JP4842850B2 - 流体圧シリンダ用位置検出装置 - Google Patents
流体圧シリンダ用位置検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4842850B2 JP4842850B2 JP2007019857A JP2007019857A JP4842850B2 JP 4842850 B2 JP4842850 B2 JP 4842850B2 JP 2007019857 A JP2007019857 A JP 2007019857A JP 2007019857 A JP2007019857 A JP 2007019857A JP 4842850 B2 JP4842850 B2 JP 4842850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid pressure
- pressure cylinder
- magnetic sensor
- power supply
- sensor circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
流体圧シリンダ用位置検出装置(以下、単に位置検出装置と称す。)は、エアシリンダ、油圧シリンダ等の流体圧シリンダにおいてピストン位置の検出のために使用される。図1に示すように、位置検出装置10は、流体圧シリンダ11の外周面にピストンロッド12aの移動方向に沿って延びるように形成された取付け溝13に沿って移動可能かつ任意の位置にて固定ねじ14で固定可能に流体圧シリンダ11に取り付けられる。図1(a)に示すように、ピストン12の外周面に形成された収容溝15には磁石16が設けられている。磁気センサ回路Sを備えた位置検出装置10は磁石16がピストン12と共に所定位置に移動した時に出力信号を発するように構成されている。なお、位置検出装置10の取付け位置を適宜変更可能とするため、図示しないが、取付け溝13は流体圧シリンダ11の他の面にも設けられている。また、磁気センサ回路Sは、位置検出装置10を流体圧シリンダ11に取り付けた際に、ピストン12の移動方向に沿ってケース20内に配設されている。
まず、磁気センサ回路Sについて説明する。磁気センサ回路Sは、図3に示すように、MR素子(磁気抵抗素子)21と、比較器22と、基準電圧生成回路23とを備えている。MR素子21は電源VccとグランドGNDとの間に接続されるとともに、出力端子が比較器22の非反転入力端子に接続されている。基準電圧生成回路23は抵抗器R1,R2からなり、電源Vccを両抵抗器R1,R2で分圧した基準電圧を比較器22の反転入力端子に出力する。比較器22の出力端子と非反転入力端子との間には抵抗器R3が接続されて、正帰還がかけられている。比較器22は、MR素子21の出力電圧と、基準電圧生成回路23の生成電圧とを比較して、比較器22の非反転入力端子側の入力電圧が基準電圧生成回路23の生成電圧よりも大きくなると、H(High)レベルの信号を出力する。なお、磁気センサ回路Sは、1チップ化された集積回路である。
表示点灯回路18は、図2に示すように、発光ダイオードLEDと、抵抗器(第1抵抗器)R4と、第1トランジスタTr1と、第2トランジスタTr2を備えている。発光ダイオードLEDのアノード端子は電源Vccに接続されており、カソード端子は第1トランジスタTr1のコレクタ端子に接続されている。第1トランジスタTr1のベース端子は、抵抗器R4を介して磁気センサ回路Sの出力端子(比較器22の出力端子)と接続されており、エミッタ端子は第2トランジスタTr2のベース端子に接続されている。そして、第2トランジスタTr2のコレクタ端子は、位置検出装置10の出力端子に接続されており、エミッタ端子は位置検出装置10のグランド端子に接続されている(接地されている)。従って、発光ダイオードLEDは、磁気センサ回路Sの出力端子からHレベルの信号を入力して第1トランジスタTr1がオンとなると、点灯するようになっている。また、第1トランジスタTr1がオンとなると、第2トランジスタTr2もオンとなり、位置検出装置10の出力端子が位置検出装置10のグランド端子と接続されるようになる(接地される)。なお、第1〜第2トランジスタTr1〜Tr2にはNPN形のトランジスタが使用されている。
位置検出装置10は流体圧シリンダ11の所定位置に取り付けられるとともに、位置検出装置10の電源端子がDC24VのDC安定化電源のプラス端子側に接続され、グランド端子がDC安定化電源のマイナス端子側に接続される。
位置検出装置10が流体圧シリンダ11に取り付けられた状態では、磁気センサ回路Sが流体圧シリンダ11のピストン12の移動方向に沿って配置されるため、ピストンが所定の位置に移動して磁石16の磁界が変化すると、磁気センサ回路Sは、Hレベルの信号を出力する。磁気センサ回路SからHレベルの信号が出力されると、第1トランジスタTr1がオン状態になり、発光ダイオードLEDが点灯する。また、磁気センサ回路Sの出力信号が第1トランジスタTr1のベース端子に入力されるようになっているため、磁気センサ回路SからHレベルの信号が出力されると、第2トランジスタTr2がオン状態になり、その結果、出力端子にLレベルの信号が入力されることとなる。
(1)磁気センサ回路S及び表示点灯回路18を並列に接続し、抵抗器R5を介して位置検出装置10の電源端子から電源電圧が加えられるようにした。このため、位置検出装置10の電源として、一般的に使用されるDC24V直流安定化電源を使用したとしても、磁気センサ回路S及び表示点灯回路18に加わる電圧を低くすることができる。このため、耐圧の低い電子部品を使用した磁気センサ回路S及び表示点灯回路18を使うことができる。また、磁気センサ回路Sの電子部品に高い電圧を加えることがないため、電子部品の特性が変化してセンサの精度が悪くなることもない。また、抵抗器R5は、本来、表示点灯回路18の発光ダイオードLEDのカソード端子と第1トランジスタTr1のコレクタ端子の間に接続される抵抗器を付け替えて使用しているため、位置検出装置10の電子部品の部品点数を多くすることがない。従って、電圧を降下させるレギュレータ回路等を備える場合や新たに抵抗器を加える場合と比較して、小型化することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
(イ)流体圧シリンダのピストンに固定された磁気発生手段からの磁界を検出することにより、流体圧シリンダのピストン位置を検出する流体圧シリンダ用位置検出装置において、流体圧シリンダのピストンに固定された磁気発生手段からの磁界の強さに対応した抵抗値を示し、電源電圧が加えられる磁気抵抗素子と、電源電圧を分圧して基準電圧を出力する基準電圧生成回路と、前記磁気抵抗素子からの出力電圧を前記基準電圧生成回路からの基準電圧と比較して比較結果を出力する比較器とから構成されている磁気センサ回路と、前記磁気センサ回路の比較器の出力部と接続されている第1抵抗器と、前記第1抵抗器がベース端子に接続されている第1トランジスタと、前記第1トランジスタがオンとなったときに電源電圧が加えられ点灯する発光ダイオードと、前記流体圧シリンダ用位置検出装置の出力端子がコレクタ端子に接続され、エミッタ端子が接地され、前記第1トランジスタがオンとなったときにコレクタ端子からエミッタ端子へ電流が流れるように切り替える第2トランジスタを設けた表示点灯回路を備え、磁気センサ回路及び表示点灯回路は、並列に接続されており、第2抵抗器を介して前記流体圧シリンダ用位置検出装置の電源端子から電源電圧が加えられるようになっていることを特徴とする流体圧シリンダ用位置検出装置。
Claims (2)
- 流体圧シリンダのピストンに固定された磁気発生手段からの磁界を検出することにより、流体圧シリンダのピストン位置を検出する流体圧シリンダ用位置検出装置において、
流体圧シリンダのピストンに固定された磁気発生手段からの磁界の強さに対応した抵抗値を示し、電源電圧が加えられる磁気抵抗素子と、前記磁気抵抗素子からの出力電圧を基準電圧と比較して比較結果を出力する比較器とから構成されている磁気センサ回路と、
前記磁気センサ回路の比較器の出力端子と接続されている第1抵抗器と、前記第1抵抗器がベース端子に接続されているトランジスタと、前記トランジスタがオンとなったときに、電源電圧が加えられ点灯する発光ダイオードを設けた表示点灯回路を備え、
磁気センサ回路及び表示点灯回路は、並列に接続されており、これら磁気センサ回路及び表示点灯回路には各々、第2抵抗器によって減圧された流体圧シリンダ用位置検出装置の電源端子からの電源電圧が加えられるようになっていることを特徴とする流体圧シリンダ用位置検出装置。 - 前記磁気センサ回路は、1チップ化された集積回路であることを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ用位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019857A JP4842850B2 (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 流体圧シリンダ用位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019857A JP4842850B2 (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 流体圧シリンダ用位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008185145A JP2008185145A (ja) | 2008-08-14 |
JP4842850B2 true JP4842850B2 (ja) | 2011-12-21 |
Family
ID=39728327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007019857A Active JP4842850B2 (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 流体圧シリンダ用位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4842850B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018189597A (ja) * | 2017-05-11 | 2018-11-29 | 滋春 生出 | 位置検出センサ及び変換ユニット |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6218602A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-01-27 | Alps Electric Co Ltd | 回転ヘッドドラムの回路搭載処理構造 |
JP2781526B2 (ja) * | 1994-11-28 | 1998-07-30 | シーケーディ株式会社 | エアーオペレートバルブ |
JPH1013205A (ja) * | 1996-06-19 | 1998-01-16 | Ckd Corp | 直流2線式検出スイッチ |
JP3811255B2 (ja) * | 1997-06-03 | 2006-08-16 | シーケーディ株式会社 | 二線式センサ回路 |
JP4041557B2 (ja) * | 1997-07-28 | 2008-01-30 | シーケーディ株式会社 | 流体圧シリンダ用位置検出装置 |
JP2003021115A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Koganei Corp | 2線式センサ回路 |
JP4007956B2 (ja) * | 2003-12-03 | 2007-11-14 | 株式会社Taiyo | 検出スイッチ |
JP4156502B2 (ja) * | 2003-12-03 | 2008-09-24 | 株式会社Taiyo | 感知センサー |
-
2007
- 2007-01-30 JP JP2007019857A patent/JP4842850B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008185145A (ja) | 2008-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8773040B2 (en) | Indicator drive circuit | |
JP5046068B2 (ja) | 照明装置 | |
JP4842850B2 (ja) | 流体圧シリンダ用位置検出装置 | |
US8115422B2 (en) | LED drive circuit | |
KR101930692B1 (ko) | 전원 공급 장치 | |
JP5807030B2 (ja) | 流体圧シリンダ用センサ | |
JP6532005B2 (ja) | 光源ユニットおよびそれを用いた照明器具 | |
JP6244211B2 (ja) | 流体圧シリンダ用センサ | |
JP4739980B2 (ja) | 流体圧シリンダ用位置検出装置 | |
JP4007956B2 (ja) | 検出スイッチ | |
KR101854754B1 (ko) | 신호 전달 회로 | |
JP4608419B2 (ja) | 流体圧シリンダ用センサ | |
JP6132091B2 (ja) | Led駆動回路および配線基板 | |
JP2013139182A (ja) | 車両用灯具 | |
JP5225919B2 (ja) | Led駆動回路 | |
JP6139360B2 (ja) | 光源駆動装置 | |
JP4156502B2 (ja) | 感知センサー | |
JP5046067B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2006235891A (ja) | 基準電圧設定装置及びその装置を用いた照明装置 | |
JP2015012252A (ja) | 電流検出回路 | |
JP6553103B2 (ja) | 流体圧シリンダ用センサ | |
JP2008157683A (ja) | 流体圧シリンダ用位置検出装置 | |
JP2012248991A5 (ja) | ||
JP2007195115A (ja) | 検出装置 | |
JP6120217B2 (ja) | 可視光通信装置およびそれを用いた照明器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4842850 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014 Year of fee payment: 3 |