JP4841690B2 - エンジン発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主として、停電発生時や災害発生時に起動用のエアモータを駆動させて駆動源のエンジンを起動することにより発電を行う非常用のエンジン発電装置に関するものである。
従来、非常用エンジン発電装置のスタータとして、電気モータまたはエアモータのいずれかが一般的に採用されている。例えば、液体燃料で駆動するエンジンを用いた非常用発電装置のスタータには、電気モータを用いるのが通例である。これは、地震などの災害発生時に都市ガスなどのガス燃料の供給が停止することがあるからである。一方、ガス燃料で駆動するガスタービンのようなエンジンを採用した非常用発電装置のスタータにはエアモータが用いられる。これは、ガス燃料で駆動するエンジンのスタータに電気モータを用いると、漏れたガスに電気モータの火花が引火する可能性があるからである。従来のエアモータ式スタータでは、空気槽からエアモータに高圧空気を供給しており(特許文献1)、併設した大型の空気圧縮機により、空気槽に高圧空気を貯留している。
特開平6−173715号公報
しかしながら、電気モータをスタータに用いる場合は、エンジンを起動した後に、電源盤に搭載されたバッテリを所定電圧になるまで充電するのに相当の時間を要するので、停電発生時にエンジンを起動したのちに、つぎの停電発生に対して迅速に対応することが難しい。また、バッテリは、これが放電した電力分だけ迅速に充電して使用可能状態に維持する必要があるから、充電用電源としての電源盤を常に通電状態にしておく必要がある。さらに、バッテリの消耗度合いなどの煩雑な管理を常時継続して行わなければならず、しかも、使用不能となったバッテリを廃棄処理する必要があり、環境汚染の原因となる。
一方、エアモータを用いる場合は、前記空気圧縮機および空気槽を設置するための広い設置スペースおよび設置工事が必要であるうえに、空気圧縮機の運転中に発生する騒音と振動を抑制するための防振装置および防音パッケージなどの付属設備や、空気圧縮機の駆動電源および空気圧縮機の作動の際に高圧の圧縮空気に混入する潤滑油を回収するためのドレンチャンバーなどを設ける必要もあり、設備コストが高くつく。また、エアモータを法的回数だけ起動可能とする要求を満たすために、大型の空気槽が必要であり、この空気槽に空気圧縮機の駆動により圧縮空気を所定圧力に充填するのに時間がかかり、さらに、ドレンチャンバーで回収した潤滑油を産業廃棄物として処理するためのメンテナンスなどが必要であり、ランニングコストも高くつく。
そこで、本件発明者は、消火設備に設けられる消火用のガスボンベに着目し、これをエアモータの駆動源として共用する発想に至った。本発明は、このような消火設備との共用により、設置スペース、設備コストおよびランニングコストを共に低減できる構成としながらも、エアモータを円滑に駆動してエンジンを起動することができるエンジン発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一構成に係るエンジン発電装置は、ガスボンベに貯留した不燃性ガスを噴射して消火を行う消火設備に併設されるエンジン発電装置であって、エンジンを起動するエアモータと、起動指令により作動して前記ガスボンベからの不燃性ガスを調圧して前記エアモータに供給する始動弁ユニットとを備え、前記消火設備における前記ガスボンベから噴射ヘッドへ不燃性ガスを供給する消火用通路に、前記エアモータへのガス供給通路が分岐接続され、その分岐点に、前記不燃性ガスを前記消火用通路のみ、前記ガス供給通路のみ、またはこれら両通路に供給するよう切り替える切替弁が設けられている
このエンジン発電装置によれば、ガスボンベの不燃性ガスによりエアモータを駆動することから、停電時にエンジンを起動することができるとともに、従来の大型の空気圧縮機および空気槽が不要になるので、設置スペースおよび製造コストを大幅に低減することができる。また、使用済みのガスボンベを交換するだけで済むから、ランニングコストも大幅に低減する。さらに、ビルディンイグや事業所などに配置することが義務付けられている消火設備の消火用ガスと、エンジンを起動するエアモータの駆動用ガスとを共用しているから、エアモータの駆動用ガス源として専用のガスボンベを別途用意する必要がないので、消火設備を含めた全体構成を一層簡素化できるのに加え、消火設備に対し運転管理面で連係しながら運用することができる利点がある。また、始動弁ユニットが、消火設備に具備されているガスボンベの不燃性ガスの圧力をエアモータの駆動に適した圧力に調圧するので、エアモータを円滑に駆動してエンジンを起動することができる。さらに、分岐通路を設けるだけの簡単な構造で、エアモータに不燃性ガスを駆動用ガスとして供給できる。
本発明において、前記不燃性ガスとして窒素ガスを用いることが好ましい。窒素ガスは、高圧でも発火しにくいので、ガス燃料で駆動するエンジンを起動するエアモータの駆動用流体として好適に用いることができる。さらに、窒素ガスは、CO2 ガスなどとは異なり、大気汚染や温室効果ガスの発生といった問題がない。
本発明において、前記始動弁ユニットが前記ガスボンベからの不燃性ガスを減圧することが好ましい。これにより、ガスボンベに貯留された不燃性ガスの圧力が、エアモータの起動に不適な高圧で、かつ、ばらつきがあっても、そのガス圧力を、始動弁ユニットで減圧することによってエアモータの駆動に適した所定圧力に調圧することができるので、圧力にばらつきがある市販のガスボンベを使用することができる。
本発明において、前記消火設備とは別に、不燃性ガスを貯留した予備用ガスボンベを備え、複数の前記予備用ガスボンベでエンジンの1回の起動に使用する1つの予備ボンベユニットが形成され、複数の前記予備ボンベユニットを備えていることが好ましい。これにより、何らかの原因で消火設備のガスボンベを使用できない事態が生じても、予備ボンベユニットを使用してエンジンを起動できる。また、1回の起動に使用する予備ボンベユニットを複数備えているので、エンジンの複数回の起動を行うことができる。予備用ガスボンベとして、市販の小型で安価なガスボンベをそのまま使用して、1回の起動に必要な大きなガス容量の予備ボンベユニットを作製できるので、安価である。
本発明のエンジン発電装置によれば、停電時でもエンジンを起動できるとともに、従来の大型の空気圧縮機および空気槽が不要になるので、設置スペースおよび製造コストを大幅に低減することができ、ランニングコストも大幅に低減する。また、ガスボンベからの不燃性ガスの圧力を始動弁ユニットによりエアモータを駆動できる圧力に調圧するので、エアモータを円滑に駆動してエンジンを起動することができる。
本発明の第1実施形態に係るエンジン発電装置を示す概略構成図である。 図1の要部を示す系統図である。 第2実施形態に係るエンジン発電装置の要部を示す系統図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る非常用のガスタービン発電装置EGと消火設備14の全体構成を示している。ここでは発電装置EGはガスタービン発電装置である。このガスタービン発電装置EGは、事業所やビルディングなどの建造物15における、例えば地下1階B1の発電機室13に設置されている。ガスタービンエンジン1は、圧縮機2、燃焼器3およびタービン4を主構成要素として構成され、減速機8を介して発電機9に接続されている。他方、消火設備14は、建造物15の全体、例えば、地下1階B1、1階F1および2階F2に設置されている。
ガスタービンエンジン1、減速機8および発電機9は発電パッケージ16内に収納されており、発電パッケージ16に建造物15の外部から発電パッケージ16内の圧縮機2に空気Aを導入する吸気ダクト43が接続され、吸気ダクト43内に消音器44が配置されている。発電パッケージ16にはさらに、発電パッケージ16内の換気を行う換気ダクト48が接続されている。換気ダクト48内には、換気ファン42が配置され、換気ファン42の下流側に、発電パッケージ16内を発電機室13に連通させる連通口17を開閉する第1切替ダンパー49、建造物15の外部に開口した換気口25を開閉する放出ダンパー50、および換気ファン42と放出ダンパー50との間に位置する第2切替ダンパー51が設けられている。タービン4からの排気ガスGは消音器52を経て排気ダクト53から外部に排出される。
前記ガスタービン発電装置EGは、建造物15に設置されている消火設備14に併設されている。消火設備14は、消火用流体として用いる不燃性ガスの一種である窒素ガスを所定の高い圧力で貯留した大きな容量の消火用窒素ガスボンベ11が、建造物15のボンベ室に所要本数だけ設置されている。この消火用窒素ガスボンベ11の出口が、共通のガス通路26で接続され、この共通のガス通路26が、建造物15における各階B1、F1、F2の天井付近にそれぞれ装備された複数の噴射ヘッド(スプリンクラー)18に、各階B1、F1、F2毎に個別に配管された複数の消火用通路19および各消火用通路19を開閉する選択弁20を介して接続されている。消火用窒素ガスボンベ11には窒素ガスが30MPaG(ゲージ圧)程度の高い圧力で充填されている。
この消火設備14は、火災発生した階の火災検知器(図示せず)によって火災発生が検知されると、該当する階B1、F1、F2の選択弁20に起動指令信号STが入力されることにより、その選択弁20が開いて、窒素ガスボンベ11の窒素ガスが、消火用通路19を通じて各噴射ヘッド18から噴射して散布される。
前記ガスタービン発電装置EGは、ガスタービンエンジン1を起動するエアモータ10と、前記始動弁ユニット12を介してガスタービンエンジン1の起動用のエアモータ10に窒素ガスを供給するガス供給通路22を備えている。このガス供給通路22の上流側端が、消火設備14における地下1階の消火用通路19に分岐接続されており、その分岐点に切替弁27が設けられている。この切替弁27は、選択弁20と消火用通路19を接続する第1接続位置と、選択弁20とガス供給通路22を接続する第2接続位置と、選択弁20と消火用通路19およびガス供給通路22の両方を接続する第3接続位置と、選択弁20と消火用窒素ガスボンベ11およびガス供給通路22とを遮断する閉止位置とに切り替えられる。これにより、ガスタービン発電装置EGは、消火設備14の消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスを、エアモータ駆動用の不燃性ガスとしてに共用できる構成とされている。
ガス供給通路22には、起動指令により消火用ガスボンベ11からの不燃性ガスをエアモータ10の駆動に適した所定圧力に調圧してエアモータ10に供給する始動弁ユニット12が設けられている。始動弁ユニット12の上流側で、かつ切替弁27の下流側箇所には、減圧弁23、逆止弁24および圧力検出器28が設けられ、圧力検出器28の下流側箇所に、消火設備14とは別の予備ボンベユニット29が分岐接続されている。減圧弁23は、消火用窒素ガスボンベ11から選択弁20および切替弁27を経て送給される窒素ガスを、所定圧力、例えば1.2〜3.0MPaGの圧力に減圧して始動弁ユニット12に供給する。圧力検出器28は、始動弁ユニット12の作動時にガス供給通路22内のガス圧力が所定値以下になったのを検出して警報信号を出力し、後述するように、予備ボンベユニット29からガスが供給するように制御させる。
図2は始動弁ユニット12および予備ボンベユニット29の詳細を示した系統図であり、同図において、図1と同一若しくは相当するものに同一符号を付して、重複する説明を省略する。始動弁ユニット12は、停電が発生したときに作動して、消火用窒素ガスボンベ11から消火用通路19およびガス供給通路22を通じて供給される窒素ガスの圧力を、エアモータ10の駆動に適した所定圧力に減圧して、エアモータ10に供給する。
すなわち、消火設備4とガスタービン発電装置Eの全体を制御するコントローラである制御盤41(図1)から停電発生の検知に伴い出力される起動指令信号STが、始動弁ユニット12の三方電磁弁30、図1の消火設備14の地下1階用の選択弁20および切替弁27に入力されることにより、選択弁20が開き、切替弁27が第2接続位置に切替えられて、消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスが選択弁20と切替弁27を通ってガス供給通路22に入る。この窒素ガスは、減圧弁23で1.2〜3.0MPaG程度の圧力に減圧されたのち、図2の始動弁ユニット12の分岐通路31に流入し、窒素ガスの圧力が、パイロット減圧弁32により主減圧弁33を作動するのに適した圧力まで減圧される。この減圧された窒素ガスがガス速度調整弁34を通じて主減圧弁33に供給されることにより、主減圧弁33が、ガス供給通路22内を流動してくる1.2〜3.0MPaG程度の圧力の窒素ガスを、エアモータ10の駆動に適した圧力、例えば0.6〜1.0MPaGの圧力に減圧してエアモータ10に供給する。
この始動弁ユニット12には、パイロット減圧弁32で調圧されたのちの窒素ガスの圧力を表示する圧力計38および主減圧弁33の流入側および流出側のそれぞれの窒素ガスの圧力を表示する圧力計39,40が設けられている。
このガスタービン発電装置EGでは、始動弁ユニット12の主減圧弁33を通って0.6〜0.7MPaG程度の所定圧力に減圧された窒素ガスの供給を受けてエアモータ10が作動し、このエアモータ10が、減速機8を介してガスタービンエンジン1を起動させる。ガスタービンエンジン1が起動したのちは、スタータクラッチ(図示せず)が切断されて、エアモータ10がガスタービンエンジン1から切り離される。同時に、図1の減速機9に設けた回転センサ62からの回転数検出信号を受けた制御盤41が、自立運転に必要なガスタービン回転数に達したと判定したときに、始動終了信号SFを出力する。この始動終了信号SFが、図2の始動弁ユニット12の三方電磁弁30に入力されて、この三方電磁弁30を閉止させ、これにより、主減圧弁33が閉止されて、ガス供給通路22からエンモータ10へのガス供給が停止される。ガスタービンエンジン1の作動により減速機8を介して駆動される発電機9が、停電の発生期間中にわたり事業所やビルディングなどの建造物15の電気設備や電気機器に対して給電する。ガスタービンエンジン1の燃料としては、都市ガス、灯油などが使用される。
前記予備ボンベユニット29は、消火用窒素ガスボンベ11の周辺機器の故障などにより消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスが使用できない事態に備えるほか、ガスタービン発電機EGを起動でき、また、消火設備14のメンテナンスとは無関係に、独自にガスタービン発電機EGのメンテナンスを行うときにも使用できるように設けたものである。各予備ボンベユニット29はそれぞれ、エアモータ10の1回の起動に使用する複数本の予備用窒素ガスボンベ54を並列に接続することによって形成されている。予備用窒素ガスボンベ54としては、市販の安価で小型の窒素ガスボンベを用いる。また、各予備ボンベユニット29には、所要圧力、例えば1.2〜3.0MPaG程度の圧力で開弁するように調圧してガス供給通路22に窒素ガスを供給するための安全弁58付き圧力調整器57
が設けられている。この圧力調整器57は、市販のものを活用できる。
この予備ボンベユニット29を用いたガスタービンエンジン1の模擬試験運転はつぎのようにして行われる。制御盤41(図1)から起動指令信号STが発生し、選択弁20と切替弁27が作動してガス供給通路22が共通のガス通路26に接続されたときに、圧力検出器28の圧力が所定値以下の場合、消火用窒素ガスボンベ11が使用不能と判断されて、予備ボンベユニット29が作動する。すなわち、起動指令信号STに続いて制御盤41から予備ボンベ始動信号SAが発生して、始動弁ユニット12の三方電磁弁30と予め定められた優先順位の最上位にある予備ボンベユニット29の圧力調整器57に予備ボンベ始動信号SAが入力され、三方電磁弁30と使用される予備ボンベユニット29の圧力調整器57が開いて、始動弁ユニット12が前述の停電発生時と同様に作動することにより、エアモータ10を駆動させる。エンジン機種にもよるが、この実施形態(1000kW出力エンジン)では、予備ボンベユニット29を4つ備えているので、ガスタービンエンジン1の起動を少なくとも4回行うことができる。
上記構成において、停電発生が検知されたときに、制御盤41(図1)が、前述のように選択弁20、切替弁27および始動弁ユニット12の三方電磁弁30に対し起動指令信号STをそれぞれ出力してエアモータ10を駆動すると同時に、図1の換気ファン42を作動させる制御を行う。このとき、換気ダクト48に設けられた第1切替ダンパー49が閉じられ、かつ第2切替ダンパー51および放出ダンパー50が開かれる。これにより、エアモータ10から放出される窒素ガスは、換気ファン42の作動によって、実線矢印で示すように、換気ダクト48を通って換気口25から建造物15の外部に放出され、これにより、発電パッケージ16内の換気が行われる。
この停電時に地下1階B1に火災が発生しているとき、切替弁27が、制御盤41からの消火指令信号SDにより、選択弁20と、ガス供給通路22および消火用通路19の両方とを接続する第3接続位置に切り替えられる。つまり、切替弁27は起動指令信号STと消火指令信号SDの両方を受けたとき、第3接続位置となる。さらに、制御盤41からの制御により、第1切替ダンパー49を開き、第2切替ダンパー50および放出ダンパー51を閉じて、発電パッケージ16内の雰囲気を連通口17から発電機室13内に排出する。これにより、火災発生箇所の発電機室13を外部から遮断する消防法の規定を順守することができるとともに、開かれた第1切替ダンパー49を通って発電機室13内に、発電パッケージ16内の雰囲気に含まれる窒素ガスが放出されるから、発電機室13の消火の助けとなる。
停電が発生していない状態において建造物15のいずれかの階に火災が発生した場合には、火災が発生している階の消火用通路19の選択弁20に制御盤41から消火指令信号SDが出力されて、当該選択弁20が開き、消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスが、開いている選択弁20および消火用通路19を通って噴射ヘッド18から噴射して散布される。ここで、地下1階B1に火災が発生し、停電が発生していない場合には、消火指令信号SDのみが入力された切替弁27が第1接続位置に切替えられて、選択弁20と消火用通路19とが接続されて噴射ヘッド18に窒素ガスが供給され、ガスタービン発電装置EGには窒素ガスが供給されない。
消火設備14に備えられている消火用窒素ガスボンベ11は、エアモータ10の駆動に適した圧力よりも格段に高い圧力で充填されている。この消火用窒素ガスボンベ11から共通のガス通路26、選択弁20および切替弁27を通ってガス供給通路22に供給されてくる窒素ガスは、始動弁ユニット12によってエアモータ10を円滑に駆動できる0.6〜1.0MPaGの所定圧力に減圧してエアモータ10に供給されるので、消火用窒素
ガスボンベ11の高圧の窒素ガスを用いながらも、エアモータ10を円滑に駆動してガスタービンエンジン1を確実に起動させることができる。また、消火用窒素ガスボンベ11は、市販の安価な小型の窒素ガスボンベに比べて格段に容量が大きいから、火災が発生していない場合に、エアモータ10を法的回数だけ起動可能とする要求を十分に満たすことができる。
前記ガスタービン発電装置EGは、圧縮空気によりエアモータを駆動する従来の空気式起動装置が必要とする、前述の大型の空気圧縮機と複数の空気槽、これらを設置するための広い設置スペース、廃油処理などが全て不要となるから、設置スペース、製造コストおよびメンテナンスコストを大幅に低減できる。また、エアモータ10を使用しているから、電気モータで起動する従来の電気式起動装置が持つ、迅速な再起動の困難性、高いランニングコストなどの不利もない。さらに、このガスタービン発電装置EGは、窒素ガスが所要圧力に充填済みの市販の窒素ガスボンベ11をそのまま用いるので、窒素ガスを充填する作業を行う必要がなく、かつガス事業法に規定されているガス圧力および容量の適用範囲外で窒素ガスを用いることができるので、設備の構築が一層安価となる。
しかも、前記ガスタービン発電装置EGでは、消火設備14に備えられている消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスをエアモータ10の駆動用流体に共用してガスタービンエンジン1を起動させるので、ガスタービンの起動専用の窒素ガスボンベを別途備える必要がない。したがって、ガスタービン発電装置EGと消火設備14とを個別の設置場所に設置する場合に比べて、全体のシステム構成を簡素化することができる。また、消火用流体とエアモータ10の駆動用流体とに共用する窒素ガスが充填された消火用窒素ガスボンベ11の圧力を定期的にチェック確認して、必要に応じて消火用窒素ガスボンベ11を交換することにより、ガスタービン発電装置EGにおける起動装置と消火設備14との双方を同時に管理することができる。
なお、エアモータ10を駆動する不燃性ガスとしては、実施形態で用いた窒素ガス以外の、例えばCO2 ガスなどの圧縮ガスを用いてエアモータ10を駆動することもできるが、窒素ガスを用いれば、CO2 ガスなどを用いる場合の大気汚染や温室効果ガスの発生といった問題が生じないとともに、高圧でも発火しにくいことから、ガス燃料で駆動するガスタービンエンジン1に支障なく用いることができる。また、従来の消火設備14には、CO2 やハロンなどの圧縮ガスを消火用流体に用いたものが存在するが、このような圧縮ガスを窒素ガスに変更することで、消火設備14の消火用ガスとエアモータ10の駆動用ガスとに共用できるうえに、大気汚染などの公害発生を防止できる利点がある。
ところで、非常用ガスタービン発電装置EGのガスタービンエンジン1には、メンテナンスの一項目として、1ヵ月当たり1回の起動確認のための模擬試験運転を行うことが要求されている。一方、消火用窒素ガスボンベ11を備えた消火設備14には、起動のテスト確認を1年に2回行うことが要求されている。この消火設備14のテスト確認は、消火設備14の各噴射ヘッド18から窒素ガスを実際に噴出させるような確認運転を行うことは困難であるから、多数本備えられている消火用窒素ガスボンベ11のうちの、例えば1本または2本が空になるまで窒素ガスを放出させて、その際に開いた圧力調整器21から窒素ガスが所要圧力で放出されたか否かを判別する模擬確認を行っているのが実状である。
図1の実施形態では、消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスを、ガスタービン発電装置EGのエアモータ10の駆動用流体および消火設備14の消火用流体に共用するようになっているから、上述のガスタービン発電装置EGの模擬試験運転および消火設備14のテスト確認は、いずれも消火用窒素ガスボンベ11から窒素ガスが常に円滑、かつ確実に供給される状態に保持されているか否かをチェックすることになる。そこで、この実施形態では、1か月当たり1回つまり1年に12回行うことが要求されているガスタービンエンジン1の起動の模擬試験運転を、一部の消火用窒素ガスボンベ11を用いて1年に2回行うことにより達成できる。
すなわち、消火設備14の消火用窒素ボンベ11を用いたガスタービンエンジン1の模擬試験運転は、地下1階B1の消火用通路19に設けた選択弁20を起動指令信号STの入力により開くとともに、三方電磁弁30(図2)に起動指令信号STを与えて始動弁ユニット12を作動させ、エアモータ10を駆動してガスタービンエンジン1が安定に起動されたか否かを判別する。このように、消火設備14の予備窒素ガスボンベ11から窒素ガスをガス供給通
路22に放出してガスタービンエンジン1の起動の模擬運転試験を行えば、並列接続された各消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスが共通のガス通路26を通ってガス供給通路22に確実に供給できる状態に保たれていることが判明するので、このガス供給通路22から分岐している地下1階B1の消火用通路19を含む全ての消火用通路19が、窒素ガスを確実に供給できる状態に保たれていることを確認できる。
換言すれば、消火設備14の消火用窒素ガスボンベ11の窒素ガスを用いたガスタービンエンジン1の起動の模擬試験運転は、消火設備14のテスト確認をも兼ねていることになる。したがって、消火設備14の消火用窒素ガスボンベ11を用いてガスタービンエンジン1の起動の模擬試験運転を1年に2回行うことにより、消火設備14に要求されている1年に2回のテスト確認を省略できるので、消火設備14におけるメンテナンス費用を削減できるとともに、設備管理が容易となる。
ただし、予備ホンベユニット29を備えているので、消火設備14のテスト確認とは別に、独自にガスタービン発電装置EGのメンテナンスを行うために、ガスタービンエンジン1の起動の模擬試験運転を行うこともできる。つまり、消火設備14の予備窒素ガスボンベ11を使用せずに、予備ホンベユニット29のみを使用して、ガスタービンエンジン1の起動テストを行うことができる。
切替弁27は省略してもよい。その場合、火災発生の検知または停電発生の検知のいずれによっても、地階B1の消火用通路19とガス供給通路22の両方に窒素ガスが供給されて、噴射ヘッド18から窒素ガスが噴射されるとともに、前述のとおり、エアモータ10からも窒素ガスが放出されるので、特に地階B1が広い場合に、窒素ガスの充填が迅速になされる利点がある。また、発電パッケージ16内の火災発生に対しても、発電パッケージ16の内外から窒素ガスにより消火できるので、有効である。
図3は第2実施形態を示す。この第2実施形態は、消火設備に併設されるものではなく、例えば、電源車に搭載されて、防災時などに現場に移動して電力を供給するガスタービン発電装置EGであり、図2に示した予備ボンベユニット29と同様なものを、必須のボンベユニット69として備えている。各ボンベユニット69は、不燃性ガスの一種である窒素を貯留した複数の市販のガスボンベ54Aを有しており、すべてのボンベユニット69が、共通のガス供給通路22Aを介して始動弁ユニット12に接続されている。また、電源車にはガスタービンエンジン1の燃料(例えば灯油)も搭載される。
始動にあたっては、ガスタービン発電装置EGの全体を制御するコントローラである制御盤61を手動操作して、この制御盤61から起動指令信号ST1を発生させる。この信号ST1が、始動弁ユニット12の三方電磁弁30と、予め定められた優先順位の最上位にあるボンベユニット69の圧力調整器57とに入力され、三方電磁弁30と使用されるボンベユニット69の圧力調整器57が開いて、始動弁ユニット12が前述の停電発生時と同様に作動することにより、エアモータ10を駆動させる。これにより、減速機8を介してガスタービンエンジン1が起動される。1回目の起動が不成功であった場合、優先順位の2番目以降のボンベユニット69が順次使用されて、2回目以降の起動がなされる。
上記構成において、電源車に搭載されて災害現場、工事現場などに移動したガスタービン発電装置EGは、自身が持つガスボンベ54Aに貯留した窒素ガスによりエアモータ10を駆動することから、大型の空気圧縮機や空気槽のような他の駆動源を必要とすることなく、容易にガスタービンエンジン1を起動することができる。また、使用済みのガスボンベ54Aを交換するだけで済むから、ランニングコストも大幅に低減する。さらに、始動弁ユニット12が、ガスボンベ54Aからの窒素ガスの圧力をエアモータ10の駆動に適した圧力に調圧するので、エアモータ10を円滑に駆動してガスタービンエンジン1を起動することができる。
また、複数の前記ガスボンベ54Aで1回の起動に使用する1つのボンベユニット69が形成されているので、市販の小型で安価なガスボンベ54Aをそのまま使用して、1回の起動に必要な大きなガス容量のボンベユニット69を作製できる。また、1回の起動に使用するボンベユニット69を複数備えているので、ガスタービンエンジン1の複数回の起動を行うことができる。
以上説明した実施形態ではガスタービンエンジン1を用いたが、本発明は、他のエンジン、例えば、ガスエンジン、ディーゼルエンジン、マイクロガスタービンなどによって発電機9を駆動するタイプにも適用できる。
なお、本発明は、以上の実施形態で示した内容に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能であり、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 ガスタービンエンジン
9 発電機
10 エアモータ
11 消火用窒素ガスボンベ(ガスボンベ)
12 始動弁ユニット
14 消火設備
18 噴射ヘッド
19 消火用通路
22 ガス供給通路
29 予備ボンベユニット
54 予備用ガスボンベ
54A ガスボンベ
69 ボンベユニット
EG エンジン発電装置
ST,ST1 起動指令信号

Claims (5)

  1. ガスボンベに貯留した不燃性ガスを噴射して消火を行う消火設備に併設されるエンジン発電装置であって、
    エンジンを起動するエアモータと、
    起動指令により作動して前記ガスボンベからの不燃性ガスを調圧して前記エアモータに供給する始動弁ユニットとを備え、
    前記消火設備における前記ガスボンベから噴射ヘッドへ不燃性ガスを供給する消火用通路に、前記エアモータへのガス供給通路が分岐接続され、
    その分岐点に、前記不燃性ガスを前記消火用通路のみ、前記ガス供給通路のみ、またはこれら両通路に供給するよう切り替える切替弁が設けられているエンジン発電装置。
  2. 請求項1において、前記不燃性ガスが窒素ガスであるエンジン発電装置。
  3. 請求項1または2において、前記始動弁ユニットが前記ガスボンベからの不燃性ガスを減圧するエンジン発電装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項において、発電機室に設置されて、前記エンジン、このエンジンにより駆動される発電機、これらエンジンと発電機とを接続する減速機および前記エアモータを収納した発電パッケージと、
    前記発電パッケージ内を前記発電機室またはこの発電機室が設けられた建造物の外部に選択的に連通させる換気ダクトとを備えたエンジン発電装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項において、前記消火設備とは別に、不燃性ガスを貯留した予備用ガスボンベを備え、複数の前記予備用ガスボンベで前記エンジンの1回の起動に使用する1つの予備ボンベユニットが形成され、複数の前記予備ボンベユニットを備えたエンジン発電装置。
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