JP4840658B2 - ポンプのノズルヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、内容液を収容した容器本体の上端の口筒部に組付けられ、内容液を注出するポンプのノズルヘッドに関するものである。
シャンプー、リンス、ボディソープ、ハンドソープ、さらには化粧液等の内容液を収容した容器に組付けられ、ノズルヘッドを押下げることにより内容液を注出するポンプは、そのノズルヘッドの構造を、ノズル筒を比較的大きく横外方に延出させたものとし、これにより注出された内容液が、直接手のひらに注出されるようにしている。
特開平09−012052号公報
この上記したポンプのノズルヘッドの一般的な構造は、図7に示すように、上面を手による押下げ面としたヘッド本体2の側面に、わずかに湾曲下降しながら横外方に延出するノズル筒3を設け、ヘッド本体2に、上端部にノズル筒3のノズル通路4を開放させたヘッド首筒6と、このヘッド首筒6の中央に位置する弁押さえ片7を垂下設して構成されている。
このノズルヘッド1は、ポンプの主体部分の一部である、ボール弁10を内装したステム9の上端部に、そのヘッド首筒6で密にかつ不動に外嵌組付きし、ノズルヘッド1の押下げに伴うステム9の下降変位により、ボール弁10を開放して内容液を吸い上げ、この吸い上げた内容液を、ノズル筒3を通して、目的とする箇所に注出するものとなっている。
このノズルヘッド1のノズル筒3は、内容液を直接手のひらに注出することができるように、比較的大きな延出長さで成形されているが、具体的には、ノズル筒3の延出端が、容器本体の胴部の外周面の、仮想される延長面に、できるだけ接近することのできる延出長さで成形されている。
なお、ノズルヘッド1に設けられたガイド筒8と、ポンプの主体部分側に設けられた支持筒11との組合せ物は、ノズルヘッド1の昇降変位姿勢を、妄りに傾くことなく、安定して一定に保持するためのものである。
しかしながら、上記した従来技術にあっては、ポンプ操作により内容液を注出した後、ノズル筒3内に内容液の一部が残留して残液eを生じるが、この残液eは、ノズル筒3の延出長さが大きいために、その量が比較的大きく、このためノズル筒3のノズル口5から不正に垂下流出して、汚れの発生等の不都合を生じる、と云う問題があった。
すなわち、ノズル筒3内の内容液の残液eは、このノズル筒3内を略満たした状態で位置しているが、この状態で、ポンプ付き容器に振動による衝撃、若しくは他の物品との接触による衝撃等が与えられると、また雰囲気温度の上昇により膨張すると、ノズル口5から滴状に垂下流出することになる。
また、この不都合を防止するポンプとして、ノズルヘッド1の上昇復帰時に、少量の外気を吸い込む液垂れ防止機能付きのものがあるが、ノズル筒3内に吸込まれた外気が、残液eよりも上流側に位置し、この外気の雰囲気温度の上昇等による熱膨張により、下流側の残液eが押出されて、滴状に垂下流出(図7参照)するおそれがある。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、ノズル筒内における内容液の残液の流動性を、ポンプ操作による注出動作を妨げない範囲で抑えることを技術的課題とし、もってノズル筒内の内容液の残液が、妄りにノズル口から垂下流出するのを防止することを目的とする。
本発明のポンプのノズルヘッドは、ノズル本体の側面に、横外方に延出するノズル筒を設けたものであり、このノズル筒の、少なくとも先端開口部であるノズル口近傍に挿入体を組付け固定したものである。
挿入体は、ポンプ操作による、ノズル筒内における内容液の注出流動動作を妨げないものであると共に、ノズル筒内に残留した内容液の残液との間に、この残液のノズル口からの垂れ落ちを生じさせない程度の付着力を生じさせるものとなっている。
また、挿入体は、ノズル口近傍に位置した先端部を、先細り板片形状とすると共に、ノズル通路を、上下方向または左右方向に斜めに横断する姿勢で、かつ先端がノズル通路の中央よりも下方または一側面側まで延出して位置するものとしている。
挿入体が、内容液の注出動作に支障を与えないものであるので、ポンプによる内容液の注出は、従来通りに円滑に達成される。
この内容液を注出する際に、ノズル口付近に、ノズル通路を横断する姿勢で位置している挿入体の先端部が、先細り形状となっているので、ノズル筒から注出される内容液は、その注出時に挿入体の先端部から受ける抵抗が小さくなり、これにより乱流程度が小さい状態で注出されることになる。
また、挿入体の、上下方向または左右方向に斜めに傾斜した先端部は、その先端を、ノズル通路の中央よりも下方または一側面側まで延出して位置させているので、この先端部がノズル通路内で大きく偏って位置することがなく、これにより通過する内容液に対する先端部からの規制作用に、大きな偏りを生じることがない。
内容液の注出動作後に、ノズル筒内に残留した内容液の残液は、挿入体(ノズル通路面も含む)に対する付着により、その流動性が抑制された状態となっているので、重力の作用および、取扱や他の物品との接触等による多少の外力による衝撃力の作用があっても、挿入体から離れて流動移動することがなく、挿入体との付着状態を維持して、ノズル口から垂れ落ちることがない。
特に、挿入体の先端である、先端部の先端は、ノズル通路の中央よりも下方または一側面側まで延出して位置しているので、この挿入体の先端と、ノズル筒内周面との間隔を一定値以下、すなわちノズル筒の内径の半分以下とすることができ、これによりノズル口付近の残液に対して確実に付着力を作用させることができる。
ノズルヘッドの上昇復帰時に、少量の外気を吸い込む液垂れ防止機能(バックサクション機能)によりノズル筒内に吸引された外気が、挿入体に付着している残液を押し退けて、この残液よりもノズル筒の奥に侵入した場合、この外気が膨張しても、挿入体により残液が保持されている為、残液がノズル口から垂れ落ちるといったことが抑制される。
この挿入体による、ノズル筒内の残液に対する流動性抑制作用の程度は、主として挿入体とノズル通路面との間に形成される隙間と、内容液の粘度とにより決定されるものであるので、挿入体の大きさおよび構造は、ノズル筒内径および内容液の粘度に従って、設計することになる。
本発明の別の手段は、挿入体を、少なくとも1つの波頭部がノズル筒内周面に突き当たる細長波板で構成し、この細長波板を一体設した本体部と、この本体部の基端に一体設され、ヘッド本体内のノズル通路開口縁に係止して、挿入体のノズル筒内からの抜け出しを阻止する係止突片を有する係止部と、本体部の先端に設けられた先端部とから構成する、ことにある。
この挿入体を、本体部と、係止部と、先端部とから構成したものにあっては、本体部の構造が単純となり、また係止部は、その係止突片により、ヘッド本体内のノズル通路開口縁に係止しているので、ノズル筒内に組付いた挿入体の、ノズル口からの抜け出しを強力に阻止し、さらに先端部は、本体部の一部を、そのまま延長させた状態で構成することができる。
また、本発明の別の手段は、挿入体の先端部の先端を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に位置させた、ことにある。
この挿入体の先端部の先端を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に位置させたものにあっては、挿入体の先端部の先端が、ノズル口に充分に近接して位置することになり、これによりノズル口付近に位置する残液に対する挿入体の付着作用が、強力で確実に作用するものとなる。
また、本発明の別の手段は、挿入体の先端部の先端をノズル筒の内周面に接触位置させた、ことにある。
この挿入体の先端部の先端をノズル筒内周面に接触させたものにあっては、挿入体の先端部の先端とノズル筒内周面との間での残液の保持が確実で強力となり、この挿入体の先端部の先端は、ノズル口に最も近く位置するので、ノズル口付近の残液を強力に付着保持する。
また、本発明の別の手段は、挿入体の先端部の前側に、前方に延出した姿勢で、ノズル通路の中央に水平状態で位置する平板片状の整流片を設けた、ことにある。
この挿入体の先端部に整流片を設けたものにあっては、斜めに傾斜した先端部の脇を通過した内容液に対して、整流片が有効な整流作用を及ぼす。
また、本発明の別の手段は、挿入体の先端部の、ノズル通路の中央位置付近よりも先の部分を、前方に延出する姿勢に折り曲げた、ことにある。
この挿入体の先端部の先端側を折り曲げたものにあっては、先端部の先端側部分が、注出される内容液に対して整流作用を及ぼすことになる。
また、本発明の別の手段は、挿入体の先端部の先端を一側面側に延出するものにおいては、挿入体を、少なくとも1つの波頭部がノズル筒内周面に突き当たる細長波板で構成し、この細長波板を一体設した本体部と、この本体部の基端に一体設され、ヘッド本体内のノズル通路開口縁に係止して、挿入体のノズル筒内からの抜け出しを阻止する係止突片を有する係止部と、本体部の先端に設けられた先端部とから構成し、先端部の先端を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に位置させた、ことにある。
この挿入体を、本体部と、係止部と、先端部とから構成し、先端部の先端を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に位置させたものにあっては、ノズル通路の全範囲に亘って、挿入体により残液に対して規制作用を及ぼすことができ、また挿入体の長さ寸法を予め設定しておくことにより、挿入体をノズル筒内に、係止部が係止するまで挿入組付けするだけで、先端部の先端の位置を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に正確に位置させることができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明のノズルヘッドにあっては、内容液の円滑な注出動作を維持したまま、ノズル筒内に残留した内容液の残液の垂れ落ちを確実に防止することができ、これによりポンプを組付けた容器の衛生的で、好ましい使用状態を得ることができる。
残液の垂れ落ち防止は、残液の挿入体に対する付着が維持されている限り、持続されるので、外力の作用に限らず、ノズル筒内に侵入した外気の膨張作用に対しても、確実で強力な残液垂れ落ち阻止動作を得ることができる。
注出される内容液は、挿入体の先端部から受ける抵抗が小さく、乱流程度が小さい状態で注出され、また挿入体の先端部からの規制作用に、大きな偏りがないので、内容液の良好な注出動作を得ることができる。
挿入体を、本体部と、係止部と、先端部とから構成したものにあっては、残液と大きい面積で付着する本体部を、簡単な構成で先端部と一体化することができるので、挿入体の製作が容易であり、またまた係止部の作用により、挿入体のノズル口からの抜け出しを阻止して、挿入体のノズル筒に対する組付きを、簡単な構成で強力に維持することができる。
挿入体の先端部の先端を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に位置させたものにあっては、ノズル口付近に位置する残液に対する挿入体の付着作用が、強力で確実に作用するので、ノズル口付近の残液の垂れ落ちを確実に阻止する。
挿入体の先端部の先端をノズル筒内周面に接触させたものにあっては、ノズル口付近の残液を強力に付着保持するので、残液の垂れ落ちの発生を強力に防止する。
挿入体の先端部に整流片を設けたものにあっては、注出される内容液に対して、整流片が有効な整流作用を及ぼすので、内容液の良好な注出形態を得ることができる。
挿入体の先端部の先端側を折り曲げたものにあっては、先端部の先端側部分が、注出される内容液に対して整流作用を及ぼすので、内容液の良好な注出形態を得ることができる。
以下、本発明の実施形態例を、図1〜図6を参照しながら説明する。なお、図1〜図6において、従来技術を説明した図7に示された符号と同一符号は、同一部分を示すものである。
図示した実施形態例におけるノズルヘッド1は、上面を手による押下げ面としたノズル本体2の側面に、わずかに湾曲下降しながら横外方に延出するノズル筒3を一体設し、ヘッド本体2に、上端部にノズル筒3のノズル通路4を開放させたヘッド首筒6と、このヘッド首筒6の中央に位置する弁押さえ片7を垂下設して構成されている。
このノズルヘッド1は、ポンプの主体部分の一部である、ボール弁10を内装したステム9の上端部に、そのヘッド首筒6で密にかつ不動に外嵌組付きし、ノズルヘッド1の押下げに伴うステム9の下降変位により、ボール弁10を開放して内容液を吸い上げ、この吸い上げた内容液を、ノズル筒3を通して、目的とする箇所に注出するものとなっている。
円筒形状をしたステム9は、ヘッド首筒6に密嵌入する上端部の外周面に、嵌入組付き限位置を設定する段部を形成し、この上端部内周面に、下方に傾斜して縮径した内鍔片を周設することにより弁座面を形成してボール弁10を組付け、この弁座面を形成する内鍔片の上側の内周面に、複数の縦条を設けることにより、ボール弁10で閉鎖されない通路を確保している。
ノズルヘッド1がステム9に組付けられた状態では、ヘッド首筒6に密嵌入したステム9の上端開口部には、垂下姿勢をリブ片で補強された弁押さえ片7の下端縁が位置しており、この弁押さえ片7によりステム9内からボール弁10が抜け出すのを防止している。
なお、ノズル首筒6を囲む形態でヘッド本体2に垂下設されたガイド筒8と、ポンプの主体部分側に設けられた支持筒11との組合せ物は、相互に上下方向に摺動自在に嵌合することにより、ノズルヘッド1の昇降変位姿勢を、妄りに傾くことなく、安定して一定に保持するためのものである。
また、このガイド筒8と支持筒11との組合せ物には、キー構造を利用した回り止め機能部分が設けられているが、これに限るものではなく、必要に応じて設ければよい。
図1は、挿入体12の一つの構成例を組付けた実施形態例を示すもので、挿入体12は、細長波板状の本体部13と、この本体部13の基端に一体設された係止部16と、本体部13の先端に連設された先端部14と、この先端部14の先端に一体設された摘み片19とから構成されている。
本体部13は、細長波板体で構成され、この細長波板体は、少なくとも1つの波頭部におけるその両側端縁を、ノズル筒3の内周面、すなわちノズル通路4の通路面に突き当てる波高で成形されており、また各谷部には、波板形状を保持するための補強片15(図1(b)参照)を、差し渡し状に設けている。
また、複数の波頭部における両側端縁、あるいはすべての波頭部における両側端縁をノズル筒の内周面に接触させても良いし、いずれの複数の波頭部における両側端縁も前記内周面に接触させない構成としても良い。
本体部13の基端に連設された係止部16は、ノズル通路4内からヘッド首筒6内に突出した端部に設けられた係止突片17と、この係止突片17の近傍に設けられて、ノズル通路4の通路面に弾接する押さえ弾片18とを有しており、係止突片17は、ノズル通路4の開口縁に係止して、挿入体12のノズル口5からの抜け出しを阻止しており、押さえ弾片18は、その弾力を、係止突片17をノズル通路4の開口縁に係止させる方向に作用させている。
本体部13の先端に連設された先端部14は、先細り板片形状をして、ノズル通路4を斜めに横断する姿勢で設けられており、図1および図2に示した第一の実施形態例では、ノズル通路4を上から下に横断し、その先端を、ノズル通路の通路面、すなわちノズル筒4の内周面に近接させている。
このように、先端部14は、先細り形状となっているので、図3に示すように、この先端部14の脇を通過する注出内容液は、先端部14による規制を徐々に解かれる状態で注出されることになり、これにより乱流状態となることなく、注出される。
この先端部14の先端に一体設された摘み片19は、挿入体12のノズル筒3への挿入組付けを行ない易くするためのもので、指先で摘み易い板片形状をしており、この摘み片19を指先で摘んで、挿入体12の本体部13および係止部16をノズル口5からノズル筒3内に挿入組付けし、係止部16のノズル通路4の開口縁への係止が達成されたならば、本体部13からもぎ取り分離させる。
図4は、図1および図2に示した先端部14の第一の実施形態例に、整流片20を加えた第二実施形態例を示すもので、整流片20は、先端部14の前側面の、ノズル通路4の中央に水平状態で位置する箇所から、前方に延出して一体に設けられており、この整流片20により、先端部14を通過した内容液の流線を一定に整流している。
図5は、先端部14の第三の実施形態例を示すもので、先端部14の前側略半分部分、すなわちノズル通路4の中央位置よりわずかに下方位置から先の部分を、ノズル通路4の通路方向に沿った姿勢に折り曲げ成形したものである。
この先端部14の第三の実施形態例にあっては、先端部14の前側半分が、ノズル通路4の通路面から離れることになるので、粘度の低い残液eに対する付着保持力が小さくなるが、注出内容液の流線を乱すことが少なくなる。
先端部14は、その姿勢が上下方向に特定されることはなく、例えば、図6に示すように、先端部14を、左右方向に斜めに横断する姿勢として、先端部14とノズル通路4の下側の通路面との間に、比較的大きな隙間が形成されるようにし、これにより粘度の大きい内容液に適用するのが有利となるようにすることも可能である。
この場合、図1に示した実施形態例の挿入体12を、左右いずれかに90°回動変位させた状態となるだけであるので、残液eに対する挿入体12の規制力の作用には、変りがない。
なお、使用されるポンプは、ボール弁付きのものに限定されることはなく、バネ式の合成樹脂製弁等のあらゆる種類のポンプを使用することができる。
は第一実施形態例を示し、(a)は一部破断した全体縦断面図、(b)は挿入体の本体部の要部外観斜視図である。 は、図1に示した実施形態例の、要部を拡大図示した、斜視図である。 は、図1に示した実施形態例の、動作説明用の断面図である。 は、先端部の第二の実施形態例を示す、要部を拡大図示した、斜視図である。 は、先端部の第三の実施形態例を示す、要部を拡大図示した、斜視図である。 は、本発明の、他の実施形態例を示す、要部を拡大図示した、斜視図である。 は、従来例を示す、一部破断した全体縦断面図である。
符号の説明
1 ; ノズルヘッド
2 ; ヘッド本体
3 ; ノズル筒
4 ; ノズル通路
5 ; ノズル口
6 ; ヘッド首筒
7 ; 弁押さえ片
8 ; ガイド筒
9 ; ステム
10; ボール弁
11; 支持筒
12; 挿入体
13; 本体部
14; 先端部
15; 補強片
16; 係止部
17; 係止突片
18; 押さえ弾片
19; 摘み片
20; 整流片
e ; 残液

Claims (8)

  1. ノズル本体の側面に、横外方に延出するノズル筒を設けたノズルヘッドであって、前記ノズル筒内の、少なくとも先端開口部であるノズル口近傍に挿入体を組付け固定し、挿入体の先端部を、先細り板片形状とすると共に、前記ノズル通路を上下方向に斜めに横断する姿勢で、かつ先端がノズル通路の中央よりも下方側まで延出して位置するものとしたポンプのノズルヘッド。
  2. 挿入体を、少なくとも1つの波頭部がノズル筒内周面に突き当たる細長波板で構成し、該細長波板を一体設した本体部と、該本体部の基端に一体設され、ヘッド本体内のノズル通路開口縁に係止して、前記挿入体のノズル筒内からの抜け出しを阻止する係止突片を有する係止部と、前記本体部の先端に設けられた先端部とから構成した請求項1記載のポンプのノズルヘッド。
  3. 挿入体の先端部の先端を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に位置させた請求項1または2記載のポンプのノズルヘッド。
  4. 挿入体の先端部の先端をノズル筒の内周面に接触位置させた請求項1〜3のいずれか1項に記載のポンプのノズルヘッド。
  5. 挿入体の先端部の前側に、前方に延出した姿勢で、前記ノズル通路の中央に水平状態で位置する平板片状の整流片を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のポンプのノズルヘッド。
  6. 挿入体の先端部の、ノズル通路の中央位置付近よりも先の部分を、前方に延出する姿勢に折り曲げた請求項1〜4のいずれか1項に記載のポンプのノズルヘッド。
  7. ノズル本体の側面に、横外方に延出するノズル筒を設けたノズルヘッドであって、前記ノズル筒内の、少なくとも先端開口部であるノズル口近傍に挿入体を組付け固定し、挿入体の先端部を、先細り板片形状とすると共に、前記ノズル通路を左右方向に斜めに横断する姿勢で、かつ先端がノズル通路の中央よりも一側面側まで延出して位置するものとしたポンプのノズルヘッド。
  8. 挿入体を、少なくとも1つの波頭部がノズル筒内周面に突き当たる細長波板で構成し、該細長波板を一体設した本体部と、該本体部の基端に一体設され、ヘッド本体内のノズル通路開口縁に係止して、前記挿入体のノズル筒内からの抜け出しを阻止する係止突片を有する係止部と、前記本体部の先端に設けられた先端部とから構成し、前記先端部の先端を、ノズル口から0〜3mmの範囲内に位置させた請求項7記載のポンプのノズルヘッド。
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