が生じる。このため、PCVバルブ26に生じる振動は、ブローバイガス通路25の延在方向に生じることとなる。
ここで、ブローバイガス通路25は、PCVバルブ26から気筒18の配列方向Lに向けて延びている。その一方で、PCVバルブ26とミストセパレータ28との配列方向は、気筒18の配列方向Lとは異なっている。
このように、PCVバルブ26の接続部位におけるブローバイガス通路25の延在方向と、PCVバルブ26およびミストセパレータ28の配列方向とは異なっている。すなわち、PCVバルブ26に生じる振動方向と、PCVバルブ26およびミストセパレータ28の配列方向とは異なっている。このように、PCVバルブ26の振動方向の延長上にノッチングセンサ61が設けられておらず、PCVバルブ26に生じる振動が、ノッチングセンサ61に達することが抑制されている。
なお、本実施の形態1においては、図2に示すように、シリンダブロック12にはウォータジャケット62が形成されている。
(実施の形態2)
図5から図7を用いて、本発明の実施の形態2に係るエンジン11について説明する。なお、図5から図7に示された構成のうち、上記図1から図4に示された構成と同一または相等する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は、図1は、本実施の形態1に係るエンジン11の概略構成を示す模式図であり、図6は、シリンダブロック12の断面図である。さらに、図7は、PCVバルブ26とノッチングセンサ61との配置関係を模式的に示す側面図である。ここで、図5および図6に示すように、PCVバルブ26およびミストセパレータ28は、側面90に設けられており、ノッチングセンサ61は、側面91に設けられている。
これにより、ノッチングセンサ61とPCVバルブ26との間には、気筒18が位置することとなり、ノッチングセンサ61とPCVバルブ26と間の距離を確保することができる。これにより、ノッチングセンサ61からの振動がノッチングセンサ61に達することを抑制することができる。
シリンダブロック12の内部には、ウォータジャケット62が設けられ、このウォータジャケット62は、ミストセパレータ28と、ノッチングセンサ61との間に位置する。
このように、ノッチングセンサ61とミストセパレータ28との間に液体を配置することで、ミストセパレータ28からノッチングセンサ61に伝達される振動が低減されている。
PCVバルブ26が正常に駆動することができる駆動温度は、ノッチングセンサ61が正常に駆動することができる駆動温度よりも低い。そこで、本実施の形態においては、吸気通路17が接続された側面90にPCVバルブ26を配置し、正常に駆動することができる駆動可能温度の高いノッチングセンサ61を排気通路22が接続された側面91に配置している。
なお、ミストセパレータ28およびPCVバルブ26を側面90側に配置することで、サージタンク34に接続されたブローバイガス通路25の管路長を短くすることができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、エンジン等の内燃機関に好適である。
本実施の形態1に係るエンジンの概略構成を示す模式図である。 シリンダブロックの断面図である。 シリンダブロックの側面図である。 ノッチングセンサとPCVバルブとの位置関係の変形例を示す側面図である。 図1は、本実施の形態1に係るエンジンの概略構成を示す模式図である。 シリンダブロックの断面図である。 PCVバルブとノッチングセンサとの配置関係を模式的に示す側面図である。
符号の説明
11 エンジン、12 シリンダブロック、13 シリンダヘッド、14 クランクケース、15 オイルパン、16 各燃焼室、16 燃焼室、17 吸気通路、18 気筒、19 ピストン、20 シリンダ、21 クランクシャフト、22 排気通路、23 スロットルバルブ、24 クランク室、25 ブローバイガス通路、26 バルブ、27 オイルミスト処理装置、28 ミストセパレータ、31 ガス流入口、32 ガス流通管、34 サージタンク、50 触媒コンバータ、51 マフラ、52 エアクリーナ、60 吸気機構、61 ノッチングセンサ、62 ウォータジャケット、70 排気機構、80 換気機構、81 換気管路、82 オイル通路、90,91 側面。

Claims (6)

  1. 気筒を規定するシリンダと、
    クランク室を規定すると共に、前記シリンダに連設されたクランクブロックと、
    前記シリンダの外周面に設けられ、前記シリンダのノッキングを検知可能なノッキングセンサと、
    前記気筒内に空気を供給する空気供給機構と、
    前記クランク室内のブローバイガスからオイルを分離し、前記オイルが分離された気体を前記空気供給機構に戻すブローバイガス処理機構と、
    を備え、
    前記ブローバイガス処理機構は、前記シリンダの外周面上に配置されるシリンダ登載部材を含み、
    前記シリンダ登載部材と前記ノッキングセンサとは、互いに離れて配置され、前記シリンダ登載部材と前記ノッキングセンサとの間の距離は、前記気筒を規定する前記シリンダの内周面と前記ノッキングセンサとの間の距離よりも長い、内燃機関。
  2. 前記シリンダ登載部材は、前記シリンダの側面のうち、前記ノッキングセンサが設けられた側面と反対側に位置する側面に設けられた、請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記空気供給機構は、前記シリンダの一方の側面側から前記シリンダに向けて延び、前記シリンダに接続された供給管を含み、
    前記シリンダの他方の側面側から前記シリンダに向けて延び、前記シリンダに接続された排気管をさらに備え、
    前記シリンダ登載部材は、前記一方の側面に設けられ、前記ノッキングセンサは、前記他方の側面に設けられた、請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記空気供給機構は、前記シリンダの一方の側面側から前記シリンダに向けて延び、前記シリンダに接続された供給管を含み、
    前記シリンダ登載部材と前記ノッキングセンサとは、前記シリンダの前記一方の側面に設けられた、請求項1に記載の内燃機関。
  5. 前記ブローバイガス処理機構は、前記クランク室に接続され、前記ブローバイガス内に含まれるオイルを分離可能なミストセパレータと、前記ミストスセパレータに接続され、前記ミストスセパレータから前記空気供給機構に供給する前記気体の供給量を調整可能なバルブとを含み、
    前記シリンダ登載部材は、前記ミストスセパレータと、前記ミストスセパレータ上に設けられた前記バルブとを含む、請求項1から請求項4のいずれかに記載の内燃機関。
  6. 前記ブローバイガス処理機構は、前記バルブに接続されたブローバイガス通路を含み、
    前記バルブとの接続部位における前記ブローバイガス通路の延在方向は、前記バルブと前記ノッキングセンサとの離間方向と異なる方向とされた、請求項5に記載の内燃機関。
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