JP4843705B2 - 名刺読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は名刺読取装置に関する。
名刺読取装置に名刺を登録する際、異動した履歴を残したいなどの理由で同一人物の名刺を複数登録したい場合がある。この場合、同一人物の名刺は一つのグループとして扱うことが望ましいため、登録する際に名刺をグループ化する手段が必要である。しかしながら、従来の名刺読取装置では複数の名刺を登録する際、連続して読み取った名刺の区切りを判定し、グループ化することは困難であった。
この対策として、例えば第1の方法として特許文献1に開示されるように、スキャナで帳票を読み取る際に、帳票の区切りに仕切り用紙を挿入する方法が知られている。
また、第2の方法として特許文献2に開示されるように、固定領域に特定文字が含まれる場合に、その帳票画像を区切りとする方法も知られている。
また、第3の方法として特許文献3に開示されるように、区切り情報の判定に文字列、特に帳票の開始予約語と終了予約語とを検出することによって区切りとし、その間を一つの帳票としてまとめる方法が知られている。
特許第2962961号公報 特開平11−39465号公報 特開2002−312385号公報
しかしながら、上述した第1の方法では、仕切り用紙が必要であり、コストや使用者の負担が大きいという問題がある。
また、第2の方法においても、形式が既知である帳票だけを対象としているため、不特定レイアウトの帳票には適用できない問題がある。
また、第3の方法においても、開始と終了を示す予約語を事前に規定する必要があり、取り扱いが煩雑になるばかりか、予約語を忘れた場合などの対策も予め講じておく必要がある、名刺においては例えば肩書きなど表記法が多岐に渡る項目があり予約語の設定自体が困難である、などの問題がある。この第3の方法には、これ以外にもページ番号や文字サイズ、単語の傾向などを参照する方法も示されているが、これらの方法は一般的な帳票の場合にしか対応できず、例えば名刺と手書きメモといった性質の大きく異なる帳票に対応することは困難である。また、予約語は必ずしも開始ページや終了ページのみに現れるものであるとは限らず、途中のページに現れることもある。さらに、開始ページと終了ページが共に名刺画像である場合は、開始予約語と終了予約語を明確に区別できないこともあり、これらのような場合にも対応困難であった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、仕切り用紙を必要とせずに簡単な操作のみで帳票情報をグループ化して登録することを可能とする名刺読取装置の提供を目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明に係る名刺読取装置は、帳票の画像イメージを読み
取り、画像データを作成する画像入力部と、画像データを読み取り順に記憶する情報記憶
部と、画像データのレイアウト解析および文字認識を行い、認識結果に基づいて作成され
た画像データが名刺の画像データであるかを判別する画像認識処理部と、画像認識処理部
の認識結果により、画像データが名刺であると判別された場合に、情報記憶部に名刺であ
ると判別された画像データと同一の画像データが登録されているか否かを、名刺であると
判別された画像データと情報記憶部の画像データの画素値における一致度と、画像認識処
理部による名刺であると判別された画像データの認識結果と情報記憶部の画像データの認
識結果の一致度と、を併用して検索し、検索の結果、情報記憶部に名刺であると判別され
た画像データと同一の画像データが登録されている場合に、同一画像データより後に情報
記憶部に登録された画像データは、名刺であると判別された画像データのグループ画像で
あると判別する判別処理部と、グループ画像の認識結果を名刺であると判別された画像デ
ータの認識結果に関連付けて登録する情報加工部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、名刺に印刷されている文字情報などを読み取り、読み取った情報を簡易な操作によってグループ化して保存することを可能とする名刺読取装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る名刺読取装置の全体構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る画像入力部で読み取られ、順次作成された帳票の画像データ。 本発明の実施形態に係る画像認識処理部で行われる認識処理の手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係るラベル判別処理部で行われるラベル判別処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る情報記憶部内に存在する画像認識処理部の認識結果とラベル判別処理部の判別結果を記憶するための処理情報テーブルを示す図。 本発明の実施形態に係る情報加工部での情報加工手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る情報記憶部内に存在する関連情報テーブルを示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の名刺読取装置の全体構成を示すブロック図である。
図1に示す名刺読取装置100は、画像入力部10、画像認識処理部20、ラベル判別処理部30、情報加工部40、情報記憶部50などから構成されている。
情報記憶部50は、画像入力部10により読み取られた画像データを記憶する画像データ記憶部50Aと、画像認識処理部20の認識処理に用いられる属性データベース50Bと、画像認識処理部20により解析されたレイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶部50Cと、画像認識処理部20による認識情報とラベル判別処理部30による判別情報とを用いて作成された情報を記憶する処理情報テーブル50Dと、情報加工部40により作成される関連情報を記憶する関連情報テーブル50Eなどを有している。なお、情報記憶部50は、1つ又は複数の記憶ユニットを適宜用いて、1つの記憶ユニットに領域を分けて構成してもよく、別々な記憶ユニットに記憶してもよい。または、それらを組み合わせてもよい。情報記憶部50としては、例えば磁気ディスク装置、半導体メモリ、光ディスクメモリなどが用いられる。
画像入力部10は、情報記憶部50に接続されている。画像入力部10は、帳票(ここでは、名刺)の片面、又は両面に記載されている文字情報や画像イメージを読み取って画像データを作成する。作成された画像データは、情報記憶部50の画像データ記憶部50Aに記憶される。画像入力部10としては、例えばデジタルカメラやイメージスキャナなどが用いられる。
画像認識処理部20は、画像入力部10と情報記憶部50に接続されている。画像認識処理部20は、情報記憶部50の属性データベース50Bを用いて画像入力部10で作成された画像データのレイアウト解析、文字認識、手書き文字行などの事前に設定された保存すべき部分画像の抽出、などの処理を行う。画像認識処理部20で解析されたレイアウト情報は、情報記憶部50のレイアウト情報記憶部50Cに記憶される。また、画像認識処理部20は、画像データの認識結果を用いて、読み取った帳票が名刺であるか否かの判定を行う。すなわち、画像データが帳票イメージであるか否か、あるいは画像データが帳票イメージであればレイアウト情報、各行が手書き・活字のいずれであるか、各行の属性が何であるか、などの情報を取得し、それらの情報から読み取った帳票が名刺であるか否かの判定を行う。
ラベル判別処理部30は、画像認識処理部20と情報記憶部50に接続されている。ラベル判別処理部30は、画像認識処理部20による認識処理の結果を用いて、画像入力部10で読み取られた画像データがラベル画像か、ラベル画像の付帯情報となりラベル画像とともに画像グループを構成するグループ画像かの判別を行う。ここでは、ラベル画像とは画像グループ(例えば、同一人物の名刺である画像群)の先頭の画像を意味し、グループ画像とはラベル画像以外の画像で、かつラベル画像と画像グループを構成する画像を意味する。すなわち、画像グループはラベル画像のみ、もしくはラベル画像と一つ又は複数のグループ画像とによって構成される。本実施例では、画像データにおける文字情報の属性およびレイアウト解析の結果に基づいてラベル画像か否かの判別を行っている。
そして、画像認識処理部20によって認識された認識情報と、ラベル判別処理部30によって判別された判別情報とを用いて作成された情報は、情報記憶部50の処理情報テーブル50Dに記憶される。
情報加工部40は、ラベル判別処理部30と情報記憶部50に接続されている。情報加工部40は、ラベル判別処理部30による判別結果に基づいて、ラベル画像とグループ画像の関連付けを行い、情報記憶部50の処理情報テーブル50Dを用いて関連情報を作成する。作成した関連情報は、情報記憶部50の関連情報テーブル50Eに登録する。具体的には、画像データがラベル画像であると判別された場合には、情報記憶部50に記憶された関連情報テーブル50Eに新規にレコードを作成し登録する。画像データがグループ画像であると判別された場合には、情報記憶部50に記憶された関連情報テーブル50E内の直前のラベル画像から生成されたレコードに付帯情報として追加登録する。画像データがラベル画像からグループ画像へ変更された場合には、情報記憶部50に記憶された関連情報テーブル50E内の、グループ画像へと変更されたラベル画像から生成されたレコードを削除し、新たに対象のラベル画像の付帯情報として追加登録する。
図2は、画像入力部10で順次読み取られ、作成された帳票の画像データである。本実施形態では、6枚の帳票を順次読み取ることによって、画像データ1、画像データ2、画像データ3、画像データ4、画像データ5、画像データ6の順に6つの画像データが作成された場合を示す。例えば画像データ1は帳票領域20Aと背景領域21Aから構成される。画像データ2乃至画像データ6も同様に帳票領域と背景領域から構成される。
次に、図1で示した本実施形態における名刺読取装置100の動作について、図3乃至図7を用いて詳細に説明する。
図3は、画像認識処理部20で行われる認識処理の手順を示すフローチャートである。
まず、画像入力部10で読み取った画像データから帳票領域20Aを抽出する(ステップS30)。次に、抽出した帳票領域20Aの縦横比を計算し(ステップS31)、その結果が名刺の条件を満たしているか否かの判定を行う。ここで言う縦横比が名刺の条件を満たすとは、該縦横比が実際の名刺の縦横比に合致(又は類似)することである。上記の縦横比が名刺の縦横比の条件を満たしていると判定した場合(ステップS32のYes)には、レイアウト解析処理を行う(ステップS33)。
次に、レイアウト解析の際に抽出した各文字行に対して文字認識の処理を実行し、テキスト情報を取得する(ステップS34)。文字認識には、部分空間法などの既知の方法を用いることができる。
次に、情報記憶部50の属性データベース50Bやレイアウト情報50Cを参照して、認識した文字のテキスト情報および文字行の情報から、各行の属性を判定する(ステップS35)。属性とは、認識した各行が「氏名」であるか、「住所」であるか、「会社名」であるか、「電話番号」であるか、「e-mailアドレス」であるかなどを判定するものである。属性判定は、例えばテキスト情報が数字11桁で先頭3桁が“090”であれば該文字行は「携帯電話番号」であると判定するなどといったように、各行のテキスト情報が属性ごとにあらかじめ定められる特定の条件を満たすか否かを調べ、条件を満たす場合にその属性であると判定するという方法によって行う。もしくは、属性データベース50Bに登録された姓名データベースや住所データベースなどを用いて、各行のテキスト情報の全体又は一部と、「氏名」、「住所」、「会社名」などの全体またはその一部を示すキーワードとして属性データベース50Bに登録された文字列とが一致するかを調べることによって判定する。すなわち、一致する場合には該当するキーワードが登録された属性データベースが示す属性であると判定する。例えば、認識した文字のテキスト情報の全体又は一部が会社名データベースに登録された文字列(例えば「株式会社」や「有限会社」など)と一致する文字行は「会社名」である、などと判定する。もしくは、レイアウト情報50Cを参照して、例えば認識した文字の大きさと行の高さが最大のものを「氏名」と判定するなどの方法によって行う。もしくは、属性が決定された他の行を利用し、例えば上方に隣接する行の属性が「肩書き」である行高さが平均より大きい行を「氏名」とする、上下の行が「住所」行である上下と同じような行高さの行は「住所」とする、などのように判定してもよい。
次に、ステップS35の属性判定の結果に「氏名」、「会社名」、「電話番号」、「e-mailアドレス」の要素が全て含まれるか否かの判定により、帳票が名刺であるか否かの判定を行う(ステップS36)。つまり、属性判定の結果に上記の各要素が含まれる場合(ステップS37のYes)には、名刺画像であると判定して認識したテキスト情報を情報記憶部50に記録して処理を終了する。なお、判定基準はこれらに限らず、用いる項目を追加または削除してもよいし、ユーザーが任意に設定できるようにしてもよい。
名刺の縦横比の条件を満たさない場合(ステップS32のNo)には、その画像データから文字行と画像を抽出する(ステップS38)。そして、抽出した各文字行に対して文字認識の処理を実行し、テキスト情報を取得する(ステップS39)。認識処理したテキスト情報と抽出した画像データを情報記憶部50に記録して、名刺画像でない帳票の認識処理を終了する。
本実施形態においては読取の対象を帳票に限っているが、この他に例えばViola-Jonesの方法など既知の方法を用いて顔検出を行い、検出された顔を名刺画像でない画像として撮影するなど、帳票以外の画像も入力対象としても良い。
図4は、ラベル判別処理部30で行われるラベル判別処理手順を示すフローチャートである。
ラベル判別処理部30では、画像認識処理部20による認識結果を用いて画像データがラベル画像であるかグループ画像であるかを判別する。本実施形態においては、画像認識処理部20において名刺でないと認識された場合(ステップS41のNo)には(ステップS41のNo)、すべてグループ画像と判別される(ステップS45)。ここで言う名刺でないとは、名刺サイズの様式でないもの、もしくは名刺サイズの様式であり、少なくとも「氏名」の属性判定がなく、且つ他の情報が記載されたものを言う。具体的には図2の画像データ2が該当する。画像認識処理部20における名刺判定処理で、名刺であると認識された場合(ステップS41のYes)には(ステップS41のYes)、その画像データは、一旦ラベル画像と判定する(ステップS42)。更に、その画像データと情報記憶部50内の画像データ記憶部50Aに既登録されている画像データとを比較して、同一の画像データがないかを検出する(ステップS43)。本実施形態においては、画像データが同一か否かの判定には、帳票画像の画像自体の一致度と、帳票画像内の文字認識結果の一致度とを併用して判定する。すなわち、画像データと情報記憶部50内の画像データの画素値における一致度と、画像認識処理部20による画像データの認識結果と情報記憶部50内の画像データに対する認識結果の一致度とを併用することにより同一性を判断するものである。また、上記に限らず、例えばレイアウト情報を用い、画像として各々の行画像を用いて同様の判定を行ってもよいし、行位置の一致度を上記に加えて判定に用いるなどしてもよい。
なお、画像データ記憶部50Aに既登録されている画像データに制限を加えて、事前に枚数を設定してこの枚数の範囲のみを対称としても良いし、名刺読取装置の電源ON期間中に読み取った画像データだけを比較対象画像データとしても良いし、ある一定期間(n年間/m月間/v週間)の間の画像データを比較対象画像データとしても良い。
この結果、情報記憶部50に同一画像データが既登録されていると判定した場合(ステップS44のYes)には、情報記憶部50内に既登録されている先の画像データと後の画像データの間に記憶された全ての画像データ(ラベル画像と設定されている)をグループ画像と判定しなおす(ステップS46)。例えば、図2の画像データ5の認識後に、情報記憶部50に記憶されている画像データ3と比較処理が行われると、同一であると判定する。その結果、画像データ4をグループ画像として編集する作業を行う。これらのラベル判別後、画像認識処理部20による認識結果とラベル判別処理部30による判別結果を情報記憶部50の処理情報テーブル50Dに登録する(ステップS47)。
図5は、情報記憶部50内に記憶される処理情報テーブル50Dの一例を示す図である。ここでは、図2に示す6枚の画像データを画像データ1〜画像データ6の順に読み取った場合の処理情報テーブルを示している。
処理情報テーブル50Dは、本実施形態においては画像データ記憶順51、ラベル:L/グループ:G52、氏名53、会社54、所属55、役職56、電話番号57、携帯電話番号58、e-mailアドレス59、その他60、といった名刺の文字認識結果を入力する項目で構成されている。なお、各項目はこれに限らず用いる項目を追加または削除してもよいし、ユーザーが任意に設定できるようにしてもよい。各項目には、画像認識処理部20での属性判定の結果にしたがって該当するテキスト情報が登録される。また、その他60の項目には、画像認識処理部20で認識された結果、属性がないと判定された文字情報および、画像データから抽出された画像情報などが登録される。
例えば、図2の画像データ1を読み取った場合には、図5の画像データ記憶順51におけるライン1に認識したラベル「L」、氏名「山田花子」、会社「Y商事」、電話番号「03−5678−○○○○」、e-mailアドレス「hymd@ys.co.jp」が登録される。以下、画像データ2乃至画像データ6についても同様である。
図6は、情報加工部40での情報加工手順を示すフローチャートである。情報加工部40では、ラベル判別処理部30の判別結果に基づいて処理情報テーブル50Dの情報を関連付けた関連情報を作成し、関連情報テーブル50Eへ登録する。
まず、ラベル判別処理部30による判別処理で画像データがラベル画像と判別された場合(ステップS61のYes)には、関連情報テーブル50E(詳細は図7に示す)に新規ラベルのレコードを作成し(ステップS62)、当該ラベル画像の登録を行う(ステップS63)。
一方、グループ画像と判定された場合(ステップS61のNo)には、処理情報テーブル50Dの項目を関連情報テーブル50Eの付帯情報の項目に変更し(ステップS64)、直前のラベル画像レコードに付帯情報として追記する(ステップS65)。
図7は、関連情報テーブル50Eの一例を示す図である。ここでは、図2に示したように名刺を画像データ1〜画像データ6の順に読み取った時の関連情報テーブルを示している。
関連情報テーブル50Eには、ラベル番号71、氏名72、会社73、部署74、役職75、電話番号76、携帯電話番号77、e-mailアドレス78、旧姓(1)79、旧姓(2)80、職歴89(会社(1)81、会社(2)82、部署(1)83、部署(2)84、役職(1)85、役職(2)86)、その他87、といった名刺の文字認識結果を入力する項目で構成されている。なお、項目については上記に限らず、必要性に応じ自由に設定してよい。また、例えば電話番号などの複数存在しえる項目については複数登録するようにしても良い。
図2の画像データ1は、図4の処理によってラベル画像と判定される。よって、図7のラベル1のカラム72〜76、78に認識情報が登録される。図2の画像データ2は、図4の処理によってグループ画像と判定される。よって、画像データ1のラベル1のカラム77に携帯電話番号が、カラム87に画像データ4で読み取った「○×担当」が、それぞれ登録される。同様に、図2の画像データ3はラベル画像と判定される。よって、図7のラベル2のカラム72〜76、78に認識情報が登録される。図2の画像データ4はラベル画像と判定される。よって、前記と同様に関連情報テーブル50Eのラベル3に認識情報が登録される。図2の画像データ5はラベル画像と判定されるが、ステップS44の比較処理によって画像データ3と一致すると判定される。すなわち、同一画像が存在することから関連情報テーブル50Eへの登録は行わない。また、ステップS46の処理により、画像データ3と画像データ5に挟まれる画像データ4がラベル画像からグループ画像に変更される。これにより、関連情報テーブル50Eから画像データ4に対応するラベル3のデータが削除され、画像データ3のラベル2のカラム81に画像データ4で読み取った職歴−会社(1)が登録され、カラム87に画像データ4で読み取った「大学同期」が登録される。また、画像データ3のラベル2のカラム83に職歴−部署(1)が登録される。なお、画像データ5の認識結果を画像データ3に上書きするようにしてもよい。又は、画像データ3を消去して画像データ5の認識結果を書き込む方法であってもよい。又は、ダイアログを提示して利用者のいずれかを選択させる方法であっても良い。同様に、図2の画像データ6はラベル画像であると判定される。よって、図7のラベル3のカラム72〜76、78に認識情報が登録される。
本実施形態によれば、作成された画像データと画像データ記憶部50Aに既登録されている画像データとを比較して、同一画像データが存在すると判定した場合に、画像データ記憶部50A内に既登録されている先の画像データと現在読み取った画像データの間に記憶された全ての画像データをグループ画像とすることができる。よって、帳票の情報を読み取り、読み取った情報を簡易な操作によってグループ化して保存することを可能とする名刺読取装置を提供できる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されず、発明の要旨を逸脱しない範囲において、設計変更して構わない。
100・・・名刺読取置
10・・・画像入力部
20・・・画像認識処理部
30・・・ラベル判別処理部
40・・・情報加工部
50・・・情報記憶部
50A・・・画像データ記憶部
50B・・・属性データベース
50C・・・レイアウト情報
50D・・・処理情報テーブル
50E・・・関連情報テーブル
20A、20B、20C、20D、20E,20F・・・画像データ1〜画像データ6の帳票領域
21A、21B、21C、21D、21E,21F・・・画像データ1〜画像データ6の背景領域

Claims (6)

  1. 帳票の画像イメージを読み取り、画像データを作成する画像入力部と、
    前記画像データを読み取り順に記憶する情報記憶部と、
    前記画像データのレイアウト解析および文字認識を行い、認識結果に基づいて作成された
    前記画像データが名刺の画像データであるかを判別する画像認識処理部と、
    前記画像認識処理部の認識結果により、前記画像データが名刺であると判別された場合に
    、前記情報記憶部に前記名刺であると判別された画像データと同一の画像データが登録さ
    れているか否かを検索し、前記検索の結果、前記情報記憶部に前記名刺であると判別され
    た画像データと同一の画像データが登録されている場合に、前記同一画像データより後に
    前記情報記憶部に登録された画像データは、前記名刺であると判別された画像データのグ
    ループ画像であると判別する判別処理部と、
    前記グループ画像の認識結果を前記名刺であると判別された画像データの認識結果に関連
    付けて登録する情報加工部と、
    を備えることを特徴とする名刺読取装置。
  2. 前記判別処理部は、前記画像認識処理部による認識の結果、名刺サイズの様式であり、少
    なくとも「氏名」の属性判定がなく、且つ他の情報が記載される場合、前記画像データを
    グループ画像と判別することを特徴とする請求項1に記載の名刺読取装置。
  3. 前記判別処理部は、
    前記画像データと前記情報記憶部内の画像データの画素値における一致度と、前記画像認
    識処理部による前記画像データの認識結果と前記情報記憶部内の画像データの認識結果の
    一致度と、を併用することを特徴とする請求項1に記載の名刺読取装置。
  4. 前記画像認識処理部は、
    前記画像データの認識された文字行の属性が少なくとも「氏名」、「会社名」、「電話番
    号」、「e-mailアドレス」を含む場合、前記画像データを名刺の画像データであると判定
    することを特徴とする請求項1に記載の名刺読取装置。
  5. 前記判別処理部は、
    前記画像認識処理部によって名刺でないと判別された画像データをグループ画像とし、
    前記情報加工部は、
    前記判別処理部でグループ画像と判別された前記画像データの認識結果を直前に前記情報
    記憶部に記憶された前記名刺の画像データに関連付けることを特徴とする請求項1に記載
    の名刺読取装置。
  6. 画像データを読み取り順に記憶する情報記憶部を備える名刺読取装置における名刺読取方
    法であって、
    帳票の画像イメージを読み取り、読み取り順に画像データを作成するステップと、
    前記画像データのレイアウト解析および文字認識を行い、認識結果に基づいて作成された
    前記画像データが名刺の画像データであるかを判別するステップと、
    前記認識結果により、前記画像データが名刺の画像データであると判別された場合に、前
    記情報記憶部に前記名刺の画像データと同一の画像データが登録されているか否かを、前
    記名刺であると判別された画像データと前記情報記憶部の画像データの画素値における一
    致度と、前記名刺であると判別された画像データの認識結果と前記情報記憶部の画像デー
    タの認識結果の一致度と、を併用して検索するステップと、
    前記検索の結果、前記情報記憶部に前記名刺であると判別された画像データと同一の画像
    データが登録されている場合に、前記同一画像データより後に前記情報記憶部に登録され
    た画像データは前記名刺であると判別された画像データのグループ画像であると判別する
    ステップと、
    前記グループ画像の認識結果を前記名刺であると判別された画像データの認識結果に関連
    付けて登録するステップと、
    を備えることを特徴とする名刺読取方法。
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