JP4844060B2 - アクティブスタビライザの中立状態を判断する車輌 - Google Patents

アクティブスタビライザの中立状態を判断する車輌 Download PDF

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本発明は、車輌のアクティブスタビライザに係り、特にアクティブスタビライザの作動に於ける改良に係る。
車体を左右の両側縁に沿って支持する左右の車輪を有する4輪車等の車輌には、旋回走行時に車体が遠心力により旋回外側に傾動する如き車体のローリングに対しそれを抑制する弾性反力を発生させるよう、車体に対する左右の車輪の変位の相対差に応じて該差を打ち消す方向の弾性力を左右の車輪の間に作用させるスタビライザが設けられている。スタビライザは、車体を横断する方向に延在するトーションバーと、その両端に一端を固定され該一端よりトーションバーに対し直角に延在する一対のアームとを有し、該一対のアームの他端が左右の車輪と共に上下に変位するようになっている装置であり、車体に対する左右の車輪の上下変位が相対的に異なるとき、前記一対のアームを介してトーションバーが捩じられ、それに応じて該差を打ち消す方向の弾性力を左右の車輪の間に作用させるようになっているものである。かかるスタビライザとしては、トーションバーが中間部にて左右に2分されてその間に回動変位調節装置が組み込まれ、この回動変位調節装置の調節により、一対のアームのトーションバー中心軸線周りの相対位置が変えられ、これによって左右いずれかの方向への車体のローリングに対しスタビライザが呈する弾性反力の大きさが可変に調節されるようになったものが、アクティブスタビライザとして知られており、その一例は、下記の特許文献1に記載されている。
特開2005-88722
車体の右方および左方へのローリングをアクティブスタビライザにより所定の態様に正確に制御するためには、回動変位調節装置により一対のアームのトーションバー中心軸線周りの相対位置を可変に調節するアクティブ機能を正確に制御することが必要であり、そのためにはトーションバーが捩じられていない状態で一対のアームのトーションバー中心軸線周りの相対位置が互いに整合する中立状態を確認することが重要である。
本発明は、アクティブスタビライザの中立状態確認の重要性に鑑み、アクティブスタビライザの中立状態の確認を特にそのために追加の手段を設けることなく行うことのできる車輌を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するものとして、本発明は、左右の車輪の各々によりサスペンションスプリングを経て車体が支持され、前記左右の車輪間に該左右の車輪の前記車体に対する変位の相対差に応じて該差を打ち消す方向の可変の弾性力を及ぼすアクティブスタビライザと、前記アクティブスタビライザの前記相対差に応じた弾性力を可変に制御するアクティブスタビライザ制御手段とを有する車輌にして、前記アクティブスタビライザ制御手段は前記車体に対する前記左右の車輪の変位を検出する左右のストロークセンサの指示値の差が所定の範囲内にあるとき前記アクティブスタビライザが中立状態にあると判断するようになっていることを特徴とする車輌を提案するものである。
前記アクティブスタビライザ制御手段は、前記左右のストロークセンサの指示値の時間的変化率が所定の値以下でないとき、前記アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようになっていてよい。
また、前記アクティブスタビライザ制御手段は、前記車体の前記左右の車輪に対応する部分の上下変位の加速度が所定の値以下でないとき、前記アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようになっていてよい。
上記の如く、左右の車輪の各々によりサスペンションスプリングを経て車体が支持され、左右の車輪間に該左右の車輪の車体に対す変位の相対差に応じて該差を打ち消す方向の可変の弾性力を及ぼすアクティブスタビライザと、アクティブスタビライザの前記相対差に応じた弾性力を可変に制御するアクティブスタビライザ制御手段とを有する車輌に於いて、アクティブスタビライザ制御手段が車体に対する左右の車輪の変位を検出する左右のストロークセンサの指示値の差が所定の範囲内にあるときアクティブスタビライザが中立状態にあると判断するようになっていれば、車体に対する左右の車輪の変位を検出する左右のストロークセンサを有する車輌に於いて、左右のストロークセンサの指示値を利用し、それら指示値の差が所定の範囲内にあるときを選ぶだけで、アクティブスタビライザのアクティブ機能を司る回動変位調節部の中立状態を確認することができる。尚、上記の「所定の範囲」は、前記回動変位調節部の中立状態をより高い精度にて確認するためには、より狭い範囲とされるべきであるが、これをあまり狭い範囲にすると左右のストロークセンサの指示値の差がその範囲内に収まることによって中立状態を確認する機会が少なくなるので、その間の適当な調和を図るよう定められてよいものである。
更に、アクティブスタビライザ制御手段が、左右のストロークセンサの指示値の時間的変化率が所定の値以下でないとき、アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようになっていれば、左右のストロークセンサの指示値の差が所定の範囲内にあっても、車体に対する左右の車輪の変位が変化しつつあり、アクティブスタビライザのトーションバーには左右の車輪の運動の差に基づく運動量の差と釣り合う捩じり力が生じている状態をアクティブスタビライザの中立状態と誤って判断することを回避することができる。この場合にも、左右のストロークセンサの指示値の時間的変化率に関する上記の「所定の値」の大きさは、車体に対する左右の車輪の変位が変化しつつあり、アクティブスタビライザのトーションバーに左右の車輪の運動の差に基づく運動量の差と釣り合う捩じり力が生じている状態をアクティブスタビライザの中立状態と誤って判断することをより確実に回避する観点からはできるだけ小さい値とされるべきであるが、この所定の値をあまり小さくするとアクティブスタビライザの中立状態を判断する機会を過度に失うことになるので、その間の妥協を図る適当な値に設定されてよい。
更に、アクティブスタビライザ制御手段が、車体の左右の車輪に対応する部分の上下変位の加速度が所定の値以下でないとき、アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようになっていれば、左右のストロークセンサの指示値の差が所定の範囲内にあっても、車体の上下運動に基づいて異なる大きさの力がアクティブスタビライザの両端に作用しる状態でアクティブスタビライザの中立状態の誤判断を行う虞れを排除することができる。この場合にも、車体の左右の車輪に対応する部分の上下変位の加速度に関する上記の「所定の値」の大きさは、車体の上下運動に基づいて異なる大きさの力がアクティブスタビライザの両端に作用している状態をアクティブスタビライザの中立状態と誤って判断することをより確実に回避する観点からはできるだけ小さい値とされるべきであるが、この所定の値をあまり小さくするとアクティブスタビライザの中立状態を判断する機会を過度に失うことになるので、その間の妥協を図る適当な値に設定されてよい。尚、車体の左右の車輪に対応する部分の上下変位の加速度が所定の値以下となるのは、車体がローリング運動の両極端にあるときにも生ずるが、このときには左右のストロークセンサの指示値の差が上記の如き所定の範囲内に収まるとは考えられないので、車体の左右の車輪に対応する部分の上下変位の加速度が所定の値以下でないときを除外して、左右のストロークセンサの指示値の差が所定の範囲内にあるときアクティブスタビライザが中立状態にあると判断するようにすれば、車体の上下運動に基づいて異なる大きさの力がアクティブスタビライザの両端に作用している状態をアクティブスタビライザの中立状態と誤って判断することを確実に回避することができる。
図1は、アクティブスタビライザをその中立状態の確認の下に制御する本発明による車輌の本発明に係る構成の要部をその機能的構成に於いて解図的に示す概略図である。図示の通り、車輌は、左右の車輪10L,10Rの各々によりサスペンションスプリング12L,12Rを経て車体14が支持された構造を有している。左右の車輪間には、左右の車輪の車体に対する変位の相対差に応じてこの差を打ち消す方向の可変の弾性力を及ぼすアクティブスタビライザ16が設けられている。このアクティブスタビライザは、マイクロコンピュータよりなりその一部にアクティブスタビライザ制御部20を備えた電子制御装置(ECU)18を含むアクティブスタビライザ制御手段により、前記相対差に応じた弾性力を可変に制御されるようになっている。尚、図示の例では、一般の車輌がそうであるように、左右の車輪10L,10Rの各々と車体14の間には、サスペンションスプリング12L,12Rと並列に左右のショックアブソーバ22L,22Rが設けられている。また、図1に於いて、24L,24Rは、車輪10Lおよび10Rのタイヤが呈する弾性を等価ばねにて置き換えて表示したものである。
図2は、アクティブスタビライザ16を取り出してその構造例を斜視図にて示したものである。図示の通り、アクティブスタビライザ16は、車体を横断する方向に延在するトーションバー26と、その両端に一端を固定され該一端よりトーションバー26に対し直角に延在する一対のアーム28L,28Rとを有し、これら一対のアームの他端が図には示されていない車輪の軸受ハウジングに連結されて左右の車輪10L,10Rと共に上下に変位するようになっている装置であり、車体14に対する左右の車輪10L,10Rの上下変位が図にて一対の実線および破線の矢印にて示す如く相対的に異なるとき、一対のアーム28L,28Rを介してトーションバー26が捩じられ、それに応じて該差を打ち消す方向の弾性力を左右の車輪10L,10Rの間に及ぼすようになっている。
アクティブスタビライザ16に於いては、トーションバー26は中間部にて左右のトーションバー半体26L、26Rに2分されてその間に回動変位調節装置30が組み込まれ、この回動変位調節装置30の調節により、一対のアーム28L,28Rのトーションバー中心軸線32の周りの相対位置が変えられ、これによって車体の左右いずれか一方へのローリングに対しスタビライザが呈する弾性反力の大きさが可変に調節されるようになっている。
図示の例では、回動変位調節装置30は、トーションバー半体26Lの内端に固定された扇形歯車34、トーションバー半体26Rの内端に固定されたブラケット36、該ブラケットに取りつけられたモータ38、該モータの回転軸により担持されたウォーム40を含んでおり、モータ38によりウォーム40が回転され、それによって扇形歯車34がその円弧状周縁に設けられてウォーム40と噛み合った歯42の部分にてトーションバー中心軸線32の周りに駆動されることにより、トーションバー半体26Lと26Rとがトーションバー中心軸線32の周りに相対的に回動され、一対のアーム28L,28Rのトーションバー中心軸線32の周りの相対位置が可変に調節されるようになっている。
トーションバー半体26L,26Rは、それらの外端部近くにてそれぞれブラケット44L,44Rを介して車体14に回動可能に取り付けられており、またトーションバー半体26Rの内端がブラケット36より図にて左方へ突き出て扇形歯車34の対向する端面に設けられた軸受状の孔46内に嵌入し、これらブラケット44L,44Rによる車体からの支持と内端間の軸受状嵌合とによって軸受支持されることにより、中心軸線32に沿って整合した状態に保持されている。
電子制御装置18のアクティブスタビライザ制御部20は、回動変位調節装置30を制御して一対のアーム28L,28Rのトーションバー中心軸線32の周りの相対位置を変えることにより、車体の右方および左方へのローリングに対しスタビライザが呈する弾性反力の大きさを可変に調節する。これは、今、一例として、車輌が左旋回するとし、車体14がそれに作用する遠心力により右方へ付勢され、右側のサスペンションスプリング12Rを左側のサスペンションスプリング12Lより大きく圧縮して右方へローリング傾斜するとき、それをアクティブスタビライザにてより強く抑制しようとすれば、回動変位調節装置30のモータ38を作動させてトーションバー半体26Rをトーションバー半体26Lに対し中心軸線32の周りに図2の右方よりみて反時計回り方向に偏倚させ、車体が右方へローリング傾斜したとき傾斜角度が同じでもそれによってトーションバーに生ずるねじり量が大きくなるようにする調節である。また、逆に、アクティブスタビライザによる右方へローリングの抑制を弱めるときには、トーションバー半体26Rがトーションバー半体26Lに対し中心軸線32の周りに図2の右方よりみて時計回り方向に偏倚されればよく、これによって同じ角度の右ローリングに対しトーションバーに生ずるねじり量は小さくされる。
いずれにしても、車体の右方および左方へのローリングをアクティブスタビライザ16により所定の態様に正確に制御するためには、トーションバー26が捩じられていない状態での一対のアーム28L,28Rのトーションバー中心軸線32の周りの相対位置が互いに整合する中立状態を確認することが重要である。そのために電子制御装置18のアクティブスタビライザ制御部20には、車体に対する左右の車輪の変位を検出する左右のストロークセンサ48L,48Rの指示値の差が減算器50を経て供給されており、アクティブスタビライザ制御部20は、この差が所定の範囲内にあるとき、アクティブスタビライザ16が中立状態にあると判断するようになっている。この「所定の範囲」は、発明の効果のところに記載した通り、アクティブスタビライザを所定の態様に作動させる精度を高めるには可能な限り小さくされるべきことと、これをあまり小さくするとストロークセンサ48L,48Rの指示値の差がその範囲内に収まることによって中立状態を確認する機会が少なくなることとの間の適当な妥協を図ることにより定められる。
尚、図示のアクティブスタビライザ16に於いては、その回動変位調節装置30のモータ38はパルスモータであり、それに供給されるパルス電流の供給方向と電流パルスの数により、その何れかの回転方向への回転角度が定まるようになっており、アクティブスタビライザはそれが中立状態にあると判断されたときのパルスモータの回転状態を基準にして、その回転方向と回転量が電子制御装置18のアクティブスタビライザ制御部20により制御されるようになっている。
図3は、本発明による車輌の他の一つの実施の形態を本発明に係る構成の要部に於いて解図的に示す図1と同様の概略図である。図3に於いて、図1に示す部分に対応する部分は図1に於けると同じ符号により示されている。この実施の形態に於いては、電子制御装置18よりなるアクティブスタビライザ制御手段は、アクティブスタビライザ制御部20に加えて、更に左右のストロークセンサ48L,48Rのストローク速度、即ち、左右のストロークセンサ48L.486Rの指示値の時間的変化率を算出するストローク速度演算部52を備えており、このストローク速度演算部52に於いて算出された左右のストロークセンサ48L,48Rの指示値の時間的変化率が所定の値以下でないときには、その演算結果がアクティブスタビライザ制御部20に作用することにより、アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようになっている。
この場合にも、上記演算結果をアクティブスタビライザ制御部20に作用させてアクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようにする上記の「所定値」の大きさは、発明の効果のところに記載した通り、車体に対する左右の車輪の変位が変化しつつあり、アクティブスタビライザのトーションバーに左右の車輪の運動の差に基づく運動量の差と釣り合う捩じり力が生じている状態をアクティブスタビライザの中立状態と誤って判断することを回避する観点から、誤判断をできるだけ高い精度にて回避することができるようできるだけ小さい値とはされるが、あまり高い精度を求めて小さくされることによりアクティブスタビライザの中立状態を判断する機会を過度に失うことのないよう、適当な大きさに設定される。
図4は、本発明による車輌の更に他の一つの実施の形態を本発明に係る構成の要部に於いて解図的に示す図1および図3と同様の概略図である。図4に於いても、図1または図3に示す部分に対応する部分は図1または図3に於けると同じ符号により示されている。この実施の形態に於いては、電子制御装置18よりなるアクティブスタビライザ制御手段は、車体の左右の車輪に対応する部分に設けられた上下加速度センサ54L,54Rの指示値がアクティブスタビライザ制御部20へ供給され、車体14の左右の車輪10L,10Rに対応する部分の上下変位の加速度が所定の値以下でないときには、アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようになっている。
この場合にも、車体の左右の車輪に対応する部分の上下変位の加速度が所定の値以下でないときにはアクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないようにする上記の「所定値」の大きさは、車体の上下運動が変化しており、車体の上下運動に基づいて異なる大きさの力がアクティブスタビライザの両端に作用しる状態で誤ってアクティブスタビライザの中立状態の判断がなされる虞れを排除する観点から、誤判断をできるだけ高い精度にて回避することができるようできるだけ小さくされるが、あまり高い精度を求めて小さくされることによりアクティブスタビライザの中立状態を判断する機会を過度に失うことのないよう、適当な大きさに設定される。
以上に於いては本発明をいくつかの実施の形態について詳細に説明したが、これらの実施の形態について本発明の範囲内にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
アクティブスタビライザをその中立状態の確認の下に制御する本発明による車輌の本発明に係る構成の要部をその機能的構成に於いて解図的に示す概略図。 図1にあるアクティブスタビライザを取り出してその構造例を示す斜視図。 本発明による車輌の他の一つの実施の形態を本発明に係る構成の要部に於いて解図的に示す図1と同様の概略図。 本発明による車輌の更に他の一つの実施の形態を本発明に係る構成の要部に於いて解図的に示す図1および図3と同様の概略図。
符号の説明
10L,10R…左右の車輪、12L,12R…左右のサスペンションスプリング、14…車体、16…アクティブスタビライザ、18…電子制御装置(ECU)、20…アクティブスタビライザ制御部、22L,22R…左右のショックアブソーバ、24L,24R…左右の車輪のタイヤが呈する弾性を等価ばねにて置き換えた表示、26…トーションバー、26L,26R…左右のトーションバー半体、28L,28R…左右のアーム、30…回動変位調節装置、32…トーションバー中心軸線、34…扇形歯車、36…ブラケット、38…モータ(パルスモータ)、40…ウォーム、42…扇形歯車の歯、44L,44R…ブラケット、46…軸受状の孔、48L,48R…左右のストロークセンサ、50…減算器、52…ストローク速度演算部、54L,54R…上下加速度センサ

Claims (2)

  1. 左右の車輪の各々によりサスペンションスプリングを経て車体が支持され、前記左右の車輪間に該左右の車輪の前記車体に対する変位の相対差に応じて該差を打ち消す方向の可変の弾性力を及ぼすアクティブスタビライザと、前記アクティブスタビライザの前記相対差に応じた弾性力を可変に制御するアクティブスタビライザ制御手段とを有する車輌にして、前記アクティブスタビライザ制御手段は前記車体に対する前記左右の車輪の変位を検出する左右のストロークセンサの指示値の時間的変化率が所定の値以下でないとき、前記アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないとの条件の下に前記左右のストロークセンサの指示値の差が所定の範囲内にあるとき前記アクティブスタビライザが中立状態にあると判断するようになっていることを特徴とする車輌。
  2. 左右の車輪の各々によりサスペンションスプリングを経て車体が支持され、前記左右の車輪間に該左右の車輪の前記車体に対する変位の相対差に応じて該差を打ち消す方向の可変の弾性力を及ぼすアクティブスタビライザと、前記アクティブスタビライザの前記相対差に応じた弾性力を可変に制御するアクティブスタビライザ制御手段とを有する車輌にして、前記アクティブスタビライザ制御手段は前記車体の前記左右の車輪に対応する部分の上下変位の加速度が所定の値以下でないとき、前記アクティブスタビライザの中立状態の判断を行わないとの条件の下に前記車体に対する前記左右の車輪の変位を検出する左右のストロークセンサの指示値の差が所定の範囲内にあるとき前記アクティブスタビライザが中立状態にあると判断するようになっていることを特徴とする車輌。
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