JP4841855B2 - レーザー投射装置 - Google Patents

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本発明は、投影されたレーザー光線を作業の指示線として利用するレーザー投射装置に関するものである。
従来、投影されたレーザー光線によって墨出しや取り付け位置のマーキングに用いられているものとしてレーザー投射装置がある。このレーザー投射装置は一般にレーザー墨出し器とも呼ばれており、高精度を追求した大型のものから一般レベルの水平/垂直のラインが投影できる携帯に便利な小型のものまで各種用意されている。
携帯に便利な小型のレーザー投射装置は、最近ではポケットに入る程度の大きさにまで小型化され且つ価格も従来より低減されているので、誰もが容易に持てる商品になっている。
この小型のレーザー投射装置は、ケース内部に、少なくともレーザー光を発射するレーザー発振器が設けられ、また、ケース面にはその発射されたレーザー光を所定の投影線に変換するロッドレンズ等のレンズと、ケースの水平状態を気泡の位置によって表示する表示器が設けられている。さらに、ケース底部にケースの水平を調節する調節手段が設けられている。
そして、レーザー発振器は、ケース面に固定的に設けられたレンズにそのレーザー発振器から発射されたレーザー光を寸分狂わず当てるためにケース部材に強固に固定されている。
しかしながら、このレーザー投射装置は小型化によって携帯に便利になった反面、使用する者の取り扱いが大型のレーザー投射装置よりもラフになってしまい落下や接触等による衝撃を受けることが多いのである。これにより、レーザー発振器の取付位置がズレて発射したレーザー光がレンズに当たらなくなる不具合やレーザー発振器が破損してレーザー光が発射できない不具合がある。
従って、本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、多少の衝撃が加わった場合でも、レーザー光の投影が不能になることがないレーザー投射装置を提供することを目的とするものである。
本発明の要旨とするところは、少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズを複数並設してなる並レンズ体と、任意のレーザー光を発射可能なレーザー発振器が設けられており、前記レーザー発振器は衝撃緩衝手段を介して固定されていることを特徴とするレーザー投射装置である。
本発明のレーザー投射装置を詳しく説明すると、レーザー投射装置のケースは使用目的に応じて任意の形状に形成すればよい。
そして、ケースの所望の部位には、少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズを複数並設してなる並レンズ体が設けられている。その並レンズ体すなわち投射レンズは、それを通過したレーザー光を投影部に直線状に投影する。並レンズ体のケースへの配設形態は、例えば、ケース面と略面一に、あるいは、ケース面から突出してまたは引込んで設けられている。並レンズ体には、それを保護する任意の保護部材を固定的にまたは着脱自在に設けてもよい。例えば、任意の素材の窓やシャッター等である。
投射側の面とは、レーザー発振器から発射されたレーザー光を受ける並レンズ体のレーザー光が出る側の面である。
その並レンズ体は、少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズをその周面方向に複数並設させた形態とするのがよく、その並レンズ体の形成は一体成型によって形成するのが望ましい。あるいは、その断面凸弧状のレンズをその周面方向に複数並べて並レンズ体を形成してもよい。この場合、レンズの並設部の隣接形態としては、隣接するレンズの周面をほぼ密着させた状態に並設させたり、または、一方のレンズの隣接部の周面を隣接するレンズの周面の一部と嵌合可能に湾曲形成して並設させたり、さらには、双方のレンズの隣接させる部位の周面を平面状に切断しその切断面を接合させて並設させてもよい。
断面凸弧状のレンズは普通柱状であり、その柱状とは、断面の長さより軸方向の長さが長いものを表すが、断面の長さが軸方向の長さより長いものを含み、その断面は、円形/略半円形/楕円形等を含み、また、その投射側の面がレーザー光を放射状に拡散可能な曲線または曲線と直線が組み合わされたものも含む。
また、並レンズ体の一つのレンズ径と照射されるレーザー光の径との関係は、並レンズ体の少なくとも隣合う2つのレンズにレーザー光が当たるようにするのがよい。しかして、投影部に一筋のレーザーラインが投影できればこの関係に限定するものではなく、レンズ径とレーザー光の径を任意に設定すればよい。
並レンズ体は、衝撃緩衝手段の作用によってレーザー発振器が最大量動いた(ズレた)場合を考慮してその大きさ(寸法)を選定する。すなわち、ズレが最大になった場合でも発射されたレーザー光が当たる大きさ(寸法)にしなければならない。
投影されるレーザーラインは、並レンズ体の取付方向によって水平または垂直のラインとして投影される。そして、並レンズ体に、水平方向のレーザーラインを投射する水平方向レンズと、垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズの少なくとも2方向に投射可能なレンズを形成してもよい。
さらに、レーザー発振器から発射されたレーザー光をハーフミラーやシャッター部材等により、並レンズ体に案内する方向と、ポイント照射するためにケースの任意の部位に設けられた開口(窓)に案内する方向とに切り替えられるようにしてもよい。
そして、ケース内に配設されているレーザー発振器は、任意の衝撃緩衝手段を介して固定されている。衝撃緩衝手段とは、ケースが受けた衝撃を直接レーザー発振器本体に伝達しないようになっているものであり、それは、素材が有する性質によって衝撃を緩衝(吸収も含む)するようになっているものでも、また、軟質材料および/または硬質材料を組み合わせて衝撃を緩衝(吸収も含む)するようになっているものである。
その衝撃緩衝手段の具体的な例としては、レーザー発振器本体を衝撃の緩和あるいは吸収できる柔軟素材等の素材で被覆し、その被覆の外方から固定部材によってレーザー発振器本体をケース内に形成された設置部位に固定したり、衝撃の緩和あるいは吸収できる防振ゴム等が設けられたネジ等によってレーザー発振器本体をケース内に形成された設置部位に固定してもよい。
また、本発明に係るレーザー投射装置の他の形態としては、少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズを設けたレンズ体と、任意のレーザー光を発射可能なレーザー発振器が設けられており、前記レンズはレーザー発振器から発射されたレーザー光の径より大きな径を有し、また、前記レーザー発振器は衝撃緩衝手段を介して固定されていることを特徴とするレーザー投射装置である。
これは、前述のレーザー投射装置のレーザー光を投影するレンズ部分(並レンズ体)を変えたもので、すなわち、並レンズ体に変えて、レーザー発振器から発射されたレーザー光の径より大きな径を有し、且つ少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズを設けたレンズ体を配設したものである。レーザー光の径より大きな径とは、レーザー発振器から発射されるレーザー光の径より拡大された径を有するということである。
レンズは、衝撃緩衝手段の作用によってレーザー発振器が最大量動いた(ズレた)場合を考慮してその大きさ(寸法)を選定する。すなわち、ズレが最大になった場合でも発射されたレーザー光が当たる大きさ(寸法)にしなければならない。
そして、レンズの投射側の面とは、レーザー発振器から発射されたレーザー光を受けたレンズのレーザー光が出る側の面である。
投影されるレーザーラインは、レンズの取付方向によって水平または垂直のラインとして投影される。
そして、レンズ体に、水平方向のレーザーラインを投射する水平方向レンズと、垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズの少なくとも2方向に投射可能なレンズを設けてもよい。
さらには、適当な大きさのレンズを複数隣接状態で並設してもよい。
さらに、本発明に係るレーザー投射装置の他の形態としては、投射方向が異なる少なくとも2個のレンズを設けた投射レンズ体と、任意のレーザー光を発射可能なレーザー発振器が設けられており、前記投射レンズ体に設けられたレンズの一方は投射側の面が断面凸弧状のレンズを複数並設した並レンズ体で、他方はレーザー発振器から発射されたレーザー光の径より大きな径を有する少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズであり、また、前記レーザー発振器は衝撃緩衝手段を介して固定されていることを特徴とするレーザー投射装置である。
すなわち、前述のレーザー投射装置の並レンズ体とレンズの2種のレンズを用いて構成したものである。
そして、レーザー投射装置には、上述した部材の他それらに関係する任意の部材等がケース内やケース面等に設けられる。具体的には、レーザー発振器を駆動させるための電源手段用であり、任意の1次電池あるいは2次電池である。さらには、レーザー発振器のオン/オフスイッチ、レーザーラインとレーザーポインタの切換スイッチ等が上げられる。
また、ケースの水平を見る水準器やケースの水平を調節するための調節手段、さらには、ケースを金属部材に磁着させるためのマグネット部材をケースの任意の部位に設けてもよい。
従って、本発明のレーザー投射装置は以上のように構成されているので、レーザー発振器の駆動電源スイッチがオンされると、レーザー発振器からレーザー光が発射され、そのレーザー光は直接または間接的に並レンズ体に案内される。このレーザー光は、並レンズ体を構成するレンズの1つまたは複数のレンズに当たり、且つそのレンズによって投影点が点状のレーザー光が放射状に拡散されて投射されて投影部に一筋のレーザーラインを描く。
そして、レーザー投射装置に、例えばケースの落下によって衝撃が加えられた場合、レーザー発振器が衝撃緩衝手段を介して固定されているので、ケースが受けた衝撃力の大きさがそのままレーザー発振器に伝達されることはなく、その衝撃力は衝撃緩衝手段によって低減または吸収される。
さらに、衝撃緩衝手段では緩衝できない極端に強い衝撃力を受けてレーザー発振器が所定の固定位置からズレた際も、投射レンズの所定の構成により、レーザー発振器から発射されたレーザー光が並レンズ体を構成する複数のレンズのどれかに当たることができ、且つそのレンズによって投影点が点状のレーザー光が放射状に拡散されて投射されて投影部に一筋のレーザーラインを描くことができる。
レーザー発振器のズレはそのレーザー発振器に加わる衝撃力を緩和する。
また、レンズがレーザー光の径より大きな径を有するレンズから構成されているものにおいても、衝撃力の大きさによってレーザー発振器が所定の固定位置からズレた際、レーザー発振器から発射されたレーザー光はレンズに当たることができ、且つそのレンズによって投影点が点状のレーザー光が放射状に拡散され投射されて投影部に一筋のレーザーラインを描くことができる。
さらに、レンズが複数となっているものは、レーザー光がレンズ体を構成するレンズの1つまたは複数のレンズに当たることができ、且つそのレンズによって投影点が点状のレーザー光が放射状に拡散されて投射されて投影部に一筋のレーザーラインを描くことができる。
本発明のレーザー投射装置は以上のように構成されているので、レーザー投射装置に、例えばケースの落下や衝突等による衝撃を受けた際も、ケースが受けた衝撃力の大きさがそのままレーザー発振器に伝達されることはないため、レーザー発振器の故障や破損を防止できる。また、ケースが受けた衝撃力が大きく、レーザー発振器が所定の固定位置からズレた際も、そのズレによってレーザー発振器に加わる衝撃力が緩和されてレーザー発振器の故障や破損が防止され、さらには、投射レンズの所定の構造によってレーザー発振器から発射されたレーザー光は投射レンズに受け止められる。これにより、取り扱いも極端に慎重にならずとも普通に取り扱うことができる。従って、レーザー発振器の電源ケーブル強度アップ化と合わせて耐久力のあるレーザー投射装置を提供することが可能になる。
本発明のレーザー投射装置を以下図面に従って説明すると、図1は、本発明に係るレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図であり、1はレーザー投射装置のケース、2はケース1に固定的に設けられているレンズASSYで、本図のレーザー投射装置には、垂直方向のレーザーラインを投射する垂直投射並レンズ体3aが設けられている。4はケース1に固定的に設けられている収容部材で、この収容部材4にレーザー発振器4aが衝撃緩衝部材4bを介在して、収容部材4から離脱不可に収容されている。
6はレーザー発振器4aの駆動用電源となる電池、7はレーザー発振器4aのオン/オフ用のスイッチ、8はケース1の水平を調整するための水準器である。
図2は、図1のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図であり、
レーザー発振器4aから発射されたレーザー5光は垂直投射並レンズ体3aによって垂直レーザーライン5aに変換されて所定の部材に投影される。
そして、レーザー発振器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に収容されているので、ケースが衝撃を受けた際も、その衝撃力がそのままレーザー発振器4aに伝達されることはなく、衝撃は衝撃緩衝部材4bよって低減または吸収される。さらには、衝撃緩衝部材4bでは緩衝できない極端に強い衝撃を受け、レーザー発振器4aが所定の位置からズレた際も、レーザー発振器4aから発射されたレーザー5光は垂直投射並レンズ体3aのいずれかのレンズに当たることができ、レーザー5光は垂直投射並レンズ体3aによって垂直レーザーライン5aに変換されて所定の部材に投影される。
図3は、図1のレーザー投射装置の一例を示す斜視図であり、1はレーザー投射装置のケース、7はレーザー発振器4aのオン/オフ用のスイッチ、8はケース1の水平を調整するための水準器、9はライン状に変換されたレーザー光が投射される投射窓である。
図4は、他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図であり、本図のレーザー投射装置は、収容部材4にレーザー光を発射するレーザー発振器4aを2基設ける共に、レンズASSY2に垂直方向のレーザーラインを投射する垂直投射並レンズ体3aと水平方向のレーザーラインを投射する水平投射並レンズ体3bを設けたものである。
勿論、レーザー発振器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に離脱不可に収容されている。スイッチ7は、レーザー発振器4aのオン/オフと共に、垂直方向と水平方向のレーザー発振器4aの切換等の機能も含まれる。
図5は、図4のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図であり、
レーザー発振器4aから発射されたレーザー5光は垂直投射並レンズ体3aによって垂直レーザーライン5aに変換されて所定の部材に投影されるものと、水平投射並レンズ体3bによって水平レーザーライン5bに変換されて所定の部材に投影されるものの2本となる。
そして、レーザー発振器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に収容されているので、ケースが衝撃を受けた際も、その衝撃力がそのままレーザー発振器4aに伝達されることはなく、衝撃は衝撃緩衝部材4bよって低減または吸収される。さらには、衝撃緩衝部材4bでは緩衝できない極端に強い衝撃を受け、レーザー発振器4aが所定の位置からズレた際も、レーザー発振器4aから発射されたレーザー5光の垂直方向用は垂直投射並レンズ体3aのいずれかのレンズに、また、水平方向用は水平投射並レンズ体3bのいずれかのレンズに当たるのことができ、レーザー5光は垂直投射並レンズ体3aによって垂直レーザーライン5aに、また、水平投射並レンズ体3bによって水平レーザーライン5bに変換されて所定の部材に投影される。
図6は、図4のレーザー投射装置の一例を示す斜視図であり、1はレーザー投射装置のケース、7はレーザー発振器4aのオン/オフと共に、垂直方向と水平方向のレーザー発振器4aの切換等の機能をも含むスイッチ、8はケース1の水平を調整するための水準器、9はライン状に変換されたレーザー光が投射される投射窓である。
図7は、他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図であり、本図のレーザー投射装置は、レーザー光の投射状態を切換可能にしたもので、ケース1に回転ダイヤル10を設ける共に、それにレンズASSY2を2基取り付けて、その一方に垂直方向のレーザーラインを投射する垂直投射並レンズ体3aを他方に水平方向のレーザーラインを投射する水平投射並レンズ体3bを設け、回転ダイヤル10の回転操作により、垂直方向のレーザーラインまたは水平方向のレーザーラインを投射できるようにしたものである。また、回転ダイヤル10を中間位置にすることによってレーザー光がポイント照射できる。
勿論、レーザー発振器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に離脱不可に収容されている。
図8は、図7のレーザー投射装置の一例を示す斜視図であり、1はレーザー投射装置のケース、7はレーザー発振器4aのオン/オフ用のスイッチ、8はケース1の水平を調整するための水準器、9はライン状に変換されたレーザー光またはポイント照射のレーザー光が投射される投射窓である。
図9は、図7のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図であり、レーザー光を5垂直に投射するための垂直投射並レンズ体3aを設けたレンズASSY2と、レーザー光5を水平に投射するための水平投射並レンズ体3bを設けたを設けたレンズASSY2を、回転ダイヤル10に取り付けたもので、回転ダイヤル10の回転操作によってそれぞれのレンズASSY2は同期して水平に回転する。
(a)図は、垂直投射ラインのレンズASSY2を選択した時の斜視図で、垂直投射並レンズ体3aを備えるレンズASSY2がレーザー光5の照射方向線上に位置されており、その垂直投射並レンズ体3aによってレーザー光5が拡散され垂直レーザーライン5aとして投射される。
(b)図は、垂直投射並レンズ体3aを備えるレンズASSY2から、水平投射並レンズ体3bを備えるレンズASSY2がレーザー光5の照射方向線上に位置されたもので、その水平投射並レンズ体3bによってレーザー光5が拡散され水平レーザーライン5bとして投射される。
(c)図は、レーザー光のポイント照射を選択した時の斜視図であり、水平投射並レンズ体3aを設けたレンズASSY2と垂直投射並レンズ体3bを設けたレンズASSY2位置を、レーザー発振器(図示なし)から照射されたレーザー光5の照射方向線上から外すことにより、レーザー光5はそのまま直進して投影部にポイント照射される。上方の楕円に表示するC記号は、水平投射並レンズ体3aを設けたレンズASSY2および垂直投射並レンズ体3bを設けたレンズASSY2とレーザー光5との位置関係を示すものである。
図10は、並レンズ体の一例を示す斜視図であり、3は並レンズ体で、少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズを複数並列に並べた形態となっている。2はレンズASSYで、並レンズ体3が設けられる一部分を示している。
図11は、並レンズ体形成の一例を示す斜視図であり、2はレンズASSYで、並レンズ体3が設けられる一部分を示している。
(a)図は、レンズASSY2と並レンズ体3が別体として形成され、後にレンズASSY2の設置部2aに並レンズ体3を固定する形成例である。図示はしていないが、レンズASSY2の成型と同時にインサート成型によって別体として形成された並レンズ体3をレンズASSY2に形成してもよい。
(b)は、レンズASSY2と並レンズ体3をレンズに使用可能な同一素材によって成型した形成例である。素材は、樹脂あるいはガラス等でもよい。
図12は、並レンズ体並設形態の一例を示す斜視図であり、また、右図は、平面で見た図である。2はレンズASSYで、並レンズ体3が設けられる一部分を示している。(a)図は、に断面円形の円柱状のレンズを任意の本数並設した形態の並レンズ体3である。(b)図は、断面円形のその円周の一部を内方に円周と同じ曲率で切り欠き、その切り欠いた切り欠き部に並設する断面円形の円柱状のレンズを嵌合させて任意の本数並設した形態の並レンズ体3である。(c)図は、断面円形のその円周の対向部の両側を直線的に切断し、その切断面を当接させて任意の本数並設した形態の並レンズ体3である。
図13は、他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図であり、1はレーザー投射装置のケース、2はケース1に固定的に設けられているレンズ体であるレンズASSYで、本図のレーザー投射装置には、垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズである垂直投射レンズ11aが設けられている。4はケース1に固定的に設けられている収容部材で、この収容部材4にレーザー発振器4aが衝撃緩衝部材4bを介在して、収容部材4から離脱不可に収容されている。
6はレーザー発振器4aの駆動用電源となる電池、7はレーザー発振器4aのオン/オフ用のスイッチ、8はケース1の水平を調整するための水準器である。
図14は、図13のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図であり、レーザー発振器4aから発射されたレーザー光5は垂直方向レンズである垂直投射レンズ11aによって垂直レーザーライン5aに変換されて所定の部材に投影される。
そして、レーザー発振器4aは衝撃緩衝部材4bを介在して収容部材4に収容されているので、ケースが衝撃を受けた際も、その衝撃力がそのままレーザー発振器4aに伝達されることはなく、衝撃は衝撃緩衝部材4bによって低減または吸収される。さらには、衝撃緩衝部材4bでは緩衝できない極端に強い衝撃を受け、レーザー発振器4aが所定の位置からズレた際も、レーザー発振器4aから発射されたレーザー光5は、レーザー光5の径より大きな径を有する垂直投射レンズ11aに当たることができ、レーザー光5は垂直投射レンズ11aによって垂直レーザーライン5aに変換されて所定の部材に投影される。
図15は、他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図であり、本図のレーザー投射装置は、収容部材4にレーザー光を発射するレーザー発振器4aを2基設けると共に、レンズASSY2に垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズである垂直投射レンズ11aと水平方向のレーザーラインを投射する水平方向レンズである水平投射レンズ11bを設けたものである。
勿論、レーザー発信器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に離脱不可に収容されている。スイッチ7は、レーザー発信器4aのオン/オフと共に、垂直方向と水平方向のレーザー発信器4aの切換等の機能も含まれる。
図16は、図15のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図であり、レーザー発振器4aから発射されたレーザー光5は垂直方向レンズである垂直投射レンズ11aによって垂直レーザーライン5aに変換されて所定の部材に投影されるものと、水平方向レンズである水平投射レンズ11bによって水平レーザーライン5bに変換されて所定の部材に投影されるものの2本となる。
そして、レーザー発振器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に収容されているので、ケースが衝撃を受けた際も、その衝撃力がそのままレーザー発振器4aに伝達されることはなく、衝撃は衝撃緩衝部材4bによって低減または吸収される。さらには、衝撃緩衝部材4bでは緩衝できない極端に強い衝撃を受け、レーザー発振器4aが所定の位置からズレた際も、レーザー発振器4aから発射されたレーザー光5の垂直方向用は、レーザー光5の径より大きな径を有する垂直投射レンズ11aに、また、水平方向用は、レーザー光5の径より大きな径を有する水平投射レンズ11bに当たることができ、レーザー光5は垂直投射レンズ11aによって垂直レーザーライン5aに、また、水平投射レンズ11bによって水平レーザーライン5bに変換されて所定の部材に投影される。
図17は、レンズの一例を示す斜視図であり、11はレンズで、少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズ11を設けた形態となっている。2はレンズASSYで、レンズ11が設けられる一部分を示している。(a)図は、断面円形のレンズ11である。(b)図は、断面半円形のレンズ11である。(c)図は、断面円形の円周の一部が切り欠かれた形状のレンズ11である。図中の矢印はレーザー光の投射方向である。
図18は、他の形態のレンズの一例を示す斜視図であり、本図は、レンズ11を複数(本図では2個)設けているものを示す。11はレンズで、少なくとも投射側の面が断面凸状のレンズ11を設けた形態となっている。2はレンズASSYで、レンズ11が設けられる一部分を示している。(a)図は、断面円形のレンズ11である。(b)図は、断面半円形のレンズ11である。(c)図は、断面円形の円周の一部が切り欠かれた形状のレンズ11である。図中の矢印はレーザー光の投射方向である。
図19は、他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図であり、本図のレーザー投射装置は、収容部材4にレーザー光を発射するレーザー発振器4aを2基設けると共に、レンズASSY2に垂直方向のレーザーラインを投射する垂直投射並レンズ体3aと水平方向のレーザーラインを投射する水平方向レンズである水平投射レンズ11bを設けたものである。すなわち、レンズASSY2に配する投射レンズを、垂直方向と水平方向で、形態の異なる投射レンズを用いたものである。
勿論、レーザー発信器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に離脱不可に収容されている。スイッチ7は、レーザー発信器4aのオン/オフと共に、垂直方向と水平方向のレーザー発信器4aの切換等の機能も含まれる。
図20は、他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図であり、本図のレーザー投射装置は、収容部材4にレーザー光を発射するレーザー発振器4aを2基設けると共に、レンズASSY2に垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズである垂直投射レンズ11aと水平方向のレーザーラインを投射する水平投射並レンズ体3bを設けたものである。すなわち、レンズASSY2に配する投射レンズを、垂直方向と水平方向で、形態の異なる投射レンズを用いたものである。
勿論、レーザー発信器4aは衝撃緩衝部材4bを介して収容部材4に離脱不可に収容されている。スイッチ7は、レーザー発信器4aのオン/オフと共に、垂直方向と水平方向のレーザー発信器4aの切換等の機能も含まれる。
本発明に係るレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図 図1のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図 図1のレーザー投射装置の一例を示す斜視図 他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図 図4のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図 図4のレーザー投射装置の一例を示す斜視図 他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図 図7のレーザー投射装置の一例を示す斜視図 図7のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図 並レンズ体の一例を示す斜視図 並レンズ体設置の一例を示す斜視図 並レンズ体並設形態の一例を示す斜視図 他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図 図13のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図 他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図 図15のレーザー投射装置のレーザー光の投射状態を示す斜視図 レンズの一例を示す斜視図 他の形態のレンズの一例を示す斜視図 他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図 他の形態のレーザー投射装置の概略内部構造を示す斜視図
符号の説明
1−ケース,2−レンズASSY,2a−設置部,3−並レンズ体,3a−垂直投射並レンズ体,3b−水平投射並レンズ体,4−収容部材,4a−レーザー発振器,4b−衝撃緩衝部材,5−レーザー光,5a−垂直レーザーライン,5b−水平レーザーライン,6−電池,7−スイッチ,8−水準器,9−投射窓,10−回転ダイヤル,11−レンズ,11a−垂直投射レンズ,11b−水平投射レンズ

Claims (6)

  1. 少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズを複数並設してなる並レンズ体と、任意のレーザー光を発射可能なレーザー発振器が設けられており、前記レーザー発振器は衝撃緩衝手段を介して固定されていることを特徴とするレーザー投射装置
  2. 前記並レンズ体に、水平方向のレーザーラインを投射する水平方向レンズと、垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズの少なくとも2方向に投射可能なレンズが設けられていることを特徴とする請求項1のレーザー投射装置
  3. 少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズを設けたレンズ体と、任意のレーザー光を発射可能なレーザー発振器が設けられており、前記レンズはレーザー発振器から発射されたレーザー光の径より大きな径を有し、また、前記レーザー発振器は衝撃緩衝手段を介して固定されていることを特徴とするレーザー投射装置
  4. 前記レンズ体に、水平方向のレーザーラインを投射する水平方向レンズと、垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズの少なくとも2方向に投射可能なレンズが設けられていることを特徴とする請求項3のレーザー投射装置
  5. 投射方向が異なる少なくとも2個のレンズを設けた投射レンズ体と、任意のレーザー光を発射可能なレーザー発振器が設けられており、前記投射レンズ体に設けられたレンズの一方は投射側の面が断面凸弧状のレンズを複数並設した並レンズ体で、他方はレーザー発振器から発射されたレーザー光の径より大きな径を有する少なくとも投射側の面が断面凸弧状のレンズであり、また、前記レーザー発振器は衝撃緩衝手段を介して固定されていることを特徴とするレーザー投射装置
  6. 前記投射レンズ体に設けられたレンズは、水平方向のレーザーラインを投射する水平方向レンズと、垂直方向のレーザーラインを投射する垂直方向レンズの少なくとも2方向に投射できるレンズであることを特徴とする請求項のレーザー投射装置
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