JP4842663B2 - 汎用ドライバ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、DCモータの駆動などに用いられいわゆるHブリッジ回路を用いたドライバ回路に係り、特に、汎用性等の向上を図ったものに関する。
従来、例えば、DCモータの駆動回路としては、通常、いわゆるHブリッジ回路を用いてなるドライバ回路が多く用いられることが多い。
Hブリッジ回路は、4つのトランジスタを用いて構成されるので、その動作を制御するには、基本的には4つの制御信号が必要となる。そして、その制御信号の生成には、マイクロコンピュータが用いられることが多いが、その負荷低減やコスト低減の観点からは、制御信号の数は極力少なくすることが所望される。かかる観点から、本願出願人は、2つの制御信号によって駆動制御を可能とし、マイクロコンピュータの負荷軽減等を図ったドライバ回路を既に提案している(特許文献1参照)。
特開2004−194430号公報(第4−7頁、図1−図7)
しかしながら、上述の本願出願人の提案にかかるドライバ回路にあっては、従来に比して制御信号の数を半分に軽減した点では確かにマイクロコンピュータの負荷軽減等を実現でき、改善性のあるものではあるが、制御信号数を減らしたことにより、回路の用途はモータ駆動に限定されるものとなっている。
ところが、従来の4つの制御信号を用いたものにあっては、4つのトランジスタの動作を個々に制御可能であるという点では、動作制御の容易性に加えて、回路の汎用的利用が可能であるという利点もあり、この点、制御信号数を減らすことは、逆に、そのような基本回路の利点を減失してしまうことになるという不都合を生む。
本願発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、制御信号の種類、数を減らしつつ、その一方で、従来回路のような制御の自由性を確保でき、さらには、モータ駆動に限定されることなく回路を複数の用途に用いることができる汎用ドライバ回路を提供することにある。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る汎用ドライバ回路は、
一端に電源電圧が直接印加される2つのハイサイドスイッチング素子と、一端がアースに直接接続される2つのローサイドスイッチング素子とによりHブリッジ回路が構成されてなる汎用ドライバ回路であって、
前記Hブリッジ回路における各スイッチング素子の動作を制御する駆動制御信号を、外部から入力される1つ又は2つの制御信号に基づいて生成、出力する制御信号切換手段が設けられ、
当該制御信号切換手段は、外部からの入力選択操作に応じて前記外部からの制御信号の入力数が設定されると共に、予めなされる出力状態の設定に応じて出力状態が決定され、
前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が1つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第1の出力状態が設定された場合には、前記制御信号の論理レベルが変化する毎に前記Hブリッジ回路に接続されたモータの通電方向が逆となるように前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、2つのハイサイドスイッチング素子のいずれか一方と、2つのローサイドスイッチング素子のいずれか一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力し、
前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が2つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第1の出力状態が設定された場合において、前記2つの制御信号の内、第1の制御信号が所定の論理値状態とされた際には、前記モータに予め定められた方向の駆動電流が流れるよう前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子のいずれか一方と、前記2つのローサイドスイッチング素子のいずれか一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力する一方、前記2つの制御信号の内、第2の制御信号が前記所定の論理値状態とされた際には、前記モータの駆動電流が前記第1の制御信号が所定の論理値状態とされた場合と逆方向となるよう前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子の他方と、前記2つのローサイドスイッチング素子の他方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力し、
前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が2つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第2の出力状態が設定された場合において、前記2つの制御信号の内、第1の制御信号が所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子の一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力する一方、前記2つの制御信号の内、第2の制御信号が前記所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子の他方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力するよう構成されてなるものである。
かかる構成において、さらに、制御信号切換手段は、前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が2つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第3の出力状態が設定された場合において、前記2つの制御信号の内、第1の制御信号が所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのローサイドスイッチング素子の一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力する一方、前記2つの制御信号の内、第2の制御信号が前記所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのローサイドスイッチング素子の他方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力するよう構成しても好適である。
本発明によれば、最大でも2つの制御信号によって、Hブリッジ回路を構成する4つのトランジスタの動作を制御することができるよう構成することにより、従来と異なり、ハイサイド側のトランジスタ又はローサイド側のトランジスタのみを所望に応じて駆動することができるので、モータの駆動だけでなく、例えば、電磁弁などにおける電磁コイルへの通電制御にも用いることができ、従来に比して制御信号の種類、数を減らしつつ、その一方で、従来回路のような制御の自由性を確保でき、さらには、モータ駆動に限定されることなく回路を複数の用途に用いることができるという効果を奏するものである。
また、外部からの制御信号が最大でも2つで済むので、その制御信号を得るためのマイクロコンピュータの負荷を従来に比して軽減することができ、より安価で、汎用性の高い回路を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるドライバ回路の第1の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
この第1の構成例における汎用ドライバ回路は、制御信号切換部101とドライバ本体部102とに大別されて構成されたものとなっており、後述するように外部のマイクロコンピュータ103によってその動作が制御されるものとなっている。
ドライバ本体部102は、スイッチング素子としての4つのMOSトランジスタ(図1においては、それぞれ「SW1」、「SW2」、「SW3」、「SW4」と表記)1〜4を有して、公知・周知のいわゆるHブリッジ回路が形成されてなるものである。
この構成例においては、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2にはpチャンネルMOSトランジスタが、第3及び第4のMOSトランジスタ3,4にはnチャンネルMOSトランジスタが、それぞれ用いられている。
まず、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2は、ソース同士が接続されると共に、所定の電源電圧VBが印加されるようになっている一方、第3及び第4のMOSトランジスタ3,4のソース同士が接続されると共に、アースに接続されている。
また、第1のMOSトランジスタ1のドレインと第4のMOSトランジスタ4のドレインが相互に接続される一方、第2のMOSトランジスタ2のドレインと第3のMOSトランジスタ3のドレインが相互に接続されている。
そして、第1のMOSトランジスタ1と第4のMOSトランジスタ4の相互の接続点は第1の出力端子41に接続される一方、第2のMOSトランジスタ2と第3のMOSトランジスタ3の相互の接続点は第2の出力端子42に接続されている。これら2つの出力端子41,42間にDCモータ50が接続されて、後述するように正、逆回転の制御が可能となっている。
一方、第1乃至第4のMOSトランジスタ1〜4のゲートは、次述する制御信号切換部101の出力段に接続されている。
なお、第1乃至第4のMOSトランジスタ1〜4のドレイン・ソース間には、それぞれ保護用ダイオード5a,5b,5c,5dが、アノードがMOSトランジスタのドレインに、カソードがMOSトランジスタのソースに、それぞれ接続されるように設けられている。
制御信号切換手段としての制御信号切換部101は、マイクロコンピュータ103からの制御信号に応じて、ドライバ本体部102へ対して、その動作に必要な駆動制御信号を生成、出力するよう構成されたものである。この第1の構成例における制御信号切換部101は、マイクロコンピュータ103から供給される一つの制御信号によって、出力端子41,42に接続されるDCモータ50の正逆回転駆動を可能としたものである(詳細は後述)。
具体的には、まず、この制御信号切換部101の入力段には、フリップフロップ回路10が設けられている。
フリップフロップ回路10は、第1及び第2の2入力AND回路11,12と、第1乃至第3の反転回路21〜23と、第1及び第2の積分回路30a,30bとを具備して構成されたものとなっている。
かかるフリップフロップ回路10の回路構成は、まず、第1の2入力AND回路11の一方の入力端子が、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1に接続されるものとなっている。
また、第2の2入力AND回路12の一方の入力端子は、第1の反転回路21の出力端子に接続されており、この第1の反転回路21の入力端子は、先のマイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1に接続されている。
また、第1の2入力AND回路11の出力端子は、第2の反転回路22の入力端子に接続され、この第2の反転回路22の出力端子は、第2の積分回路30bを介して第2の2入力AND回路12の他方の入力端子に接続されている。
同様に、第2の2入力AND回路12の出力端子は、第3の反転回路23の入力端子に接続され、この第3の反転回路23の出力端子は、第1の積分回路30aを介して第1の2入力AND回路11の他方の入力端子に接続されている。
第1及び第2の積分回路30a,30bは、同一の構成を有してなるものである。以下、その構成を説明するにあたって、第1の積分回路30aの構成を説明し、その構成要素の後に第2の積分回路30bの対応する構成要素の符号を括弧書きで示すこととし、第1の積分回路30aの説明を以て第2の積分回路30bの説明に代えることとする。
この第1の積分回路30aは、コンデンサ31a(31b)とダイオード32a(32b)と抵抗器33a(33b)とを具備して構成されたものとなっている。そして、まず、コンデンサ31a(31b)は、その一端が第1の2入力AND回路11(12)の他方の入力端子(マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1に接続された入力端子と反対側の入力端子)、ダイオード32a(32b)のアノード及び抵抗器33a(33b)の一端に、それぞれ接続される一方、コンデンサ31a(31b)の他端はアースに接続されたものとなっている。また、ダイオード32a(32b)のカソードと抵抗器33a(33b)の他端は、共に第3の反転回路23(22)の出力端子に接続されたものとなっている。
なお、第1及び第2の積分回路30a,30bを設けたのは、第1及び第2の2入力AND回路11,12における出力信号の出力タイミングに差が生じないように、すなわち、両信号が同時に論理値Highとならないようにするためである。
そして、第1及び第2の2入力AND回路11,12の出力側には、第3乃至第6の2入力AND回路13〜16が次述するように設けられている。
すなわち、第3の2入力AND回路13と第5の2入力AND回路15の一方の入力端子が共に第1の2入力AND回路11の出力端子に接続される一方、第4の2入力AND回路14と第6の2入力AND回路16の一方の入力端子が共に切換スイッチ40の可動接点40aに接続されている。ここで、この切換スイッチ40は、単極双投スイッチであり、可動接点40aが、手動により第1の回路接点40b(図1においては「A」と表記)と第2の回路接点40c(図1においては「B」と表記)のいずれかと択一的に接続されるよう構成されたものとなっているものである。そして、この第1の構成例においては、切換スイッチ40の可動接点40aは、第1の回路接点40bと接続されるように設定されるものとなっている。
第1の回路接点40bは、第2の2入力AND回路12の出力端子に、第2の回路接点40cは、後述するマイクロコンピュータ103の第2の入出力端子ln2に接続されたものとなっている。
また、第3及び第4の2入力AND回路13,14の他方の入力端子は共に第4の反転回路24の出力端子に、第5及び第6の2入力AND回路15,16の他方の入力端子は共に第5の反転回路25の出力端子に、それぞれ接続されている。
第4及び第5の反転回路24,25は、この第1の構成例においては、その入力端子が常時論理値Lowの状態とされるものとなっている。すなわち、第4の反転回路24の入力端子は、第1の入力論理設定用抵抗器35aを介して、また、第5の反転回路25の入力端子は、第2の入力論理設定用抵抗器35bを介して、共にアースに接続されている。
この第4及び第5の反転回路24,25の入出力の論理状態は、後述するようにこの構成例における汎用ドライバ回路の出力動作を決定する1つの要素であるため、上述のように第4及び第5の反転回路24,25の出力が共に論理値Highの状態に設定される場合を、便宜的に「第1の出力状態」と定義する。
なお、この第4及び第5の反転回路24,25の入力端子における論理状態は、本発明の実施の形態における汎用ドライバ回路が、後述する他の構成例に示される他の用途を含む種々の用途の内、いずれの用途に用いられるかによって論理値High又は論理値Lowとする必要があるので、制御信号切換部101が形成される基板(図示せず)に、第1及び第2の入力論理設定用抵抗器35a,35bの他端側(第4及び第5の反転回路24,25の入力端子に接続される一方の端子と反対側の端)を、所望に応じてアース又は電源ラインのいずれかに接続できるように予め接続パターンを形成しておくのが好適である。
例えば、図1に示された構成例においては、第1及び第2の入力論理設定用抵抗器35a,35bの他端は、アースに接続されるプリント配線37aに接続されているが、同図において、点線で示されたように、第1及び第2の入力論理設定用抵抗器35a,35bの他端に、電源電圧VDDを印加するためのプリント配線37bも予め設けられており、汎用ドライバ回路の使用態様に応じて適宜択一的に使用できるようになっている。
また、第3及び第4の2入力AND回路13,14の出力端子は、第6の反転回路26、第7の反転回路27の入力端子に、それぞれ接続されている。そして、第6の反転回路26の出力端子は、ドライバ本体部102の第1のMOSトランジスタ1のゲートに、また、第7の反転回路27の出力端子は、ドライバ本体部102の第2のMOSトランジスタ2のゲートに、それぞれ接続されたものとなっている。
さらに、第5の2入力AND回路15の出力端子は、ドライバ本体部102の第3のMOSトランジスタ3のゲートに、第6の2入力AND回路16の出力端子は、ドライバ本体部102の第4のMOSトランジスタ4のゲートに、それぞれ接続されたものとなっている。
制御信号切換部101へ対する制御信号を生成、出力するマイクロコンピュータ103は、公知・周知の構成を有してなるものである。かかるマイクロコンピュータ103は、本発明の実施の形態における汎用ドライバ回路を駆動するためのプログラム、すなわち、出力端子41,42に接続されるモータなどの駆動対象を汎用ドライバ回路を介して駆動制御するためのプログラムが実行されるようになっているものであり、そのプログラムの実行に伴い、制御信号切換部101へ対する所定の制御信号が生成、出力されるようになっている。
この構成例は、DCモータ50が、いわゆる正転、逆転を問わず、いずれか一方向で回転されて用いられるに適したものを前提としたものであり、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1からのみ、DCモータ50を回転させる場合に制御信号切換部101へ対して論理値Highに相当するレベルの制御信号が出力されるものとなっている。
次に、かかる構成における動作について説明すれば、まず、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から、論理値Highに相当するレベルの制御信号が制御信号切換部101へ入力されると、フリップフロップ10の第1の2入力AND回路11の出力は、論理値Highとなる一方、第2の2入力AND回路12の出力は、論理値Lowとなる。
一方、第4及び第5の反転回路24,25は、その入力段が論理値Lowに設定されているため、論理値Highが出力される。
したがって、第3の2入力AND回路13は、論理値Highを、第4の2入力AND回路14は、論理値Lowを、それぞれ出力する一方、第5の2入力AND回路15は、論理値Highを、第6の2入力AND回路16は、論理値Lowを、それぞれ出力する。
そして、第6の反転回路26からは、論理値Lowがドライバ本体部102の第1のMOSトランジスタ1のゲートに、また、第7の反転回路27からは、論理値Highが第2のMOSトランジスタ2のゲートに、それぞれ印加される。一方、第5の2入力AND回路15からの論理値Highの信号は、第3のMOSトランジスタ3のゲートへ、第6の2入力AND回路16からの論理値Lowの信号は、第4のMOSトランジスタ4のゲートへ、それぞれ印加される。
その結果、第2及び第4のMOSトランジスタ2,4が非導通状態となる一方、第1のMOSトランジスタ1と第3のMOSトランジスタ3が導通状態となり、DCモータ50への駆動電流は、電源(図示せず)から第1のMOSトランジスタ1を介してDCモータ50へ流れ込み、さらに、第3のMOSトランジスタ3からアースへと流れ、DCモータ50は、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Highが出力されている限り、回転が継続することとなる。
一方、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Lowに相当するレベルの制御信号が出力され、制御信号切換部101へ入力されると、フリップフロップ10の第1の2入力AND回路11の出力は、論理値Lowとなる一方、第2の2入力AND回路12の出力は、論理値Highとなる。
その結果、第3の2入力AND回路13は、論理値Lowを、第4の2入力AND回路14は、論理値Highを、それぞれ出力し、第6の反転回路26からは、論理値Highがドライバ本体部102の第1のMOSトランジスタ1のゲートに、また、第7の反転回路27からは、論理値Lowが第2のMOSトランジスタ2のゲートに、それぞれ印加されることとなる。
また、第5の2入力AND回路15からは、論理値Lowが出力され、第3のMOSトランジスタ3のゲートへ印加され、また、第6の2入力AND回路16からは、論理値Highが出力され、第4のMOSトランジスタ4のゲートへ印加されることとなる。
その結果、第1及び第3のMOSトランジスタ1,3が非導通状態となる一方、第2のMOSトランジスタ2と第4のMOSトランジスタ4が導通状態となり、DCモータ50には、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Highに相当するレベルの制御信号が出力された場合とは逆方向の駆動電流が流入し、逆回転状態となる。
なお、第1の入出力端子ln1から出力される制御信号は、実際には、DCモータ50の用途にもよるが、例えば、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation)信号などの形態で出力されるものである。
次に、第2の構成例について図2を参照しつつ説明する。
なお、図1に示された構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第2の構成例は、切換スイッチ40の可動接点40aの設定が、第2の回路接点40c側に接続されるよう設定されていると共に、マイクロコンピュータ103から制御信号切換部101へ2種類の制御信号が、DCモータ50の回転方向に応じて入力されるものとなっている点(詳細は後述)が、先の第1の構成例と異なるもので、他の構成部分については、基本的に先の第1の構成例と同様のものである。
以下、具体的に説明すれば、まず、この第2の構成例は、マイクロコンピュータ103から制御信号切換部101へ対して、第1の入出力端子ln1と第2の入出力端子ln2の2つの端子を用いて、例えば、仮に、DCモータ50を正回転状態とする場合には、第1の入出力端子ln1から制御信号を、逆回転状態とする場合には、第2の入出力端子ln2から制御信号を、それぞれ出力するようにしたものである。すなわち、換言すれば、DCモータ50を正回転状態とする場合には、第1の2入力AND回路11の一方の入力端子へ所定の制御信号を、また、DCモータ50を逆回転状態とする場合には、切換スイッチ40の第2の回路接点40cを介して所定の制御信号を、それぞれ入力する構成となっているものである。
なお、第1及び第2の入出力端子ln1,ln2から出力される制御信号のいずれを正回転、逆回転に当てるかは、DCモータ50の実際の用い方によって応じて個々に設定されるべきものであり、上述の例は、あくまでも一例であって、これに限定される必要はないものである。
かかる構成において、最初に、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Highに相当するレベルの制御信号が、第2の入出力端子ln2から論理値Lowに相当するレベルの制御信号が、それぞれ制御信号切換部101へ入力されると、第1の2入力AND回路11の出力は、論理値Highとなる一方、第2の2入力AND回路12の出力は、論理値Lowとなる。
そして、第3の2入力AND回路13は、論理値Highを、第4の2入力AND回路14は、論理値Lowを、それぞれ出力し、第6の反転回路26からは、論理値Lowがドライバ本体部102の第1のMOSトランジスタ1のゲートに、また、第7の反転回路27からは、論理値Highが第2のMOSトランジスタ2のゲートに、それぞれ印加されることとなる。
一方、第5の2入力AND回路15からは、論理値Highが出力され、第3のMOSトランジスタ3のゲートへ印加され、また、第6の2入力AND回路16からは論理値Lowが出力され、第4のMOSトランジスタ4のゲートへ印加されることとなる。
その結果、第2及び第4のMOSトランジスタ2,4が非導通状態となる一方、第1のMOSトランジスタ1と第3のMOSトランジスタ3が導通状態となり、DCモータ50には、電源(図示せず)から第1のMOSトランジスタ1を介して駆動電流が流れ込み、さらに、第3のMOSトランジスタ3からアースへと流れ出ることとなる。これによって、DCモータ50は、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Highが出力されている限り駆動電流が流れて、例えば、正回転状態に維持されることとなる。
一方、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Lowに相当するレベルの制御信号が、第2の入出力端子ln2から論理値Highに相当するレベルの制御信号が、それぞれ制御信号切換部101へ入力されると、フリップフロップ10の第1の2入力AND回路11の出力は、論理値Lowとなる一方、第2の2入力AND回路12の出力は、論理値Highとなる。
そして、第3の2入力AND回路13は、論理値Lowを、第4の2入力AND回路14は、論理値Highを、それぞれ出力し、第6の反転回路26からは、論理値Highがドライバ本体部102の第1のMOSトランジスタ1のゲートに、また、第7の反転回路27からは、論理値Lowが第2のMOSトランジスタ2のゲートに、それぞれ印加されることとなる。
また、第5の2入力AND回路15からは、論理値Lowが出力され、第3のMOSトランジスタ3のゲートへ印加され、また、第6の2入力AND回路16からは、論理値Highが出力され、第4のMOSトランジスタ4のゲートへ印加されることとなる。
その結果、第2のMOSトランジスタ2と第4のMOSトランジスタ4が導通状態となり、DCモータ50には、先に述べたマイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値High、第2の入出力端子ln2から論理値Lowに相当するレベルの制御信号が出力された場合とは逆方向の駆動電流が流入し、逆回転状態となる。
なお、第1及び第2の入出力端子ln1,ln2から出力される制御信号は、実際には、DCモータ50の用途にもよるが、例えば、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation)信号などの形態で出力されるものである。
次に、第3の構成例について図3を参照しつつ説明する。
なお、図1に示された構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第3の構成例は、先の第1及び第2の構成例がDCモータの駆動に適したものであったのに対して、特に、電磁弁などの電磁コイルの通電制御に適したものである。
具体的には、まず、この第3の構成例においては、第4の反転回路24の入力段は先の第1及び第2の構成例同様、論理値Low状態に設定される一方、第5の反転回路25は、その入力端子に第2の入力論理設定用抵抗器35bを介して電源電圧VDDが印加されるようになっており、論理値High状態に設定されたものとなっている。ここで、上述のように第4の反転回路24の入力段が論理値Low状態とされ、第5の反転回路25の入力段が論理値High状態とされる場合を、便宜的に「第2の出力状態」と定義する。
また、切換スイッチ40は、第2の構成例同様に、可動接点40aが第2の回路接点40cに接続される設定とされている。
さらに、第1の出力端子41には、例えば、図示されない電磁弁の駆動用の電磁コイル51aの一端が接続され、その他端はアースに接続されるものとなっている、また、第2の出力端子42には、同じく図示されない他の電磁弁の駆動用の電磁コイル51bの一端が接続され、その他端はアースに接続されたものとなっている。
そして、マイクロコンピュータ103の第1及び第2の入出力端子ln1,ln2を、それぞれ独立して用いて、ドライバ本体部102のハイサイド側の2つのMOSトランジスタ、換言すれば、電源電圧が直接印加される側の2つのMOSトランジスタ、すなわち、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2が、それぞれ独立に電磁コイル51a,51bを駆動できるように構成されたものとなっている(詳細は後述)。
かかる構成において、第1の出力端子41に接続された電磁コイル51aへ通電を行う場合には、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Highに相当するレベルの制御信号を出力させる。それによって、制御信号切換部101の第1の2入力AND回路11の出力は、論理値Highとなる一方、第4の反転回路24の出力が論理値Highであるため、第3の2入力AND回路13からは論理値Highが出力される。その結果、第6の反転回路26からは、論理値Lowが第1のMOSトランジスタ1のゲートに印加されるため、第1のMOSトランジスタ1が導通状態となり、第1の出力端子41に接続された電磁コイル51aには、第1のMOSトランジスタ1を介して電源電圧VDDが印加され、駆動電流が流れることとなる。
そして、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1を論理値Lowとすると、第1のMOSトランジスタ1のゲートには、論理値Highが印加されるため第1のMOSトランジスタ1は、非導通状態となり、電磁コイル51aへの通電を停止させることができる。
一方、第2の出力端子42に接続された電磁コイル51bへ通電を行う場合には、マイクロコンピュータ103の第2の入出力端子ln2から論理値Highに相当するレベルの制御信号を出力させる。それによって、第4の2入力AND回路14からは、論理値Highが出力され、第7の反転回路27からは論理値Lowが出力されて、第2のMOSトランジスタ2のゲートに印加されることとなる。その結果、第2のMOSトランジスタ2は導通状態となり、電磁コイル51bには第2のMOSトランジスタ2を介して電源電圧VDDが印加され、駆動電流が流れることとなる。
そして、マイクロコンピュータ103の第2の入出力端子ln2を論理値Lowとすることによって、第2のMOSトランジスタ2のゲートには、論理値Highが印加されるため第2のMOSトランジスタ2は、非導通状態となり、電磁コイル51bへの通電を停止させることができるものとなっている。
なお、第3及び第4のMOSトランジスタ3,4は、第5及び第6の2入力AND回路15,16の出力が、第5の反転回路25からの論理値Lowの入力により常時論理値Lowとされているため、マイクロコンピュータ103の第1及び第2の入出力端子ln1,ln2からの制御信号に関わらず常に非導通状態とされ、電磁コイル51a,51bの駆動制御に何ら影響を与えることはない。
なお、かかる構成においても、第1及び第2の入出力端子ln1,ln2から出力される制御信号は、実際には、電磁コイル51a,51bの用途にもよるが、例えば、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation)信号などの形態で出力されるものである。
次に、第4の構成例について図4を参照しつつ説明する。
なお、図1又は図3に示された構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この第4の構成例は、先の第3の構成例が、ドライバ本体部102のハイサイド側のMOSトランジスタを、電磁コイルなどの駆動に用いるようにしたものであるのに対して、ドライバ本体部102のローサイド側のMOSトランジスタ、すなわち、第4及び第3のMOSトランジスタ4,3が、それぞれ独立に電磁コイル51a,51bを駆動できるように構成されたものである(詳細は後述)。
具体的には、まず、この第4の構成例においては、第5の反転回路25の入力段は先の第1及び第2の構成例同様、論理値Low状態に設定される一方、第4の反転回路24は、その入力端子に第1の入力論理設定用抵抗器35aを介して電源電圧VDDが印加されて、論理値High状態に設定されたものとなっている。ここで、上述のように第4の反転回路24の入力段が論理値High状態とされ、第5の反転回路25の入力段が論理値Low状態とされる場合を、便宜的に「第3の出力状態」と定義する。
また、切換スイッチ40は、第3の構成例同様に、可動接点40aが第2の回路接点40cに接続される設定とされている。
さらに、第1の出力端子41には、電磁コイル51aの一端が接続され、その他端には所定の電源電圧VBが印加されるようになっている。また、第2の出力端子42には、電磁コイル1bの一端が接続され、その他端には所定の電源電圧VBが印加されるようになっている。
かかる構成において、第1の出力端子41に接続された電磁コイル51aへ通電を行う場合には、マイクロコンピュータ103の第2の入出力端子ln2から論理値Highに相当するレベルの制御信号を出力させる。それによって、第6の2入力AND回路16からは、論理値Highが出力され、第4のMOSトランジスタ4のゲートに印加されるため、第4のMOSトランジスタ4は導通状態とされる。その結果、電源電圧VBが印加されている電磁コイル51aの一端側から駆動電流が電磁コイル51aへ流れ込み、第4のMOSトランジスタ4を介してアースへ流れることによって電磁コイル51aが駆動状態とされることとなる。
かかる状態において、第3及び第4の2入力AND回路13,14の出力は、第4の反転回路24の出力が論理値Lowであるために、いずれも論理値Lowである。したがって、第6及び第7の反転回路26,27の出力はいずれも論理値Highとなり、第1のMOSトランジスタ1のゲート、第2のMOSトランジスタ2のゲートへ、それぞれ印加されるため、マイクロコンピュータ103の第1及び第2の入出力端子ln1,ln2の出力状態に関わらず第1及び第2のMOSトランジスタ2は共に非導通状態とされる。
一方、第2の出力端子42に接続された電磁コイル51bへ通電を行う場合には、マイクロコンピュータ103の第1の入出力端子ln1から論理値Highに相当するレベルの制御信号を出力させる。それによって、制御信号切換部101の第1の2入力AND回路11の出力は、論理値Highとなる一方、第5の反転回路25の出力が論理値Highであるため、第5の2入力AND回路15からは論理値Highが出力されて、第3のMOSトランジスタ3のゲートに印加される。その結果、第3のMOSトランジスタ3は導通状態となり、第2の出力端子42に接続された電磁コイル51bの他端が第3のMOSトランジスタ3を介してアースに接続されるため、電源電圧VBが印加されている電磁コイル51bの一端側から駆動電流が電磁コイル51bへ流れ込み、第3のMOSトランジスタ3を介してアースへ流れることによって電磁コイル51bが駆動状態とされることとなる。
なお、かかる構成においても、第1及び第2の入出力端子ln1,ln2から出力される制御信号は、実際には、電磁コイル51a,51bの用途にもよるが、例えば、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation)信号などの形態で出力されるものである。
本発明の実施の形態においては、Hブリッジ回路を構成するスイッチング素子としてMOSトランジスタを用いたが、勿論これに限定される必要はなく、バイポーラトランジスタを用いて構成してもよい。
また、第4及び第5の反転入力回路24,25の入力段の論理状態を、第1及び第2の入力論理設定用抵抗器35a,35bの取り付け位置を変えることで、論理値High又は論理値Lowのいずれかに設定できるようにしたが、選択スイッチを設けて所望する論理設定ができるようにしてもよい。すなわち、第4及び第5の反転回路24,25に対して、それぞれ、一端が電源電圧側に接続された抵抗器と、一端がアースに接続された抵抗器とを設けると共に、第4及び第5の反転回路24,25のそれぞれに対して単極双投スイッチを設け、この単極双投スイッチによって、各反転回路24,25毎に、一端が電源電圧側に接続された抵抗器と、一端がアース側に接続された抵抗器のいずれか一方を択一的に選択して、反転回路に接続できるようにしても好適である。
また、第3の構成例においては、ハイサイド側の2つのMOSトランジスタを、第4の構成例においてはローサイド側の2つのMOSトランジスタを、それぞれ導通状態とできるようにしたが、制御信号切換部101に適宜なロジック回路を追加することにより、ハイサイド側の1つのMOSトランジスタと、ローサイド側の1つのMOSトランジスタを、所望により導通させる構成としても好適である。
本発明の実施の形態における汎用ドライバ回路の第1の構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態における汎用ドライバ回路の第2の構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態における汎用ドライバ回路の第3の構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態における汎用ドライバ回路の第4の構成例を示す回路図である。
符号の説明
40…切換スイッチ
50…DCモータ
51a,51b…電磁コイル
101…制御信号切換部
102…ドライバ本体部
103…マイクロコンピュータ

Claims (2)

  1. 一端に電源電圧が直接印加される2つのハイサイドスイッチング素子と、一端がアースに直接接続される2つのローサイドスイッチング素子とによりHブリッジ回路が構成されてなる汎用ドライバ回路であって、
    前記Hブリッジ回路における各スイッチング素子の動作を制御する駆動制御信号を、外部から入力される1つ又は2つの制御信号に基づいて生成、出力する制御信号切換手段が設けられ、
    当該制御信号切換手段は、外部からの入力選択操作に応じて前記外部からの制御信号の入力数が設定されると共に、予めなされる出力状態の設定に応じて出力状態が決定され、
    前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が1つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第1の出力状態が設定された場合には、前記制御信号の論理レベルが変化する毎に前記Hブリッジ回路に接続されたモータの通電方向が逆となるように前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、2つのハイサイドスイッチング素子のいずれか一方と、2つのローサイドスイッチング素子のいずれか一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力し、
    前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が2つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第1の出力状態が設定された場合において、前記2つの制御信号の内、第1の制御信号が所定の論理値状態とされた際には、前記モータに予め定められた方向の駆動電流が流れるよう前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子のいずれか一方と、前記2つのローサイドスイッチング素子のいずれか一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力する一方、前記2つの制御信号の内、第2の制御信号が前記所定の論理値状態とされた際には、前記モータの駆動電流が前記第1の制御信号が所定の論理値状態とされた場合と逆方向となるよう前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子の他方と、前記2つのローサイドスイッチング素子の他方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力し、
    前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が2つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第2の出力状態が設定された場合において、前記2つの制御信号の内、第1の制御信号が所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子の一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力する一方、前記2つの制御信号の内、第2の制御信号が前記所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのハイサイドスイッチング素子の他方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力するよう構成されてなることを特徴とする汎用ドライバ回路。
  2. 制御信号切換手段は、前記入力選択操作によって前記外部からの制御信号が2つに設定され、かつ、前記出力状態の設定によって第3の出力状態が設定された場合において、前記2つの制御信号の内、第1の制御信号が所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのローサイドスイッチング素子の一方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力する一方、前記2つの制御信号の内、第2の制御信号が前記所定の論理値状態とされた際には、前記Hブリッジ回路を構成する4つのスイッチング素子の内、前記2つのローサイドスイッチング素子の他方を導通状態とする駆動制御信号を前記Hブリッジ回路へ出力するよう構成されてなることを特徴とする請求項記載の汎用ドライバ回路。
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